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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1951-2000
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NOCTURNUS-Thresholds ★★ (2005-12-14 22:51:00)
宇宙戦艦とか軌道要塞みたいなのが描かれたSFジャケにつられて買ってしまいました。
↑で言われてる通り、宇宙っぽいキーボード/シンセの味付けがいい味出してます。銃撃戦のSEなんかも、なんかビーム出てる?っていう変な音で楽しいデス。
けっこうキラキラ・キーボードな部分は、今のメロスピ・メロデス系好きにも受けるかも。
歌詞も凝っててグー。しかしアシモフやセーガンはまだしも、アレイスター・クロウリーの影響もって……どんなストーリーなんだか。
NEUROSIS-Pain of Mind ★★ (2005-12-14 22:38:00)
'87年発表の1stアルバムです。
後の彼らの作品からは想像できないほど、まっとうにハードコアしてます。
速い曲が多いですが、ドゥーミーなリフも、精神にくる重さもあるのが、やっぱりNEUROSISです。
爆走曲でさえ、スカッとするよりも、何かドロドロしたものを強く感じます。アルバム・タイトルからして、重いし。
音も悪く、キャッチーさには欠けますが、それでも強く心に訴えかけるもののある、ヘヴィな作品です。
THE MARS VOLTA-De‐Loused in the Comatorium ★★ (2005-12-14 22:23:00)
AT THE DRIVE-INには、ずいぶん衝撃を受けていたので、このアルバムもワクワクしながら聴きました。
楽曲の複雑さやテクニカルさ、変態的な味つけ、ユニークなジャケもインパクトありますが、実は叙情性こそが最大の魅力かも。美しいメロディが多く、切なくなります。
セドリック・ビクスラーの歌から感じられる切迫感は、相変わらず感情を揺さぶって、冷静には聴かせてくれません。
歌詞も読んでみたいな~。付いてないのが残念。
SYSTEM OF A DOWNとか好きな人は、このバンドも気に入るんじゃないかと思います。別に似てるわけではないですが、ヴォーカルの奔放さや、演奏のテンションの高さ、強烈な個性を発揮しているところなどは共通するものが感じられます。
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions ★★ (2005-12-13 20:26:00)
いやもう、鼻血もののメンバーがズラリとそろって、「このメンバーでそのままバンドやってよ」って組み合わせが次々と…ロードランナー、ありがとございまーす。
みんなバラバラな面子だけに、当然のように様々なタイプの曲が続いてかかるんですが、意外にアルバムとしての統一感も損なわれていなかったり。
欲を言えばもうちょっとメタルの新しい可能性を発掘するような先鋭性も期待してましたが、良い曲が多く、しっかり楽しめました。
けっこうデス・メタル調の曲が多かったのは嬉しい誤算です。
ロバート・フリンはMACHINE HEADよりも、もっとエクストリームなバンドをやった方が良いんじゃないかと思えました。断然こっちの方が興奮できる。
あとTRIVIUMは聴いたことありませんでしたが、マシュー・ヒーフィーのギター・ソロがずいぶん良かったので、聴いてみたくなりました。
おまけDV
…続き
DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams ★★ (2005-11-25 21:32:00)
ものすごいクッサクサなメタルを期待して買ったら、思ったよりはあっさりした感じで、少し拍子抜けしました。
でも十分にメロディアスで、何より聴きやすいのが魅力的。HAMMERFALLやSINERGYを聴いた時に近いような印象を受けました。
女性ヴォーカルならではの味とかスペインならではの味というのがもう少しあると、もっと嬉しかったかも。
LOVE/HATE-Wasted in America ★★ (2005-11-25 21:14:00)
あまり一回聴いて大好きになるって感じではないんですが、繰り返し聴いているうちに熱気に引き込まれる、エネルギッシュなアメリカン・ハード・ロックです。
グルーヴィな曲がいっぱいで、ライヴはさぞかっこよかったんだろうと思わせる作品です。
さすが下積みが長かっただけに、バンドの一体感、演奏力は申し分ありません。
訳の分からないハイテンションぶりの感じられる(6)「HAPPY HOUR」がお気に入りです。
OLD MAN'S CHILD-Ill-Natured Spiritual Invasion ★★ (2005-11-23 21:14:00)
日本デビュー作となる3rdフルです。
メタルでしか有り得ない、トゲトゲ甲冑戦士のアートワークで、ジャケ買いしたくなってしまいます。
ブラック・メタルとしては、あまり邪悪さを感じさせず、気軽に聴ける感じです。メロデス、メロスピが好きな人にアピールできそう。その辺はDIMMU BORGIRと近い雰囲気でしょうか。
メンバーはグルダーことトーマス・ルーネ・アンダーセンがヴォーカル、ギター、ベース、シンセを操り、ドラムだけはジーン・ホグラン(DARK ANGEL、DEATH、S.Y.L.等)が担当しています。バンドって言うよりグルダーのプロジェクトですね。
クサクサのシンフォ・アレンジや、ヨーロッパの舞踏曲っぽいキーボードのフレーズとかが、耳を惹きます。もうちょっと迫力あっても良いかなとも思いますが。
ジーン・ホグランのドラム目当てで買うのもありでしょう。
STEVE VAI-Alien Love Secrets ★★ (2005-11-23 20:58:00)
このアルバムは、ギター・テクニックにそれほど興味がない人でも楽しめる、一般にアピールできる魅力を持った作品だと思います。
長男のジュリアン君のかわいい声を大胆に使った「YA-YO-GAKK(ヤー・ヨー・ガー 愛しのばぶ・ばぶ・ファイヤー)」は、洋楽ロックなんか好きじゃなくても楽しめます。
日本盤ボーナス・トラックの「SAN-SAN-NANA-BYOSHI(三・三・七拍子)」も、聴いてて楽しいです。
聴く人を退屈させないユーモアのセンスが、スティーヴ・ヴァイというアーティストの強みですね。
DISCHARGE-Hear Nothing See Nothing Say Nothing ★★ (2005-11-23 20:33:00)
イギリスのハードコア・バンドの'82年発表のフル・アルバムとしては1stです。
ANTHRAXが「PROTEST AND SURVIVE」を、METALLICAが「FREE SPEECH FOR THE DUMB」をカヴァーしてたりするので、メタラーの間でも知名度が高いはず。私もカヴァーを最初に聴きました。
無駄を削ぎ落としたような、装飾のないストレートなハードコア・サウンドは、いま聴いても強烈です。
アルバム・タイトルとジャケのモノクロ・アートワークから漂う緊張感も、イメージを増幅させますね。
反戦・反暴力のメッセージを乗せた歌詞を、シンプルで暴力的な演奏と共に送り出す。
精神的に、かなりヘヴィな作品です。
POISON-Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-11-22 21:27:00)
妄想をかきたてる邦題に一票。ジャケはちょっと…。
明るく楽しくエッチい曲が多く入ってるのが良いですね。たまにこういう健全なロックを聴きたくなります。
(4)「GOOD LOVE」とか(6)「LOOK BUT YOU CAN'T TOUCH」のおバカな雰囲気が好きです。
DANNY DANZI-Somewhere Lost in Time ★★ (2005-11-22 21:05:00)
アメリカのマルチ・プレイヤー、ダニー・ダンジーの'99年発表の1stアルバムです。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードを自分自身でこなしているというから、とんでもない。歌も演奏も上手いです。
音楽性の方は、爽やかで哀愁もたっぷりのメロディアス・ハード・ロックで、楽曲のクオリティもかなり高いです。
'80年代にバンドとして出てきていたら、バカ売れしててもおかしくないですね。
ジャケのアートワーク以外は文句のつけようがない出来。
TANK-Honour & Blood ★★ (2005-11-22 20:51:00)
ずっとMOTORHEADとの比較とか、男の哀愁あふれる名盤という評価を目にして期待していたので、初めて聴いた時は、「あれ、こんなもの?」と、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
なんかヴォーカルが気合不足に感じたり、勢いが足りなく感じられて、あまり好きになれませんでした。
それが何回も繰り返し聴いていたら、いきなりかっこよく感じられてきて、今では高評価の理由が分かってきました。
なるほど、男の哀愁って、渋いんですね。
SILVERTIDE-Show and Tell ★★ (2005-11-22 20:40:00)
全然新人の作品っていう感じがしない、完成度の高い作品です。
勢いで突っ走るばかりの衝動ロックではなくて、かっこいいけど渋い魅力を持った作品。でも十分にエネルギッシュ。
リズム隊の心地よいグルーヴといい、ヴォーカルの歌いまわしといい、ギターのさりげないセンスの良さといい、余裕さえ感じさせる巧みさに痺れます。
昨年のうちは「良いな」くらいの印象だったんですが、聴いてるうちにどんどんはまってきて、「最高!」に変わってきました。
(5)「BLUE JEANS」の早口ヴォーカルとか、大好きです。
MESHUGGAH-Destroy Erase Improve ★★ (2005-11-21 21:55:00)
2ndフル・アルバムです。
初めて聴いた時は、それまで聴いたことのない特異な曲の数々に驚かされました。
リズムやメロディの異様さは、ちょっと類似のバンドを思いつけないオリジナリティがあります。
ヘヴィで硬質な音づくりに、ちょっとインダストリアルっぽい音も加わり、曲は不思議にキャッチーだったりもして、飽きずに聴けます。
いつ聴いても新鮮なアルバム。
MEAT LOAF-Bat Out of Hell ★★ (2005-11-21 21:06:00)
Ⅱの方から先に聴きましたが、やはり甲乙つけがたい出来です。
「ロック・オペラ」という言葉で真っ先にイメージするのは、QUEENでもTHE WHOでもSAVATAGEでもプログレ連中でもなく、まずMEAT LOAFです。
大仰で劇的で下世話で、ロックしてます。クラシックのオペラだって高尚かと思いきや低俗で大衆的な内容でもあったりするわけで、これぞロック・オペラ。
いま聴いても音も十分良いし、かったるさもなく、まさしく普遍的な魅力を持った作品です。
PEARL JAM-Vitalogy ★★ (2005-11-21 20:39:00)
ドロドロした情念に纏わりつかれる、色々な意味でヘヴィな作品です。聴いていて、とても苦しくなる。
ブックレットの凝りに凝ったつくりといい、プログレのコンセプト・アルバムを髣髴とさせる、アーティスティックなこだわりが濃厚に出ています。
ロックを聴いてスカッとしたいとか、美しいメロディに感動したいと思って手を出すと、あまり楽しめないかもしれません。でもグランジだから聴かないとか言って敬遠するのはもったいない、ロックの傑作。
スカッと暴れられるような曲もあるにはあるんですが、実験的でとっつきにくい曲も多いです。
諷刺も効いていて、でも激しい感情も隠れているような、鬱屈して複雑な作品。
(13)「IMMORTALITY」を聴くと、胸が締めつけられます。
RED HOT CHILI PEPPERS-Mother's Milk ★★ (2005-11-19 20:17:00)
後の哀愁を含んだ、普遍的ロックに近づいた作品も良いけれど、お馬鹿さ、ノリの良さ、ほど良い攻撃性の、三拍子そろったミクスチャー・ロックである本作が、最も楽しめます。
ちょうどジェームス・ブラウンでファンクが好きになった頃に購入して、こりゃ楽しい!って聴いてました。
LINKIN PARK-Hybrid Theory ★★ (2005-11-19 20:06:00)
発売当時は、ミクスチャー系ではずいぶんと軟弱だな~なんて思っていたんですが、聴いてるうちにジワジワとはまってきました。
雨後の筍のように、あるいはボウフラのように湧いてきた彼らのフォロワーを考えると、やっぱり頭ひとつ抜けてセンスが良いです。
後でHYとかオレンジレンジとかを聴いて、ああ、リンキン・パークって日本人好みなんだなぁと、つくづく思いました。
全体的な出来では2ndの方が上かなと思いますが、キラー・チューンの目立ち方から、インパクトは1stが上ですね。
IN FLAMES-Whoracle ★★ (2005-11-19 19:57:00)
メロデスとしての彼らの作品では、このアルバムが一番好きです。いや、今のところの全作品で一番好き。メロデスを脱却した最近の作品も良いですが。
疾走曲よりもミドル・テンポの曲の方が、彼ら独特の哀メロが映えると思います。
いま聴くと洗練度合いはいまひとつですが、ちょっと垢抜けないところも味わいになっています。
HAREM SCAREM-Rubber ★★ (2005-11-19 19:44:00)
ひよこちゃんジャケが可愛いです。
良質のポップ・ロックがいっぱいで、2ndに思い入れの薄い身としては、こういう作品も抵抗なく楽しめます。
ただし、メロディや雰囲気が良いのに、歌詞が惨めで暗いのはマイナス。こんなジャケだったら、歌詞の内容もハッピーでないと。
VAN HALEN-For Unlawful Carnal Knowledge ★★ (2005-11-19 19:32:00)
最初にライヴ盤を買って、そこで聴いた「POUNDCAKE」や「JUDGEMENT DAY」に衝撃を受けて買ったアルバムでした。メタル耳には一番とっつきやすいアルバムかも。
「彼女のつくるパウンドケーキが美味しいんだ」みたいな歌詞でこんなヘヴィな曲を聴かせてくれるなんて、なんて楽しいバンドなんだろうって、一発でファンになっちゃいました。
個人的にヴァン・ヘイレンをイメージする時は、1stとこのアルバムが真っ先に頭に浮かびます。
THE DARKNESS-Permission to Land ★★ (2005-11-19 19:19:00)
うーん、ジャケやキャラが気持ち悪くて、しばらく敬遠していたんですが、やっぱり聴かず嫌いはいけませんね。楽しい。
ヴォーカルに関しては、ヴィジュアル系やプログレなんかで変態ヴォーカルを聴き慣れていたので、意外にまともだなって印象でした。
ロックってやっぱり訳の分からないテンションや勢いが感じ取れて、身体がついつい反応しちゃうようなのが良いなーと思える作品。
キャラが立ってるだけじゃなくて、ちゃんと楽曲で勝負できるところも好印象。アルバム通してご機嫌です。
KREATOR-Cause for Conflict ★★ (2005-11-18 22:45:00)
あまりスラッシュ的疾走感というのが感じられない曲が多いですが、速くて重いのは確かです。これはこれで、かっこいいモダン・スラッシュ。けっこう独特です。
歌詞はシリアスで、ハードコアっぽいです。音もストイックな感じがハードコアっぽいかも。
ジョー・カンゲロッシのドラムは、ノリが少し従来のKREATORっぽくないかもしれませんが、ちょっと機械的で音数が多くて、かっこいいです。最初はドラムばっかり印象に残ったくらい。
このアルバムの冷徹な雰囲気、けっこう好きです。怒ってるけど冷静っていうのが、かえって怖いというようなイメージ。
PAUL GILBERT-King of Clubs ★★ (2005-11-18 22:12:00)
MR.BIG脱退後、'97年発表の1stソロ・アルバムです。MR.BIGの時はバンドとして好きだったし、RACER Xは大好きってわけでもなかったので、このアルバムからポール・ギルバートが好きになりました。
基本的にはギター・ポップとかパワー・ポップと言われる感じの、キャッチーで明快なロック・ソング中心にやってます。
そこにクラシックの曲や、速弾きギター延々20分なんていう無茶な曲が混ぜてあるので、まあアルバムとしちゃ散漫なんですが、とにかくギターを弾くのが大好きでたまらないという雰囲気が全編にあふれていて、楽しいです。
このポップ・センスはやっぱりMR.BIGでは活かし切れないので、脱退は悲しかったけど納得でした。
次作以降のアルバムに比べると、曲がまだ甘いかなとも思うけど、(2)「VINYL」、(7)「BUMBLEBEE」あたりはお気に入り。
IMPELLITTERI-Eye of the Hurricane ★★ (2005-11-18 22:02:00)
コンパクトな佳曲がけっこうバランス良く収録されている、完成度の高いアルバムです。
いつもいつもワン・パターンと批判される彼らですが、このくらいのヴァラエティがあると、飽きなくて良いですね。
ロブ・ロックの歌メロとクリス・インペリテリのギターの組み合わせは、いつもながら相性抜群です。
速弾きばかり注目されることが多いですが、リフや歌メロの良さこそがこのバンドの魅力だと思います。グラハムよりはロブの方が歌メロが好き。
YNGWIE MALMSTEEN-Alchemy ★★ (2005-11-18 21:50:00)
イングヴェイって、ポップでコンパクトな曲をつくる人っていう感じよりも、傍若無人にギターを弾きまくる人っていうイメージの方が個人的に強いので、このアルバムはイメージにぴったり。
ポップな曲なのにガナリ系ヴォーカルとか、練りこまれたクラシカルで綺麗なメロディなのに荒いギタープレイと酷い音質っていうアルバムは、あまり好きになれません。
このアルバムの場合は、指癖中心の速弾きインプロヴァイズばっかりでコマーシャルさが足りないけれど、そこがかえって楽曲のタイプとちょうどいいバランスになっていて、イングヴェイのアルバムでは1、2を争うくらい好きです。
マーク・ボ-ルズの強烈なハイ・トーンも、ギターに負けず、曲調にも合ってて良いです。
TYTAN-Rough Justice ★★ (2005-11-15 21:24:00)
ずっと幻の名盤としての評価ばかり聞いていて、かなり期待が膨れ上がっていたので、ついにCD化されたのが嬉しかったです。
英国の湿り気を感じさせるカル・スワンの歌声は、やはり良い味出してますね。
NWOBHMとしてはずいぶんと貫禄を感じさせる整った楽曲が多くて、高品質。これなら名盤評価もわかります。
ヴァラエティ豊かで佳曲ぞろいですが、特に(1)「BLIND MEN & FOOLS」や(10)「FOREVER GONE」は一撃必殺って感じで、一発で虜にされてしまいます。
EVANESCENCE-Fallen ★★ (2005-11-14 21:31:00)
言われなきゃ宇多田ヒカルっぽい声だとは思わなかったけれど、一度意識してしまうと、毎回そう聴こえてしまうようになっちゃいました。どっちが好きかと言われると、宇多田ヒカルの方が好きなんですが。
元々女性ヴォーカルものは哀愁が強いものばかり聴いていたので、特にゴシックっぽい印象は持ちませんでしたが、歌ものとして普通に良いですね。
最初は後半が退屈に感じていたんですが、久々に聴いたら後半の曲の方が泣けました。
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself ★★ (2005-11-14 21:15:00)
アメリカ的なさわやかさを持った、メロディアスなハード・ロック・アルバムです。ポップな良い曲がそろってます。
私は後追いのため、マイケル・シェンカー個人に対する思い入れがそれほどないので、この作品が最も好き。もちろん初期作も良いんですが。
マッコーリー期って、あまり人気ないみたいですが、メロディは良いし、哀愁もちゃんとあるし、歌は十分上手いし、文句なしの出来です。
NUCLEAR ASSAULT-Survive ★★ (2005-11-14 20:49:00)
このアルバムは帯の煽り文句に惹かれて買いました。
「ウルトラ・ファースト・リズムにハイ・ピッチ・ヴォーカルとスピット・ファイヤ・ツインギター!」なんて書かれてたら、手を出しちゃいますよ。
まるでショート・カット・グラインドみたいに数秒で終わる曲もあり、楽しい連中だな~と思って聴いてました。歌詞は反戦や人種差別について歌ってたり、けっこうシリアスなんですが。
「F#」は特にかっこいいハイテンション疾走スラッシュ。
KANSAS-Two for the Show ★★ (2005-11-14 20:14:00)
素晴らしいプログレ・ハードが聴けるライヴ盤です。本当にベスト盤としても聴けますね。
アメリカのバンドであるためか、優雅で叙情性も強いのに明るい雰囲気なのも良いです。
ヴァイオリンの美しい音色にはもうメロメロ。
「CARRY ON WAYWARD SON」だけは、スタジオ版のきれいなコーラスの方が良いかなと思いますが、全体的には大満足の出来。
特にアルバム後半の盛り上がりは感動的です。
HIGH ON FIRE-Blessed Black Wings ★★ (2005-11-13 20:28:00)
SLEEPの強烈なドゥームも素晴らしかったですが、こっちの轟音ロックも凄いですね。
骨太で野蛮で重量級な音が、全てをなぎ倒して暴走するような感じ。
JUDAS PRIESTの「RAPID FIRE」のカヴァー目当てで買ったんですが、親父臭い濃厚なサウンドに当てられてしまいました。
洗練された音に飽きて、ちょっと獰猛な音が聴きたくなった時に手を伸ばしたくなる作品です。
SENTENCED-Shadows of the Past ★★ (2005-11-12 21:05:00)
『DOWN』以降のメランコリック路線や、メロディック・デスの超名盤『AMOK』なんかと比べると、普通にデス・メタルなこの1stは、あまり人気がないみたいですね。
まあ、影が薄いのも当然だとは思いますが、2ndよりは好きです。
今となっては暴虐性もさほどではないですが、北欧らしい冷たい空気や、いかにもデス・メタル的な邪悪な雰囲気は、けっこう楽しめます。
HELLCHILD-Wish ★★ (2005-11-12 20:44:00)
元はデス・メタルだったようですが、このアルバムでは、もはや単純にデス・メタルとは言い難い音楽になっています。
ミドル~スロー・テンポのヘヴィな曲が中心になり、決してメロディアスではないですが、悲哀が強く感じられる音で、個性的です。
ヴォーカルは強烈なデス声ですが、エモーショナルで、感情の伝わる歌です。ギターの音もヘヴィだけど湿り気を帯びた艶のある音。リズム・パターンもけっこう凝っています。
日本のバンドですが、クオリティは十分世界レヴェルで独自性もあるので、感情のこもった激烈音楽が好きな人にはおすすめできます。
MARDUK-World Funeral ★★ (2005-11-12 20:34:00)
体調の悪いとき、精神的に弱っている時は聴けません。吐き気がするほど暴虐なブラック・メタル。
やっぱりブラックって、音自体のヘヴィさ以上に怖いなぁ。
よっぽどむしゃくしゃしている時しか聴きませんが、このくらいやってもらえば満足です。
THE DILLINGER ESCAPE PLAN-Calculating Infinity ★★ (2005-11-12 20:19:00)
これ1枚でしばらくお腹一杯になれる、カオティック・ハードコアの名盤です。
テクニカルで複雑かつ激烈な演奏と、絶叫ヴォーカルの組み合わせ。張り詰めたテンションが全編に漲っています。歌詞以外は本当に素晴らしい。
テクニカル・デスとかプログレ・メタルが好きな人にはおすすめできます。
あと人力ドラムンベースやアンビエントみたいなのも聴かせてくれるので、インダストリアル/テクノやデジタル・ハードコアあたりが好きな人も楽しめると思います。
ARCH ENEMY-Doomsday Machine ★★ (2005-11-12 20:09:00)
前作『ANTHEMS OF REBELLION』が、ありきたりきたりのメロデスからの脱却を目指した意欲作だったので、今回は更に進んだモダン・メロデスを……と期待していたのですが、多少の変化はあれど、またいつものメロデスに戻った感じですね。
どっちが好みかと言えば、今作の方が前作より好きなフレーズが多いのですが、せっかく前進したのだから、新たな方向性を目指してほしかったです。ちょっとANGRAの『REBIRTH』を聴いた時と似た失望感を感じました。
何だかんだ言っても、ARCH ENEMYならではの高品質なアルバムではあります。でも次回はそろそろ、あっと言わせるチャレンジがほしい。
FRANK MARINO & MAHOGANY RUSH-Ⅳ ★★ (2005-11-12 12:08:00)
当時ジミ・ヘンドリックスⅡ世なんて言われていただけあって、それっぽいスケールの大きなギター・プレイが楽しめます。
確かフランク・マリノもマイケル・アモットが影響を受けたギタリストに挙げてた気がします。
サイケデリックで壮大な広がりを感じさせるサウンドは、メタル耳には少し辛いかもしれませんが、ジミヘンや'70年代ハード・ロックが好きな人にはたまらないかも。
歌詞も曲も奇妙奇天烈な「MOONWALK」は特に面白いです。
MOTORHEAD-Live ★★ (2005-11-12 11:46:00)
このアルバムは正規盤かどうかちょっと怪しいです。よくワゴン・セールで980円均一で売っているライヴ盤みたいなやつです。
収録曲からして『MOTORHEAD』発表後のライヴからのものっぽいです。
音質が超極悪で、『NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH』よりずっと劣悪なので、こっちに『極悪ライヴ』と邦題をつけたいくらいです。
でもレミーのベースの音とかの生々しさが好きで、けっこう気に入っています。
荒っぽいロックを聴きたくなった時、安いラジカセで、ヴォリュームを思い切り上げて聴くと楽しいです。
ガレージ・パンクとか、日本のギターウルフあたりが好きなら気に入るんじゃないかと思います。
MOTORHEAD-Bastards ★★ (2005-11-12 11:26:00)
皆さん言われてますが、アルバム前半の勢いは尋常じゃないですね。
けっこうヴァラエティ豊かなアルバムで「10曲30分疾走曲のみ」みたいな感じではなく、爆走ロケンローに彼らにしてはメタリックな疾走曲、ミドル・テンポのヘヴィ・ロックにけっこうメロディアスなナンバー、哀愁漂うバラードと幅広くそろっているので、確かに初めて買うのにも良いかも。
肉親による性的虐待を扱った(6)「DON'T LET DADDY KISS ME」は、レミーの怒りと悲しみが伝わるバラードで、衝撃的です。
IRON MAIDEN-Somewhere in Time ★★ (2005-11-10 20:32:00)
アイアン・メイデンは(ブレイズ時代も含めて)どのアルバムから聴いてもこれぞアイアン・メイデンって感じで出来が良いですが、メロディの充実度合いはこのアルバムが一番だと思います。
最近はもうメイデン節には慣れきってしまい、新作を聴いても新鮮な感動やスリルはほとんど感じませんが、このアルバムで聴けるメロディの数々は、初めて聴いた時からずっと好き。
特に(5)「長距離ランナーの孤独」と(7)「デジャ=ヴ」はベタベタなギター・メロディだけど、そこがたまりません。絶品。
NIRVANA-Bleach ★★ (2005-11-10 20:22:00)
グランジってどんな音だったっけとイメージすると、まずこのアルバムが思い浮かびます。
お金をかけたプロデュースでクリーンな音づくりをされたHM/HRに食傷気味の時に、こういう生々しく荒削りな音を聴いたら、これこそがロックだって、そりゃあ思うでしょう。
まあ、こういうのばっかりでも、それはそれで飽きちゃいますが。でもたまにグランジっぽい音が聴きたくなったら手が伸びます。大音量で聴くと頭が痛くなる、ノイジーなロック。
キャッチーな『NEVERMIND』も、内省的な『IN UTERO』も良いけど、熱に浮かされたような『BLEACH』も楽しいです。
ジャケもクール。
ORIGIN-Informis Infinitas Inhumanitas ★★ (2005-11-10 20:13:00)
私がデス/グラインドに求めていたものを、理想的な形で届けてくれた1枚です。
「世界最速のドラム」の謳い文句につられて買った1stは、確かにブラストは速いけど、楽曲のヴァリエーションが少なく、みんな同じに聴こえてつまらなかったので、もう買うまいと思っていたのですが、各所で評判が良かったので本作を購入。想像以上でした。
楽曲自体もヴォーカルもギターもドラムも、前作よりずっと良いと思います。
スピード、勢い、それに特化したエクストリーム・ミュージック。それでいて重低音の迫力もちゃんとある。ある種、音楽の究極的な姿のひとつです。
たとえこれ以上ドラムが速くなっても、これだけのスピード感が感じられるかというと、そういうわけではないし、ここまでが私の欲求に応えるちょうどいいレヴェル。
3rdも良いけど、聴いた時の衝撃の強さで、やっぱりこの2ndが一番好きです。
RHAPSODY OF FIRE-Power of the Dragonflame ★★ (2005-11-10 19:57:00)
個人的にはドラマティック・メタルの最終形。これで完全にお腹いっぱい、満足してしまいました。
これ以上濃密なのも、大仰なのもいらない、というところまで、劇的にやってもらったので、あとはこの手の音楽聴かなくてもいいやとさえ思ってしまいます。
子供っぽいと馬鹿にされようとも、これこそがメタルの魅力、醍醐味のひとつなんだと言い切れる、最強の1枚です。
RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow ★★ (2005-11-10 19:41:00)
最初に聴いた時は、まったりして地味な曲が多いし、これが名盤なのか?って印象だったんですが、今ではレインボウで一番よく聴くアルバムです。
噛めば噛むほど味が出るような作品です。雰囲気が良いんですよね。心地良い。
(6)「THE TEMPLE OF THE KING」は、いつもしみじみ聴き入ってしまいます。
TEN-Ten ★★ (2005-11-09 20:57:00)
以前はヴォーカルの歌い方や歌メロの煮え切らなさがどうも消化不良で、聴いててイライラしてしまうことがありました。もっと気合入れろ!って。
聴いていてあんまりストレスがたまって、途中でCDを取り出し、MOTORHEADの音質極悪なライヴ盤に替えてしまったことまで……。
でも最近は、味があって良いアルバムだよな~と、けっこう頻繁に聴いています。
血気盛んなメタル・キッズには厳しいけど、落ち着いて美しいメロディに浸りたい時にはおすすめのアルバム。
HARDCORE SUPERSTAR-Thank You (for Letting Us Be Ourselves) ★★ (2005-11-09 20:47:00)
勢いのある前作『BAD SNEAKERS~』も良いですが、ファンキーな曲、メランコリックな曲が増えて、様々な曲調が楽しめるこのアルバムも、高品質のロック・アルバムです。
好きな音楽を楽しんでやってますっていう雰囲気が良いなぁ。
どの曲もキャッチーだし、幅広いファン層にアピールできるアルバムだと思います。
MORBID ANGEL-Altars of Madness ★★ (2005-11-09 20:36:00)
ノリがとっても気持ちいいです。
荘厳さもあるけれど、軽快な疾走感の方が強くて、爽快。威厳に満ちたデスメタルも良いけど、こういう勢いあるのも好きです。
ドラムのメリハリの効いたプレイも、掻き毟るようなギターソロも、かなりツボです。
デビュー作でこの完成度というのは、確かにすごい。'80年代には、衝撃的だったんでしょうね。
SEPULTURA-Chaos A.D. ★★ (2005-11-09 20:27:00)
このアルバムはジャケ買いでした。まだスラッシュ・メタルとかをほとんど聴いたことがない頃だったので、特に違和感もなく聴いてました。
いま聴き返すと、スラッシュの名盤とされる『ARISE』と、トライバル・リズムを用いたモダン・ヘヴィ・ミュージックの超名盤『ROOTS』の中間的作品ということで、ありそうで他にない面白い作風。
速い曲は少ないですが、ミドル・テンポのヘヴィな曲でイゴールの叩き出す奇妙なノリのリズムが、やたらに心地良いです。
社会的でシリアスな歌詞も強烈。どっちかというとハードコアっぽいヒリヒリした雰囲気。
地味な位置づけの作品かもしれないけど、これも良いアルバムです。
The Legacy ★★ (2005-11-09 20:13:00)
(2)「THE HAUNTING」や(3)「BURNT OFFERINGS」のリフなどで聴ける摩訶不思議なメロディが、癖になっちゃいます。
音は悪いし、1stだけに荒削りで未熟かもしれませんが、どうしても無視できない魅力があります。
新しく録音し直した『FIRST STRIKE STILL DEADLY』のヴァージョンも、もちろん良いんですが、やっぱりこの時の録音でしか出せない味というものがあり、『FIRST~』よりはオリジナル・アルバムの方を聴いています。
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