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CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi ★★ (2003-03-10 00:34:00)
『ミディアン』発表後に出た企画盤EPです。とはいえ全10曲入りで、そのうち新曲が6曲とくれば、立派にフル・アルバムとして聴けます。あとはリメイク3曲と、ゴシック界の大物(?)SISTERS OF MERCYのカヴァー(5)「NO TIME TO CRY」です。これも違和感はそれほどなく、流れの中でいいアクセントになっています。
『ミディアン』で見られたストレートなメタル的プロダクションが聴きやすく、『鬼女と野獣』のように緊張を強いられることもないので、かなり聴きやすいです。曲も総じて良いと思います。
実はこの作品が一番好き。
CORONER ★★ (2003-03-10 00:15:00)
以前に『PUNISHMENT FOR DECADENCE』と『NO MORE COLOR』のカップリングCDを持っていたんですが、なんか曲が印象に残らなくて、手放してしまいました。その時は速くてフックのある曲を求めてたんですよね~。
でもここの書き込みを見ていたら、また聴いてみたくなりました。売ってるの見つけたら買い直して再チャレンジしてみたいです。
COLOSSEUM II-Wardance ★★ (2003-03-09 01:53:00)
ゲイリー・ムーアの『SPANISH GUITAR-BEST』を聴いていたら、いきなり凄まじくテクニカルで激しいインストが入っていてびっくりしました。ゲイリーってこんなテクニシャンだったのか!って。
それがこのコラシアムIIの曲でした。
まあ中身は普通のジャズ・ロックです。非HM/HRですね、これ。なぜかHM/HRのとこにありますが(^^;
プログレみたいなものだからいいのかな?
リターン・トゥ・フォーエヴァーやマハヴィシュヌ・オーケストラ、リッチー・コッツェンのいたVERTUなんかに通じるものがあります。
このアルバムはそんなに激しくなく、洗練されている印象です。それでも白熱した演奏に圧倒されますが。
プログレ/ジャズ好きな人やゲイリー・ムーアのファンにはお薦めです。
COCOBAT-Return of Grasshopper ★★ (2003-03-09 01:30:00)
日本のヘヴィ・バンド、ココバットの4thアルバム。この音楽性はなんて言ったらいいんでしょうか。メタルとハードコアのミクスチャー?
激しくて疾走感もあって、ベースがベンベンうなってます。チョッパー・ベースって言うんでしょうか。弾けてます。音だけ聴いてたらかなりかっこいいです。個性的。
歌詞はもうちょっとなんとかして欲しいけど。
CONCEPTION-Parallel Minds ★★ (2003-03-09 01:06:00)
コンセプションのアルバムの中では一番有名だと思います。ノルウェー産様式テクニカル・メタルって感じでしょうか。次作はどうも好きになれませんでした。複雑でヘヴィだけどメロディの質があんまり…。このアルバムはバランスが良いと思います。
ロイ・S・カーンの哀愁ヴォイスが美しいですね。
バラード「SILENT CRYING」が気に入ってます。こういうメロディアスな曲をもっと聴きたいと思ってたら、カーンがKAMELOTに入ってそういう曲を歌ってくれたのが嬉しかったです。
日本盤の解説が、トゥーレ・オストビーはイングヴェイの後継者だとか何とか、そういうことばかり書いてあってつまんなかったなぁ。ギター・ソロだけのバンドじゃないのに。
CROWN OF THORNS-Lost Cathedral ★★ (2003-03-09 00:14:00)
クラウン・オヴ・ソーンズというバンドは複数いて、このメロディアス・ハードロック・バンドと、彼らに訴えられてバンド名を変えて、今はTHE CROWNと名乗っているデス系(CROWN OF THORNS当時はメロデス?)のバンド、それからハードコアやってるバンドにもいたりします。
私は間抜けにもTHE CROWNの前身バンドを買おうとして間違えて、このアルバムとハードコアの方のやつを買いました。後で気づいたけど、持っていた『炎』誌のアルバムレヴューにこのアルバム載ってたというのに…。
でもまあ、このバンドもなかなかクオリティの高いメロディアス・ロックをやっています。アメリカのバンドでKISSのメンバーと付き合いがあるなんていうと、明るく乾いたロックをやっていそうですが、実は哀愁を帯びた湿ったメロディが主だったりします。ヨーロッパ諸国で支持が厚いというのにも納得。
しかし名曲
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CRYPTOPSY-None So Vile ★★ (2003-03-08 23:05:00)
いや~、最高ですね~。
実に爽快なテクニカル・ブルータル・デスメタルです。凄絶なまでの超絶技巧で複雑かつ超高速な演奏が繰り広げられています。本当にテンポが合ってるのかどうかすら判らなくなります。ヴォーカルはもはや人間の言葉とは言い難い歌(歌詞の意味がないじゃん)を聴かせてくれます。
人間がノレる速度を通り越して荒れ狂う嵐のような楽曲を、聴く者はただ浴びることしかできません。(ライヴじゃみんな何に合わせて暴れるんでしょう? このドラムに合わせてヘッドバンギングは絶対無理)
これこそある種頂点を極めた究極的暴虐音楽と言えましょう。クリプトプシーって、初めて聴いた時に笑っちゃう人が多いみたいです。あまりに凄すぎて笑うしかないような、そんな音楽なんですよね。
でもよく聴くと実はけっこうメロディアスでもあります。
唯一の不満はドラムの音づくりかな~。もうちょっと迫力が
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CATHEDRAL-Endtyme ★★ (2003-03-08 00:51:00)
ELECTRIC WIZARDやSLEEPなんかを聴いた後では、1st以外はやっぱりドゥームとして過激さに欠けるなぁ…なんて考えてたら、やってくれました。
1曲目「CATHEDRAL FLAMES」の激重ドゥームぶりに思わず笑みがこぼれました。これじゃなきゃ!
しかし(1)は2分だけで終わり、(2)「MELANCHOLY EMPEROR」がいきなりスピーディなので、「え、まさかこれだけ?」と思うと、途中で一気にスロー・ダウン。単調なだけじゃないんだぜ、とさりげなく主張するところも粋ですね。
真性ドゥーム曲(3)「REQUIEM FOR THE SUN」のかっこいいことといったら…名曲です。
(4)「WHORES TO OBLIVION」はアッパーな感じで、馬鹿っぽいコーラスが笑えますが、油断してるといきなりラストにグチョグチョからみついてくるような気持ち悪いノイズ
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CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace ★★ (2003-03-07 02:52:00)
発売当時ラジオで聴いて一発で気に入って買いに走りました。シンフォニックでドラマティックな楽曲に高速ドラムとクレイジーなわめき声、ちょこっと入る女性Voとの対比…。同時期にDOMINIONも聴いて衝撃を受けていたので、濁声プラス女声ってパターンを求めていたのもありました。
しかし買って冷静に聴くと、メロディや雰囲気は良いんですが、低音が迫力不足で、ダニのわめきは線が細く聴こえたし、あんまり好きになれませんでした。ウオークマンで人に聴かせたら、かっこいいけど歌はいつ始まるの?と言われたが歌は既に始まっていたということも…(^^;
しかし慣れるとしっかり曲の魅力が伝わってきて、今では気に入ってます。
CHROMING ROSE-Garden of Eden ★★ (2003-03-07 02:23:00)
ヘヴィ・メタルを聴き始めたころに買ったアルバムなので、個人的に思い入れがあります。メタルでは本当に1枚目か2枚目くらいでした。
『エデンの秘密』というタイトルがかっこよく思えたんですよね~。今だったら2~3回聴いたら中古CD屋行きかもしれませんが、当時はJUDAS PRIESTの『STAINED CLASS』と同等に聴いてました。
(1)「HEROES OF THE MORDEN WORLD」や(3)「INTEGRATION」といったキャッチーなスピード・ナンバー、荘厳な(5)「BABYRON」、大作曲(6)「GARDEN OF EDEN」、温かいバラード(7)「MUSIC IS THE GATE」等がお気に入りですが、結局全部好きです。バースデイ・ソングをちゃかしたおふざけソング(10)「HEAVY BIRTHDAY」ですらも(笑)。
前作『ルイ14世』で見られた鼓笛
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CHROMING ROSE-Louis XIV ★★ (2003-03-07 01:33:00)
いかにもジャーマンで、イモ臭さも否めませんが、実はけっこうメロディラインやアレンジが個性的でなんかハマるんですよね~。
このバンド、シリアスにやってても、なんか楽しいです。威厳とかには欠けますが、憎めない雰囲気があっていいなぁ。
ハロウィーンの楽しい系の曲が好きな人は気に入ると思います。
CHILDREN OF BODOM-Follow the Reaper ★★ (2003-03-07 01:07:00)
前作『HATEBREEDER』が似たようなネオクラ疾走曲ばっかりだったのに比べると、かなり楽曲が印象的になった気がします。
これ聴いて好きになりました。
CATHEDRAL-The Carnival Bizarre ★★ (2003-03-07 00:15:00)
このアルバムはグルーヴィでついつい身体が揺れちゃうような曲が多くて、これはこれで好きです。ロックしてます。
CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder ★★ (2003-03-06 01:50:00)
メタルファンのツボにはまりまくる高品質クラシカル・スピード・メタルにちょっと歪ませたわめき声が乗っているという印象です。
あんまりデスだのブラックを意識する必要はないと思います。アーク・エネミー、イン・フレイムスと並んで、デス声入門には最適じゃないでしょうか。スピード・メタルが好きな人で、デス系に手を伸ばしてみたい人はまずチルボドから!
疾走感にあふれてて、スカッとしますよ。
それにしても音楽性がここまでメロスピしてると、普通声で聴いてみたくもなります。だってそれ系のバンドに、これだけの曲がつくれるのがどれくらいいますか?
間違いなくこのバンドの楽曲はトップレベル。マイケル・キスクあたりに歌わせてみたらきっと凄いことになるんじゃ…。でもこの声だから良いのかな。
AC/DC-Back in Black-Back in Black ★★★ (2003-03-06 01:00:44)
とにかくリフのパワー!
隙間から噴出するエネルギーが最高です。
単純明快な曲だけに、かえって凄みを感じます。
CATHEDRAL-The Ethereal Mirror ★★ (2003-03-06 00:40:00)
カテドラルで初めて買ったのがこのアルバムでした。
ジャケットのアートワークに興味をひかれ、どれを聴いてみようかと思った時に、ジャケ絵を描いているデイヴ・パチェット氏のインタヴューを読んで、これを買おうと決めたのでした。
たしか「MIDNIGHT MOUNTAIN」を褒めてたんだったかな。しかし最初聴いた時から今まで、どこが名曲なのかさっぱり解りませんね~。
まあ彼らの場合、曲単位よりもアルバム全体の妖しい音楽世界を楽しむって感じなので、名曲とかはあんまり関係ないんですが。
でもこのアルバムはけっこう印象的な曲が多くて、とっつきやすいと思います。
CENTINEX-Hellbrigade ★★ (2003-03-05 01:13:00)
スウェーデンのデスメタル・バンドの5thフルです。
帯叩きにデスラッシュなんて言葉が出てきますが、小気味よく突進してくれる曲が多いので、とっつきやすいと思います。
お国柄か、メロデスというわけではないですが、かなりメロディアスに聴こえます。少しブラックっぽい、寒々しいメロディがジャケ絵の暗~い雰囲気とぴったり。
ドラムがちょっとスネア(だっけ?)の音が軽くて、ブラストビートの時とかスココココココココココっていう感じなのが、ちと迫力不足で気になります。しかしけっこうクレイジーなギター・ソロなんかもあり、全体的にはクオリティの高い、疾走感たっぷりのデスメタルです。
CATHEDRAL-Supernatural Birth Machine ★★ (2003-03-05 00:09:00)
カテドラルにドゥームのみを求めた場合、このアルバムは全然ダメということになります。
なんたっていきなり疾走曲とすらいいたくなるようなアップテンポの曲で幕開けですからねぇ。全体的に健全な(笑)速さの曲が多くなっています。
そのため、真性ドゥームはきついと思ってる人や、やっぱり速い曲が好きという人にはとっつきやすいと思います。一番キャッチーなアルバムかも。
これ、70年代の薫りが濃厚なブリティッシュ・ハード・ロックと思っても聴けるんじゃないでしょうか。もちろん思いっきり妖しくヘヴィですが。
分厚く粗い感触の音と、ぶっといグルーヴが病みつきになりそう。
リー・ドリアンの歌は上手くないというか、はっきり言えば変なので、そこらへんは好き嫌いが分かれることでしょう。でもこの独特の味がたまらないんですよね~。
しかし彼らにSFな歌詞はあんまり似合わないな~。やっぱり
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CAUGHT IN THE ACT-Heat of Emotion ★★ (2003-03-04 23:36:00)
同名のポップス・グループがいたために、今はGUILD OF AGESと改名しているメロディアス・ハードロック・バンドの2ndアルバムです。
ゼロ・コーポレーションから出ていたので、現在は廃盤でしょうか?
でも発売当時B!誌でかなりの高得点だったこともあり、けっこう売れて中古に多く出回ってますから入手はしやすいと思います。GUILD OF AGESと一まとめにしてベスト盤みたいなのも出てたような気もしますが…。
かなり哀愁度の高い楽曲が多く、哀メロ好きの人は買って損はないと思います。作曲、アレンジ能力は一流バンドにも決して劣っていません。80年代なら世界的に売れる可能性も…。
ただ楽曲は文句なしに良いんですが、個人的にヴォーカルにもう少しパワーが欲しかったです。愁いを帯びた良い声なんですが、もうちょっと伸びやかに歌えてるとずっと印象が違うはず。それで10点マイナスく
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CAMEL-Moonmadness ★★ (2003-03-04 00:48:00)
名作『THE SNOW GOOSE(白雁)』に続く4thアルバムです。幻想的なアートワークだけでもうプログレファンは買いでしょう(笑)。このアルバムも非常に人気の高い作品です。
このアルバムは歌入りの曲がとにかく素晴らしくて、「永遠のしらべ」「水の精」「ゆるやかな飛行」といった曲の幻想的なまでの美しさは涙もの。湿った歌声も良いですが、アンドリュー・ラティマーのギターとフルートが泣きまくってます。
比較的ハードな「月夜の幻想曲」(原題「ANOTHER NIGHT」だし、ちょっと邦題はイメージ違うなぁ…)も仄かに哀愁が感じられて、雰囲気は損なっていません。
インスト3曲もそれぞれ違ったタイプで、悪くないです。「アリスティラスへの誘い」だけはなんかRPGゲームみたいで違和感ありましたが。
CATHEDRAL-Forest of Equilibrium-Picture of Beauty & Innocence (intro) / Commiserating the Celebration ★★ (2003-03-03 01:25:06)
アコギとフルートの素朴な音色が美しいイントロから、何が始まるのかドキドキわくわく待っていると、ゆっくりとディストーションの効いたギターの音が……そしてうなり声のようなディープな濁声が加わり、ヘヴィなリフが始まります。
いや~、素晴らしい♪
しかもこの曲、11分も続くんですよね~。これが1stアルバムの1曲目。リー・ドリアンはおちゃめさんです。
CATHEDRAL-Forest of Equilibrium ★★ (2003-03-03 01:03:00)
世界最速から世界最遅へ…リー・ドリアンって最高ですね、まったく。その極端さだけでも素晴らしい。ましてや最初にそれをやって、なおかつクオリティも高いときてるから脱帽です。(でも一般には初期ナパーム・デスもカテドラルもクズ?)
さてこのアルバム、ひたすらおそ~く、おも~く、陰鬱で不気味という素晴らしい内容です。
ドゥーム・メタルのアルバムに何を求めるってそんな…遅い、重い、暗い。これしかありません。
故に私はこの1st『この森の静寂の中で』(いいタイトルだ!)と6th『ENDTYME』が彼らの作品の中でワンツーフィニッシュな名盤だと思っています。
他の作品も嫌いじゃないんですが、やっぱり基本はこれです。
一応フォローしておくと、この作品は別にスローなヘヴィ・リフが延々入ってるだけじゃなく、ブリティッシュ・ハード・ロックの薫りが色濃いし、プログレ/フォーク/トラッ
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CAPTAIN BEYOND-Captain Beyond ★★ (2003-03-03 00:24:00)
'72年の英米混合ハード・ロック・バンドの1枚目。正直このメンバーでスーパーグループと言われても、当時のロック・シーンに疎い身にはピンとこないのですが…。まだ生まれてなかったし(^^;
元DPのロッド・エヴァンスくらいしかわかりません。ボビー・コールドウェルって、同じ名前の有名なアーティストいますよね。
これはたしかマイケル・アモットが影響を受けたアルバムとしてあげていたので興味を持ちました。
で、聴いてみると……うわ、かっこいいい!
(1)「DANCING MADLY BACKWARDS(ON A SEA OF AIR)」(「過去への乱舞(大気の海で)」って邦題も素敵)から、変拍子バリバリの緊張感あふれる曲で、ロッド・エヴァンスの英国声がまた染みます。
メドレー形式で何曲かが同じコンセプトでまとまった構成もプログレしてて嬉しくなりますね。
テクニカル
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B'Z-Green ★★ (2003-03-02 23:09:00)
12thフルです。ここ数作はかなりヘヴィ・サイドに寄ったアルバムでしたが、今作はけっこうポップになってます。と言っても相変わらずテンションの高いハード・ロックですが。
ただ今回は前作『ELEVEN』のような刺々しさ、重苦しさが抑えられ、ポジティブで優しい雰囲気が増しています。そして青空に向かって広がっていくような爽快感が感じられます。
こういうハード・ロックをやれるバンドって、ちょっと日本では他に思いつかないな~。
ヘヴィなB'zも好きだけど、こういうのも大歓迎。
女性向け恋愛シミュレーション・ゲームの主題歌(歌詞がなんか違和感あるけどな~。そういうゲームじゃないんじゃ…)もあったりするので、「女性ファン向けの軟弱なアルバム」と捉える人もいるかもしれませんが、私はかなり気に入りました。
このフットワークの軽さ、何でもありの姿勢が、B'zの魅力だと思います。
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BUDGIE-Never Turn Your Back on a Friend-Breadfan ★★ (2003-03-02 02:15:46)
メタリカのカヴァーがあんまりかっこよかったので、ベスト盤買って聴いてみました。
オリジナルもテンション高くていいですね~。こんなスピーディーで激しい曲が'73年発表とは。この疾走感抜群のリフ、吐き捨てヴォーカル。既にヘヴィ・メタルじゃないですか。凄い!
BOSTON-Walk On ★★ (2003-03-02 01:55:00)
8年に1枚ペースが定着したボストンの4thアルバムです。
発売当時テレビで(1)「I NEED YOUR LOVE」を聴いて、イントロのギターのフレーズがかっこいいなぁと思い、買おうと思った記憶があります。なんかUFOのジャケもかっこいいっても思いました(笑)。
洋楽聴き始めのころで、ハード・ロックに手を出し始めたあたりでした。再結成イエスと似たような感覚で聴いてたなぁ(遠い目)。
このアルバム、ど真ん中の《WALK ON MEDLEY》がどうも好きになれなくて…。そこでダレてしまいます。
それ以外の6曲は爽やかで良い曲なんですけどね~。
BON JOVI-Bon Jovi ★★ (2003-03-02 01:40:00)
デビュー作でこの楽曲のクオリティは素晴らしい!
まあ多少イモ臭いところがなきにしもあらずですが、全曲メロディが良いし、けっこう都会的で洗練されてますね。キーボードがずいぶん目立ってるせいもあるかも。
ボン・ジョヴィを聴こうと思ったのも、(1)「RUNAWAY」のキーボード・リフに耳をひかれたせいでした。
ところで伊藤政則氏がライナーで、ニュー・イングランドを引き合いに出してますが、(3)「SHE DON'T KNOW ME」のサビは、そのニュー・イングランドのメンバーが参加したアルカトラスの1stに入ってる「ISLAND IN THE SUN」のコーラス部分と似てますね。
似てると言えば、アクセプトの『PREDATOR』の1曲目「HARD ATTACK」のリフが(6)「BREAKOUT」の「オ~オ~オオオ~オ~オオ」ってとこのメロディにそっくりって思うのは私だけで
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BON JOVI-New Jersey ★★ (2003-03-02 01:07:00)
これまた良質のハード・ロックがたっぷり詰まったアルバムです。爽やかで華やかなだけでなく、土臭さもけっこう目立ってきて、いかにもアメリカらしいバンドですね。
ただ1曲1曲はいいんだけど、けっこうイントロで待たせられる曲が多いのが少しかったるい印象も。勢いが途切れるので、もう少し流れがいいと嬉しかったです。おまけみたいな曲も入ってますし…。
でもキャッチーな(3)「BORN TO BE MY BABY」や情熱的なバラード(10)「I'LL BE THERE FOR YOU」を始め、名曲や有名曲たっぷりなので、このアルバムも必聴盤でしょう。
BEN FOLDS FIVE-The Unauthorized Biography of Reinhold Messner ★★ (2003-03-02 00:09:00)
邦題は『ラインホルト・メスナーの肖像』
ベン・フォールズ・ファイヴの3rdアルバムです。これで解散しちゃった?
弾けた感じがほとんど消えて、メランコリックでオーケストレイションが目立った内容になっています。
シンフォニック・ロックやゴシック系が好きな人も気に入るかも。エルトン・ジョンとか好きな人もいけるかな?
かなり暗いし、シニカルでもあるので、聴く人は選びそうです。
でも物悲しく美しいこのメロディはなかなかそそります。
BEN FOLDS FIVE-Whatever and Ever Amen ★★ (2003-03-01 23:31:00)
今どき珍しいピアノ・トリオ編成のロック・バンドの2ndアルバムです。
何と言っても(1)「ONE ANGRY DWARF AND 200 SOLEMN FACES」の鮮烈な躍動感!
かっこいい!!と素直に踊り出したくなります。
さらに(2)「FAIR」のユーモラスなハーモニーの爽やかさ、軽やかなピアノの気持ちよさ。
かと思えば(3)「BRIC」はあまりに切ないバラード。(7)「SMOKE」もため息が出るほど美しく胸に突き刺さるバラードで、いいなぁ…。
でもアルバム全体を歌詞見ながら聴くと、最後に残るのは惨めな喪失感や倦怠感だったりして……。
数曲は大好きなんですけどね~。
クラムボンとか好きな人は気に入るんじゃないでしょうか。ちょっとジャズ風だし。
AC/DC-Blow Up Your Video ★★ (2003-03-01 23:28:00)
(1)「HEATSEEKER」と(2)「THAT'S THE WAY I WNNA ROCK N ROLL」でもうノックアウト。うーん、AC/DCだ。アルバム全部ではちょっと緩い曲も入ってますが、相変わらずの熱いロックを楽しめます。
BON JOVI-Slippery When Wet ★★ (2003-02-28 01:52:00)
反則だってくらいの超名曲が入ってますから、文句なしに買いです。
しかしあまりにも名盤すぎて、かえってそんなに聴かないかも。曲が強烈に印象に残ってるから、何回も聴かなくてもいいやと思ってしまいます。
購入前から散々聴き覚えのある曲ばかり入ってるせいもありますが。
なんにしても、名作中の名作。
BRUTAL TRUTH-Kill Trend Suicide ★★ (2003-02-28 00:50:00)
2ndと3rdの間に出たミニ・アルバム(正式にはEP?)です。ミニと言っても10曲入り。日本盤ボーナス入れれば15曲。聴き応えはアルバムに劣りません。
3rdの混沌具合へと近づいていて、カオティック・ハードコアみたいな感触も。THE DILLINGER ESCAPE PLANなんかが好きな人も気に入るんじゃないでしょうか。
相変わらずの凄まじさです。息が詰まりそうな密度。決して場繋ぎ的作品に留まりません。アルバム同様、エクストリーム・ミュージック好きは聴いておくべきかと。
BRUTAL TRUTH-Extreme Conditions Demand Extreme Responses ★★ (2003-02-28 00:36:00)
邦題『激昂たれ!』
ジャケからして悲惨で欺瞞に満ちた現実に対する怒りに満ちみちています。
メンバーが「MORBID ANGELのような、速いデスメタルをやりたかった」みたいなことをインタビューで語ってたような記憶がありますが、まさしくこの整合感はデスメタル的な印象。だけどやっぱりこのがむしゃらな突進具合はグラインドコア。
とっつきやすさは一番かも。
ドラムが尋常じゃなく速いです。ブラストビート、2ビートのこの速さ、ブルータル・デスメタルの凄腕ドラマーが次々注目を集めている現在でもなおトップレベル?
10年以上前の作品なんですよね。
ところでこのドラムのスコット・ルイス、脱退後KKK(人種差別団体の過激派)に入ったという噂が……それを否定する記事も見た気がしますが、本当だったら印税入るのが嫌なので、中古を待って購入しちゃいました。嘘だったらごめんなさい。
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BRUTAL TRUTH-Need to Control ★★ (2003-02-28 00:00:00)
1stがけっこう整合感のあるデス/グラインド(あれ、そんなにCARCASSに似てますか?)だったのに対し、ドラムがリッチ・ホークに変わったせいもあってか、かなりひねくれてきました。全員がいけない成分を摂取するようになったのも大きいようです…(向こうじゃ合法?)
1曲目「COLLAPSE」がいきなりドゥーム/スラッジな遅重曲。ゆっくり、じっくり腹に響きます。極端を求め続ける姿勢がよく表れていていますね。まあ、ブラック・サバスをカヴァーしたり、リー・ドリアンと付き合いのある彼らのこと、もちろん己の内側から滲み出た音楽性でしょう。
後は当然爆走グラインドコア/ハードコアが続くわけですが、前作をそのまま踏襲するなどということはせず、次々新しい要素が顔を出します。次作ほどに混沌と入り混じっているわけではなく、1曲ごとのアイディアがちゃんと目立っているので、ある意味分かりやすいです。
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BUCKETHEAD-Giant Robot ★★ (2003-02-27 00:54:00)
チキン・バスケット用のバケツを頭にかぶり、白いフェイスマスクをつけた長髪パーマの変な奴……無敵のバケットスーツに身を包み、ギターを武器に【悪の旋律】と戦い、最大で80メートルまで巨大化する……
今やガンズ・アンド・ローゼスのギタリストとして有名な、バケットヘッドのソロ作品です。'94年発表の、たぶん2ndだと思います。
馬鹿馬鹿しいキャラクター設定が微笑ましいですね。
スティーヴ・ヴァイやマティアス・エクルンドあたりと並ぶ凄腕変態ギタリストな彼、ガンズに入ると知った時はびっくりしました。アクセルにはこの人を活かしきれるんでしょうか…いや、こいつに好きなようにやらせたら、バンド名変えなきゃやっていけないだろうなぁ。
元々がPRAXISってプロジェクトでビル・ラズウェルやジョン・ゾーン等の前衛音楽のビック・ネームたちと一緒に演ってような人で、このアルバムもビル・ラズウ
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BUCKCHERRY-Time Bomb ★★ (2003-02-25 00:54:00)
熱くて強靱で猥雑なロックンロール。喧しくてエネルギッシュで、楽曲もフックがあって、演奏も躍動感たっぷりで、好きだな~、こういうの。
でもどうしてか、ジョシュア・トッドの声が微妙に個人的なツボを外れてるんですよね~。こういうの好きなのに。本当に微妙にちょっとだけ好みと違う。やっぱりヴォーカルってのは大事ですね。
いつか好きになるかなー。けっこう好みは変わるもんだし。
BRUTAL TRUTH-Sounds of the Animal Kingdom ★★ (2003-02-25 00:47:00)
激烈音楽史上に残る大傑作です。これは名盤!
「もっと喧しく! もっと速く!!」と最後まで先鋭化を続け、留まることを良しとしなかった彼らの、3rdフルにして最終作。1stも2ndも凄まじかったけれど、本作でも彼らはさらに前進しています。
ヘヴィでファストでブルータルで複雑怪奇な異形のグラインドコアは、一聴しただけではとても理解し得ないほどにこんぐらかっていて、まともな代物じゃありません。
グラインドコア、デスメタル、ハードコア、ロック、ノイズ、ジャズetcを咀嚼し、消化した上でマリファナでぶっ飛んで(私は麻薬には反対です)つくりあげた混沌とした激重激速音楽は、個性などという生易しい言葉で言い表せないほどに、BRUTAL TRUTHというバンドの強烈なインパクトをこれでもかと叩きつけてきます。
宇宙から来たジャズ・ピアニスト(?)サン・ラの曲をカヴァーしてるあたり、彼
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BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding ★★ (2003-02-24 23:45:00)
ロイ・Zがプロデュースした作品ってあんまり好きじゃないんですが、このアルバムは極上の逸品。
ヘヴィにしてダークな音像、錬金術とウィリアム・ブレイクに題材をとった歌詞、ブレイクの絵を使ったアートワーク、たまりません。
荘厳で陰鬱で叙情的な雰囲気だけでも買いですが、メロディもフックがあって、とっつきやすいです。ブルースの声がまた音楽性にぴったりなんですよね~。
脱退したメンバーが元いたバンドと似たような曲をやるのって好きじゃないんですが、これはちゃんとアイアン・メイデンではできないだろう音楽をやってて良いです。もちろんメイデン色も多少ありますけどね。
ブルースはメイデンに戻っちゃいましたが、あっちでも新しいことにバンバン挑戦して欲しいものです。『BRAVE NEW WORLD』は復活第1弾ということもあって、手堅い内容になっちゃってましたが…。
このアルバム、ゴ
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BOSTON-Boston ★★ (2003-02-24 23:39:00)
ボストンと言えば、エイジアやジャーニー、TOTOなんかと並んで、プログレ通過後の高品質メロディアス・ロックの大御所、とりあえず聴いておかなきゃいけないだろってグループですが、最初に聴いたのが4thで、「ふ~ん、なかなかいいかも」程度に思っていました。
そして何年か後、中古で見かけたこの1stアルバムを「そういやこれ馬鹿売れしたんだったな~、どれどれ買ってみるか」くらいの軽い気持ちで購入。
CDをラジカセに入れ…………涙。
うぎゃー、なんて素晴らしい音楽なんだー!!
超名曲「MORE THAN A FEELING」いつ聴いても涙があふれそうになります。
ただきれいなメロディとか、緻密なアレンジとかそういうのじゃない。胸を熱くしてくれる珠玉の音楽が、このアルバムには詰まっています。
普通のロックンロール・ソングも入ってるし、アメリカ的な軽いノリも目立つけれ
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BON JOVI-Bounce ★★ (2003-02-24 23:30:00)
このアルバムはアップテンポのロック曲が多くてバラードが少なめになるという話だったのに、聴いてみるとそんなでもなくてちょっとがっくり。
でもまあ80~90年代のボン・ジョヴィとは違いますが、これはこれで良いです。
9.11のテロ事件に題材をとったダークでヘヴィな感触の(1)「UNDIVIDED」から、ポジティブで前向きな先行シングル(2)「EVERYDAY」の流れでもう引き込まれました。名曲とされる前作の「IT'S MY LIFE」よりもこの曲の方がずっと好きです。
そして開放感あふれるストリングス・アレンジがたまらない(3)「THE DISTANCE」から(4)「JOEY」のピアノ・イントロへのつながり…今回は曲順が練りに練られてる印象で、つい聴き入ってしまいます。
(5)「MISUNDERSTOOD」のサビの「ア~アア~アア~ィ♪」はいかにもボン・ジョヴィらしく
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BON JOVI-These Days ★★ (2003-02-19 00:09:00)
最初に聴いた時、あんまり完成度の高い曲ばかりだったのでびっくりしました。そしてその思いは今も変わっていません。
たしかに暗い、渋いアルバムで、歌詞もブルーになるようなのばかりなんですが、それを差し引いても、この哀愁のメロディの素晴らしさは恐ろしいまでにハイレベル。
ただし聴く時の気分は選びますね。
メロディの良さだけなら彼らの中でも最高の作品なのでは?
まあエアロスミスが今でもあんなに若々しいのに、いきなりここまで渋くなっちゃってどうするよっては思いますし、今の彼らにはもっと元気にロックしてて欲しいです。でも90年代半ばには、これは個人的にストライクゾーンど真ん中でした。
華やかではないけど、名盤です。
BOB CATLEY-Legends ★★ (2003-02-18 23:50:00)
マグナムのヴォーカリスト、ボブ・カトレイがTENのゲイリー・ヒューズと組んだソロ作の2枚目。なーんて言ってまだマグナム聴いたことないです。そのうち買おう。
TENを聴いてていつも思うのが、メロディアスでいいけど、ゲイリーの歌い方がもうちょっと熱かったらな~ってことでした。歌い方も歌メロも煮え切らなくて、もどかしいままに終わってしまうことが多い。
それが、彼の曲をボブ・カトレイが歌ったらあなた、素晴らしく胸を打つじゃありませんか。ゲイリーには他人にたくさん曲を提供してもらいたいものです。
このアルバムの内容は、シンフォニックでクサクサなメロディアス・ロックです。さすがに気恥ずかしくなるような曲や、やっぱり煮え切らない曲もありますが、全体的に感動的な美しい作品。情感のこもった湿り気を帯びた歌声がたまりません。
『嵐が丘』に題材をとった感動的なバラード(7)「A BEA
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BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune ★★ (2003-02-18 23:35:00)
ブラック・サバスと並ぶヘヴィ・メタルのゴッド・ファーザー、ブルー・オイスター・カルト。と言ってもこの作品で聴けるのはけっこう明るくポップなロック。(2)「TRUE CONFESSIONS」なんてローリング・ストーンズみたい。
彼らの代表曲(3)「(DON'T FEAR) THE REAPER」が聴きたくて買ったんですが、この曲はメロディアスでけっこうロマンティックな感じ。なんたって歌詞の題材がロミオとジュリエット。サビメロが耳に残りますね~。
けっこうオカルトっぽい歌詞もありますが、今の時代にはかわいらしいもの。多少のおどろおどろしさはあっても、かなりとっつきやすいと思います。初期はもうちょっと怖かったのかな。
ジャケットのイラストのおっさんがとぼけた味を出していますね~。そして絵からきた邦題が『タロットの呪い』……ベタベタっす。本当は「東方の三博士」を意味する題らしい
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BLUE MURDER-Nothin' But Trouble ★★ (2003-02-18 23:27:00)
個人的にジョン・サイクスの良さってあんまりピンとこないので、ブルー・マーダーの1stも聴いててさっぱりでした。
ホワイトスネイクのサーペンス・アルバムは好きだし、殿のバラード・アルバムもけっこう良いなっては思うんですが、それは楽曲の主に歌メロの良さであって、ギターはあんまり印象に残っていなかったりも。
その上「PLEASE DO'NT LEAVE ME」はプリティ・メイズのカヴァー・ヴァージョンの方が好きだったり…。
そんな(ギタリストの)サイクス・ファンとはとても言えない私ですが、このアルバムは印象に残るメロディが多くて、悪くないなと思います。特に(4)「RUNAWAY」は泣けます。歌詞は痛々しいけど、中間のギター・ソロが少し優しい雰囲気っていうのがまた涙腺を刺激するんですよね。歌声も哀感を伴って、胸に迫ります。
BLUE CHEER-Live & Unreleased '68/74 ★★ (2003-02-18 23:19:00)
轟音ロック・バンド、ブルー・チアーの未発表音源やら何やらを収録した企画盤シリーズの1枚目です。68年のライヴ3曲と74年のデモ6曲が入っています。
ライヴ3曲聴くためだけに買っても損はないです。
当時彼らが演奏した後は客の耳がいかれてしまって、他のバンドが聴けなくなるからと、フェスティバルなんかでは知名度に関係なくトリで出ていたという、最高なエピソードを持つバンドだけあって、凄まじい轟音。3人しかいないのに、この音の厚みは何?
ビリビリと空気を揺るがすベースの重低音がたまりません。音はこもってるし、音質は良いとは言えませんが、それがこの音楽にぴったり合ってます。モーターヘッドのブート・ライヴ音源やスリープみたいな激重ドゥーム、日本のギターウルフなんかと同じ感覚で聴けます。グランジ好きな人も気に入るんじゃないかなー。
あとこの次のvol.2はもっとライヴ音源が多くて
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BLIND GUARDIAN-A Night at the Opera ★★ (2003-02-18 23:12:00)
全曲これぞブラインド・ガーディアンという気合いのこもったアルバムです。ラプソディーのように、彼らの方法論を受け継ぎつつ、更に大仰なことをやるバンドが出てきても、これをやったら自分達が一番なんだという意地があふれてるかのよう。
しかし濃い……過剰なまでに味付けが濃すぎて、全部聴く前におなかいっぱいになっちゃいそう。上で言われてるように、特にクワイアのボリュームが…。
あんまり本編がみんな凄いので、かえってボーナストラックの「HAVEST OF SORROW」アコースティック・ヴァージョンが一番印象に残っちゃったり。
でも1曲1曲みんなすごい。参りました、さすがブラインド・ガーディアン。このアレンジ能力は半端じゃない。
でもなかなか全曲覚えられないな~。何十回も聴かないと全容を理解できないアルバムかも。コンセプト・アルバムだった前作よりも、全曲聴くのに体力がいります。
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BLIND GUARDIAN-Somewhere Far Beyond ★★ (2003-02-18 01:15:00)
ジャーマン・メタルの王道を貫きながらも、ブラインド・ガーディアン独自の音楽をやっているという印象です。
ブラガが好きなら最初から最後まで楽しめるでしょうし、とっつきやすいので初めての人もこれから聴くのがいいかもしれません。
けっこう長い曲が多いのに、あんまり気にならないです。
しかしこのバンドのセンスって、ほんと独特ですね。ハンズィのヴォーカルが特徴的なせいもありますが、いかにもジャーマンって曲でも、すっかりブラガ色に染まっています。こういうのを聴くと、無個性なメロスピでは物足りなくなっちゃいます。
BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales ★★ (2003-02-18 00:56:00)
けっこうスタジオでいじくってはいるのかもしれませんが、音質も良いし、ライヴに行って一緒に大合唱したい!!と思わせてくれる点では、魅力的なライヴ盤だと思います。
楽曲もこのころのはけっこうストレートで、素直にノリノリで聴けます。
最近の異様なまでにトラック数の多い、つくりこんだスタジオ作の後で聴くと、このシンプルさが気持ち良いです。そしてこっちのさわやかなクワイヤの声の方が好き(笑)
BLIND GUARDIAN-Nightfall in Middle-Earth ★★ (2003-02-18 00:44:00)
コンセプトものなので、ある程度は小曲やSEでつないだ構成も納得できるんですが、最初のインパクトはともかく、繰り返し聴くとそれらが邪魔になってきます。これは評価の高いDREAM THEATERの『METROPOLIS PT.2』でも同じように感じることですが……。
もうちょっと楽曲自体に語らせてくれると嬉しかったです。ただし、楽曲の質自体は良いですね。
欲を言えばもう少し「THE ELDAR」みたいな静かな曲を増やした方が、「MIRROR MIRROR」みたいな爆走チューンも引き立ち、メリハリが生まれると思うんですが…そうするとパワーメタル・ファンが納得しないでしょうからね。
そして一番納得できないのが、盛り上げておきながら、なんか尻切れとんぼな終わり方。確かにこの後も続いていくような余韻を残したストーリーではあるのですが、別にこのアルバムがパート1で続きがあるわけでもな
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