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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1001-1100

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VANDEN PLAS - The God Thing ★★ (2008-01-18 23:44:00)

'97(98?)年発表の、2ndアルバム(アコースティック・アルバムを入れれば3作目)。
基本はプログレ・ハード系のバンドで、哀愁のメロディがたっぷり入った、湿り気の強いHR/HMといった感じ。
ヴォーカルの情感のこもった歌唱や、キーボードの繊細な表現力などは、個人的なツボを突きまくりで、たまらないものがあります。
演奏技術のひけらかしに走ることもなく、あくまで叙情的なメロディと感情表現優先といった感じなので、プログレなんて苦手というメロディアス派の人にもおすすめです。


FATES WARNING - A Pleasant Shade of Gray ★★ (2008-01-18 23:31:00)

アルバム1枚全1曲。便宜的に12のトラックに分けてはありますが、それぞれのタイトルは数字のみという、そっけない表示。(日本盤ボーナスは、パート2のリミックス)
こういうの、好きな人にはヨダレものですが、苦手な人には敷居が高いでしょうね。
陰鬱でメロディアスでプログレっぽいHM/HRが好きという人なら、気に入るかも。私は大好きです。
歌詞やコンセプトについては、バンド側からの説明はあえてなしとのことで、訳詞やアートワークから想像するしかないというのがまた、不親切で良いですね。
頭の中での過去の自分との対話か、それとも時空を超えての誰かとの接触か。ミュンヘンとローマは何の象徴なのかとか。繰り返し出てくる灰色の陰、海、雨。それから灰色の脳。
色々イメージして聴くと、また味わい深いです。
雨の日に聴きたい作品。


PSYCHOTIC WALTZ - A Social Grace - Strange (2008-01-14 16:34:57)

曲名の通りに奇妙な歌。歌詞もメロディも変。
しかしこのおかしいところが、彼ららしい。個性的です。


SPIRAL ARCHITECT - A Sceptic's Universe - Conjuring Collapse ★★ (2008-01-14 16:29:36)

このバンドって、たぶんベースがリーダーですよね。ほとんどリード楽器となって目立ちまくり。
しかしこのとんでもない曲が、ヴォーカル作曲でドラム作詞っていうんだから、妙な奴らです。


MEKONG DELTA - Kaleidoscope - About Science (2008-01-14 16:22:25)

すっかりプログレ・メタルな感じの曲ですね。
スラッシュ風味は控えめで、奇妙な浮遊感を感じさせるテクニカル・メタル。
ちょっとCYNICやSPIRAL ARCHITECT、VOIVODあたりを思い出しました。


SANCTUARY - Refuge Denied - Battle Angels (2008-01-14 16:11:35)

摩訶不思議な歌メロが楽しい曲。
1曲目からインパクト絶大です。


SANCTUARY - Refuge Denied ★★ (2008-01-14 16:02:00)

デイヴ・ムステインとの関わりからメガデスを意識して聴いたら、第一印象はなんじゃこりゃという感じでしたが、唯一無二の個性は捨て難い、面白いバンドです。
スラッシュを期待して聴くと肩透かしなテンポの曲が並び、ヴォーカルのアクの強い歌唱法も慣れるまでは気持ち悪い感じ。
しかし、聴いているうちにこの風変わりなメタルが癖になり、次第に魅力的に感じられるようになってくるのが不思議。
不気味な雰囲気と奇想天外なメロディが、いつ聴いても新鮮です。
類型的でないバンドを聴きたいという人にはおすすめできます。


SOULFLY - Dark Ages - Fuel the Hate ★★ (2008-01-14 15:48:57)

冒頭の「1945年7月16日午前5:30」っていうのは多分、世界初の原爆実験を表しているんでしょうね。
凄まじい怒りにあふれた曲。


SOULFLY - Dark Ages ★★ (2008-01-14 15:43:00)

震えるほどに強烈で、それでいてメロディが美しく、感動的な作品。
スラッシュ回帰と言っても、今までのマックスの音楽遍歴はしっかり活かされていて、どこにもない独自のプログレッシヴ・スラッシュとでも言うべきものになっています。
特筆すべきはギターのマークの表現力。こんなに感情を揺さぶるギター、滅多にありません。
本編が15曲、ボーナス・トラック込みで18曲もあるというのに、最後までダレずに聴ける脅威の完成度。
傑作です。


DEPRESSIVE AGE - First Depression - Innocent In Detention ★★ (2008-01-14 15:33:07)

深い悲しみをたたえた、哀愁の強い曲。
軍靴の響きのように冷徹なリズム、メランコリックなギター・メロディ、感情のこもったヴォーカルの表現力。
バラードとすら言いたくなりますが、スラッシュ的な激しさもある、味わい深い曲です。


DEPRESSIVE AGE - First Depression ★★ (2008-01-14 15:26:00)

複雑な展開の個性派スラッシュだけど哀愁のメロディが充実していて、火薬バカ一代さんの「『MENTAL VORTEX』の頃のCORONERに歌えるVoが参加した感じ」という例えが、納得です。
このダークな雰囲気と、シアトリカルなヴォーカル、癖になります。硬質で生々しい音づくりも好み。
まさしくメランコリック・テクニカル・スラッシュと形容したい音楽です。
ジャケのショボさが購買意欲を削ぎますが、中身はいま聴いても素晴らしいです。


VOIVOD - Killing Technology - This Is Not an Exercise ★★ (2008-01-06 16:50:19)

耳に痛いノイジーな音づくりが、過激で素敵です。
奇妙なリフ、メロディ、一筋縄ではいかない展開などは、さすがの個性ですね。


CORONER - No More Color - Read My Scars ★★ (2008-01-06 16:33:01)

次々とかっこいいリフが出てくるのが嬉しいです。
バスドラ連打が効果的に使われていて、メリハリのつけ方が上手いなぁ。


CORONER - Punishment for Decadence - Voyage to Eternity (2008-01-06 16:29:43)

ギター・ソロがメロディアスで好きです。
何気にベースがものすごい。


CORONER - Punishment for Decadence ★★ (2008-01-06 16:18:00)

以前売ってしまって、このサイトの書き込みの熱さに触発され、また買い直したアルバムです。売ったのも買い直したのも、3rdとのカップリング。
キャッチーなスラッシュかあるいはとことん攻撃的なものを好んで買っていたころには、とっつきにくくて受けつけなかったのですが、演奏の緊張感を楽しめるようになってから聴いたら、やはりかっこいい。
改めて聴くと、メロディもちゃんとあるし、疾走感も強いので、スラッシュ好きなら問題なく楽しめるような気がします。ただ、冷たく暗い独特の雰囲気が好き嫌い分かれそう。歌メロもちょっと無愛想かな。
複雑でテクニカルなスラッシュが好きな人にはおすすめの作品です。


KREATOR - Cause for Conflict - Progressive Proletarians (2008-01-06 16:09:23)

リフやドラム・パターンが、いちいちかっこいい。
速さ、激しさ、複雑な展開と、みんなそろってます。テンションの高い叫びも強力。


KREATOR - Terrible Certainty - Storming With Menace ★★ (2008-01-06 15:57:25)

「メナス!!」の叫びはインパクト強いですね。
異常な展開に唖然とさせられるけど、そこがまた癖になります。


WITCHERY - Restless & Dead - Restless & Dead (2008-01-06 15:50:53)

単純にザクザク疾走して、いつの間にか終わっちゃってるところが潔いです。


LAAZ ROCKIT - Annihilation Principle - The Omen ★★ (2008-01-06 15:44:00)

深い絶望に苛まれるような、慟哭のバラード。
雰囲気があって、かっこいいです。


NUCLEAR ASSAULT - Survive - F# ★★ (2008-01-06 15:33:37)

まさにスラッシュといった突撃具合が強烈。
スカッとします。


ANTHRAX - Madhouse: The Very Best of Anthrax - I'm the Man ★★ (2007-12-29 00:21:40)

気持ちいいタテノリ・ラップ・ナンバー。
こういう何でもありの柔軟な姿勢と、音楽を楽しんでるというあっけらかんとした明るさは、大きな魅力です。


ANTHRAX - State of Euphoria - Schism (2007-12-29 00:15:48)

パンク/ハードコアの影響を強く感じます。
それでもやっぱり、彼ららしいスラッシュ・メタル。
シリアスだけど楽しい曲です。


MEGADETH - The System Has Failed - Kick the Chair (2007-12-29 00:05:14)

またこういう曲をつくるようになるとは思ってなかったので、期待以上のスピード感と激しさにガッツ・ポーズものでした。
快感です。


MEGADETH - Peace Sells... But Who's Buying? - Peace Sells ★★★ (2007-12-28 23:48:29)

歌詞のインパクト、サビのキャッチーさだけでもう、名曲決定。
イントロ、そして全体的なリフの印象度の強さも特筆ものです。

・・・と書いて、2007年の自分は名曲(☆2)という評価にしていたのですが、15年経ち、2022年に聴き直したら問答無用で☆3な超名曲でした。


MEGADETH - Killing Is My Business... and Business Is Good! - Last Rites / Loved to Deth ★★ (2007-12-28 23:42:34)

病みっぷりが半端じゃないです。
リフ、リズム、ヴォーカル、どこをとっても凄まじい。
体感速度も猛烈。


METALLICA - Ride the Lightning - Fade to Black ★★ (2007-12-28 23:24:19)

ギター・メロディの美しさだけでお腹いっぱいになれます。
素晴らしい。


METALLICA - …and Justice for All - Eye of the Beholder ★★ (2007-12-28 23:15:51)

フェイド・インで始まる超ヘヴィなリフからしてもう、気合い入りまくり。
ラストまで一切、気が抜けません。強烈。


METALLICA - …and Justice for All ★★ (2007-12-28 23:08:00)

初めて買ったメタリカのアルバムがこれでした。
選んだ基準はジャケ買い。だって血まみれ金槌や電気椅子や墓や真っ黒ジャケじゃ、購買意欲が湧きませんから。
聴いた当初は良さが全然分からず、あまりに無愛想な楽曲に、ストレスばかりたまるくらいでした。
しかし何度も聴き込むうちに、この作品にしかない独特の音や雰囲気やメロディが、抗い難い魅力を発散しているように思われてきて、気がつくと好きになっちゃってました。
それにしても、何度聴いても変なアルバムです。


METALLICA - Master of Puppets - Leper Messiah ★★ (2007-12-27 00:57:21)

名曲が多すぎて目立たないというのはあるかもしれません。
しかし改めて聴くと、めちゃくちゃかっこいい。
やっぱりリフや歌メロづくりのセンスが良いなぁ。


EXODUS - Fabulous Disaster - Like Father, Like Son ★★ (2007-12-27 00:48:54)

しつけや愛の名を借りた虐待と暴力の連鎖をテーマにした曲。
「PLEASE DADDY, NO MORE !」というサビの叫びが痛々しく響きます。


SLAYER - God Hates Us All - Threshold (2007-12-27 00:25:21)

ラップ・メタルに近いような、グルーヴィーでリズミカルな曲。
切れが良くてかっこいい。


TESTAMENT - The Gathering - Fall of Sipledome (2007-12-27 00:18:56)

重くて速いので、迫力があります。
緊迫感のあるリフがかっこいー。


TESTAMENT - Low - All I Could Bleed (2007-12-27 00:12:00)

めっちゃヘヴィですが、リズミカルでノリノリ。
吐き捨て型なのに歌メロもキャッチーなので、楽しく聴けます。


TESTAMENT - Low ★★ (2007-12-27 00:05:00)

'90年代にはスラッシュ・メタルの主要バンドたちが相次いで速さ以上に重さを求めて顰蹙を買ったわけですが、リアルタイムでの評価はともかく、スラッシュ四天王やセパルトゥラ、そしてこのテスタメントなんかは、やはり曲が良く、いま聴くと非常にかっこいい。
特にテスタメントの本作は、疾走感を十分に感じられる曲が多く、メロディもちゃんと残っているので、モダン・ヘヴィネス大嫌いという人でも、とっつきやすいと思います。
ジャケもかっこいー。


SEPULTURA - Against - Kamaitachi (2007-12-24 16:44:20)

鼓童と共演したインスト。
重々しい和太鼓や笛の音が、ヘヴィ・リフと相俟って奇怪な雰囲気を生み出していて、面白いです。
ただ、せっかくの共演、この1曲だけでは、あまりに物足りない。


SEPULTURA - Roots ★★ (2007-12-24 16:38:00)

『CHAOS A.D.』の時点でも既に兆しはあったとはいえ、これほど一気にトライバル路線を徹底したというのは、やはり衝撃でした。
真に過激であり、個性的であり、ロック史に残る名作中の名作です。
ジャケもインパクト大。
多くのフォロワーを生み、新たなジャンルを生み出したとさえ言える、超重要アルバム。
スラッシュ原理主義者以外のヘヴィネス好きの方には、必聴盤です。


SEPULTURA - Arise - Desperate Cry ★★ (2007-12-24 16:30:38)

激烈な攻撃性と、不意に出現する哀感との対比がたまりません。
張りつめた緊張感に息を呑みます。


HOLY SAGGA - Planetude - Fight for Survival (2007-12-24 16:16:59)

アンドレ・マトスがゲスト参加してる曲。
マウリチオのヴォーカルがイモ臭く聴こえてしまうけれど、デュエット、けっこうサマになってます。
ドラムの引っ叩きっぷりも良いなぁ。


HOLY SAGGA - Planetude ★★ (2007-12-24 16:11:00)

'02年発表の1stフルです。
基本はキーボードを取り入れたメロディック・パワー・メタルという感じですが、ブラジル出身ということもあってか、けっこう色々な要素があって、一口でこれと決めつけられないような音楽性です。
ヴォーカルがちょっと微妙なこともあり、B級臭さはあるけれど、じゅうぶん許容範囲内。
キーボードの使い方も幅広く、ドラムもユニークで、けっこう味があって面白いバンドという印象です。


VIPER - Evolution - Rebel Maniac (2007-12-24 15:29:52)

エネルギッシュなアップ・テンポのロケンロー。
2ndの面影は全然ないけど、ライヴでは理屈抜きで盛り上がりそうな曲です。


VIPER - Theatre of Fate - To Live Again ★★ (2007-12-22 16:51:06)

ギターのメロディがよく作りこまれていて、耳を捉えます。
畳み掛けるような歌メロも勢いが感じられて良いです。


VIPER - Theatre of Fate ★★ (2007-12-22 16:44:00)

いま聴くとやっぱり時代を感じてしまいますが、十年ちょっと前に買って聴いた時には、ジャケからは想像もつかないクラシカルなメロディに驚いたものでした。
まだまだ荒削りではあるけれど、時代と出身国を考えれば、やはり驚異的な作品。特に1stを聴いてから2ndを聴くと、その成長ぶりは舌を巻くほど。
ブラジルの若きメタラーが、どれだけの情熱を持ってこれだけのアルバムを作ったのかを想像しただけで、胸が熱くなります。


SHAMAN - Reason - Innocence ★★ (2007-12-22 16:34:06)

落ち着いた導入からドラマティックに盛り上がるけれども、あくまで拭い切れぬ喪失感や悲しみを引きずるようなメロディが美しいです。


ANGRA - Fireworks - Metal Icarus (2007-12-22 16:27:53)

らしくないとさえ思うくらい、まっすぐにメタルな曲。
でも熱くて好きです。


ANGRA - Rebirth - Heroes of Sand ★★ (2007-12-22 16:21:16)

メロディがツボです。
このアルバムでは一番好き。


ANGRA - Freedom Call - Reaching Horizons ★★ (2007-12-22 16:18:29)

どこまでも高く飛び上がるような上昇感覚を味わえるサビに、ゾクゾクします。
アコースティック・ギターの味わいも格別。


ANDRE MATOS - Andre Matos - Face the End ★★ (2007-12-22 16:10:27)

聴いてると切なくなってくる、メロディアスなバラード。
しみじみ、良いです。


ANDRE MATOS - Time to Be Free ★★ (2007-12-22 16:05:00)

皆さんおっしゃるように、アンドレ・マトスのファンなら大半が「そうそう、これだよ」と頷くような、集大成的作品です。
マトス節とでも言うべきメロディ満載で、ついつい頬がゆるみます。
ただ、新味は希薄で、これまでの常に挑戦し続けるような大胆さは控えめといった印象。
でもこれだけのクオリティでマトス流メロディック・メタルを聴かされたら、素直に嬉しくなっちゃいます。買って損はないですね。


ENTER SHIKARI - Take to the Skies - Return to Energiser (2007-12-19 00:36:22)

デス声で叫びまくるパートと、か細い声で歌うパートの対比なんかは面白いです。
アレンジもけっこう凝ってます。


ENTER SHIKARI - Take to the Skies ★★ (2007-12-19 00:27:00)

イギリス出身バンドの、'07年発表の1stフルです。
レイヴ・メタルなる煽りや、BURRN!誌のアルバム・チャートで1位を獲得していたこと、そして変なジャケにつられて買いました。
中身はエモ/スクリーモなどと呼ばれるようなタイプのロックに、ハウス/テクノ/トランス系のシンセ音が加わったような感じです。
「ハードコア/メタルのエネルギーとダンス・ミュージックの高揚感を融合させた、大人の理解を遥かに超える超新世代バンド」なんて帯に書いてあったので、どれだけイケイケ、アゲアゲなテンションの奴らなんだろうとワクワクして聴いたら、最後まで盛り上がり続けるような曲は1曲もなく、弾けるパートと叙情パートが交互に出てくる曲ばかりでした。
正直、'90年代に流行ってた普通のレイヴの方が過激なくらいかも。
若いんだからもうちょっとハチャメチャで良いんじゃないのかとも思いますが、おまけDVDのライヴなんかはかなり激しい感じだったので、今後には期待できそうです。


GRAVITY KILLS - Perversion - If (2007-12-19 00:10:03)

歌メロがなかなかキャッチーで、ちょっとゲフィン移籍後のピッチシフターにも近い感じで、お気に入りです。


GRAVITY KILLS - Gravity Kills - Goodbye (2007-12-19 00:04:46)

「モータル・コンバッド」のサントラに使われた曲です。
映画には爆笑した記憶がありますが、この曲が使われたかどうかまでは覚えてません。
しかし「アイヤイヤイ」の掛け声が耳に残ります。


GRAVITY KILLS - Gravity Kills ★★ (2007-12-18 23:58:00)

アメリカのポスト・インダストリアル系バンドの、'96年発表の1stです。
NINE INCH NAILSをずっと聴き易くしたようなバンドで、特に突き抜けている感じはしないものの、とっつきやすい印象です。
「モータル・コンバット」「セブン」「エスケープ・フロム・LA」等のサントラに参加している事実からも、アメリカで一般受けするバンドであることは確かでしょう。
ちょっと似たような曲が多いのが気になりますが、長くとも4分台と曲が短めで、曲数も11曲と手ごろなので、それほどダレずに楽しめます。


THE NEFILIM - Zoon - Pazuzu (Black Rain) (2007-12-18 23:46:37)

もはやほとんどデスメタルに。
ヴォーカルはデス・ヴォイスで、アンチ・キリストの冒涜的歌詞を叫んでいます。
エグいまでに憎悪と激音を叩きつける、邪悪な漆黒メタルです。


THE NEFILIM - Zoon - Shine ★★★ (2007-12-18 23:41:06)

陰鬱極まりない絶望ゴシックと、暴力的インダストリアル・メタルの融合。
北欧慟哭メロデスにも近いものを感じます。
振り絞るダミ声の悲愴感が素敵デス。


THE NEFILIM - Zoon ★★ (2007-12-18 23:31:00)

イギリスのゴシック・ロック・バンドFIELDS OF THE NEPHILIMのヴォーカル、カール・マッコイ率いるインダストリアル・メタル・バンドの、'96年発表の1stです。(なぜかバンド名はNEPHILIMじゃなくNEFILIMなんですね)
カールはMORGOTHやSLAYERに影響されたようで、ここでは完全に激重メタル化しています。
ゴシック的な暗黒風味やホラーっぽい邪悪さも保ちつつ、インダストリアル的味つけの、ほとんどデス・メタルにも近いゴリ押しエクストリーム・メタル・サウンドが、やたらにヘヴィでかっこいー。
隙間なく打ち鳴らされる高速ドラムに、冷徹な重低音リフ、重々しい濁声ヴォーカル。そこに混ぜこまれたゴシック由来の暗鬱メロディ。美味しすぎます。
インダストリアル好きにも、デス/ゴシック好きにもアピールする、隠れた名作だと思います。


THE WILDHEARTS - Endless, Nameless - Why You Lie (2007-12-18 23:16:51)

ほんと、サビの弾けっぷりが気持ちいいです。
スカッとする曲。


THE WILDHEARTS - Endless, Nameless ★★ (2007-12-18 23:10:00)

デヴィン・タウンゼントの影響もあり、ノイズ/インダストリアル的なアレンジをいきなり導入した、'97年発表の3rdフル(企画盤除けば)です。
音像はかなり変貌していますが、ギター・ノイズにサンプリング・ノイズが加わって、更に喧しくなってはいても、やっぱり曲はキャッチーで彼ららしいです。むしろこのくらい刺激的だと、逆にメロディーにも飽きがこなくて良いくらい。
ノイジーなロケンローが好きで、インダストリアルなんかも好きという人には、おすすめ。


VAST - Visual Audio Sensory Theater - Touched ★★ (2007-12-15 14:33:32)

耽美的なヴォーカルによって歌われる、陰鬱なラヴ・ソング。
ブルガリアン・ヴォイス等のサンプリングが、神秘的な雰囲気を醸し出しています。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - No Sleep 'till Bedtime: Live in Australia - Far Beyond the Metal (2007-12-09 01:13:14)

ギター・ソロなんかはけっこうメロディアスで普通っぽいですが、ブラック・メタルみたいなキーボードが入ってたり、デヴィンのヴォーカルは変態だしで、結局やっぱり普通じゃない曲。
でも面白い。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - City - Oh My Fucking God ★★ (2007-12-09 01:04:31)

確かにこの音はこのバンド以外じゃ味わえませんね。
いっちゃってて、素敵です。


STATIC-X - Wisconsin Death Trip - Bled for Days (2007-12-09 00:53:06)

暴れるのにもってこいの、ノリノリでヘヴィな曲。
テンション高いです。


STABBING WESTWARD - Wither Blister Burn + Peel - Why ★★ (2007-12-09 00:45:59)

どこまでも暗く沈みこんでいくような、憂いに満ちた曲。
ちょっと耽美的な歌声がゴシック風味でまた、浸れます。


VAST - Visual Audio Sensory Theater - The Niles Edge ★★ (2007-12-09 00:34:21)

僧侶の荘厳なコーラスをサンプリングし、重々しくもドラマティックに盛り上げる、エキゾチックな雰囲気の曲。


VAST - Visual Audio Sensory Theater ★★ (2007-12-09 00:23:00)

アメリカ出身のポスト・インダストリアル系ユニットの、'98発表の1stです。
インダストリアルと言っても打ち込みばっかりではなく、ストリングスやオーケストレーション等を使って、幅広い音楽表現をしています。
ブルガリアン・ヴォイスやグレゴリオ聖歌みたいなコーラスまで導入して、ドラマティックで荘厳なアレンジをしていたりするのが、ちょっとエニグマを連想させたりして、面白いです。
けっこうゴシック系のバンドが好きな人に受けそう。ヴォーカルは普通にメロディアスに歌ってます。
当時、メタリカのラーズがベタ褒めしてたらしいです。


NINE INCH NAILS - With Teeth ★★ (2007-12-09 00:13:00)

2nd、3rdは、聴くのに気合いのいる作品だったので、けっこうさらっと聴ける、とっつきやすいアルバムだなというのが、第一印象でした。
相変わらず陰鬱だったり屈折してたりはするけれど、しっかりポップです。
どっちが好きかと言えば以前の方が好きですが、過剰にメソメソした感じのしないこのアルバムも真っ昼間からすんなり聴けて重宝します。


NINE INCH NAILS - The Downward Spiral - Hurt ★★ (2007-12-09 00:04:02)

聴く時の気分次第では、どっぷり浸かってしまいます。
哀しみや不安や言葉にならない曖昧な感情をみんな溶かし込んでくれそうな曲。


NINE INCH NAILS - The Fragile - Just Like You Imagined (2007-12-08 23:54:13)

歌が入らなくても全く物足りなさを感じないのは、やはり偏執狂的なまでにこだわった音づくりとアレンジのセンスによるものなんでしょうね。
緊張感が心地よいです。


FILTER - The Amalgamut - Where Do We Go From Here ★★ (2007-12-02 00:31:06)

1stシングルだったというのも納得の、哀愁メロディアス・チューン。
サビが耳にこびりつきます。


FILTER - The Amalgamut ★★ (2007-12-02 00:24:00)

元NINE INCH NAILSのリチャード・パトリック率いるバンドの、'02年発表の3rdアルバムです。
デビュー当初は典型的NINフォロワーみたいに言われていたようですが、ここで聴かれるのはインダストリアル系の音よりは、当時ニュー・メタルなどと言われたバンドに近い音です。
とにかくメロディがよく練られていて、ほとんど歌モノのロックとして聴けます。
もちろん激しい曲、プログラミングによるインダストリアル的要素もあるにはあるけれど、味つけ程度のおまけに聴こえます。
買ったときに期待していたものとは違いましたが、これだけ曲が良ければ、文句もありません。


KMFDM - UAIOE - Thrash Up! (2007-12-02 00:02:39)

ノイジーなギター・サウンドに、文字通り叩きつけるような硬質のビート。
男声のダミ声のわめきと、エキセントリックな女声との絡みも刺激的です。


NAILBOMB - Point Blank - Sum of Your Achievements (2007-12-01 23:55:04)

息苦しいほどにヘヴィな、反核反戦歌。
ゆっくり、叩き潰すように繰り返される金属的なリズムに、断末魔の呻きにも聴こえる絶叫。


NAILBOMB - Point Blank ★★ (2007-12-01 23:50:00)

当時SEPULTURAのマックス・カヴァレラとFUDGE TUNNELのアレックス・ニューポートによる、インダストリアル系ヘヴィ・ロック・プロジェクトの、'94年発表の1stです。
SEPULTURAのアンドレアスやイゴール、FEAR FACTORYのディーノも演奏で一部参加。
インダストリアルと言っても、基本的にはハードコア/スラッシュといった感じです。
ジャケが衝撃的ですが、中身も強烈。激しくて速い曲、重い曲がそろってます。
これがお遊び的プロジェクトだったっていうのが信じられないくらいのかっこよさ。


LARD - The Last Temptation of Reid - Sylvestre Matuschka (2007-12-01 23:35:13)

妙にハイテンションで怖いです。
エキセントリックなヴォーカルが毒をまきちらして疾走する曲。


GODFLESH - Streetcleaner - Pulp (2007-12-01 23:25:15)

脅迫的なまでの圧力で繰り返し打ち鳴らされるリズムに、圧倒されます。
これはもう異常。


MISERY LOVES CO - Misery Loves Co. - My Mind Still Speaks ★★ (2007-12-01 23:15:03)

めっちゃヘヴィな激烈インダストリアル・メタル。
血管ぶち切れそうな怒号と、浮遊感のあるメロディアス歌唱の組み合わせというのは、FEAR FACTORYにも通じるものがあります。
それにしてもかっこいい。


PITCHSHIFTER - Infotainment? - Hangar 84 (2007-12-01 23:03:04)

'95年の段階で、リミックスでもなしにアルバム収録曲としてジャングル/ドラムンベースを録音したメタル系バンドって、世界的に見てもほとんどいなかったんじゃないでしょうか。
曲としては、まあ普通の曲ですが、時代を考えればあまりに先鋭的。


PITCHSHIFTER - Deviant - Forget the Facts (2007-12-01 22:51:25)

ニュー・メタル的な歌唱や哀愁メロディも導入され、ますます(当時の)時代性を取り入れてますという感じ。
しかしこれだけちゃんとメロディがつくれるんだから、やはり作曲能力も高いバンドなんだなぁ。
歌詞も英国のバンドらしく、皮肉が効いてて良いです。


PITCHSHIFTER - www.pitchshifter.com - Please Sir ★★ (2007-11-29 01:57:46)

ひねりの効いた歌詞に、ひねりの効いたリズム、効果的な音づかいにキャッチーなメロディ。
適度な疾走感と刺激が気持ちいい、完成度の高い曲です。


PITCHSHIFTER - www.pitchshifter.com ★★ (2007-11-29 01:47:00)

ふざけたタイトルと怪しいジャケが印象的な、'98年発表の4thフルです。ここからゲフィン移籍ででメジャー・バンドに。
2nd~リミックス盤~3rdと、けっこう変化はしてきたものの、ここでの変貌ぶりは驚異的でした。
リズムやメロディの表現が一気に多彩になり、何より吐き捨て怒号タイプだった歌唱が、ぐっととっつきやすい「歌」になり、とってもキャッチーに。
ブレイクビーツ/ドラムン・ベースも大幅に取り入れ、まあぶっちゃけTHE PRODIGYのバカ売れしてた3rdの影響大という感じなんですが、それでもヘヴィ・ロック側でこれだけリズムを面白く使えた例は稀有だと思います。
時代に上手く乗った、モダン・ヘヴィ・ミュージックの傑作のひとつと言える作品です。


PITCHSHIFTER - Desensitized ★★ (2007-11-29 01:23:00)

針刺しジャケが痛い、'93年発表の2ndフル・アルバムです。
英国産インダストリアル・メタルで、当時はイヤー・エイク所属ということで、やはりGODFLESHの影響を感じさせます。
最近の垢抜けたサウンドからはかけ離れていて、この頃はひたすらヘヴィでシリアス。
たまにアップ・テンポの曲も入りますが、ほぼミドル・テンポの反復リズムが主体で、メロディもほとんどなしという、耐性のない人には拷問のような音楽性です。
4th以降のキャッチーさも好きですが、この頃の彼らもかっこいい。


PRONG - Cleansing - Test (2007-11-29 01:07:21)

ダンサブルなリズムが気持ちいいです。
しかし様々な要素が混入していて、アレンジも実験的。
最後にスロウ・ダウンしていくところも面白い。


PRONG - Cleansing - Another Worldly Device ★★★ (2007-11-29 00:59:32)

めっちゃヘヴィ!!
歪み切ったギター・サウンドに太くて硬いベースとドラムが一体となって、ド迫力。
リフもかっこいーです。


MINISTRY - ΚΕΦΑΛΗΞΘ (Psalm 69: The Way to Succeed and the Way to Suck Eggs) ★★ (2007-11-29 00:48:00)

2nd~4thも強力盤ですが、やはりこの5thは決定的な衝撃でした。'92年発表。
メタル耳には近作の方が馴染みやすい気もしますが、インダストリアル・メタルの名盤として、避けては通れない作品です。


MINISTRY - Houses of the Molé - No W ★★★ (2007-11-29 00:37:57)

ヘッド・バンキングを誘発するような痛快疾走曲。
めちゃくちゃ熱い。


MINISTRY - The Mind Is a Terrible Thing to Taste - Thieves ★★★ (2007-11-29 00:33:32)

「インダストリアル・メタル」なる言葉を、最も分かりやすく表したかのような曲。
インパクト絶大です。


MINISTRY - Rio Grande Blood - Yellow Cake ★★ (2007-11-29 00:27:46)

反復される強迫的なリフ、リズムに追い詰められます。
怒りに満ちた音楽。


MINISTRY - Rio Grande Blood ★★ (2007-11-29 00:20:00)

まずジャケがヤバすぎです。
中身も突っ走りまくりの激烈インダストリアル・スラッシュ・メタルといった感じで、実に爽快。
'06年発表の、10thアルバム。
普通、ここまでベテランだと、多少は落ち着いたりしそうなものですが、ブッシュ政権への怒りに突き動かされたためか、そこらの若手ヘヴィ・バンドが裸足で逃げ出すほどの攻撃性。
真に過激で、また真摯な音楽です。ユーモアも効いてますけどね。


ZILCH - 3・2・1 ★★ (2007-11-29 00:12:00)

hideならではのポップ感覚とインダストリアル・サウンドの組み合わせが独特で面白いですね。
もうちょっとリフが印象的でヴォーカルが強力だったら、ファン層も拡大したような気がします。
一般受けはしなかったのか、100円コーナーの常連となってますが、インダストリアル好きの人は聴く価値ありだと思います。
ノイジーでヘヴィな音づくりは、メタル耳にも心地いいです。


KILLING JOKE - Night Time - Eighties (2007-11-29 00:05:54)

印象的なリフが耳に残る、キャッチーな曲。
こういうのを聴くと、インダストリアル云々よりも、やっぱりニューウェーヴなのかなと思います。
確かに改めて聴いてみると、「COME AS YOU ARE」の元ネタっぽいですね。


KILLING JOKE - Killing Joke - The Wait ★★ (2007-11-29 00:01:14)

ゴリゴリのベースが強烈。
スピード感があり、ノリもよく攻撃的なので、メタリカがカヴァーしたのもうなずけます。


KILLING JOKE - What's THIS For...! - The Fall of Because ★★ (2007-11-28 23:54:25)

神経質そうな感じが、いかにも英国。
かっこいーです。


SILVERTIDE - Show and Tell - Blue Jeans ★★★ (2007-11-23 00:20:46)

ヴォーカルの歌いまわしひとつでも、ロック・スター的な天性のかっこよさが伝わって来ます。
絶品。


SUPERSHIT666 - SUPERSHIT666 ★★ (2007-11-23 00:14:00)

6曲というヴォリュームで満足できるか否かは、その日の気分次第といったところでしょうか。
ただノイジーでワイルドなロックをちょっと聴いて発散したいという時には、おあつらえの作品。
とりあえず勢い命といった音楽性なので、そういうロックが好きな人向けです。


BACKYARD BABIES - Total 13 - U.F.O. Romeo ★★ (2007-11-23 00:04:00)

CをKに変えることでどのような効果があるのかよくわからないとかまあそういうことはさておいてただただかっこいいですね。


BEAUTIFUL CREATURES - Beautiful Creatures - Blacklist ★★ (2007-11-22 23:58:49)

アコギから始まって、バラードかと思ったらサビだけ突然激しくなったり。
前半と後半のギャップが面白いです。


BRIDES OF DESTRUCTION - Here Come the Brides - Revolution (2007-11-22 23:51:15)

韻を踏みまくった歌詞や、けっこう凝ったコーラスの入れ方など、随所にこだわりが見られます。
哀愁もまぶしつつ、情熱的だったり気だるげだったり爽やかだったり冷めてたり。風変わりな曲です。


BUCKCHERRY - Buckcherry - Dead Again (2007-11-22 23:44:39)

余計なことを考えずに楽しめるロックンロール。
熱気が伝わってきます。ライヴ向き。


AC/DC - Stiff Upper Lip - Satellite Blues (2007-11-22 23:30:40)

このタメの効いたリズムが心地いいです。
シンプルなのにやっぱりかっこいい。


AC/DC - High Voltage (International) - The Jack (2007-11-22 23:23:42)

一杯やりながら聴きたいようなまったり具合が、おつですね。渋い。