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ATOLL
L'Araignée-Mal (2003年)
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1. Le Photographe Exorciste, 2. Cazotte No.1, 2. Le Voleur d'Extase, 3. L'Araignée-Mal: Imaginez le Temp, 4. L'Araignée-Mal: Les Robots Débiles, 4. L'Araignée-Mal: Le Cimetière de Plastique, 5. Cazotte No.1 (live)
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. うにぶ ★★ (2003-02-13 00:51:00)
原題で書くと何がなにやらわかりませんが、アトール『組曲「夢魔」』といえば「ああ、あれか」という人も多いかと思います。フランスのプログレ・バンドの2ndアルバムにして、ユーロ・プログレの超有名盤です。
もう邦題のかっこ良さと、奇怪で幻想的なアートワーク(むか~しの天野喜孝みたいに感じました)を見ただけで、聴いてみたくてたまらない気持ちにさせられてしまいます。
で、実際聴いてみると、内容はシンフォニックなジャズ・ロック風味のプログレッシヴ・ロック。
ヴァイオリンが導入されていて、不気味で不安を煽るようなメロディを奏でたり、マハビシュヌ・オーケストラみたいに緊迫感のあるプレイを聴かせてくれてかなり好みなんですが、この人はゲスト扱いらしいです…。
緊張と弛緩を繰り返して丹念に組み上げられていく楽曲は、プログレならではの味わい深さ。
しかしメタルを聴き慣れた耳には、ほ
…続き
2. 0フレット ★★ (2003-10-12 01:59:00)
このアルバム、と言うかバンド事態「知る人ぞ知る」又は「知らない人は何じゃそれ?」でしょう。 特にメタル中心のこのサイトじゃ無理も無い話しで、マニアックだと思いますよ。
「うにぶ」さんの言うとおり、イエスをイメージすると、?×?でしょうね。強引に近ずける
のであれば、「PFM」の方が近いかもしれません。 今、久ぶりにこのアルバムを聴きなが
らカキコしてますが、やはり「フランス」というのがポイントで、イタリア系の「泣きや濃さ」
など、泥臭さは無く、北欧系の「深さ」とも違う感じを受けます。 曲によってはとても
「洗練」されているところもあり、方やフランス人独特の「狂」を感じさせるアルバムですね。
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4. うにぶ ★★ (2003-12-30 00:49:00)
>0フレットさん
やっぱりマニアックでしょうか…まあプログレ者の間では有名ということで(^^;
PFMは確かに近いものが。「狂」を感じさせるというのも、共感できます。
>めるたさん
「海の中で陽射しを浴びて漂っているような幻想的な感覚」というのは私も感じました(しかしさすがに海の中では聴きませんでした。その発想は面白いですね~)。ただ私の場合、1曲目からそんな風に感じました。水中のような、屈折率が空気中とは違う奇妙に歪んだ視界の中で、ゆっくりと何かが迫ってくるような、不思議なイメージ。
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5. univeria_zekt ★★ (2004-11-13 00:12:00)
3曲目`恍惚の盗人'のコーラス、メロディーは明るいながらも狂気を孕んでいるような感じが良い。インタープレイも様々な楽器の主導権バトルと言った感じでかなり熱い演奏を繰り広げている。
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6. T2 ★★ (2005-06-05 19:08:00)
お涙頂戴的な軟弱シンフォニックとは最も遠い位置。
代表作といわれるが、彼らの作品中では異色。
混沌→安定。非合理→合理。アバンギャルド→トラディショナル。
相反的要素を混在させ音楽的に構築した越時代暗示的感覚満載。
予定調和的なハッピーエンドの映画に感銘を受ける人よりも
決してハッピーエンドにはならない暗示的ラストが好きな人に向くかも。
所々にある水晶のように澄み切った美しい場面展開。
それが何故、印象的で心に響き残るのか。
激しく美しく疾走するメロディに何故、悶絶寸前のデス声が必要なのか。
音楽的に人を捉える感覚にジャンルの境界などは存在しないと思います♪。
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7. 中曽根栄作 ★★ (2007-07-15 23:10:00)
顔をむんずとつかんでシャッフルシャッフル!!!!!!!
された気分だ。いわばヘッドレイプ・ブレインファック。
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8. Dr.Strangelove ★★ (2007-07-30 22:59:00)
フランス語の響きが心地よい。
目玉はなんと言っても最後の組曲「夢魔」だろう。
「悪魔のフォトグラファー」も面白いが。
イエスというよりはクイーンに近い気がする。
それにしてもこのバンドのドラマーは上手い。
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9. 杉本 剛 ★★ (2009-03-22 23:35:00)
ユーロ・プログレ・ファンの間ではいまだに有名なアルバム。改めて書くまでもないが、前作よりも洗練された音作りがなされ、楽曲の完成度、演奏力の高さ、個性と掴み所の絶妙なバランス等、どれを取っても超一流だ。ギターがChristian Beyaに替わった事とバイオリンのRichard Aubertが参加した事で、演奏はよりスリリングになっている。Andre Balzerの表現力豊かなヴォーカルは美しさと恐ろしさが同居しており、またテクニシャン揃いのなかでもAlain Gozzoのドラムは特に印象に残る。アルバム・ジャケットは不気味だが、サウンドは魅力溢れる究極のプログレだ。
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