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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3901-4000

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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3901-4000
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SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - シャボン ★★ (2024-11-16 01:53:04)

6曲目、アナログ盤ではA面ラストとなる原坊ヴォーカルのブールジーなボサノヴァです。大元ビクターのレーベルメイトのよしみでしょう、アルバム発売の翌月に長山洋子の2ndシングルとしてリリースされ65位と新人にしてはまずまずの結果になりました。シャボン玉のようにはかなく消えた恋と解釈するか、それとも石鹸の泡が立つ濡れ場シーンを想像するかはあなた次第。私はSIMON BUTTERFLYというドイツ人が1973年にリリースした"Rain, Rain, Rain"(邦題"レイン・レイン")という曲を連想しましたが、あれほど暗くはないのが救いですかね。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY) ★★★ (2005-05-24 02:39:45)

表題アルバムから唯一のシングル:1984年6月発売のジャスト20th、タイトルは桑田の造語。原坊のシンセで始まるサザン流テクノポップに乗せて歌われる歌詞は、新しいブランドや流行に訳もわからず流される女子大生ひいては世間への批判、つまり女性に向けたある種のプロテストソングです。実は桑田自身そういう女性がむしろ好きらしく、この歌詞も裏を返せばアプローチだとも読めますね。いずれにしても、この後日本はバブル景気到来で一層ブランド志向に拍車がかかることに…。当時のポップミュージックとしては最高に魅力的なこの曲、オリコン結果は最高6位で27.8万枚を売り上げました。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - メリケン情緒は涙のカラー ★★★ (2024-11-20 02:10:46)

メリケン情緒:異国情緒ある横浜を舞台として、桑田自身もリアルタイムでは体験していない筈の戦後間もない時代をサスペンス風に語る曲のようです。エノケン・ロッパがいかに偉大なコメディアンでも当時を知らなければ、またBUND HOTELがいかに横浜の名所でも地元民でないと意味不明ですよね。それに"シキヤミ"なる歴史民俗用語を漢字表記…って凝り過ぎですよ。曲調はBILLY JOELとも言えるしイントロに限って言えばBON JOVIのアノ曲? 同年の初めに聞いた音に早速食い付いているとしたら何ともタイムリーな。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - 海 ★★★ (2024-11-17 01:26:22)

シングルリリースされる筈が"ミスブラ"に変更となり↑隠れてしまいました。ジューシィ・フルーツの13thシングルとして提供した"萎えて女も意志を持て"のB面曲をセルフカバーしたものです。更にその後1990年に芳本美代子と本田理沙がカバーと、なるほど女性の視点による歌らしく女性ばっかり。改めて聴き直してみるとリアルタイムでのインパクトは弱いがじわっときて、サザンの中でも特に評価が高いバラードだというのが納得できますね。"Sha la la 夢のように~"の辺りが"シャ・ラ・ラ"のデジャヴだったり、女性目線で男の印象に残りにくいハンデを考えると十分に名曲と言えるでしょう。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - 開きっ放しのマシュルーム ★★★ (2024-11-14 01:50:18)

うねるように上下するリフが特徴的なTHE POLICEかTHE CLASH辺りを思わせる性急なロック。しかし真の経緯としてはPINKの"Zean Zean"に魅かれて作ったと桑田本人が言っています。↑駄目ですよ歴史を振り返らなきゃ。当時の世界情勢:東西の緊張関係を扱った曲であり1番がアメリカ、2番がソ連、3番が日本。原水爆のキノコ雲をマシュルームに見立てたタイトル、メッセージ性のある歌詞を桑田がシャウトする、サザンにしては珍しい部類の曲調になります。桑田が魅かれたという上記日本のロックバンドはこちら↓。


https://www.youtube.com/watch?v=45CFdOsVdn0


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - 祭りはラッパッパ ★★★ (2024-11-22 01:40:05)

桑田本人が出演した雪印スライスチーズのCMソング。タイトルはラッパでもラッパーでもなく意味不明。ファンキーな曲調に聞こえますけどベースにあるのは日本の音頭で、イントロがヘリの音を模していることに着目。歌詞は得意の和洋折衷ですが、どうやら出兵前夜の"生"と"性"を掛けていて"祭"の場面を描いているらしいです。だから"ああもうどうなれこうなれおあとは野となれ山となれったらall night long"となります。あだや疎かにできません、何と深い曲でしょうか。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - 女のカッパ ★★★ (2024-11-19 02:10:02)

↑むしろ前曲までがいつものサザンらしくてこの曲のみ雰囲気がガラッと変わるようですが。ジャジーでアダルト、気怠くレイドバックした曲調はSTEELY DANに倣ったものだとか。他にも私的にはCAROLE KINGのズバリ"Jazzman"という曲やブラスロック時代のCHICAGO"No Tell Lover"辺りを連想します。桑田によると"河童も女も胡瓜が好き"って何じゃそりゃ。歌詞はエッチの場面だとかクスリでキメてるなど色々解釈できます。英語だけの部分は虚無感を描いていて前述のハイな状態が終わった後のよう…うーむ、やはり難解です。難解だけどチャレンジ精神は評価したいですね。


SOUTHERN ALL STARS - 人気者で行こう - 夕方 HOLD ON ME ★★★ (2024-11-18 02:02:31)

MIRACLES→BEATLESの"You've Really Got a Hold on Me"を転用したようですが結果は全然違う曲です。You've gottaの言葉遊びはもう定番の感がありますね。今思えば僅か4年後TUBEの"夕方チャンス到来"にヒントを与えたことは明白です。曲調はと言うとブラス、ホーンを多用し桑田が高めのキーでナチュラルに歌う、日本語/英語半々のめっちゃポップソング。サザン初心者にも取っ付き易いでしょう。


SOUTHERN ALL STARS - 世に万葉の花が咲くなり - 涙のキッス ★★★ (2005-05-24 02:24:05)

1992年7月、"シュラバ★ラ★バンバ"と同日発売の31thシングル、TVドラマ"ずっとあなたが好きだった"主題歌。オファーによりドラマの主題歌を手掛けるのは初めてですと。全体の歌詞は別れ際の男の未練がテーマですが、二人の世界、時間が止まりそうな感じの穏やかなメロディ。今にして思うにキスじゃなくてキッスというワードの選択も秀逸ですね。メジャー調哀愁バラードも桑田佳祐名物として定着しました。結果はもちろん堂々のオリコン№1ヒット。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - いとしのフィート ★★★ (2024-07-27 01:22:46)

USルーツロックバンド・LITTLE FEATの曲、特にリズムパターンをふんだんに流用して、年末から年始にかけてを歌った歌詞を乗せた曲だそうです。そのため年越しライヴなど冬にしか演らなかったとのことですが近年は夏も解禁ですと。取り敢えずラーメン好きには共感できる歌詞ですね。1channelとはNHKだからこれはパス。"雨風しのげりゃこれからの女は胸が~"のくだりは一番イミフだし個人的に反対だけどそれでも名曲決定!


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - レゲエに首ったけ ★★ (2024-07-26 02:00:50)

夏そして南の国の音楽と言えばレゲエですね。それをERIC CLAPTON流に解釈したのがかの"461 Ocean Boulevard"だとすればこの曲は桑田流解釈と言えるでしょう。最初だけあって試行錯誤的の超スローテンポで気怠げなレゲエ。レゲエ愛を語る言葉数は多いけどまだまだこなれてないかな、"時々むなしい気がするの"。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 茅ヶ崎に背を向けて ★★★ (2024-07-24 02:05:16)

いやいや、桑田にしてみれば自分を育ててくれた茅ヶ崎を讃えている曲ですよ。今やネット、ウェブに常識、敬意、親切、感謝を期待するなというのが"常識"らしいですが、せめて音楽の評価ぐらい公正、正当にいきましょうや。ん? 当時のサザンの音楽自体が常識外れ? 事実ですがそれを言っちゃぁおしめぇよ。2ndシングル"気分しだいで責めないで"のB面になりました。イントロ、リフがNILSSONの"Everybody's Talkin'"またはGLEN CAMPBELLの"Gentle on My Mind"ですねぇ。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 今宵あなたに ★★★ (2024-07-28 01:47:59)

夏バンドSAS衝撃の1stアルバムですがエンディングは冬の歌です。↑原坊の実家のことですね。桑田自身天ぷらが嫌いなのに原坊と結婚したら天ぷら屋へ婿入りしきゃならないと心配した一言だとか。そのため"原由子讃歌"と言われるそうです。他にも"素肌負けないで"は1976年資生堂のCMコピーだったり、思ったこと耳にした言葉をすぐ歌にできる才能。何よりこの時点で確立されている若さゆえの咆哮みたいなシャウト、これこそ桑田流ブルーズロックと言えるでしょう。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 女呼んでブギ ★★★ (2006-10-03 02:07:27)

こういう曲を平気で演れるからこそ桑田佳祐なのです。屈折と剛胆が混在したような。こりゃ出来た瞬間に全員大爆笑、ヤマハのコンテストで桑田のヴォーカルと共に大絶賛されたのも当然ですわ。歌詞カードに書かれていないスキャットとかのハチャメチャぶり、私の嫌いなコンピューターで音楽を作る誰かさんには絶対不可能な芸当ですね。歌に込める魂が全然違います。当時は何じゃこりゃ?だったけど今では☆10個に価するサザンのエロサイド筆頭曲に決定です。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 勝手にシンドバッド ★★★ (2018-07-24 19:57:48)

↑さぞ驚いたであろう当時の人たちの中の1人です。しかし今の今(2018年)まで発言してなかったとは何たる不覚! 40年後に聴いてもやっぱり新鮮、熱い、そしてハチャメチャで革命的な桑田にしか作れないJ-ROCKだよぉ。1978年6月リリースの1stシングル。ほぼ同時期に出たBILLY JOELの"The Stranger"と共に江口寿史の漫画"すすめ! パイレーツ"でギャグに使われていました。


https://www.youtube.com/watch?v=4xMS2n14OvM


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 当って砕けろ ★★★ (2024-07-22 00:55:18)

1stアルバム3曲目にしてシングル"勝手にシンドバッド"のB面曲です。曲調はのちの"思い過ごしも恋のうち"に通じる所がありますがこちらは弾むようなモータウンR&B風のリズムが特徴。"おてもやん"の一節が出てくる歌詞もポジティヴでハッピーエンドへ向かう…かな? 余談:"あたる"は"当る""当たる"どちらもOK。但し公用文では後者を使います。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 瞳の中にレインボウ ★★ (2024-07-25 03:10:01)

LEON RUSSELLと1976年当時の妻MARYによるハッピーソング"Rainbow in Your Eyes"を和訳したタイトルです。R&B的な要素もあったこのUSシンガー&ソングライターに対するリスペクトが表れたブルージー、またはジャジーな曲調で構成されていますが、歌詞までオリジナルに反してややネガティヴになってしまってます。確かに好きな人は好きでしょうね。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 別れ話は最後に ★★★ (2024-07-21 00:55:18)

1978年8月リリースの1stアルバム、衝撃のデビュー曲に続く2曲目はシングルの候補になったと言われるボサノヴァ風のシティポップですね。そもそも元来引き出しの多い桑田のこと、ぶっ飛びコミックソングだけじゃなく当時からこういう曲も当たり前にありました。Aメロは雰囲気満点まったり溜めに溜めてサビは短くサラッと、それがまさにタイトル通り突然の別れってとこでしょうか。


SOUTHERN ALL STARS - 熱い胸さわぎ - 恋はお熱く ★★★ (2024-07-23 01:00:14)

このスローシャッフルは"栞のテーマ"の原型ですね。サビの終わりがあおい輝彦の"二人の世界"だったりしますが、桑田のルーツは昭和歌謡。デビュー曲のタイトルからしてそうでしょ? あれに比べりゃ可愛いもんです。イントロの波の音は葉山ですね、ニッチですね~。


SOUTHERN ALL STARS - 葡萄 - ピースとハイライト ★★★ (2016-06-13 19:57:33)

2013年8月7日シングルリリース、2014年に中継とはいえ紅白でブチかますなど物議を醸している問題曲。色んな解釈があろうけど、ハイライトのライトはLightではなくRightだということが解れば…。コレを演っちゃうのが桑田なんだね。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - ALLSTARS' JUNGO ★★ (2024-10-31 01:27:18)

↑"景気よく踊ろう"ってだけの歌詞ですからあまり考えなくても宜しいですよ。ジャングルビートって'90年代に興った筈なのに'83年の時点でサザンが演っていた? これは新説ですね…日本初も小室ではなく桑田だったと。最初はラップだったのが最終的にリズム隊が忙しいアフリカンな曲になったとか。とにかくライヴ映えすることは確かなようです。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - ALLSTARS' JUNGO (Instrumental) ★★ (2024-11-07 00:22:09)

アフリカンビートジャンゴ"ALLSTARS' JUNGO"の間奏部分のみを抜き出して再録した僅か43秒のインスト。メンバー全員が気持ちよく一斉にリズム録りした様子が目に浮かびます。ラスト超名曲2連発への橋渡しですね。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - EMANON ★★★ (2024-11-08 02:04:02)

"綺麗"から唯一の18thシングルA面曲でアルバムと同時の1983年7月発売、オリコン結果は最高24位、売上7万枚とサザンにしてはちょっと落としてますね。no nameを逆にした言葉遊びというタイトルに馴染みがなかったせいかもしれません。歌詞はいつものサザンらしく真夏の出来事の思い出、そして曲調はサザン随一の(日本で言う)AOR。AORです、大事なことなので2回言いました。イントロから洒落たメロディとコード進行によりライト&メロウで切ない雰囲気を醸し出す、サザンでは珍しいタイプの隠れ名曲を今改めてクローズアップいたします。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - MICO ★★★ (2024-11-03 01:51:04)

↑↑"20年前"とある通り"Be My Baby"のカバーを歌うなど'60年代主に活躍した和製DIANA ROSSこと故・弘田三枝子の愛称で、内容も"人形の家"が出てきたり彼女をテーマとした、ユーモアと愛情に満ちたラテン・ソウルです。"綺麗になってsoulを捨てて、たしなみばかりが歌じゃない、もう一度だけ叫んどくれ俺のために"の所が本音ですね。そして何と彼女から同年すぐに佳祐を捩った"O-KAY"なるアンサーソングが返される↓という粋なサプライズ。


https://www.youtube.com/watch?v=7y3tI2mVb68


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - NEVER FALL IN LOVE AGAIN ★★ (2024-11-01 02:34:55)

舞台は"9月の風"とある通り季節は秋そしてありがちな失恋の歌。アナログ時代のA面ラスト曲であり富田靖子主演の映画"アイコ十六歳"挿入歌になりました。"お気に入りだった"けど"ひとりで聴いてもむなしい"RAY CHARLESてのが桑田らしいですね。全体に低いキーなのにその"むなしい"だけ突出してシャウトしています。BURT BACHARACHが作りDIONNE WARWICKやCARPENTERS等が歌った"I'll Never Fall in Love Again (恋よさようなら)"がモチーフらしいですが全然似てません。サザンにしてはやけに間延びした、可もなく不可もなく無難なバラードといった印象。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - YELLOW NEW YORKER ★★★ (2024-11-02 02:28:41)

New Yorkに行った時の桑田の感想がそのまま曲になった、アナログ時代ではB面オープニング。この音像はパンクか本場New YorkerであるBILLY JOELが時々作っていたR&B基調のロックンロールをイメージさせます。New Yorkに住む黄色人種への応援歌であり、サザンの立場からはアメリカで日本人が認められるために乗り越えるべき障壁を感じたに違いありません。曲調も歌詞もストレートなカッコよさがありますね。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - かしの樹の下で ★★ (2024-10-29 01:51:44)

シンセドラムをフィーチャーした中国風のナンバー。前作"NUDE MAN"収録曲"流れる雲を追いかけて"と同様に中国残留孤児がテーマになっていますが、今回は情景描写よりも社会的考察の方が焦点です。BEATLESの"A Day in the Life"が動機になったとか原坊のヴォーカルパートでバックに胡弓を使ったり、"祖国(ツーゴー)"とズバリ中国語が出てきたり一層本格的ですね。彼の地とあの時代に思いを馳せながら聴く曲。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - そんなヒロシに騙されて ★★★ (2005-06-06 02:14:04)

本作6曲目でサザンのシングルとしては当時未発売。桑田氏の音楽的背景には昭和40年代の歌謡曲、VENTURES風のエレキ歌謡もあるんですね。原坊ヴォーカルの雰囲気そのまま、またもや高田みづえに提供され彼女の21thシングルとして"私はピアノ"に匹敵するヒットを記録した他、ジューシィ・フルーツや森昌子にまでカバーされました。でヒロシとは?ドラマー・松田弘しかいませんよね、名前を貸しただけとのことですが。↓中曽根さん、意味不明ですよ。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - サラ・ジェーン ★★★ (2024-11-05 01:51:40)

"たいくつな毎日がイヤになり""明日朝まで""家を出る"SARAH JAYNEという少女を歌う、ゆったり16ビートのソウルバラード。1959年のアメリカ映画"Imitation of Life"(邦題"悲しみは空の彼方に")の登場人物がモチーフになっていますが、この曲の主人公サラ・ジェーンは映画ほどシリアスな境遇ではなく普通に多感な少女ですね。個人的な感想を言うとメロディが'73年初めにヒットした南沙織の"早春の港"だったり。それらの所から↑↑懐かしさを感じると思います。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - マチルダBABY ★★★ (2006-10-03 02:12:38)

てっきりシングル出てたと勘違いしてました。中曽根さんの仰る通りサザンがテクノ演ってますよ! 1983年7月リリースの"綺麗"から、いきなりシンセの音が目立つオープニング。原坊が考えたイントロが特徴のRPG要素が含まれている"It's just a fantasy"とある通りファンタジーものといったところで、あの時代を知らない人には古臭く聞こえるでしょう。しかし、あの時代にしては情熱と哀愁をラテン風味でベストブレンドした曲。桑田が細野晴臣作曲のゲーム音楽に触発されて出来たとか。"彼女が水着にきがえたら"挿入歌にもなりました。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - 星降る夜のHARLOT ★★ (2024-10-30 01:50:41)

レゲエ調なのに何とも切なく哀しげなのは当時急激に増えたジャパゆきさんの"under pressure"を歌っているから。"街角で売りに出ていた"harlot - そのまんまの意味であり、特に2番はもっと赤裸々な歌詞が出てきますよ。心に傷を負っていた筈の彼女たちの心情を察しここまで巧みに描写できる桑田氏は確かに凄いですが、別世界のことだと思うと感情移入はできませんね、残念だけど。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - 赤い炎の女 ★★ (2024-10-28 02:57:25)

スパニッシュ若しくはルンバな曲調にラテンなギターが光る佳曲。↑現在では総合的にLGBT、ジェンダー等と呼ばれますね。そのうちの女役に恋する男役の立場で描かれているようです。更に言うと実は妻の不倫を疑いながら監視する夫の妄想だという説も。後者はともかく前者の人々が嘗て周りにいましたが、そういうもんかなぁって感覚ですね。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - 南たいへいよ音頭 ★★ (2024-11-06 01:45:01)

ムクちゃんことベーシスト・関口和之作詞・作曲&ヴォーカル。今回は"ムクが泣く"とは対照的にどこが音頭だよ?てぐらいラテンでトロピカルな曲となっています。南の島の青い海、青い空を思わせる音像に対して詞はどうでも良さそうに不思議な描写ですね。こういう曲調は好きなだけに良く言えばサラッとした、ぶっちゃけ弱いヴォーカルが残念です。


SOUTHERN ALL STARS - 綺麗 - 旅姿六人衆 ★★★ (2024-11-09 03:00:14)

↑直近のコメントがもう17年余も前ですから是非ともアップデートしなきゃ。タイトルは"旅姿三人男"から、エンディングは"Hey Jude"とコード進行が同じ…と何かしら影響を受けた要素がありつつオレ流の音楽に昇華する桑田いつものパターンですが、中でもこの曲は特別感ひとしおです。ライヴツアーを回る彼ら自身の旅姿、"華やかな者の影で今動く男達":バンドを支えるスタッフとファンに感謝を捧げた曲なのですが、21世紀になって大森ター坊が脱退し5人となってから封印されライヴで演らなくなったと。ところが40周年ライヴLive Tour 2019で"旅姿四十周年"とタイトルを変え20年余振りに披露されました…言わずもがなの特別感ですね。


SPANDAU BALLET - True - Gold ★★★ (2011-08-25 20:00:04)

こ、これもあったの! いや大好きでしたよ、ノリが良くてもう最高!


SPITZ - インディゴ地平線 - チェリー ★★ (2011-12-28 00:29:37)

桜の季節でもないのに思い出す。OVERDRIVE的に連想するのは昔日産にあった車名かタバコの銘柄ですな~。それらがなぜ廃止になったか…ん、そのまさかですよ。♪ 愛してるーの響きーだけで~(歌って誤魔化す人)。


SPITZ - インディゴ地平線 - 渚 ★★ (2006-03-26 23:39:22)

このタイトルなのに夏ソングじゃないみたい、でも良いです。当時TVで浜崎貴司が歌ったバージョンもイケてました。


SPITZ - ハチミツ - 涙がキラリ☆ ★★ (2006-03-26 23:22:34)

何気にギターがロックしてます。だから好き。


SPITZ - 空の飛び方 - 青い車(Album Version) ★★★ (2006-08-27 13:13:36)

あ、これいいや、94年夏のリリース当時はノーチェックで後追いで知った。爽やかだね。
追記:自分も次は青い車にしようかなと単純に考えてたら本当に実行してしまった。あと、アコースティックバージョンもあるんだね。


SPITZ - 三日月ロック - さわって・変わって ★★ (2017-06-12 20:09:40)

もうそんなに前の曲か…いきなり福岡の天神駅で始まることからお判りの通り草野ワールド全開。それと引き換えに全国的ヒットは諦めたのかな。


STARSHIP ★★ (2016-02-21 09:31:48)

80年代中盤から後半にかけてアルバム3枚と全米№1ヒットを3曲残しあっさり消えたSTARSHIP。起源が60年代のJEFFERSON AIRPLANEに遡ることは周知の所だろう。
後追いで知ったクチだが当時からしても20年前、60年代AIRPLANE時代にはSomebody to Loveという問答無用の名曲があった。70年代JEFFERSON STARSHIP時代はリアルタイムでは全く知らずにいた。いや、白状すると同好の後輩がアルバムEarthを紹介してくれたのだが、自分の貧弱なセンスには今一ピンと来なかった。
その後、産業ロック(コレも後からそんな呼び方されてることを知った)系統を主に聴いていた自分にとって、STARSHIPのデビューというか再生はもちろん大歓迎! 当時GRACE SLICKが40代後半、MICKEY THOMASでも30代後半、あれから更に30年経ってるんだよなぁ…。
短命に終わった新生STARSHIP、彼らもまた80年代を象徴するバンドであり、産業ロックの終焉と運命を共にした存在でもあったことが言えるだろう。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla ★★★ (2016-01-10 06:19:43)

60年代JEFFERSON AIRPLANE~70年代JEFFERSON STARSHIPと進化したシスコのバンドが、80年代半ばにJEFFERSONの名を捨て再スタート。PETER WOLFプロデュースと見て一瞬驚いたが元J.GEILES BANDのとは別人だった。しかし70年代初めに名を馳せたDENNIS LAMBERTやBERNIE TAUPINといった錚々たる面子が集ったからには、いやが上にも期待は膨らむというもの。
そして蓋を開けてみれば…極上ポップロックの洪水である。タイトル通り売れ筋にどっぷり浸かってしまったから、同時期のSURVIVORやHEARTと同様に産業ロックと言われることも多いが、それはそれで別に構わない。ベテランが集結していかにも80年代ど真中を象徴するサウンドを作り上げた。率直に聴いて楽しむべし、そういうアルバムなのだ。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Before I Go ★★ (2016-01-07 08:06:34)

AOR畑のライターDAVID ROBERTSによる本作4thシングル。Go = Dieとも取れる節があるためかチャートでは68位と振るわず、でも聴き込めば癖になりそうだ。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Desperate Heart ★★★ (2016-01-05 10:20:03)

作曲者の1人MICHAEL BOLTONもセルフカバーしている「こわれたハート」。その通りのAORナンバーで、シングルにしなかったのは惜しい。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Hearts of the World (Will Understand) ★★★ (2016-01-08 08:29:21)

Tomorrow ~ と同様外部の専門ライターによる作曲だが、こちらはシングルカットしなかったのが惜しまれる隠れ名曲だ。ポップな中にクールさが光る。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Love Rusts ★★ (2016-01-09 08:10:06)

~ロック・シティの作者のうち英国人2人が書いたスロー&ヘヴィなラストテューン。20年前に叫んだLove & Peaceが錆び付いたかのように、重い。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Private Room ★★ (2016-01-06 08:00:17)

本作唯一のメンバーによる作曲でMICKEYとCRAIGの共作。シンセドラムのビートが目立つファンキーな曲だ。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Rock Myself to Sleep ★★ (2016-01-04 09:52:24)

エキストラVo.としてKEVIN DUBROWが参加しているハードロックテューン。ルーツであるサイケデリックロックにも聞こえるし、RATTっぽい妖しいLAメタルの香りも。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Sara ★★★ (2014-07-26 20:56:53)

自分も含めて男はWe Built This City、女の子はSaraと人気がハッキリ分かれてたね。涼しげで浮遊感のある名バラードだ。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Tomorrow Doesn't Matter Tonight ★★★ (2016-01-03 05:53:35)

コレは(日本で言う)が付かない本当のAORであり、そこいらのメロディアスハードなんか遥かに凌駕している。決してキンキンこないミッキーのハイトーンがイイね。全米最高26位とチャートでも健闘。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - We Built This City ★★★ (2004-02-05 01:16:31)

ELTON JOHNのパートナーBERNIE TAUPIN他が作詞、NY生まれのヒットメーカーDENNIS LAMBERT他が作曲して1985年、STARSHIPとしての1stアルバムに先行して8月にリリースされ全米などで1位、全英でも12位を記録する大ヒットとなった"シスコはロック・シティ"です。歌メロにシスコは出てきませんが早口トークの中で"Golden Gate"や"the city by the bay"と言っています。内容はロックアンセムの中に商業主義批判を織り込んだものとなっていますが、彼らもやがて産業ロックと呼ばれるようになってしまいますね。しかしそんなこと今やどうでもいいでしょう、HM/HR以前にロック好きであるなら星10個の超名曲!!


STARSHIP - Love Among the Cannibals - Wild Again ★★ (2014-08-04 08:25:05)

映画 Cocktailの挿入歌にも係らずチャートでは73位と苦戦した本作1stシングル。メンバーチェンジしても4年前の新鮮味には及ばなかったか。タイトル通りワイルドなノリとパンチのあるHR指向の曲。


STARSHIP - Neuclear Furniture(Jefferson Starship) - No Way out ★★ (2016-02-13 19:40:06)

84年。RON NEVISONプロデュースのJEFFERSON STARSHIPラストアルバムからWOLF & WOLF作曲のナンバー、つまりこの時点で音楽性は既にSTARSHIPである。バンドの状況がモロに表れたタイトルや曲調がマイナス要因だったか。


STARSHIP - No Protection ★★ (2016-02-20 07:49:25)

80年代後半当時STARSHIP名義で3作リリースされている内の2作目に当たる本作は、前作の延長線上にあるハードポップ、産業ロックの秀作であることは確かだ。外部ライターを多数起用しているからハズレ曲は無いが、コレが最高傑作かというと疑問を感じる。前作は最初の2曲で初っ端からインパクトを与えられたが本作ではそれが無い。収録曲も一般のリスナーがチョイ聞きした分にはNothing’s Gonna ~ しか耳に残らないと思う、自分が聴き込んでも☆3つに値するのは他に2~3曲程度だった。同時代の産業ロックと言われた他バンドに例えるとHEARTのHeartに対するBad Animals、SURVIVORのVital Signsに対するWhen Seconds Countに相当するのが本作だとして、STARSHIPの場合はそれらよりも一層尻すぼみの印象を受ける。それというのもGRACE SLICKは年齢を理由として(卑近な想像ではケンカ別れか?)本作を最後にバンドを去った後、袂を分かった筈の保守派による1回こっきりの復活作JEFFERSON AIRPLANEに参加してから完全に音楽シーンより引退する。残ったMICKEY THOMAS率いるSTARSHIPは同じ89年、更にハードな作品(メタラーにはこっちがお薦め)をリリースした後やはり解散してしまう。こうした事情が絡んでいるからに他ならない。


STARSHIP - No Protection - Babylon ★★ (2016-02-18 08:04:19)

作曲に参加したGRACEがメインVo.のハードポップテューン。ミステリアスな始まりや躍動的なサビといった展開は、欧米人がバビロンに象徴させる何かを表現しているのだろう。


STARSHIP - No Protection - Beat Patrol ★★ (2016-02-12 08:12:44)

OPはタイトル通り軽めのビートが踊るアップテンポのダンスポップで、本作3rdシングルとして全米46位まで上がった。作曲がUKのSSWだからか、少し前のニューウェーブ系の香りがする。


STARSHIP - No Protection - Girls Like You ★★★ (2016-02-13 08:01:45)

1.と似たテンポのダンサブルなロックテューンだが、こちらはほぼ彼らオリジナルのG.オリエントな80sアメリカンハードポップ。コレをシングルにしなかったのは惜しい!


STARSHIP - No Protection - I Don't Know Why ★★ (2016-02-16 08:21:26)

Vo.を執るG.SLICKが作曲にも加わっているメジャー哀メロのスローバラード。先行き不安を感じさせる雰囲気が漂い、その通り本作の後…。


STARSHIP - No Protection - It's Not Over ('til It's Over) ★★★ (2014-09-25 19:36:27)

このタイトルからして何気に好きな曲であり、弾むビートにミッキーのシャウト、弾きまくりギターとなかなかのハードポップ。全米9位に食い込んだ本作2ndシングル。


STARSHIP - No Protection - Nothing's Gonna Stop Us Now ★★★ (2012-06-21 20:55:53)

60年代のジェファーソン・エアプレインを知る一部の口はばったい人々は、スターシップに至ってはとうとう産業ロックにまで成り下がったと仰るが放っとこう! ただ、この曲が絶頂期だったことは確かである。


STARSHIP - No Protection - Say When ★★★ (2016-02-17 19:48:12)

前作でBefore I Goを書いたAORアーティストDAVID ROBERTSがグレードアップしたバラードを提供した。G.が一瞬まんまSaraだったりするけど他が飛び抜けて良い! コレは隠れ名曲だ。


STARSHIP - No Protection - Set the Night to Music ★★ (2016-02-19 07:57:46)

本作の、そしてGRACEにとってもSTARSHIPのメンバーとしてのラストテューン。D.WARREN作曲だからメロディは保証付きだけど、事情を考えるとしんみりし過ぎかなぁ…本作4thシングルでもある。


STARSHIP - No Protection - The Children ★★ (2016-02-15 07:57:48)

~ This CityやHEARTのThese Dreamsも手掛けたMARTIN PAGEとCLIF MAGNESSの共作による、子供を賛美した内容のAORナンバー。とは言え普遍性よりも独特の世界観を感じるのだが気のせいかな。


STARSHIP - No Protection - Transatlantic ★★ (2016-02-17 08:03:28)

タイトルから連想するのは作曲者の1人が南アフリカ出身のドラマーだったり、本作リリース前にUK出身のPETE SEARSが脱退した現実だ。曲自体はエキゾチックでノリが良く、大西洋をひとっ飛び。


STARSHIP - No Protection - Wings of a Lie ★★ (2016-02-14 05:56:54)

多様なメロディで構成されたあの時代らしいAORバラードで良いんだけど、いかにもらしすぎて逆に埋もれてしまうかな? 作曲はWOLF & WOLFのコンビだ。


STATUS QUO - Rockin' All Over the World - Rockin' All Over the World ★★★ (2014-12-11 20:09:51)

オリジナルが普通のアメリカンロックだからポップなのは当然。Vo.の声に限って言えばそのJohn Fogertyの方が断然ハードだけど、カバーバージョンもすんなり聴けるのが名曲の為せる技だね。


STEELER - Steeler ★★ (2004-03-08 00:55:00)

KEELとLION、キャラがほとんど正反対の2つのバンドが元々好きで、我ながら趣味がバラバラだなーとあきれていたところ、遡ってこのアルバムに辿り着いて…やっとつながった。これだけのメンツが揃いながら(いや、だからこそか)、この1枚だけで空中分解してしまったこと自体に歴史的意義のある作品だと思う。で、肝心の音は…ギターはさすが、弾きまくりというか弾き倒し。VO.は…やっぱりヘタウマだねえ。


STEELER - Steeler ★★ (2013-08-26 21:02:42)

左の曲目にドイツの STEELER の Steeler 収録曲が丸ごと混入している。ややこしい。


STEELER - Steeler - On the Rox ★★ (2013-08-26 20:50:30)

3分未満とコンパクトだが、こういうテンポなら弾き倒しギターが曲をブチ壊すことは決してない。ロン・キールのハイトーンもブレることなく響いている。


STEELHEART - Steelheart ★★ (2018-12-03 20:04:05)

90年5月、超絶ハイトーンを誇るクロアチア出身のMILJENKO MATIJEVIC-当時はMIKE MATIJEVIC-を中心にコネチカットで結成されたHRバンドの1st。折しも紛争前夜だった旧ユーゴの人ってVON GROOVEのG.・MLADENもそうだけど熱い、て言うか極端を好む傾向なのかな…つまりメタル向きだろうね。
内容は勿論そんなMATIJEVICのVo.が随所で生かされた楽曲ばかり。だから百凡メロディック/ポップメタルに終わってない、凄い個性だと思うよ。詳細にはこれまた超絶有名な9.が突出していると思いきや、他は全体に普通っぽいアメリカン・ヘアメタルが並ぶ作風で自分はむしろそっちの方が好みなんだな~。
ジャケットの絵は黒レザーにスティールと言うよりスタッズハート?のと、工業プラントを背景に真っ赤なハートの2種類あるようだ。前者のみ6曲目にShe's Goneの大阪?ライヴテイクを収録。USチャートでは翌年40位まで上がりまずは好調な滑り出し。シーンの変わり目にひと際輝いた異色のHR作品だった。


STEELHEART - Steelheart - Can't Stop Me Lovin' You ★★ (2018-11-26 08:06:17)

リズムが掴み辛いイントロのリフからマイナー調のスローシャッフルに転じる。超ハイトーンVo.が無かりせばサビメロはちょっと単調かなとも思える1stシングル。


STEELHEART - Steelheart - Down 'n' Dirty ★★★ (2018-12-02 07:59:57)

人間、堕ちる時は早いもんだと言わんばかりにアップテンポのフツーHRでサビはかなりキャッチー。ユニークなのはVo.だけじゃなくて、この手の曲らしからぬ7分近い演奏時間もだ。


STEELHEART - Steelheart - Everybody Loves Eileen ★★ (2018-11-28 08:01:00)

やっぱりWHITE LIONのアノ曲似という指摘があるね。それよりも、この感心しないイントロをアウトロまでずっと通すとは芸が無かったなと思える4thシングル。


STEELHEART - Steelheart - Gimme Gimme ★★ (2018-11-30 08:09:33)

AメロだけBlack Dogみたいだけど後はフツーR&Rで歌詞も粘っこいラヴソングだ。MATIJEVICの熱唱と言うよりも力唱と持ち前のハイトーンで畳みかけるアグレッシヴなミディアムHR。


STEELHEART - Steelheart - I'll Never Let You Go ★★★ (2018-11-27 08:07:27)

MATIJEVIC単独作の、爽快感とハイトーンのためか透明感もあるメジャー調バラード。She's Goneよりも上位の全米23位まで上昇しSTEELHEART最大のヒットとなった2ndシングルだ。


STEELHEART - Steelheart - Like Never Before ★★★ (2004-01-16 01:43:10)

M. MATIJEVICと本アルバムで半数の作曲に係わるJ. WARDの共作。出だしはシリアスなHRかと思いきや、サビの歌メロがとてもキャッチー、ギターソロがちょっと線の細い音でよくマッチしています。モロにパーティーロック大好きOVERDRIVEの好みど真ん中ストライク!ですよ。また"She's Gone"しか知らなかった人も今まで以上にSTEELHEARTが好きになる…かな?


STEELHEART - Steelheart - Love Ain't Easy ★★★ (2018-11-25 09:29:35)

自分はBON JOVIのIn And Out of Loveを思い出したが? 何に似てようが、OPからいきなり唸り系のVo.を聴かせるM.MATIJEVIC自身が書いたオリジナルだ。堂々の☆3つ!


STEELHEART - Steelheart - Rock 'n' Roll (I Just Wanna) ★★★ (2018-11-30 19:50:22)

次がShe's Goneでなくてもコレ単体だけで傑作R&R、タイトルに( )内が無くてもZEP.のとは識別できる90年当時のロックンロール。UPされてるライヴ動画では2分半も引き伸ばされて魅力倍増だ。


STEELHEART - Steelheart - She's Gone (Lady) ★★ (2018-12-01 09:00:25)

タイトル、当時盤のCDには無い(Lady)とあるのは副題か別名かどっちだ? それはともかく自分はShe's Goneと言ったらDARYL HALL & JOHN OATESに決まってんだろ!という世代なんで。いかに名曲、名演であってもここまで悲壮の大洪水は勘弁願いたい。


STEELHEART - Steelheart - Sheila ★★ (2018-11-29 08:06:13)

60年代のアメリカンポップスが"シェイラ"に対してこちらの"シーラ"はB.のJAMES WARDが書いたブルーズ。好きな人なら7分半超の長さを存分に楽しめるだろう。


STEELHEART - Tangled in Reins - Late for the Party ★★ (2004-07-31 02:30:58)

おわっ! STEELHEARTがパーティ・ロック演ってるぞ。何気にモトリー的なミディアムスローR&Rだけど、例によって七色のVo.が弾けまくってるから許すよん。


STEELY DAN - Can’t Buy a Thrill - Do It Again ★★★ (2005-05-18 00:32:12)

1972年の№1ヒット。出だしの歌メロが何とも斬新、スッ飛んでるぜ。矢野顕子がこの曲お気に入りというのも納得なのだ。


STEPPENWOLF - Steppenwolf - Born to Be Wild ★★★ (2017-03-31 19:52:21)

楽曲としては完全にHRであり歌詞にheavy metal まで登場する。1968年の初めに全米2位、全英でも30位まで上昇した彼ら最大のヒット曲だ。カッコいいね!


STEVE PERRY - For the Love of Strange Medicine - Anyway ★★ (2006-05-07 23:51:43)

「AOR、以上」と言いたいところですが、S.ペリーのVo.が素晴らしすぎるのでそれはなし。音も豪華ですね!


STEVE PERRY - For the Love of Strange Medicine - You Better Wait ★★ (2006-05-10 00:54:37)

うむ、ハイトーンを抑えたジャーニー節ってとこですね。YOU BETTER WAITっても10年は待たせ過ぎですよ、ペリーさん。


STEVE PERRY - Street Talk ★★ (2018-08-11 10:26:03)

自分が首都圏に居た最後の頃、顔だけSTEVE PERRY似の一風変わった日本人の奴と知り合った。まだ22かそこらで"人生捨てた"が口癖と言うかキャッチフレーズで写真好き。何と出生時からの自身が写った写真を事細かに整理して"人生のアルバム"と名付けていた。しかも思春期の頃からわざと驚きor感動の表情とポーズで写っている…本当に変な奴だった、今は何する人ぞ。
自分たちよりは一回り上の本物のSTEVEも"ヴォーカリスト人生の一区切り"のつもりでソロアルバムを作ったのだろう。USA FOR AFRICAに参加した後85年にはJOURNEYに戻っているから、ソロで恒久的にやっていく予定でもなかったに違いない。結局その後JOURNEYは失速してしまうのだが。
それでも本作にはJOURNEYの面子が全く参加しておらずバンドとは明確に区別して作りたかった意図がわかる。共同プロデュースはBRUCE BOTNICK、G.にMICHAEL LANDOU、コンポーザーはRANDY GOODRUMと、ウェストコースト・LA界隈で名の知れたミュージシャンで手堅くまとめたというところ。
1.が全米3位の大ヒットとなった他シングル曲は半数の5曲。本アルバム自体も12位を記録してまずは成功作と言え、STEVEも顔そのまんまの鼻高々だっただろう。JOURNEYでは見せなかったファンキーな一面や一層ソウルフルな歌唱が聴き所だよ。メタラーの箸休めに是非どうぞ。


STEVE PERRY - Street Talk - Captured by the Moment ★★★ (2018-08-10 08:05:49)

登場するのはSTEVEが夢中になった伝説のバンドや早世したアーティストたち。彼らに心捕らわれた過去のあの瞬間を忘れるなと歌うSTEVEの地声は案外ダンディだね。


STEVE PERRY - Street Talk - Foolish Heart ★★★ (2018-08-06 08:08:46)

全米21位と健闘した本作3rdシングル。STEVEも然ることながら共作しているKey.のRANDY GOODRUMもなかなかのセンスである。サビメロは後年WANDSのある曲のイントロで再び耳にすることになるが…まさかね。


STEVE PERRY - Street Talk - Go Away ★★★ (2018-08-05 09:38:16)

3曲目で早くもGo awayって何なのと思ったらSHERRIEではなく元カノ?と逢った時の別れ際らしい。さすが当時30代半ばのSTEVE、サラッとした(日本で言う)AORだね、大人だねぇ。


STEVE PERRY - Street Talk - I Believe ★★ (2018-08-04 08:14:11)

メロハーバラード好きは受け付けずヒットも逃した2ndシングルだがR&B好きなら飛び付くだろう。えっ誰これ? あのJOURNEYのヴォーカリストさ!


STEVE PERRY - Street Talk - It's Only Love (2018-08-07 08:05:49)

同年BRYAN ADAMS君の同名異曲はどっしり腰が据わってるのに、一回り上のPERRYさんがこんなチャラけてていいの? JOURNEYでは見られなかった一面ではあるが。


STEVE PERRY - Street Talk - Oh Sherrie ★★★ (2006-05-09 00:41:12)

メロディアスだがソウルフルでもある、全米最高位3位の大ヒットとなった本作1stシングル曲。ヴォーカリストS.ペリーが全身全霊込めて歌い上げる(日本で言う)AORナンバーで、音がいかにも'84年だから一層良い。


STEVE PERRY - Street Talk - Running Alone ★★★ (2018-08-09 08:05:00)

本作を最後まで聴いた人が少ないのか、自分が発言第1号? ソロでやっていく決意を歌ったこの曲がJOURNEY解散の遠因だとか、小さいこと言ってないで聴いてごらん。


STEVE PERRY - Street Talk - She's Mine ★★★ (2006-05-10 02:09:33)

個人的に本作で一番好きな全米18位まで上がった本作5thシングルである。ここでのS.ペリーはジェントルマンではなくチョイ不良(ワル)オヤジ?


STEVE PERRY - Street Talk - Strung Out ★★ (2018-08-11 09:44:08)

本作4thシングルでもあるエンディングテューンは夏の夜というシチュエーションにレゲエ調のゴキゲンなナンバー。タイトルの真意はちとヤバいんだけどね。


STEVE PERRY - Street Talk - You Should Be Happy ★★ (2018-08-08 08:07:35)

JOURNEYにもあったハードエッジドロックのVo.をよりソウルフルにした感じ。曲調がSAMMY HAGARの~Driving Me Crazyっぽいのは時代を反映しているのか。


STEVE STEVENS - Atomic Playboys ★★ (2008-09-06 18:59:00)

これは良質のロックンロールアルバムである。パンク出身だからって尖っているわけでもないし、音もメタリックと言うよりむしろ軟らかい。だからこそすんなりと全曲聴き通せるのが美点。粗削りなようで実は手の込んだ曲作りの跡がわかる。ちょっと不気味なジャケに騙されず聴いてみるべし。結構クセになる。


STEVE STEVENS - Atomic Playboys - WARM FEMALE ★★ (2008-09-06 18:45:52)

締めのラストテューンはハード・ドライビングなR&R、こうでなくっちゃ。そしてやはり女性は温かいものです。


STEVE STEVENS - Atomic Playboys - Woman of 1000 Years ★★ (2008-09-06 18:49:18)

ごくごくまっとうなロックンロールです。確かに聴きやすい。


STEVE STEVENS - Top Gun (soundtrack) - Top Gun Anthem ★★★ (2014-07-29 08:19:22)

作曲したドイツ人Harold Faltermeyerの方が主役か? いやいや、このギタープレイを聴けばやはり共同作品と言うべきだろう。実に分かりやすく、しかもカッコいいインストテューンである。