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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2001-2050
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ICED EARTH-Burnt Offerings ★★ (2005-11-07 21:16:00)
私も29さんと同じで、アイスド・アースで最も好きなアルバムです。
彼らはどのアルバムも完成度が高いし、ティム・オーウェンズ加入後の作品ももちろん素晴らしいんですが、ダークでメランコリックな部分が最も強く表れたこのアルバムの魅力は、やっぱり頭ひとつ抜けています。
まあ、ちょっと暗すぎるというので雑誌なんかでも評価は低いアルバムみたいですが、そこら辺は好みの問題。叙情性を求めれば、最高の名盤です。
前作までのスラッシュ的な攻撃性は保ちつつも、マシュー・バーロウ加入によって、ヴォーカルの歌唱力がアップしたため、多彩な表現を可能にしています。
よくメロデスやゴシックの曲に「慟哭のメロディ」という言葉が使われますが、まさにそれ。それを上手いヴォーカルが、憂いに満ちた声で情感たっぷりに歌ってくれます。
絶望的に哀しい(7)「THE PIERCED SPIRIT」からドラ
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PARADISE LOST-Draconian Times ★★ (2005-11-07 20:54:00)
思わずジャケ買いしたくなるような、妖しいアートワークがまず見事ですね。ゴシック・メタルの名盤というと、真っ先に名前の挙がるアルバムだけに、内容も充実しています。
(1)「ENCHANTMENT」冒頭のピアノが奏でる哀感にまみれた旋律を聴いただけで、完全に暗黒美の世界に引き込まれてしまい、後は陰鬱かつ耽美的な楽曲の数々に酔い痴れれば良いだけ。
ただ単に暗いだけでなく、意外にノリの良い曲が多いので、過剰な絶望感はありません。
ヴォーカルの歌唱力はいまひとつで、吐き捨て型歌唱の際など、時折間が抜けたように聴こえてしまうところが少し残念かも。
日本盤を買うとTHE SISTERS OF MERCYのカヴァー「WALK AWAY」、ドラム・パターンが楽しい「LAID TO WASTE」、けっこうノリノリな「MASTER OF MISRULE」という3曲ボーナス・トラックも楽
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SHAMAN-Reason ★★ (2005-11-07 20:36:00)
1stアルバムとはガラッと色合いを変え、ダークな質感が支配するようになった2ndアルバムです。ここからバンド名がSHAAMANに。
拡散ではなく収縮へと向かう方向性。南米の開放的なスピリットではなく、北欧の凍てついた魂が忍び込んできたようなサウンドです。
いきなり1曲目の「TURN AWAY」がヘヴィなので面食らいますが、全体的にはピアノや弦楽隊によるクラシカルなアレンジなどを取り入れた、美しくも翳りを帯びたメタル・アルバムです。パーカッシヴな要素も残ってはいますが、あまり目立ちません。
3曲目に入っているゴシックの帝王THE SISTERS OF MERCYのカヴァー「MORE」も、特に違和感は感じられません。THE SISTERS OF MERCYの曲はよくメタル・バンドにカヴァーされますね。
こういう音楽性だと、(4)「INNOCENCE」みたいな静かな曲を
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SHAMAN-Ritual ★★ (2005-11-06 21:00:00)
アンドレ・マトスに求めるメタル作品として、ほぼ理想的な出来の傑作です。『HOLY LAND』に並び、ヘヴィ・メタルというジャンルにとって意義深い作品。
クラシカルなシンフォ・メタルとしての要素は自然に融合し、あまり派手ではありませんが、もちろんしっかり入ってます。ブラジリアン・メタルとしての民族色も『HOLY LAND』とはまたちょっと違った感じですが色濃くて、彼らならではの色がしっかり出ています。
ヒューゴ・マリウッティのギターも、曲に合わせ、メロディを大事にしていて、好感が持てます。
映像が浮かんできそうなインストゥルメンタル「ANCIENT WINDS」からアンディ節炸裂の「HERE I AM」への流れは、最高のオープニング。
(4)「FOR TOMORROW」、(7)「FAIRY TALE」のような美しくスピリチュアルな曲、(5)「TIME WILL CO
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SHAMAN-Ritual-For Tomorrow ★★ (2005-11-06 20:50:44)
ワールド・メタルの名曲です。
ペルーのミュージシャンを起用するなどして生まれたスピリチュアルな感触が、バンド名にとても合っています。
フルート、パーカッション、アコギ、エレクトリック・ヴァイオリンなどの暖かいサウンド、独特のコーラスが面白いです。ギター・ソロもエモーショナルで良いなぁ。
アンドレの個性的な声、変わったメロディ・センスも、重要な武器になってますね。
陰陽座-煌神羅刹 ★★ (2005-11-06 20:42:00)
けっこう慣れるまで時間がかかりましたが、最近、やっと純粋に楽しめるようになりました。
最初、かっこいいところと、ちょっとダサいと言うか・・・掛け声とか「おらびなはい」とかで雰囲気が変わっちゃうところのギャップが苦手で、あまり聴けなかったんですが、それもまた味かと思えるようになりました。
今も正直、黒猫さんの声がキャピキャピした感じになるところや、瞬火さんの微妙な声(JUDAS PRIESTのトリビュートじゃ別人のような歌が聴けるのに)はちょっと苦手ですが・・・。
けっこうギター・ソロやリフ、楽曲自体はかっこいいんですよね。歌詞も面白いし。
次作よりは、このアルバムの方が好きです。
鳳翼麟瞳-焔之鳥~鳳翼天翔 ★ (2005-11-06 20:21:53)
とりあえずJUDAS PRIESTファンとして、似てる曲があるなんて言われると、ついつい手が伸びてしまいます。
実際は全然パクリじゃないし、しっかりオリジナリティも感じられる佳曲ですね。
でも陰陽座の曲の中では、それほど印象に残らない曲かも。ちょっとあっさりした感じ。いや、他の曲が濃すぎるのか。
DIO-Sacred Heart-Rock 'n' Roll Children ★★ (2005-11-06 20:16:29)
ロックへの愛情とか、キッズへの共感がストレートに伝わってきます。
ディオにとっても特別な思い入れのある曲のようですが、感情のこもった歌が胸に響きます。
こういう激しくも哀愁漂う曲っていうのは、ハード・ロックだからこその魅力ですね。
BLIND GUARDIAN-Imaginations From the Other Side-Bright Eyes ★★ (2005-11-06 20:10:43)
彼らの疾走曲も好きですが、他のバンドと違うオリジナリティを感じさせてくれるのは、こういう独特のメロディが聴ける曲です。
まさしくBLIND GUARDIANのみがつくりだせる名曲。
緩急、静と動のコントラストを味わえる展開も面白いです。
BLIND GUARDIAN-Imaginations From the Other Side-Imaginations From the Other Side ★★★ (2005-11-06 20:07:18)
BLIND GUARDIANで一番好きな曲です。
メタル初心者の頃に聴いたんですが、まったく難解とか退屈には感じませんでした。
ドラマティックな展開と良いメロディに聴き入っているうちに、あっという間に終わってしまう。
NEUROSIS-Through Silver in Blood ★★ (2005-11-04 21:16:00)
カオティックな異形音楽。ヘヴィ・ミュージックを聴くときの一般的な快感は期待できません。
遅い、重い、暗い・・・でもドゥームとは何か違う。
なんとも形容しがたい、異様な雰囲気が気持ち悪いです。
わるあがきさんがおっしゃるように、これを聴いて楽しい気分にはなれません。これ聴いた後ではTOOLですらも楽しく聴けます。
聴いた後、ぐったり疲れるので、とても頻繁には聴けません。なんとも精神的に厳しい音です。
売り払おうとは思わないけど、自分はどんな必然性があってこんな音楽を聴くのか、聴いてて疑問に思うことがあります。
HELLOWEEN-Master of the Rings-The Game Is On ★★ (2005-11-04 21:00:01)
HELLOWEENって、こういうユーモアのある曲を上手く聴かせるセンスが良いですね。
この曲もある意味メタルの幅を広げる、冒険的な曲と言えるかも。
肩の力の抜け具合が、絶妙です。
220VOLT-220 Volt ★★ (2005-11-04 20:50:00)
'83年のスウェーデンのバンドとしては、相当に頑張った部類に入るアルバムではないでしょうか。
私も感想はm.c.A.K.さんと大体一緒です。どこかで聴いたようなリフ、チープなサウンド、イモ臭いヴォーカル、「NIGHTWINDS」の唐突で素っ頓狂な女性Voはまさしく爆笑もの。本当に好きモノにはたまらない音ですね。
でも発表当時の感覚で言えば、名盤扱いだったのも分かるような気がします。ツイン・ギターの奏でる哀愁のメロディは、古き良きヘヴィ・メタルの空気を伝えてくれます。
(4)「GYPSY QUEEN」なんかは、いま聴いても普通に良い曲です。(9)「WOMAN IN WHITE」のギター・フレーズには、なんとなく初期RIOTを思い出しました。
220VOLT-220 Volt-Gypsy Queen ★ (2005-11-04 20:45:36)
ツイン・ギターの紡ぎ出す印象的なメロディがたまりません。北欧と言うより、イギリスのバンドが書きそうな曲ですね。
ヴォーカルがもう少し上手ければ、名曲として語り継がれていても不思議じゃない。
KAMELOT-Karma-Don't You Cry ★★★ (2005-11-04 20:42:52)
こんなバラード歌われたら、もう降参です。反則。
感情移入して歌うことを恥ずかしいと思うような歌手じゃ、感動はさせられません。
全身全霊、魂をこめて歌える歌い手ですね、カーンは。
ANIMETAL-Animetal Marathon V-めぐりあい ★ (2005-11-04 20:32:52)
小学生のとき、ガンダム3部作のラスト、あのタイミングで入るこのエンディング・テーマに、胸を熱くしたものでした。
当時は英語の部分、全然意味が分からなかったんですよね~。
アニメタルでやってくれて、嬉しかったです。
PANTERA-Far Beyond Driven-Strength Beyond Strength ★★★ (2005-11-04 20:24:24)
とんでもなくヘヴィな曲。
大音量で聴きたいです。
個人的に、ストレスの解消、思春期の様々な衝動の昇華に、この曲にはお世話になりました。
癒し系・・・。
KRISIUN-Conquerors of Armageddon ★★ (2005-11-03 19:01:00)
1曲目の「INTRO / RAVAGER」の途中で聴けるリズムが三三七拍子みたいに聴こえて仕方ありません。
ギター・ソロ、速過ぎてちゃんと聴き取れないくらい。ドラムはノリが良くて好きです。ヴォーカルの乾いたデス声、普通だけど曲にバッチリ合ってます。
爆走しまくりの突撃デス・メタル、スカッと爽快です。テクニカルでも勢いは全く殺さないところが良いですね。
MYSTERY-MYSTERY ★★ (2005-11-03 18:36:00)
私も中古で安く見かけたので買いました。いかにも'80年代的なジャケに騙されかけてましたが、'91年の作品なんですね。
↑のお2人が触れていらっしゃるように、キラキラしたキーボードが印象的です。ギター・ソロも泣きの要素が強くて、メロディアス。これは掘り出し物ですね。
ヴォーカルが微妙な評価みたいですが、けっこう多彩だしパワフルさもあって、十分歌えてるヴォーカルだと思います。
メロディアス・ハード・ロックの隠れた逸品・・・まで言うと言い過ぎ?
うーん、でも良い曲そろってます。
MEGADETH-Risk ★★ (2005-11-03 18:12:00)
過激なスラッシュ・メタルじゃなくなっちゃってますが、挑戦の姿勢は良いと思います。
まあ、散漫、歌の表現力がもうひとつ、ヘヴィさもポップさも中途半端・・・っていうのは確かに批判に値するけれど、なんか憎めない、味のある作品。
ところどころ入る変な楽器の音、唐突にエモーショナルなギター・ソロ、変にさわやかなヴォーカル・・・メガデスで聴いてて楽しくなる唯一のアルバムです。
PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I ★★ (2005-11-03 17:45:00)
初めに聴いた時は、前2作に比べるとあまり好きになれなかったアルバムでした。今では『BE』までのアルバムの中で最も好きな作品。メロディの美しさが半端じゃないです。
最初、どうしても「IDIOGLOSSIA」冒頭がドリーム・シアターっぽく聴こえて、それが嫌でした。せっかく独自の音を出しているバンドなのに、この曲でフォロワーっぽく見なされてしまうかもしれないのがもったいなくて。でもコンセプト的にこの場所にこの曲調が必要、というのは納得できたし、繰り返し聴いていたら気にならなくなりました。
このアルバムもコンセプトは重く、暴力的虐待を受けて育ち、自らも暴力の中で生きるようになった青年と、性的虐待を受けて育った女性の物語。相変わらず複雑かつ難解で、内容をつかむのが大変です。
虐待などを題材に選ぶと、誰かを断罪するような方向性になりがちですが、そう単純にいかないところが余計に考えさ
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PAIN OF SALVATION-One Hour by the Concrete Lake ★★ (2005-11-01 21:33:00)
前作が素晴らしかったので、すごく楽しみにしていたのですが、今作も期待以上の傑作だったので、心底惚れ込んだ思い入れの強いアルバムです。こんなに真剣に聴き込んだアルバムも滅多にないですね。
主に環境汚染をテーマにしたコンセプト・アルバムで、放射能による水資源の汚染、戦争、先住民の問題なんかが取り上げられています。リーダーのダニエルが大学で専攻した内容が元になっているらしいです。
彼らの作品は個と社会の関わりがテーマになるものが多いですが、このアルバムも軍事産業の歯車であることをやめようと決意する、ある男の視点で描かれています。
↑でも嵐盾さんが触れていますが、かつては1時間も曝されれば死亡するほどの放射能で汚染され、コンクリートで埋められた湖(ちなみに現在はそこまでひどくはないみたいです)が、このアルバムのタイトルになってます。
絶望的に暗いんですが、メッセージはポジ
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PAIN OF SALVATION-Entropia ★★ (2005-11-01 21:04:00)
発売当時、B!誌ではけっこう地味な評価だったんですが、兄弟誌の炎誌の方では高い評価だったので興味を持ちました。
買って聴いてみたら最高のプログレ・メタルで、あやうく買い逃すところだったと、ゾッとしました。炎、いい雑誌だったなぁ。
究極のミクスチャー・ロックなんて言われるくらい、多様な音楽要素が入り混じり、絶望的に暗かったりもしますが、メロディはとても美しく、特にヴォーカルの表現力は飛び抜けています。
彼らのアルバムはみんなコンセプト・アルバムになっていますが、このアルバムも西と東に分裂した架空の国「エントロピア」を舞台にしたストーリーもの。
戦争、国家の分裂、家族の別離・・・かなり重い歌詞です。東西ドイツや南北朝鮮あたりを嫌でも連想しちゃいます。
確か歌ごとに視点が変わって、父親の立場と息子の立場から歌う曲に分かれてたと思うんですが、インタビューが載ったB!
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NOCTURNAL RITES-The Sacred Talisman ★★ (2005-11-01 20:48:00)
クサいメロディが聴きたくなった時に手が伸びる1枚です。
特に(1)「DESTINY CALLS」や(5)「HOLD ON TO THE FLAME」は、始まった瞬間に頬が緩むのを抑えきれないくらいにクサクサ、メロメロで、身悶えてしまいます。
ヴォーカルも迫力には欠けるかもしれませんが、曲には合ってるので問題なし。
最近の硬派な作品も良いですが、馬鹿にされることも多いこの頃の彼らも魅力的です。
FRAMESHIFT-An Absence of Empathy ★★ (2005-11-01 20:40:00)
ドイツのマルチ・ミュージシャン、ヘニング・ポーリーのテクニカル・ロック・プロジェクトの2ndアルバムです。
私もセバスチャン・バック目当てで買いましたが、今までに聴いたバズの歌の数々とはずいぶんイメージが違い、その器用さに驚きました。
けっこうニュー・メタルとかエモとか言われるモダンなバンドの歌い方を吸収している感じで、歌メロも声のカラーも、ぱっと聴きバズらしくないような、新たな一面が表れています。
スキッド・ロウとは全然音楽性が違うし、プログレ・メタルのファンにとっても、モダン・ヘヴィ・ロック的なところが好き嫌い分かれるかも。
しかしこれはなかなか面白いです。ありそうでない音ですね。
明快な魅力は見出しにくい音楽ですが、テクニカルで複雑な演奏はたっぷりだし、何だかんだ言っても歌メロはキャッチーだし、叙情性も色濃いから、十分楽しめました。
SLAYER-Show No Mercy ★★ (2005-11-01 20:22:00)
一番好きなアルバムはやっぱり超名盤の3rdなんですが、破天荒な勢いが感じられるクレイジーなこの1stも捨て難いです。
馬のいななく音のような高音のギターや、若い声のハイトーン・シャウトがいい感じ。
最近の重い音も良いけど、軽くて高音が突き刺さる感じのスラッシュ・メタルも好き。音が悪いと言われますが、このくらいで丁度いいです。
まだメタルの型みたいなのが出揃わず、細かいジャンル分けが無用だった時代ならではの、スリリングな空気がたまりません。NWOBHMにも通じるものがあります。B級な安っぽささえも、大いに魅力。
好きな曲は・・・全曲かな。ジャケ以外は素晴らしい。
MORGOTH-Cursed ★★ (2005-11-01 20:09:00)
確かにミニアルバムの方のひどいイラストに比べると、このアルバムのジャケは印象良いですよね。
本作は一応、純粋なフル・アルバムとしては1stになる3作目かな。
ヴォーカルのデス声が好みなので、けっこう気に入ってます。
正統派デス・メタルで、速さは控えめですが、おどろおどろしくも荘厳な雰囲気がよく出ているのが良いです。
お堅い感じのリズムがドイツらしくて微笑ましいです。後にテクノ系に走ったのもなんとなく分かるカッチリしたドラムが、いかにも。
(8)「OPPORTUNITY IS GONE」のギター・ソロなんかはかっこいいし、(9)「DARKNESS」のゴシックに近いようなダークさもいい味出てます。
QUEENSRYCHE-Empire ★★ (2005-10-31 21:02:00)
先に『PROMISED LAND』を聴いていて、内省的で難解な曲を書くバンドというイメージを持っていたので、コマーシャルなメロディにびっくりしました。
このバンドは、アルバム毎に雰囲気がガラッと変わるところも大きな魅力ですね。
特に好きなのは、「BEST I CAN」「JET CITY WOMAN」「ANOTHER RAINY NIGHT (WITHOUT YOU)」あたりです。
あまりメタル臭さがなくて、独特の雰囲気を持った作品なので、前作までと比べると、メタル耳には少し違和感があったりするんでしょうか?
あまりメタルが好きじゃないっていう人に初めにすすめてみるのも良いかも。
昔の典型的メタル・ファッションの頃の彼らの写真を見ると、まさかこんなに洗練された音楽を演るようになるとは思えませんね。面白い。
実験性と大衆性が高い次元で融合した、高品質の逸品
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PANTERA-Far Beyond Driven ★★ (2005-10-31 20:38:00)
重さ、激しさがあまりに気持ち良い、PANTERAのアルバムで最も強烈な1枚です。
曲のキャッチーさ、スピード感では前2作が上だし、精神的な重さは次作の方が上かもしれませんが、問答無用のパワーならこのアルバムが一番。
「STRENGTH BEYOND STRENGTH」には、私もお世話になりました。
邦題のセンスも微笑ましいです。
似たような遅いテンポの曲が多くても、リフが良いので退屈しません。ヘヴィ・グルーヴをお腹いっぱい味わえる激烈音楽の名盤です。
GENOCIDE SUPERSTARS-III - Superstar Destroyer ★★ (2005-10-31 20:24:00)
爆走ロックンロール、疾走型パンク/ハードコアが好きな人は、かなりの確率で気に入るんじゃないでしょうか。
程よくキャッチーでノリノリな、荒々しいロックです。
勢いのあるロックをサラッと聴きたいときに手が伸びます。ポップ過ぎずシリアス過ぎず丁度いいところが、けっこう貴重かも。
NASUMのグラインド・コアも良いけど、タイプの違うこっちのバンドも楽しいなぁ。
SCORPIONS-Pure Instinct ★★ (2005-10-30 20:58:00)
いつものことながら、ジャケと中身のギャップが激しすぎます(泣)。哀愁のメロディがいっぱい詰まった名盤なのに、このアートワークでは・・・。
バグパイプを使った「WILD CHILD」をラジオで聴き、あまりの素晴らしさに翌日CD屋で買い求めました。
クラウス・マイネの愁いを帯びた歌声と、美しいギター・メロディの数々に完全にノック・アウトされました。
フライングVさんがおっしゃるように、まるでバラード・ベストみたいに、バラードの名曲が多く収録されています。
メタル・バンドとしてのスコーピオンズを期待すると外れなのかもしれませんが、メロディアスな哀愁曲が好きな人にとっては、たまらないアルバムだと思います。
ウリ時代のアルバムより、最近のスコーピオンズのアルバムの方が好きな私にとって、これは最高の名盤です。
アコースティック・ライヴのDVDで「YOU AND I
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THE STORM-Eye of the Storm ★★ (2005-10-30 20:42:00)
このジャケット(輸入盤の方)、けっこう好きです。異星の海を航行する豪華客船って感じのSFっぽさが良い味出してます。でも'90年代にこれはないかな~。
最初に聴いたときは、少し地味かなと思いましたが、何回か聴くうちに染みてきました。
高品質なメロディアス・ハードで、コンパクトで良い曲がたくさん詰まっています。
'80年代産業ロックが好きな人なら、たぶん気に入ると思います。
HEARTLAND-Heartland ★★ (2005-10-30 20:21:00)
ここでの高評価につられて買ったアルバムでしたが、本当に胸を熱くさせる名曲揃いの高品質メロディアス・ハードでした。
一聴目にして、聴き進むうちにあまりにどの曲も素晴らしいので驚きを禁じえませんでした。
次から次へと紡ぎ出される美しい哀愁のメロディにすっかり酔わされてしまいます。
これを廃盤にしておくなんて、非常にもったいない。
NEW ENGLAND-Explorer Suite ★★ (2005-10-30 20:10:00)
私もF木記者の大プッシュに乗せられて買ったクチです。そうやって買うと、半分くらいは外しちゃうんですが、これは当たりでしたね。1stも同じように購入。
キラキラしたキーボードが入ったメロディアス・ハード。一応プログレ・ハードにも入るのかな。
ビートルズやクイーンの影響とかも言われてるようですが、E.L.O.に近い印象を持ちました。
メロディアスでポップなロックが好きなら気に入るんじゃないでしょうか。それこそ日本人好みのという形容が似合う、クサいメロディのオンパレードです。
DOMINION-Interface-Impulse ★★ (2005-10-30 19:55:49)
ドゥーミーな感じの始まり方や、印象的なリフのメロディが面白い。
テンポは遅いけど、なんとなく踊れそうなノリの良さがあります。暗いけど。
どことなくCATHEDRALをも思わせる曲調です。
DOMINION-Interface-The Voyage ★ (2005-10-30 19:54:11)
無骨なブリティッシュ・ヘヴィ・ロックって感じがいいです。
終盤の荘厳なツイン・ギターが思い切りIRON MAIDENなのはご愛嬌?
DOMINION-Interface-Alive? ★★ (2005-10-30 19:52:32)
前半はMY DYING BRIDEを思い起こさせる耽美的なディープ・ヴォイスに陰鬱で重々しいリフの、ちょっとゴシックな感じ。
中盤以降に主導権を握るミッシェルの切なげな歌声も、雰囲気出てます。
しかしこのバンドの曲は本当に展開が多い。
DOMINION-Interface-Silhouettes ★ (2005-10-30 19:50:29)
JUDAS PRIESTやIRON MAIDENの伝統を受け継ぐ、英国ならではのリフが素晴らしい。
特に後半はもろIRON MAIDENなツインギターが美しいです。
こういう音楽に女性ヴォーカルっていいなぁ。
DOMINION-Interface-Millennium ★ (2005-10-30 19:47:17)
凝った展開をみせる佳曲です。
デス声と愁いを帯びた女声の使い分けが上手い。
力を入れたときの、ちょっとハスキーなミッシェル嬢のヴォーカルはツボです。
ギター・ソロもいい感じ。
DOMINION-Interface-Tears From the Stars ★ (2005-10-30 19:45:37)
ゴツゴツしたヘヴィ・リフと濁声ヴォーカルが硬派エクストリーム・メタルを思わせますが、途中で女声ヴォーカルとメロディアスなリフが入り、イメージが変わります。
北欧メロデスとは一味違う、ブリティッシュ・メタルの重みと哀愁が独特です。
SWEET SAVAGE-NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METAL / '79 REVISITED-EYE OF THE STORM ★★ (2005-10-30 19:37:38)
オリジナルはBBCのコンピレーション収録らしいですが、ラーズ・ウルリッヒのNWOBHM編集盤で聴きました。
スピード感あふれる疾走曲です。若々しくて勢いまかせな感じが良いです。
リフにしてもソロにしても、やけにギターがかっこいいと思ったら、ヴィヴィアン・キャンベルがギターだったんですね。
ぶっきらぼうな吐き捨て型ヴォーカルも、曲に合ってます。
こんなバンドがアルバムも出せずに解散したなんて、もったいない。
あ、アルバム名間違った。綴りはREVISITEDでした。
MOTLEY CRUE-Dr. Feelgood-Dr. Feelgood ★★★ (2005-10-30 19:33:14)
最初はあまり印象に残ってなかったんですが、ライヴ映像でみんながノリノリになっているのを観て、聴き直したらはまりました。
この強靭なグルーヴ、たまりません。サウンドの重さも、猥雑な雰囲気も良いです。
DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock-Speed King ★★★ (2005-10-30 19:30:06)
曲名が曲名だけに当然だけど、速いです。
実際の音符の多さがどうとかよりも、体感速度というか、疾走感が凄い。
昔は「BURN」とか「HIGHWAY STAR」の方がかっこいいと思っていましたが、今はこの曲が好き。
NEW TROLLS-Ut ★★ (2005-10-30 13:11:00)
ニュー・トロルスと言うと、『コンチェルト・グロッソ』か『アトミック・システム』あるいは本作が有名ですね。ジャケやタイトルが地味なので、いまひとつ手の出にくいアルバムかもしれません。
中身はイタリアならではの叙情性が強いプログレッシヴ・ロックで、あまり派手さはありませんが、しみじみ聴ける作品です。
(1)~(5)は組曲になってますが、ところどころポップなメロディがあり、あまり難解さを気にせず聴けます。(5)「NATO ADESSO(誕生)」の美しい歌メロが良いです。
(7)「PAOLO E FRANCESCA(パオロとフランチェスカ)」冒頭のメロメロな泣きのギターには腰が砕けます。途中でギターが恋人たちの会話を表現して喋りますが、スティーヴ・ヴァイよりずっと早くそういうプレイをしているのが、まさしくプログレッシヴ。
IGGY AND THE STOOGES-Raw Power ★★ (2005-10-29 21:04:00)
歪んだ荒々しいサウンドがとっても気持ち良いです。
30年以上前のアルバムだけど、いま聴いても色褪せてないし、現在の基準でも十分ヘヴィで迫力があります。本人監修によるリマスタリングが功を奏してる部分もあるんでしょうか。
ワイルドで激しいロックが好きなら、気に入ると思います。
RENAISSANCE-Ashes Are Burning ★★ (2005-10-29 20:44:00)
女性ヴォーカルのプログレ、トッラド/フォーク要素のあるロックの特集なんかにいつも名前が挙がるバンドなので、興味を持ちました。
このアルバムでは(5)「AT THE HARBOUR」と(6)「ASHES ARE BURNING」の2曲が気に入っています。特に後者は11分を越す長さが短く感じるほど圧倒的な魅力を持った名曲ですね。
GENESIS-Selling England by the Pound ★★ (2005-10-29 20:30:00)
たしか『炎』誌のフルート特集みたいなので取り上げられていて、「FIRTH OF FIFTH」のフルート・ソロ目当てで買いました。
よく牧歌的と表現されるソフトな感触の音楽は、期待してたイメージとは違って、けっこうメタル耳には厳しかったんですが、最近楽しんで聴けるようになりました。
ジャケのちょっとメルヘンチックな英国的情景もいいですね。
(1)「DANCING WITH THE MOONLIT KNIGHT」、(7)「THE CINEMA SHOW」は長尺ながらも美しいメロディが楽しめて、いい曲です。
VALENSIA-K.o.s.m.o.s-Kosmos ★★★ (2005-10-28 22:10:28)
2ndは名曲ぞろいのアルバムだと思いますが、特にこの曲は光ってますね。
よくヴァレンシアは声が細いって言われてた気がしますが、ファルセットでの繊細な表現力は、哀愁あふれる楽曲にぴったり。
凝ったアレンジもさすがです。
LANA LANE-Ballad Collection-Avalon ★★ (2005-10-28 22:05:43)
ヴィオラの艶のある音色がたまりません。
ラナ・レーンはハードな曲よりも、やっぱりバラードが素晴らしい。
SKID ROW-Skid Row-18 and Life ★★★ (2005-10-28 22:02:34)
正直、歌詞はちょっと好きじゃないんですが、この歌には泣かされます。
バズの感情移入の度合いが半端じゃない。聴く度に涙が出そうになります。
HM/HRのバラード的な曲は、こういう激しい表現ができるのが魅力だと思います。
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