1982年にリリースされた5thアルバム。全10曲で39分の作品。 オープニングナンバーの"Young Blood"は良い曲ですね。 後にリメイクされる、"Crying in the Rain"・"Here I Go Again"は、 違う魅力がありますが、やはり、どちらもリメイク版の方が好きですね。 他には、ロックンロールナンバーが多いですが、特出した曲は見当たらないかなぁ。 評価が低いのも仕方がないアルバムだとは思いますが、全く聴きどころがないわけでもないと思います。
ちなみに、自分が所持しているのはUK版なのですが、音質はくぐもった感があり、 洗練されているUS版に比べると、劣るとも言えるかもしれません。 しかし、これはこれで作風にマッチしているし、コージーのドラミングがより目立っている気もします。 また、曲順も大きく異なるのですが、"Gambler"で始まり"Slide It In"に繋がり、 最後は"Guilty Of Love"で締める、このUK版の方が絶対良いと思いますね。
1997年にリリースされた、アコースティックライヴアルバム。10曲で40分の作品。 アンプラグドといっても、リズム隊やコーラス、パーカッションなどは無く、 デイヴィッド・カヴァーデイルによるヴォーカルと、エイドリアン・ヴァンデンバーグによるアコギのみ。 バッキングがアコギ1本のみで、これだけ聴かせてくれるのは、やはり素晴らしい。 バラードはもちろん、"Love Ain't No Stranger"・"Give Me All Your Love"・"Here I Go Again"など、 オリジナル版はハードな要素がある曲でも、上手く軽快にアレンジしていますね。
ちなみに、自分は11曲入りのEU盤を持っています。 日本盤やUS盤には"Looking for Love"と"You're Gonna Break My Heart Again"が無いようですが、 この2曲は他の曲に負けず劣らずの名曲なので(特に前者)、これを聴き逃すのは勿体ないです。 それに、曲順も、"Still Of The Night"から始まるこちらの方が好きです。 ところで、少々気になっているのですが、通称サーペンス・アルバスというらしいですけど、 US版のタイトルが『WHITESNAKE』で、EU版のタイトルは『1987』ということなんですかねぇ。
デヴィカバのヴォーカルはほんとに深みがあって最高だね! この味はなかなか他の人には出せないと思う。 そして、ジョン・サイクスのギターソロ! "CRYING IN THE RAIN"みたいに、ド派手に弾きまくるわけじゃないんだけど、サイクス節がでた極上のプレイ! このビブラートを聴かせた、色気のあるトーンがもうたまらん! この2人がそろってこその名曲!
『THE YES ALBUM』・『FRAGILE』・『CLOSE TO THE EDGE』の3枚からベスト的選曲でのライヴアルバム。 全盛期の名曲ばかりをそろえています。 スタジオ盤でのあの複雑な楽曲を見事に再現していて、 そしてちょっとしたアレンジを加えて、その魅力を増しています。 ファンの方で未聴の方は一聴をおススメします。
じゃあ、それならば、今度は好きな曲ベスト10で。 "Black Star"・"Far Beyond The Sun"・"Now Your Ships Are Burned" "I'll See The Light, Tonight"・"Disciples Of Hell"・"I Am A Viking"・"On The Run Again" "Fury"・"Rising Force"・"Motherless Child" …うん、やっぱ、この5枚から、特に1stと2ndだなぁ。 やっぱ、こういう様式美系の、熱くてドラマティックな疾走HR/HMは堪らんです。 特に、"Disciples Of Hell"や"Motherless Child"なんて、狂おしいほどに好きだな。
>>枯林さん 『BIRTH OF THE SUN』、自分は割と頻繁にdisk unionなどを訪れているのですが、 一度も見かけた覚えがありませんね…(笑)。『ANGELS OF LOVE』もそうかも…。売れてないのか…? でも『THE GENESIS』の方が1曲多いらしいですし、迷うところですね。 とりあえず、先に見かけた方にしたいかなと思います(笑)。
ロニーとは、HEAR 'N AID以外にも、AEROSMITHの"Dream On"のカヴァーでも共演していましたね。 もちろん、2人とも大好きなミュージシャンですが、実際に組んだらどうだったんだろう…。 怖いもの聴きたさで、聴いてみたかった気はしますね(笑)。 個人的には、インギーと組んだヴォーカリストって、あまり得意じゃないタイプが多いんです。 マイク・ヴェセーラやマッツ・レヴィンは、ダーティな声質で粗野に歌うところが苦手で、 マーク・ボールズやリッパーは、機械的で感情を感じられなくて共感することができないというか…。 ジェフやジョーは大好きですし、ヨランやドゥギーも結構好きなタイプなんですけどね。
9月10日に2枚組のライヴアルバム『SPELLBOUND LIVE IN TAMPA』がリリースされますね。 曲目を見る限り、割と定番曲と最近の曲がバランスよく選ばれているように思えます。 インスト曲は半分くらいの割合の様ですね。残念ながら"Shot Across The Bow"はないようですが。 しかし、専任ヴォーカリストは不在のままなんですよね…。 最新作からの曲はインギー自身で、それ以外はキーボードプレイヤーが歌っているようですが、 やはり、見栄えの面も含めて、どうしても物足りなさは感じますね。
先行公開されたDVD収録の"Far Beyond The Sun"のパフォーマンス映像を視聴した限りでは、 ギターサウンドがかなり良い感じだし、相変わらず弾きまくっていてカッコいいじゃん!と、 テンション上がったので、よっしゃ、買おう!と思いました(笑)。 "Demon Driver"・"Masquerade"・"Crown Of Thorns"とかどんな感じになっているのか楽しみ。