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Crossing the Rubicon / ARMAGEDDON
うにぶ ★★ (2003-02-07 01:44:00)
アーク・エネミーのクリストファー・アモット率いるバンド(サイド・プロジェクト)の1stアルバムです。このアルバムではメロデスみたいな音楽をやっていますが、次作からはヴォーカルが普通の声に。
アルバム全体がひとつのストーリーになったコンセプト・アルバムです。エイリアンの侵略を受け、人類が地球外へ脱出して……というオーソドックスなSFですが、メタルやプログレにはこういうの多いですよね。メタルらしく暗いストーリーになってます。
音楽面はプログレッシヴと言いましょうか、色々工夫をこらして幅広い楽曲をやっています。けっこうテクニカルで複雑だったり。(7)「GALAXIES AWAY」なんて、ドラムのピーター(ARCH ENEMYの2ndに参加)のジャズ/フュージョン好きがモロに出た、トライバル・リズム(?)のドラム・ソロだし。
泣きのギター・ソロが聴きたい人には(3)「THE JUGGERNAUT DIVINE」が、とにかく哀愁のメロディが好きという人には悲哀に満ちた美しすぎるインスト(5)「FUNERAL IN SPACE」が用意されています。ただ面白いんですが、アルバム全体だとちょっと散漫かと。でもその2曲のためだけに買ってもいいくらいです。

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