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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 301-350
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WINGER-Better Days Comin’-Ever Wonder ★★ (2019-02-11 21:22:16)
抒情的なミドル・テンポの曲。
けっこう淡々としているし、たぶん地味な位置づけだけど、私にとってはこの1曲だけでWingerが特別なバンドに感じられるくらい、好き。
HELLOWEEN-Gambling With the Devil ★★★ (2018-03-25 20:54:31)
うーん、期待度は過去最高に低くて、買うのは見送ったアルバムでした。この後の作品は聴いたのになぜかこれだけ抜かしてました。そんな判断をした自分が恥ずかしい。
聴いてみたら飛ばす曲が一つもなく、どの曲も魅力的な逸品でした。もしかしたら思い入れを抜きにしたら最高傑作なのかもしれない。曲調やアレンジの多彩さ、歌い方の差別化等の新鮮さに加えて、過去の良質なエッセンスをも巧みに活かした創意工夫に脱帽です。お気に入りの曲を具体的に挙げようとしたら、どれもこれも気に入りすぎて選べませんでした。
ダウンロード版で入手したのですが、改めてCD買って聴き込みます。
BEETHOVEN-Orchestral Music-交響曲第7番イ長調 Op.92 ★★★ (2018-03-25 20:25:23)
明るくて躍動感があり、なんとなく私の中ではHELLOWEENっぽい曲というイメージなので、個人的に「ジャーマン・メタル交響曲」などと心の中で呼んでいます。(真面目なベートーヴェン好きには怒られそう)
アバドやジンマンの指揮で聴くと、眩しいくらいに音がキラキラして、爽快でしかたがない。
とはいえジャーマンにも色々あって、カラヤンの特盛ゴージャス・サウンドで聴けばBLIND GUARDIANやAVANTASIAみたいだし、チェリビダッケで聴けば暗く美しいSCORPIONSと化し、クレンペラーで聴けば硬派なACCEPTになるんだよなー。
BEETHOVEN-Orchestral Music-ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37 ★★★ (2018-03-25 20:13:58)
5番ほど耳タコではなく、それでいてきれいなメロディにあふれた、人気ピアノ協奏曲。
ギレリス(p)/セル(指揮)/クリーヴランド管で聴いたときに、一切の雑念なしに曲だけが耳に飛び込んで来るという経験をして、美しさにただ浸りきりました。
もうこれ以外聴かなくていいやと思えたので、以来その演奏が私にとって№1です。
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-Moanin' ★★★ (2018-03-25 19:46:15)
アルバムの原題は『ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS』なのですが、もはや通称の『MOANIN'』でしか誰も呼ばないらしく、本やネットの紹介も、CDのタイトル表記もみんな『モーニン』となっています。
'58年録音の、超有名盤。アルバム・タイトルをも乗っ取る1曲目「モーニン」は、TVでもよく流れているので、多くの人が聞きおぼえのあるメロディだと思います。「ソバ屋の出前」云々の伝説も残る、お茶の間に浸透したスタンダード。
そんなおいしい曲でも、リーダーのブレイキーが脇役に徹して曲を活かしているところが、趣深いです。他のメンバーそれぞれのソロが生き生きしています。
(4)「ドラム・サンダー組曲」のような大暴れの痛快曲や、明るい人気曲(5)「ブルース・マーチ」も収録し、聴いていると自然に身体が動き出すような、楽しいアルバムです。
トランペット、
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ENTOMBED-Left Hand Path-The Truth Beyond ★★ (2018-01-20 21:01:18)
ちょっと後年のデス・アンド・ロール風味も感じられるグルーヴィーな曲。
とはいえ攻撃力はまさしく純正デスメタルのもの。
決めフレーズで語尾を2回重ねて余韻を強めたり、ラストに嘲笑を投入したりするヴォーカルの遊び心が心憎いです。
ENTOMBED-Left Hand Path-Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:44:15)
普通は10代でこういう音楽をやれば、ただただヘヴィにすることだけに夢中になりそうなものですが、実に多彩で展開が練られた名曲です。
突進する前半と、メロディアスで厳かですらある後半とのギャップも大きいですが、細かい一つひとつのアレンジが素晴らしい。
イヌスケさんによればREPULSIONのパクリも入っているらしいですが、元ネタも聴いてみたいなあ。
ENTOMBED-Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:33:52)
皆さんギター音絶賛ですが、この芯がありつつビリビリ空間を震わせ、なおかつ尖って突き刺さる音づくりは実に気持ちいいですね。
メタルもどんどん進歩して音づくりも変わっていくものですが、その時代独特の音って、後々になってから熟成されたような旨味を醸し出すことがあるような気がする今日この頃です。
発表当時は10代の若者が垂れ流す醜悪なノイズだったのかもしれませんが、今となっては時の試練を乗り越えた芸術作品とさえ思えます。
さりげなくメロディや荘厳さもあり、それでいて軟弱さのかけらもない、正統なデスメタルの名盤です。
OBITUARY-The End Complete ★★ (2018-01-20 20:02:12)
速くはない/即効性はない/淡々としている/しかしこれこそOBITUARYのデスメタルであるという皆さんの評が、実に愛情あふれる感じなのが微笑ましく、心温まります。
私もやっと、今頃になってズブズブとこの魅力に捕まりました。スルメ盤の逸品です。
OBITUARY-The End Complete-Back to One ★ (2018-01-20 19:49:43)
これぞデスメタルというおどろおどろしいリフ、前のフレーズに食い気味で噛みつきまくるデス声が煽りまくり。
スローダウンした際の重々しさがまた快感デス。
OBITUARY-World Demise-World Demise ★★ (2018-01-20 19:31:44)
ただただ重苦しいヘヴィな曲かと思いきや、途中でドラムと共に入ってくるちょっとインダストリアル的な音のリズム(何の楽器?)や、ヴォーカルの畳みかけるような重ね方が面白い。
ユニークなモダン・デスメタルです。
OBITUARY-World Demise-Kill for Me ★ (2018-01-20 19:19:56)
トライバル・リズム(解説の平野氏によればアフロ・アフリカン風南方リズム/アメリカ南部のヴードゥー・リズムのサンプリングSEとのこと)を取り入れた摩訶不思議なデスメタル。ギャップがすげー。
まだSEPULTURAの『ROOTS』も出ていない'94年にこれは、先鋭的過ぎでしょう。曲として名曲とは言いませんが、インパクトは絶大です。
アルバム・タイトルから推測される世界が崩壊しつつあるというイメージの表現として必然性があるのかもしれません。対訳も歌詞もないのでわかりませんが、先住民虐殺への批判も入った曲なのかな?
サンプリング元のクレジットがないあたり、まだ著作権に大らかだった時代性が感じられます。
OBITUARY-World Demise ★★ (2018-01-20 19:09:36)
デス/ドゥーム系メタルとしても魅力的ではありますが、'90年代のグルーヴィーなモダン・ヘヴィネス系バンドの一派として聴いても良さそうなアルバムです。
デスメタル的突進パートが減り、ミドル/スロー・テンポの圧殺リフのヴァリエーションは増え、遅くてもノリは良く味わい深いメタルに進化。比較対象を探すなら、PANTERAや『CHAOS A.D.』以降のSEPULTURAにも通じる空気があります。
まあ上記のバンドほどの軽快さはなく、鈍重な激烈サウンドに終始するところがデスメタルたる所以であり、オリジネイターならではの個性でしょうか。
十数年経ってから購入したので見当違いかもしれませんが、発表当時これって実は当時の最先端の音楽だったんじゃないでしょーか。'94年時点でトライバル・リズムも導入し、デスメタルの重々しさは保ちながらも、ジャンルの壁を突き破る開放感が強く感じられます。
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HEARSE-The Last Ordeal-Pathfinder ★★ (2017-12-30 20:48:14)
以前聴いた時はピンとこなくて耳を素通りしていたのですが、先日久しぶりに聴いたら冒頭の雰囲気たっぷりなリフに心を鷲づかみされ、更にはメロデスの枠にとどまらぬロック的ノリに目からうろこが落ちて、完全に虜になりました。
それ以来HEARSEのアルバムをとっかえひっかえ聴き返していますが、やはりこの曲は格別印象深く、大好きです。
HEATHEN-Breaking the Silence-Open the Grave ★★ (2017-12-30 20:36:44)
典型的スラッシュかと思って油断して聴いていると、途中でガラリと雰囲気が変わり、その後の多様な展開がいちいちかっこよくて手に汗握って大興奮という感じ。
ギター・ソロも痺れます。
HELLOWEEN-My God-Given Right-If God Loves Rock ‘N’ Roll ★★ (2017-12-30 20:18:53)
リズミカルで楽しい楽曲。こういうおふざけ系の曲って、アルバムのアクセント的なもので終わりそうなものですが、実はメロディもよくて、ライヴの定番になってもおかしくないくらいのクオリティだと思います。
他のバンドなら代表曲ですよ。
PAIN OF SALVATION-In the Passing Light of Day-On a Tuesday ★★ (2017-10-29 16:41:41)
いきなりの激重リフ、歌い始めは語りから、そしていきなりの10分超え。
キャッチー要素を求めるリスナーをはなから置いてけぼりにするPOSワールドの開幕です。
異様な緊迫感と重苦しい苦悩、縋りつくような泣き、静寂と轟音の交差。テンポは遅く重々しいのに展開は多彩で退屈など感じる暇もありません。
火曜日が象徴するものは何だろー?
PAIN OF SALVATION-In the Passing Light of Day ★★★ (2017-10-29 16:19:07)
久々に我を忘れて音楽にのめり込みました。メタルやプログレが好きでよかった。この時代に生まれてよかった。今のところ文句なしに今年の№1アルバムです。
(3)「Meaningless」と(6)「Reasons」だけでご飯3杯はいけます。何という旨味。
'17年発表の9thアルバムです。『ROAD SALT TWO』が'11年だから、約6年ぶり。ダニエル・ギルデンロウの闘病による長い空白のようですが、'14年の『FALLING HOME』や'16年の『REMEDY LANE RE:VISITED』というリメイク企画盤を挟んでいるので、それほど待った感じはしません。
メタリックでありつつ、確信犯的に様々な要素を組み込んだ、振幅の大きいボーダーレス・ミュージック。解体/再構築したようなリズムのギクシャク感が、トリッキーで面白いなー。
ヘヴィなところはよりヘヴィに、生々しさは
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PAIN OF SALVATION-Remedy Lane Re:visited (Re:mixed & Re:lived) ★★ (2017-10-29 16:01:27)
'02年発表の4thを、リミックス盤とライヴ盤の2枚組に調理し直した、'16年発表の"Re:visited"アルバムです。
リミックスと言っても、エレクトロニカ化しているわけではなく、ミックスをやり直して音の聴こえ具合が変わったくらいの感じです。
「へー、こんな音も入ってたんだ」というような発見もあるけれど、原盤に過度の思い入れのある人には余計かもしれません。音質重視の人は買って損はないかな。
ライヴは、タイトル曲の収録順だけ変わっていますが、ほぼアルバムを再現しています。もちろんアレンジは加えていますし、新メンバーの声で印象がかなり変わった曲も。
ファンとしては音源が増えて嬉しいのですが、オリジナルの新譜が出ないままに焼き直し盤が続けて出たので、ちょっと後ろ向きに感じて買った当時は複雑な心境でした。新作が出た今ではありがたいばかりです。
PAIN OF SALVATION-Falling Home-Holy Diver ★ (2017-10-29 15:47:30)
おっしゃれーで、ムーディーな、バーで流せそうなHOLY DIVERカヴァーです。レゲエ風味も導入。
楽しいんですが、先に大御所パット・ブーン様の爆笑カヴァーを聴いていたので、あれには負けます。
PAIN OF SALVATION-Falling Home ★★ (2017-10-29 15:42:00)
'14年発表の企画盤です。主に過去の曲のアコースティック・ヴァージョン(一部、電子楽器も使用)を収めていて、新曲「FALLING HOME」も収録。
仕様によっては、DIOの「HOLY DIVER」とLOU REEDの「PERFECT DAY」のカヴァーも収録。
「CHAIN SLING」は各種ライヴ盤で3種聴けますが、この盤でも取り上げていることから、色々アレンジが比較できます。
アコースティックというと、『12:5』のようなものを想像するかもしれませんが、元の曲調がだいぶ異なる『SCARSICK』『ROAD SALT 1&2』の楽曲が中心となっているため、けっこう趣が違います。
'60年代どころか'50年代以前にまで遡り、オールディーズ的雰囲気も。カントリーやソウル、ロカビリー?やドゥーワップやジャズ、レゲエまで取り込んだ幅広いアレンジは、もはやどうジャンル分
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KRAFTWERK-Kraftwerk ★★ (2017-05-04 22:22:36)
'70年発表の1stアルバムです。この頃はまだテクノ・ポップという感じではなく、クラウト・ロックとかジャーマン・ロックと言われるような、実験的ミニマル・ミュージックという印象。インダストリアル的でもあります。
メロディには期待しないでください。ノイズとリズムが支配する前衛音楽です。もっとも、どこかひょーきんにも感じます。グループ名やアートワーク、楽器編成も、どことなくギャグっぽいんですよねー。真面目そうでふざけてる。
歌はなしで、電子オルガンの音はギンギンに歪んで、ヴァイオリンやフルートも電子ノイズと同等に耳に突き刺さるリフを刻みます。ドラムも金属的で、荒々しいです。
たった4曲ですが、ダンサブルでちょっと楽しい(1)、ノイジーでたまに突っ走る(2)、アンビエント風な(3)、怪獣映画のサントラっぽいヘヴィな(4)と、ヴァラエティ豊かで楽しく聴けます。
KRAFTWERK-Kraftwerk-Stratovarius ★ (2017-05-04 22:13:01)
どうしても某バンドを思い出してしまう曲名ですね。影響があったかどうかは不明ですが。
不気味な電子音の繰り返しから、変な話し声、滅茶苦茶なドラム連打へつながり、小ばかにしたようなリフから徐々にノイズを撒き散らかして突っ走っるなどと、わけのわからん展開を見せます。
キーキーギャンギャン刺々しいこの音に、まさか本当に超高価なストラディヴァリウスを使っていたりするんでしょーか。あとストラトキャスターはクレジットにないけれど、使われているのでしょーか。
インダストリアル(メタルではないやつ)や前衛音楽が好きな人にはおすすめできますが、一般的にはただの悪ふざけにしか聞こえない曲でしょうね。
STRATOVARIUS-Eternal ★★★ (2017-05-04 21:30:45)
皆さんべた褒めですが、全く同感です。どれか1曲を選ぼうと思っても、どれもこれも良い曲で選べません。本当に捨て曲なしの、メロディアス・ヘヴィ・メタルの傑作です。
私は同じフィンランド出身のSONATA ARCTICAやTWILIGHTNINGの、ミドル・テンポ曲のメロディが大好物なのですが、ここ数年のSTRATOVARIUSのメロディの充実っぷりとテンポ設定の絶妙さには、この手のメタルの理想形を見るような気分です。
疾走曲の良さはそのままに、スピード・メタルとは言い難い曲がいささかも退屈させないどころか、耳をとらえ続けるフックが満載なのだから、文句のつけようがありません。
前作『NEMESIS』は、サウンドの新鮮さもあって好印象だったのですが、今作に関しては新機軸を打ち出したわけでもないのに、ただただメロディにねじ伏せられました。
彼らは今まさに全盛期を迎えようとし
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CORNELIUS-69/96-Heavy Metal Thunder ★ (2017-05-04 21:14:12)
メタラー心をくすぐる魔法の言葉がタイトルになっていますが、SAXONのあれとは当然違います。どちらかといえばSTEPPENWOLFの「BORN TO BE WILD」の方が近いかな。元ネタは色々あるんでしょーけどわかりません。
けっこうリフはヘヴィで、終盤疾走してメタルっぽくもなります。間に色々お遊びが入り、これはなんとジャンル分けされる音楽なのかとかはわかりませんが、楽しいです。
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-A Night in Tunisia ★★★ (2017-05-04 21:06:45)
1曲目のタイトル曲の冒頭、ズガーン! ズゴゴゴゴッ! と響き渡るドラムスの野獣っぷりに度肝を抜かれました。心臓に悪い。
「チュニジアの夜」も様々な演奏があるスタンダード曲ですが、このアルバムのヴァージョンほど衝撃的なものにはお目にかかったことがありません。最高に熱い!
続く(2)(3)の躍動感も素晴らしく、元気をもらえます。奥さんや愛犬にちなんだ、日本人にはタイトルだけでも微笑ましい(4)(5)も、それぞれチャーミングな曲で頬が緩みます。
実にご機嫌な、それでいてド迫力でエネルギッシュな名盤です。
LOU REED-Metal Machine Music ★★ (2017-05-04 20:53:35)
ただひたすら延々とギター・ノイズが垂れ流・・・高らかに鳴り渡るアルバムです。メロディとか曲構成とかは言うだけ野暮ってもんです。
ルー・リードは、他のソロ・アルバム何枚かと、THE VELVET UNDERGROUNDのアルバム、そしてMETALLICAと共作した『LULU』を聴いてはいましたが、それらは「退屈なんで老後に取っておきます」という感じで、渋すぎてまだ楽しめませんでした。
しかしこのアルバムは刺激的で、心地よいです。
『演奏しない軽音部と4枚のCD』(高木敦史/ハヤカワ文庫)というミステリに出てきたので知ったのですが、当たりでした。期待通り、本当にただのノイズ。
METALLICAとの共演もこの路線だったらよかったのになー。
MILES DAVIS-1969 Miles Festiva De Juan Pins ★★★ (2017-05-04 20:42:19)
今は『Quintet: Live In Europe 1969 The Bootleg Series Vol.2』で同時期のライヴをまとめて聴けますが、長らくロスト・クインテットの音源は、この日本のみ発売のライヴ盤(邦題『1969マイルス』)だけが公式音源だったようです。
ウェイン・ショーター(sax)、チック・コリア(key)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)を迎え、アコースティックからエレクトリックへ、ジャズから得体のしれない何かへと突き進んでいた時期の、凄絶な記録。
大学生の時に中古屋で何気なく手にし、聴いてびっくり。ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルを聴いて、アヴァンギャルドをわかったつもりで優越感に浸っていた若造に、メインストリームのジャズの恐ろしさを思い知らせてくれました。
当時もナパーム・デスやブルータル・トゥルースといったグラインド
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KEANE-Perfect Symmetry ★★ (2017-05-04 20:27:39)
'08年発表の3rdアルバムです。ギターを使わなくもないけれど、ピアノ/キーボード主体の、イギリスのロック・バンド。
1stに一発で虜になり、2ndでサウンドの変化にちょっとギョッとしつつもメロディの美しさに蕩け、3rdの本作では「あちゃー、やってしまったな」と数回聴いて投げ出しました。
ところがもう一度だけ聴いてみようと思って手を伸ばしたら、あら不思議、彼らのマジックは全然失われていませんでした。どれだけ変化しても、やっぱり曲が抜群に良い。
1曲目のちょっと古臭いエレクトロ・ポップな音使いと軽薄なコーラスに過剰反応してしまって、変わらぬメロディの魅力をキャッチし損ねていました。パッと聴きでアルバムを評価しちゃいけませんね。
彼らの魅力は特に歌メロの美しさだと思っています。メランコリックとか、哀メロとか言うよりも、「切ない」という言葉がしっくりくる感じ。
こ
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ANTHRAX-Fistful of Metal-Metal Thrashing Mad ★★ (2017-04-29 23:56:50)
良いなー。メタルだなー。ばかばかしいまでに盛り上がって、楽しめます。
EXODUS-Bonded by Blood-Metal Command ★ (2017-04-29 23:48:34)
粗削りにもほどがあるよなーと思いつつも、がむしゃらな歌の勢いに何だか元気がもらえます。聴くたびに笑っちゃいますが。
RIOT V-Unleash the Fire-Metal Warrior ★★★ (2017-04-29 23:25:22)
うーん、お約束だ。滅茶苦茶狙ってる。でも、往年のRIOTファンならついつい感涙にむせんでしまうではないでしょうか。私は泣きそうになりました。
『THUNDERSTEEL』の頃のスタイルで、「WARRIOR」を彷彿とさせる曲を作り、ファンに届ける。マーク・リアリが亡くなり、ヴォーカルも変わっているのに、紛れもないRIOTの音がここにある。
笑われてもいい、これが好きだと叫びたい。
MAJESTY-Keep It True-Son of Metal (2017-04-29 23:12:55)
歌が入った途端にずっこけてしまう、完全にネタとしか思えない曲です。コーラスも演奏もショボいな~。
が、ミョーに愛嬌があり、なんだか癖になりそうなところが怖い。メタル愛だけは伝わってきます。
IRON MASK-Diabolica-All for Metal ★ (2017-04-29 23:05:14)
アップ・テンポで、キャッチーかつ勇壮なメロディを聴かせる佳曲です。
往年のジャーマン・メタル(昔のHELLOWEENやCHROMING ROSE)を彷彿とさせる歌メロにニンマリさせられます。
IRON SAVIOR-The Landing-Heavy Metal Never Dies ★★ (2017-04-29 22:48:18)
ミドル・テンポで雄々しいメロディのメタル賛歌はあまたあれど、これほどグッと来るものはなかなかありません。
妙に心を揺り動かし、込められた熱い情熱にウルウルさせられてしまいます。
聖飢魔II-LIVING LEGEND-HEAVY METAL IS DEAD ★★★ (2017-04-29 22:38:58)
短絡的にヘヴィ・メタルを悪と決めつけ、それでいて真に残虐な事柄に関しては口をつぐむ社会やメディアに対する風刺曲といった感じでしょうか。
ユーモアと真摯なメッセージのバランス具合がさすが。そして肝心の曲も演奏/歌唱もかっこいい。
タイトル自体が皮肉になっているところがまた秀逸ですね。
NHORHM-New Heritage of Real Heavy Metal Ⅱ ★★ (2017-04-15 01:20:49)
ピアノ・トリオによるメタル・カヴァー・プロジェクトの第2弾です。'16年発表。
もはや原曲が何だかわからないまでに変貌した曲もあり、前作以上に冒険しています。面白い。
01. Kings Of Metal / Manowar
02. Speed / Loudness
03. All Over The Nations / Helloween
04. Decadence Dance / Extreme
05. Beyond The Realms Of Death / Judas Priest
06. Iron Man / Black Sabbath
07. Mystery Of Babylon / 西山瞳
08. Over The Hills And Far Away / Gary Moore
09. The Gift Of
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NHORHM-New Heritage of Real Heavy Metal ★★ (2017-04-15 00:56:51)
ジャズ・ピアニスト西山瞳のメタル・カヴァー・プロジェクトの1stアルバムです。'15年発売。オリジナル曲も1曲あります。
基本はピアノ・トリオ(フレットレス・ベース:織原良次、ドラムス:橋本学)で、何曲かはゲスト・ミュージシャンが入ります。
歪ませたキーボード・サウンドではなくあくまでピアノによるジャズ作品ですから、メタルそのものと比べれば迫力には欠けますが、曲によってはけっこう激しく、リズム隊はかなりヘヴィです。
こういうものはいかに原曲をとんでもないアレンジで聴かせてくれるかが肝だと思うので、ジャズもメタルも好きで洒落がわかる人にはお薦めです。ALEX SKOLNICK TRIOが好きな人には抵抗ないかと思います。
アートワークもスタイリッシュで刺激的。
自動登録では曲が入らなかったので、以下にデータも挙げておきます。
01. In the
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METALLICA-Kill 'em All-Metal Militia ★★★ (2017-04-10 00:42:08)
若さや青臭さがそのまま勢いになったような疾風怒濤のスラッシュ・ナンバー。戦慄の1曲です。
METALIUM-Millennium Metal: Chapter One-Metalium ★★ (2017-04-10 00:22:59)
風変わりな曲展開や妙に味のある掛け声が癖になり、実に新鮮です。
雄々しいメタルではありますが、決して一本調子ではなく、飽きさせません。
U.D.O.-Steelhammer-Metal Machine ★ (2017-04-10 00:06:39)
一点の曇りもないヘヴィ・メタルです。頭を振って声を張り上げたくなります。
MANOWAR-Louder Than Hell-The Gods Made Heavy Metal ★ (2017-04-09 23:55:27)
数あるメタル賛歌の中でも、歌詞のインパクトでは最強レベルですね。大好きです。
HALFORD-Made of Metal-Made of Metal ★ (2017-04-09 23:45:54)
これ、今の10代の若者が聴いて、かっこいいと思うのかどうか、ちょっと興味があります。
バカっぽさとポップさが非常に面白くて好きなのですが、ギャグ、ネタ曲としてはウケそうだと思うけれども、感動する人もいるのかなー。
JUDAS PRIEST-Ram It Down-Heavy Metal ★ (2017-04-09 23:37:05)
いつ聴いても思わず笑ってしまいます。
ギャップ萌えというか、タイトルのわりにかわいらしい曲調にニヤニヤしてしまうのです。
ピョンピョン跳びはねながら合唱したい。
DREAM EVIL-The Book of Heavy Metal-The Book of Heavy Metal (March of the Metallians) ★★ (2017-04-09 23:27:25)
まさしくメタル以外のなにものでもありません。実に微笑ましい。
元気をもらえます。
PRIMAL FEAR-Devil's Ground-Metal Is Forever ★★ (2017-04-09 23:20:10)
メタル愛が足りていないなと思ったときに聴きたくなる1曲です。
実に清々しい。
STRATOVARIUS-Nemesis-Unbreakable ★★ (2017-01-15 00:28:47)
この曲は、本当に印象的ですね。特にキーボードがうまく使われています。一気に引き込まれました。
彼ららしいメロディアスなメタル曲ではあるのですが、典型的なメタルとは一味も二味も違う、新鮮さがあります。
マッチョな感じがしないので、メタラー以外でもさらっと聴けそう。
STRATOVARIUS-Nemesis ★★★ (2017-01-15 00:11:30)
この変身っぷりは完全に予想以上です。いやー、びっくりしました。
皆さんおっしゃってますが、イェンスのキーボードの音づくりの変化とメロディの良さが、バンドに新風をもたらしています。
デジタル感は彩りを添える程度に抑え、必要以上にピコピコせず、曲自体のキャッチーさで勝負しているところも見事です。
力みの抜けた声で歌い上げるコティペルトがまた、この音楽性にぴったり。さわやかだなー。
曲調の広がりがそのままプラスになっていて、飽きさせません。ミドル・テンポの曲のメロディが良いですね。
こういう挑戦は大歓迎!
STRATOVARIUSというバンドが改めて好きになりました。名盤です。
AMARANTHE-Massive Addictive-Dynamite ★★ (2017-01-14 23:47:15)
アゲアゲ、ノリノリで盛り上げてくれる、勢いを感じる曲です。
アルバムの1曲目としてふさわしく、ガツンとインパクトを与えてくれます。
メタルとしての激しさとEDM的な快楽性とがしっかり両立できている。これはいい!
DREAMS COME TRUE-monkey girl odyssey-カノン ★★ (2017-01-14 23:32:49)
輪唱風に重ねられていくコーラスと繰り返される切ないメロディが癖になります。
アレンジの曲に対する影響というものを思い知らされます。
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