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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1901-1950
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LUCIFER'S FRIEND-Mean Machine ★★ (2006-03-16 20:41:00)
雑誌で高く評価されているのを見て、期待がすごく高まっていたため、最初は思ったよりあっさりしてるな~という印象だったのですが、ジワジワ効いて来ました。
いやー、ジョン・ロートンのヴォーカル、素晴らしいですね。ディオやクラウス・マイネを思わせるところも確かにあり、しかしその2人よりは爽やかな感じ。
(2)「HEY DRIVER」、(6)「ACTION」、(8)「ONE NIGHT SENSATION」あたりは文句なしに名曲です。
ブリティッシュ・ハード・ロックが好きな人には堪えられないアルバムじゃないでしょうか(ドイツだけど)。
HEAVENS GATE-Livin' in Hysteria ★★ (2006-03-16 20:31:00)
いま聴いても本当に完成度の高いメタル・アルバムで、たまに引っ張り出して聴いています。
疾走曲のそこはかとなく明るいメロディは、ブリティッシュでも北欧でもなく、まさしくHELLOWEEN直系のジャーマン・メタルっていう印象です。
トーマス・リトケのヴォーカルって、ヒステリックなハイトーンもですが、(6)「CAN'T STOP ROCKIN'」とかで力んで歌う時の中音域の声がロブ・ハルフォードっぽくて、JUDAS PRIESTファンにはたまらないものがあります。
クサクサなバラード(8)「BEST DAYS OF MY LIFE」も最高です。
実は曲調も幅広く、飽きずに聴けるのもポイントが高いですね。ジャーマン・メタル史上に残る名盤でしょう。
GUNS N' ROSES-Live Era '87-'93 ★★ (2006-03-14 20:56:00)
傷ありということで中古100円だったんですが、ほんのかすり傷で問題なかったので、儲けた気分です。
改めて魅力的な曲をたくさん持っているバンドだなぁと再確認できました。
上手い下手とかはともかく、やっぱりライヴでかっこいいって、ロックには大切ですね。
長い分、多少のダレもあるかなと思うけれど、良いライヴ盤です。
KING CRIMSON-Epitaph ★★ (2006-03-14 20:42:00)
『エピタフ─1969年の追憶─』という邦題だけで、ノスタルジックな気分に囚われてしまいます。
その名の通り'69年のオリジナル・ラインナップによる様々なライヴ音源を、ブートやら何やらから寄せ集め、デジタル技術により復活させた、'97年発表のオフィシャル作品です。『続・エピタフ』と合わせて4枚組。
本来はファン向けの作品でしょうが、外道なことに私は本作で初めて彼らに触れました。(衝撃を受け、その後すぐさま1stを買い求めたのは言うまでもありません)
イアン・マクドナルドの演奏による「EPITAPH」が何ヴァージョンも聴けるというだけで、合わせて8000円近い買い物になっても後悔はありません。
近年の強烈なメタル・クリムゾンも良いですが、やはり最初のラインナップの魅力は別格です。
MUDVAYNE-The End of All Things to Come ★★ (2006-03-14 20:33:00)
凝ったリズムが面白くて、真っ先にリズム隊に耳が反応します。
音楽的にはSLIPKNOTとTOOLを足して割ったような印象を受けました。
(1)「SILENCED」、(4)「〔PER〕VERSION OF A TRUTH」、(6)「WORLD SO COLD」あたりがお気に入り。
器用で色々なタイプの曲が出てきますが、ひねくれてる分、あまり激しい曲は似合わない気がします。
ヴォーカルも器用なんですが、もっとエモーショナルにするかクレイジーにするか、いっそ無機質な感じにするか、一方向に突き抜けてた方が強く印象に残るかな。
でも十分楽しめる作品でした。この系統のバンドでは好きな方です。
TRILLION-CLEAR APPROACH ★★ (2006-03-09 21:15:00)
1stも奇妙な味があって聴いていて楽しいんですが、大幅に哀愁度アップして洗練された感じの2ndは、普通に良いアルバムです。
美しいバラード(2)「LOVE ME ANYTIME」、(6)「CITIES」の2曲のためだけに買っても後悔しません。
ETERNAL TEARS OF SORROW-A Virgin and a Whore ★★ (2006-03-09 21:05:00)
バンド名から、どれほど暗く絶望的なバンドなのだろうかと思って聴いたら、キーボードのゲーム音楽みたいなメロディにずっこけ、最初の印象は良くありませんでした。
でもそういうバンドなんだと思って聴き直すと、クサいメロディを堪能できる良いアルバムです。ただしこのヴォーカルのデス声は不必要に感じます。迫力にも欠けるし。
ACCEPTの「SICK, DIRTY AND MEAN」をカヴァーしているのが思い切り謎ですが、アクセントになっていて楽しめました。
お気に入りは「THE RIVER FLOWS FROZEN」です。やっぱりクリーン・ヴォーカルの歌の方が味があります。
BIOMECHANICAL-The Empires of the Worlds ★★ (2006-03-09 20:53:00)
なんとなくAGENT STEELをシンフォ・ブラック風味に味付けしたような印象を受けました。キーボード/シンセはEBONY LAKEを連想させたりも。
個性的で勢いもあり、これは面白いバンドですね。
ところどころはかっこいいですが、曲がなかなか覚えにくいと言うか、印象に残りにくい感じもあり、聴き込みは必要だなとも思います。
でも下手にありがちなメロディを導入されるよりは、この方が良いかも。
せっかくPV付きの日本盤を買ったのに、使っているパソコンで再生できなかったのが残念。
SKID ROW-Slave to the Grind ★★ (2006-03-04 12:02:00)
1stも名盤だし、ヘヴィな3rdも良いんですが、やっぱり総合的な出来で言えば、この2ndが最高ですね。
勢いも素晴らしいし、バラードにおけるヴォーカルの感情移入度合いは震えるほどだし、こんなにかっこいいアルバムも滅多にありません。
ロック好きにもメタル好きにもパンク好きにもアピール出来る、必殺の一枚でしょう。
でもこれを聴いちゃうと、この系統の他のバンドの作品に満足できなくなってしまい、「良いんだけど、何か足りない」と次を求めてしまうようになる、罪深い作品だったり。
PAIN OF SALVATION ★★ (2006-03-04 11:56:00)
クリストファー脱退ですか!?
うーん、なるべくメンバー・チェンジは控えてほしいものです。
特にライヴでのあの恐るべきコーラス・ワーク、あれはあのメンバーじゃなきゃ、まず不可能でしょうから。
でも『12:5』の表記を見る限り、クリストファーはヴォーカルをとってなかったみたいなので、そこだけは安心しました。
PAIN OF SALVATION-BE ★★ (2006-03-04 11:47:00)
シンプルなタイトルがかえって難解さを物語るような、存在命題やら何やらを巡るコンセプト・アルバムです。
音楽性はますます単純なメタルからは離れているので、かなりとっつきにくさはあります。
↑でも指摘されてますが、ちょっとPINK FLOYDの『THE DARK SIDE OF THE MOON』にも似た雰囲気があり、(10)「NIHIL MORARI」の歌詞なんかはTHE WHOの『TOMMY』を思い起こさせたりと、少し過去の名作を意識したようなところも窺えます。
中身は相変わらずPOSならではの陰鬱かつ美しくもひねくれた高品質プログレ・メタル。毎回方向性を変えているにも関わらず、本当に外れのないバンドです。
ただし、ちょっとSEや語り部分が多すぎるのは気になります。コンセプト的に必要性があるのも分かりますが、音楽自体に語らせる力のあるバンドなだけに、もうちょっとS
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TOOL-Ænima ★★ (2006-02-22 00:35:00)
TOOLはこのアルバムを最初に聴いたのですが、最初は絶望的な暗黒サウンドを期待して聴いたので、「なんだ、こんなものか」と少し落胆してしまいました。
でも繰り返し聴くうちにジワジワはまってきて、独特の無機質な雰囲気や少々耽美的ですらある歌声を楽しめるようになりました。慣れてくるとかえって怖さも感じられます。
聴いてて気分が明るくなったり昂揚したりはしないので、聴くときの精神状態は選びますね。そういう意味ではこれを聴いて具合が悪くなってしまう人がいるのも分かります。4枚の作品中、最もエグい印象だし。
これがアメリカじゃ良く売れていてメジャーなバンドなんだから、面白いな~。
曲では(3)「H.」、(9)「JIMMY」あたりがお気に入りです。
ジャケもかっこいいんですが、ケースが割れたりすると替えが効かないのが玉に瑕。
TRIVIUM-Ascendancy ★★ (2006-02-22 00:00:00)
ROADRUNNER UNITEDを聴いてから興味を持ったんですが、最初の印象はここ数作のIN FLAMESとKILLSWITCH ENGAGEを足して2で割って、ギター・ソロを達者にした感じという印象でした。
メタルコアというジャンル分けはあまり気にせず、スクリーモとかの影響を飲み込んだ最近のメロデスの一派として違和感なく聴けます。
しかし古典的とも言えるこのいかにもなギター・メロディの展開の数々、メタラーのツボを突きまくりですね。ARCH ENEMYすら凌駕しそうなくらい、メロメロです。
(8)「DYING IN YOUR ARMS」は若いバンドらしさが出た曲なので、この路線で行った方がメロデスとの差別化が出来るかなとも思いましたが、そんな余計なことは考えなくても良いか。
(11)「DEPARTURE」の歌メロは素直に良いなぁと思えたので、これから更にクリーン
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FIREWIND-Between Heaven and Hell ★★ (2006-02-21 23:45:00)
ジャケから、もっとソフトなサウンドを予想していたら、いきなりのガナり声にのけぞりました。
ネオ・クラシカル・ギターにグラハム系ヴォーカルというありがちなタイプの音楽ではあるんですが、その組み合わせでこれだけ高品質なら文句もありません。
(4)「DESTINATION FOREVER」という疾走キラー・チューンもあり、バラードの(12)「WHO AM I」は寂しげなメロディから昂揚感のあるサビへの流れが悶絶ものです。
でもやっぱり一番印象に残る曲はSCORPIONSの名曲「PICTURED LIFE」のカヴァー(7)だったり……っていうのは反則かな。
HAMMERFALL-Crimson Thunder ★★ (2006-02-21 23:30:00)
頭3曲で、雄々しいコーラスはともかく、相変わらずの可愛らしいハイトーン・ヴォーカルが入るとずっこけるなぁと思っていたら、4曲目の表題曲は素直にかっこいい。
メロディづくりは上手いんだし、このバンドはヨアヒムの中音域の声を活かしたミドル・テンポのヘヴィな曲の方が魅力的です。バラードにはハイトーンも合うんですけど…。
どうしてもヴォーカルにもう少し迫力があればなぁと思ってしまうバンドですが、下手でもないし、それもまた個性かな。
曲はもう、文句なしにヨーロッパ産ピュア・メタルで、メタラーの血が騒ぎます。
ELEGY-Manifestation of Fear ★★ (2006-02-21 23:14:00)
正直とっつきにくいアルバムで、メロディが頭に入ってくるまで、5、6回は聴かないといけませんでした。
しかし良さが分かり始めると、この作品は実に味わい深いです。
サウンド的にはヘヴィなプログレ・メタルという感じで、テクニカルなギター・プレイや、圧倒的な歌唱力を持ったヴォーカルが堪能できます。
駆け落ちした夫婦の間に子どもが出来るが父親は自殺し、貧困の中で子どもは犯罪者になるが……というような暗いストーリーのコンセプト・アルバムなので、かなり雰囲気がヘヴィですが、それだけにエモーショナルで、感動的です。
ストーリーが一応ハッピー・エンドなので、うんざりせずに聴けるのも良いですね。
MINISTRY-Twitch ★★ (2006-02-08 01:01:00)
まだインダストリアル・メタルになる前の、'86年発表の2ndアルバムです。
激しいギターとかは入りません。ジャンル的にはエレクトロニック・ボディ・ミュージックということになるでしょうか。
執拗に繰り返されるハンマー・ビートやシンセの上音は、メタル耳には退屈かもしれません。「なんだこれテクノじゃん」で終わりそう。
でもこれ、慣れるとかなり気持ち良いんですよ。もちろん、大迫力のインダストリアル・スラッシュを聴かせてくれる後の作品も良いんですが、ミニストリーで一番好きなアルバムはと言えば、これです。
妙に頭が覚醒していく、クールな一品です。けっこーキャッチーでかっこいいです。
テクノとかドゥームの単調な繰り返しでトリップを楽しめる人にはおすすめ。
TESLA-The Great Radio Controversy ★★ (2006-02-08 00:37:00)
ヴォーカルのジェフ・キースのハスキーな歌声がエリック・マーティンに似ていたので、買った当時はMR.BIGと似たような感覚で聴いていました。
メロディアスでブルージーなアメリカン・ハード・ロックという点では同じような音楽性だし。
地味といえば地味かもしれませんが、しみじみと良いなぁと思えるバンドであり、アルバムです。
かっこいい疾走ナンバー(7)「YESTERDAZE GONE」、ミドル・テンポの名曲(8)「MAKIN'MAGIC」、美しいバラード(11)「LOVE SONG」が特にお気に入りです。
GALNERYUS-The Flag of Punishment ★★ (2006-02-08 00:24:00)
アニメタル経由で興味を持って買いました。
天野喜孝によるジャケからも想像できましたが、清々しいまでのメロスピぶりで嬉しくなっちゃいました。
クサクサのメロディ展開と滑らかな早弾きフレーズが、実に気持ち良いです。日本のバンドだということはほとんど気になりません。
ヴォーカルは賛否両論みたいですが、私は全然気になりませんでした。良いヴォーカルだと思います。
MANIGANCE-Ange ou démon ★★ (2006-02-08 00:14:00)
フランス語で歌われるメタルは初めて聴いた(一部歌詞だけフランス語っていうのはあったけど)のですが、あまり違和感ないんですね。
でもバラードの(6)「FLEURS DU MAL」なんかはフランス語ならではの味もちょこっと感じられて、面白いです。
(5)「ANGE OU DEMON」というキラー・チューンもあるし、全体的に高品質のメタル作品で、これは素晴らしい。
TALAS-Talas ★★ (2006-02-06 21:26:00)
2ndとライヴ盤を先に聴いていたので、言われなきゃ同じバンドと気づかないくらいのギャップに驚きました。
なんとも爽やかでポップ!
でもこういう雰囲気は好きです。
ベースとか無理に目立たせなくても、歌メロやギター・リフが非常にキャッチーなハード・ロックとして十分楽しめます。
ずっとこの路線でいった方が実は人気が出たんじゃないかなぁとも思ったり。
SATYRICON-Rebel Extravaganza ★★ (2006-02-06 21:17:00)
正直、ジャケには購入を躊躇わせるものがありました。メイク怖いです。しかし音楽の方も気合十分。
やっぱりブラック・メタルって、普段聴くと気持ち悪くなってくるくらいエグいな~。
昔コンピレーションもので聴いた時はペラペラの音質で、迫力も何もあったもんじゃなかったため、ずっと彼らの作品には手を出してなかったんですが、このアルバムではしっかり重低音も効いて迫力あります。
噂に聞いていたフロストのドラムは本当にとんでもないブラストですね。
ZYKLON-World ov Worms ★★ (2006-02-06 21:08:00)
タリムのドラム目当てで買ったんですが、やはり期待通りのブラスト全開で楽しめました。
ブラック・メタル的な部分以上に、たまに顔を出すサイバーな音が面白いです。
(5)「ZYCLONED」中盤なんか、完全にインダストリアル・メタルしてますね。
どうせならこういうブルータル・ブラックとインダストリアル系の音との融合を更に進めたら、滅茶苦茶ユニークな存在になったろうな~とも思います。リミックス・アルバムとか出さないかな。
NEVERMORE-This Godless Endeavor ★★ (2006-02-05 00:42:00)
彼らの作品はこのアルバムで初めて聴いたんですが、最初の印象は現代メロデスの演奏に、シアトリカルなヴォーカルが乗ったヘヴィ・メタルという感じでした。
思ったよりブルータルで、SANCTUARYの延長線上を予想していたため、驚かされました。
それにしてもこれは強烈ですね。演奏陣はともかく、ウォーレルのヴォーカルはもう衰えてるんじゃないかと思っていたら、パワーも表現力も更にアップしているし。
勢い任せに爆走という曲ばかりなわけではないし個性的なので、とっつきにくさはあると思いますが、聴けば聴くほどにジワジワとはまってしまいます。
とりあえず(5)「SENTIENT 6」と(8)「SELL MY HEART FOR STONES」がお気に入りです。(11)「THIS GODLESS ENDEAVOR」の怒涛の展開も凄い。
NIGHT RANGER-Midnight Madness ★★ (2006-02-05 00:18:00)
最初は刺激の足りないサウンドにあまり興奮できず、特に「SISTER CHRISTIAN」なんかは邪魔だな~とまで思ってしまいました。
しかし何回か聴いているうちに、佳曲ぞろいで隙のない、素晴らしいアルバムだと思えるようになりました。
この爽やかなメロディの数々って、やっぱり今の時代じゃ有り得ない、'80年代ならではの味ですね。貴重です。
NASUM-Inhale/Exhale ★★ (2006-02-05 00:09:00)
ノリがすごく良くて、気持ちよく聴けるアルバムです。
当然激速ですが、速くないパートもリフやリズムがかっこよくて、退屈せずに聴けるグラインド・コア。
1stからしてもう曲の完成度が高いです。
音づくりも、ほどほどにクリアで硬質で、荒々しさも保っていて丁度いいです。
本当に良いバンドだったなぁ。
ジャケもインパクト強くて、味もあって好きです。
JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye ★★ (2006-01-26 00:22:00)
このダサジャケには、笑わずにいられません。B級臭さがプンプンして、思わずジャケ買いしてしまいます。
中身はメロディアスで良い曲が多くて、ジャケから想像していた(半分諦めていた)中身に比べ、お得感がありました。
お気に入りは(4)「A SONG FOR LISA」ですが、この曲は日本盤ボーナスなのでしょうか? 何となく線の細い声のミートローフって感じがしました。ポップな歌メロが良いです。
JOHN SYKES-Loveland ★★ (2006-01-26 00:15:00)
穏やかなバラードを集めた作品なので、HM/HR的なものを期待すると失望するかもしれません。ポップスのアルバムとして聴いても良いくらいです。
一聴した印象は、「地味」でした。しかしこれが何度か聴いているとジワジワ染みて来まして、しみじみと良いアルバムだなぁと、繰り返し聴いてしまいます。
一部でビートルズ風のメロディが聴けるのも意外だったし、全体的に温かさが感じられる、雰囲気の良いラヴ・ソングが多くて感動的です。
JOHN NORUM-Another Destination ★★ (2006-01-26 00:04:00)
時代性もあってか、けっこう暗くてドンヨリした印象があります。'95年発表ということで、グランジ/オルタナティヴ・ブームの影響もあるのでしょうか。サウンドガーデンっぽい曲もあったりします(それはそれでかっこいい…けど彼がやる必然性には欠けるかな)。
せめて1曲目がもう少し勢いのある曲なら印象も違っていたのでしょうが、前2作と比べてしまうと、さすがに厳しい出来かも。
しかしヴォーカルは渋くて巧いし、ギターは泣きまくり、弾きまくりの曲もあり、全体を駄目と言ってしまうのはやはりもったいないです。
ギター・インストの(5)「SHIMMERING HIGHS」、(8)「CATARINA SUNSET」、(11)「JILLANNA」や、疾走感のあるハード・ロック・ナンバー(9)「HALF WAY HOME」あたりは、普通に良いです。
STEVE LUKATHER-Candyman ★★ (2006-01-22 18:03:00)
'94年発表の、2枚目のソロ・アルバムです。
溶けたキャンディを表しているのかもしれませんが、ちょっとジャケが目玉っぽくて気持ち悪いのが損かも。
TOTOっぽさも残しつつ、バンドの制約から離れて気持ちよくギターを弾きまくっている感じが、楽しいです。
ポップなメロディもしっかりあって、楽しめるんですが、曲が長く11曲で70分以上あるので、集中力が続かなくなりそうになるのが、少し残念かも。
RACER X-Superheroes ★★ (2006-01-22 17:56:00)
安っぽいスーパーヒーロー・コスプレがさいこーです。このくらいアホに徹してくれると、嬉しくなります。メタルってそういう面も楽しまなくちゃ。
妙にハイテンションで、ヘヴィだけどポップな雰囲気が良いです。楽曲も充実してますね。
何より、RACER Xのスタジオ盤では最もジェフの歌がまともな印象で、ヴォーカルでがっかりせずに済むのが嬉しいです。
楽曲もヴァラエティ豊かで、飽きずに聴けます。
2ndのような早弾きツイン・リードのインパクトには負けますが、アルバムとしては一番好きです。
ULI JON ROTH-Prologue to the Symphonic Legends ★★ (2006-01-22 17:46:00)
すみません、100円で買ってしまいました…。よく中古で見かけるアルバムです。しかし中身は絶品。荘厳で劇的な素晴らしい作品です。
本編三部作の予告編的作品なのに、本編が10年経ってなお、お目見え出来ません。
ウリのギターはまだ衰えないでしょうが、ヴォーカリストにとって時は残酷です。トミーはともかく、マイケルには今となってはもう無理がありすぎて…(涙)。
とりあえず良いヴォーカルを入れて、早めに本編を出して欲しいものです。
(5)「WINDS OF WAR」、(11)「STARLIGHT」のメロディはクサクサでたまらないものがあります。
RICHIE KOTZEN-Mother Head's Family Reunion ★★ (2006-01-22 17:37:00)
リッチー・コッツェンのプレイは、グレッグ・ハウとの『TILT』や、スタンリー・クラークたちとの『VERTU』の方を先に聴いていたので、フュージョン系のバカテク・ギタリストというイメージを持っていました。
しかしここで聴けるグルーヴィでブルージーな、いかにもアメリカらしいロックも、実に心地よいですね~。これならPOISONやMR.BIGに参加したのも頷けます。
ドラムのアトマ・アナーも、気持ちいい叩き方をする人だなぁ。
ついつい身体を動かして聴きたくなる、素敵なアルバムです。
VINNIE MOORE-Mind's Eye ★★ (2006-01-22 17:23:00)
トニー・マカパインと少し同じような系統にも感じるアルバムですが、甲乙つけがたく良い作品です。
全体的にちょっと似たようなフレーズの繰り返しが多いかなとも思いますが、それでもやっぱりかっこいい。
お気に入りの曲は、泣きのメロディが美しい(8)「SHADOWS OF YESTERDAY」です。フェイド・アウトで終わっていくのが惜しくなります。
TONY MACALPINE-Edge of Insanity ★★ (2006-01-22 17:15:00)
ネオ・クラシカル系のギター・インストでは、個人的に最もとっつきやすかったアルバムです。
メロディがよく練られていて、退屈せずに聴けます。まぁ、クサさに苦笑しちゃうようなところもありますが、それもまた魅力。
早弾きだけでなく、(9)「EDGE OF INSANITY」みたいな叙情的メロディの聴ける曲があるのが良いです。
MICHAEL LEE FIRKINS-Michael Lee Firkins ★★ (2006-01-21 21:38:00)
ギター・インストって、ある種の退屈感は多少なりとも付き物だと思っていましたが、このアルバムは本当に最初から最後まで楽しめました。
まず何と言っても楽曲が魅力的で、流れるように紡がれるメロディを聴いているだけで嬉しくなってきます。
あとは躍動感があって、リズミカルなところも良いですね。ノレて楽しめるっていうのは大切です。
ジェイソン・ベッカーのアルバムでも代わりに弾いていたりしましたが、ギター・プレイに感情を込める表現の力がある人だと思います。
あまりメタルという感じではないのですが、ハードロックが好きなら、十分楽しめるのではないでしょうか。
JASON BECKER-Perspective ★★ (2006-01-21 21:28:00)
1stと比べて、ずいぶんとメタル色は薄れましたが、その分、自由な音楽的広がりを得たような作品です。これは幅広い人におすすめできる作品ですね。
ALSという病にかかりながら、これだけ温もりを感じさせる音楽をつくった心の在り方には感動を覚えます。悲壮感より、音を楽しむポジティヴな気持ちが伝わります。
皆さん挙げてますが、(4)「END OF THE BEGINNING」は本当に美しい。私はちょっと前作収録の「AIR」にはそれほど感動できなかったのですが、この曲は好きです。
なんとなく、この人が病に冒されずにいて、YOSHIKIあたりと組んで作曲したら、面白いものが聴けたかもな~なんて思いました。
1曲1曲、楽器やメロディの使い方がガラッと変わるので、ジェイソンの引き出しの多さに驚かされます。クラシカルなのはもちろん、エスニックだったり和風だったり、ブルージーだったりと
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MARTY FRIEDMAN-Scenes ★★ (2006-01-21 21:14:00)
しっかりメタル調だった1stと比べると、同じ人がつくったとは思えないほどに落ち着いた作風の、'92年発表の2ndです。CACOPHONYやMEGADETHの人だなんて、言われなきゃ絶対気づきません。
でもこれは面白いな~。ギンギンのロック・ギタリストの作品としてはかなり異色。
ニュー・エイジ・ミュージックとか、イージー・リスニングとか癒し系なんて言葉が浮かんできますが、しっかりエレキ・ギターが目立っているのが新鮮です。
お気に入りは(3)「VALLEY OF ETERNITY」です。壮大で美しいメロディが聴けるし、ギターも泣きまくり、暖かな雰囲気も素晴らしい。
JOE SATRIANI-Not of This Earth ★★ (2006-01-21 20:56:00)
'85年発表の1stアルバムです。「ギター弾きまくりのアルバム」であるのは確かなんですが、メタル耳には少し厳しいかもしれません。
あまりド派手なプレイという感じではないですが、色々なタイプの曲、フレーズを繰り出す多彩さは、さすがと言うべきでしょうか。まー、ギター弾けるわけじゃないので、どれだけ凄いのかはよく分かりませんが。
ドラムが思い切り打ち込みっぽいんですが、一応ドラムのメンバーはいるようですね。以前は無機質で魅力半減に感じていたリズムが、最近はかえってテクノっぽくて面白く聴こえてきました。
楽曲的には後の作品の方がやっぱり魅力的なので、よほどのファン以外にはおすすめという感じではないですが、何回も聴いていると、妙にはまります。
TWISTED SISTER-Stay Hungry ★★ (2006-01-17 00:18:00)
『ウォーターボーイズ2』の最終回を観ていて、この曲、妙に気合入っててかっちょえーなーと思っていたら、「WE'RE NOT GONNA TAKE IT」でした。持ってるアルバムの曲じゃん…まだ一回しか聴いていない時だったから、気がつかなかった。
ジャケが生肉にかぶりつこうとするムサいケバいおっさんなので、買うのをためらってしまいますが、曲は粒ぞろいで素晴らしい作品です。
(6)「THE PRICE」や(7)「DON'T LET ME DOWN」の哀愁のメロディなんて、キャラクターには合わないけど、良いなぁ。
曲の幅も広く、メロディは総じてキャッチーで、メタルとハードロック両方の魅力を兼ね備えた、笑えて泣けて燃えられる名盤です。
TWILIGHTNING-Delirium Veil ★★ (2006-01-17 00:01:00)
ジャケを見て、キラキラピロピロ系メロスピかな~と思っていたら、意外に正統的な感じのメタルで、良い意味で期待を裏切られました。
正統的と言っても、漢臭いとかブリティッシュっぽい威厳とかそういうのではないんですが、ギターやヴォーカルのメロディを大切にして、昔ながらのHM/HRの伝統を活かした、現代型メタルっていう感じです。
この爽やかさは気持ち良いなー。全体的にポップなメロディなんだけど、ぎりぎり軟弱にならない辺りがほど良いです。
バラードの(6)「UNDER SOMBER SKIES」がお気に入りです。
THERION-Theli ★★ (2006-01-16 23:51:00)
初めて聴いた時はあまり耳に残らなかったんですが、最近聴き返したら、素晴らしい曲がいっぱいでした。
デスメタル出身と言っても、これはもはやメロデスですらない、シンフォニック・メタルです。ただしメロスピやネオクラではなく、どちらかと言えばゴシックに近い感じ。
劇的でメロディアスな哀愁曲が好きな人で、疾走してなくてもOKな人にはおすすめできます。
(9)「THE SIREN OF THE WOODS」は10分近い大曲ですが、泣きのギター・ソロたっぷりで、何回も聴きたくなります。
日本盤ボーナスにSCORPIONSの「FLY TO THE RAINBOW」がカヴァーされていますが、これもまたオリジナリティを加えつつ、良い具合にメロメロで素晴らしいです。
CACOPHONY-Speed Metal Symphony ★★ (2006-01-16 23:39:00)
もうタイトルそのまんまな世界ですね。
早弾きツイン・ギターの競演がこれでもかと堪能できます。でも単なる垂れ流しフレーズじゃなくて、しっかりメロディや曲構成が考えられている感じなのが良いです。
ヴォーカルは評判悪いみたいですが、私は嫌いじゃないです、こういうのも。
シュラプネル系の作品の中ではかなり好きなアルバムです。マーティーとジェイソンって、相性が良かったんでしょうね。
STRATOVARIUS-Fourth Dimension ★★ (2006-01-16 23:26:00)
バンド名とジャケに惹かれて、メタルを聴き始めた頃に買ったアルバムです。
けっこう他にない魅力を持ったアルバムかも。「DISTANT SKIES」は彼らの楽曲の中では一番好き。
疾走曲は少ないですが、メロディは魅力的なものが多く、曲調も幅広く、飽きさせません。単なるメロスピは苦手という人にもおすすめできます。
(7)「030366」は無機質なリフやリズムなんかがインダストリアルっぽくて、実験的で面白いです。
線の細いハイトーンと揶揄されるコティペルトのヴォーカルも、独特の哀愁や透明感を感じられて好きです。
バンド名がヴァイオリンの名器から来ていることもあるのか、けっこうヴァイオリンっぽさのあるトルキのギターが、良い味出してます。
バラードのタイトルが「WINTER」「NIGHTFALL」「TWILIGHT SYMPHONY」と、いかにも北欧の雰囲気をかも
…続き
SPEEDEALER-Here Comes Death ★★ (2006-01-16 23:11:00)
アメリカの猛烈ロケンロー・バンドの'99年発表の2ndアルバムです。
日本盤を買うとREO SPEEDEALER名義の時に出した1st『REO SPEEDEALER』が、丸々ボーナス・トラックで収録されていて、非常にお得です。
1分前後の問答無用の爆走ロック・ナンバー満載ですが、意外に疾走曲ばかりという訳でもなく、ミドル・テンポのヘヴィな曲や、何故かドゥーミーな曲も入っていたりします。
激しくて勢いのあるロックが好きで、メロディはあんまりなくても大丈夫という人にはおすすめです。
追記。
2ndと思ったら、3rdだったみたいです。1st、2ndが共に『REO SPEEDEALER』という題で、ボーナス・トラックに入っているのが2ndだと、『SECOND SIGHT』の解説にありました。
HELLOWEEN-Master of the Rings ★★ (2005-12-23 13:34:00)
メタル好きじゃない人にすすめるなら、『守護神伝』シリーズよりこっちの方が良いかも。実際に「これなら聴ける」と言われたりもしました。
キャッチーなメロディ、哀愁とコミカルさのバランスの良さ、本当に良いアルバムです。
ハロウィンって、妙にヘヴィだったりシリアスにやるよりも、楽しいメタルをやってる時が魅力的に思えます。
佳曲がそろってますが、お気に入りは「THE GAME IS ON」です。アイデアが面白い。
TEETH OF LIONS RULE THE DIVINE-Rampton ★★ (2005-12-23 13:16:00)
イントロのどっしりしたドラムが8分以上続いた段階で、多くの人が「屑」と判断するであろう、コマーシャル性を無視しまくった作品です。
プログレやドゥームが好きでも、これを許せるかどうかは疑問ですが、リー・ドリアンらしいと言えばらしいかも。ほんと極悪です。
こんなアルバムを買おうという人が期待するものには、しっかりと応えてくれる作品でしょう。
遅重エクストリーム・サウンド好きにはたまらない、ドゥーム史上に残る名盤です。
SLEEP-Jerusalem ★★ (2005-12-23 13:08:00)
ひたすらにヘヴィです。
ビリビリ空間を震わせるギターの音が快感。
キャッチーさに欠けるので、買った当時はまさか日本盤が出るとは思いませんでした。もうちょっと買うの待てば良かった。
延々とヘヴィ・リフが繰り返される究極的ドゥーム・サウンドは無茶苦茶強烈ですが、けっこうノリの良さもあったりします。
52分という長さの曲だからこそ味わえる気持ちよさというものもあり、トリップできます。
NILE-Black Seeds of Vengeance ★★ (2005-12-23 13:01:00)
ブルータル・デス・メタルにエジプト色って、聴くまではどんなものか今ひとつ想像し切れなかったんですが、聴いてみて納得しました。
その頃はちょうど映画『ハムナプトラ』を観たり、瀬名秀明の『八月の博物館』を読んだりした後だったので、けっこうヴィジュアル・イメージが浮かんできて楽しかったデス。内容的にはあんまり合わないんだけど。
本編ラストの「KHETTI SATHA SHEMSU」が良い味出してて、雰囲気あります。
SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy ★★ (2005-12-23 12:54:00)
初めて聴いた時、ネオ・クラシカル系のテクニカル・メタルとしてはずいぶんと骨太なのにびっくりしました。でもメロディはちゃんとしてて、ヘヴィな曲でもちゃんと聴かせるのが素晴らしいですね。
彼らのアルバムの中では、一番聴く頻度の高いアルバムです。
20分以上の大作曲まで入っているのに、他のアルバムより飽きずに聴けるのは、やはり楽曲が良いせいでしょう。
雰囲気たっぷりの神秘的なイントロからぐっと引き込まれ、展開も凝った(4)「THE ACOLADE」は名曲です。
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