あっしもコレしか知らない。初リリースは自分が20歳の1980年春で、確かにその頃いい曲だなと思った覚えはある。イメージ的に被ったのは自分の場合THE FOUR SEASONSのRag Doll(邦題・悲しきラグ・ドール。エアロの同名異曲はまだ出てないよ!)だった。オリジナルは3番までだが'85年の"眠れない夜のために"には4番があるバージョンを収録。更に'90年の同名ベストアルバム用バージョンと3バージョン聴き比べるのも面白いよ。なお作者自身は確かシティガールかアップタウンガールだよね。
大胆にも聞き覚えのあるMENDELSSOHNのアノ曲をイントロに流用したこの曲は、1984年4月に"もう一度"と両A面の10thシングルとしてリリース、カップリング曲同様元々は"VARIETY"に収録。ここにきてようやく本領発揮とばかりに歌詞は全て英語です! その歌詞はというと副題の"Let’s Get Married"そのまんま、女性側からのproposeもしくはpersuationな内容になっています。男にとっては流石にベタ過ぎて勘弁と最初は敬遠していましたが、女性特に英語の分かる人ならさぞ結婚式で流したいんでしょう?と立場を変えて考えてみると、やはり名曲ということに落ち着きました。全体にレトロチックなメロディはCARPENTERSがカバーしても行けそう、と思いきや残念なことに当時KARENは既に…。
1980年7月にリリースされた5thシングルにして、作詞だけとはいえ初の自作A面曲となったサマーソングです。ちなみに作曲は"SEPTEMBER"など多くのレパートリーを手掛けてきた林哲司。ぶっちゃけここから一時休業まで5枚のシングル、あまりヒットしなかったのでミーハーの私としてはほぼ記憶にございません。この曲もサマーソング好きの私が覚えてないぐらいですからねぇ、お洒落かもしれませんがインパクト不足だったのかも。あっ!時期的にのち旦那になる人の"RIDE ON TIME"や某アイドルの"青い珊瑚礁"と被ってた!
ホンダ・トゥデイのCMのために書き下ろされた曲で、旧知の友と再会して離れていても心は繋がっていると再認識した"女性同士"の友情をゆったりと歌います。1992年10月リリースの"Quiet Life"収録曲で、CMソングとして流れた後翌'93年7月22thシングル"幸せの探し方"のカップリングとしてリカットされました。BEATLESへのオマージュと言われるエンディングの"With a Little Help from My Friends"引用は旦那のアイデアだとか。普段ハードでヘヴィな日常を送る方々も時にはこういうほっこりソングで小休止すると良いでしょう。
まず1984年4月に本アルバムの収録曲として発表、翌'85年3月シングルバージョンとEXTENDED CLUB MIXのカップリングでシングル化。歳月は流れ2021年11月に至ってアルバムヴァージョンに差し替えたシングルを再発したら、何とオリコン最高5位まで上昇する復活ヒットになったほど絶大な根強い人気を誇る曲です。内容は都会暮らしのcoolな女性による恋のgameといったところですか。タイトルからして人工的?でチープな愛を連想してしまいますが、それがお洒落と感じる又は思い込む層も一定数いるのでしょう。さり気に"流行りのdisco"のリズムでキメたシティポップ、そりゃ人気になりますわな。
1984年8月、活動再開・全曲自作曲・山達全面プロデュース第一弾の6thアルバム"VARIETY"から2枚目となる11thシングルです。周知のようにBEATLES賛歌でありまして短いイントロは"Drive My Car"風? "襟なしスーツ"は彼らのスタイル、オールディーズにありがちなオルガンソロは本人、コーラスは同様にBEATLES好きな杉真理・伊藤銀次・村田和人という徹底ぶり。こういう曲はヒットの如何に関係なく超名曲指定してしまうワタクシです。
1983年12月、CBSソニーからデビュー。同レーベルから3年前にデビューした HOUND DOG よりも先にカリスマ的人気を得る。が、1987年にはその HOUND DOG と共に新レーベル・MOTHER & CHILDREN に移籍。 な~んて経歴を出すまでもなく、両者は明らかにファン層が違うでしょう。HOUND DOG のファンにとって目の上のタンコブだったろうことは想像に難くありません。