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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 451-500
3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal
BEETHOVEN-Orchestral Music-交響曲第5番ハ短調op.67(『運命』)
BEETHOVEN-Solo Piano Music-ピアノソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57
CYNIC-Kindly Bent to Free Us
KORN-The Path of Totality
YES-Time and a Word
MONTROSE-Montrose-Rock the Nation
MONTROSE-Montrose
Death Dealer-War Master
NICKELBACK-The Long Road
ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend
ANNIHILATOR-Annihilator
MOTORHEAD
Public Enemy-Apocalypse 91… The Enemy Strikes Black
Public Enemy-Fear of a Black Planet
Public Enemy-Yo! Bum Rush the Show
Public Enemy-It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back
A TRIBE CALLED QUEST-The Low End Theory
MILES DAVIS-In a Silent Way
上原ひろみ-Brain
ORIANTHI-Believe
SOUNDGARDEN-King Animal-Non-State Actor
SOUNDGARDEN-King Animal
IN FLAMES-A Sense of Purpose-Move Through Me
IN FLAMES-A Sense of Purpose
BETWEEN THE BURIED AND ME-Alaska
RADWIMPS-絶体絶命
RADWIMPS-アルトコロニーの定理-One man live
RADWIMPS-アルトコロニーの定理-おしゃかしゃま
RADWIMPS-アルトコロニーの定理
MR. BIG-What If...-Once Upon a Time
MR. BIG-What If...
CYNIC-Re-traced
AMON AMARTH-Twilight of the Thunder God
上原ひろみ-Another Mind
WEATHER REPORT-I Sing the Body Electric
JEAN SIBELIUS-SYMPHONIES-交響曲第3番ハ長調OP.52
JEAN SIBELIUS-SYMPHONIES-交響曲第4番イ短調OP.63
STRAVINSKY-STRAVINSKY BALLET WORKS-春の祭典
MILES DAVIS-Sketches of Spain
MILES DAVIS-Doo-Bop
COMMON-Finding Forever
COMMON-Like Water for Chocolate
BRAIN DRILL-Quantum Catastrophe
UNEARTH-III: In the Eyes of Fire-The Devil Has Risen
UNEARTH-III: In the Eyes of Fire
RIOT V-Immortal Soul
PAIN OF SALVATION-Road Salt Two
PAIN OF SALVATION-Road Salt One
PAIN OF SALVATION-Linoleum
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発言している13曲を連続再生 - Youtube



3 INCHES OF BLOOD-Long Live Heavy Metal ★★★ (2016-02-28 21:56:54)

タイトルにあふれ出るメタル愛に、思わずニヤリとさせられますが、中身にもオールド・スクールなHR/HMへの愛情があふれかえっています。
3rdアルバムを先に聴いていましたが、かなりメロディが増量された印象で、良い意味で驚きました。
それでもウド系のダミ声ハイトーンと粗削りなサウンドは健在で、メイデン系メロディとのバランスは程よいなと思えます。(これでさわやかプロダクションな優等生バンドでは、ゲンナリ……)
言いたいことはほぼ火薬バカ一代さんが言い尽くされていらっしゃいます。本当に愛すべき正統派バンド。
ディオへのオマージュには、泣けてきました。末永く活躍してほしいと願っています。

BEETHOVEN-Orchestral Music-交響曲第5番ハ短調op.67(『運命』) ★★★ (2016-02-28 21:17:39)

クラシックをこれから聴いてみようというメタラーやロック・ファンにとりあえず交響曲を薦めるとしたら、まずこのベートーヴェンの5番からだろうなと思います。
印象的な主題の繰り返しがリフ主体で展開されるメタル曲に通じ、疾走感や激しさもあり、総じてメロディもわかりやすい上にメタラーの好きな短調で、構成もかっちりしていて、何より長すぎない。
実にメタル耳に優しい作品です。その上、指揮者もオーケストラも演奏し慣れていて、よっぽどでなければ外れをつかむ危険がない。
私もこれまで何十種類か聴いても、拒否反応を覚えたのは1枚だけで、それも何回か聴けば受け入れられたので、誰の指揮で聴いてもそれなりに楽しめる曲だなーと思っています。冒頭だけ聴き比べても面白い作品です。
初めに聴くなら、やはり定番のカルロス・クライバー/ウィーン・フィルでしょうか。聴いていて、いささかも不満を覚えることが
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BEETHOVEN-Solo Piano Music-ピアノソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57 ★★ (2016-02-28 21:02:56)

ピアノソナタの中でも、「悲愴」と「月光」とのセット(+1の場合も)になったCDでよく売られている入門曲で、タイトル的にもまずメタラーが聴きたくなる1曲です。
今は輸入盤であれば、国内盤1枚の値段で全集32曲がそろってしまいますが、バラ売りで買ったCDに一番多く入っているのは、やはりこの曲かも。
情熱的もしくは暑苦しい録音の多い曲でもあり、ロック・ファンとしてはやはり初めに聴く1枚に入っていてほしい曲ではないでしょうか。
私は普段聴きなら、バックハウスかギレリスがしっくりきます。
メタル耳的には、耳が痛くなるほどヘヴィに轟音で押しまくるコルスティックや、パンキッシュにゴリゴリ爆走するロックしまくったグルダ、ドゥームのように重くグロテスクで最後だけあほみたいに疾駆するグールドなど、魅力的な盤が目白押しです。
音がキラキラきれいなのに考えすぎなのか、細か過ぎる上に
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CYNIC-Kindly Bent to Free Us ★★ (2016-02-28 20:49:21)

1stから2ndへの変化に比べると、今回は前作の延長線上という感じで、衝撃度はさほどでもありませんでした。
が、この彼ら独自の音楽の中毒性は相変わらず。
神秘的なアートワーク、儚いメロディと複雑なリズム、浮世離れした歌に酔い痴れてしまいます。
少し気になったのは、何ヵ所かのギター・ソロがけっこう普通で、夢見心地から醒めてしまうところ。もうちょっと不思議なメロディにしてほしい。
曲展開も、少し普通に「プログレ・メタル」的なときがありますが、もっともっと脱メタルしてくれた方が魅力的になりそう。
期待が大きい分、注文もつけたくなりますが、唯一無二のバンドによる高品質のアルバムです。

KORN-The Path of Totality ★★★ (2016-02-28 20:36:33)

うひゃー、楽しい! というのが第一印象でした。もう10枚目、ベテランになってもなおこんな冒険をしてくれるなんて、本当に音楽バカなバンドです。
自然に身体がノリノリになります。洗い物や掃除の際にかけると、仕事がはかどるので重宝します。ダブステップやブレイクビーツ/ドラムンベースと融合した、エレクトロ・ビートの目立ちまくるダンサブルなアルバム。
この衝撃度は、5th以来かなぁ。(アンプラグド・ライヴも逆ベクトルのアレンジで衝撃的でしたが)
これまでも色々取り入れてきた雑食バンドですが、一気に踏み込んだ結果、中途半端さがなくて気持ちよいアルバムになりました。実験的でありながら融合具合も自然で、らしさは健在です。
原点回帰を謳った前作には正直、さほど強い印象を受けなかったのですが、今作でスッキリ、溜飲が下がりました。
ダブステップはよく知らないので、その分、新鮮さも
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YES-Time and a Word ★★ (2016-02-28 20:24:35)

オケも導入して、既にプログレッシヴ・ロック然としている、’70年の2ndです。
常に名盤として紹介されるのが4thと5thであることもあり、私もこのアルバムを軽視していて、まともに聴いたのは最近でした。
無心に聴けば、実に爽快な作品。大作主義が行き過ぎたりポップ過ぎたりすることもなく、ロックとしての勢いを保っています。
肝は間違いなく、完全に主役と化したクリスのベース。再生装置のバランスを確認したくなるほど、前面に出て暴れまわっています。
バンド全体としても、前進しよう、変化しようという意欲が満々なところはまさしくプログレ。
イエス作品の中でも、これから個人的な聴く頻度が上位に来ること間違いなしの、鮮烈なアルバムです。

MONTROSE-Montrose-Rock the Nation ★★★ (2016-02-28 20:07:52)

リフの印象度はピカイチ。
身体を動かさずにいられなくなるノリと、熱い歌唱に燃え上がらずにいられません。
青春時代、深夜2時から、伊藤政則さんのラジオ番組「ロック・ザ・ネイション」のオープニング・ナンバーとして聴いた記憶が強い曲でもあります。

MONTROSE-Montrose ★★ (2016-02-28 19:53:59)

乾いてスカスカな見通しの良い音の、直球アメリカン・ハード・ロックです。
'73年発表ですが、40年以上経ったいま聴いても全く古びない、実に気持ち良いサウンド。こういう音のロック、好きだなー。
即効性があるのは勿論ですが、ほどよくハードに歪みつつストレスのない音づくりとかっこよくロックしたフレーズの数々には、病みつきになってしまいます。

Death Dealer-War Master ★★ (2016-01-05 00:24:08)

メンバーの豪華さはもちろん、アートワークの酷さもといスバラシサからして、「買うしかない!」という気分にさせられますね。
(実際は、よく参考にしている上の御三方のレビューを読んで、こりゃ買わねばと思いました)
皆さんおっしゃるように、凄まじく濃い、正統派ゴリゴリ・パワーメタル。純度100%、これぞメタルな1枚です。
まさしくこの手のものが好きな選ばれし者だけが手に取るであろうジャケやタイトルが良心的。間違って買ったら火傷じゃすみません。
「正統派」/「ハイトーン」/「暑苦しい」/「疲れる」
これらのキーワードが大好物な真のメタル・マニアにはたまらない逸品です。(と言いつつ、私も胸やけ気味で、5回くらい聴いてやっと素直に楽しめました。けっこうスルメ盤です)
頭3曲の畳みかけっぷりは特筆ものです。それから、雄々しいコーラスにトキメイてしまいそうになる9曲目「
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NICKELBACK-The Long Road ★★★ (2016-01-04 23:51:00)

近年、嬉しい廉価アルバム・セットを連発してくれているRhinoレーベルの5枚セット(3rd~7th)を昨年の初めに買って以来、通勤途中に最も車内で再生したのは、たぶんこのアルバムです。
重量感と軽快さのバランスが最もツボにはまり、何度聴いても心地好い作品。アレンジは次作以降の方が凝っていますし、ヘヴィさでもメロディアスさでも勝るアルバムはありますが、理屈抜きの快感度合いでは、断トツ。
『METALLICA』~『RELOAD』のあたりのMETALLICAがやりたかったことを、コンパクトかつ理想的な形で示したアルバムじゃないかと思っています。
勢い抜群の1曲目「FLAT ON THE FLOOR」でつかみはOK、その後もほんのりと哀愁を帯びつつ、ミドル・テンポ主体ながらもノりがよい曲が続き、重みと刺激を保ちつつ最後までキャッチーさを保ちます。
ハード・ロックとヘヴィ・
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ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend ★★ (2016-01-04 23:32:29)

イントロだけで、「ああ、こういうの好きだったな~」と、高校生の頃の自分の嗜好を思い出しました。
もちろん、今でも好物です。
メタルに何を求めてたかって、こういうメロディアスかつ攻撃的でスカッとする音楽だったのですよ。
これをカッコいいと思える感性が、自分をメタラーにしたのだなと納得しました。ギター・リフ/ソロのメロディがいちいちツボです。

ANNIHILATOR-Annihilator ★★★ (2016-01-04 23:11:18)

長いことこのバンドの作品に触れていなかったのですが、セルフ・タイトルだから力が入っていそうだなと思い、ずいぶん久しぶりに買ってみたアルバム(もう2年くらい前だけど)。
一聴して、どストライクだなーと、笑いがこみあげました。実際、ここ数年で最もはまったメタル作品はこれだった気がします。
これだけ美味しいメロディを激しくぶちまけてくれるメタルは、久々に味わいました。メタル・ギターを存分に堪能できる逸品です。
1曲目のイントロからおなかいっぱいになるくらいに、これでもかとクサクサなギター・メロディが展開しまくりつつ、切れのあるリフに男らしい吐き捨て歌唱が乗るところにしびれました。
思わず頭を振りながら声を合わせて歌いたくなる(4)「Betrayed」もお気に入り。
冒頭に勢いのある曲を固めながら、全体ではかなり多彩な曲調になっているところも飽きなくて良いです。

MOTORHEAD (2015-12-29 19:41:43)

昨日、レミーの「コーラのジャックダニエル割り」を真似て、数年ぶりにウィスキーのコーラ割りを飲んで、メタルを聴いていたところでした。
レミーのダミ声と快いベース、数々の名曲には、青春時代のストレス解消で、何度もお世話になりました。
どうか安らかに・・・でもあの世でもロックしてるんでしょうね、レミー。
今夜はNo Sleep 'til Hammersmithを聴いて寝ます。

Public Enemy-Apocalypse 91… The Enemy Strikes Black ★★★ (2013-10-05 23:26:08)

'91年発表の4thアルバムです。
メタラー的にはANTHRAXが共演して、「BRING THE NOISE」をリメイク収録したアルバムということで、知名度が高い作品でしょうか?
これだけ最初から最後までテンションの衰えないアルバムも珍しく、興奮しっ放しで一気に聴き通せます。
このアルバムの流れで最後に「BRING THE NOISE (with ANTHRAX)」が流れると、アドレナリンが噴出して、最高。

Public Enemy-Fear of a Black Planet ★★★ (2013-10-05 23:14:49)

'90年発表の3rdアルバムです。
サウンドの過激さは最高潮に達し、「911 IS A JOKE」等の痛烈な批判も盛り込み、当時最も過激にロックしていた作品の一つでしょう。
ちょっと曲数が多く、集中して最後まで聴くのは難しいところもありますが、1曲ごとのインパクトは強烈。
これまた歴史的名盤です。

Public Enemy-Yo! Bum Rush the Show ★★ (2013-10-05 23:04:45)

'87年発表の1stアルバムです。
まだトラックが若干シンプルなこともあり、次作以降の問答無用で衝動を喚起するような凶暴性は抑えめです。
とはいえ時代を考えれば十分にノイジーで過激な音で、メッセージ性を押し出す姿勢も含め、既に彼らのスタイルは確立されている印象。
タイトル曲や「RIGHTSTARTER (MESSAGE TO A BLACK MAN)」なんかは、いま聴いても耳が痛くなります。
まあチャックDのラップが乗れば、軟弱な作品など生まれようはずもなく、「公衆の敵ナンバー1」たるパワーは示されています。

Public Enemy-It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back ★★★ (2013-09-29 00:45:50)

'88年発表の2ndアルバムです。専門誌の歴代ヒップホップNo.1アルバムという評価も納得の、刺激にあふれた名盤。
ヒップホップなんてほとんど知らなかった頃に買って、激しさとメッセージ性の強さ、そして楽曲の完成度にヒップホップへの偏見(メロディのない気楽なパーティー音楽という誤解)が吹き飛びました。
ボム・スクワッドによるノイジーなトラックづくり、ターミネーターXのスクラッチ・ノイズはエレキ・ギターに勝るとも劣らない強烈さで、刺激がないと眠くなるメタル耳にも快かったのが、何よりも馴染みやすかったです。
そして強い主張を持った歌詞を激しく吐き出す手法が、ラップという表現にメッセージを効果的に伝える手段としての必然性を感じさせてくれて、抵抗を取り除いてくれました。
タイプの違うMCが交互にラップすることで飽きにくいのもプラス要素。
初めて聴いてから十数年経ち、新
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A TRIBE CALLED QUEST-The Low End Theory ★★ (2013-09-29 00:34:27)

'91年発表の2ndアルバムです。ジャズとヒップホップとの融合を高いレベルで実現した歴史的名盤という位置づけでしょうか。
低音にこだわった音づくりが魅力で、リズム・トラックの音の良さだけでも買いです。ベースとドラムが気持ち良ければおっけーという人には心地よいアルバム。特にジャズのベースが好きならおすすめです。
マニアにはたまらないサンプリングづかいなのでしょうが、彼らの他のアルバムのように多彩なネタの面白さを楽しむ感じは少なく、この手の音楽に免疫がないとストイックすぎて厳しい内容かもしれません。しかし抑制を効かせていてもここまで真剣に作られて緊張感があると、退屈は感じません。それでいてマッチョさを誇示しないネイティヴ・タン一派ならではの穏やかなラップが作風にマッチしていて疲れないのが良いです。

MILES DAVIS-In a Silent Way ★★ (2013-09-29 00:02:06)

'69年発表。この年には唖然とするほど暴力的な作品もあるし、エレクトリック期のマイルスといえばノイジーな轟音ファンク・ロック・サウンド……という先入観を見事に裏切られたアルバム。
黒い透明感なんて矛盾した形容をしたくなります。私の中でこの作品は白に反転して明滅する黒と、広がる波紋のイメージ。
無愛想なのに美しい、厳めしいのに涼しげ、エレクトリックなのにアコースティックな印象を持ってしまう。常に音は鳴っているのに静寂を感じ取ってしまう、どうにも不思議な音楽です。
参加メンバーたちのその後の作品にも色彩は違えどこのアルバムに通じるイメージが感じ取れますが、やはりこれは独特で、ここでしか聴けない音があります。

上原ひろみ-Brain ★★ (2013-09-28 23:49:36)

'04年発表の2ndです。
1曲目の「KUNG-FU WORLD CHAMPION」からして、耳に突き刺さるキーボードにエレキ・ベースとドラムで、まるっきりプログレなロック・サウンド。ロック・リスナーにとってはとっつきやすいと思います。
全体的にはピアノ・トリオでの抒情的な曲が多く、1stよりも落ち着いている印象ですが、メロディはかなりポップで、ジャズという意識なしにインスト曲として聴ける感じ。昔ながらのジャズは苦手という人も聴きやすいアルバムだと思います。

ORIANTHI-Believe ★★ (2013-09-28 23:38:52)

ラジオで数曲聴いて、ギターの爽快な弾きまくり度合いと歌メロの良さに一発KOされました。
こんなに心地よくギターをたっぷり聴かせてくれるハードロック、久々だなーというのが第一印象。
どの曲も耳になじみます。これは買いです。

SOUNDGARDEN-King Animal-Non-State Actor ★★ (2013-09-28 23:23:26)

醒めているようでいるようで熱い、彼らならではの切迫した雰囲気がヒリヒリ伝わってきます。
懐かしいなあ、この空気感。
メロディはあくまでキャッチーなところもさすが。

SOUNDGARDEN-King Animal ★★★ (2013-09-28 23:08:34)

1曲目から、SOUNDGARDENでしかありえない音が鳴っています。
彼らの解散後も様々なバンドに触れてきましたが、まさしく唯一無二の音/グルーヴを作り出していたバンドなんだなぁと、しみじみ。
帰ってきたクーカイさんがおっしゃるように、ドロドロ具合やブチ切れ具合は以前に及ばないまでも、味わい深いハードなロック。私にはかなり刺激的な音。
歌詞はダークで含蓄があり、歌は相変わらず巧い上に情念がこもり、演奏陣は全員が主役と言える活躍ぶり。メロディもよく、アレンジも多彩。
編成や曲の骨格だけ見ればシンプルなのに、どこを切っても感心してしまうクオリティで、気づけば繰り返し聴いてしまいます。
近年、こんなにリフが魅力的なアルバムってあったかな?
これはもう、ハード・ロックの理想形と言っても過言ではないんじゃなかろうか?
そんなことを考えながら、今日も聴いてし
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IN FLAMES-A Sense of Purpose-Move Through Me (2013-09-28 22:48:08)

およそメロデスらしくないリフに、不思議に浮いたキーボードのフレーズ。
ジャンル横断的な曲なのに違和感なくアルバムに溶け込んでいるところが、彼らの懐の深さでしょうか。
前後の曲とのつながりも好き。(というか、前後の曲もやはり単純にメロデス的ではないところが面白い)

IN FLAMES-A Sense of Purpose ★★ (2013-09-28 22:40:45)

前作があまりにも傑出していて、その衝撃から抜け出せずに聴いたため最初は印象が薄く、今頃になってから、はまっています。
涙腺を刺激するメロディはそのままに、幅広い曲調を無理なく取り込み、デジタルもアコースティックもごちゃまぜなハイブリッド・メロデス。
以前から色々やってきていますが、どんどんこなれて違和感がなくなってきています。安住せず常に実験を繰り返す姿勢が好ましいですね。
作曲能力の高さと、個性の強さに改めて感服しました。

BETWEEN THE BURIED AND ME-Alaska ★★ (2013-09-14 23:53:25)

デスメタルをしっかり分かっている人たちが、無理なく好きな音楽性を加えてどれもこれも同時にやっちゃいましたという印象。
カオティックコアやプログレの方がより本質なのかもしれませんが、ただスタイルとしてデス要素を取り入れたようなバンドではないんだろーなと感じます。
メタルコアやスクリーモに飽きてきたころに聴いたのですが、目からウロコでした。ごちゃまぜなのに、一本通った芯の強さが違う。
メタル耳が素直に順応し、違和感なく繰り返し聴いてしまいます。ああきもちいい。

RADWIMPS-絶体絶命 ★★ (2013-09-14 23:28:53)

前作よりも重苦しいというか真剣な雰囲気が増し、世界(社会)と自分との関係・距離感に関する歌詞が増えた印象。ちょっとBUMP OF CHICKENを連想するような曲もいくつか。あと筋肉少女帯とヤプーズを混ぜたようなぐちゃぐちゃ具合。
とはいえユーモア感覚も置き去りにせず、勢いと韻にこだわった言葉選びのセンスと新世代的なリズム感も健在。
特に「君と羊と青」の息もつかせぬたたみかけ具合は強烈です。J-POPならではの面白さ。
刺激的で、今後も注目していきたいバンドです。

RADWIMPS-アルトコロニーの定理-One man live ★★ (2013-09-14 23:17:13)

中学・高校生の時にこんな曲が聴きたかったなーと思わせる、青春の鬱屈を吹き飛ばすようにまっすぐなポップ・ナンバー。

RADWIMPS-アルトコロニーの定理-おしゃかしゃま ★★ (2013-09-14 23:14:42)

ふざけたタイトルだけで嫌悪感を抱かれそうですが、宗教と人生に関する素直な疑問をダジャレ満載でぶつけた歌詞は実際のところ真面目。
凝りまくったリフと爽快なスピード感覚は、テクニカル・メタル好きにもアピールするんじゃなかろーか。

RADWIMPS-アルトコロニーの定理 ★★ (2013-09-14 23:09:15)

アルバムや曲のタイトルからしてある種の諧謔、もしくはひねくれた照れ隠しを感じさせますが、歌詞も期待どおりに作り込まれています。巧みに韻を踏みながらも軽やかに哲学しつつ、英詞も日本語も無理なく乗りこなし青春の傷つきやすさも演出する多面性が実に面白いです。
どうやら歌詞が子供っぽいと不評らしいのですが、これだけ考えて歌詞を構築しているバンドって少ないと思うのだけれど……。青春時に捕まる問題を、言葉を選びながら真摯にかつユーモアを忘れずに描写しています。
音楽性は、現代の若者ならではのハイブリット感覚と確かな技巧に依って、ポップもロックもハードでヘヴィなのもアコースティックもあれもこれもミックスし、新世代プログレちっくな21世紀ポップスを聴かせてくれます。
何でもできる実力があるからこそ、何でもやってしまっちゃってる印象。そんでもって何だかんだで、振幅が大きいのにどの曲もキャ
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MR. BIG-What If...-Once Upon a Time ★★ (2013-09-14 22:50:41)

アルバム中でもかなりのお気に入り。
グイグイ引っ張ってゆく強靭なグルーヴが気持ちよい、ご機嫌な1曲。
エリックの歌唱も無理なくマッチしています。

MR. BIG-What If... ★★ (2013-09-14 22:47:06)

発売当時、懐古趣味的な気分で買ったら、思った以上にゴリゴリにハードな作品で耳が痛くなりました。
嬉しいなあ、青春時代にはまった人たちが大人げなくロックしてるのを聴けるなんて。
歌に合うかどうかなんて知らんとばかりにエゴ丸出しで弾きまくる演奏陣に、あくまで俺が主役だとエヴァーグリーンな歌声(ちょっとドスも利いてきたけれど)を乗せてくるエリック。
サウンド・プロダクションのせいも大きいのでしょうが、以前よりもスリリングになって、新鮮な気分で聴くことができます。
震災後のライヴも、到底行けやしないと思っていたけれど、体験することができて感激しました。

CYNIC-Re-traced ★★★ (2013-09-14 22:32:19)

『TRACED IN AIR』も大好きですが、こちらの方が浸れます。もはやメタル要素なんかどうでもいいとさえ思えるようになりました。
過激な実験作とも言えますが、穏やかな非メタル音楽とも言える作風。
何をしても持ち味を保ちつつ、音を聴いているだけで心地よい。
加工されていながらも、より切なさが増し、まどろみに通じる暖かさとやさしさが付加されているようにも感じます。
聴いている間、別世界に連れて行ってくれる。それだけで貴重な作品。手放せない、一生ものの一枚です。

AMON AMARTH-Twilight of the Thunder God ★★ (2013-04-17 23:33:00)

'08年発表の7thフル・アルバムです。これしか持ってませんが、いずれ他も買いたい。
タイトル通り雷神トールがヨルムガンドを倒そうと鎚を振り上げているジャケからもう、ワクワクしてしまいます。
北欧神話をテーマに、勇壮かつキャッチーなメロディがギターで奏でられ、漢クサい濁声と渾然一体となり盛り上げまくるスタイルがたまりません。実にノリノリ。
これ絶対、ライヴじゃギター・メロディを合唱しちゃいますね。……快感デス。

上原ひろみ-Another Mind ★★ (2012-07-02 23:23:51)

ジャズ・ピアニスト上原ひろみの、'03年発表の1stです。
基本的にはピアノ、ベース、ドラムのピアノ・トリオ編成での演奏で、たまにサックスやギターも加わります。
本人作曲による楽曲の大半はジャズというよりもロック・インスト風で、プログレ感覚で聴けます。後に共演するチック・コリアにも似てストレートなノリの演奏で、黒人音楽的グルーヴやスウィング感は希薄。ハイスピード超絶技巧曲をエネルギッシュにあっけらかんと演奏しています。
これはジャズか否か、なんてどうでもいいことは気にせず、ただ楽しく元気をもらえる音楽です。
疾走曲(7)「Dancand No Paraiso」が特にお気に入り。

WEATHER REPORT-I Sing the Body Electric ★★ (2012-07-02 23:12:22)

'72年発表の2ndアルバムです。日本で収録されたライヴ音源もあり、途中で日本語のMCが入ります。
先日のブラッドベリの訃報もあり、なんとなく聴きたくなりました。
私の中では、ウェザー・リポートの1stとこれは、マイルスの『IN A SILENT WAY』につながるイメージがあったのですが、1stは通じていてもこのアルバムに関しては記憶していた以上にゴチャゴチャで騒がしく、あのアルバム独特の透明感とは全然別物でした。
しかし、断片的なフレーズが現れては消えてゆくところなど、共通点もやはりあります。
即興性の高さからくる予測のつかなさや、緊張感が心地よいです。音も刺激的。
後のアルバムではメロディや曲の形がしっかり構築されてまるで別のバンドのようになりますが、どちらもそれぞれ魅力的です。

JEAN SIBELIUS-SYMPHONIES-交響曲第3番ハ長調OP.52 ★★★ (2012-07-02 22:31:18)

シベリウスは交響曲第2番が好きで好きで、そればかり集めて聴いていたのですが、改めてこの3番に向き合ってみると、これほど哀切なメロディが味わえる交響曲もそうそうありません。
特に第2楽章がお気に入り。どっぷりひたってしまいます。ブラームスの4番の第1楽章やドヴォルザークの8番の第3楽章と同じくらい好きです。

JEAN SIBELIUS-SYMPHONIES-交響曲第4番イ短調OP.63 ★★ (2012-07-02 22:19:42)

シベリウスの交響曲はベルグルンド/ヘルシンキ・フィルの全集でそろえたのですが、1~3番が魅力的なメロディにあふれた名曲なのに対し、この4番のとっつきにくさといったら相当なもので、辟易しました。
何か森の中で迷い、彷徨っているような音楽。晦渋・難解な作品と評されるのも納得です。
つきあいにくいのでとりあえず年寄りになるまでとっておこうかなと思っていたのですが、自分が道に迷っているような時、悩みにつかまっている時に聴くと、なかなか心にしみわたる音楽なのだと気づきました。
心がひねくれていて分かりやすい主題も聴きたくない。穏やかで安らぐ音楽にも苛立つ。かといってうるさいのも癇に障る。そんな時に聴きたい静謐な緊張感に満ちた音楽。
……とまあ、ベルグルンドの指揮では思ったのですが、カラヤンで聴いたら全然別物で、鬱蒼としたおそろしい森ではなく美しい木立に囲まれた景勝地でした。
…続き

STRAVINSKY-STRAVINSKY BALLET WORKS-春の祭典 ★★★ (2012-06-30 01:03:28)

朗らかなタイトル(邦題)からは想像もつかない強烈な曲。
クラシックが実は過激で凶悪な音楽であることを思い知らされます。
神のいけにえとなるために踊る乙女というエロくて残酷なイメージもあいまって、そこらのデス/ブラック・メタル以上に邪悪さを感じます。
癒しなどという言葉と対極にあるおぞましい不協和音メロディと、原初的興奮を呼び覚ます暴虐リズムに金縛り状態。まったくもって心臓に悪い。
プログレ/アヴァンギャルド感覚で大音量で聴きたい曲です。
何人かの指揮で10枚くらい聴きましたが、お気に入りは作曲者本人指揮(コロンビア響)の盤。指揮はそれほど巧くなかったらしいですが、初めて聴いておどろおどろしさに驚愕した1枚なので、思い入れがあります。
ファジル・サイのピアノ版も面白かった。

MILES DAVIS-Sketches of Spain ★★ (2012-06-30 00:48:47)

'60年発表。ロドリーゴのクラシック・ギター協奏曲「アランフェス協奏曲」をギル・エヴァンス編曲で演奏したアルバム、というのがこのアルバムの一番の特色でしょう。
スペイン風のメロディが多く、楽譜に書かれたオーケストレーションに従って演奏された作品。いったい、これはジャズ? それともクラシック?
現代音楽としてとらえるべきなのでしょうか。「フラメンコは我々のブルースのスペイン版だ」とか言われても、これってフラメンコともブルースとも別物に聴こえちゃいます。
最初は地味すぎて、「わけわかんない」と片付けていました。フラメンコを激しくジャズ風に演奏して、例えばピアソラみたいなラテン/クラシック/ジャズが融合した派手な音楽なんだろうと予想して買ったので。
じっくり聴くとこの緊張感と独特の響きにだんだん病みつきになり・・・結局はまってしまうのでした。面白い音楽だなー。

MILES DAVIS-Doo-Bop ★★ (2012-06-30 00:37:29)

マイルスの生前には完成しなかったヒップホップ・アルバム。'92年発表です。
ヒップホップ・プロデューサーのイージー・モー・ビーが残された音源を使って完成させた作品ですが、ヒップホップの制作手法としては音源のつぎはぎによる構築は普通のことなので、問題なく聴けます。大体、エレクトリック期のマイルスのオフィシャル作品だってテオ・マセロのつぎはぎ編集作品ばかりだし。
このアルバムを聴いたのはジャズを取り入れたヒップホップもヒップホップを取り入れたジャズも色々と聴いた後だったため、特に衝撃も感じず、単にマイルス作品の変わり種と言う印象でした。おそらくリアルタイムでは相当に革新的だったのでしょうが。
それでもこの作品を試作品として、この後、生きていれば(元気でいれば)どんな面白い音楽ができたかなー、と想像するのもまた、楽しいです。やっぱり変化し続けるのがマイルスの魅力であり、だから
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COMMON-Finding Forever ★★ (2012-06-30 00:19:58)

'07年発表の7thです。このアルバムの懐かしくも未来的な音像に触れて、ヒップホップってプログレなんだなーと、発売当時思ったものです。
5年経ったいま聴いても先進的でありつつ、時代を超えて楽しめそうな音。これを聴いてカニエ・ウェストの作る音に興味をひかれました。
前作『Be』の発展形と捉えられる作品のようですが、私にとっては衝撃度は段違いでした。
レトロなキーボードやサンプリングを駆使した、暖かくカラフルできらびやかな、そして重層的で複雑かつポップな音づくりにはゾクゾクさせられます。カニエ以外が作ったトラックもおもしろいし、アルバムとしてのバランスも良いです。
コモンの声の心地よさもあり、夢見心地で聴き入ってしまうアルバム。お気に入りは奇想天外なサンプリングづかいが印象的な(3)「THE PEOPLE」です。

COMMON-Like Water for Chocolate ★★ (2012-06-29 23:56:17)

これと3rdの『ONE DAY IT'LL ALL MAKE SENSE』は、ついついジャケ買いしたくなります。
タイトル、アートワークがイマジネーションを広げさせ、そこに統一感のある生々しい質感のトラックが使われて、トータルな作り込みの見事なアルバムです。
ただし、コモンのアルバムの中でもかなり渋い部類なので、踊れるものなんかを求めると厳しいでしょうね。
しかし噛めば噛むほどといった部類の地味ながら滋味のある作品なので、地道に味わいたい感じです。
就寝前とかにじっくり聴きたい1枚。

BRAIN DRILL-Quantum Catastrophe ★★ (2012-06-29 23:41:08)

この手のバンドは、もはやどれがどれだけ速いとかどうでもよくなるくらい極端で、楽しいですね。
曲が長くても短くても常に凄まじいので、ただただきもちいーです。
極端に速いデスメタルで癒されたくなったら聴くアルバムです。

UNEARTH-III: In the Eyes of Fire-The Devil Has Risen ★★ (2012-06-29 23:27:57)

この曲の弾むようなノリが好きです。
展開やリズムも凝っていて、耳に残ります。アクセントのつけ方が巧い。

UNEARTH-III: In the Eyes of Fire ★★ (2012-06-29 23:23:08)

勢い命で突進しつつも、リフやリズムに工夫があって、だれることなく最後まで楽しめます。
歌の入れ方も、同じ叫ぶにしてもタイミングや重ね方にひとひねりあって、実にかっこいい。
メロディも決して軟弱にならない程度にほどよく導入され、バランスが絶妙。
数年、ただ聞き流していたアルバムだったのですが、いまごろになってはまりました。
特にドラムのおかずの入れ方が快感。センスいいなあ。

RIOT V-Immortal Soul ★★★ (2012-05-19 23:39:09)

ベテランの枯れた作品ではなく、瑞々しいくらいに元気のよい、メタルらしいアルバムです。
何枚か緊張感が緩んだようなメロディアスだけれどもパンチに欠ける作品があって、しばらくはライオットに関心を失っていたこともありましたが、これは若手新人バンドの作品と言われても信じてしまいそう。
もちろんベテランならではの味や、ライオットらしさも多いアルバムですが、新鮮な印象を強く受けました。
演奏は当然、安心の出来ですが、今回は特に歌メロが良いですね。印象に残る歌が多く、楽曲が差別化できています。
それから言葉がメロディに乗りきっていなくて字余り気味だったり、勢い余って崩しちゃってますみたいなトニーの歌い回しがアクセントになって気持ちいいです。
感傷を抜きにして、純粋に優れたメタル・アルバムとして長く聴けそうな傑作です。

PAIN OF SALVATION-Road Salt Two ★★★ (2012-02-25 20:03:45)

'11年発表。音楽性はまさしくONEの続編といった印象で、続けて聴くといっそう味わい深いです。(疲れるけれど)
オープニングとエンディングのテーマがあることもあり、「人生」をテーマにした長編映画のようで、前作以上にスケールが大きい感じ。『RS1』ではあまり思わなかったけれど、今作はLED ZEPPELINっぽさも感じました。まあ、ブルース、フォーク(エスニック)の要素があるエモーショナルなハード・ロックとなれば、ZEPPっぽくなるのですが。
2枚ともに「プログレ」的イメージからすると曲が短めで、2~5分くらいの曲ばかりですが、それらが有機的なつながりを持って2枚のアルバムで1つとなる「作品」を見事に形成するあたりは、まさしく「プログレ」的。クラシックの標題音楽を聴くような感覚で聴いています。
結局、POSって過剰なまでの感情表現と暗欝なメロディとわけわかんないけど切ない
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PAIN OF SALVATION-Road Salt One ★★★ (2012-02-25 19:21:44)

'10年発表の7thアルバムです。人生という道をテーマにしたコンセプト・アルバム(2枚で完結)ということで、1stからずっと共通して彼らが追及しているテーマとも言えます。人と人(社会)との関わり、人生の痛みに向き合う重み。タイトルからして傷口に塩を連想させ、やはり苦痛・苦悩は常につきまとうバンドなのね、と安心ブランドぶりは健在。
POSなので当然、過去のアルバムから音楽性はガラリと変わっています。予告EP『LINOLEUM』から予想された通りの生々しいロック・アルバム。もはや「メタル」というイメージからは遠く、しかし絶品の「(根暗)ハード・ロック」作品です。1stの段階からごった煮音楽だったので、元からチラチラ示されていた音楽性をアルバムごとに一部を強調して出しているような印象もあります。引き出しの中身を初めに見せておいて、リスナーに分かりやすく改めて開け閉めして示している感じ。
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PAIN OF SALVATION-Linoleum ★★ (2012-02-25 19:00:39)

'09年に出たEP。『ROAD SALT』の予告編みたいな感じで、音づくりや音楽性は『RS』の2枚と同様、'70代的な感触のあるザラついて生々しい年代物サウンドのロック。
古いのか新しいのか、複雑なのか単純なのか、肉体的で逞しくなったのか繊細なのか。どちらとも言えるような言えないようなよーわからん印象。
狭義のプレグレ・メタルの枠には全然当てはまらなくなっていて、過去の彼ら自身の作品ともイメージが違うところが逆に彼ららしいかも。
なんだかんだで結局これもお気に入り作品。彼らは追っていて飽きないなぁ。
日本盤の5曲目はSCORPIONSの「YELLOW RAVEN」のカヴァー。6曲目は「IDIOCRACY」の別ヴァージョン。


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