ソロ1stアルバムのオープニング。タイトルだけならLINDA ROSTADTの"Prisoner in Disguise"を連想しますが、むしろDAWNの"幸せの黄色いリボン"がハッピーエンドになる前のように悲痛な内容です。つまり主人公はリアル囚人の男で、英語のリフレインと最後の日本語歌詞に込められた心情をクールでお洒落な曲調に乗せて表現しています。非シングル曲ながらファン人気は高いようで。
1986年11月、KUWATA BANDラストシングルとなる4th。前作に引き続きオリコン1位獲得と"1年限定"効果は止まるところを知らず。曲自体は以前から出来ていたらしく、KUWATA BANDでは唯一となるこの思い切り寂しいバラードをフェアウェルソングとして持ってきた感ありですね。ELTON JOHNやBILLY JOELを思わせるピアノ主体の叙情的なバラード。C/WはC.C.R.の"Have You Ever Seen the Rain"をカバーしています…おっ、趣味が合いました。
1983年8月リリース、原坊ソロ4thシングルにして初のそして最大のヒットとなりました。前年から旦那になった人の作詞作曲でアイドルっぽいポップな曲に仕上がり、発売直後に資生堂・秋のキャンペーンソングに起用されたのもラッキーでしたね。CMのコピーがまた"公私ご多忙用~"と奮ってます。終わった夏の恋をSUPREMESみたいなめっちゃ明るく軽快なR&Bに乗せて歌い始め、最後は"公私共に life is busy"となるので新たな進展に向けて進行中ということでしょう。ハッピーエンドを目指す人にとっては励みになる曲と思います。
う~む、検索したら"I'm Here"収録の"Hold On Me"と英語タイトルで出てきますがどっちが正式でしょう? ま、どっちでもいいや、1987年2月リリースの4thシングルでオリコン9位まで上がった初ヒット。曲よし、声よし、しかも当時二十歳かそこらの若さでこんなカッコいいアダルトポップ演られたら堪りませんよ。あ忘れちゃいけない、顔もよし、ですね。
1984年11月発売の19thシングル。松本隆作詞はいいとして作曲のHOLLAND ROSEって誰?と思ったらレーベルメイト佐野元春のペンネームですな。確かにYoutubeのコメントで多く見られるように曲調は"Someday"かも…しかし私としてはサビメロがY&Tの"All American Boy"-こっちの方が後ですが-のイントロと被るという感覚で覚えていました。残念ながら熱烈なファンという訳ではなくむしろ逆な故コメントはここまで。