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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2901-3000

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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2901-3000
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MALICE - License to Kill - Vigilante ★★★ (2010-04-15 19:08:42)

ミドルテンポの極みですね。寝ずの番。ヴィジャランティという語がアメリカ用だから、コレは紛れもなくアメリカンメタルです。


MANOWAR - Into Glory Ride - Warlord ★★ (2007-03-10 01:58:17)

オープニング曲。イントロ前の喘ぎ声は余計ですねえ。それ以外はストレートなR&R。確かに音は軽いですが。


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - BLIND FAITH (2005-10-30 00:47:36)

ソウルフルなVO.で、むしろブリティッシュHRに近い印象。かと言って内容は70年代の伝説のユニットとは関係ないようです。


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - CARDSHARK ★★ (2005-10-30 00:14:11)

オープニングからしてカッコいい正統ハードロック! 内容はギャンブラーのことみたいです。


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - COLD HANDS WARM HEART ★★ (2005-10-30 01:06:49)

日本でもこのタイトルみたいなこと言いますよね。曲自体はノリのいいロックンロールです。


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - HAVE A DRINK ON ME (2005-10-30 00:52:25)

ラストのボーナス・トラック。パーティソングにと言うならこっちが本命なんですが、短すぎるかな?


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - SHE DON'T WANNA SEE ME ★★ (2005-10-30 00:37:04)

元AUTOGRAPHのSTEVE PLUNKETTが共作・VO.。LAメタルのキャッチーな面が息づいています。


MARC FERRARI & FRIENDS - GUEST LIST - THE NIGHT IS YOUNG ★★ (2005-10-30 00:29:09)

LAメタルの明るいポップな面を継承した曲ですね。但しパーティソングではなく、2人で一晩中ラブラブモードって内容。


MARCHELLO - Destiny ★★ (2008-08-27 00:47:00)

1989年。当時弱冠19歳の天才・ジーン・マルチェロ率いる4ピースの1stにして、恐らく唯一のアルバム。そのジーンは、ザック・ワイルドと競ってオジーのG.の座を逃した経歴の持ち主です。プロデュースは父親でTHE GOOD RATSの生え抜きメンバーでもあったペピ・マルチェロ(2013年他界)。リードVo.もジーンが兼任していますが、声質がS.ペリーに似ているためか、楽曲の傾向も含めてJOURNEYの全盛期を思わせます。当然G.は弾きまくり。さすがオールマイティな天才の所為、曲のクオリティには非の打ち所がありません。多分に現在のメロディックメタルに通じる点もあるのでは。正真正銘の隠れ名盤であります。


MARCHELLO - Destiny - Destiny ★★★ (2008-08-27 19:11:51)

タイトル曲は北欧的疾走哀愁テューン。"ASHES TO ASHES"という詞句が繰り返されます。


MARCHELLO - Destiny - First Love ★★ (2008-08-27 19:16:28)

ジーン自身がヒットを目論んでいたらしい自信作。実際にシングルカットされたのか今や知る由もありませんが…。それなりに良いです。


MARCHELLO - Destiny - Heavy Weight Champ of Love ★★ (2008-08-27 19:27:24)

これまたボクシングを連想させるミドルナンバー。曲調は初期のNIGHT RANGERかRATTに近いですね。


MARCHELLO - Destiny - Living for #1 ★★ (2008-08-27 19:23:01)

ボクサーでもあったジーンらしい曲。シャープなパンチの如く繰り出されるビートも聴き所です。


MARCHELLO - Destiny - Rock N' Roll Rumble ★★★ (2008-08-27 19:38:34)

これはなかなかカッコいいです。若い割に、鬼神ぶりはジョージ・リンチにも負けていません…多分。


MARCHELLO - Destiny - She's Magic ★★★ (2008-08-27 19:33:16)

はてさて、これまた音の豪華なハードポップテューンですぞ。ポップ系の曲がJOURNEYっぽいのですな、このバンドの場合。しかしオリジナリティがしっかりある点で高評価。


MARCHELLO - Destiny - Tight Pants ★★ (2008-08-27 19:04:43)

ヘヴィなJOURNEYといった趣のミドルナンバーです。ひたすら明るいアメリカンHR。


MARIAH CAREY - Greatest Hits - I'll Be There ★★★ (2014-08-03 09:36:03)

92年、MTV Unpluggedからのシングルで紛れもなくあの曲。デュエットの相手はマイケルではなく(流石にそれを望むのは無理?)Trey Lorenzでジャーメインのパートを、マライアがマイケルのパートを歌う。なかなか良い雰囲気だ。


MARIAH CAREY - Music Box - Hero ★★★ (2014-08-03 09:49:22)

93年10月リリース。その2年後だったか19上の人が話の引き合いに出していたことを、自分がその年齢になった今思い出す。ヒーローは君自身の中にいる。


MARIAH CAREY - Music Box - Without You ★★★ (2024-07-02 01:36:22)

本サイト内でいくら検索しても見付からなかったのは、非HM/HRで且つ誰もコメントしていなかったためなんですね。バッドフィンガーがオリジナルでニルソンによるカバーの大ヒットにより知られるようになったこの曲を、マライアは1993年8月リリースの本作でカバー。そして翌1994年1月ニルソンの他界直後"Hero"に続く13thシングルとしてリリースされ、全米チャートで3位止まりの一方全英では初の1位を4週連続キープする快挙。当然マライアもニルソンヴァージョンに準じたアレンジながら、そこは優れたシンガーのこと完全に自分のモノにして歌っていますね。ニルソンへの追悼シングルに留まらない名カバーであり好カバーであります。


MARVIN GAYE - Diana & Marvin - You Are Everything ★★★ (2014-04-29 11:56:16)

オリジナルは71年のTHE STYLISTICSだが、一般にはこの同年代デュエットの方がお馴染みかな? なぜか本国ではシングルリリースされず、74年4月にUKチャートで最高位5位、奇しくもMARVIN他界のほぼ10年前に実現した夢の共演。


MARVIN GAYE - What's Going On - What's Going On ★★★ (2014-04-29 11:12:03)

この曲のヒットから5年後にベトナム戦争は終結したけど、依然この世に争いが絶えない限りは歌い継がれなければならない。だから多くのアーティストにカバーされている。1971年、全米最高位2位、R&Bチャートでは1位。


MENTORS - You Axed for It! - Free Fix ★★★ (2018-10-15 00:36:06)

単なるおバカメタルでは済まされないものがある。何でもアリというのは基本がしっかりできてる者の特権なのだ。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One ★★ (2009-05-06 21:30:00)

何とも素敵なプロジェクト名と、SAVATAGEのギタリストが率いる、なんて帯タタキにつられて10年も経ってからゲット。そしたら、わはは、ロックオペラでも何でもない、正真正銘のパワーメタルですわこりゃ。それも中心人物はむしろラーズ・ラッツの方だからジャーマンメタルそのもの。
ミレニアムそして21世紀に向けてはこういうメタルを聴け! とでも言いたげな、まさにパワーメタルの模範演技。最後の2曲も見事なカバー。真のメタル入門編として2009年現在においても絶対お薦めの1枚です。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One - Burning ★★★ (2009-05-06 20:44:32)

オリジナルと甲乙付け難いけど、最後を締めるハイトーンR&Rキラーテューン! 個人的にはコイツが一番好きです。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One - Metalium ★★ (2009-05-06 20:56:44)

これはテーマ曲になるのかな? 神と漢の対話形式になっています。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One - Pilgrimage ★★★ (2009-05-06 21:09:02)

疾走曲が評価高いけど、これぐらいのミドルテンポもじっくり聴けてイイもんです。テクは確かですね、彼ら。


METALIUM - Millennium Metal: Chapter One - Strike Down the Heathen ★★ (2009-05-06 21:03:20)

異教徒を倒せ!ですって。某スラッシュバンドのことじゃなさそうです、多分。


METALLICA - Garage Inc. - Am I Evil? ★★★ (2017-06-12 08:17:02)

デビュー早々開陳された、METALLICAの音楽性のルーツ=マイナーNWOBHM=北欧出身たるLARSの趣味という事実。だから奴らはただのアメリカンバンドではないのだ。


METALLICA - Garage Inc. - Blitzkrieg ★★★ (2017-06-13 06:53:57)

曲名と同名のUKバンド、80年の曲をカバーした"電撃戦"。選曲も然ることながら、METALLICAの自作曲ではまず聞けない弾むようなリズムがレアだね。


METALLICA - Garage Inc. - Breadfan ★★★ (2017-07-18 08:03:02)

73年に出たオリジナルからしてBUDGIE一番の名曲(だそうだ)なのに、それをMETALLICAが演ってんだから鬼に金の亡者、もとい金棒だね。あ、いやタイトルはそういう意味なので。


METALLICA - Garage Inc. - Crash Course in Brain Surgery ★★★ (2017-07-06 08:22:30)

ブルーズ色の濃い70s・HRもMETALLICAにかかったらゴリゴリメタルに変身。87年時点ではまだJASONのB.もちゃんと聞こえるんだよね。


METALLICA - Garage Inc. - Helpless ★★★ (2017-07-03 08:12:56)

早速ほいきた、DIAMOND HEAD? 誰それ? 知らないよっ。オリジナルだと言われたら信じちゃうよっ。


METALLICA - Garage Inc. - Last Caress / Green Hell ★★★ (2017-07-07 08:32:29)

"Metal America"にしてはようやくの感があるUSパンク、あのGLENN DANZIG率いるMISFITSの曲。明るくポップな曲調でワヤなこと歌うのはパンクの常套手段だね。


METALLICA - Garage Inc. - The Small Hours ★★ (2017-07-04 08:20:50)

オリジナルのバンド名からしてヤバいし、イントロ&アウトロが珍妙な鐘の音に聞こえて不気味だ。歌メロは部分的にEnter Sandmanと通じるかな。


METALLICA - Garage Inc. - The Wait ★★★ (2017-07-05 08:24:57)

オリジナルはHMの付かないニューウェーブなのにMETALLICAが演るとこうもハマるのは、音はともかくアティテュードが似てるのかも。Waitの名詞用法がブリティッシュらしい。


METALLICA - Kill 'em All ★★★ (2017-06-13 08:15:52)

当時二十歳になるかならないかのヤンキー若造だったJAMESとLARSに"どいつもこいつもナルいわ。ワテらが究極のヘヴィメタルを演ったろやんけ"なんて高尚な志があったかと言うと多分無かっただろう。ありったけの若き衝動をぶつけて出来上がった1stアルバムは、結果として荒削りながらもメタルが本来あるべき怒激しさと、従来のHM/HRに無かった"ミーハーなリスナーを寄せ付けない"斬新さを兼ね備えて世に出た。"皆殺しにしたれ"なんてタイトル普通なら付けないだろ! 中身も戦いをテーマにした過激な曲ばかりで、当然ラヴソングなど入り込む余地は無い。
自分もリアルタイムでは取っ付きにくい奴らだなと思ったが、後々これぐらい喧しい音楽が普通に世の中に万延してくるとMETALLICAこそが先駆者だったのだと改めて実感する。そこでようやくボートラ?入りの再発CDをゲットして聴き込んだ。突っ走る2人をコントロールしてるのがCLIFFなど少し年上の他メンバーだろうね。ジャケット裏面ではそのCLIFFが一番ガンたれてるけど。
何にしても、兎にも角にも、全てが革命的な1枚。そして個人的には、当時自暴自棄だった自分を重ね合わせるにも最適な1枚。


METALLICA - Kill 'em All - (Anesthesia)-Pulling Teeth ★★★ (2017-06-08 08:20:25)

VAN HALENのEruptionがギター革命ならこいつはベース革命だ! もちろんその革命児CLIFFの単独作である。歯医者行く前に聴けば痛くない?


METALLICA - Kill 'em All - Hit the Lights ★★★ (2017-06-04 07:52:23)

歌詞にはメタルもロックも出てくるけど、それまでに無かったパターンのmetalでありrockの幕開けだったのだ。まさに光を撃つが如き瞬殺の一発。


METALLICA - Kill 'em All - Jump in the Fire ★★★ (2017-06-07 08:16:44)

2ndシングルはMUSTAINE大佐の指揮の下、火の中を跳ぶ特訓だ! 初期の中でもダンサブルなテンポとリフのため聴き易い、ブリティッシュ風味の"HR"である。


METALLICA - Kill 'em All - Metal Militia ★★★ (2005-06-14 02:34:27)

Thrash metal創生期、MUSTAINE大佐も加担したメタル軍団による正にメタルアンセム。しかもMETALLICAが自らmetalと叫んでいるほとんど唯一の曲だろう、単純なリフレインが潔くてスカッとする。


METALLICA - Kill 'em All - Motorbreath ★★★ (2017-06-06 06:05:28)

クレジットはJAMES一人となっている、運転未熟?な若気の至り全開の疾走メロディックテューン。クルマ好きのOVERDRIVEが聴き逃すはずがあろうものか。


METALLICA - Kill 'em All - No Remorse ★★ (2017-06-11 19:23:02)

歌メロがまるでネタ切れみたいにずっと同じ、て言うかメロディなど皆無に等しい。スピードメタルとしてはそれで構わない、反省は猿でもできるってことかな。


METALLICA - Kill 'em All - Phantom Lord ★★★ (2017-06-10 08:23:56)

やはり、少し大人の大佐が絡むと攻撃一本槍とは一味違って展開に変化がある。旋回、銃撃、そして暫しのくつろぎさえ感じさせる戦闘機のアクロバット飛行みたいだ。


METALLICA - Kill 'em All - Seek & Destroy ★★★ (2017-03-29 13:06:57)

前曲と似た印象だが、索敵掃討作戦に相応しく変化に富んでいてこっちの方に軍配を上げたい。物騒な歌詞に対してキャッチーな曲調が初期の魅力だね。


METALLICA - Kill 'em All - The Four Horsemen ★★ (2017-06-05 08:24:09)

大元はD.MUSTAIE作でMEGADETHの1stにも収録されたMechanixを、本作発表時にバンド自身を擬えたタイトル&歌詞に変えた曲。Sweet Home Alabamaにヒントを得たという中間部の展開が加わる一方でテンポのせいか単調に聞こえるが、初期METALLICAにおける"ロック"の大作だ。


METALLICA - Kill 'em All - Whiplash ★★★ (2017-06-09 08:22:16)

本人たちはthrashと言われるのを嫌ってるそうなので、メロディックでないspeed metalの始まりとしておこう。このスピードで頭振ったらマジでムチウチになりそうな、83年真夏リリースの正真正銘1stシングルだ。


METALLICA - Load - Hero of the Day ★★ (2005-06-12 02:19:43)

珍しくメジャー調の曲ですね。ポップの一歩手前。スラッシュ時代は一切忘れて聴きましょう。


METALLICA - Master of Puppets ★★★ (2017-06-30 08:17:02)

86年当時、メジャー志向の自分が注目していたのはBON JOVIの大ブレイク、BOSTON号8年ぶりの復帰、つい前年まで隆盛を誇っていたのに陰りが見えてきたLAメタル勢。言うなればミーハー好みのそれらに対して、METALLICAの路線は善よりも悪、明よりも暗、表よりも裏、楽よりも苦、愛よりも憎、そして和よりも戦という点で首尾一貫している。つまりはHMが本来あるべき姿を極めたのが本作ということになろう。
№1ヒットを連発するメジャーどころには及ばなくとも堂々の全米29位。猛りまくる一方だった1stから3年でよくぞここまで進化した。最初は異端だったとしても筋を通せばやがて正道になる。そんな正道HMが確実に市民権を得たという意味で、こればかりはポジティヴに虚ではなく真であると言える、まさにあの時点における金字塔的作品だ。


METALLICA - Master of Puppets - Battery ★★★ (2017-06-22 08:21:31)

溜めこんでいた怒りをブチ撒けるJAMESの独り舞台という感があるオープニングテューン。いや、やはりMETALLICAはこの4人でbatteryだ、大放電。


METALLICA - Master of Puppets - Damage, Inc. ★★★ (2017-06-29 08:25:27)

4人揃い踏みでLAメタルに引導を渡した激烈スピードメタル。一見美しい実は歪んだイントロからして皮肉そのもの、後は"テメエらにここまで速くできるかよ!"と言わんばかりに限界までブン回す!


METALLICA - Master of Puppets - Disposable Heroes ★★★ (2017-06-26 08:22:59)

本作中盤でも十分目立っている、ヘヴィで速い典型的な80年代METALLICAの曲であり1つの完成形。奴らに代わるメタルヒーローはいない。


METALLICA - Master of Puppets - Leper Messiah ★★ (2017-06-27 07:44:44)

LeaperならカッコいいんだけどLeperなんだね、Lie!もその病気に掛けて叫んでるのかな。ポップ寄りの曲調とシリアスな内容のギャップはMETALLICAには日常茶飯事だ。


METALLICA - Master of Puppets - Master of Puppets ★★★ (2017-06-23 08:21:56)

4人掛かりでじっくり作られたタイトルトラックかつシングル曲。タイトルはスラングでとんでもない意味であり歌詞もそれに関連しているが、意外にも当の本人たちは反対の立場だという。緩急織り交ぜた構成で中毒性さえ匂わせるCLIFF在籍時の最高傑作だ。


METALLICA - Master of Puppets - Orion ★★★ (2017-06-28 08:20:20)

動~静~動の展開と共にキャッチーさも併せ持つCLIFFの偉大なる遺作だ。星座もいいけど、自分が連想するのは雄々しき狩人ORION自身の生涯。


METALLICA - Master of Puppets - The Thing That Should Not Be ★★ (2017-06-24 08:21:38)

前作のラストと同じく神話ネタの、地味めなスローテューン。ブラックアルバム以降に繋がるヘヴィネスとダークネスが既にあるという意味で、本作においてもあるまじき曲では決してない。


METALLICA - Master of Puppets - Welcome Home (Sanitarium) ★★★ (2017-06-25 07:07:41)

METALLICAがドラマティックな曲を演るとこうなる好例で、インストパートも然ることながらVo.も展開につれて上手く声を使い分ける。癒し系バラードのふりをして全然違うのは、こいつらにしてみれば当たり前だ。


METALLICA - Metallica ★★★ (2003-12-07 02:44:00)

現在まで続く超弩級ヘヴィ路線を定着させたブラックアルバム。重さとグルーヴに酔える1枚。もはやスラッシュじゃないとソッポを向いたデビュー時からのファンも、コピーしやすいかな(実際そうでもないらしい)と飛び付いたギターキッズも、改めてMETALLICAがこの時点で辿り着いた結論であると認めざるを得ないでしょう。そう、究極のヘヴィメタルとは何か?という問いに対する複数回答のうちの1つが本作だと考えられます。売れ線狙いですと? いやいや楽曲は紛れもなくMETALLICAですよ。ここでセンスとエネルギーを使い果たしてしまったことが唯一の欠点と言えば欠点になりますかな。


METALLICA - Metallica - Don't Tread on Me ★★★ (2017-07-22 08:23:16)

DAMN YANKEESの同名異曲より1年早い。上の方が仰る歌詞にズバリ奴ららしさが表れた、今まさに軍靴で踏みつけられているみたいな曲だ。


METALLICA - Metallica - Enter Sandman ★★★ (2005-06-12 03:28:44)

Sandmanって奴ら自身のことじゃないのぉ? 段階的にヘヴィさを増すイントロがPURPLEのSmoke on the Waterと被るが、いやいやあれより数段恐ろしい。歌メロが「タブー」みたいだなんて言ってるの誰? あ、自分だった。


METALLICA - Metallica - Holier Than Thou ★★★ (2017-07-19 08:26:49)

スラッシュからギヤを1段落とした2ビートの疾走曲。"ヘッ、お前偉いよ"とでも言いたげな歌詞と唱法、歌メロはこいつらの性根だろう。


METALLICA - Metallica - My Friend of Misery ★★★ (2017-07-27 08:19:12)

本作で唯一JASONがクレジットされイントロはB.ソロで始まる、しかもこんなタイトルに歌詞。曲調はキャッチーだが何とも意味深な、意外にも本作最長のスロー&ヘヴィテューンだ。


METALLICA - Metallica - Nothing Else Matters ★★★ (2017-07-24 08:18:49)

METALLICAらしからぬラブソングだが途轍もなくダークなのは奴ららしい。ラブソングではなく巨大な何かに屈したと言うのならやはり奴ららしくない、賛否両論の本作3rdシングル。


METALLICA - Metallica - Of Wolf and Man ★★★ (2017-07-25 06:50:19)

マジで狼に変身しちゃったみたいなJAMESのVo.に尽きるね。人間であり続けても野性に戻っても闘いは続く、それが奴らの生きる道。


METALLICA - Metallica - Sad but True ★★★ (2017-07-18 08:46:02)

最強の2曲目であり本作からの5thシングル。このスピードなら旧来のHRファンでも聴くに堪えるかなとナメてかかると、ヒネた歌メロとヘヴィネスにKOされる。


METALLICA - Metallica - So What ★★ (2017-07-29 08:34:39)

自身のオリジナルを言葉を選んで作詞してきた反動からカバーしたとしか思えない。パンクでもマイナーな曲を採り上げるのがやっぱりMETALLICAなのだが、評価としては微妙なところ。


METALLICA - Metallica - The God That Failed ★★★ (2017-07-26 08:19:43)

神も仏もありゃしない?なタイトルや単調に思える歌メロは、スピードメタル時代のそれらをそっくりスロー&ヘヴィにコンバートしたものだ。お先真っ暗の中G.ソロが光ってる。


METALLICA - Metallica - The Struggle Within ★★★ (2017-07-28 08:25:32)

内なる苦悶とは相手に向かって言ってるようで自身のことではないだろうか。徹頭徹尾ネガティヴなテーマが奴ららしい、"やや"スピードメタルに逆戻りしたエンディングの一発。


METALLICA - Metallica - The Unforgiven ★★★ (2017-07-20 08:22:09)

"One"を予兆として更にダークネスを増した、例え"許されざる者"と邦題を付けてもその一言では済まないパワーバラード。成長の跡が見て取れる本作2ndシングルだ。


METALLICA - Metallica - Through the Never ★★★ (2017-07-23 08:37:03)

否定の結果は無しか残らないって当たり前のこと歌ってるだけなんだけどね、奴らが演るとこんなにカッコいいんだ。音は"無"どころかギッシリ詰まってるよ。


METALLICA - Metallica - Wherever I May Roam ★★★ (2017-07-21 08:26:15)

奴らにとって放浪は次なる戦闘までの準備期間だろう。だからこのタイトルにも係らず解放感は皆無の本作4thシングルだ。


METALLICA - Ride the Lightning ★★★ (2017-06-21 08:15:27)

もう今まで散々語り尽くされてる通りのアルバム(何ちゅう手抜きなレビューだ)。
切り口を変えてアートワークに着目すると、一見したところ夜空に稲妻が走るカッコいいジャケットだ。しかし中心奥に見えるのはロボットR2D2? 発電機? いや電気椅子だ! 更に背景に浮かぶのは戦闘機に戦艦に廃墟? コンセプトを忠実に表現していて実に分かりやすいではないか。
自らを仮想受刑者として死を語りつつも、本作には生への執着が渦巻いている。スラッシュだろうが様式美だろうが表現方法はどうでも良い。1stで戦い暴れまくってた奴らが我に返ってじっくり作り込んだのが本作だ。若くして真剣に死というものを考えたコレがあったからこそ、METALLICAは30年以上も生き延びている。
まぁ、あの2人に限って言えば踏んでも蹴ってもくたばるようなタマじゃないけど。


METALLICA - Ride the Lightning - Creeping Death ★★★ (2017-06-19 08:31:09)

再び4人の共作になる、本作のコンセプトを一手に引き受けて炸裂する正統的HMテューン。若い身空で延々と死を語るというテーマは、当時の奴らだからこそ選び得たものだろう。


METALLICA - Ride the Lightning - Escape ★★★ (2017-06-18 09:38:01)

Escapeとは戦いからの逃避ではなく解放であり、怒りをミドルテンポの明るい曲調で表現するのが奴らなりの皮肉だろう。METALLICAらしいヒネクレっぷりが楽しいよ。


METALLICA - Ride the Lightning - Fade to Black ★★★ (2017-06-16 08:21:02)

それまでに無く美しいイントロと単調ながらも耳に残る歌メロで忍び寄る死を語る、KIRKも含めた4人の共作による普通のメタルバラード。だから貴重なのであり、シングルだったとは知らなかったけど今やそんなことはどうでもいい。


METALLICA - Ride the Lightning - Fight Fire With Fire ★★★ (2005-06-14 03:01:19)

イントロで"早くも大人しくなっちまったか"と思いきや劫火の如き怒涛の全力疾走だもんなあ。そうなのだ! これほど凄まじいのがMETALLICAの真の姿だ。他の誰も思いつかない、真似できない、それがMETALLICAのスタイル。


METALLICA - Ride the Lightning - For Whom the Bell Tolls ★★★ (2017-06-15 08:22:30)

やはりCLIFF等兄貴がいてこそ文学的な曲ができる。ミドルテンポで不気味に刻まれる三連リフがダークでヘヴィな場面を語る、戦争とはそういうものだと。


METALLICA - Ride the Lightning - Ride the Lightning ★★★ (2017-06-14 08:14:01)

ブラックアルバム以降のヘヴィネスに加えてMUSTAINE大佐のセンスたる捻りが混在するタイトルトラック。電気椅子に乗る? そりゃヘヴィなことだわな。


METALLICA - Ride the Lightning - The Call of Ktulu ★★ (2017-06-20 06:56:34)

クレジットによればMETALLICAでMUSTAIE大佐が絡んだ最後の曲。なるほど想像を絶する恐ろしい怪物が出てきそうでもあり、タイトルを隠せば普通に演出過剰なメタルインストにも思えたり。


METALLICA - Ride the Lightning - Trapped Under Ice ★★ (2017-06-17 08:26:03)

氷の殻はクールなままじゃ溶かせない、となるとパワーでブチ破るしかない。そんなイメージが浮かぶCLIFF以外の3人によるスピードメタルテューンだ。


METALLICA - The $5.98 E.P.: Garage Days Re-Revisited ★★★ (2017-07-09 08:50:39)

METALLICAはファンをとても大切にするバンドであり、本作は自身のファン気質を形にしたものである…そりゃライナーノーツには良いことしか書かないわな。別に穿った見方をしなくてもCLIFFを失った奴らが失意とネタ切れに陥り、繋ぎのためにリリースされたというのは想像に難くない。
しかし、繋ぎのカバー曲集でこれだけのモノを作り上げちまったのもまた事実だ。新加入JASONの初仕事でありお手並み拝見というオマケもある。やっぱり当時の奴らは只者ではない!


METALLICA - …and Justice for All ★★★ (2004-02-10 02:20:00)

実験的なアルバムと言うのならその実験自体が芸術の、バリエーションに富んだ作品。本人たちがそう呼ばれるのを嫌ったスラッシュメタルは多く見積もっても1.2.5.9.10.の半数に留まり、一層とスピードを殺した試みが提示されていてその極めつけが4.ということになりましょう。ブラックアルバムへの過渡期、進化の過程をしっかり聴き込めば何故全米チャート6位まで食い込んだかがわかる、METALLICA版"ホワイトアルバム"。音が軽い? 新加入のJASONが遠慮してるのかと思ったらイジメに遭ってたとは…。じゃあオーディオのBASSを目一杯上げて聴くだけですよ。てか自分のCDラジカセでは普通にベースの音ビンビン響くんですけど? ギターとユニゾンしてるみたいに。


METALLICA - …and Justice for All - Blackened ★★★ (2017-07-10 08:18:18)

ストレートにネガティヴなフレーズをまくし立てる、典型的なMETALLICAテューンが帰ってきた。怒りの対象が森羅万象、地球レベルにまでスケールアップした名曲であり、本作で唯一JASONもクレジットされている。


METALLICA - …and Justice for All - Dyers Eve ★★★ (2017-07-17 08:44:13)

METALLICA最後のスラッシュテューンというだけで存在価値のある曲。同時に奴らの反逆の根源はやっぱり両親に遡ることがわかり、ああ自分と同じだなと。


METALLICA - …and Justice for All - Eye of the Beholder ★★★ (2017-07-12 08:28:40)

結構テクニカルな演奏しているヘヴィネスとメロディが前面に出た曲。スラッシュの呪縛から逃れて歌詞の通りやりたいことを自由にやってるんだね。


METALLICA - …and Justice for All - Harvester of Sorrow ★★★ (2005-06-14 02:46:48)

こりゃ大変な曲だわ、B.聞こえなくてもこれだけのヘヴィネス、ひたすらタイトルを連呼するVo、METALLICAはこうでなくちゃ。んでB.が入ったらどうなることやら…の狂気に満ちた本作1stシングル。


METALLICA - …and Justice for All - One ★★★ (2017-07-13 08:27:16)

奴らはヘヴィメタルという戦場に自ら進んで踏み込み、戦い傷ついた末この曲に至った。同タイトルの来日記念ミニアルバムまで出てしまうだけのことはある、あの時点におけるMETALLICA流メロディックメタルの頂点を極めた自信作であり最高傑作だ。


METALLICA - …and Justice for All - The Frayed Ends of Sanity ★★★ (2017-07-15 08:22:46)

シャッフル調のイントロだけは異質だが、本編は単調な歌メロにリフとG.ソロで変化を付けて狂気を表現する典型的なMETALLICAテューン。正気が劣化して狂気と化す、そりゃそういうもんだ。


METALLICA - …and Justice for All - The Prince ★★★ (2017-07-18 07:33:02)

日本盤のみのボートラは十八番DIAMOND HEADのカバーで、歌メロもG.ソロもマイナーNWOBHMそのものだからMETALLICAオリジナルには無い魅力が満載だ。リフは耳に残るね。


METALLICA - …and Justice for All - The Shortest Straw ★★★ (2017-07-14 08:27:24)

前作以前のスピードを好む向きにダメ出しされここでもポイントが低い、タイトル通り損な役回りの曲だ。自由とか味方とか出てくるけど結局ハッピーエンドにはならないのが奴らのお約束。


METALLICA - …and Justice for All - To Live Is to Die ★★★ (2017-07-16 08:25:40)

まるでCLIFF自身が復活した、と言うより成仏できずに彷徨ってるみたいな語りが終盤で入るインスト。あとは皆さん仰る通りの大曲なので、心して聴くべし。


METALLICA - …and Justice for All - …and Justice for All ★★★ (2017-07-11 08:15:03)

Justice is rapedという歌詞のためか、それとも長過ぎるため?シングルにならなかったタイトルトラック。いくら長くても変拍子だらけでも、コレを演ること自体が奴らにとって正義なんだな。


MICHAEL JACKSON - Bad - Dirty Diana ★★ (2009-07-05 09:47:44)

これはハードロックでしょう。ダイアナ・ロス姐御に対する反動形成を歌っていると言われます。


MICHAEL JACKSON - Bad - I Just Can't Stop Loving You(featuring Siedah Garrett) ★★★ (2014-12-05 07:57:14)

ダンスミュージックやムーンウォークで売れたマイケルが、本当に演りたかったのはこういう曲なのかも知れない。メタルとは対極の優しさが溢れている。


MICHAEL JACKSON - Ben - Ben ★★★ (2009-06-28 07:08:45)

ベンのテーマでございます。JACKSON 5 時代の"I'LL BE THERE"と並ぶボーイソプラノの超名曲です。1972年、全米1位。


MICHAEL JACKSON - Dangerous - Black or White ★★ (2006-10-06 01:00:10)

ブラック・コンテンポラリー・ロックですね。マイケルもねえ…ブラックだろうが団子っ鼻だろうが、地顔の頃がもっとカッコ良かったよ~。


MICHAEL JACKSON - Got to Be There - Rockin' Robin ★★ (2012-05-01 21:02:00)

13歳になったマイケル、1971年のソロデビューアルバムからのシングルで翌年全米2位を記録。コレは完全にロックンロールナンバーです。遡ること14年前 BOBBY DAY の曲のカバー。


MICHAEL JACKSON - Off the Wall - Don't Stop 'til You Get Enough ★★ (2005-08-10 01:43:48)

「今夜は~」と言ったら「ビート・イット」だけど、その4年前の「ドント・ストップ」から快進撃は始まっていました。時はVAN HALENやTOTOデビューの翌年、ディスコブーム終期に本命見参。


MICHAEL JACKSON - Off the Wall - Girlfriend (2015-12-02 19:19:37)

80年、本作からの5thシングル。ちょっとお手軽すぎたかな、案の定チャートインすらしていない。


MICHAEL JACKSON - Off the Wall - Off the Wall ★★★ (2015-11-29 23:05:59)

リアルタイムでは~ドント・ストップに飛び付いた。齢をとるに従ってこのタイトルトラックの方がカッコ良く感じるようになった。


MICHAEL JACKSON - Off the Wall - Rock With You ★★ (2015-12-01 23:13:25)

5年前に№1ヒットとなったGEORGE MCCRAEのRock Your Babyを思い出すが、残念ながらその曲ほどの境地に達していない。まだまだ若かったね。