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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2201-2250
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AMORPHIS-Elegy ★★ (2003-11-03 21:14:00)
正直、10回くらい聴いてからやっと魅力を感じられるようになりました。ヴァラエティ豊かなんだけど、なかなか1曲1曲が印象に残らなくて。慣れてきたらけっこう面白味が感じられるようになりました。やっぱり彼らのメロディは独特なだけにとっつきにくさはありますね。
RAINBOWっぽい中近東風メロディに耳を捕われる1曲目「BETTER UNBORN」の吐き捨てVoのところがなんかMETALLICAのジェイムスの声に近い感触で、グルーヴ感も含め、ちょこっとブラック・アルバムを連想しちゃいました。
(3)「THE ORPHAN」のギターのメロディは哀愁漂ってて好きです。
(9)「ELEGY」は曲が良いだけに、もっとヴォーカルにはがんばって欲しかったな~。
このアルバム、普通声、吐き捨てヴォーカル、デス声の3種類が使われているのはコントラストがあって良いんですが、歌の表現力はちょっ
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ALIEN ANT FARM-ANThology ★★ (2003-11-03 21:01:00)
'01年発表のAAFのデビュー・アルバムです。ジャンル分けの難しい今どきのラウド・ロックのひとつ。色々ごちゃまぜで、個性的です。個人的にAT THE DRIVE-INと同じくらい驚かされました。癖になりそう♪
何て表現したら良いんでしょうね、この奇妙な音楽性は。まあザクザクしたヘヴィ・リフにエモーショナルなヴォーカルが乗るミドル・テンポ主体の音楽ってことで、ここ数年よく出てくるタイプではあるんですが、リフとかメロディの組み合わせがずいぶん面白いです。
売れる切っ掛けになったマイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」のカヴァーも、完全に自分達の色に染めちゃってて違和感はありません。
今後に大いに期待したいバンドです。
A-Hi-Fi Serious ★★ (2003-10-26 23:09:00)
聴く前に勝手なイメージで、たぶん元気の良いシンプルでパンキッシュなロックンロール・バンドなんだろうなーなどと思っていました。実際聴いてみたら、そういう部分も確かにあるけれど、かなり色々混じった音楽性で、良い意味で期待を裏切られました。
気怠くもなく、ヒップホップ・ミクスチャーでもないモダン・ロックって感じです。00年代的?
普通にキャッチーな曲のそろったハード・ポップとしても聴けます。面白いバンドだなぁ。
ANDI DERIS-Done by Mirrors ★★ (2003-09-22 00:34:00)
DERIS名義で出た、アンディ・デリスの2ndアルバムです。哀愁のメロディを生み出すことに定評のある彼のこと、ソロ作品にファンが求めるのもメロディアス路線でしょうが……。
エフェクトのかかった声、どんより暗いサウンド、実験的な数々の試み…いやー、モダン化しちゃってます。まあ、よく聴けば彼らしいメロディもそれなりに聴けるし、アーティストとして新しいことにチャレンジしたいというのもわかります。ただなんか生真面目というか、どうせならもっと遊んじゃえば良かったのにな。面白いリズム・パターンなんかを使っても、それがおまけ程度になっちゃってる感じで、もったいない。
ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion ★★ (2003-09-22 00:17:00)
今回はまたサウンドやリズム・パターンが従来のメロデスから外れていって、より新しい面が出てきてますね。イン・フレイムスやソイルワークとはまた別の方向でモダン化を狙ってる感じ。
大抵の場合(メロデスは特に)、2~3枚同じ路線でアルバムをつくられるともう新鮮な感動を得られなくなるので、アルバム毎に変化していこうとする姿勢は大いに魅力的。ただ正直、あまり好みではない曲が多かったりもしますが…。無理に好きになる気はないけれど、じっくり聴き込んでいきたい作品です。でもジャケのアートワークは好きになれそうもないな~。
なんとなくこのアルバムは過渡期と言うか、進むべき方向を模索してる段階という印象です。ちょっと中途半端かも。でも次作では驚かせてくれそうだなと、今から期待しています。
CAIRO-Conflict and Dreams ★★ (2003-09-22 00:04:00)
'97年発表の2ndアルバムです。HR/HM寄りのプログレッシヴ・ロックをやっています。一応プログレ・メタルと言っちゃっていいでしょうか。
6曲入りで大半が10分以上の大作…というか短い曲も組曲の一部みたいな感じなので、結局全部10分以上と思っていいです。テクニカルで壮大で複雑という、かつてのプログレのイメージそのまんま。
一部でモロにキース・エマーソンっぽい音とフレーズを出しちゃうKeyなんかが微笑ましいです。
けっこうありがちな感じで、アクも少なく爽やか(なんかフュージョン聴いてるみたい)なので、強烈なインパクトはないですが、気持ち良いです。
DREAM THEATER-Live at the Marquee ★★ (2003-09-21 23:38:00)
以前『ONCE IN A LIVETIME』を聴いて、かなり不安定なラブリエのヴォーカルに耐えられず(こういう音楽性でなければ充分許容範囲の歌ではありましたが)、すぐに手放してしまい、それから彼らのライヴ盤は買うまいと思っていました。しかし皆さんの高評価につられて買ってみたら、これは良いですね♪
ライヴならではの荒々しさもプラスに作用して、よりロックしててかっこいいです。
他に聴きたい曲もありますが、長さ的にもこのくらいだと集中力が保てて良いです。3枚組とかで彼らの演奏を聴くのはきつい…。
CINDERELLA-Night Songs ★★ (2003-09-21 23:30:00)
ボン・ジョヴィとの関連やバンド名から勝手に想像してた音楽性と実際の内容が違い、火傷しちゃいました(^^;
ナイト・レンジャーみたいな爽やかさを求めて聴いたら、いきなりかなりヘヴィなロッケンロール。熱いです。
真っ先にAC/DCを、次いで昔のエアロスミスを連想しましたが、やっぱり↑でも指摘されてますね。
たまに聴きたくなります。
BON JOVI-Keep the Faith ★★ (2003-09-21 23:18:00)
あまり派手さはないけど、良い曲がそろった彼ららしいアルバムです。
個人的にこのアルバムを特別なものにしているのは7曲目です。何となく流して聴いている時も、いつも「DRY COUNTY」が始まるとハッとさせられます。長い曲なのに、もっともっと聴きたいと思ってしまう。歌詞は憂鬱になるけど、曲は本当に素晴らしいです。ギター・ソロも名演!
CREED-My Own Prison ★★ (2003-09-21 22:36:00)
1stアルバムです。インディー盤として出たものを、メジャー・レーベルと契約後、リミックスした作品とのことです。グランジ通過後のアメリカン・ロックど真ん中。サウンドガーデンから妖しさを抜いたような印象です。
苦悩する若者の真摯な歌。思春期に聴きたかったかも。
適度にキャッチーで適度にハードエッジ。メタル耳には元気が足りないかもしれないけど、なかなか良いです。
DIAMOND HEAD-Canterbury ★★ (2003-08-18 23:28:00)
メタリカのイメージがあったので、最初は違うバンドと間違えたかと思いました。「え? メタルじゃないじゃん!?」って感じ。
でもそういう作品なんだと思って聴き直すと、なかなかメロディが良くて、これはこれで楽しめます。
バラエティ豊かで、なんか爽やか。
DIAMOND HEAD-Borrowed Time ★★ (2003-08-18 23:21:00)
メタリカのカヴァーから興味を持って聴いたんですが…いやははは、メタリカ・ヴァージョンを念頭において聴いちゃいけませんね。NWOBHMの時代のB級バンドだよな~というのが正直なところ。第一印象はかなりチープ。
でも、何回か聴くと癖になっていく感じ。リフが良いですね。最初はかったるく感じたけど、味があっていいかも。
DREAMTIDE-Here Comes the Flood ★★ (2003-08-18 23:08:00)
メロディアスな音楽が好きなくせに、なぜかフェア・ウォーニングを聴いてもピンとこなかったのですが、どうやらそれは哀愁のメロディアス・ハードとトミー・ハートの歌唱の組み合わせが好みに合わなかったせいであるようで、ドリームタイドは一聴して気に入りました。
オラフ・ゼンクバイルの湿った歌声は、ヘルゲの曲にしっくりはまってます。歌唱力は圧倒的にトミー・ハートが勝っているとは思いますが、哀愁度はオラフの方が上に感じます。
ちなみにソウル・ドクターの方もけっこう気に入ってまして、こっちでのトミーの歌は好きだったりします。
EDGE OF SANITY-Crimson ★★ (2003-08-18 22:40:00)
'96年発表の5thアルバムです。アルバム1枚1曲(約40分)の超大作(!)。日本盤はボーナス1曲追加で2曲入りです(笑)。
プログレの長ったらしい曲なんかが苦手な人には拷問でしょう。
曲自体は悪くないというか、部分部分は非常に素晴らしく、良いリフやメロディがいっぱい。決して一本調子にならずに、メリハリがありバラエティ豊かな作風です。
ただやっぱり集中して聴くのが大変だし、ラストはもうちょっとドラマティックに終らせて欲しかった。それでもこれ、けっこう名作かも…とか言ったら暴言かなぁ。
DAMN YANKEES-Don't Tread ★★ (2003-08-17 23:12:00)
バンド名とジャケから、泥臭いロックンロール・タイプのバンドだろうと思って買ったら、だまされました(笑)。
かなり洗練されたメロディアスなハード・ロックですね。しかも多彩な内容。バラードは特に素晴らしいです。買って良かった!
AMORPHIS-Tuonela ★★ (2003-08-17 23:04:00)
>ヴィレさん
気にかけていただいて、ありがとうございます。いや~、転職したら、勤務時間が倍以上に増えちゃいまして、時間がなかなかとれなくなったんです。(今までが楽すぎたんですが)
AMORPHIS、なかなか個人的に馴染めないんですが、気になるバンドなので、じっくり付き合っていこうと思っています。しっかり聴き込んだらまた評価を変えるかもしれません(^^;
Valley of the Damned ★★ (2003-08-17 22:56:00)
デスラッシュ並のスピードの演奏の上で、ヴォーカルが普通に歌うという発想が良いですね。メロスピ/クサメタルの美味しいところを拡大して味わわせてくれます。
色々と文句をつけられる部分はあるけれど、爽快で楽しいからオーケー!
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Tribute to Aerosmith/let the Tribute Do the Talkin' ★★ (2003-08-17 22:46:00)
>C3さん
私はリッパー目当てで、間違って別のエアロスミス・トリビュート(ディオとイングヴェイが「DREAM ON」で共演してるやつ)を買ってしまいました(泣)
中古で、貼られてるシールのせいで参加者が隠れてしまってたのです。
リッパー、弾けてますか?
今度、見つけたら買ってみます。
EDGE OF SANITY-The Spectral Sorrows ★★ (2003-08-17 22:35:00)
以前6thの『INFERNAL』を買って、その時は良さが分からず、「なんか散漫でメロデスとしちゃつまらないな」なんて思ってすぐ手放してしまいました。で、腐るほどメロデスがあふれた今頃になって、中古でこの3rdアルバムを購入。ごめんなさい、舐めてました。
上でロージーさんが指摘されてるように、彼らは最近多い「声だけ濁声で演奏は全然デスじゃないメロデス・バンドたち」(←嫌いじゃないけど)とは一線を画しています。デス・メタル本来の危険な空気がプンプンしていて、これぞメロディック・デス・メタル。ギターとかドラムの音づくりはちょっと迫力に欠けるように感じますが、強烈な音楽です。
ところで6曲目のMANOWAR「BLOOD OF MY ENEMIES」のカヴァーは、B!誌のM田氏が解説で「まるでオリジナルであるかのようにハマっている」なんて言ってますが、個人的に違和感ありまくりでしたが。
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AGENT STEEL-Order of the Illuminati ★★ (2003-08-17 21:25:00)
ヴォーカルをジョン・サイリースからブルース・ホールに変えて復活した、新生エージェント・スティールの第2弾アルバムです。と言っても、私は昔の作品を聴いたことがないので比較できませんが。
スラッシュ/疾走パワーメタルに、ロブ・ハルフォードを思わせるハイトーン・ヴォイスという組み合わせで、話題になったらしいですね。
このアルバムでもまさしくそんな感じ。初期アンスラックスとか、2ndのころのアイスド・アース、キング・ダイアモンド、ウィンターズ・ベイン(若々しいティム・オーウェンズの声…)なんかを思い出しました。
いや~、すごいヴォーカルです。突き抜けるハイトーン・シャウトがたまりません。さらに中音域も迫力あります。歌メロがもうちょっと良ければとも思うけれど、かっこいい。こんな歌い手が無名で埋もれているんだから、アメリカは広いな~。
ツイン・ギターもザクザクとリフを刻み、宙
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BUCKCHERRY-Buckcherry ★★ (2003-08-16 00:13:00)
なぜか2ndはあまり好きになれなかったんですが、後からこの1stを買ったら、こっちの方は気に入りました。基本的には2枚とも音楽性は変わらないし、2ndの方が評価高いようですが…不思議だ。
良い意味で粗い感じがして、熱いです。
CONCERTO MOON-Gate of Triumph ★★ (2003-08-15 23:44:00)
高品質なネオクラ様式美メタル。しっかり世界レベルです。島紀史、ほんとギター上手いなぁ。
しかし上でも言われてますが、ソロ・プロジェクトとしての作品のためか、ヴォーカルはただのおまけって感じの扱い(曲数、サウンドづくりからして)なのがちょっとバランス悪いですね。せっかくパワフルな声なのに。
でもダブル・ディーラーよりはコンチェルト・ムーンの方が活き活きした感じでプレイしてて、良い感じ。ジャケもきれい。
あとは速弾きのところでもうちょっと強烈に耳をひく泣きメロが入れば言うことなしです。
E.L.O.-Out of the Blue ★★ (2003-08-14 23:28:00)
全17曲、2枚組4面(CDは1枚)という大作になった、たぶん6作目のアルバムです。
前半は軽快でキャッチーな曲が続きます。後半はコンセプトで何曲かまとめられて、けっこう壮大な感じの作品だったり。
多彩で、ストリングス・アレンジも躍動感あふれて、気持ち良いです。
正直、前半ばっかり聴いちゃいますが。
40 BELOW SUMMER-Invitation to the Dance ★★ (2003-08-14 23:08:00)
'01年発表の1stアルバムです。簡単に言ってしまえばNU METAL一派のバンドでしょうか。スリップノットの弟分だとか。(あんなに激しくないです)
ミドルテンポ主体で、リズミカルなヴォーカルや怒号、メロディアスな歌唱の組み合わせ。もうその手は聞き飽きたという人も多いでしょう。
けっこうメロディが妖しげで、哀愁漂ってるところが長所かな?
ディスターブドほど硬派でなく、リンキン・パークほどポップでもなく、なかなか微妙に独特で、味があります。
BEN FOLDS FIVE-Ben Folds Five ★★ (2003-08-13 00:29:00)
1stアルバムです。彼らの3枚のアルバム中、最も弾けてエネルギッシュ。
ピアノの力強い響きが気持ち良い。ロックしてます。哀愁もたっぷり。
DIZZY MIZZ LIZZYが好きな人なんかは気に入りそう。ギターなしだけど。
GARY MOORE-Corridors of Power ★★ (2003-07-21 21:34:00)
熱くてかっこよくて、ハードにロックしてます。ギターも弾きまくり、泣きまくり。ちょっとヴォーカルが荒いですが、逆に若さと勢いを感じられていいかも。
普通にHR/HMというジャンルでのゲイリー・ムーアを聴きたい時はまずこのアルバムからでしょうか。
GARY MOORE-A Different Beat ★★ (2003-07-21 21:12:00)
前作『DARK DAYS IN PARADISE』よりかなり元気になって、聴いてて楽しいアルバム。ダンス・ポップにハードなギターって組み合わせは元から嫌いではないので、けっこう気に入りました。
どうせならスクエアプッシャーみたいなジャズ・ロック風のクレイジーなドラムンベース作品にしちゃっても面白かっただろうな~。
最近またバンド組んでロック方面に戻ったようだけど、ゲイリーにはいつまでも新しいことに挑戦する若さを忘れないでいてほしい。
GARY MOORE-Dark Days in Paradise ★★ (2003-07-21 21:00:00)
ハード・ロックでもなくブルーズでもなく、テクノロジーを導入してトレンディな(?)ポップスに手を出したというのでボロクソ言われたアルバムです。しかし名盤『WILD FRONTIER』だって全編サンプリング・ドラムだったんだし、そんなに違和感は感じません。どうせならもうちょっと大胆にやっても良かった。
でもメロディはいつものゲイリーだし、「LIKE ANGELS」「BUSINESS AS USUAL」という珠玉のバラード2曲のために買っても損はないかと。
ただ全体的にまったりしてるし、特にアルバム序盤がかったるいのがちょっと。せめて1曲目は変えて欲しかった。
GARY MOORE-Wild Frontier ★★ (2003-07-21 20:41:00)
ゲイリー・ムーアにもう一度この路線でやって欲しいとは思わないけれど、一番好きなアルバムはと言えばやはりこれ。驚異の完成度を誇る孤高の名盤です。
メロディの美しさは絶品で、ギターも泣きまくり。アイリッシュの哀愁のメロディは涙腺を刺激して已みません。
感情を揺さぶる魂の音楽。
GAMMA RAY-Land of the Free ★★ (2003-07-21 20:13:00)
初めて買ったガンマ・レイのアルバムがこれでした。メタル初心者だったこともあり、カイ・ハンセンの歌は別に気にならなかったです。後で聴いても、初期ハロウィンでの歌唱はひどいものでしたが、ここで聴ける歌はそんなに下手じゃないと思います。
ラルフ時代の曲があまり好きじゃないこともあり、私の聴いた中では、ガンマ・レイで最も好きなアルバム。ドラマティックで疾走感もあり、メロディも親しみやすく、気持ち良いメタル・アルバムです。
JUDAS PRIEST-Live in London ★★ (2003-07-21 20:01:00)
『DEMOLITION』のツアーの時、ライヴで拳を振り上げながら、このツアーもライヴ盤になってくれたら嬉しいけど、前のツアーで出したから無理だよな~と思ってました。そしたらロンドン公演のDVDが発売、おまけみたいにCDも発売となり、むっちゃ嬉しかったです。
でもこれがリッパーの参加した最後の作品になるなんて(T-T)
リッパーの歌唱は相変わらず最高級。名曲もいっぱい。MCとかもうちょっと工夫しようよっては思いましたが、充分満足のいく出来です。これを出しておいてくれて良かったです。
JUDAS PRIEST-Demolition ★★ (2003-05-17 23:04:00)
JUDAS PRIESTの21世紀第1作目となる'01年発表の14thアルバム(通算17作目)です。
前作『JUGULATOR』同様ミドル・テンポのヘヴィ・リフ主体ながら、叙情性やメロディアスさも戻って来たってことでけっこう好評だけど、一方でボロクソに言われたりもしています。まあ昔のJUDAS PRIESTに戻って欲しいって人には駄作でしょうね。個人的にはこのアルバムもかなり気に入っています。
(3)「HELL IS HOME」はヴォーカル・ラインが実に魅力的で、叙情的な名曲。(5)「CLOSE TO YOU」と(11)「LOST AND FOUND」は今までのJUDAS PRIESTのバラードとはタイプが違うけど、切々と響いてきます。ハイトーンを駆使した技巧的な劇的バラードも良いけれど、感情のこもった素朴な感じの歌も素晴らしい。地味なようで実際には無茶苦茶難しい歌だとは思い
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JUDAS PRIEST-'98 Live Meltdown ★★ (2003-05-12 22:23:00)
リッパーが加入し、『JUGULATOR』発表後のツアーから収録された2枚組ライヴ・アルバムです。これの発売がどんなに嬉しかったことか。初の生JUDAS PRIEST体験となった渋谷公会堂でのライヴ…まさに一生ものの思い出となる感動の体験を、(音源は違うとはいえ)こうやって追体験できるなんて。
私は2日目で、2階席の右前方の方でした(帰る時に見たら誰かに壁が蹴り壊されてた)。なんてことはまあ関係ないことですが、いやいや、人間があんなに歌えるものなんだなと、腹の底からびっくりしましたよ。「このライヴ盤は各公演のベスト・テイクを集めたものなんだから、実際はこんなに良くないんだろ?」って思ってる人もいらっしゃるでしょう(いや調子悪い日も確かにあるでしょう)が、実際に聴いた時の圧倒的歌唱の衝撃と言ったらこんなもんじゃありませんでした。『JUGULATOR』を大好きになっていた私にとっては、リ
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JUDAS PRIEST ★★ (2003-05-07 00:04:00)
私はたぶん、JUDAS PRIESTがまた'80年代風のメタル・アルバムを出したらボロクソに言っちゃいますね(笑)。あるいは前作から何も前進してなければ。
その意味では、ちょっと信者としては信仰心が足りないかもしれないけど、それもまた期待の表れ。まあ、信じてますけどね、次作も素晴らしいって。
音楽を聴く際に、「好き嫌い」と「良し悪し」の判断を完全に分けるのは無理だと思うし、大体、曲が良いか悪いかの判断は個人の感性の問題なので、私は特に分けて考えることはしません。良いと思うから好きなのだし、悪いと思えば好きではないのです。
極端な話、クラシックしか好きじゃない人にグラインド・コアの名曲を聴かせても、「良い曲だ」なんて思われませんよね(笑)。「これ嫌い」で終ると思います。
あとロック・バンドの評価を音楽の内容だけに絞るのもつまらないので、色んな要素をまとめて評価するの
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JUDAS PRIEST-Priest Live & Rare ★★ (2003-05-06 23:19:00)
ライヴやレアな曲を集めた、日本企画盤です。シングルB面収録のライヴ・テイクを集め、「TURBO LOVER」の[HI-OCTANE MIX]っていうのが入っています。(ちょっと長くてさらに機械的なヴァージョンって感じ)
全て既発音源とはいえ、後追いファンにはありがたい企画。
ライヴ曲は「WHITE HEAT, RED HOT」が入ってるのが嬉しいですね。後はテイクは違えど公式ライヴ盤にも入ってる曲なので、有難味は薄いかも。
「TURBO LOVER」の[EXTENDED VERSION]は収録見合わせ。
「METAL MELTDOWN」のオープニング・ソロが別なヴァージョン(?)は忘れられてたとかラジオで聴いた記憶が…。
マニア向けだけど、少し選曲が甘いので真のマニアには物足りない作品かもしれません。
JUDAS PRIEST-Jugulator ★★ (2003-05-06 23:03:00)
ロブ・ハルフォードに代わり、ヴォーカルにティム“リッパー"オーウェンズを迎えた、『PAINKILLER』から7年ぶりとなる復活の13thアルバムです。
全体的にヘヴィ・リフで押しまくる曲調になっていて、ミドル・テンポの曲が多く、重苦しい雰囲気なので、けっこう評判の悪いアルバムです。しかし個人的にはJUDAS PRIESTの作品では2番目に好きです。不動のナンバー1は『PAINKILLER』なのだけれど、甲乙つけがたくなるくらい良いアルバムです。
まあ、メロディアスな曲や速い曲、80年代の彼らのような曲展開を求める人には厳しいと思うので、無理にすすめたりはしませんが、これは紛れもなくJUDAS PRIESTの個性あふれる傑作です。(モダン・ヘヴィネスの影響を云々してらしくないという人もいますが、影響はしっかり消化され、全体的にとても彼ららしいと思います)
ヘヴィ・メタルと
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JUDAS PRIEST-Painkiller ★★ (2003-05-04 22:31:00)
'90年発表の12thアルバム(通算14作目)にして、ロブ・ハルフォード在籍時最後のアルバムです。こんな大傑作を残して脱退とは…まあおかげでティム・“リッパー"・オーウェンズという素晴らしいヴォーカリストが世に出たんだけど…後追いの身としては、ファンになった時ロブがもういなかったというのはショックだったなぁ。
『PAINKILLER』は個人的に今まで聴いた全ての音楽作品の中で、最も好きなアルバム。ついでには最も好きな曲は「PAINKILLER」です。
このアルバムに、曲に出会わなければ、JUDAS PRIESTというバンドを、ヘヴィ・メタルという音楽を、これほど好きにはならなかっただろうな~。
「PAINKILLER」は最初から最後まで、一瞬たりとも気に入らないところがないです。はっきり言ってメロディは変。良いメロディとか、そういう観点で言えば名曲とは言い難いと思います
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JUDAS PRIEST-Ram It Down ★★ (2003-05-04 22:07:00)
'88年発表の11thアルバムです。前作や次作のように明確な方向性を示した作品に比べると、どうも中途半端な印象があり、あまり評判の高くないアルバムかも。しかしバラエティ豊かで、かつ一番普通にヘヴィ・メタルしてる作品なので、とっつきやすいと思います。実際これが一番好きという人もけっこういることだし。
JUDAS PRIEST風メタルの最大公約数みたいなアルバム。だからかえってJUDAS PRIESTらしくない。そういう点でなんとなくHALFORDの1stに通じるような感じも。個人的には薄味すぎてあまり面白味を感じられません…。ある意味最大の問題作かも。
1曲目「RAM IT DOWN」はスピード・メタル、ハイトーン・ヴォーカル、ツイン・リード・ギターのお手本のような曲。これが入ってるだけで必聴盤かな。
(2)「HEAVY METAL」は、ちょっとタイトル負けしています。悪
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JUDAS PRIEST-Priest... Live! ★★ (2003-05-03 23:45:00)
『TURBO』発表後のツアーでの2回の公演から収録された、2作目のライヴ・アルバムです。'87年発表。
スリルや攻撃性という点ではあまりパッとしない内容で、『TURBO』が好きじゃなかった人には辛いかも。JUDAS PRIESTのポップで明るい側面が強く出ています。個人的にはこういう雰囲気も好き。ロックのライヴは楽しめるエンターテイメント・ショウであることも大事です。(ひたすらシリアスで激しいのもありだけど)
1曲目がいきなりゆったりとした「OUT IN THE COLD」から始まるという曲順も評判の悪いところ。でも決して悪いライヴ盤ではないです。かなりの高品質。演奏も歌も手直しはあるかもしれませんが、素晴らしいです。
「BREAKING THE LAW」はライヴ・ヴァージョンを聴いてしまうとスタジオ録音のはかったるくなっちゃうくらいだし、「FREEWHEEL BURN
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JUDAS PRIEST-Turbo ★★ (2003-05-03 00:34:00)
'86年発表の10枚目のスタジオ・アルバム(ライヴ盤含めば通算11作目)です。10枚目、結成15周年(ほんと?)を記念して、ポップなアルバムとヘヴィなアルバムの2枚組にしてファンのために1枚分の値段で発売しようとしたら、レコード会社に拒否されたらしいという話も。実現してたら素晴らしかっただろうに。プリーストって、稼ぎをライヴのセットに注ぎ込んだり、リマスターしても値段は安く抑えてリリースしたりと、ファンに対して常に気を使ってくれるバンドなんですよねー。(それだけにGullレーベルを苦々しく思っているっていうし)
このアルバムはギター・シンセサイザーの導入とか、メタル・マニア以外の一般層の取込みを狙ったポップな曲調といった部分で、問題作として扱われています。まあ確かにこういう作品でメタル・ゴッドとか言われてもなぁと思っちゃうのも仕方ないことでしょう。でもあまり激しいメタルが好きでない
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JUDAS PRIEST-Defenders of the Faith ★★ (2003-05-01 23:29:00)
前作の大成功を受け、さらに磨き抜かれた楽曲で黄金時代の絶頂期を迎えた'84年発表の9thアルバムです。邦題は『背徳の掟』。メタル様式美の究極形を示し、同時に実験的な作風にも挑戦。自らを“MASTER OF ALL METAL"と呼び、ヘヴィ・メタルの守護者たることを宣言したこの作品は、最高傑作の呼び名も高い驚異の完成度です。(個人的にも完成度は1番だと思いますが、好みで言えば4、5番目くらいかな)
まさしくヘヴィ・メタルの教科書。
(1)「FREEWHEEL BURNING」は攻撃性を前面に押し出した疾走曲で、かなり異色で強烈な曲。(2)「JAWBREAKER」、(3)「ROCK HARD RIDE FREE」、(4)「THE SENTINEL」はそれぞれヘヴィ・メタルの最高峰と言って過言ではない超名曲で、文句のつけようがありません。この冒頭4曲の隙のなさは信じ難いほどで、あ
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JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance ★★ (2003-04-30 00:18:00)
HM/HRという音楽にとってあまりに重要な、'82年発表の8thアルバムです。邦題は『復讐の叫び』。買った当時はこれと『PAINKILLER』をとっかえひっかえ毎日聴いてました。多くの人の人生を変えたであろう罪深きアルバム(笑)。これでメタラーになった人、多いでしょうね~。
40秒ほどの序曲(1)「THE HELLION」から(2)「ELECTRIC EYE」の流れはまさに究極。HELLOWEENを始め、数多くのバンドがこの序曲~疾走曲というパターンを模倣し、メタル様式の基本形となっています。彼らが教科書と呼ばれるのもわかりますね。
(2)から間髪入れずに怒濤のドラミングでハイテンションに始まる(3)「RIDING ON THE WIND」への流れも素晴らしく、息つく暇もありません。
キャッチーな(4)「BLOOD STONE」、メロディアスな(5)「(TAKE THE
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JUDAS PRIEST-Point of Entry ★★ (2003-04-27 23:39:00)
'81年発表の7thアルバムです。邦題は『黄金のスペクトル』。ロブ時代では最も駄作、迷作扱いされる作品でしょうか(1stはほとんどランク外扱いでしょうけど)。憂いを帯びたブリティッシュ・ハードロックやメタル・ゴッドの威厳溢れるメタルを聴きたいと思うと肩透かしを食わされる、明るくポップなハード・ロックが中心になっています。ハイトーン・スクリームやスピード・メタルを求めると外れでしょう。
しかしアメリカ市場向けに魂を売っただの、毒を抜かれたとかいう批判もわからないではないですが、素直に聴けば曲が良いので、決して駄作ではありません。
だいたいJUDAS PRIESTの真の凄み、魅力は、全アルバムが異なる魅力を持っていて、決して前作をなぞるだけの作品は出さないというところにあるのですから。常に模索し続け、試行錯誤を繰り返したからこそ、彼らは「神」「教科書」と呼ばれるバンドになったので
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JUDAS PRIEST-British Steel ★★ (2003-04-24 21:45:00)
'80年発表の6thアルバムです。ヘヴィ・メタルという音楽を体現した歴史的名盤……という評価しか知らずにいましたが、YOSIさんのレヴューや「語れ!」での発言を読んで、実際には拒否反応の多い問題作だったらしいことを知りました。
シンプルでかっこいいと思っていたけれど、よくよく聴けば確かに異質ですね。NWOBHMの牽引役にもなったという評価を鵜呑みにしていましたが、NWOBHMで私の知っているバンドたちの作品とは、明らかに別物。KISSやAC/DCに通じるような、シンプルかつキャッチーなヘヴィ・リフ攻撃だけど、本当に独特。NWOBHMだけでなく、その後のHM作品を何百枚と聴いているのに、雰囲気の似た作品が思いつけないです。
やっぱり変なバンドだ(笑)。だいたい前作までも変わり続けていたとはいえ、この進化は一足飛びで飛躍しすぎ。
伊藤○則さんの相変わらず気恥ずかしいまでに熱
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JUDAS PRIEST-Unleashed in the East: Live in Japan ★★ (2003-04-24 21:07:00)
『KILLING MACHINE』発表後の日本でのライヴを収めたアルバムです。'79年発表。初期の彼らを手っ取り早く知るためのベスト盤としても使えるでしょう(1stの曲がないけど)。DEEP PURPLEやCHEAP TRICKの作品と並ぶ、ライヴ・イン・ジャパンの傑作。
ロブが喉を痛めて歌を入れ直しているのは日本盤を買った人には周知の事実ですが、デヴィン・タウンゼントみたいに、「俺は彼らが修正してたことをエンジニアに聞いて知っている。俺は自分のライヴ盤を修正してることを隠したりしないよ」ってなことを言う人もいます(笑)。PRIESTも別に隠してないってばさー。
この作品、とにかく頭4曲の怒濤の突進力は凄まじいです。まさにHMへと転換していく瞬間のエネルギー。1曲目の「EXCITER」のかっこよさと言ったらありません。全曲そうですが、スタジオ・ヴァージョンが霞む出来。今のライ
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JUDAS PRIEST-Killing Machine (Hell Bent for Leather) ★★ (2003-04-23 23:43:00)
前作までの「決して晴れることのない英国の空」的な翳りが薄れ、けっこう明るくロックするようになった'78年発表の5thアルバムです。↑の方々やバンド自身が言っている通り、多様性に富んでいて、バンドが前進しようとしている強い意志が感じられます。アルバムの解説を読むと、この時点ではずいぶん進歩的な作品でもあったみたいですね。今聴いてそう実感するのは難しいですが。
ある一定の音楽性に留まったJUDAS PRIESTを求める人には方向性の定まらない散漫な内容に感じられるかもしれません(私も最初はあんまり好きになれない曲が多かったです)。でもよく聴くと実はバランスが良くて、それまでにないような曲もしっかり消化して演ってる印象があります。最初は「HELL BENT FOR LEATHER」と「RUNNING WILD」ぐらいしか好きじゃなくて、ミドルテンポ主体、ロブの歌も中音域主体でハイトーンも
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JUDAS PRIEST-Stained Class ★★ (2003-04-22 00:08:00)
'78年発表の4thアルバムです。初めて買ったPRIESTのアルバムで、たしかメタルに手を出した初めてのアルバムでした。でもここではまだハード・ロックかな。HM黎明期の作品って感じかも。なぜ買ったかというと、中古で安く見かけて、バンド名に聞き覚えがあって(マンガの影響でした…)、ジャケがなんとなくかっこよさげだったからかな。
後のスピード・メタルに多大な影響を与えたであろう疾走曲「EXCITER」、名バラードと名高いドラマティックな「BEYOND THE REALMS OF DEATH」が入ってるだけでも買いです。後にとんでもない言い掛かりをつけられて裁判沙汰に巻き込まれたカヴァー曲「BETTER BY YOU, BETTER THAN ME」も収録。その他の曲はあんまり話題にされないことが多いんですが、全曲出来が良いです。
しかしこのアルバムと同じ雰囲気を持つ作品を他に知り
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JUDAS PRIEST-Sin After Sin ★★ (2003-04-21 23:06:00)
邦題『背信の門』。これまた初期の名盤の呼び名も高い3rdアルバムです。ってゆーかこの後『BRITISH STEEL』まではみんな名作と呼ばれてる気も…(名作だらけのバンドなんですよね)。ともかく完成度の高いHRアルバムです。ジャケの荘厳な雰囲気に合った、宗教的な重さを感じさせる曲ばかり。
このあたりから徐々にHMに通じる攻撃性が顔を出してきています。それが顕著なのが冒頭の「SINNER」です。後追いの私はベスト盤で彼らにはまったのですが、「PAINKILLER」などの猛烈HMソングにも負けない迫力のこの曲が、はるか昔の'77年のアルバムに入っていたと知って驚愕しました。そうそう、後でアルバムを買って、音のショボさにまた愕然としたりも(笑)。リマスター盤では改善されて迫力が出ています。
リマスター盤と言えば、私の持っているリマスター以前のCDでは、本来(5)「LET US PR
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JUDAS PRIEST-Metal Works '73-'93 ★★ (2003-04-21 00:12:00)
JUDAS PRIESTの2枚組ベスト盤です。タイトルは73-93となってますが、'77年~'90年までの音源から選ばれています(ただしリマスターはされてるようです)。
JUDAS PRIESTの場合、ベスト盤と名のつくものがけっこう多いのですが、2ndアルバムまでの権利を握っているGullレーベルが、初期2枚のアルバムからの曲をパッケージを変えて次々ベストとしてリリースするという悪徳商法を行っているので、騙されないようにして下さい。
JUDAS PRIESTを初めて聴くのでベストを買おうという方は、せめて曲目を見て「ELECTRIC EYE」と「PAINKILLER」が入っているものを買いましょう。そうなるとこのアルバムか『LIVING AFTER MIDNIGHT』というベスト盤になります。2枚じゃ多いという人は後者をどうぞ。
JUDAS PRIESTというバンドは
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JUDAS PRIEST-Sad Wings of Destiny ★★ (2003-04-20 23:23:00)
初期の名盤と名高い'76年発表の2ndアルバムです。邦題『運命の翼』。叙情的でドラマティックなブリティッシュ・ハード・ロック。
しかし…どうやってこんな曲をつくれるんだろうと思うような奇妙な曲が多いですね。↑でも皆さんに言われてますが。
「VICTIM OF CHANGES」のメロディや展開って全然普通じゃないし、「THE RIPPER」のリフはなんかもうヤバいです。ゾクゾクします。ロブの歌も妖し過ぎ。「ISLAND OF DOMINATION」の素頓狂な叫びも病んでるなぁ…。1回聴いただけで好きになる人っているんでしょうか、この作品。
まあ美しい「DREAMER DECEIVER」(声高い~!)や「EPITAPH」、普通にかっこいい「TYRANT」「GENOCIDE」といった曲はとっつきやすいと思いますが。
たぶん聴いてみて「これのどこが名盤なの?」って思う人も
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