1991年にリリースされた企画アルバム。全13曲で48分の作品。 "Keep It In The Family"・"Belly Of The Beast"・"Madhouse"(日本盤のみ)のライヴテイク、 S.O.D.から"Milk"・"Chromatic Death"の半セルフカヴァーの他にも、 PUBLIC ENEMYやKISS等のカヴァー、そしておふざけっぽい新曲も収録した、ごった煮的なアルバムです。 一言でいえば、面白い。名作といえる類ではないものの、企画アルバムとしては上出来でしょう。
①"Dead Eyes See No Future" ②"Burning Angel (LIVE)" ③"We Will Rise (LIVE)" ④"Symphony Of Destruction" ⑤"Kill With Power" ⑥"Incarnated Solvent Abuse" 『ANTHEMS OF REBELLION』からシングルカットされた①に加えて、ライヴ2曲、それにMEGADTH・MANOWAR・CARCASSのカヴァー3曲を収録したミニアルバム。 ①は名曲ですがアルバムと同じヴァージョンなので特筆すべき点はないとして、②・③のライヴはとてもいい出来ですよ。 音質がいいし、なによりパフォーマンス自体が素晴らしいです。 カヴァー3曲も文句なし! ④は原曲よりもテンポを落としてますがアンジェラのデスヴォイスが意外にもハマってて頼もしいです。 ⑤・⑥は原曲は未聴なので比べられませんが、ものすごくカッコいいことに間違いはな~い! 改めてアンジェラの迫力のあるヴォーカル、アモット兄弟の流麗なギタープレイに圧倒されましたわぁ!
重量感があってパワーを感じさせますね。 少々長尺なこともあって後半では少しダレるかもしれませんが、なかなかの出来だと思います。 特に"Beast Of Man"・"Sinister Mephisto"・"Dark Of The Sun"などは名曲ですね。 ただ、自分は先に3rdを聴いてヨハンの表現力のあるヴォーカルに惚れこんだんですが、このアルバムではどうも一本調子に聞えてしまうのが残念。 アルバムとしての完成度は次作のほうがだいぶ上回ってると思いますが、このアルバムにも独特の良さがありますね。