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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
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DARKTHRONE-Under a Funeral Moon-Natassja in Eternal Sleep ★ (2021-02-28 11:11:38)
劣悪な音質で単調で極悪な激速音楽を垂れ流す。
実はそれってシンプルなグラインドコアやハードコアにも通じるものがあるのかも。
と、この曲を聴いていたら思いました。初期グラインドコアと似た感覚で楽しんでいます。
でもこの邪悪な感じは、やっぱりブラックメタルですね。
VENOM-Black Metal-Heaven's on Fire ★ (2021-02-23 15:49:29)
元祖スラッシュ・メタルというなら、この曲が一番近いイメージです。シンプルで速い。
が、逆に普通過ぎてインパクトがないのかな。勢い任せで、おふざけ感も残した雰囲気はけっこう好きです。
VENOM-Black Metal ★★ (2021-02-23 15:43:55)
猥雑お馬鹿ロケンロー作品です。
後追いで聴いたのでさほど過激とも感じず、でもアホアホな雰囲気が微笑ましいなーという印象。
「ヘヴィ・メタル」がまだ型にはまっていない黎明期の意欲作としては評価できます・・・とか真面目くさって言ってみましたが、酒吞んで大音量で聴いて笑って鑑賞する音楽ですね。
EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk-Ye Entrancemperium ★★★ (2021-02-23 15:30:05)
たぶん10年ぶりくらいに聴きました。真昼間からNHKのラジオでフルにかかるんだから、時代も変わったなー。
久々に聴くと、昔は聞き取れなかった色々な要素が読み取れて、圧倒されました。やっぱりすげー曲だ。
昔はこのサウンドのバランスがあまり好きじゃなくて、聴く回数が増えなかったんでした。感性も徐々に変わるから、振り返りも大事ですね。アルバムも聴き返さなきゃ。
REPULSION-Horrified ★★★ (2021-02-23 15:04:31)
ENTOMBEDの1stのところで引き合いに出されていたので興味を持ったバンドですが、この味のある音づくりは確かに共通点が。
潔く疾走する楽曲もやたら心地よく、どこを切っても退屈させない。一発で気に入りました。
時代を超えて輝きを増すヴィンテージ・グラインドコアの傑作です。
今となってはこんな音で録音する人たちもいないだろーなー。音楽界の世界遺産に推薦いたします。
BLACK FLAG-Damaged-Damaged I ★★ (2021-01-24 18:22:07)
頑張りすぎてもうフラフラ、ヘロヘロになっちゃってるのに気力だけで暴れてるみたいな曲。重い・・・。
BLACK FLAG-Damaged ★★ (2021-01-24 18:18:55)
USハードコアの名盤とされる'81年発表の1stフル・アルバムです。ヘンリー・ロリンズが歌っていた時代のもの。
音圧では近年の録音には敵いません。ってゆーか音悪いです。スピード感も今となっては物足りないかもしれません。
でもデジタル時代のお行儀の良い優秀録音盤には、この破れかぶれなエネルギーは注入不能なんじゃないかな。ドロドロの情念に胃もたれ必至の激熱盤です。
前半はけっこうキャッチーな曲もあり、拍子抜けするかもしれませんが、アルバム後半の畳みかけはヤバいです。特に(9)「Depression」以降はどれもこれも凄絶。これぞハードコア。
テクニックじゃなく、ソウルなんだよって類の音楽です。可能な限りの大音量でかけてほしい1枚です。
RAVEN-Metal City-Break ★★ (2021-01-24 17:58:43)
突っ走りつつも重々しく雄々しい疾走曲。
リフとかサビのコーラスでOUTRAGEを連想しました。
ギターソロの爽快感、最後に叫びまくって終わるぶっ壊れ方が楽しくてしょーがない。
RAVEN-Metal City ★★★ (2021-01-24 17:41:36)
ドラマーに元MALIGNANCY、FEAR FACTORYのマイク・ヘラーを迎えて収録された、'20年発表の14thフル・アルバムです。
あれから40年・・・「RAVENの全盛期はいつか?」という問いに対し、確信をもって答えます。「今でしょ!」
いやー、とんでもない出来ですよ。間違いなくRAVEN史上最速最重。「100% KICK ASS」「THE WILDEST BAND IN THE WORLD!」の宣伝文句は伊達じゃありません。
アメコミ風ジャケにドン引きして最初はスルーしてたんですが、今では2020年のベスト・アルバムはこれ以外考えられないとまで思っています。
1曲目から元気いっぱいのドラムに煽られつつ爆走し、ギターもベースも破天荒に暴れまくり、炸裂するハイトーン・ヴォイスはキング・ダイヤモンドばりに超音波レヴェルで空間を切り裂きます。これで60代とか、信
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RAVEN-Screaming Murder Death from Above: Live in Aalborg ★★★ (2021-01-17 21:59:16)
'19年発表のライヴ・アルバムです。
60歳前後のギャラガー兄弟に若いドラマーが加わったところ・・・で・・・何が変わ・・・スゲェェェェェェッッッ!!!
老い? 何ソレ? と言わんばかりのハイエナジー・ハイスピードHM/HRデスYO!
MALIGNANCYやFEAR FACTORYで叩いていたマイク・ヘラー(Ds)が加わったっていっても、それだけでパワーアップするほど単純なわけはありません。
ギャラガー兄弟がそれに見合うテンションでとんでもない演奏・歌唱をしているという事実がこの結果を生んでいます。
'20年の新作『METAL CITY』の出来に驚愕して後追いで聴いたわけですが、はっきり言って開いた口がふさがりません。正直「Hung Drawn & Quartered」1曲でアルバム3枚分の価値はあります。
'84年の『LIVE AT THE INFER
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CHILDREN OF BODOM-Hexed-Say Never Look Back ★★ (2021-01-05 19:26:05)
ライヴでみんなで飛び跳ねて合唱したくなるような曲。リズムが面白い。
リフと歌メロがシンクロするところがご機嫌です。
CHILDREN OF BODOM-Hexed-Under Grass and Clover ★ (2021-01-05 19:20:55)
めっちゃさわやかなリフで始まってビビりました。先の予測がつかない展開をしてくれます。それでいてサビの掛け合いはとってもキャッチー。
でも、いいぞいいぞと思って聴き進んでいるとあっさり終わってしまうのが残念。もうひとひねりあったら名曲だったのに。
CHILDREN OF BODOM-Halo of Blood-Transference ★ (2021-01-05 19:14:44)
遠くから近くへ、近くから遠くへ、行ったり来たりするようなこの曲のリフがお気に入りです
CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk-One Day You Will Cry ★★ (2021-01-05 19:11:04)
おお、新鮮だ、というのが第一印象でした。オープニングから、グイグイ引き込んでいきます。
このバンドのような一定のわかりやすい型がある音楽をどう差別化して作り続けていくかというのは難しい問題だと思いますが、これはお見事でした。
この曲から次曲に移った時の爽快感も、落差がもたらす効果でしょう。
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?-If You Want Peace... Prepare for War ★★ (2021-01-05 18:11:34)
改めて聴き返したら「うぉ、ヘヴィでかっこいい!」と思いましたが、買った当時はけっこう惰性で聞いていて、スルーしてました。
この気合の入りようはすげー。興奮させられます。
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Hate Crew Deathroll ★★★ (2021-01-05 18:03:36)
この曲はとにかくコーラスが好きです。「合いの手(囃子詞)」という感じで、いいタイミングでググっと盛り上げてくれます。
ギターソロも魅力的。
CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Deadnight Warrior ★★ (2021-01-05 17:58:27)
いま振り返れば、まさに伝説の始まりといった位置づけの曲なんでしょうね。
こういうのがやりたいんだっていう意気込みがひしひしと伝わってくる気がします。そして驚異的なことに既に個性を確立しています。
キーボードがいちいち面白くて好き。
CHILDREN OF BODOM-Follow the Reaper-Bodom After Midnight ★★ (2021-01-05 17:52:41)
チルボド解散後のアレキシのニュー・バンド名の由来にもなった曲。中間部のリフのフレーズが好きで、印象に残っていました。
たくさんのアイディアが惜しみなくつぎ込まれていて、ちょっとユーモラスな感じも好ましい。
BABYMETAL-Metal Galaxy-Oh! MAJINAI (feat. Joakim Brodén) ★ (2021-01-04 20:20:15)
接頭語が感嘆詞になってる・・・
こういうアホな言葉遊び、好きです。
ノリノリなフォークメタル(?)。完全に主役を食ってダミ声の怪しい日本語で韻を踏んどるこのJoakim Brodénさんって誰? と思い、SABATONを知りました。
なんかちょっと世界が広がった気がする。
AMARANTHE-Manifest-Crystalline ★★ (2021-01-04 20:10:40)
バラード・・・とまでは言えないかもしれませんが、抒情的で美しい曲。大人しくなりすぎず、適度にリズミカルでもあるあたりが、また良い味を出しています。
途中で一語一語、言葉を切ってアクセントをもたらす歌い方とか、個人的ツボを刺激されまくりです。
AMARANTHE-Manifest ★★★ (2021-01-04 20:05:45)
'20年発表の6thフル・アルバムです。
この前3枚は聴いていなくて比較ができませんが、これは物凄い完成度。アゲアゲのキレッキレです。
メタルコア的要素とEDM的要素を融合させて、歌唱力のある男女ヴォーカルが様々なタイプの曲を高いテンションで歌いこなす、ドラマティック・ハイブリッド・メタル。
ポップだけど軽薄ではありません。むしろ必ず商業的に成功させるぞと練りに練って多様な音楽性を盛り込む姿勢からは、異様なまでの緊迫感が伝わってきます。
1stの頃から基本的音楽性は変わっていないかもしれませんが、なんかどんどんメジャー感が出てきているというか、スケールが大きくなっている気がします。
それでいてこんなに垢抜けていて現代風アレンジでも、昔ながらの派手な速弾きギター・ソロをサラッと入れちゃうところなんかは逆に好感が持てたり。
楽曲の質はおしなべて高いのですが
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PAIN OF SALVATION-Panther ★★★ (2021-01-03 00:42:43)
'20年発表の10thフル・アルバムです(『FALLING HOME』も数えるなら11作目)。
ひねくれた彼らのこと、もちろん今作も、前作からだいぶ趣が変わっています。うーん、恐らく『SCARSICK』が楽しめた人なら比較的受け入れられそうな作風です。リズミカルで風刺的でありつつ内省的で、またメタルじゃなくなってきています。よく聴くと凄まじく凝っていて興味深いけれども、わかりにくい。
相変わらず続いているリズム実験は面白いです。ただ、前作で顕著だったコーラス(ヴォーカル・ハーモニー/リズム)方面での冒険ももうちょっと推し進めてくれていたら更に嬉しかったなー。
ついでに文句を言うなら、こんな豹頭人ジャケ(アートワーク)なら、もうちょっと躍動感のある曲を増やしてほしい。(とはいえ犬の世界に閉じ込められた豹というようなモチーフが社会からの孤絶等を示しているのであれば、鬱々とし
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IN FLAMES-I, the Mask ★★★ (2021-01-03 00:29:15)
IN FLAMESはかれこれ20数年間聴き続けてきたバンドで、確固たる個性を保ちながらも「メロディック・デスメタル」という枠に囚われず常に冒険や実験を繰り返して変化を恐れない姿勢に心酔しています。特にそれが8thアルバムで究極ともいえる形で結実した時には、震えるほど感動しました。
それ以後も色々と模索しつつ様々なファン層を切り拓いてきていますが、あまりにも毎回良い曲が多すぎて感覚が麻痺し、名盤なのかいつも通りなのかわからなくなってしまいます。他のバンドであれば大傑作だと太鼓判を押す水準のアルバムでも、彼らだからともっとハイレベルなものを要求してしまうという身勝手さ。
さて、このアルバム。
いつもながら曲は素晴らしい。余裕で90点はいきます。
で、タイトルがなんか面白いぞ。印象度プラス1点。
ジャケのアートワークがなんかかわいいなぁ。印象度プラス2点。
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TESTAMENT-Titans of Creation-Code of Hammurabi ★★ (2020-12-30 20:38:29)
妖しすぎるベース・リフに耳が釘付けになるオープニングでつかみはおっけー。
やべー、踊りたい。合唱したい。どのパートも面白すぎる。中毒性抜群です。
これ絶対ライヴで盛り上がるやつですよ。
CAGE-Ancient Evil-Blinded by Rage ★ (2020-12-30 19:59:00)
10代の頃にこんなの聴いたら、絶対リピートしまくっただろうなー。清々しいまでにJPしてます。でもスピード感やキレは新世代のバンドならでは。燃えます。
CAGE-Ancient Evil-Cassandra ★★ (2020-12-30 19:50:27)
かなりライヴ映えしそうな曲。頭を振りたくなります。
CAGE-Ancient Evil-Ancient Evil ★★★ (2020-12-30 19:44:15)
ヘヴィ・メタルとは何かという問いに対する模範解答の一つ。これですよ。こういうのが聴きたくてメタラーやってんです。
展開の一つ一つがかっこいい。ラスト付近の長い長いハイトーン・シャウトは常軌を逸した凄まじさ。心が浄化されていきます。なんだこのカタルシス。
99点。もうちょっとギター・ソロが自己主張してバトルしまくってくれていたら100点満点です。
CAGE-Ancient Evil ★★★ (2020-12-30 19:40:46)
The American Power Metal Kingsを名乗る一点の曇りもないメタル・バンドの'15年発表の7thフル・アルバムです。
重々しい語りに続いて2曲目のタイトル・トラックが始まり、サビでのスクリームが炸裂した瞬間、思わずガッツポーズですよ。ショーン・ペックすげえっ!!
他のアルバムでも皆さん引き合いに出していますが、まさしくJUDAS PRIESTの「PAINKILLER」の系譜に連なる正統派パワー・メタル。
微塵の緩みも見せない演奏陣の鉄壁ぶりや怒涛の推進力、音圧十分ながらくっきり音が拾えるサウンドプロダクションも含めて、'10年代のアップデート版ピュア・メタルとしての理想形。文句はありません。
何枚か聴きましたが、今のところこのアルバムが一番楽曲が充実していて、お気に入りです。ただちょっと、曲数が多すぎ。この手の音楽は10曲前後でいいです。
THE THREE TREMORS-The Three Tremors-Speed to Burn ★★ (2020-12-30 19:23:35)
サビで3人が交互にスクリームし最後に全員でこれでもかと絶叫するのを繰り返すめっちゃ盛り上がるアホアホな曲です。
こういうの大好き。メタル馬鹿ここに極まれり。
THE THREE TREMORS-The Three Tremors ★★ (2020-12-29 20:10:52)
USパワーメタル・バンドCAGEの演奏陣がThe Hell Destroyer(CAGE、DEATH DEALERのショーン・ペック)、The Tyrant(JAG PANZERのハリー・コンクリン)、The Ripper(CHARRED WALLS OF THE DAMNED、元JUDAS PRIEST、元ICED EARTH等のティム・"リッパー"・オーウェンズ)、という濃すぎる3人をヴォーカルに迎えた、とんでもバンドの1stです。(このアルバムの曲を3人がそれぞれソロで歌い直した3枚組『THE SOLO VERSIONS』という好企画盤もあります。ぶっちゃけ本編以上に楽しめます)
トゥルー・メタルの伝道師のような人々による純度100%のメタル・アルバム。内容は・・・誰もが想像する通りです。うん、暑苦しい。
ちょっと盛りすぎて渋滞起こしちゃってるように聴こえる部分もありま
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SANTANA-Africa Speaks-Luna hechicera ★★ (2020-12-29 19:55:42)
この曲も魂を持っていかれる。どうしてこんなに揺さぶられるのだろう。
SANTANA-Africa Speaks-Los invisibles ★★★ (2020-12-29 19:49:41)
芯の通った強靭なグルーヴ感と印象的なリフ、心を鷲掴みにする呪術的ヴォーカル。
震えるほど強烈な曲。なのに日本盤はこれだけ対訳なしって・・・どういうこと?
SANTANA-Africa Speaks ★★★ (2020-12-29 19:45:20)
2019年に買ったアルバムの中で最も熱かった作品です。
ラジオで途中から聴き始めた曲の歌声のあまりの熱量に興奮していたら、まるでサンタナのような情熱的なギター・ソロが始まり、「この若手バンドはいったい何者!? 今季最高の掘り出し物だ!!」と思ったら、普通にSANTANAだったという・・・。そしてヴォーカルのブイカも40代で、「若手」ではありませんでした。
'99年の『SUPERNATURAL』から20年、七十歳超えのお爺さんに刺激的な作品を求めるなんて・・・と油断して新譜のチェックもしないでいたら、ぶっ飛ばされました。
カルロス・サンタナがというよりは、まず歌・作詞のブイカが魅力的。スペインのマヨルカ出身でラテン・グラミー賞を受賞しているこのシンガーがどれほどアフリカに縁深いかはわかりませんが、今作のアフリカをテーマとした音楽に、強烈なインパクトをもたらしています。めっ
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KORN-The Nothing-This Loss ★★★ (2020-12-29 19:28:43)
技巧(作編曲・作詞・表現力)的に成長を続けてきたことを立証するかのような楽曲。すげーな、なんて完成度。
それでいて安定感を与えるよりも、スリルや感情面でもなおゾクゾクさせてくれるところが驚異的。
KORN-The Nothing ★★★ (2020-12-29 18:59:43)
1stと2ndはもはや人生のサウンドトラックみたいなもので、根源的に引き離させない自身の奥深くに根を張った音楽になってしまっているバンドなのですが、このバンドに初期2枚と同じものを求め続けるのか? といえば、それは無理であり無駄であると考えています。
3rd、5thと10thアルバムは「変化」を強く押し出していました。そして「ここまでやってくれるのであれば」と私は納得し、その変化も好ましいものとして受け止めてきました。
代替しようのない素晴らしいバンドです。ヴォーカルのジョナサン・デイヴィスのソロ作「BLACK LABYRINTH」も傑作でした。そして今作'19年発表の13thアルバム。
最初は、いつものアルバムとそう変わらないかなと思っていました。ちょっと激しさは取り戻したかな、と。
でも何回か聴くうちに、これは違うんじゃないかなと、受け取り方が変わっていきまし
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U.D.O.-Steelfactory-Eraser ★★ (2019-02-11 21:54:06)
こういうわかりやすい曲にチョロっと引っかかってしまう自分は単純なメタラーなんだろうなと思いつつ、正直言って大好物です。
単純明快に発散させてくれるって大事。
TESTAMENT-The Formation of Damnation-The Formation of Damnation ★★ (2019-02-11 21:33:33)
やたら心に響きます。
やる気が出る発奮メタル。
WINGER-Better Days Comin’-Ever Wonder ★★ (2019-02-11 21:22:16)
抒情的なミドル・テンポの曲。
けっこう淡々としているし、たぶん地味な位置づけだけど、私にとってはこの1曲だけでWingerが特別なバンドに感じられるくらい、好き。
HELLOWEEN-Gambling With the Devil ★★★ (2018-03-25 20:54:31)
うーん、期待度は過去最高に低くて、買うのは見送ったアルバムでした。この後の作品は聴いたのになぜかこれだけ抜かしてました。そんな判断をした自分が恥ずかしい。
聴いてみたら飛ばす曲が一つもなく、どの曲も魅力的な逸品でした。もしかしたら思い入れを抜きにしたら最高傑作なのかもしれない。曲調やアレンジの多彩さ、歌い方の差別化等の新鮮さに加えて、過去の良質なエッセンスをも巧みに活かした創意工夫に脱帽です。お気に入りの曲を具体的に挙げようとしたら、どれもこれも気に入りすぎて選べませんでした。
ダウンロード版で入手したのですが、改めてCD買って聴き込みます。
BEETHOVEN-Orchestral Music-交響曲第7番イ長調 Op.92 ★★★ (2018-03-25 20:25:23)
明るくて躍動感があり、なんとなく私の中ではHELLOWEENっぽい曲というイメージなので、個人的に「ジャーマン・メタル交響曲」などと心の中で呼んでいます。(真面目なベートーヴェン好きには怒られそう)
アバドやジンマンの指揮で聴くと、眩しいくらいに音がキラキラして、爽快でしかたがない。
とはいえジャーマンにも色々あって、カラヤンの特盛ゴージャス・サウンドで聴けばBLIND GUARDIANやAVANTASIAみたいだし、チェリビダッケで聴けば暗く美しいSCORPIONSと化し、クレンペラーで聴けば硬派なACCEPTになるんだよなー。
BEETHOVEN-Orchestral Music-ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37 ★★★ (2018-03-25 20:13:58)
5番ほど耳タコではなく、それでいてきれいなメロディにあふれた、人気ピアノ協奏曲。
ギレリス(p)/セル(指揮)/クリーヴランド管で聴いたときに、一切の雑念なしに曲だけが耳に飛び込んで来るという経験をして、美しさにただ浸りきりました。
もうこれ以外聴かなくていいやと思えたので、以来その演奏が私にとって№1です。
ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS-Moanin' ★★★ (2018-03-25 19:46:15)
アルバムの原題は『ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS』なのですが、もはや通称の『MOANIN'』でしか誰も呼ばないらしく、本やネットの紹介も、CDのタイトル表記もみんな『モーニン』となっています。
'58年録音の、超有名盤。アルバム・タイトルをも乗っ取る1曲目「モーニン」は、TVでもよく流れているので、多くの人が聞きおぼえのあるメロディだと思います。「ソバ屋の出前」云々の伝説も残る、お茶の間に浸透したスタンダード。
そんなおいしい曲でも、リーダーのブレイキーが脇役に徹して曲を活かしているところが、趣深いです。他のメンバーそれぞれのソロが生き生きしています。
(4)「ドラム・サンダー組曲」のような大暴れの痛快曲や、明るい人気曲(5)「ブルース・マーチ」も収録し、聴いていると自然に身体が動き出すような、楽しいアルバムです。
トランペット、
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ENTOMBED-Left Hand Path-The Truth Beyond ★★ (2018-01-20 21:01:18)
ちょっと後年のデス・アンド・ロール風味も感じられるグルーヴィーな曲。
とはいえ攻撃力はまさしく純正デスメタルのもの。
決めフレーズで語尾を2回重ねて余韻を強めたり、ラストに嘲笑を投入したりするヴォーカルの遊び心が心憎いです。
ENTOMBED-Left Hand Path-Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:44:15)
普通は10代でこういう音楽をやれば、ただただヘヴィにすることだけに夢中になりそうなものですが、実に多彩で展開が練られた名曲です。
突進する前半と、メロディアスで厳かですらある後半とのギャップも大きいですが、細かい一つひとつのアレンジが素晴らしい。
イヌスケさんによればREPULSIONのパクリも入っているらしいですが、元ネタも聴いてみたいなあ。
ENTOMBED-Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:33:52)
皆さんギター音絶賛ですが、この芯がありつつビリビリ空間を震わせ、なおかつ尖って突き刺さる音づくりは実に気持ちいいですね。
メタルもどんどん進歩して音づくりも変わっていくものですが、その時代独特の音って、後々になってから熟成されたような旨味を醸し出すことがあるような気がする今日この頃です。
発表当時は10代の若者が垂れ流す醜悪なノイズだったのかもしれませんが、今となっては時の試練を乗り越えた芸術作品とさえ思えます。
さりげなくメロディや荘厳さもあり、それでいて軟弱さのかけらもない、正統なデスメタルの名盤です。
OBITUARY-The End Complete ★★ (2018-01-20 20:02:12)
速くはない/即効性はない/淡々としている/しかしこれこそOBITUARYのデスメタルであるという皆さんの評が、実に愛情あふれる感じなのが微笑ましく、心温まります。
私もやっと、今頃になってズブズブとこの魅力に捕まりました。スルメ盤の逸品です。
OBITUARY-The End Complete-Back to One ★ (2018-01-20 19:49:43)
これぞデスメタルというおどろおどろしいリフ、前のフレーズに食い気味で噛みつきまくるデス声が煽りまくり。
スローダウンした際の重々しさがまた快感デス。
OBITUARY-World Demise-World Demise ★★ (2018-01-20 19:31:44)
ただただ重苦しいヘヴィな曲かと思いきや、途中でドラムと共に入ってくるちょっとインダストリアル的な音のリズム(何の楽器?)や、ヴォーカルの畳みかけるような重ね方が面白い。
ユニークなモダン・デスメタルです。
OBITUARY-World Demise-Kill for Me ★ (2018-01-20 19:19:56)
トライバル・リズム(解説の平野氏によればアフロ・アフリカン風南方リズム/アメリカ南部のヴードゥー・リズムのサンプリングSEとのこと)を取り入れた摩訶不思議なデスメタル。ギャップがすげー。
まだSEPULTURAの『ROOTS』も出ていない'94年にこれは、先鋭的過ぎでしょう。曲として名曲とは言いませんが、インパクトは絶大です。
アルバム・タイトルから推測される世界が崩壊しつつあるというイメージの表現として必然性があるのかもしれません。対訳も歌詞もないのでわかりませんが、先住民虐殺への批判も入った曲なのかな?
サンプリング元のクレジットがないあたり、まだ著作権に大らかだった時代性が感じられます。
OBITUARY-World Demise ★★ (2018-01-20 19:09:36)
デス/ドゥーム系メタルとしても魅力的ではありますが、'90年代のグルーヴィーなモダン・ヘヴィネス系バンドの一派として聴いても良さそうなアルバムです。
デスメタル的突進パートが減り、ミドル/スロー・テンポの圧殺リフのヴァリエーションは増え、遅くてもノリは良く味わい深いメタルに進化。比較対象を探すなら、PANTERAや『CHAOS A.D.』以降のSEPULTURAにも通じる空気があります。
まあ上記のバンドほどの軽快さはなく、鈍重な激烈サウンドに終始するところがデスメタルたる所以であり、オリジネイターならではの個性でしょうか。
十数年経ってから購入したので見当違いかもしれませんが、発表当時これって実は当時の最先端の音楽だったんじゃないでしょーか。'94年時点でトライバル・リズムも導入し、デスメタルの重々しさは保ちながらも、ジャンルの壁を突き破る開放感が強く感じられます。
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