そもそも1970年発表のアルバム収録曲に過ぎず、翌1971年、当時多かったパターンで日本だけのシングルヒット曲です。"太陽は燃えている"という邦題の通り情熱的な歌詞のラブソングで、それもそのはず原曲はスペインのヒット曲。また~all of your heartと歌っていますがタイトルには of が入らないのが正解らしいです。なお、フンパーディンク自身はラテン系ではなくインド生まれのイギリス人で、ドイツの作曲家から芸名をそっくり頂戴したとの由。
クラプトンはこの曲を1975年8月にソロ7thシングルとしてリリースしましたが、それに先立って英レゲエシンガーARTHUR LOUISによる同じくこの曲のレコーディングに参加した関係なのかクラプトンのヴァージョンもややレゲエがかっていますね。前年に"I Shot the Sheriff"の大ヒットでプランクを克服したこともあってレゲエにハマってたところでしょう。それに加え"スローハンド"のギターが穏やかな雰囲気を引き立て、これなら本当に天国へ行けそうです。因みにアルバムへの収録は表題盤より2年前、1982年の"Timepieces: The Best of Eric Clapton"が最初でした。