GENGHIS KAHN改めTOKYO BLADEが、デビュー・シングル『IF HEAVEN IS HELL』に続いて'83年に発表したセルフ・タイトルの1stフル・アルバム。 GENGHIS KAHN時代はバンド名からも察しが付く通りIRON MAIDENからの影響が色濃く滲み出たHMを演っていたが、本作では疾走するリズムの上に、鋭角的なGリフとヘタウマ・・・というより単にヘタなVoのシャウトが乗っかった、良くも悪くも典型的なNWOBHMサウンドをもっさりと展開。演奏はB級、サウンド・プロダクションがしょぼく、収録楽曲も次作『NIGHT OF THE BLADE』に比べると今ひとつ面白味に欠ける・・・と、正直手放しに絶賛はしかねる内容ではあるのだが、そうした中にあってギラリと輝きを放っているのが、シングルとしてもリリースされたアルバムのリーダー・トラック“IF HEAVEN IS HELL”や、タイトルからしてまさしくTOKYO BLADE印の名曲“SUNRISE IN TOKYO”。個人的にはこのドラマティックなナンバー2曲が聴けただけでも本作を購入した価値はあったと信じて疑わない次第。(あ、“LIAR”もなかなかカッコイイHMナンバーだ) 2ndが気に入った人なら購入する価値はある1枚。特に、前述の2曲を聴くためだけにでも、是非。
1983年発表の1stアルバム 旭日旗とモンスターをあしらったジャケットがイカす どうでもいいけどこのデザインのTシャツを衝動買いしてしまった、、 TOKYO BLADEといえば、次作「Night Of The Blade」が有名かもしれないが、こちらもNWOBHMを掘り下げる上では外せないマストアルバム 全体的には似たような曲が多くて星2レベルかもしれないが、個人的には音質とかが最高に好みでお気に入りの作品 3.If Heaven is Hellはもちろんのこと、1.2.5.8など磨けば光る原石のような曲で、NWOBHMが好きなアナタなら普通にハマれるレベルだと思います ただ9.はいらねーんじゃねーかなー