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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 501-550
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COVERDALE・PAGE-Coverdale・page-Take Me for a Little While ★★ (2009-06-03 22:19:11)
なんかこの曲だけ浮いちゃってるような気もしますが、でもやっぱり、じ~んとしちゃうなぁ。泣ける。
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi ★★ (2003-03-10 00:34:00)
『ミディアン』発表後に出た企画盤EPです。とはいえ全10曲入りで、そのうち新曲が6曲とくれば、立派にフル・アルバムとして聴けます。あとはリメイク3曲と、ゴシック界の大物(?)SISTERS OF MERCYのカヴァー(5)「NO TIME TO CRY」です。これも違和感はそれほどなく、流れの中でいいアクセントになっています。
『ミディアン』で見られたストレートなメタル的プロダクションが聴きやすく、『鬼女と野獣』のように緊張を強いられることもないので、かなり聴きやすいです。曲も総じて良いと思います。
実はこの作品が一番好き。
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast ★★ (2003-03-08 01:51:00)
うう…怖すぎです。
クレイドル・オヴ・フィルスと言えば、ブラック・メタルとはいえ悪魔崇拝などの真性の奴らとは違い、エンターテイメント性の高い売れ線バンド…などと思っている人にはこのアルバムを。
メンバーが犯罪に走るようなプリミティヴ・ブラックの奴らのアルバムよりもこっちの方が恐怖を感じます。つくりものの恐怖と言えばそうですが、ホラー映画や小説だってつくりものだけど怖いですからね。
題材が若い娘の生き血を浴びて若さを保とうとしたエリザベス・バソリー(バートリとも言いましたっけか)伯爵夫人ってだけでも震えがきます。しかもアルバム1枚丸ごとそれ。(ボーナス・トラックのカヴァーも拷問器具アイアン・メイデンに引っ掛けた?)
血の浴槽につかってるジャケからしてヤバすぎ。『鬼女と野獣』って題は少し笑えますが…。
美しくも邪悪な雰囲気に満ちた演奏、常軌を逸したダニの多彩で独
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CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast ★★ (2003-03-17 00:28:00)
>ヴィレさん
お~、それは面白そうですね。しかもANATHEMAのカヴァーまで入っているというではないですか。これは買わねば。
そう言えばSISTERS OF MERCYの曲もカヴァーする彼らのこと、ニューウェーヴ系ゴシックの打ち込みビートに抵抗がないなら、テクノ系もいけるわけですよね。これからますます面白いバンドになってくれそう♪
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Thank God for the Suffering ★★ (2007-03-26 00:41:12)
オーケストラのメロディが美しくて好きです。
ダニの多彩な声も楽しめるし、やはり美と醜の対比が強烈。
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace ★★ (2003-03-07 02:52:00)
発売当時ラジオで聴いて一発で気に入って買いに走りました。シンフォニックでドラマティックな楽曲に高速ドラムとクレイジーなわめき声、ちょこっと入る女性Voとの対比…。同時期にDOMINIONも聴いて衝撃を受けていたので、濁声プラス女声ってパターンを求めていたのもありました。
しかし買って冷静に聴くと、メロディや雰囲気は良いんですが、低音が迫力不足で、ダニのわめきは線が細く聴こえたし、あんまり好きになれませんでした。ウオークマンで人に聴かせたら、かっこいいけど歌はいつ始まるの?と言われたが歌は既に始まっていたということも…(^^;
しかし慣れるとしっかり曲の魅力が伝わってきて、今では気に入ってます。
CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave ★★ (2007-09-18 01:03:00)
ヴィレさんのお奨めを受けて、ANATHEMAの「SLEEPLESS」のカヴァーと、テクノ・リミックス曲「PERVERT'S CHURCH」目当てに買いました。
うーん、これはかなりお得な作品ですね。
まずメインである表題曲と、2曲目「OF DARK BLOOD AND FUCKING」が、いかにも彼ららしいドラマティック・ブラックで、音質も良好なのが嬉しいです。
3曲目のMISFITSのカヴァーは、意外性があるし、突っ走って早く終わるので、気分転換に良いです。
「SLEEPLESS」は当然のようにANATHEMAとは別物になっていますが、自分達流にアレンジしていて、違和感はありません。歌詞の対訳が、こちらの方が好みなので、そこが一番嬉しかったり。
表題曲のリミックス「PERVERT'S CHURCH」は、原曲を思い切りぶち壊して、テクノ・インストに変貌させて
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CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave-Perverts Church (from the Cradle to Deprave) ★ (2007-09-18 01:09:35)
言われなければ、絶対にメタル・バンドの曲とは思われないくらい、完全にテクノ化しています。
原曲の「FROM THE CRADLE TO ENSLAVE」の面影は、わずかしか残っていませんね。
でも雰囲気が出ていて、面白い。
いっそアルバム全部リミックスしたりもしてほしいな~。
CRADLE OF FILTH-Midian ★★ (2003-03-10 23:21:00)
前作『鬼女と野獣』の高い評価もあり、金が稼げるバンドになったせいか、このアルバムではサウンドのプロダクションがけっこう向上していて、かなり聴きやすいです。ブラックメタル的にそれが是か非かはともかく、個人的には喜ばしい。
クレイドル・オヴ・フィルスには、薄っぺらでぼやけたブラックメタル的音像よりも、クリアで分厚い音づくりの方が合ってます。
特にドラムがけっこう前面に出てきて、曲の勢いを煽ってくれるのが嬉しいなぁ。ダニの超個性的な変幻自在ヴォイスも、2ndあたりで気になったように線が細くて埋もれちゃうこともなく、しっかり耳に突き刺さってきます。しかしなんて声だ……。
楽曲も正直前作まではみんな同じように聴こえていたのが、メリハリが効いててそれぞれ耳に残ります。けっこう伝統的なヘヴィメタルの影響(特にアイアン・メイデン)が増えているせいもあるかも。
ちょっとキング・ダイ
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CRADLE OF FILTH-V Empire or Dark Faerytales in Phallustein ★★ (2003-03-10 23:13:00)
1stのあと、所属レーベルとの契約解消のために発売されたミニ・アルバムらしいです。とはいえ、紛れもなくCRADLE OF FILTH印のドラマティックな高品質シンフォ・ブラックが楽しめます。
収録してるのは6曲だけですが、アルバム1枚分くらいのヴォリューム感なので、安い分お得な印象。買って損はありません。
でもまあ、正直この時期のいつもの曲とあんまり区別つかないので、アルバム持ってればいらないかな、とも思います。
エロティックなアートワークのために買うのもありですが(笑)。いや、マジな話、エロティシズムも彼らの魅力のひとつですから。あえぎ声が入った曲やアートワークには不快感を覚える女性の方もいらっしゃるかもしれませんが…。
CREAM-Disraeli Gears-Sunshine of Your Love ★★ (2007-07-12 00:57:48)
この曲のヘヴィなリフなんかを聴くと、彼らもHR/HMの元祖のひとつであったということに納得がいきます。
ブラック・サバスの曲だと言われても納得しそうな重さ。
CREAM-Disraeli Gears-Tales of Brave Ulysses ★★ (2024-05-19 20:16:57)
ユリシーズ(オデュッセウス)を取り上げた曲。うーんファンタジーだ。
渋くて重々しくて、やたらかっこいい。
CREED-My Own Prison ★★ (2003-09-21 22:36:00)
1stアルバムです。インディー盤として出たものを、メジャー・レーベルと契約後、リミックスした作品とのことです。グランジ通過後のアメリカン・ロックど真ん中。サウンドガーデンから妖しさを抜いたような印象です。
苦悩する若者の真摯な歌。思春期に聴きたかったかも。
適度にキャッチーで適度にハードエッジ。メタル耳には元気が足りないかもしれないけど、なかなか良いです。
CREED-Weathered-Lullaby ★ (2007-05-16 01:02:15)
素朴で穏やかな曲。
胸にしみます。
CRIMSON GLORY-Crimson Glory ★★ (2003-03-10 23:38:00)
かなりクオリティの高いドラマティックな正統派へヴィ・メタルです。
ジェフ・テイトをさらにヒステリックにさせたようなミッドナイトのハイトーン・ヴォーカルは時々笑っちゃいそうになりますが、上手いのは確か。もうちょっと歌メロが良かったらと思う曲もありますが。
しかしギターの奏でるメロディが素晴らしく、それだけのために買ってもいいくらい。もちろん曲全体が良いんですが。
(3)「HEART OF STEEL」と(4)「AZRAEL」が特に気に入っています。
LOST HORIZONみたいなのが好きな人は気に入ると思います。ただ、曲はミドルテンポ主体で、(5)「MAYDAY」ぐらいしか速くないので、疾走曲が好きな人には微妙かもしれません。でもテンションは高いのでかったるくはないと思います。
歌詞もいかにもメタル。ジャケ裏のメンバー写真はみんな仮面かぶってるし…コテコテで
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CRIMSON GLORY-Transcendence-Masque of the Red Death ★★ (2007-03-04 23:55:24)
リズムが面白いです。弾むようなノリが独特。
リフのメロディも印象的だし、ミッドナイトのシアトリカルなヴォーカルも雰囲気出してます。
歌詞から昔観た前衛的な映画を思い出しました。全身を赤く塗った、死か病の象徴みたいなのが踊る、芸術っぽい映画。
CRISIX-Full HD-Shōnen Fist ★ (2022-12-21 20:22:38)
アニメの必殺技、決め台詞の数々が怪しい日本語と直訳英語で乱舞する珍曲です。
「Bankai」「Pegasus Ryūsei Ken」「Gomu gomu no jet bazooka」等に混じって「Shishi Hōkōdan」なんて取り上げてるとこが微笑ましい。
「Fuzaken janee yo Kisama」が「ふざけんじゃによ きさま」になっているのが惜しいですが、大体聞き取れます。
アルバムの中では曲としてちょっと完成度が落ちますが、ネタ度は抜群です。
CROWBAR-Crowbar ★★ (2003-03-10 00:45:00)
アメリカの激重メタル/ロック・バンドの2ndです。メンバーがPANTERA、CORROSION OF CONFORMITY、EYEHATEGODのメンバーたちと組んでDOWNをやってたりもするので、そっち方面でも有名ですね。
主に影響を受けたバンドとしてBLACK SABBATHとLED ZEPPELINの名前が挙がっていますが、そのLED ZEPPELINの「NO QUARTER」をカヴァーしています。これがまた素晴らしい出来で、苦悩と悲哀に満ちた歌が胸を締めつけます。
サウンドの方はBLACK SABBATHの影響下にあるヘヴィ・リフを中心としたミドル~スローのヘヴィ・ロック。本当に重いし、粘りのある音です。ドゥームとも言えますが、モダン・ヘヴィネスの連中に近い感じですね。ギター・ソロはなしです。
憤怒と絶望、苦悩が滲み出す暴虐音楽は、凄まじい圧迫感をもって空気を震
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CROWBAR-Crowbar-Existence Is Punishment ★ (2007-08-19 23:04:59)
この重さ、暗さはもうドゥームあるいはスラッジと言えるものですね。
ずっしりした質感のドラムが印象的。
CROWN OF THORNS-Lost Cathedral ★★ (2003-03-09 00:14:00)
クラウン・オヴ・ソーンズというバンドは複数いて、このメロディアス・ハードロック・バンドと、彼らに訴えられてバンド名を変えて、今はTHE CROWNと名乗っているデス系(CROWN OF THORNS当時はメロデス?)のバンド、それからハードコアやってるバンドにもいたりします。
私は間抜けにもTHE CROWNの前身バンドを買おうとして間違えて、このアルバムとハードコアの方のやつを買いました。後で気づいたけど、持っていた『炎』誌のアルバムレヴューにこのアルバム載ってたというのに…。
でもまあ、このバンドもなかなかクオリティの高いメロディアス・ロックをやっています。アメリカのバンドでKISSのメンバーと付き合いがあるなんていうと、明るく乾いたロックをやっていそうですが、実は哀愁を帯びた湿ったメロディが主だったりします。ヨーロッパ諸国で支持が厚いというのにも納得。
しかし名曲
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CRYPTA-Echoes of the Soul ★★ (2022-05-05 21:41:38)
発表する時代が30年ほどズレてるんじゃないかと思うくらいのオールドスクール・デスメタルです。
ジャケ、SE、サウンドづくり、曲調(疾走しすぎないのが良い)、デス声(あえてグロウルとは言わない)、どれをとっても微笑ましい。
ギター・ソロがかなりメロディアスではあるのですが、決してメロデスではありません。
ひたすら心地いい、繰り返し聴いてしまうアルバムです。
CRYPTA-Shades of Sorrow ★★ (2024-01-08 18:16:14)
様々な苦痛や悲しみの色合いがテーマということで、前作に比べるとだいぶ暗く情緒的な作品という印象です。
新ギターのジェシカのソロはけっこう泣き泣き系で、前任のソニアとは別方向の古典メタル的要素を感じます。
Edu Falaschiにも参加しているPablo Gregがキーボードでアルバムのイントロ/アウトロ他を切々と演奏していますが、アルバム全体を通して振幅・強弱が大きく、メロディも増量されています。
期待していたのは1stのように素直なオールドスクール・邪悪デスであったため、思っていたのとは違う路線ですが、聴き込むとこれはこれでありそうでない悲哀デスとして優れた逸品。
メロデス化はせず、それでいて叙情的な音楽を奏でて、感情をうまく音楽で表現しています。
CRYPTOPSY-And Then You'll Beg ★★ (2003-03-11 00:13:00)
クリプトプシーはどこまでもやってくれます。うーん、濃い。並のアルバム数枚分の音数が詰め込まれてるみたい。
あんまり複雑で唖然としちゃいます。おなかいっぱい。
今回はエリク・ラングロワのベースがけっこう目立ってる気が。むちゃくちゃかっこいいです。
アルバムのライナーでも触れられてますが、楽曲の疾走感が半端じゃないですね。ストレートに疾走し続けるわけじゃなくて、次々次々場面転換していく感じですが、その目まぐるしさが生むスピード感が物凄い!
彼らの限界はいったいどこにあるんでしょうね?
しっかしこれ、集中して聴くとぐったり疲れる~。(9)「SCREAMS GO UNHEARD」の頭のディジェリドゥ(ブルータル・トゥルースも使ってましたね)が良い気分転換になって、ラストのもう一暴れに突入できるって感じです。
ボーナストラックのライヴもさすがの出来。今度出るライ
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CRYPTOPSY-And Then You'll Beg-Voice of Unreason ★★ (2007-04-28 01:28:39)
グルグルかきまわされるような感じ。
ちょっとファンキーなパートもあったりして面白いです。
3分ない曲とは思えない密度。
CRYPTOPSY-None So Vile ★★ (2003-03-08 23:05:00)
いや~、最高ですね~。
実に爽快なテクニカル・ブルータル・デスメタルです。凄絶なまでの超絶技巧で複雑かつ超高速な演奏が繰り広げられています。本当にテンポが合ってるのかどうかすら判らなくなります。ヴォーカルはもはや人間の言葉とは言い難い歌(歌詞の意味がないじゃん)を聴かせてくれます。
人間がノレる速度を通り越して荒れ狂う嵐のような楽曲を、聴く者はただ浴びることしかできません。(ライヴじゃみんな何に合わせて暴れるんでしょう? このドラムに合わせてヘッドバンギングは絶対無理)
これこそある種頂点を極めた究極的暴虐音楽と言えましょう。クリプトプシーって、初めて聴いた時に笑っちゃう人が多いみたいです。あまりに凄すぎて笑うしかないような、そんな音楽なんですよね。
でもよく聴くと実はけっこうメロディアスでもあります。
唯一の不満はドラムの音づくりかな~。もうちょっと迫力が
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CRYPTOPSY-None So Vile ★★ (2003-04-08 12:47:00)
>アメンボさん
お、お師匠様ですか…(笑)
でも10歳近く年齢が離れてるみたいなんですが、私がアメンボさんの年頃には、聴いてる中で一番激しい音楽がB'zでしたから(^^;
CRYPTOPSYなんてあの頃に聴いたら、理解不能でビビリますよ~。逆に私がお師匠様と呼びたくなります(笑)
CRYPTOPSY-None So Vile-Slit Your Guts ★★ (2008-02-17 14:46:24)
ある意味キャッチーな曲かも。けっこうメロディあるし。
みんなに見せ場もあり、聴いてる方も楽しいデス。
CRYPTOPSY-Whisper Supremacy ★★ (2003-03-10 01:22:00)
クリプトプシーで初めて聴いたのがこのアルバムでした。音の暴虐性に関してはそれほど衝撃は受けませんでしたが、やはりこの複雑怪奇な楽曲と凄まじいドラムは凄いと思いました。
しかし聴いて慣れてくれば慣れるほどに、かえって凄みが増してきます。
最初はやってることがなんだかよく解らなくて、ただ笑って聴いてるしかないような感じですが、細切れで勢いが途切れるように感じた曲の展開が徐々に飲み込めてくると、あまりの緊張感に圧倒されます。
ヴォーカルが前作までのロード・ウォームとは替わり、より人間的な(笑)デス声になっているので、とっつきやすいかも。(2)「COLD HATE, WARM BLOOD」といったメロディアス(?)な人気曲も入ってるし、クリプトプシーを最初に聴くのには最適かもしれません。アートワークも相変わらず美しくも邪悪でよろしいかと。ブックレット裏面の眼が光るメンバー写真は
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CURVED AIR-Second Album-Everdance ★★ (2023-10-07 20:32:27)
うーん、妖しい。
ドタバタ感のあるリズムに、ちょっとかすれた、早口で語るようなソーニャ・クリスティーナの声が乗り、ダリル・ウェイのヴァイオリンが揺らめく不思議メロディで彩っていく。
歌詞も怖いし、踊れそうで踊れなさそうで、なんだか不気味な曲です。
CYNIC-Ascension Codes ★★★ (2022-09-24 21:59:49)
2021年発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
デス・メタルとかロックとかいう枠組にはもはや入らないかもしれませんので、ご注意を。
ジャンル分けに不向きな、わかりやすさを期待しようもない音楽です。
しかしジャンルなどには拘泥せず、美しく独自性の強い音楽を求める人には、得難い宝物でしょう。
ショーン・レイナートもショーン・マローンも亡くなり、残されたポール・マスダヴィルが中心となりつくりあげました。
楽曲の狭間に”魂を昇天させるコード”が盛り込まれたアルバム。言ってみれば「念仏」が混ぜ込まれたような音楽ということですから、反発も生じるでしょう。
当然、「今までのCYNIC」とは異なります。
それでいて「やはりCYNIC」であると頷きたくなるような音楽性です。
好き嫌いは、別れると思います。
個人的には、聴いていると心が安らぎ、泣き
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CYNIC-Carbon Based Anatomy ★★★ (2016-03-20 20:22:50)
ブルガリアン・ヴォイスやアジア・中東などのエスニックな音楽を連想させるところもあって、非常に私好みな方向性にメロメロです。
『RE-TRACED』と並んでお気に入り。(実際、セットで発売されている日本盤を買いました。)
もうメタルなのかロックなのか、マーケット的にどこを狙ってるのかも皆目わかりませんが、CYNICを聴くときは現実逃避したい気分だから、美しい音楽でどこでもないどこかへ連れて行ってもらえれば、それで良いと思えます。
こうやって色々実験して、たくさん傑作をつくってほしいものです。ずっと聴き続けます。
CYNIC-Focus ★★ (2003-03-10 23:29:00)
テクニカル・デスとかプログレ・デスとか言われた時もありましたが、声が一部濁声なだけで全然デスメタルではないので、テクニカルでメロディアスで個性的な音楽として普通に楽しめると思います。
それにしてもこの音楽性、何と言い表わしたらいいのか…比較の対象を探すのが難しい。本当にユニークなバンドです。
浮遊感のあるメロディと複雑なリズム、現実の感情から遊離したかのようなコーラス…やっぱり変だ。
奇跡的な1枚ですね~。これだけで解散しちゃったし。
万人向けではないですが、再発されて幻の名盤じゃなくなったし、買うなら今のうち。プログレ・メタルが好きな人はもちろん、他にない先鋭的(激烈度は低いですが…)な音を求めてる人は是非。
CYNIC-Focus-The Eagle Nature ★★ (2007-04-19 00:07:02)
複雑で奇妙奇天烈なのに、美しい。
確かに恍惚となってしまいそうです。
CYNIC-Kindly Bent to Free Us ★★ (2016-02-28 20:49:21)
1stから2ndへの変化に比べると、今回は前作の延長線上という感じで、衝撃度はさほどでもありませんでした。
が、この彼ら独自の音楽の中毒性は相変わらず。
神秘的なアートワーク、儚いメロディと複雑なリズム、浮世離れした歌に酔い痴れてしまいます。
少し気になったのは、何ヵ所かのギター・ソロがけっこう普通で、夢見心地から醒めてしまうところ。もうちょっと不思議なメロディにしてほしい。
曲展開も、少し普通に「プログレ・メタル」的なときがありますが、もっともっと脱メタルしてくれた方が魅力的になりそう。
期待が大きい分、注文もつけたくなりますが、唯一無二のバンドによる高品質のアルバムです。
CYNIC-Re-traced ★★★ (2013-09-14 22:32:19)
『TRACED IN AIR』も大好きですが、こちらの方が浸れます。もはやメタル要素なんかどうでもいいとさえ思えるようになりました。
過激な実験作とも言えますが、穏やかな非メタル音楽とも言える作風。
何をしても持ち味を保ちつつ、音を聴いているだけで心地よい。
加工されていながらも、より切なさが増し、まどろみに通じる暖かさとやさしさが付加されているようにも感じます。
聴いている間、別世界に連れて行ってくれる。それだけで貴重な作品。手放せない、一生ものの一枚です。
CYPRESS HILL-Black Sunday ★★ (2008-09-28 00:39:00)
おどろおどろしい墓ジャケからメタルCDと間違えて買っちゃいそうな(実際ヘヴィ/ラウド・ロック系の棚に陳列されてることも)、'93年発表の2ndです。
中身はメタルとはかけ離れたヒップホップなんですが、彼らはロックやメタル関連のバンドと共演することが多いので、雰囲気的には相通じるものも。BLACK SABBATHの「THE WIZARD」を使った「I AIN'T GOIN' LIKE THAT」も収録。
ラップしてる内容は過激ですが、曲調や声はけっこうまったりしてるので、メタル耳にはちと辛いかも。これが全米チャート1位で何百万枚も売れたっていうのは、日本人には分かりにくいですね。
ストーナー・ロックとして聴くと楽しい……かも。
CYPRESS HILL-Cypress Hill-How I Could Just Kill a Man ★ (2008-09-28 00:37:58)
たぶんRAGE AGAINST THE MACHINEのカヴァーで知ってる人が多いと思います。あっちを聴いた後だと、オリジナルはかったるく感じられるかな。
でもこれはこれで、雰囲気ヤバめで過激です。ダルいのに緊迫感漂う空気が癖になりそう。
Charged GBH-City Baby Attacked by Rats ★★ (2006-05-01 20:09:00)
確かに爽快です。そして確かに曲の区別がつかない(笑)。
そこがいーんでしょうね。
速くて勢いのあるロックが好きなら楽しめると思います。でもリマスター盤ですら音が悪いので、注意。
Charged GBH-Leather, Bristles, No Survivors and Sick Boys...-Lycanthropy ★ (2007-07-05 22:42:23)
狼男を扱った曲です。
ハードコアのバンドも、こんな歌詞を書くんだなと、ちょっと面白かったです。
Chick Corea-Now He Sings, Now He Sobs ★★★ (2016-05-07 18:24:44)
例えばバド・パウエルやビル・エヴァンス、ソニー・クラークあたりを聴いて、アコースティックの「ピアノ・トリオ」なるもののイメージを固めていたとして、似たようなものを想像してこのアルバムを聴けば、ぶっ飛ぶこと間違いなしです。
この目くるめくスピード感、奔放で枠にはまりきらないエネルギーは、既存のピアノ・トリオの概念をすっかり塗り替えてしまいます。
過激で変幻自在なリズムと瑞々しいピアノのメロディの、奇跡的なバランスによる両立。
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)とロイ・ヘインズ(ドラムス)の圧倒的なパフォーマンスと拮抗する迫力を保ちつつも、チック・コリアが奏でるメロディが清涼感を生み出し、何とも言えず気持ちいいのです。
『A.R.C.』(フリー・ジャズ要素強)や『Akoustic Band』(整合感強)もピアノ・トリオですが、問答無用で興奮させてくれるのは、断然こちら。
Chick Corea-Return to Forever ★★★ (2016-06-05 00:17:04)
名義としてはチック・コリアのソロ作ですが、バンドとしてのReturn to Foreverにとっての1stアルバムとしてもカウントされます。
ジャズらしくない、けれども音楽のイメージを増幅させる効果的なカモメ・ジャケから、通称「カモメ(のチック)」と言われるらしいです。
極太うどん野郎さんのおっしゃる通り、ジャンルを問わず幅広いリスナーに受け入れられる魅力を持った作品。
4曲(メドレーを分ければ5曲)で1枚ということで、1曲が長すぎると尻込みされそうですが、永遠への回帰を謳うこのアルバムは、時間を忘れさせてくれます。
神秘的でラテン風味(ブラジルも含む?)なメロディ、エレピとフルートの音色の温かさ、妖しく超俗的な歌声・・・実はけっこう過激で怖いようなところもあるのに、トータルで感じるのは南国の楽園の穏やかさ。なんて不思議。
いつ聴いても、全く古さを感じさせま
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Cocco-ブーゲンビリア-カウントダウン ★★ (2005-09-27 17:51:43)
学生時代、後輩の女の子が1stシングルだったこの曲を買ってきたのを聴きました。
一発で虜になり、1stアルバムも出てすぐ買いましたが、「男の人がCOCCOが良いって言うのは変」と言われましたね。
まさしく女の情念の歌。
関係ないけど、あるカラオケで「力なく/しなだれて」が「力なくし/なだれて」と間違って書かれてたのには脱力しました。
Concerto grosso per i New Trolls: 2º tempo: Adagio (Shadows) ★★ (2007-07-23 00:58:07)
確かに多少の古臭さは否めませんが、この強烈なメロメロ度合いには、泣かされてしまいます。
歌詞も切ないですね。
Cruelty and the Beast ★★ (2003-03-08 01:51:00)
うう…怖すぎです。
クレイドル・オヴ・フィルスと言えば、ブラック・メタルとはいえ悪魔崇拝などの真性の奴らとは違い、エンターテイメント性の高い売れ線バンド…などと思っている人にはこのアルバムを。
メンバーが犯罪に走るようなプリミティヴ・ブラックの奴らのアルバムよりもこっちの方が恐怖を感じます。つくりものの恐怖と言えばそうですが、ホラー映画や小説だってつくりものだけど怖いですからね。
題材が若い娘の生き血を浴びて若さを保とうとしたエリザベス・バソリー(バートリとも言いましたっけか)伯爵夫人ってだけでも震えがきます。しかもアルバム1枚丸ごとそれ。(ボーナス・トラックのカヴァーも拷問器具アイアン・メイデンに引っ掛けた?)
血の浴槽につかってるジャケからしてヤバすぎ。『鬼女と野獣』って題は少し笑えますが…。
美しくも邪悪な雰囲気に満ちた演奏、常軌を逸したダニの多彩で独
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Cruelty and the Beast ★★ (2003-03-17 00:28:00)
>ヴィレさん
お~、それは面白そうですね。しかもANATHEMAのカヴァーまで入っているというではないですか。これは買わねば。
そう言えばSISTERS OF MERCYの曲もカヴァーする彼らのこと、ニューウェーヴ系ゴシックの打ち込みビートに抵抗がないなら、テクノ系もいけるわけですよね。これからますます面白いバンドになってくれそう♪
D-RIVER-唄殺皆衛門-御奉行の一日 ★ (2008-08-26 19:35:06)
ドゥーミーなヘヴィ・リフが耳に残ります。
高速パートでの歌詞は何を言ってるか聞き取れません。
ちょっとほのぼので変な曲。
DAMAGEPLAN ★★ (2008-12-10 20:33:00)
初めのうちはPANTERAに比べるとさすがにインパクトが弱く感じ、聴く頻度も少なかったのですが、最近聴き直して、かなりはまってきてます。
リフもアイディア満載で、聴けば聴くほど面白い。
2枚目も聴きたかったし、ライヴも観たかったな……。
DAMAGEPLAN-New Found Power ★★ (2007-03-25 23:10:00)
そのうち買おうと後まわしにしていたら、あのニュースを聞いて呆然、あわてて買いました。
しっかりメタルで、高品質ですが、やはりPANTERAほどの思い入れは持てなかったし、最初はパトリックの歌唱が器用だけどそれだけというように感じて好きになれませんでしたが、最近ちょっとずつはまりつつあります。
けっこうスルメな感じのアルバム。
WILKさんもおっしゃってますが、「SAVE ME」みたいな路線を突き詰めて行ったら、面白い存在になっていたと思います。
これからに期待の持てるバンドでした……。
DAMAGEPLAN-New Found Power-Blink of an Eye ★★ (2008-12-10 20:21:50)
新鮮。絶対パンテラじゃやれなかったメロディ、アレンジの曲だと思うけど、上手くはまってます。
決してパンテラの代用品ではなかったこのバンドの可能性を感じさせる曲。
DAMAGEPLAN-New Found Power-Breathing New Life ★★ (2008-12-09 00:08:02)
ヘヴィで、燃えます。
ライヴで聴きたくなるタイプの曲ですね…。
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