この曲を聴け!
うにぶさんのページ
うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 1751-1800
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53
PAIN OF SALVATION-Linoleum ★★ (2012-02-25 19:00:39)
'09年に出たEP。『ROAD SALT』の予告編みたいな感じで、音づくりや音楽性は『RS』の2枚と同様、'70代的な感触のあるザラついて生々しい年代物サウンドのロック。
古いのか新しいのか、複雑なのか単純なのか、肉体的で逞しくなったのか繊細なのか。どちらとも言えるような言えないようなよーわからん印象。
狭義のプレグレ・メタルの枠には全然当てはまらなくなっていて、過去の彼ら自身の作品ともイメージが違うところが逆に彼ららしいかも。
なんだかんだで結局これもお気に入り作品。彼らは追っていて飽きないなぁ。
日本盤の5曲目はSCORPIONSの「YELLOW RAVEN」のカヴァー。6曲目は「IDIOCRACY」の別ヴァージョン。
PAIN OF SALVATION-One Hour by the Concrete Lake ★★ (2005-11-01 21:33:00)
前作が素晴らしかったので、すごく楽しみにしていたのですが、今作も期待以上の傑作だったので、心底惚れ込んだ思い入れの強いアルバムです。こんなに真剣に聴き込んだアルバムも滅多にないですね。
主に環境汚染をテーマにしたコンセプト・アルバムで、放射能による水資源の汚染、戦争、先住民の問題なんかが取り上げられています。リーダーのダニエルが大学で専攻した内容が元になっているらしいです。
彼らの作品は個と社会の関わりがテーマになるものが多いですが、このアルバムも軍事産業の歯車であることをやめようと決意する、ある男の視点で描かれています。
↑でも嵐盾さんが触れていますが、かつては1時間も曝されれば死亡するほどの放射能で汚染され、コンクリートで埋められた湖(ちなみに現在はそこまでひどくはないみたいです)が、このアルバムのタイトルになってます。
絶望的に暗いんですが、メッセージはポジ
…続き
PAIN OF SALVATION-One Hour by the Concrete Lake-Beyond the Mirror ★★ (2008-02-09 00:31:36)
日本盤ボーナス・トラックです。
いかにも彼ららしい、叙情的でメロディアスな曲。
しかしこれ、16歳で作ったって……ダニエルはどんだけ早熟だったんだか。
PAIN OF SALVATION-One Hour by the Concrete Lake-Part of the Machine: The Big Machine ★ (2008-02-09 00:25:54)
低音から高音までの声の使い方、コーラスの入れ方など、尋常じゃないヴォーカル・ワークが、さすがです。
重々しい曲だし、とっつきにくさはありますが、好きな曲。
PAIN OF SALVATION-Panther ★★★ (2021-01-03 00:42:43)
'20年発表の10thフル・アルバムです(『FALLING HOME』も数えるなら11作目)。
ひねくれた彼らのこと、もちろん今作も、前作からだいぶ趣が変わっています。うーん、恐らく『SCARSICK』が楽しめた人なら比較的受け入れられそうな作風です。リズミカルで風刺的でありつつ内省的で、またメタルじゃなくなってきています。よく聴くと凄まじく凝っていて興味深いけれども、わかりにくい。
相変わらず続いているリズム実験は面白いです。ただ、前作で顕著だったコーラス(ヴォーカル・ハーモニー/リズム)方面での冒険ももうちょっと推し進めてくれていたら更に嬉しかったなー。
ついでに文句を言うなら、こんな豹頭人ジャケ(アートワーク)なら、もうちょっと躍動感のある曲を増やしてほしい。(とはいえ犬の世界に閉じ込められた豹というようなモチーフが社会からの孤絶等を示しているのであれば、鬱々とし
…続き
PAIN OF SALVATION-Remedy Lane ★★ (2005-12-21 23:44:00)
雑誌とかでこのアルバムが、ポップになったとか明るくなったという風に評されているのを読むと、「どこが?」と思ってしまいます。
私にとっては、あまりにも痛々しく辛いアルバムなので、気軽には聴けません。特に子供が無事に生まれるまでの1年近くは、1度も聴けませんでした。
↑で美雪さんもおっしゃってますが、絶望的に暗いとはいえ多少なりとも客観的だった過去作に比べて、主観的な問題を取り上げているために、悲痛度合いが尋常じゃありません。
まあ、実際に流産などの場合、辛いのは男より女性の方だと思うので、歌詞を読んでいると、「あんたもうちょっとしっかりしろよ」と思っちゃったりしますが。
「A TRACE OF BLOOD」「THIS HEART OF MINE(I PLEDGE)」「UNDERTOW」あたりは涙なしには聴けません。
それだけに日本盤ボーナスの「THORN CL
…続き
PAIN OF SALVATION-Remedy Lane Re:visited (Re:mixed & Re:lived) ★★ (2017-10-29 16:01:27)
'02年発表の4thを、リミックス盤とライヴ盤の2枚組に調理し直した、'16年発表の"Re:visited"アルバムです。
リミックスと言っても、エレクトロニカ化しているわけではなく、ミックスをやり直して音の聴こえ具合が変わったくらいの感じです。
「へー、こんな音も入ってたんだ」というような発見もあるけれど、原盤に過度の思い入れのある人には余計かもしれません。音質重視の人は買って損はないかな。
ライヴは、タイトル曲の収録順だけ変わっていますが、ほぼアルバムを再現しています。もちろんアレンジは加えていますし、新メンバーの声で印象がかなり変わった曲も。
ファンとしては音源が増えて嬉しいのですが、オリジナルの新譜が出ないままに焼き直し盤が続けて出たので、ちょっと後ろ向きに感じて買った当時は複雑な心境でした。新作が出た今ではありがたいばかりです。
PAIN OF SALVATION-Remedy Lane-Chapter 2: Undertow ★★★ (2007-04-22 01:13:05)
子供を喪った悲しみに耐えられずに、死なせてくれと泣き叫ぶ曲。
メロディは美しく、とっつきやすいけれど、とてもポップとは言えない精神的な重さ。
PAIN OF SALVATION-Road Salt One ★★★ (2012-02-25 19:21:44)
'10年発表の7thアルバムです。人生という道をテーマにしたコンセプト・アルバム(2枚で完結)ということで、1stからずっと共通して彼らが追及しているテーマとも言えます。人と人(社会)との関わり、人生の痛みに向き合う重み。タイトルからして傷口に塩を連想させ、やはり苦痛・苦悩は常につきまとうバンドなのね、と安心ブランドぶりは健在。
POSなので当然、過去のアルバムから音楽性はガラリと変わっています。予告EP『LINOLEUM』から予想された通りの生々しいロック・アルバム。もはや「メタル」というイメージからは遠く、しかし絶品の「(根暗)ハード・ロック」作品です。1stの段階からごった煮音楽だったので、元からチラチラ示されていた音楽性をアルバムごとに一部を強調して出しているような印象もあります。引き出しの中身を初めに見せておいて、リスナーに分かりやすく改めて開け閉めして示している感じ。
…続き
PAIN OF SALVATION-Road Salt Two ★★★ (2012-02-25 20:03:45)
'11年発表。音楽性はまさしくONEの続編といった印象で、続けて聴くといっそう味わい深いです。(疲れるけれど)
オープニングとエンディングのテーマがあることもあり、「人生」をテーマにした長編映画のようで、前作以上にスケールが大きい感じ。『RS1』ではあまり思わなかったけれど、今作はLED ZEPPELINっぽさも感じました。まあ、ブルース、フォーク(エスニック)の要素があるエモーショナルなハード・ロックとなれば、ZEPPっぽくなるのですが。
2枚ともに「プログレ」的イメージからすると曲が短めで、2~5分くらいの曲ばかりですが、それらが有機的なつながりを持って2枚のアルバムで1つとなる「作品」を見事に形成するあたりは、まさしく「プログレ」的。クラシックの標題音楽を聴くような感覚で聴いています。
結局、POSって過剰なまでの感情表現と暗欝なメロディとわけわかんないけど切ない
…続き
PAIN OF SALVATION-Road Salt Two-Through the Distance ★ (2023-12-30 00:02:55)
「1979」の歌メロを使っているので、対になる曲なのでしょうか。
サイケデリック・ロック的な揺らぎ感が癖になります。
このバンド、たまに聴き返すと変なところで耳が引っかかって、毎度新たな嗜好を掘り出されてしまいます。
常に新鮮。
PAIN OF SALVATION-Scarsick ★★ (2007-04-22 00:44:00)
音楽的には相変わらず新奇な要素を取り入れつつ、彼らならではのミクスチャー・メタルという感じで面白いです。やはり聴けば聴くほど楽しめそう。
『THE PERFECT ELEMENT PART1』の男主人公の方に焦点を当てた続編ということで、歌詞もかなり気になるところです。曲のタイトルなんかもけっこう共通点が。
TVなどのメディアが人々に与える影響についての歌詞が多いですが、こういう題材はけっこう色々なバンドが取り上げていますよね。NELSONの『IMAGINATOR』のコンセプトなんかもそうでした。それからQUEENSRYCHEの『O : M』とも通じるテーマですね。
かなり皮肉や諷刺が効いていますが、『TPE 1』の印象からすると、あの男主人公って、こういう考え方をしそうな人物像だったっけ?と、ちょっと違和感を覚えました。過去の人生にメディアやアメリカ的消費社会の与えた
…続き
PAIN OF SALVATION-Scarsick-Kingdom of Loss ★★ (2008-02-09 00:53:38)
曲調は穏やかで美しいバラードなのに、歌詞は実験的で批判精神旺盛。
このひねくれ具合、さすがです。
PAIN OF SALVATION-Scarsick-Spitfall ★★ (2008-02-09 00:43:33)
この曲を聴いて、改めてラップという表現手法の面白さを再認識しました。
これだけのリリック練るの、大変だったろうなぁ。
いつかサブ・プロジェクトでヒップホップのアルバムとか作ってほしい。革新的なやつを。
PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I ★★ (2005-11-03 17:45:00)
初めに聴いた時は、前2作に比べるとあまり好きになれなかったアルバムでした。今では『BE』までのアルバムの中で最も好きな作品。メロディの美しさが半端じゃないです。
最初、どうしても「IDIOGLOSSIA」冒頭がドリーム・シアターっぽく聴こえて、それが嫌でした。せっかく独自の音を出しているバンドなのに、この曲でフォロワーっぽく見なされてしまうかもしれないのがもったいなくて。でもコンセプト的にこの場所にこの曲調が必要、というのは納得できたし、繰り返し聴いていたら気にならなくなりました。
このアルバムもコンセプトは重く、暴力的虐待を受けて育ち、自らも暴力の中で生きるようになった青年と、性的虐待を受けて育った女性の物語。相変わらず複雑かつ難解で、内容をつかむのが大変です。
虐待などを題材に選ぶと、誰かを断罪するような方向性になりがちですが、そう単純にいかないところが余計に考えさ
…続き
PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I-Chapter I. "As These Two Desolate Worlds Collide": In the Flesh ★★★ (2007-04-22 00:53:51)
肉親による性的虐待がテーマなので、悲痛な雰囲気が強い曲。
親への愛情と、罪の意識、そして子供ゆえに逃れることもできないというラスト。
ダニエルの表現力の高さと、メロディの美しさに泣かされます。
ところで確かYG誌のインタビューで、アコギに聴こえるものも、ほとんどエレキギターでプレイしていると言っていたんですが、この曲終盤のあれもそうなんでしょうか。
弦の震える音がそのまま聴こえてくるような音づくり、凄いなぁ。これでエレキ?
PAINKILLER-Buried Secrets ★★ (2005-12-20 21:18:00)
1stは、ジャケがあまりにも…だったので、買う気になれませんでした。これもよく見ると怖いですが。
kamikoさんの「高貴なセレブSM」という表現が不思議に合っていておかしいですね。最初は苦痛なんだけど、徐々に快楽に変わっていくわけです。
ただのノイズのようでいて、実はけっこう洗練されているのかも。サックスって、けっこう暴力的な楽器なんですね、と思わず感心してしまいます。
理解はしていませんが、楽しんで聴けます。
PANTERA-Cowboys From Hell-Primal Concrete Sledge ★★ (2007-08-19 00:21:27)
グイグイ押してくる圧殺リフが最高です。
PANTERA-Cowboys From Hell-The Art of Shredding ★★ (2008-12-10 20:43:12)
激烈テクニカル・スラッシュって感じですね。
リフとリズムだけでもノックアウトされます。
PANTERA-Far Beyond Driven ★★ (2005-10-31 20:38:00)
重さ、激しさがあまりに気持ち良い、PANTERAのアルバムで最も強烈な1枚です。
曲のキャッチーさ、スピード感では前2作が上だし、精神的な重さは次作の方が上かもしれませんが、問答無用のパワーならこのアルバムが一番。
「STRENGTH BEYOND STRENGTH」には、私もお世話になりました。
邦題のセンスも微笑ましいです。
似たような遅いテンポの曲が多くても、リフが良いので退屈しません。ヘヴィ・グルーヴをお腹いっぱい味わえる激烈音楽の名盤です。
PANTERA-Far Beyond Driven-Strength Beyond Strength ★★★ (2005-11-04 20:24:24)
とんでもなくヘヴィな曲。
大音量で聴きたいです。
個人的に、ストレスの解消、思春期の様々な衝動の昇華に、この曲にはお世話になりました。
癒し系・・・。
PANTERA-Far Beyond Driven-Use My Third Arm ★★★ (2008-12-10 21:01:44)
いやはや激烈極まりない。圧巻。
途中でスロウダウンするところ、かっこいいなぁ。
どんなにヘヴィでも、ただヘヴィなだけでなく、しっかり耳に残って印象的なんですよね。
PANTERA-Official Live: 101 Proof ★★ (2007-08-19 22:30:00)
以前ブート盤を買った時には、音のバランスが悪すぎてちっとも楽しめなかったので、やはりオフィシャル・ライヴ盤の音の良さは格別だなぁとしみじみ感じます。
選曲も多少の不満はあれど、概ね満足。
しかしこれ、ほんとにギター1本ですか? 音、こんなに分厚いのに。恐るべし、ダレル。
おまけのスタジオ録音も、手抜きじゃなく良い曲が入っているのがまた嬉しいですね。
特に「I CAN'T HIDE」はストレートに疾走する正統派メタルという感じで楽しいです。
PANTERA-Reinventing the Steel-We'll Grind That Axe for a Long Time ★★ (2007-08-19 00:10:14)
確かにサビがとてもかっこいーです。耳に残ります。
ヘヴィ・メタルを続けていくという決意表明のような歌詞が、今となっては……。
PANTERA-The Great Southern Trendkill-13 Steps to Nowhere ★★ (2007-08-19 00:26:30)
生々しく剥き出しな感じの音づくり、巻き込んで叩きのめすようなドラム、ドゥーミーなヘヴィ・リフ。
いやもう、お腹いっぱいです。
PANTERA-Vulgar Display of Power ★★ (2008-12-10 20:49:00)
一番好きなのは次作なんですが、最高傑作はどれかと言えば、やはりこのアルバムでしょうね。
不滅のマスターピース。特に頭4曲の素晴らしさには脱帽です。
あと、ジャケはひどいけれど、イメージにはぴったり。
PANTERA-Vulgar Display of Power-A New Level ★★★ (2008-12-10 20:54:31)
なんちゅーリフでしょう。悶絶です。
PANTERA-Vulgar Display of Power-Walk ★★★ (2007-08-19 00:13:48)
タイトルと曲調がこれ以上ないくらいにぴったりはまっていて、センスの良さに脱帽です。
ライヴで聴けたら凄まじく盛り上がっただろうな…。
PAR LINDH PROJECT-Gothic Impressions ★★ (2008-02-08 23:53:00)
'94年発表の1stフルです。
陰鬱なゴシック・メタルを追求したいお年頃の時に見つけたために、それ系を期待して買ったら全然違っていて、外しちゃいました。
しかし大仰なシンフォ・プログレ・バンドなのねと分かって聴けば、それなりに面白い作品でした。ゴシック的なのは確かだし。
各種キーボードを使い分け、生の管弦楽器も用いて、とことん荘厳に盛り上げてくれます。(たまにずっこけそうなアレンジもありますが)
PAR LINDH PROJECT-Gothic Impressions-Green Meadow Lands ★ (2008-02-09 00:01:54)
冒頭のフルートによる幽玄な調べに、別世界へ連れて行かれます。
叙情的な佳曲です。
PARADISE LOST-Believe in Nothing-Fader ★ (2007-05-14 01:06:32)
めっちゃポップでびっくりしました。
メタルでもゴシックでもなくなってますが、これだけ突き抜けてキャッチーな曲をやられたら、否定もできません。
PARADISE LOST-Draconian Times ★★ (2005-11-07 20:54:00)
思わずジャケ買いしたくなるような、妖しいアートワークがまず見事ですね。ゴシック・メタルの名盤というと、真っ先に名前の挙がるアルバムだけに、内容も充実しています。
(1)「ENCHANTMENT」冒頭のピアノが奏でる哀感にまみれた旋律を聴いただけで、完全に暗黒美の世界に引き込まれてしまい、後は陰鬱かつ耽美的な楽曲の数々に酔い痴れれば良いだけ。
ただ単に暗いだけでなく、意外にノリの良い曲が多いので、過剰な絶望感はありません。
ヴォーカルの歌唱力はいまひとつで、吐き捨て型歌唱の際など、時折間が抜けたように聴こえてしまうところが少し残念かも。
日本盤を買うとTHE SISTERS OF MERCYのカヴァー「WALK AWAY」、ドラム・パターンが楽しい「LAID TO WASTE」、けっこうノリノリな「MASTER OF MISRULE」という3曲ボーナス・トラックも楽
…続き
PARADISE LOST-Icon-Christendom ★ (2008-02-27 23:00:17)
イントロや女声の耽美さと、サビでの元気なかけ声のギャップが面白いです。
PARADISE LOST-One Second ★★ (2008-02-27 22:49:00)
ジャケを見るたびに、THE CUREのシングルスのアートワークを思い出します。(雑誌かなんかでも指摘されてた気がするけど)
老人の皺だらけの顔には、ある種の美しさがありますね。そういえばANTHEMもそういうジャケを使ってました。
この辺からメタル外のフィールドへと踏み出したので、ゴシックにデス由来の攻撃性を求める人にはきついかもしれませんが、クオリティは十分なので、細かいことは気にしないという人にはおすすめ。
激しさは抑え目でも、なお過激です。
PARADISE LOST-One Second-Blood of Another ★★ (2008-02-27 22:54:27)
そこはかとなくエロい歌詞に、ちょっと嬉しそうなヴォーカル。
ねじれたラブソング?
PAUL GILBERT-Alligator Farm ★★ (2008-05-26 23:38:00)
勢いとポップさとのバランスが良い、好盤です。3rd。
ジャケもポールらしく、面白くて好き。
弾けっぷり、メロディの良さ、派手なギター・プレイ、明るい雰囲気。みんなひっくるめて魅力的。
PAUL GILBERT-Alligator Farm-Individually Twisted ★★ (2008-05-26 23:41:53)
キャッチーで楽しい。
ギター・ポップ・ロックの名曲です。
PAUL GILBERT-Burning Organ-I Am Satan ★ (2008-06-08 15:00:34)
「1、2、3、4、5、6! 6! 6!!」のカウントで始まり、情けない魔王が女性をくどくユーモラスな歌詞に、ポップなメロディ。
キュートな曲です。
PAUL GILBERT-Flying Dog-Girl Crazy ★★ (2007-08-08 00:22:36)
ポールのキャラにぴったりで、とっても爽やか。
ENUFF Z'NUFFは、どうしてこんな良い曲を発表せずにいたんでしょう。
しかしほんと、よく取り上げてくれました。埋もれさせちゃうにはもったいない曲ですよね。
PAUL GILBERT-King of Clubs ★★ (2005-11-18 22:12:00)
MR.BIG脱退後、'97年発表の1stソロ・アルバムです。MR.BIGの時はバンドとして好きだったし、RACER Xは大好きってわけでもなかったので、このアルバムからポール・ギルバートが好きになりました。
基本的にはギター・ポップとかパワー・ポップと言われる感じの、キャッチーで明快なロック・ソング中心にやってます。
そこにクラシックの曲や、速弾きギター延々20分なんていう無茶な曲が混ぜてあるので、まあアルバムとしちゃ散漫なんですが、とにかくギターを弾くのが大好きでたまらないという雰囲気が全編にあふれていて、楽しいです。
このポップ・センスはやっぱりMR.BIGでは活かし切れないので、脱退は悲しかったけど納得でした。
次作以降のアルバムに比べると、曲がまだ甘いかなとも思うけど、(2)「VINYL」、(7)「BUMBLEBEE」あたりはお気に入り。
PAUL GILBERT-King of Clubs-Vinyl ★★ (2008-06-08 14:53:26)
ポップでたのしー、さいこー。
PAVLOV'S DOG-At the Sound of the Bell ★★ (2008-02-08 23:34:00)
良くも悪くも個性的だった1stと比べると、アクが薄れて聴きやすくなっています。
メロメロなのが聴きたい時は前作ですが、サラッとアメリカン・プログレ・ハードを聴きたいような気分の時は、こちらです。
PAVLOV'S DOG-Pampered Menial-Late November ★★ (2008-02-08 23:41:30)
歌メロも良いですが、バンドの優美な演奏に惚れぼれします。
それぞれの楽器の音づくりも上手いなぁ。
PEARL JAM-No Code ★★ (2009-02-10 20:24:00)
1曲目で音量を上げておくと、2曲目が始まった時にびっくりします。
最初に聴いた時は救いようがないくらいに陰鬱な作品に思えましたが、いま聴くとけっこう色々な表情があるアルバムです。
地味だけど滋味豊か。刺々しいのに優しくて、荒っぽいけど内省的。寄り付き難いくせに愛おしい。
ツンデレ?
PEARL JAM-No Code-I'm Open ★ (2007-08-11 00:42:03)
何がオープンなのか全然わからないくらい、閉塞感を感じます。
どこまでも沈んでいきそう。
PEARL JAM-Ten-Deep ★ (2009-02-02 20:53:25)
振幅が大きく、ドドーンと持っていかれます。
ライヴで轟音で浴びると快感でしょうね。
PEARL JAM-Vitalogy ★★ (2005-11-21 20:39:00)
ドロドロした情念に纏わりつかれる、色々な意味でヘヴィな作品です。聴いていて、とても苦しくなる。
ブックレットの凝りに凝ったつくりといい、プログレのコンセプト・アルバムを髣髴とさせる、アーティスティックなこだわりが濃厚に出ています。
ロックを聴いてスカッとしたいとか、美しいメロディに感動したいと思って手を出すと、あまり楽しめないかもしれません。でもグランジだから聴かないとか言って敬遠するのはもったいない、ロックの傑作。
スカッと暴れられるような曲もあるにはあるんですが、実験的でとっつきにくい曲も多いです。
諷刺も効いていて、でも激しい感情も隠れているような、鬱屈して複雑な作品。
(13)「IMMORTALITY」を聴くと、胸が締めつけられます。
PEARL JAM-Vitalogy-Immortality ★★★ (2009-02-02 20:46:38)
寂しすぎて辛くなるくらい。
心に突き刺さるような曲。
PECCATUM-Lost in Reverie ★★★ (2021-02-28 12:18:09)
暗黒プログレの傑作。これは掛け値なしの名盤です。イーリアルの歌声は前2作より断然魅力的になっています。ピアノ・メロディの美しさも特筆もの。
もしかするとEMPERORやIHSAHNのアルバム群より好きかも。聴くときの気分は選びますが・・・。
2ndまではまだブラック・メタルっぽさの残るクラシカルなゴシックみたいな印象がありましたが、もはや完全に吹っ切れています。ジャンル分けを超越した先鋭的音楽です。
なんだろう・・・TOOLやNINE INCH NAILSやISISを、興味津々で聴いていた時と似た興奮があります。TANGERINE DREAMやKLAUS SCHULZEと比較してもいいかも。暗鬱ヘヴィ・ミュージックの新たな地平を切り拓く実験が実を結んだ瞬間を耳にすることができた、歓喜と戦慄。
どの曲も多様な要素が盛り込まれ、1曲毎に美と恐怖と知的興奮が感情をかき乱
…続き
PENNYWISE-About Time ★★ (2007-05-19 00:10:00)
'95年発表の3rdアルバムです。
速くてキャッチーな曲がいっぱいの、いわゆるメロコアなのですが、これだけ気持ちよく、短くスカッとした曲ばかり聴かせてくれるバンドもそうそういません。
1曲だけ3分台ですが、あとはみんな2分台の曲という潔さ。
このバンドのアルバムは今のところ3枚買いましたが、外れなしというか、どれも同じような内容で裏切りません。
ただただ爽快に突っ走る曲だけ聴きたい時には、最適のバンドです。
歌詞はけっこうメッセージ性もあり、それもまたパンクらしいです。
MyPage