"Tarot Woman"・"A Light In The Black"・"Lost In Hollywood"・"Spotlight Kid"・"Death Alley Driver"などなど、入れてほしかった曲もまだまだあるが、言い出したらキリがないですからね。 これでRAINBOWのだいたいの全容はつかめると思います。 各時代からバランスよく選ばれてますしね。 オリジナルアルバム未収録の"Jealous Lover"が収録されてるのもポイント高し。
THE BEATLESの"All You Need Is Love"を思わせるタイトル、曲調を持つヒットシングル。 DEEP PURPLEが99年にロンドン交響楽団と共演した際、ロニーが加わってプレイされたりもしましたね。 非常にポップで明るく、子供に聴かせたくなるような曲。たまにはこういうのもいいもんですね。
1999年にリリースされた2ndアルバム。全25曲で39分の作品。 間に『LIVE AT BUDOKAN』を挟み、1st『SPEAK ENGLISH OR DIE』から14年ぶりとなるオリジナル作品。 個人的には、前作はスラッシュメタル史に残る名盤だと思っていて、 今作にも同じような音を期待して聴いたので、初めはガッカリしてしまいました。 何故なら、ハードコア色がだいぶ強くなって、前作でフィーチュアされていたような、 心地好い疾走感とザックザクギターのような要素が大きく減退していたからです。 ビリー・ミラノのヴォーカルも、よりハードコアっぽく、野太い咆哮タイプになっていて、 音質にしてもそうですが、確かに前作よりも向上しているとは言えますが、 オールドスタイルのスラッシュメタルを愛する身としては、どうも違和感があったのです。
2013年にリリースされた3rdアルバム。全10曲で44分の作品。 83年の1st『COURT IN THE ACT』リリース時のメンバー5人で製作され、 SATANのオリジナルアルバムとしては、26年ぶりとなる3枚目です。 これが本当に素晴らしいアルバムで、感動しましたし嬉しくなりました。 これぞ理想の正統派HMです。それをNWOBHMで輝いたベテランバンドが体現してくれましたね。 「ヘヴィメタルってどんなの?」って聴かれたら、これを差し出したくなるような、 そんな、自分が思うHMの魅力がたっぷりに詰まった作品だと感じました。