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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 1801-1850
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PENNYWISE-Pennywise-Pennywise ★ (2007-05-19 00:15:18)
タイトルからして彼らのテーマ曲か何かなのでしょうか。
ペニーワイズという怖いモンスターについての曲?
けっこうユーモアがありますね。
PERIPHERY-Periphery V: Djent Is Not a Genre ★★ (2023-05-28 20:51:07)
「ジェントはジャンル名じゃないんだからね」というツンデレなタイトルをつけておいて初っ端からDJENTYな曲で始まるさまにニヤニヤが止まらない、'23年の「Ⅴ」なくせに7thアルバムです。
これまでもそうですが単純に一言でなど表現不能なハイブリット音楽であることに変わりはなく、プログメタル/メタルコア/スクリーモ/カオティックハードコア/ニューメタル等のいずれとも言える音楽にジャズ/クラシック/映画音楽/ゲーム音楽/エレクトロニカ的要素をぶち込みながらもキャッチーかつヘヴィに仕上げています。
どの曲も複雑で多様な要素を含んでいるため、反芻して消化するまでに時間を要するのですが、5~6回聴いたあたりから、かなり没入できるようになってきました。
まだ彼らの他のアルバムに勝るほどの出来か否かは評価できませんが、いずれ今後何年にもわたって楽しめるであろう良質の激烈テクニカルメタル
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PERSEFONE-Truth Inside the Shades ★★ (2008-02-17 16:36:00)
まずは幻想的な美麗ジャケに目を奪われます。そしてバンド名がペルセフォネー。ギリシャ神話好きだった者としては、手に取らずにいられません。
基本はメロデスで、そこにゴシック、ブラック、プログレ等の要素も入った、陰鬱美旋律メタル。ジャケに恥じない音楽性で、これは当たりでした。
本作で歌っているギターのカルロスの歌唱は、クリーン・ヴォーカルの声質がOPETHを強く想起させ、味わい深いです。そしてわめきは確かにCOFのダニっぽいとこもありますね。
唐突なデス声疾走パートが邪魔に感じられる部分もあったりはするのですが、全体的には満足のいく作品です。
PERSEFONE-Truth Inside the Shades-Truth Inside the Shades ★★ (2008-02-27 22:23:06)
わはは、こういうの大好きです。
メロメロ・ドラマティック・メタル。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients ★★ (2008-02-27 22:33:00)
'91年という時代を考えると、既にメロディック・デスとも言えるくらいにメロディを導入し、ほとんどプログレ・デスと形容したいほどに凝りまくったアレンジの数々は、実に先鋭的です。
ギター・メロディも美しいですが、キーボード参加のケント・スミス、いい仕事してますね。
実話に基づいたコンセプト・アルバムということで、歌入りの曲の間すべてにインストを挟み込み、かなりドラマティックな構成。
宗教や死をイメージさせる歌詞は、まさしくデス・メタル。
これは傑作です。もっと知名度が高くても不思議ではないバンドですね。
PESTILENCE-Testimony of the Ancients-Twisted Truth ★★ (2008-02-27 22:40:54)
流麗なツイン・リード・ギターのメロディに酔えます。
デス声がどうしても駄目という人でなければ、様式美ファンにも訴えるはず。
PETER GABRIEL-Peter Gabriel Ⅳ ★★ (2016-11-05 00:13:06)
1~4枚目までは同じ『PETER GABRIEL』というタイトルで出されているソロ作のうち、'82年発表の4thアルバムです。ちなみに私は、番号のないセルフタイトルのCDだから1stだろうと勘違いして買いました。
それまでジェネシスの諸作品や『SO』や『US』といったアルバムを聴いて、ピーター・ゲイブリエルはあんまりピンと来ないなーと思っていました。しかしこのアルバムが中古で安かったのでダメもとで聴いてみたところ、ガツンとやられました。
(1)「The Rhythm of the Heat」のトライバル・リズムの躍動感や緊迫感あふれるアレンジ、(2)「San Jacinto」の効果的なシンセや感動的な歌メロには初聴時からノックアウトされました。
ワールドミュージックへの傾倒や当時最先端のシンセサイザーの導入という要素が強く表れた実験的作風でありながらも、メロディとのバラ
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PFM-PHOTOS OF GHOSTS-OLD RAIN ★ (2008-02-02 17:42:55)
しっとりしたインストゥルメンタル曲です。
穏やかで地味ですが、好き。
PHANTOM-Cyberchrist ★★ (2006-07-30 20:54:00)
非常にアレなジャケを見て、「B級メタル・バンドに違いない」と思って買いました。'93年発表の3rdアルバムらしいです。
中身に関してはそれほど期待せずに聴いたのですが、これが超強烈なJUDAS PRIEST系正統派メタルで、びっくりしちゃいました。
ヴォーカルのハイトーン・シャウトにしても、ギターの攻撃的かつ重厚なリフと切れのあるソロにしても、リズム隊の重々しい響きにしても、これはまさしく一級品。
ルックスだって悪くないし、なんでこんなバンドが無名でいたのかが分からないです。
お気に入りは気持ち良く疾走する(10)「PREYING WITH THE MANTIS」とミドル・テンポで威厳に満ちた(11)「LAST MAN STANDING」ですが、全曲素晴らしい。
これぞメタル。硬派でパワフルなヘヴィ・メタルが好きな人は買いです。
PINK CREAM 69-Pink Cream 69 ★★ (2006-07-24 23:07:00)
2ndの方がメジャー感があるし、デヴィッド・リードマン加入後の方がバンドとしてのレベルは上だと思いますが、どれが一番好きかといえば、この1stです。
哀愁のメロディ満載で、このアルバムとソロの1stこそが、哀メロ・メイカーとしてのアンディ・デリスの真骨頂だと思います。
アンディ作じゃないけどボーナス・トラックのおふざけナンバー「WHITE MEN DO NO REGGAE」も楽しくて好きです。
PINK FLOYD-The Dark Side of the Moon ★★ (2006-08-22 20:02:00)
たしか10年以上前に、深夜放送で「THE DARK SIDE OF THE MOON」というタイトルのSF映画を観た記憶があります。
月の裏側でバミューダ・トライアングルのように宇宙船が行方不明になり、そこへ向かった宇宙船の乗組員たちが、次々に腹部を三角形にえぐられた姿で見つかり……というB級ホラー作品でした。
当時はアルバムはまだ聴いてなかったんですが、ジャケには見覚えがあったので、「おいおい」と心の中で突っ込みを入れてしまいました。
この作品を聴くたびに、あの映画を思い出してしまいます。
ところでこのアルバムって、けっこうテクノ方面にも影響を与えていそうですよね。トリップ感覚やサンプリングSEの使用とか、アンビエントを聴いているみたい。
メタル耳で聴こうとするとかったるくてストレスがたまってくるし、じっくり落ち着きたい気分のときに聴いています。
心
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PINK FLOYD-The Dark Side of the Moon-Money ★★ (2008-01-31 19:42:22)
表現の仕方が面白いです。
アルバムの中でも気分転換になって、印象的な曲。
PINK FLOYD-The Wall-DON'T LEAVE ME NOW ★ (2007-02-24 13:31:32)
哀れっぽさがうまく出ています。
それにしても憂鬱な曲の多いアルバムだなぁ(ストーリー的に当然ですが)。
PITCHSHIFTER-Desensitized ★★ (2007-11-29 01:23:00)
針刺しジャケが痛い、'93年発表の2ndフル・アルバムです。
英国産インダストリアル・メタルで、当時はイヤー・エイク所属ということで、やはりGODFLESHの影響を感じさせます。
最近の垢抜けたサウンドからはかけ離れていて、この頃はひたすらヘヴィでシリアス。
たまにアップ・テンポの曲も入りますが、ほぼミドル・テンポの反復リズムが主体で、メロディもほとんどなしという、耐性のない人には拷問のような音楽性です。
4th以降のキャッチーさも好きですが、この頃の彼らもかっこいい。
PITCHSHIFTER-Deviant-Forget the Facts ★ (2007-12-01 22:51:25)
ニュー・メタル的な歌唱や哀愁メロディも導入され、ますます(当時の)時代性を取り入れてますという感じ。
しかしこれだけちゃんとメロディがつくれるんだから、やはり作曲能力も高いバンドなんだなぁ。
歌詞も英国のバンドらしく、皮肉が効いてて良いです。
PITCHSHIFTER-Infotainment?-Hangar 84 ★ (2007-12-01 23:03:04)
'95年の段階で、リミックスでもなしにアルバム収録曲としてジャングル/ドラムンベースを録音したメタル系バンドって、世界的に見てもほとんどいなかったんじゃないでしょうか。
曲としては、まあ普通の曲ですが、時代を考えればあまりに先鋭的。
PITCHSHIFTER-www.pitchshifter.com ★★ (2007-11-29 01:47:00)
ふざけたタイトルと怪しいジャケが印象的な、'98年発表の4thフルです。ここからゲフィン移籍ででメジャー・バンドに。
2nd~リミックス盤~3rdと、けっこう変化はしてきたものの、ここでの変貌ぶりは驚異的でした。
リズムやメロディの表現が一気に多彩になり、何より吐き捨て怒号タイプだった歌唱が、ぐっととっつきやすい「歌」になり、とってもキャッチーに。
ブレイクビーツ/ドラムン・ベースも大幅に取り入れ、まあぶっちゃけTHE PRODIGYのバカ売れしてた3rdの影響大という感じなんですが、それでもヘヴィ・ロック側でこれだけリズムを面白く使えた例は稀有だと思います。
時代に上手く乗った、モダン・ヘヴィ・ミュージックの傑作のひとつと言える作品です。
PITCHSHIFTER-www.pitchshifter.com-Please Sir ★★ (2007-11-29 01:57:46)
ひねりの効いた歌詞に、ひねりの効いたリズム、効果的な音づかいにキャッチーなメロディ。
適度な疾走感と刺激が気持ちいい、完成度の高い曲です。
PLANET X-MoonBabies-MoonBabies ★ (2008-05-02 22:58:43)
ド派手な超絶テク合戦。悶絶ですね。
PLEYMO-Episode 2: Medecine Cake-New Wave ★ (2008-11-07 19:47:36)
キャッチーで、激しいパートもどこかユーモラスな感じがして面白いです。
ヴォーカルがちょっと情けない声なのも個性的。フランスっぽい発音がなんか楽しいです。
POISON-Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-11-22 21:27:00)
妄想をかきたてる邦題に一票。ジャケはちょっと…。
明るく楽しくエッチい曲が多く入ってるのが良いですね。たまにこういう健全なロックを聴きたくなります。
(4)「GOOD LOVE」とか(6)「LOOK BUT YOU CAN'T TOUCH」のおバカな雰囲気が好きです。
POSSESSED-Seven Churches-Pentagram ★★ (2022-06-04 20:53:58)
初っ端からやりすぎな雰囲気づくり、決して予測できないイっちゃった曲展開、危なっかしすぎる演奏。
なんというスリルと邪悪さ! これぞロックだ!
POWER QUEST-Master of Illusion-Kings of Eternity ★★ (2023-11-23 20:41:56)
日本語を乗せても歌えそうな、このポップな歌メロがツボです。
爽やかだー。
POWER-Justice of Fire ★★ (2007-10-12 23:48:00)
ダニエル・L・ダレイなるギタリストを中心としたクラシカル・パワー・メタル・バンドの、'95(94?)年発表のアルバムです。たぶん1st。
あまり良い評判を聞かないアルバムで、「死にたくなるような駄作」スレで、けんしょーさんが「へにょ。」であると評していたのを見て、興味を持ちました。
まず炎の中に安っぽすぎるロゴでバンド名が描かれたジャケで、ワクワクさせられます。
アルバム冒頭、荘厳なインスト「序章:ヨハネの黙示録」から「超時空戦士」への流れで、調子っ外れなヴォーカルが入った瞬間、ずっこけます。(ちなみに歌ってるのはHADES、WATCHTOWER、NON-FICTION、SEVEN WITCHESの、アラン・テッシオ)
しかし、どんなC級メタルかと思って聴くと、全体的には意外に高品質のネオ・クラシカル系パワー・メタルだったりします。
ヒステリックなハイトーン
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POWER-Justice of Fire-Deciever of Truth ★ (2007-10-12 23:52:09)
パワフルなハイトーン・ヴォーカルが炸裂する、ミドル・テンポのパワー・メタル。
ミドル・テンポと言っても2バスはドコドコ鳴ってるし、押せ押せの曲です。
PRAXIS-Metatron-Warcraft (Bruce Lee's Black Hour of Chaos) ★ (2008-02-12 00:15:56)
タイトルにあるように、ブルース・リーっぽいというかカンフーっぽい曲。発想がウー・タン・クランみたいですね。
バケットヘッドが弾きまくってます。
PRAXIS-Sacrifist ★★ (2005-12-20 21:01:00)
ビル・ラズウェルの前衛プロジェクトの'93年発表の2ndアルバムです。1st、3rdと比べると、激しさは一番でしょうか。とっつきやすさは1stの方が上ですが、メンバーが豪華なのでこっちの方がおすすめです。
ミック・ハリスの激速ドラムだの山塚アイのえぐいシャウト、ジョン・ゾーンの生み出すノイズが鼓膜に痛いです。
プログレにファンクやダブ、メタルにハードコアにフリー・ジャズ、何でもありの世界です。バケットヘッドやボアダムスやペインキラーとかが好きな人には楽しい作品のはず。
PRAYING MANTIS-Time Tells No Lies-Lovers to the Grave ★★ (2007-06-21 00:13:39)
ゴシック系のバンドがカヴァーしたら、はまるだろうなぁと思うくらい、歌詞が鬱ですね。
曲はもう哀メロの嵐で、1stからこんなに完成度の高い曲をつくっていたというのは驚嘆に値します。
このアルバムでは最も哀愁を感じさせる曲です。
PRAYING MANTIS-To the Power of Ten ★★ (2006-08-08 20:09:00)
もちろん彼らの傑作といえば『A CRY FOR THE NEW WORLD』や『TIME TELLS NO LIES』といった泣きメロ満載のアルバムであるわけですが、ちょっと本筋から外れたこのアルバムも捨て難いのです。
らしくないいくつかの曲がアルバムを散漫にし、ヴォーカルが評判の悪いゲイリー・バーデンということで、ファンには辛い作品かもしれません。
でもどうしても憎めない。いやそれどころか、実はPRAYING MANTISのアルバムでは最も聴く回数の多い作品だったりします。
ずーっとマンティス節じゃ飽きちゃうところを、雰囲気の違う曲がほど良く気分転換させてくれるせいでしょうか。
PRETTY MAIDS-Sin-Decade ★★ (2005-12-15 23:21:00)
ラジオで聴いた「PLEASE DON'T LEAVE ME」があまりに素晴らしくて、翌日すぐに買いに行きました。
そしたらもう、1曲目から最後まで、どこもかしこも良い曲ばっかりで、バンド名の先入観から買わずにいたことを反省しました。「こんなすごいメタル・バンドがいたのか!」って思いました。
いつの間にか彼らのアルバムは10枚くらい買ってましたが、何枚か聴くと、どれも高品質ではあるけれど、ちょっとワン・パターンで物足りなく感じちゃうんですよね…。でもこのアルバムはいつ聴いても興奮させられます。
硬軟取り混ぜ、ミドル・テンポの曲も疾走曲も、メタルもハード・ロックも良いとこ取りの、メロディアスな良い曲が詰まった名盤です。
PRETTY MAIDS-Spooked-Twisted ★★ (2007-03-02 23:57:19)
これぞPRETTY MAIDSという印象の疾走曲。
メロディの質、アレンジの的確さは、さすがとしか言いようがありません。
胸を熱くさせてくれる名曲です。
PRIDE & GLORY-Pride & Glory ★★ (2007-07-03 00:44:00)
サザン・ロックとかカントリーというものを、ほとんどまともに聴いたことがないので、なんとなくそれっぽいということしか分からないのですが、漠然と思い浮かぶ「米国南部のロック」そのものです。
土臭くて、渋くて、良い意味でルーズ。
それなりに幅広い楽曲が収められているので飽きずに聴けますが、メタル耳にはちょっと厳しいかもしれません。
骨太で豪快な曲も多いですが、哀愁の感じられる淋しくなるような曲も入っています。
西部劇を観た後で、酔っぱらいながら聴いたら気持ち良さそうなアルバムです。
PRIDE & GLORY-Pride & Glory-Harvester of Pain ★★ (2007-07-03 00:36:40)
歌詞やメロディに滲み出る苦渋や哀愁といったものが、この声と演奏で表現されると、やたらにかっこいいですね。
ギター・ソロも印象的です。
PRIMAL FEAR-Devil's Ground-Metal Is Forever ★★ (2017-04-09 23:20:10)
メタル愛が足りていないなと思ったときに聴きたくなる1曲です。
実に清々しい。
PRIMAL FEAR-Jaws of Death-Church of Blood ★ (2007-03-02 23:51:12)
ヘヴィ・メタルらしいヘヴィ・メタルです。これぞ正統派。
PRIMAL FEAR-Primal Fear ★★ (2006-08-04 23:53:00)
GAMMA RAY時代のラルフ・シーパースには、さほど思い入れはなかったのですが、PRIMAL FEARになってからは、その強力な歌声にしびれました。
(11)「RUNNING IN THE DUST」でのシャウトなんてもう、鬼ですね。
このアルバムではまだジャーマン臭さが強く残っているのと、「SPEED KING」のカヴァーが中途半端な位置に入っていたりするなど不満も多少ありますが、これだけ骨太にメタルらしいメタルを叩きつけてくれたら、1stとしては文句なしです。
PRIMUS-Tales From the Punchbowl-Wynona’s Big Brown Beaver ★ (2008-01-26 15:10:59)
ベースのデカい音が気持ちいいです。
歪んだユーモアを感じる曲。
PRONG-Beg to Differ ★★ (2005-10-21 19:15:00)
いわゆる90'sヘヴィネスの旗手のひとつに数えられるであろう個性派バンド、プロングの'90年発表の2ndフル・アルバム(通算3作目)にして、メジャー・デビュー作です。
後のアルバムで聴けるインダストリアルっぽさはほとんどなく、ハードコアとスラッシュ・メタルの要素が融合した感じの音楽になってます。
疾走曲は少なく、ミドル~アップ・テンポの楽曲が主です。余分な贅肉を削ぎ落としたような、ストイックな音づくりが気持ち良い。
吐き捨て型のどこか醒めたようなヴォーカル、かっちりした重いギター・リフ(たまにソロも入ります)、タイトなリズム隊。このアルバムの音、一番近さを感じるのは、ヘルメットのサウンドですね。
メロディアスではないし、スカッと爆走するわけでもないのに、全くダレずに聴けるのは、ドラムのタメの効いた演奏があまりに気持ち良いのと、リフが不思議にキャッチーなせいでしょう
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PRONG-Cleansing ★★ (2005-10-21 20:13:00)
'94年('93年?)発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
フォークと目玉(これは魚?)なジャケが妙に怖いです。そう言えば彼らのバンド名は、フォークの刃を意味してるんでしたっけ?
前作『PROVE YOU WRONG』で加入したベースのトロイが脱退し、KILLING JOKEのポール・レイヴンがヘルプで参加。
前作と比べ、サウンド(特にギターの音)が劇的に変化し、しかも曲毎にけっこうカラーが違います。超高密度な重低音、まさにモダンなヘヴィネスっていう音。こういうのを「ヘヴィ・メタル」という言葉に当てはめたい。
歪み切っている音なのに不思議に整合感も感じたりします。クーカイさんの「頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような」という表現が何だかしっくりくるような、奇妙な感触です。
どんなにヘヴィにしても、実験的で幅広い曲を演っても、相変わらずのPRONG節的キャ
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PRONG-Cleansing-Another Worldly Device ★★★ (2007-11-29 00:59:32)
めっちゃヘヴィ!!
歪み切ったギター・サウンドに太くて硬いベースとドラムが一体となって、ド迫力。
リフもかっこいーです。
PRONG-Cleansing-Test ★ (2007-11-29 01:07:21)
ダンサブルなリズムが気持ちいいです。
しかし様々な要素が混入していて、アレンジも実験的。
最後にスロウ・ダウンしていくところも面白い。
PRONG-Prove You Wrong ★★ (2005-10-21 19:39:00)
'91年発表の3rdフル・アルバムです(4作目)。
ベースのマイク・カークランドが脱退し、元FLOTSAM & JETSAMのトロイ・グレゴリーが加入しています。
メンバー・チェンジの影響か、いきなりベースがベキベキガキガキな音に変化し、前作『BEG TO DIFFER』に比べ、躍動感が増しています。
やっぱりPRONGってリズム、グルーヴ感が面白いバンドだ。
3週間でつくった前作に比べて、音も迫力を増し、重低音がより効いているのも嬉しい(とはいえ前作の音もあれはあれで好き)。トリオ編成とは思えないくらい。
インダストリアル的要素も前作より増し、(1)「IRRELEVANT THOUGHTS」はキュイーンって音がかっこいーインダストリアル・メタル。
このアルバムで聴けるヘヴィ・グルーヴって、PANTERAより先いってたかも。今聴いても刺激的。曲もヴァラ
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PRONG-Prove You Wrong-Positively Blind ★ (2007-08-19 23:24:42)
ダンサブルとさえ形容したくなるくらい、ノリノリでグルーヴィ。
歌詞の冷静な視線との対比が面白いです。
PRONG-Rude Awakening ★★ (2005-10-21 20:31:00)
'96年発表の5枚目のフル・アルバムです。1作毎に進化し続ける彼らのこと、今作でも更なる変化を遂げています。
前作と比べ、メタル色が後退し、インダストリアル色が濃い曲調。エレクトロニック・ボディ・ミュージックにも近いような、ダンサブルな反復リズムが目立ちます。
その辺はKILLING JOKEからの影響だったりするんでしょうか。まあ、彼らは元からテクノ/インダストリアル方面にも手を伸ばしていたようですが。
更には(3)「RUDE AWAKENING」ではトミー・ヴィクターが吐き捨てるだけでなく、しっかり歌っていたり。
メタル耳にはちょっと辛いかもしれないけど、このアルバムもPRONGらしい傑作です。
PSYCHOTIC WALTZ-A Social Grace-Strange ★ (2008-01-14 16:34:57)
曲名の通りに奇妙な歌。歌詞もメロディも変。
しかしこのおかしいところが、彼ららしい。個性的です。
PSYCHOTIC WALTZ-Into the Everflow ★★ (2006-08-23 20:07:00)
このアルバムを買った時は思い切りメタル初心者で、とりあえずヘヴィ・メタルっぽい作品を買って聴いてみたいと中古屋に行って、バンド名が良いからと選んだ記憶があります。
長らく聴いていなかったんですが、久々に聴き返すと、独特の味があって、面白いアルバムです。
リズム展開の面白さはまさしくプログレ・メタル。しかし無駄に楽器バトルなどには走らず、けっこうメロディや楽曲のドラマを重視している感じ。
メロディが不気味で陰気で幻想的だし、疾走したりもしないので、一般受けはしないかもしれません。トリップしちゃってる歌詞も変てこ。
ヴォーカルの浮遊感とか、あまりメタルっぽくないなぁと思っていたら、JANE'S ADDICTIONに影響を受けていたりもするみたいですね。
とても魅力的かと言えば、そうとも言い切れませんが、無個性なテクニカル・バンドを聴くよりはよっぽど刺激的なので、
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PUBLIC IMAGE LIMITED-The Flowers of Romance ★★ (2016-10-29 23:54:44)
長らく手に取っていなかったのですが、最近ヘヴィ・ローテーションなアルバムです。何度聴いても新鮮。
無機的なドラムのリズムとエキセントリックというか神経症的なヴォーカルに、どうにもわけのわからない歌詞。アラビア的なものまで取り入れているところも(イスラム教徒の人には怒られそうな感じですが)エキゾチック。
日本盤解説でTALKING HEADSやTHE POP GROUPと比較されていますが、レゲエやアフリカ音楽や東洋音楽の影響を白人が取り入れたら別物の何か前衛的なものになっちゃいました的なところは共通しているように思えます。
ベースが脱退したのが逆に功を奏したのか、普通の感覚とは違う異形のロックになっています。ポスト・パンク/ニューウェイヴに分類されるのでしょうが、ジャンルに囚われない独自性を持った、過激でプログレッシヴな音楽です。
リズムが主体なのに踊れないし、無
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PUBLIC IMAGE LIMITED-The Flowers of Romance-Four Enclosed Walls ★★ (2009-01-22 00:48:04)
イスラム風?なヴォーカルにまず耳を奪われますが、確かにこのドラムのパターンもかっこいいですね。
にしても変てこな曲。
PUBLIC IMAGE LIMITED-The Flowers of Romance-Francis Massacre ★ (2016-10-30 00:00:35)
しっちゃかめっちゃかな演奏に、ぶっ飛んだ歌。
まとめる気なんてさらさらありませんといった感じの、前衛的な疾走曲。メタル耳にはこれが一番激しくて快感かも。
とはいえ、整合感があってテンポもゆっくりなほかの曲も、同じくらい前衛的に響くのが、このアルバムの面白いところです。
PUYA-Fundamental ★★ (2007-09-09 23:45:00)
プエルト・リコ出身の4人組による、'99年発表の1stフル・アルバムです。
一言で言ってしまえばミクスチャー・ロックということになりますが、似たようなバンドを他に聴いたことがありません。
サルサ・コアもしくはサルサ・メタルとでも言えば良いでしょうか。
ハードコアやメタルに、サルサやマンボその他のラテン音楽を混ぜ合わせたものが基本で、そこにヒップホップやファンク、ジャズといった要素が加わって、奇妙なロックが出来上がっています。
サルサからハードコアにつながり、いきなりスラッシュ・メタル化したかと思うとメタリックなギター・ソロが始まり、またグルーヴィなミクスチャーに突入…などという突拍子のない展開が、見事に噛み合って……いない。融合せずにただ唐突に変化する様には、開いた口が塞がりません。
特に陽気なサルサと激烈なヘヴィ・パートの落差には、眩暈を覚えます。
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