この曲を聴け!
うにぶさんのページ
うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 1801-1850
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53
PAUL GILBERT-King of Clubs ★★ (2005-11-18 22:12:00)
MR.BIG脱退後、'97年発表の1stソロ・アルバムです。MR.BIGの時はバンドとして好きだったし、RACER Xは大好きってわけでもなかったので、このアルバムからポール・ギルバートが好きになりました。
基本的にはギター・ポップとかパワー・ポップと言われる感じの、キャッチーで明快なロック・ソング中心にやってます。
そこにクラシックの曲や、速弾きギター延々20分なんていう無茶な曲が混ぜてあるので、まあアルバムとしちゃ散漫なんですが、とにかくギターを弾くのが大好きでたまらないという雰囲気が全編にあふれていて、楽しいです。
このポップ・センスはやっぱりMR.BIGでは活かし切れないので、脱退は悲しかったけど納得でした。
次作以降のアルバムに比べると、曲がまだ甘いかなとも思うけど、(2)「VINYL」、(7)「BUMBLEBEE」あたりはお気に入り。
PAUL GILBERT-King of Clubs-Vinyl ★★ (2008-06-08 14:53:26)
ポップでたのしー、さいこー。
PAVLOV'S DOG-At the Sound of the Bell ★★ (2008-02-08 23:34:00)
良くも悪くも個性的だった1stと比べると、アクが薄れて聴きやすくなっています。
メロメロなのが聴きたい時は前作ですが、サラッとアメリカン・プログレ・ハードを聴きたいような気分の時は、こちらです。
PAVLOV'S DOG-Pampered Menial-Late November ★★ (2008-02-08 23:41:30)
歌メロも良いですが、バンドの優美な演奏に惚れぼれします。
それぞれの楽器の音づくりも上手いなぁ。
PEARL JAM-No Code ★★ (2009-02-10 20:24:00)
1曲目で音量を上げておくと、2曲目が始まった時にびっくりします。
最初に聴いた時は救いようがないくらいに陰鬱な作品に思えましたが、いま聴くとけっこう色々な表情があるアルバムです。
地味だけど滋味豊か。刺々しいのに優しくて、荒っぽいけど内省的。寄り付き難いくせに愛おしい。
ツンデレ?
PEARL JAM-No Code-I'm Open ★ (2007-08-11 00:42:03)
何がオープンなのか全然わからないくらい、閉塞感を感じます。
どこまでも沈んでいきそう。
PEARL JAM-Ten-Deep ★ (2009-02-02 20:53:25)
振幅が大きく、ドドーンと持っていかれます。
ライヴで轟音で浴びると快感でしょうね。
PEARL JAM-Vitalogy ★★ (2005-11-21 20:39:00)
ドロドロした情念に纏わりつかれる、色々な意味でヘヴィな作品です。聴いていて、とても苦しくなる。
ブックレットの凝りに凝ったつくりといい、プログレのコンセプト・アルバムを髣髴とさせる、アーティスティックなこだわりが濃厚に出ています。
ロックを聴いてスカッとしたいとか、美しいメロディに感動したいと思って手を出すと、あまり楽しめないかもしれません。でもグランジだから聴かないとか言って敬遠するのはもったいない、ロックの傑作。
スカッと暴れられるような曲もあるにはあるんですが、実験的でとっつきにくい曲も多いです。
諷刺も効いていて、でも激しい感情も隠れているような、鬱屈して複雑な作品。
(13)「IMMORTALITY」を聴くと、胸が締めつけられます。
PEARL JAM-Vitalogy-Immortality ★★★ (2009-02-02 20:46:38)
寂しすぎて辛くなるくらい。
心に突き刺さるような曲。
PECCATUM-Lost in Reverie ★★★ (2021-02-28 12:18:09)
暗黒プログレの傑作。これは掛け値なしの名盤です。イーリアルの歌声は前2作より断然魅力的になっています。ピアノ・メロディの美しさも特筆もの。
もしかするとEMPERORやIHSAHNのアルバム群より好きかも。聴くときの気分は選びますが・・・。
2ndまではまだブラック・メタルっぽさの残るクラシカルなゴシックみたいな印象がありましたが、もはや完全に吹っ切れています。ジャンル分けを超越した先鋭的音楽です。
なんだろう・・・TOOLやNINE INCH NAILSやISISを、興味津々で聴いていた時と似た興奮があります。TANGERINE DREAMやKLAUS SCHULZEと比較してもいいかも。暗鬱ヘヴィ・ミュージックの新たな地平を切り拓く実験が実を結んだ瞬間を耳にすることができた、歓喜と戦慄。
どの曲も多様な要素が盛り込まれ、1曲毎に美と恐怖と知的興奮が感情をかき乱
…続き
PENNYWISE-About Time ★★ (2007-05-19 00:10:00)
'95年発表の3rdアルバムです。
速くてキャッチーな曲がいっぱいの、いわゆるメロコアなのですが、これだけ気持ちよく、短くスカッとした曲ばかり聴かせてくれるバンドもそうそういません。
1曲だけ3分台ですが、あとはみんな2分台の曲という潔さ。
このバンドのアルバムは今のところ3枚買いましたが、外れなしというか、どれも同じような内容で裏切りません。
ただただ爽快に突っ走る曲だけ聴きたい時には、最適のバンドです。
歌詞はけっこうメッセージ性もあり、それもまたパンクらしいです。
PENNYWISE-Pennywise-Pennywise ★ (2007-05-19 00:15:18)
タイトルからして彼らのテーマ曲か何かなのでしょうか。
ペニーワイズという怖いモンスターについての曲?
けっこうユーモアがありますね。
PERIPHERY-Periphery V: Djent Is Not a Genre ★★ (2023-05-28 20:51:07)
「ジェントはジャンル名じゃないんだからね」というツンデレなタイトルをつけておいて初っ端からDJENTYな曲で始まるさまにニヤニヤが止まらない、'23年の「Ⅴ」なくせに7thアルバムです。
これまでもそうですが単純に一言でなど表現不能なハイブリット音楽であることに変わりはなく、プログメタル/メタルコア/スクリーモ/カオティックハードコア/ニューメタル等のいずれとも言える音楽にジャズ/クラシック/映画音楽/ゲーム音楽/エレクトロニカ的要素をぶち込みながらもキャッチーかつヘヴィに仕上げています。
どの曲も複雑で多様な要素を含んでいるため、反芻して消化するまでに時間を要するのですが、5~6回聴いたあたりから、かなり没入できるようになってきました。
まだ彼らの他のアルバムに勝るほどの出来か否かは評価できませんが、いずれ今後何年にもわたって楽しめるであろう良質の激烈テクニカルメタル
…続き
PERSEFONE-Truth Inside the Shades ★★ (2008-02-17 16:36:00)
まずは幻想的な美麗ジャケに目を奪われます。そしてバンド名がペルセフォネー。ギリシャ神話好きだった者としては、手に取らずにいられません。
基本はメロデスで、そこにゴシック、ブラック、プログレ等の要素も入った、陰鬱美旋律メタル。ジャケに恥じない音楽性で、これは当たりでした。
本作で歌っているギターのカルロスの歌唱は、クリーン・ヴォーカルの声質がOPETHを強く想起させ、味わい深いです。そしてわめきは確かにCOFのダニっぽいとこもありますね。
唐突なデス声疾走パートが邪魔に感じられる部分もあったりはするのですが、全体的には満足のいく作品です。
PERSEFONE-Truth Inside the Shades-Truth Inside the Shades ★★ (2008-02-27 22:23:06)
わはは、こういうの大好きです。
メロメロ・ドラマティック・メタル。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients ★★ (2008-02-27 22:33:00)
'91年という時代を考えると、既にメロディック・デスとも言えるくらいにメロディを導入し、ほとんどプログレ・デスと形容したいほどに凝りまくったアレンジの数々は、実に先鋭的です。
ギター・メロディも美しいですが、キーボード参加のケント・スミス、いい仕事してますね。
実話に基づいたコンセプト・アルバムということで、歌入りの曲の間すべてにインストを挟み込み、かなりドラマティックな構成。
宗教や死をイメージさせる歌詞は、まさしくデス・メタル。
これは傑作です。もっと知名度が高くても不思議ではないバンドですね。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients-Twisted Truth ★★ (2008-02-27 22:40:54)
流麗なツイン・リード・ギターのメロディに酔えます。
デス声がどうしても駄目という人でなければ、様式美ファンにも訴えるはず。
PETER GABRIEL-Peter Gabriel Ⅳ ★★ (2016-11-05 00:13:06)
1~4枚目までは同じ『PETER GABRIEL』というタイトルで出されているソロ作のうち、'82年発表の4thアルバムです。ちなみに私は、番号のないセルフタイトルのCDだから1stだろうと勘違いして買いました。
それまでジェネシスの諸作品や『SO』や『US』といったアルバムを聴いて、ピーター・ゲイブリエルはあんまりピンと来ないなーと思っていました。しかしこのアルバムが中古で安かったのでダメもとで聴いてみたところ、ガツンとやられました。
(1)「The Rhythm of the Heat」のトライバル・リズムの躍動感や緊迫感あふれるアレンジ、(2)「San Jacinto」の効果的なシンセや感動的な歌メロには初聴時からノックアウトされました。
ワールドミュージックへの傾倒や当時最先端のシンセサイザーの導入という要素が強く表れた実験的作風でありながらも、メロディとのバラ
…続き
PFM-PHOTOS OF GHOSTS-OLD RAIN ★ (2008-02-02 17:42:55)
しっとりしたインストゥルメンタル曲です。
穏やかで地味ですが、好き。
PHANTOM-Cyberchrist ★★ (2006-07-30 20:54:00)
非常にアレなジャケを見て、「B級メタル・バンドに違いない」と思って買いました。'93年発表の3rdアルバムらしいです。
中身に関してはそれほど期待せずに聴いたのですが、これが超強烈なJUDAS PRIEST系正統派メタルで、びっくりしちゃいました。
ヴォーカルのハイトーン・シャウトにしても、ギターの攻撃的かつ重厚なリフと切れのあるソロにしても、リズム隊の重々しい響きにしても、これはまさしく一級品。
ルックスだって悪くないし、なんでこんなバンドが無名でいたのかが分からないです。
お気に入りは気持ち良く疾走する(10)「PREYING WITH THE MANTIS」とミドル・テンポで威厳に満ちた(11)「LAST MAN STANDING」ですが、全曲素晴らしい。
これぞメタル。硬派でパワフルなヘヴィ・メタルが好きな人は買いです。
PINK CREAM 69-Pink Cream 69 ★★ (2006-07-24 23:07:00)
2ndの方がメジャー感があるし、デヴィッド・リードマン加入後の方がバンドとしてのレベルは上だと思いますが、どれが一番好きかといえば、この1stです。
哀愁のメロディ満載で、このアルバムとソロの1stこそが、哀メロ・メイカーとしてのアンディ・デリスの真骨頂だと思います。
アンディ作じゃないけどボーナス・トラックのおふざけナンバー「WHITE MEN DO NO REGGAE」も楽しくて好きです。
PINK FLOYD-The Dark Side of the Moon ★★ (2006-08-22 20:02:00)
たしか10年以上前に、深夜放送で「THE DARK SIDE OF THE MOON」というタイトルのSF映画を観た記憶があります。
月の裏側でバミューダ・トライアングルのように宇宙船が行方不明になり、そこへ向かった宇宙船の乗組員たちが、次々に腹部を三角形にえぐられた姿で見つかり……というB級ホラー作品でした。
当時はアルバムはまだ聴いてなかったんですが、ジャケには見覚えがあったので、「おいおい」と心の中で突っ込みを入れてしまいました。
この作品を聴くたびに、あの映画を思い出してしまいます。
ところでこのアルバムって、けっこうテクノ方面にも影響を与えていそうですよね。トリップ感覚やサンプリングSEの使用とか、アンビエントを聴いているみたい。
メタル耳で聴こうとするとかったるくてストレスがたまってくるし、じっくり落ち着きたい気分のときに聴いています。
心
…続き
PINK FLOYD-The Dark Side of the Moon-Money ★★ (2008-01-31 19:42:22)
表現の仕方が面白いです。
アルバムの中でも気分転換になって、印象的な曲。
PINK FLOYD-The Wall-DON'T LEAVE ME NOW ★ (2007-02-24 13:31:32)
哀れっぽさがうまく出ています。
それにしても憂鬱な曲の多いアルバムだなぁ(ストーリー的に当然ですが)。
PITCHSHIFTER-Desensitized ★★ (2007-11-29 01:23:00)
針刺しジャケが痛い、'93年発表の2ndフル・アルバムです。
英国産インダストリアル・メタルで、当時はイヤー・エイク所属ということで、やはりGODFLESHの影響を感じさせます。
最近の垢抜けたサウンドからはかけ離れていて、この頃はひたすらヘヴィでシリアス。
たまにアップ・テンポの曲も入りますが、ほぼミドル・テンポの反復リズムが主体で、メロディもほとんどなしという、耐性のない人には拷問のような音楽性です。
4th以降のキャッチーさも好きですが、この頃の彼らもかっこいい。
PITCHSHIFTER-Deviant-Forget the Facts ★ (2007-12-01 22:51:25)
ニュー・メタル的な歌唱や哀愁メロディも導入され、ますます(当時の)時代性を取り入れてますという感じ。
しかしこれだけちゃんとメロディがつくれるんだから、やはり作曲能力も高いバンドなんだなぁ。
歌詞も英国のバンドらしく、皮肉が効いてて良いです。
PITCHSHIFTER-Infotainment?-Hangar 84 ★ (2007-12-01 23:03:04)
'95年の段階で、リミックスでもなしにアルバム収録曲としてジャングル/ドラムンベースを録音したメタル系バンドって、世界的に見てもほとんどいなかったんじゃないでしょうか。
曲としては、まあ普通の曲ですが、時代を考えればあまりに先鋭的。
PITCHSHIFTER-www.pitchshifter.com ★★ (2007-11-29 01:47:00)
ふざけたタイトルと怪しいジャケが印象的な、'98年発表の4thフルです。ここからゲフィン移籍ででメジャー・バンドに。
2nd~リミックス盤~3rdと、けっこう変化はしてきたものの、ここでの変貌ぶりは驚異的でした。
リズムやメロディの表現が一気に多彩になり、何より吐き捨て怒号タイプだった歌唱が、ぐっととっつきやすい「歌」になり、とってもキャッチーに。
ブレイクビーツ/ドラムン・ベースも大幅に取り入れ、まあぶっちゃけTHE PRODIGYのバカ売れしてた3rdの影響大という感じなんですが、それでもヘヴィ・ロック側でこれだけリズムを面白く使えた例は稀有だと思います。
時代に上手く乗った、モダン・ヘヴィ・ミュージックの傑作のひとつと言える作品です。
PITCHSHIFTER-www.pitchshifter.com-Please Sir ★★ (2007-11-29 01:57:46)
ひねりの効いた歌詞に、ひねりの効いたリズム、効果的な音づかいにキャッチーなメロディ。
適度な疾走感と刺激が気持ちいい、完成度の高い曲です。
PLANET X-MoonBabies-MoonBabies ★ (2008-05-02 22:58:43)
ド派手な超絶テク合戦。悶絶ですね。
PLEYMO-Episode 2: Medecine Cake-New Wave ★ (2008-11-07 19:47:36)
キャッチーで、激しいパートもどこかユーモラスな感じがして面白いです。
ヴォーカルがちょっと情けない声なのも個性的。フランスっぽい発音がなんか楽しいです。
POISON-Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-11-22 21:27:00)
妄想をかきたてる邦題に一票。ジャケはちょっと…。
明るく楽しくエッチい曲が多く入ってるのが良いですね。たまにこういう健全なロックを聴きたくなります。
(4)「GOOD LOVE」とか(6)「LOOK BUT YOU CAN'T TOUCH」のおバカな雰囲気が好きです。
POSSESSED-Seven Churches-Pentagram ★★ (2022-06-04 20:53:58)
初っ端からやりすぎな雰囲気づくり、決して予測できないイっちゃった曲展開、危なっかしすぎる演奏。
なんというスリルと邪悪さ! これぞロックだ!
POWER QUEST-Master of Illusion-Kings of Eternity ★★ (2023-11-23 20:41:56)
日本語を乗せても歌えそうな、このポップな歌メロがツボです。
爽やかだー。
POWER-Justice of Fire ★★ (2007-10-12 23:48:00)
ダニエル・L・ダレイなるギタリストを中心としたクラシカル・パワー・メタル・バンドの、'95(94?)年発表のアルバムです。たぶん1st。
あまり良い評判を聞かないアルバムで、「死にたくなるような駄作」スレで、けんしょーさんが「へにょ。」であると評していたのを見て、興味を持ちました。
まず炎の中に安っぽすぎるロゴでバンド名が描かれたジャケで、ワクワクさせられます。
アルバム冒頭、荘厳なインスト「序章:ヨハネの黙示録」から「超時空戦士」への流れで、調子っ外れなヴォーカルが入った瞬間、ずっこけます。(ちなみに歌ってるのはHADES、WATCHTOWER、NON-FICTION、SEVEN WITCHESの、アラン・テッシオ)
しかし、どんなC級メタルかと思って聴くと、全体的には意外に高品質のネオ・クラシカル系パワー・メタルだったりします。
ヒステリックなハイトーン
…続き
POWER-Justice of Fire-Deciever of Truth ★ (2007-10-12 23:52:09)
パワフルなハイトーン・ヴォーカルが炸裂する、ミドル・テンポのパワー・メタル。
ミドル・テンポと言っても2バスはドコドコ鳴ってるし、押せ押せの曲です。
PRAXIS-Metatron-Warcraft (Bruce Lee's Black Hour of Chaos) ★ (2008-02-12 00:15:56)
タイトルにあるように、ブルース・リーっぽいというかカンフーっぽい曲。発想がウー・タン・クランみたいですね。
バケットヘッドが弾きまくってます。
PRAXIS-Sacrifist ★★ (2005-12-20 21:01:00)
ビル・ラズウェルの前衛プロジェクトの'93年発表の2ndアルバムです。1st、3rdと比べると、激しさは一番でしょうか。とっつきやすさは1stの方が上ですが、メンバーが豪華なのでこっちの方がおすすめです。
ミック・ハリスの激速ドラムだの山塚アイのえぐいシャウト、ジョン・ゾーンの生み出すノイズが鼓膜に痛いです。
プログレにファンクやダブ、メタルにハードコアにフリー・ジャズ、何でもありの世界です。バケットヘッドやボアダムスやペインキラーとかが好きな人には楽しい作品のはず。
PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Lovers to the Grave ★★ (2007-06-21 00:13:39)
ゴシック系のバンドがカヴァーしたら、はまるだろうなぁと思うくらい、歌詞が鬱ですね。
曲はもう哀メロの嵐で、1stからこんなに完成度の高い曲をつくっていたというのは驚嘆に値します。
このアルバムでは最も哀愁を感じさせる曲です。
PRAYING MANTIS-To the Power of Ten ★★ (2006-08-08 20:09:00)
もちろん彼らの傑作といえば『A CRY FOR THE NEW WORLD』や『TIME TELLS NO LIES』といった泣きメロ満載のアルバムであるわけですが、ちょっと本筋から外れたこのアルバムも捨て難いのです。
らしくないいくつかの曲がアルバムを散漫にし、ヴォーカルが評判の悪いゲイリー・バーデンということで、ファンには辛い作品かもしれません。
でもどうしても憎めない。いやそれどころか、実はPRAYING MANTISのアルバムでは最も聴く回数の多い作品だったりします。
ずーっとマンティス節じゃ飽きちゃうところを、雰囲気の違う曲がほど良く気分転換させてくれるせいでしょうか。
PRETTY MAIDS-Sin-Decade ★★ (2005-12-15 23:21:00)
ラジオで聴いた「PLEASE DON'T LEAVE ME」があまりに素晴らしくて、翌日すぐに買いに行きました。
そしたらもう、1曲目から最後まで、どこもかしこも良い曲ばっかりで、バンド名の先入観から買わずにいたことを反省しました。「こんなすごいメタル・バンドがいたのか!」って思いました。
いつの間にか彼らのアルバムは10枚くらい買ってましたが、何枚か聴くと、どれも高品質ではあるけれど、ちょっとワン・パターンで物足りなく感じちゃうんですよね…。でもこのアルバムはいつ聴いても興奮させられます。
硬軟取り混ぜ、ミドル・テンポの曲も疾走曲も、メタルもハード・ロックも良いとこ取りの、メロディアスな良い曲が詰まった名盤です。
PRETTY MAIDS-Spooked-Twisted ★★ (2007-03-02 23:57:19)
これぞPRETTY MAIDSという印象の疾走曲。
メロディの質、アレンジの的確さは、さすがとしか言いようがありません。
胸を熱くさせてくれる名曲です。
PRIDE & GLORY-Pride & Glory ★★ (2007-07-03 00:44:00)
サザン・ロックとかカントリーというものを、ほとんどまともに聴いたことがないので、なんとなくそれっぽいということしか分からないのですが、漠然と思い浮かぶ「米国南部のロック」そのものです。
土臭くて、渋くて、良い意味でルーズ。
それなりに幅広い楽曲が収められているので飽きずに聴けますが、メタル耳にはちょっと厳しいかもしれません。
骨太で豪快な曲も多いですが、哀愁の感じられる淋しくなるような曲も入っています。
西部劇を観た後で、酔っぱらいながら聴いたら気持ち良さそうなアルバムです。
PRIDE & GLORY-Pride & Glory-Harvester of Pain ★★ (2007-07-03 00:36:40)
歌詞やメロディに滲み出る苦渋や哀愁といったものが、この声と演奏で表現されると、やたらにかっこいいですね。
ギター・ソロも印象的です。
PRIMAL FEAR-Devil's Ground-Metal Is Forever ★★ (2017-04-09 23:20:10)
メタル愛が足りていないなと思ったときに聴きたくなる1曲です。
実に清々しい。
PRIMAL FEAR-Jaws of Death-Church of Blood ★ (2007-03-02 23:51:12)
ヘヴィ・メタルらしいヘヴィ・メタルです。これぞ正統派。
PRIMAL FEAR-Primal Fear ★★ (2006-08-04 23:53:00)
GAMMA RAY時代のラルフ・シーパースには、さほど思い入れはなかったのですが、PRIMAL FEARになってからは、その強力な歌声にしびれました。
(11)「RUNNING IN THE DUST」でのシャウトなんてもう、鬼ですね。
このアルバムではまだジャーマン臭さが強く残っているのと、「SPEED KING」のカヴァーが中途半端な位置に入っていたりするなど不満も多少ありますが、これだけ骨太にメタルらしいメタルを叩きつけてくれたら、1stとしては文句なしです。
PRIMUS-Tales From the Punchbowl-Wynona’s Big Brown Beaver ★ (2008-01-26 15:10:59)
ベースのデカい音が気持ちいいです。
歪んだユーモアを感じる曲。
PRONG-Beg to Differ ★★ (2005-10-21 19:15:00)
いわゆる90'sヘヴィネスの旗手のひとつに数えられるであろう個性派バンド、プロングの'90年発表の2ndフル・アルバム(通算3作目)にして、メジャー・デビュー作です。
後のアルバムで聴けるインダストリアルっぽさはほとんどなく、ハードコアとスラッシュ・メタルの要素が融合した感じの音楽になってます。
疾走曲は少なく、ミドル~アップ・テンポの楽曲が主です。余分な贅肉を削ぎ落としたような、ストイックな音づくりが気持ち良い。
吐き捨て型のどこか醒めたようなヴォーカル、かっちりした重いギター・リフ(たまにソロも入ります)、タイトなリズム隊。このアルバムの音、一番近さを感じるのは、ヘルメットのサウンドですね。
メロディアスではないし、スカッと爆走するわけでもないのに、全くダレずに聴けるのは、ドラムのタメの効いた演奏があまりに気持ち良いのと、リフが不思議にキャッチーなせいでしょう
…続き
PRONG-Cleansing ★★ (2005-10-21 20:13:00)
'94年('93年?)発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
フォークと目玉(これは魚?)なジャケが妙に怖いです。そう言えば彼らのバンド名は、フォークの刃を意味してるんでしたっけ?
前作『PROVE YOU WRONG』で加入したベースのトロイが脱退し、KILLING JOKEのポール・レイヴンがヘルプで参加。
前作と比べ、サウンド(特にギターの音)が劇的に変化し、しかも曲毎にけっこうカラーが違います。超高密度な重低音、まさにモダンなヘヴィネスっていう音。こういうのを「ヘヴィ・メタル」という言葉に当てはめたい。
歪み切っている音なのに不思議に整合感も感じたりします。クーカイさんの「頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような」という表現が何だかしっくりくるような、奇妙な感触です。
どんなにヘヴィにしても、実験的で幅広い曲を演っても、相変わらずのPRONG節的キャ
…続き
MyPage