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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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APOCALYPTICA-Cult-In Memoriam
AQUILA-SAY YEAH
ARC ANGELS-Arc Angels
ARCANGEL-ARCANGEL
ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion
ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion-Dehumanization
ARCH ENEMY-Black Earth-Dark Insanity
ARCH ENEMY-Burning Bridges
ARCH ENEMY-Burning Bridges-Silverwing
ARCH ENEMY-Doomsday Machine
ARCH ENEMY-Doomsday Machine-Nemesis
ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant
ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant-The Day You Died
ARCH ENEMY-Stigmata
ARCH ENEMY-Wages of Sin
AREA-1978: Gli dei se ne vanno gli arrabbiati restano!
AREA-Are(a)zione
AREA-Crac!
AREA-Crac!-Nervi scoperti
ARMAGEDDON-Crossing the Rubicon
ARMAGEDDON-Embrace the Mystery
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-A Night in Tunisia
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-Moanin'
ARTENSION-Into the Eye of the Storm
ARTENSION-Phoenix Rising
ARTENSION-Phoenix Rising-Valley of the Kings
ARTI & MESTIERI-Giro di valzer per domani-Valzer per domani
ARTI & MESTIERI-Tilt: Immagini per un orecchio-Articolazioni
ASIA-Alpha
ASIA-Asia
ASIA-Asia-Heat of the Moment
ASIA-Astra
ASPHYX-Asphyx
ASPHYX-God Cries
AT THE DRIVE-IN-Relationship of Command
AT THE DRIVE-IN-Relationship of Command-Invalid Litter Dept.
AT THE GATES-Slaughter of the Soul
AT THE GATES-The Red in the Sky Is Ours-Neverwhere
AT VANCE-Heart of Steel
AT VANCE-No Escape
ATARI TEENAGE RIOT-60 Second Wipe Out
ATARI TEENAGE RIOT-Delete Yourself!
ATARI TEENAGE RIOT-Delete Yourself!-Speed
ATARI TEENAGE RIOT-Spawn the Album-No Remorse (i Wanna Die)
ATARI TEENAGE RIOT-The Future of War
ATARI TEENAGE RIOT-The Future of War-Not Your Business
ATOLL-L'Araignée-Mal
ATOLL-L'Araignée-Mal
AUDIOSLAVE-Audioslave-Exploder
AUTECHRE-Chiastic Slide

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APOCALYPTICA-Cult-In Memoriam ★★ (2008-05-26 23:31:15)

泣かせる美しいメロディと、メタル的攻撃性の双方がしっかり味わえます。一粒で二度美味しい。
交通事故で亡くなったサウンド・エンジニアに捧げられた曲とのことですが、哀切なメロディが目蓋を湿らせます。

AQUILA-SAY YEAH ★★ (2004-01-01 23:07:00)

解散したオランダの良質ハード・ポップ・バンドTERRA NOVAのリーダー、フレッド・ヘンドリックスが結成したバンドの1stアルバム。TERRA NOVAのアルバムは3枚とも好きなので、どんな風になったかな~と思っていましたが、基本的にはただ名前が変わっただけって感じですね。
当初はフレッドのソロ・プロジェクトとしてスタートした関係もあってか、若干パーソナルな感じの内省的な曲が多く、またそれがアルバム冒頭に入ってたりするので、パッと聴き大人しく地味な感じにも聴こえますが、曲は以前と変わらず良いです。歌詞がより重みを増した感じで、ストリングス・アレンジ(生音? シンセかな?)なんかも美しくて、けっこう新味もあります。
(5)「Nothing's Impossible Now」がお気に入り。

ARC ANGELS-Arc Angels ★★ (2004-08-15 16:08:00)

渋いアメリカン・ロックが聴きたい時に手が伸びる1枚。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンのダブル・トラブルの元メンバーたちと若手ギターヒーロー、チャーリー・セクストンが手を組んだとか言われても、それって凄いのかどうかよくわからない私の第一印象は、「地味だな」でした。
ミドル~スロー・テンポ主体で、ギターが終始ド派手に泣きまくったりもしないし、ブルージーで落ち着いた普通のロックなんですが、たまになんとなく聴きたくなるような音楽です。
料理する時とかに良いです。

ARCANGEL-ARCANGEL ★★ (2004-08-15 15:05:00)

良質の哀メロが堪能できるアルバムです。プログレ・ハード好きには嬉しい作品。全体的にコンパクトにまとまっていながらも、けっこうアレンジが凝っていて、こだわりの職人芸という感じ。
温もりと哀愁のブレンド具合が絶妙な(4)「USED TO THINK I'D NEVER FALL IN LOVE」1曲だけでも、買って良かったと思えます。
(7)「SIDELINES」、(10)「KING OF THE MOUNTAIN」も印象的な佳曲で、アルバム全体を見てもキャッチーな曲が多く、聴いてて心地よいです。

ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion ★★ (2003-09-22 00:17:00)

今回はまたサウンドやリズム・パターンが従来のメロデスから外れていって、より新しい面が出てきてますね。イン・フレイムスやソイルワークとはまた別の方向でモダン化を狙ってる感じ。
大抵の場合(メロデスは特に)、2~3枚同じ路線でアルバムをつくられるともう新鮮な感動を得られなくなるので、アルバム毎に変化していこうとする姿勢は大いに魅力的。ただ正直、あまり好みではない曲が多かったりもしますが…。無理に好きになる気はないけれど、じっくり聴き込んでいきたい作品です。でもジャケのアートワークは好きになれそうもないな~。
なんとなくこのアルバムは過渡期と言うか、進むべき方向を模索してる段階という印象です。ちょっと中途半端かも。でも次作では驚かせてくれそうだなと、今から期待しています。

ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion-Dehumanization (2008-03-15 23:08:50)

キーボードやノーマル・ヴォイス等を用いて、色々試行錯誤している曲です。
それなりに面白いですが、もうひとひねりあっても良いかな。

ARCH ENEMY-Black Earth-Dark Insanity (2007-05-25 00:41:07)

最初に強く弾き、木霊のようにやや小さめの音で繰り返されるギター・リフがかっこいいです。
せわしないドラムも緊迫感を出しているし、最後の唸り声も迫力があってグッドです。
けっこうあっさり終わっちゃいますが、それもまた勢いが感じられて良いかな。

ARCH ENEMY-Burning Bridges ★★ (2003-02-07 00:04:00)

メロディを大幅に強化した3rdアルバム。ここまでくるともはやメロデスとも言い難い気も…。これをデスメタルと言ったらデスメタラーは怒るんじゃないでしょうか。楽曲は普通のメタルだし、ヨハン・リーヴァの声もメロディを追ってて、ちょっとドスのきいた声で歌ってるってくらいの印象です。それを軟弱になったととるか、より聴きやすくなったとするかは人それぞれでしょうが、大半の人はただ曲がいいアルバムと評価したんじゃないでしょうか。デス声に抵抗があるけどARCH ENEMYを聴いてみたいという人はこのアルバムから入るのがいいと思います。
デスメタルの攻撃性はなくとも勢いはあるし、言うまでもなくギターの奏でるメロディは絶品。このアルバムではソロだけでなくリフもずいぶんキャッチーですね。曲調もそれぞれバラエティに富んでいて飽きさせません。
最初は曲の展開が強引に思えましたが、聴いているうちに全然気に
…続き

ARCH ENEMY-Burning Bridges-Silverwing ★★★ (2008-03-15 22:58:35)

雰囲気を一発で変えてしまうギター・メロディには驚かされました。
こんなに先の読めない展開なのに、何度か聴くうちに違和感も消えて、曲構成の妙に虜にされてしまいました。
聴く度に翻弄されてしまいます。

ARCH ENEMY-Doomsday Machine ★★ (2005-11-12 20:09:00)

前作『ANTHEMS OF REBELLION』が、ありきたりきたりのメロデスからの脱却を目指した意欲作だったので、今回は更に進んだモダン・メロデスを……と期待していたのですが、多少の変化はあれど、またいつものメロデスに戻った感じですね。
どっちが好みかと言えば、今作の方が前作より好きなフレーズが多いのですが、せっかく前進したのだから、新たな方向性を目指してほしかったです。ちょっとANGRAの『REBIRTH』を聴いた時と似た失望感を感じました。
何だかんだ言っても、ARCH ENEMYならではの高品質なアルバムではあります。でも次回はそろそろ、あっと言わせるチャレンジがほしい。

ARCH ENEMY-Doomsday Machine-Nemesis ★★ (2023-04-16 23:46:31)

さっき山下達郎のラジオ番組サンデー・ソングブックでかかってびっくりしました。
以前IMPELLITTERIがかかった時も驚きでしたが、更にここまで許容しちゃいますか。レコードも買っちゃったとか。
改めて、アンジェラって世の中の色々な壁をぶち壊してたんだよなーと、しみじみ思いました。
『DOOMSDAY MACHINE』久しく聴いていなかったのでほとんど忘れてましたが、良い曲ですね。

ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant ★★ (2008-03-15 22:47:00)

メロディの充実っぷりが半端じゃないですね。
3rdをもうちょっと洗練させて、攻撃的にした感じかな。
これだけメロディアスだと、アンジェラの獰猛なヴォーカルがかえって合ってるかも。じゃないと激しさが足りなくなる。表現力だって、以前よりは増してますし。
5th路線での進化も期待してましたが、これだけ楽曲が良ければ文句なしです。素晴らしい。

ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant-The Day You Died ★★ (2008-03-15 22:52:24)

歌詞が悲しすぎて、胸が締めつけられます。反則です。
曲も哀愁度が強く、メロデスならではの激情が伝わって来ます。
この曲の後が泣きの間奏曲という曲順も反則。

ARCH ENEMY-Stigmata ★★ (2003-02-08 01:55:00)

この2ndはけっこう地味な位置付けかと思います。疾走感は控え目だし、3rdみたいにキャッチーなメロディは少ないし。でもこの暗くて重厚な雰囲気と、ズッシリくる重さも、これはこれでいいです。ただ頻繁に聴きたくなる感じではないですね。

ARCH ENEMY-Wages of Sin ★★ (2003-02-07 01:07:00)

前作でソフトになりすぎたと反省したのか、ちょっと激しさが戻った4thアルバム。
しかし変化と言えば、ヴォーカルが暗そうな男からグラマーで笑顔がキュートなブロンド美女に替わったのが一番大きいです(笑)。いやマジな話、フロントマンがこれで、ベースとドラムがモデル顔負けの美形、中心のギター兄弟は顔はともかく(あれはあれで母性本能に訴える?)カリスマ的ギターヒーローとくれば、人気出ない方がおかしいですよ。バンドの可能性はぐんと広がっています。
まあたしかにアンジェラ様の歌唱にはインパクトはあっても、もうちょっと表現力が欲しいところですが……。今回は曲調もストレートで、とっつきが良くかっこいいんですが、やっぱり聴いてて飽きがくるところもあるし、退屈に感じる部分もあります。もうちょっとヴォーカルに幅があれば感情移入の度合いが違うはず。そこらへんは今後の課題かと。
あと今回アンディ・
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AREA-1978: Gli dei se ne vanno gli arrabbiati restano! ★★ (2003-02-11 23:26:00)

イタリアのプログレ・バンド、アレアの6thアルバム『1978』です。前衛音楽とジャズと地中海/バルカン半島方面の音楽をごっちゃに合わせたらしい(よくわかりません)音楽性で、ヴォーカルがとにかく変態的です。
何と言ったらいいんでしょうか、声で演奏するというか、変な効果音みたいな声を出したり、スキャットしたり、語ったり、いきなり声が裏返ったり…マイク・パットンとか好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。アクが強くて慣れるまでに時間がかかりました。
色々ごっちゃにしてユーモラスに演ってるあたり、ちょっとフランク・ザッパなんかも連想しました。政治的なバンドだったらしいですが、このアルバムでの歌詞にはそんな印象は特にないです。
実験的で面白いし、ジャズっぽい白熱のインター・プレイもかっこいいので、そういうのが好きな人はどうぞ。いろんな意味で過激な音楽です。

AREA-Are(a)zione ★★ (2005-09-22 22:03:00)

アレアが'75年に行ったイタリア国内ツアーからのライヴ盤です。
いつも共産党主催のイヴェントで出演してたらしいですが、こんなとんでもなく変態的な演奏を政治集会でぶちかますとは・・・お国柄なのか時代性なのか、面白いなぁ。
演奏力も歌唱力もとんでもないレベルですが、「オデッサのリンゴ」という曲では実際にリンゴをかじってたりして、ユーモアも感じられます。
基本的にはジャズ・ロックで、表題曲は15分の即興演奏(?)だったりするので、そういうのが好きな人におすすめです。

AREA-Crac! ★★ (2005-09-22 22:23:00)

イタリアのプログレ・バンド、アレアの3rdアルバムです。
イタリアの音楽批評家賞を受賞し、ファンの間でも最高傑作と評判の高い作品らしいです。
複雑でスピーディーなジャズ・ロックに、東欧や地中海の音楽、現代音楽等の影響を散りばめて、珍妙なヴォーカル(ヨーデルとかホーミーとかカッワーリーとかを彷彿とさせる・・・)が何とも言えない個性を加えています。
一聴して強烈な印象を植えつけられること間違いなしで、どんどん引き込まれて病みつきになりそうな感じです。

AREA-Crac!-Nervi scoperti (2007-03-10 15:26:37)

邦題は「のたうつ怒り」。
その名の通り、激しくのたうつような演奏が聴けるインストゥルメンタルです。
ジャズ・ロック好きにはたまらない曲。

ARMAGEDDON-Crossing the Rubicon ★★ (2003-02-07 01:44:00)

アーク・エネミーのクリストファー・アモット率いるバンド(サイド・プロジェクト)の1stアルバムです。このアルバムではメロデスみたいな音楽をやっていますが、次作からはヴォーカルが普通の声に。
アルバム全体がひとつのストーリーになったコンセプト・アルバムです。エイリアンの侵略を受け、人類が地球外へ脱出して……というオーソドックスなSFですが、メタルやプログレにはこういうの多いですよね。メタルらしく暗いストーリーになってます。
音楽面はプログレッシヴと言いましょうか、色々工夫をこらして幅広い楽曲をやっています。けっこうテクニカルで複雑だったり。(7)「GALAXIES AWAY」なんて、ドラムのピーター(ARCH ENEMYの2ndに参加)のジャズ/フュージョン好きがモロに出た、トライバル・リズム(?)のドラム・ソロだし。
泣きのギター・ソロが聴きたい人には(3)「THE J
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ARMAGEDDON-Embrace the Mystery ★★ (2003-02-08 02:07:00)

ヴォーカルが普通声になった2ndアルバム。
メロディアスで悪くはないんですが、あまりにも普通ですね。正直クリストファーの名前を意識せずに先入観なしで聴いたら、「ふ~ん」で終わっちゃいそう。
ヨーロッパに腐るほど存在するこの手のメロディアスHR/HMバンドと区別がつかない感じです。
別にデス声じゃなきゃだめってことはないですが、このクリーンだけど無個性でけっこう淡々とした歌では燃えるものがなくて…。ギターもけっこうあっさりしてますし。
でもさわやかなメタルが聴きたい場合は気に入るかと思います。
まあソロでもずっとメロデスっぽい音楽を続けてたらつまらないですからね。こういう方向性もありでしょう。

ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-A Night in Tunisia ★★★ (2017-05-04 21:06:45)

1曲目のタイトル曲の冒頭、ズガーン! ズゴゴゴゴッ! と響き渡るドラムスの野獣っぷりに度肝を抜かれました。心臓に悪い。
「チュニジアの夜」も様々な演奏があるスタンダード曲ですが、このアルバムのヴァージョンほど衝撃的なものにはお目にかかったことがありません。最高に熱い!
続く(2)(3)の躍動感も素晴らしく、元気をもらえます。奥さんや愛犬にちなんだ、日本人にはタイトルだけでも微笑ましい(4)(5)も、それぞれチャーミングな曲で頬が緩みます。
実にご機嫌な、それでいてド迫力でエネルギッシュな名盤です。

ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-Moanin' ★★★ (2018-03-25 19:46:15)

アルバムの原題は『ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS』なのですが、もはや通称の『MOANIN'』でしか誰も呼ばないらしく、本やネットの紹介も、CDのタイトル表記もみんな『モーニン』となっています。
'58年録音の、超有名盤。アルバム・タイトルをも乗っ取る1曲目「モーニン」は、TVでもよく流れているので、多くの人が聞きおぼえのあるメロディだと思います。「ソバ屋の出前」云々の伝説も残る、お茶の間に浸透したスタンダード。
そんなおいしい曲でも、リーダーのブレイキーが脇役に徹して曲を活かしているところが、趣深いです。他のメンバーそれぞれのソロが生き生きしています。
(4)「ドラム・サンダー組曲」のような大暴れの痛快曲や、明るい人気曲(5)「ブルース・マーチ」も収録し、聴いていると自然に身体が動き出すような、楽しいアルバムです。
トランペット、
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ARTENSION-Into the Eye of the Storm ★★ (2003-02-08 02:55:00)

クラシックのピアノ奏者でもあるヴィタリ・クープリが率いるネオクラ系バンドの1枚目。SYMPHONY XやROYAL HUNTと並ぶネオ・クラシカル様式美バンドの中堅どころでしょうか。
演奏陣はもちろん超絶技巧で、ヴォーカルのジョン・ウェストも激ウマです。声域は広いし、声も太くて素晴らしい。
プレイはむちゃくちゃ速いですが、曲自体はスピード・メタルではないですから、その手を期待するとがっくりきちゃうかも。
複雑な曲展開でメロディアスでテクニカルっていうのが好きならツボでしょうね。
ただなんか…私は2nd先に買ったんですが、1枚持ってればあとはいいかなって感じも。ほとんど似たような感じ(もちろん1stが先なわけですが)なので、すぐ飽きてきちゃいました。もちろんクオリティは高いんですが…。

ARTENSION-Phoenix Rising ★★ (2003-02-09 00:11:00)

初めて聴いたのがこの2ndでしたが、テクニカルでプログレ的なネオ・クラシカル・プレイが炸裂して、歌唱力抜群のヴォーカルが歌いあげるというその音楽性に衝撃を受けました。とにかくジョン・ウェストの歌の物凄さに圧倒されました。ミドルの力強さ、ハイトーンの伸びと安定感。ほんとにびっくりしました。JUDAS PRIESTファンなので、こういうのに弱いんですよね~。
特に(3)「VALLEY OF THE KINGS」なんて叙情的で大好きだったんですが…あとで1st聴いたら歌メロが一部1stの「THE KEY」の焼き直しっぽくて…他の曲もけっこう同じような感じで、メロディのバリエーションが少ないんだな~と。まあネオクラは似たような曲が多いのが常なんですけどね。しかし2ndの方が1stより勢いはあるし、緩急のつけかたも上手くて、ダレないで聴けます。超絶ハイトーン・シャウトもこっちの方が迫力あるし
…続き

ARTENSION-Phoenix Rising-Valley of the Kings ★★ (2008-04-24 00:07:00)

パワーと繊細さを兼ね備えた歌唱がまず素晴らしいです。
途中のキーボード・ソロはちょっとどうかなとも思いますが、叙情パートでのキーボード・メロディは美しくて大好き。

ARTI & MESTIERI-Giro di valzer per domani-Valzer per domani ★★ (2023-11-25 22:32:42)

たぶんこの曲、ジョン・コルトレーンのスタジオ盤ヴァージョンの「MY FAVORITE THINGS」へのオマージュなんじゃないかなと、勝手に解釈して聴いています。
ピアノのフレーズとか、とても巧みな本歌取り。
ジャズとロックの境界線なんて軽々と越える、泣きたくなるくらい瑞々しいインストの小品。
なんて軽やかで、すてきなんでしょう。すべての楽器が歌い、踊っています。

ARTI & MESTIERI-Tilt: Immagini per un orecchio-Articolazioni ★★ (2008-02-01 00:32:19)

短めの曲が多い中で、13分を超える唯一の大作です。
緊張と弛緩を繰り返しながら展開しつつ、どこか優雅で幻想的な曲。

ASIA-Alpha ★★ (2003-02-09 01:09:00)

1stは文句なしの名盤ですが、この2ndはさらにその上をいく完成度。ポップなのにあまりに完璧すぎて鳥肌が立つような、そんな作品です。メロディの良さが半端じゃないです。
ここまでやっちゃったら、後は下るしかないですよね。産業ロック(いい意味で)の頂点と言って過言ではないかと。
1stもそうですが、ジャケのアートワークも音楽に負けず劣らず美しいですよね。トータルで完成されたアルバムです。
名盤中の名盤。ポップロックの金字塔。
でも完璧すぎて飽きるからあんまり聴かなかったり(^^;

ASIA-Asia ★★ (2003-02-09 00:52:00)

YESとKING CRIMSONとEL&Pの元メンバー達でバンド結成なんて反則もいいとこですが、そのプログレ・スーパー・グループでこんなポップな音楽を創りあげるなんて、まず考えられない、本当に奇跡的な出来事ですよね~。
大部分の曲が4~5分台にまとめられていて、コンパクトで爽やかながらもそこはメンバーがメンバーですから、壮大さも感じられるアレンジです。耳に心地良いサウンドだけど、適度にスリリング。
しかし本当に1音1音まで計算し尽されたというか、完璧に構築された楽曲で……こんなに隙がないメロディアス・ロックってそうそうないですよ。ジョン・ウェットンの愁いを帯びた歌声でこんな美しいメロディを歌われたら…降参です。
文句なしに名盤。メロディアス派は必聴でしょう。

ASIA-Asia-Heat of the Moment ★★★ (2007-07-24 00:50:04)

この曲を聴くと、いつも高校時代の夏休みを思い出します。
あの魅力的なアルバムのアートワークとセットで、鮮烈な感動を与えてくれた曲。
サビのメロディの与えてくれる昂揚感は、今も色褪せません。

ASIA-Astra ★★ (2003-02-09 23:22:00)

3rdアルバムも相変わらずメロディアスでポップな極上の楽曲ばかりで、紛れもなくエイジアだな~という傑作。
3枚目まで同じ路線でくるとインパクトも多少薄れてしまっちゃいますが、一応過去2作よりはなんとなくスケールの大きい感じのアレンジで、ただポップなだけじゃないぞと主張している印象です。
もうこの最初の3枚でおなかいっぱい。素晴らしいバンドでしたね。

ASPHYX-Asphyx ★★★ (2023-10-15 22:44:50)

オランダのデスメタル・バンドによる'94年の3rd(『EMBRACE THE DEATH』を1枚目と数えれば4作目)アルバムとなるセルフ・タイトル作です。
ヴォーカル・ベースはこのアルバムのみのRon van Pol。ドラムスとキーボードも今作限りのメンバーなため、ギターのEric Danielsだけが以前からのメンバーという微妙なラインナップ。
しかも私が彼らに惚れた出会いの作品である4th『God Cries』のみEricが不参加だったため、なんとメンバーが一人もかぶらない。完全に次作とは別バンドです。
ちなみにTheo Loomansが歌う『God Cries』の後に聴いたのはMartin van Drunenが歌う1st『The Rack』で、結局私が聴いた3枚はみな歌声が違うんですよね。でも3人ともタイプは違えど私好みで、しかも3枚とも「ああ、ASPHYXだ。
…続き

ASPHYX-God Cries ★★ (2003-02-09 23:56:00)

スラッシュメタルの延長線上にある普通のデスメタルです。おそらくオランダのバンド。
適度に重く激しく、ブラストビートで疾走したりはしませんが、遅めの曲でもリフのセンスがいいせいか、退屈せず最後まで聴けます。引きずる感じよりも弾むようなノリなので、かったるくならないんですよね。ちょっとロックっぽいノリに感じます。速い曲はスラッシュっぽい。
曲もメロディアスとまではいかなくても、なかなかキャッチーです。
あとヴォーカルの低音になりすぎず、しかし迫力も失わないデス声がけっこう好みの美声(?)で、程よく耳に突き刺さります。
スラッシュ/デスメタルが好きな人で、爆走してないのもいけるっていう人にはお薦め。
たまにこういうの聴きたくなります。

AT THE DRIVE-IN-Relationship of Command ★★ (2003-02-12 23:19:00)

思いっきり個性的なロックです。モダンとかそんな括りで表すような音じゃないし、ある意味ストレートなハード・ロックです。ただしこれまでにあった型にはまっていない。日本盤ライナーに書いてある通り、これはアット・ザ・ドライヴインのロックとしか言えません。
ハードでメロディアスで熱くて勢いがあるロック。エモーショナルで切なくて、でも攻撃的で性急で刹那的な音。
無理矢理こじつけるなら、ザ・キュアーの翳りと初期マニック・ストリート・プリーチャーズの元気と初期パール・ジャムの狂気とシステム・オブ・ア・ダウンのエキセントリックさをかきまぜて生まれたような音楽……って無理ありすぎ?
まあこの連想は主にヴォーカルからのイメージなんですが、うーん、セドリック・ビクスラー、逸材です。
歌詞も変わってますが、この歌に合わせて歌詞を追うのも大変。どこをとっても一筋縄ではいきません。
もち
…続き

AT THE DRIVE-IN-Relationship of Command-Invalid Litter Dept. (2007-03-10 14:42:03)

ラップとまではいかないけれど早口の語りに、キャッチーなサビ、妙な歌詞。
バラードのような叙情性もありつつ、ぶっ壊れてロックしてもいます。
後半はいきなりガラッと変わるし、ユニークだなぁ。

AT THE GATES-Slaughter of the Soul ★★ (2003-02-10 00:51:00)

アット・ザ・ゲイツのこの4thアルバムはメロディック・デスメタルの名盤として有名ですよね。彼らの他のアルバムを聴いたことがないので比較はできませんが、これは確かにかっこいいメロデスです。
最近のデスラッシュにもけっこう影響がありそうな疾走感に溢れた曲に、軟弱にならない程度にメロディを組み込んであって、ストレートに燃えさせてくれます。時たま入る静かなパートの哀感や荘厳さもいいです。
トマス・リンドベルグの吐き捨てVoも、そんなにデスデスしてなくて(?)疾走感を煽りながら哀愁を生んでもいて、音楽性にぴったりきてます。
でもけっこう疾走する時のギターリフの印象が似たような曲が多い気も。もうちょっとバリエーションが欲しい気もしますが、勢いが落ちないからいいか。
慟哭しながら疾走する曲大好き!という人は買いです。昨今のブルデスに比べればそんなに暴虐性もなく聴きやすいので、ス
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AT THE GATES-The Red in the Sky Is Ours-Neverwhere ★★ (2007-09-13 00:33:15)

深い絶望を表現する、感情のこもったデス声が良いです。
複雑な曲構成ながら、あくまで暴虐性を求めたデスメタル。
しかしこれだけ速く激しい曲の中で、リフにソロにとヴァイオリンが活躍するというのは、いま聴いても斬新です。

AT VANCE-Heart of Steel ★★ (2003-02-11 15:48:00)

1曲目のプレリュードのメロディを引き継いで始まる(2)「SOLDIER OF TIME」のあまりなクッサクサ加減にいきなり「ぐはぁっ!」とやられ、(3)「THE BRAVE AND THE STRONG」で赤面しつつ苦笑し、(4)「HEART OF STEEL」まで来たらもう「うっひぃ~、ままま参りました!」と降参するしかありません。アバのカヴァー曲「S.O.S.」はネオクラ様式メタルに変貌(こんなに合うなんて…)し、流れに見事に溶け込んでて度胆を抜かれるし、(7)「PRINCESS OF THE NIGHT」なんて悶絶のバラードは入ってるし……。
「最高だよあんたら、これだよ、このクサさこそがたまらんのじゃ~!」と思わず叫んでしまいそうな純度100%のクサメタルでございます。捨て曲などありません。前作のとっ散らかった印象はなく、最初から最後まで統一感があり外しません。(10)で終
…続き

AT VANCE-No Escape ★★ (2003-02-10 02:24:00)

なかなかバラエティ豊かなアルバムです。日本盤ボーナス・トラックこみで聴くと散漫すぎですが、それはおまけと割り切ればいいわけですから。カバー曲だし。
曲はネオ・クラシカルやメロスピ系のどこかで聴いたことがあるようなのばかりですが、ヴォーカルがパワフルな声で、しかも上手いのがポイントですね。
お気に入りはバラード(8)「LOST IN YOUR LOVE」とクッサクサなジャーマン風メタル(9)「POWER & GLORY」です。

ATARI TEENAGE RIOT-60 Second Wipe Out ★★ (2003-02-12 00:18:00)

ATRの3rdアルバムです。解説対訳付きでおまけににライヴ盤がボーナスで付いてきた日本盤スペシャル・パッケージが嬉しかったです。
歌詞は政治的メッセージ色が強いんですが…取りようによってはテロを煽ってるような曲もあって、かなりヤバいですね。
相変わらずヘヴィ&ラウドなデジタル・ハードコアですが、前作までに比べると曲のスピードは控え目。代わりにロック的なノリとノイズの要素が増しています。
スピードの限界を極めて欲しかったのでちょっと残念でした。超高速ビートの曲もあるんですが、重低音じゃなくて高音域のだったので、どうも迫力に欠けて…。
これはこれで悪くないんですが、おまけのライヴの方が楽しめました。
アレック・エンパイアのデジタル・ハードコア・レコーディングス(DHR)からは、彼自身の名義の作品(ハードなのだけでなく、ゲームボーイからサンプリングしたアホみたいな
…続き

ATARI TEENAGE RIOT-Delete Yourself! ★★ (2003-02-11 23:58:00)

デジタル・ハードコアの首領、アレック・エンパイア率いるアタリ・ティーンエイジ・ライオットの1stアルバムです。
打ち込みやサンプリングの音をコラージュして高速でぶちかまし、その上にやけくそ気味のアジテーションを乗せていくという喧しいことこの上ないヘヴィ・ミュージック。
テクノ、インダストリアル、ガバ、トランス、ジャングル/ドラムンベース、ブレイクビーツ、ノイズ、ハードコア、パンク、メタル、ヒップホップetcがごちゃまぜになってて楽しいです。
映画『スポーン』のサントラでスレイヤーと共演したので知ってる人も多いかと思います。
(2)「INTO THE DEATH」や(4)「SPEED」みたいにサンプリングのスラッシュ・リフを高速再生して使ってるような曲はメタラーにも聴きやすいと思いますが、なんせ音像がテクノ系のデジタルなやつですから聴く人は選びそうです。
MI
…続き

ATARI TEENAGE RIOT-Delete Yourself!-Speed ★★ (2009-01-19 20:28:24)

運転中には聴けませんね。
曲名の通り、煽り立てるようなスピード感が気持ちいーです。

ATARI TEENAGE RIOT-Spawn the Album-No Remorse (i Wanna Die) ★★ (2009-01-19 20:35:39)

SLAYERは確かリフを提供しただけでしたっけ?
これもかっこいいですが、ほとんどATRの曲って感じなので、もっとSLAYER成分を増量したデジタル・スラッシュも聴いてみたかったな~。

ATARI TEENAGE RIOT-The Future of War ★★ (2003-02-12 00:05:00)

デジタル・ハードコアの代表的グループの2ndです。
基本的な路線は1stの延長線上にありますが、より速い曲が増え、破壊力がさらに増しています。
ある意味デスメタル/グラインドコアにも通じるスピードと攻撃性が最高で、買った当時はこれぞ究極だ!!と興奮して聴いてました。
「機械にプログラムしただけで演奏しない音楽なんて偽物だ!」って人もいるかもしれませんが、人間の限界を突き破るようなビートも聴いてみたいのが人情ってもんでしょう(?)。
よく聴くとメンバーの男女のヒステリックなシャウトは、エキセントリックではあるけれどメタルのシンガーのようなパワーに欠けているし、ガバやブレイクビーツの超高速ビートも、曲の最初から最後まで持続してくれず細切れで入ってるので、もうひとつカタルシスを味わえなかったりもするんですよね。結局ブルータル・デスメタルなどのパワーには負けている印象です
…続き

ATARI TEENAGE RIOT-The Future of War-Not Your Business ★★ (2003-02-12 00:25:23)

速すぎてほとんど点でなく線のように繋がってしまっている打ち込みのガバ・ビートが気持ちいい!!
金切り声でわめいてる女声の切れ具合もテンション高いです。

ATOLL-L'Araignée-Mal ★★ (2003-02-13 00:51:00)

原題で書くと何がなにやらわかりませんが、アトール『組曲「夢魔」』といえば「ああ、あれか」という人も多いかと思います。フランスのプログレ・バンドの2ndアルバムにして、ユーロ・プログレの超有名盤です。
もう邦題のかっこ良さと、奇怪で幻想的なアートワーク(むか~しの天野喜孝みたいに感じました)を見ただけで、聴いてみたくてたまらない気持ちにさせられてしまいます。
で、実際聴いてみると、内容はシンフォニックなジャズ・ロック風味のプログレッシヴ・ロック。
ヴァイオリンが導入されていて、不気味で不安を煽るようなメロディを奏でたり、マハビシュヌ・オーケストラみたいに緊迫感のあるプレイを聴かせてくれてかなり好みなんですが、この人はゲスト扱いらしいです…。
緊張と弛緩を繰り返して丹念に組み上げられていく楽曲は、プログレならではの味わい深さ。
しかしメタルを聴き慣れた耳には、ほ
…続き

ATOLL-L'Araignée-Mal ★★ (2003-12-30 00:49:00)

>0フレットさん
やっぱりマニアックでしょうか…まあプログレ者の間では有名ということで(^^;
PFMは確かに近いものが。「狂」を感じさせるというのも、共感できます。
>めるたさん
「海の中で陽射しを浴びて漂っているような幻想的な感覚」というのは私も感じました(しかしさすがに海の中では聴きませんでした。その発想は面白いですね~)。ただ私の場合、1曲目からそんな風に感じました。水中のような、屈折率が空気中とは違う奇妙に歪んだ視界の中で、ゆっくりと何かが迫ってくるような、不思議なイメージ。

AUDIOSLAVE-Audioslave-Exploder (2007-08-11 00:25:37)

どこまでもクールなベース音と暑苦しいまでのヴォーカルが緊張感を高めていく様に、眩暈を覚えます。
ラスト、スキャットの後に、ヘヴィなリフが入って終わるとこがお気に入り。

AUTECHRE-Chiastic Slide ★★ (2023-06-03 17:48:57)

イギリスの電子音楽デュオの、フル・アルバムとしては4作目です。
'97年当時はオウテカのことを全然知らなくて聴いていませんでしたが、この作品なんか昔の自分の趣味ど真ん中で、聴いてたらさぞかしハマってただろうなーと思います。
ノイジーでヘヴィなのにアンビエント的で美しい。変な音もいっぱい使ってて楽しいです。この頃はリズムがそれほど複雑じゃなく落ち着いて聴けます。
3、4、8曲目が特にお気に入り。


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