この曲を聴け!
うにぶさんのページ
うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49
Leprous-Melodies of Atonement-Self‐Satisfied Lullaby ★★★ (2024-10-20 22:42:50)
今年のベスト・チューン候補です。ジワジワはまってきました。美しい。
ジャンル分けとかもう無理に決まっているので、ただ子守歌もどきってことで。
そこらのメタルよりよほど過激ですが。
MR. BIG-Defying Gravity-Forever and Back ★★★ (2024-10-20 22:20:37)
ビリーの曲。この曲なんかは初期3枚に入っていても違和感がないとゆーか、ふつーに代表曲になりそうなバラードです。
この曲が聴きたくなって、何十年か後にアルバムを聴き直していそう。
MR. BIG-Defying Gravity-1992 ★★ (2024-10-20 22:08:48)
'92年に「To Be With You」で1位をとった当時を振り返った曲?
ポール作。バラードじゃなくて速弾きしまくってる曲でこの歌詞なのが彼らしい。
ライヴ映像で、パットも含めた5人で合唱しているのが印象的でした。
MR. BIG-Defying Gravity ★★ (2024-10-20 21:59:58)
'17年の9thアルバムです。
いたずらっ子な雰囲気が感じられるユーモラスな曲が多くて、トリッキーなプレイも随所に聴けるのが嬉しいです。
テクニックをシリアスになりすぎずに有効活用している、大人なエンターテイメント作。
もちろん、バラードも良曲がそろってるし、しっとり大人な空気もあります。
でもなんか遊び心というか、笑顔でじゃれ合ってる感じが全体に漂っているところがお気に入り。
前後のアルバムがおとなしめなこともあり、この弾けっぷりが貴重に感じます。
けっこう聴く頻度の高いアルバムです。
MR. BIG-Ten-What Were You Thinking ★ (2024-10-19 21:42:43)
ポール作のロケンロー。'50年代の曲のカヴァーと言われても信じちゃいます。ノリノリです。
ライヴ映えしそうだなー。
MR. BIG-Ten-Sunday Morning Kinda Girl ★ (2024-10-19 21:32:36)
口笛を吹きたくなります。エリック作の、笑顔を誘う愉快な曲。
肩の力が抜けたこういう曲をアルバムに入れるチョイスができているところに、バンド内の雰囲気のよさを感じます。
MR. BIG-Ten ★★ (2024-10-19 21:17:49)
'24年の10thです。まさか出るとは思わなかった新譜なので、聴けるだけでもありがたい。
もうパットはいないわけですが、ポール不在のリッチー期もありましたし、これもまた彼らのアルバムの一つとして楽しんでいます。
キャッチーで朗らかな曲がそろった、温かいアルバムです。前々作に近いイメージ。
昔ながらのブルージーなロックも、理屈抜きのロケンローも取りそろえた、爽快作です。
派手さや激しさを求めると肩透かしでしょうが、コンパクトでポップなロックを聴きたい気分の時にはマッチします。
リラックスして、日常のBGMとして聴くのにぴったりのアルバムです。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-Crucify Me ★ (2024-09-29 20:21:30)
誰が聴いても、アルバムの中では地味な曲に入ると思うんです。
ミドル・テンポの、そこそこヘヴィな箸休め的曲。そこにこれだけの切迫感/説得力を加味できるアーティストがどれだけいるのか。
「全てが名曲」のアルバムよりも、まあまあな曲にすら圧倒されるアルバムに、凄みを感じる今日この頃です。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-(Hold on) To the Dream ★★ (2024-09-29 20:14:34)
この曲を優れたシンガーが(常識的な展開で)歌えば、よくできたパワーバラードとして、それなりの評価を得られるでしょう。
それが、バズが歌うことで、狂気を感じさせるヤバい曲に変貌してしまいます。
こういう、バラードがただのバラードで終わらないところに彼の真骨頂があるんですよね。突き抜けています。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man-Everybody Bleeds ★★★ (2024-09-29 20:06:23)
最初に聴いた時、「これは期待できるぞ」的評価止まりだったことを白状します。まだ上から目線で分析的に聴いていました。
繰り返し聴くと、冒頭のリフからもう、実は最高のオープニングだったなと理解できます。
こういう、「聴けば聴くほど熱量が増す」「自然に首を振ってしまう」ロックに出会うのって、いつ以来でしょう。
メタル/ロックが好きな自分で良かった。泣けてきます。
SEBASTIAN BACH-Child Within the Man ★★★ (2024-09-29 19:58:20)
今年発売の新譜の中で、最も燃えるアルバムです。あまり期待せずに聴いたのですが、即ヘビロテになり、のめり込みました。
10年ぶりだけど、衰えは感じません。むしろ若返ってる?
ポップなメロディを甘く歌う部分もあり、キャッチーなハード・ロックとも言えるのですが、どの曲にも必ず激しく声を振り絞る熱い盛り上げ箇所が用意されていて、「キタキタキターーーッ!!」って感じで、ゾクゾクします。
このザラついた声、特徴的な節回し、感情移入たっぷりのスクリーム。戻ってきたなー。これが聴きたかったんですよ。お帰り、バズ!!
そして何より、曲がいい。かっこいい。歌メロもいいけど、特にギターのフレーズが凝っていて印象的です。
ほとんどの曲づくりにギターのデヴィン・ブロンソンとプロデューサーのマイケル・“エルヴィス”・バスケットが関わっているからか、寄せ集め感のない、しっかりしたバンドの
…続き
EXHORDER-The Law-Un-Born Again ★★★ (2024-05-19 20:56:31)
正直、ぶっ飛びました。
なんでこんな超名曲を今まで知らなかったかなー。
スラッシュ/ファンク/グルーヴ・メタル史上に残る、熱すぎる激烈曲です。'90sヘヴィネスの文化遺産。
全部が聴きどころです。燃えます。
IRON BUTTERFLY-In-A-Gadda-Da-Vida-In-a-Gadda-da-Vida ★★★ (2024-05-19 20:42:50)
妖しすぎるリフに降参です。この長さも含めて、色々とトリップさせてくれます。大名曲。
複数のメタル・バンドにもカヴァーされていますが、私はこの曲をINCREDIBLE BONGO BANDがカヴァーしたものをヒップホップMCのNASが曲中でサンプリングしていたことで知りました。
多様なジャンルのリスナー/ミュージシャンに愛される、魔性の魅力を持った奇々怪々な曲です。
FLEETWOOD MAC-English Rose ★★ (2024-05-19 20:31:50)
'69年発表のアメリカ向け編集盤です。邦題は『英吉利の薔薇』。ジャケのインパクトが絶大。
半分は2ndの曲で、2曲が3rdから、他に4曲のアルバム未収録曲という微妙な選曲。
とはいえ、他のアルバムでは聴けない「Jigsaw Puzzle Blues」「Something Inside of Me」「Black Magic Woman」「Albatross」がどれもこれも良い曲なもんだから、ベスト盤なみの満足度です。
ゲイリー・ムーア経由で興味を持ち、学生時代に何度も店頭で手にとっては結局買わなかったのですが、今になって聴いてはまっています。
酒が進む音楽。
CREAM-Disraeli Gears-Tales of Brave Ulysses ★★ (2024-05-19 20:16:57)
ユリシーズ(オデュッセウス)を取り上げた曲。うーんファンタジーだ。
渋くて重々しくて、やたらかっこいい。
MELVINS-Bullhead-Cow ★ (2024-05-19 20:03:00)
スカスカで、ドラムスがメインで、結構テキトーさも感じるんだけど、その辺が最近の個人的嗜好からなんだかそこはかとなくお気に入りなのデス。
TROUBLE-Manic Frustration-The Sleeper ★★★ (2024-05-19 19:56:50)
ジャンル分け無用のハードなロックの傑作曲。
鼻血モノの激熱グルーヴと推進力に降参です。
RAGE-Soundchaser-Defenders of the Ancient Life ★★ (2024-02-18 22:56:10)
趣向を凝らして、次から次へと耳をとらえる展開を用意してくれます。うーん、変幻自在だ。
こんなに個性的なのに基本はキャッチー。良い曲つくるなー。
RAGE-Wings of Rage-Let Them Rest in Peace ★ (2024-02-18 22:38:11)
リフはグルーヴ・メタルとして秀逸だと思います。だみ声で凄むとマッチします。
が、一転、サビのコーラスがさわやか系で、困惑させられます。
でも変てこで楽しー。
RAGE-21-Destiny ★ (2024-02-18 22:31:35)
緩急があって、落差が面白い曲です。彼らならではのひねりが効いています。
出だしは普通の曲っぽいので騙されます。
RAGE-End of All Days-Deep in the Blackest Hole ★★ (2024-02-18 22:24:28)
久々に聴いたら、心に響きまくりな泣きメロ曲で、ついつい何度もリピートしてしまいました。
こういう陰のある地味めな曲をかっこよく聴かせる手腕に痺れます。沁みるなー。
DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple-Mandrake Root ★★ (2024-02-17 22:28:10)
あんまりハードでびっくりしました。
ズンドコ重々しいリズムに、ドラムってゆーより太鼓って言いたくなるイアン・ペイスの暴れまくりっぷりが好きです。
WINGER-Seven ★★ (2024-01-08 18:57:14)
'23年の7thです。
『KARMA』『BETTER DAYS COMIN’』が、工夫されたアレンジと多彩さに驚かされる傑作だったため、さらに上の刺激を求めてしまったので、初めの印象は「ストレートで地味なアルバム」でした。
が、繰り返し聴くと、しみじみ良い。
何曲かは若作りで軽いけど、全体的には骨太で、ちょっとブルージーなところもあるオーソドックスなハード・ロックです。
毎度、彼らのアルバムを聴くと、「巧いなー。プロだなー」と思うのですが、本当に細かな表現を疎かにしていない。
日常でふと聴きたくなる、ストレスなく聴けるアルバムです。
KK's Priest-The Sinner Rides Again ★★★ (2024-01-08 18:34:26)
'23年の2ndです。色々吹っ切れて、本格的に集中してバンド活動に勤しんでいるようで何よりです。
1stではJP色が過去を引きずっているように思えたのですが、2ndまできて、K.K.は「SINNER」や「THE SENTINEL」といったJPの曲世界の続きを描いていきたいんだなーというのがはっきりしました。
ここまでタイトルと歌詞を盛り込むんだもの、相当こだわりあるんですね(「SINNER」は手元のCDじゃK.K.のクレジットはないんだけど、もう自分の一部みたいなもんだったんでしょーか)。
前作にあったようなポップ曲を廃し、ひたすらヘヴィに攻め立てるところが良い感じ。うーん、メタルだ。
日本盤ボーナスのインスト・ヴァージョンを聴くと、(4)「ONE MORE SHOT AT GLORY」はショーンとトニーが主役級でギター隊がいぶし銀の働きをした曲、(9)「WASH
…続き
CRYPTA-Shades of Sorrow ★★ (2024-01-08 18:16:14)
様々な苦痛や悲しみの色合いがテーマということで、前作に比べるとだいぶ暗く情緒的な作品という印象です。
新ギターのジェシカのソロはけっこう泣き泣き系で、前任のソニアとは別方向の古典メタル的要素を感じます。
Edu Falaschiにも参加しているPablo Gregがキーボードでアルバムのイントロ/アウトロ他を切々と演奏していますが、アルバム全体を通して振幅・強弱が大きく、メロディも増量されています。
期待していたのは1stのように素直なオールドスクール・邪悪デスであったため、思っていたのとは違う路線ですが、聴き込むとこれはこれでありそうでない悲哀デスとして優れた逸品。
メロデス化はせず、それでいて叙情的な音楽を奏でて、感情をうまく音楽で表現しています。
EDUARDO FALASCHI-Eldorado ★★ (2024-01-08 17:53:23)
3部作の2枚目に当たるらしい、'23年のアルバムです。
アステカ好きの人には魅力的なコンセプトじゃないでしょーか。ケツァルコアトルとか出てきます。
いくつかあるソロ作のうち、オリジナル曲のフル・アルバムとしては『VERA CRUZ』に次ぐ2作目かな。アーティスト名は「EDU FALASCHI」名義の方が正式でしょうか。
大仰でメロディアス、スピーディーでシンフォニックでエスニックでスパニッシュなメタル。
彼のキャリアの美味しいところがみんな入った音楽です。バンドのテクニックも凄まじいし、エドゥの歌声も完全回復して全盛期に戻っており、素晴らしい。
歌メロが「Z.I.T.O.」を想起させる「TENOCHTITLáN」や、サビで「I WANT OUT」って叫びたくなる「REIGN OF BONES」なんかは、ルーツへのオマージュでしょうか。懐かしい感覚が呼び覚まさ
…続き
PAIN OF SALVATION-Road Salt Two-Through the Distance ★ (2023-12-30 00:02:55)
「1979」の歌メロを使っているので、対になる曲なのでしょうか。
サイケデリック・ロック的な揺らぎ感が癖になります。
このバンド、たまに聴き返すと変なところで耳が引っかかって、毎度新たな嗜好を掘り出されてしまいます。
常に新鮮。
Leprous-Aphelion-On Hold ★★ (2023-12-29 23:39:43)
静かで、メタル的攻撃性はないのですが、ものすごく「盛り上がる」激情曲。
暗いので「盛り下がる」と言うべきかもしれませんが、これほどに熱い歌を聴けばやはり興奮してしまいます。
ANEKDOTEN-Vemod-Thoughts in Absence ★★★ (2023-12-29 23:22:22)
消え入りそうなメロトロンの音色がたまりません。幽玄の美を感じさせる穏やかなバラード。
DEEP PURPLE-Deep Purple-Lalena ★★ (2023-12-10 21:19:37)
この曲、「ハード・ロック・バンド」の曲(しかも全盛期と別Vo.)だからスルーされているんでしょうけど、「(マイナーな)プログレッシヴ・ロック・バンド」の曲として聴かれていたら、プレミアの付くレア名曲扱いなんじゃないでしょーか。
バンド名伏せて聴かせたら絶賛されそう。
陰鬱プログ・メタル・バンドやゴシック系バンドにカヴァーしてほしい、悲哀に満ちた絶望系バラード。
(って、この曲自体オリジナルはDPじゃなく、Donovanのカヴァーでした。いつか原曲もたどって聴こう)
DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn-Shield ★★ (2023-12-10 21:05:04)
ここのところ、'60年代後半のロックの多くがドゥーム/ストーナーに連なるものとして聞こえてしまっています。なんだこの変てこフィルター。
この曲の妖しい仄暗さに囚われて、何度もリピートしてしまうこととか・・・。
20年前の自分なら絶対スルーしてる曲です。「眠くなる」とか言って。それが今聴くと絶品なんだもの。
ロッド・エヴァンスの声の魔力を今更思い知りました。
ECTOPLASMA-Inferna Kabbalah-Filth-Ridden Flesh ★ (2023-12-10 20:50:15)
どストレートな温故知新デスです。色々と展開はしていくのですが、余計な色目を使わずにシンプルなフレーズで押していくので素直に楽しめます。
そしてやっぱりどこかユーモラス。この雰囲気が嬉しい。
ECTOPLASMA-Inferna Kabbalah-Infestation of Atrocious Hunger ★★ (2023-12-10 20:44:18)
1分30秒あたりからの愛嬌のあるリフが好きです。何かが現れそう。
冒頭のリズムも工夫があって印象的。
ARTI & MESTIERI-Giro di valzer per domani-Valzer per domani ★★ (2023-11-25 22:32:42)
たぶんこの曲、ジョン・コルトレーンのスタジオ盤ヴァージョンの「MY FAVORITE THINGS」へのオマージュなんじゃないかなと、勝手に解釈して聴いています。
ピアノのフレーズとか、とても巧みな本歌取り。
ジャズとロックの境界線なんて軽々と越える、泣きたくなるくらい瑞々しいインストの小品。
なんて軽やかで、すてきなんでしょう。すべての楽器が歌い、踊っています。
GENTLE GIANT-Octopus-Knots ★★ (2023-11-25 22:20:08)
コーラスの面白さというものに興味を持つようになってからGENTLE GIANTを聴き直したら、こんなに魅力的なのに今まで気づかずに聞き流してしまっていたのだと、ショックを受けてしまいました。
それも去年だか今年という、最近。・・・遅かりし由良之助。
ともあれ、この曲も楽しくてしょーがない。コーラスも楽器も遊んでますね。AREAより不真面目かつポップな感じが好きです。
OSANNA-L'uomo-In un vecchio cieco ★★ (2023-11-25 21:59:40)
危うさと哀愁とあどけなさが混じり合ったようなアンバランスさに弄ばれる耽美的な前半と、つんざくようなサックスによるノイズや絶叫に塗りつぶされる後半。
このギャップはなんなんだろー。
でもすげー。
前半はマジうっとりモノなんですよ。この人たちはブチ壊し展開が好きだよなー。
VOIVOD-The Outer Limits-Jack Luminous ★★★ (2023-11-25 21:48:04)
久々に聴きましたが、やっぱり宇宙に連れて行かれました。
何年かに一度聴き直すのですが、毎回別世界に連れ去られます。
そして毎回、新たな発見があります。ちくしょー、本当に名曲だ。今回もねじ伏せられました。
それにしても個性的すぎる。唯一無二。
OBSIDIAN SEA-Pathos ★★★ (2023-11-25 21:20:13)
気品の漂う美しい音楽。聴き惚れてしまいます。蕩けます。
グルーヴィーでシンプルな、でも旨味にあふれたヘヴィ・ロック。
穏やかな歌声はメタル的ではなく、楽器の音づくりも磨き抜かれていて粗雑さは皆無。ギターのトーンがもう絶品。
ドゥーム/ストーナー系に分類されているバンドですが、私は今作を'70年代前半頃のユーロ・プログレ(美声系のちょっと妖しいやつ)を聴く時に似た感覚で聴いています。
これ、PINK FLOYDが好きな人にも受けそう。あ、そうだ『THE OUTER LIMITS』の頃のVOIVODにも似てる。
音数が少ないんだけど、無駄な音がなくて、どこを切っても魅惑的。
トリオ編成で、ギター兼ヴォーカルの紡ぐメロディがツボですが、ベースのフレーズやドラムのオカズなど、一つひとつの音が必然性を感じさせます。
全然音楽性は違うんだけど、スティーリー・
…続き
ECTOPLASMA-Inferna Kabbalah ★★★ (2023-11-23 21:41:20)
いや、本当に完璧デスね。お宝に巡り合わせてくれてありがとうございます。
このいかがわしいジャケ、心地よいゲボゲボ声、初聴時からすでに懐かしい楽曲・・・。
ビリビリ響くギター・サウンドのヴィンテージ感も、ヨダレものです。
オールドスクールなデスメタルの鑑と言える、驚異の完成度。トータルで磨き抜かれてるなー。ホント、「わかってる」バンド。
疲れなくて何時間でも流していられそうな、エヴァーグリーンな輝きを放つ音楽デス。
これはCRYPTAに匹敵するくらいはまりそうな気がします。これ、去年知ってたら確実に年間ベストに入れてました。
LOVEBITES-Judgement Day ★★★ (2023-11-23 21:26:43)
Tamasaさんの書き込みの熱量にあてられて「そんなに凄いの?」と聴いてみたアルバムです。バンド自体、全然知りませんでしたが、こりゃ確かに強烈です。ぶっ飛びました。
熱い、速い、メロディが良いと、三拍子そろった硬派なスピードメタル/スラッシュメタル。初期ブラガやドラフォを聴いた時の快感を思い出しました。
遡って過去3枚も聴きましたが、このアルバムが最もゴリゴリにヘヴィで強烈ですね。(1stから方向性はブレず、クォリティも初めから高かったとは思いますが)
確かに音数が多くテンションが落ちないため、最初は「山場ばかりでかえって印象に残らない」なんてことも思ったのですが、6~7周くらい聴いて各曲の個性が耳に馴染んでくると、「これ捨て曲なしの名盤じゃん」と、リピートしまくるようになりました。
JUDAS PRIESTの『PAINKILLER』が、異常に気合が入りすぎてて慣
…続き
GREAT WHITE-...Twice Shy-Once Bitten Twice Shy ★★ (2023-11-23 21:10:31)
私もいくつか昔発言したはずなのに消失してるものがあります。サイト改変時とかに消えちゃったのかなーと思っていました。
GREAT WHITEのこのアルバム、尖っていないこういう曲の雰囲気が好きで、よくお世話になりました。
余計なことを考えたくない、ただ心地よくて明るいロックが聴きたい気分の時に、心を救ってくれる曲です。
POWER QUEST-Master of Illusion-Kings of Eternity ★★ (2023-11-23 20:41:56)
日本語を乗せても歌えそうな、このポップな歌メロがツボです。
爽やかだー。
DOMINE-Stormbringer Ruler (The Legend of the Power Supreme)-The Hurricane Master ★★★ (2023-11-23 20:24:13)
この曲だけでもう、伝説レベルで語り継がれちゃってませんか。
他にも良い曲があるんだけど、まず真っ先にこれを思い出しちゃうもんなー。
メタルって極端さ、熱さが大事なんだなぁ。
CIRITH UNGOL-Frost and Fire ★★ (2023-11-23 20:10:56)
最新作『DARK PARADE』がけっこう人気(?)っぽいので、全く知らないバンドだったのですがチェックしてジャケを見てみたら、「エルリックじゃん!?」と驚き、バンドに興味を抱きました。
マイクル・ムアコックのエルリック・サーガの表紙を描いたマイケル・ウィーランの絵を、この1st以降全てのアルバムのジャケで使ってるんですね(私が読んだエルリック・サーガは天野喜孝のイラストですが)。
イタリアのDOMINEのジャケもエルリックが多いですが、本家本元の絵の使用許諾が出てるって、CIRITH UNGOLすげーな(フランク・フラゼッタの「バーサーカー」がMOLLY HATCHETに先に使われたから、ウィーランに「ストームブリンガー」使用をお願いすることになったのがきっかけのようですね)。
マイケル・ウィーランはMEAT LOAF、SEPULTURA、OBITUARY等のアートワ
…続き
BUCK-TICK-狂った太陽-MAD ★★ (2023-11-14 22:57:08)
高校時代に友人に借りたのだったか、レンタルCDをダビングしたのだったか、記憶はおぼろげです。
カセット・テープで聴いていたのですが、彼らの曲は独特すぎて、当時の私には難しくて魅力が分かりませんでした。
ただ、この曲だけは歌詞のインパクトもあり、ずっと印象に残っていました。
いま聴いても強烈です。
ANDROMEDA-Manifest Tyranny ★★★ (2023-11-12 23:22:54)
'11年発表の5thアルバムです。
1stの鮮烈な印象の後、いくつかの作品はファンの望む方向性ではなかったのでしょうか。このアルバムに至るともう、聴いた人も少ないかもしれません。
でも私はこのアルバムが彼らの作品で一番好きです。
相変わらずの曲芸的超絶技巧は健在。テクニカルで凝りまくっています。
でもそれより何より、ピンポイントで投入される哀メロの美しさにノックアウトされました。
初期PAIN OF SALVATIONを彷彿とさせる多彩かつ繊細な表現力と陰鬱美メロ。
Martin Hedinのリリカルなキーボード、David Frembergの情感のこもった歌声、ここぞというところで泣きむせぶJohan Reinholdzのギター。
捨て曲なしの名盤だと思っています。特に(3)(4)(5)の流れには、たまらないものがあります。
これ以降はス
…続き
ANUBIS GATE-Interference-Emergence ★★ (2023-11-12 22:52:58)
サビの歌メロやギター・ソロはキャッチーなのですが、他の部分は一般受けしなさそうなヒネクレメタル。
でもそんなところがなおさらメロディを引き立て、印象的にしています。
ANUBIS GATE-Interference ★★★ (2023-11-12 22:39:13)
デンマーク出身のプログレッシブ・メタル・バンドの'23年の9作目です。(オリジナル・アルバムとしては8th)
このバンドについては、歌メロがキャッチーなメロディなのに、曲が根暗系(PORCUPINE TREEやRIVERSIDE並み。ちょっとFATES WARNINGも連想)な人達、という印象を持っていました。
良いんだけど地味というアルバムが多いのですが、本作は驚かされることが多く、繰り返し聴く中で捕らえられつつある今日この頃です。
曲ごとの落差が大きく、絶対に全曲違う曲調にしてやるぞというようなこだわりを感じさせるあたりが私のツボを突きまくるのです。今年発売のアルバムでは上位のお気に入り作。
3曲目までの流れが特に好きです。サビメロがキラーな(1)から、不気味さと可愛らしさが均衡を保つベース主導の異色曲(2)、コーラスの織り込み方が刺激的で泣き泣きギターに持っ
…続き
HAKEN-Fauna ★★★ (2023-11-03 23:29:04)
イギリスのプログ/プログメタル・バンドの'03年の7thアルバムです。もう傑作、名盤と太鼓判を押してしまいます。
私の大雑把な印象では、1stと3rdは昔ながらの取っ散らかった奇想天外なプログレッシヴロック、2ndと6thはかっちりしたDT系プログメタル、4thと5thはエレクトロニカやジェント系のリズム実験を取り入れたモダン・プログメタルという感じでした。
で、このアルバムの印象はというと、「おいしいとこ全部盛り」です。
変態的でしっちゃかめっちゃかながらも整合感もしっかりありモダンでヘヴィでメタリック。面白いったらありゃしない。
一聴目に最初の2曲でこれはヤバいとなり、3、4、5と聴くうちにこれとんでもない作品じゃないかと身を乗り出し、終盤に至っては脳みそからなんか変な汁が出てるんじゃないかってくらい興奮しちゃってました。
私の中ではINSIDE OUT
…続き
IN FLAMES-Foregone ★★★ (2023-11-03 23:08:10)
んーと、このアルバム、以前に誰か登録して発言されていらっしゃいませんでしたか?
見覚えあった気がしたのですが、発言しようと思ったらアルバムの一覧にありませんでした。勘違いかなぁ?
とりあえず新規で書き込みます。
'23年14thです。
冒頭で初期作を彷彿とさせるフォーキーなインストからいかにもメロデスな2曲目が始まった途端、ガッツポーズした人も多かったんじゃないでしょうか。
とはいえ、全体的には脱メロデスを更に推進した実験作です。
事前に "初期メロデス期への回帰" "これぞイエテボリ・サウンド" みたいにアナウンスされていましたが、その売り方はだめでしょう。
ほとんどの曲はノーマル・ヴォイスが入り、途中でスピード・ダウンし、メロディアスに歌い始めます。また、最後までグロウルで通す曲もありますが、全然昔のメロデスではありません。
昔ながらの
…続き
MyPage