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BORROWED TIME (1992年)
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BORROWED TIME
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解説 - BORROWED TIME
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2001-12-07 01:09:00)

NWOBHMの最後の切り札として登場した彼ら。雑誌の評価も異常な程高く、かなり多くの友人が買ったのだが、あまり当時は受けが良くなく、本当にマニア向けって感じだった。
メイデンやサクソンのようなスピード重視のバンドが主流だった中、ミディアムテンポのヘヴィな曲を中心に新しい方向性を示した功績は多大。
後にメタリカがカバーをしたので再評価されたが、彼らも成功することなく解散を余儀なくされた悲劇のバンドだった。正に「Borrowed Time」だったのは皮肉な運命だったのしょうか。




2. しのしの ★★ (2002-06-08 18:52:00)

レッドツェッペリンの7thに作風が似てます。



3. うにぶ ★★ (2003-08-18 23:21:00)

メタリカのカヴァーから興味を持って聴いたんですが…いやははは、メタリカ・ヴァージョンを念頭において聴いちゃいけませんね。NWOBHMの時代のB級バンドだよな~というのが正直なところ。第一印象はかなりチープ。
でも、何回か聴くと癖になっていく感じ。リフが良いですね。最初はかったるく感じたけど、味があっていいかも。




4. せーら ★★ (2003-12-17 18:18:00)

82年発表の2ndアルバム。
このアルバムは本当に凄い。一聴した時点でただならぬものを感じました。
今にも泣きそうな震えるヴォーカルが、ゆったりとした美しくも力強いインスト上を浮遊。プレイ的に特別難しいことはしていませんが、SABBATH並に起伏に富んだ構成にグイグイと引き込まれます。
NW勢といえば普通、荒々しく疾走する楽曲スタイルが最大の魅力ですが、このDIAMOND HEADは違います。ZEPとSABBATHを足したような感じで、あくまでミッドテンポ主体で、それが時折急激に疾走したり立ち止まったりと、コロコロとまるで猫のように表情を変えるのです。プログレ・メタルと言っても過言ではないかもしれません。
幻想的なジャケットアートも、「世界人民に明かりを」「偽りの時」「俺を見捨てるな」といった個性的な題も大いなるプラス要素。
この魅力にいち早く気づき、未だに支持し続けているMETALLICA、MEGADETH、特にラーズは本当に素晴らしい。METALLICAファンだけでなく、全メタルファン必聴の名盤だとわたしは思います。




5. 鉄鉢 ★★ (2006-10-16 15:11:00)

ミディアム・テンポのブリティッシュ・ハード・サウンドから滲み出る「渋味」。
そして繰り出される多彩なリフから感じる「妙味」と、緊張感溢れるプレイから伝わる「凄味」。
如何にもなファスト・チューンは無いのに、これだけ聴き手をゾクゾクさせるスタイルは珍しいです。シャープな迫力が絶品。
今聴くと確かに古臭いし(NWOBHM期のバンドです)、ややマニアックな「B級」っぽさは否めませんが・・・
渋好みのHM/HRファンにはDIAMOND HEAD、オススメです。
METALLICAがカヴァーした「Am I Evil?」収録。 目まぐるしい曲展開が秀逸です。




6. アウトランダーズ ★★ (2008-01-05 15:32:00)

82年発表のメジャーデビュー作。
METALLICAがカヴァーしたドラマチックな超名曲「Am I Evil?」が聴きたかったので購入。
この曲大好きなんだけど・・・なんかこれだけ浮いてる気がする。
NWOBHMのバンドにしてはヴォーカルは貧弱だし演奏にアグレッシヴさがあまりないのでインパクトに欠ける。
でも、じっくり聴き込めば歌メロの良さやリフのかっこよさがジワジワとわかるスルメ盤。
なお、④と⑦は80年発表の1st「LIGHTNING TO THE NATIONS」と、同作品をリマスターして再発された「THE WHITE ALBUM」にも別テイクで入ってます。




7. モブルールズ ★★ (2009-09-18 16:54:00)

メタリカやメガデスが影響を受けたということで有名なバンドだが、スピードはないし一聴すると地味。確かに聴き込めば味も出てくるし、ブリティッシュ好きなら聴いて損は無い。でも言われてる程重要なバンドとは思わない。



8. カットタン ★★ (2009-11-29 23:22:00)

スラッシュメタルのルーツで語るべき作品は1stのみであって、それを求めてこれを買うと、間違いなく肩すかし。
しかし僕はこの作品が一番好きです。間違いなくDIAMOND HEADの代表作の名盤だと思います。
IN THE HEAT OF THE NIGHTやCALL ME、BORROWED TIME、DON'T YOU NEVER LEAVE MEは多分一生聴き続けます。
AM I EVIL?は確かに浮いてるように聴こえるかもしれませんが、完全に名曲なので気にしない。インパクト成分としても必要でしょう。
この曲群を地味ととるか、渋いととるかは聴き手次第ですが、はまると抜け出せませんよ。
一つの作品を、じっくりと聴きこみたい人にはうってつけじゃないでしょうか。
頭を落ち着かせ、時として胸を熱くさせる。いい音楽です。




9. 帰ってきたクーカイ ★★ (2014-05-13 23:11:57)

 このアルバムに関しては、完全に思い違いをしていた。
 私は『SINGLES』→『CANTERBURY』→本作と、変な順序で聴いてきたために、本作については昨日購入してくるまでは、“おそらく『SINGLES』に収録されているような、リフ・オリエンテッドで勢い良くつっ走る楽曲を基軸に、若干ヴァラエティを豊かにしたような作風に違いない”と勝手に思い込んでいた。
 大きな間違いである。
 いや、そもそも、上で幾人かの方々が書かれているコメントを、ちゃんと読みなさいって、ということだ。みんな「そうじゃないよ」って教えてくれている。
 1曲目から6曲目まで、ミドルテンポを基本に、たまに走るパートが挿入されるくらいの楽曲がまとまっている。すでに皆さんご指摘のとおり、多分代表曲の一つであろう7曲目「Am I Evil」はこのアルバムの中では異質だ。正直聴いていささか驚いた。

 だが、そうだからと言って、このアルバムにガッカリしたわけでは全くない。このB級臭さはクセになる。曲によってはギターソロを聴いていると、たまに「音程が外れているのでは」という展開になり、それがなんとなく思っていたより無事な感じで軟着陸を決める。これはスリリングだ。10階に行こうとエレベーターに乗り、到着して降りたら11階だった、みたいな何かに騙されたような感じだ。

 私の買ったのは2008年版マスターでSHM-CD、ボーナストラックが7つ、というなんだか喜んで良いんだか悪いんだか戸惑う(「いや、そこまで名盤か?・・・」と一瞬思ってしまって。いえいえ、名盤ですとも)ヴァージョンだ。
 でも、購入して良かった。しばらく大事に聴いて楽しめそうだ。




10. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-11 22:31:43)

メジャーのMCAから発表され、NWOBHMの波に乗って全英チャート第24位に飛び込むヒット作となった2nd(邦題は『偽りの時』)。DIAMOND HEADといえば、ロドニー・マシューズが手掛けた本作の美麗なアートワークが思い浮かぶ人も多いのではないかと。
特異なGリフの数々と攻撃性/疾走感を以て、スラッシュ・メタル誕生に大きく寄与した名盤『LIGHTING TO THE NATION』をこのバンドの最高傑作に推す気満々の我が身ですが、実は初めて彼らの音に触れた時は本作の方がビビッと来ました。というのも、こっちの方が単純にメロディアスで分かり易い内容だったから。あと邦題もカッコ良かったですし。
心底楽しむためにはMETALLICAによる手引きと、NWOBHMやスラッシュ・メタルに対するある程度のリテラシーを要した『LIGHTING~』に比べ、衝動性より完成度の高さが追求された本作は、自分のような「天下のMETALLICAがお手本にしたバンドらしいから聴いてみっか」というお勉強気分丸出しの初心者リスナーにも、すんなりその素晴らしさが染み渡る懐の深さが魅力だったという。ロバート・プラントを比較対象に挙げられるのも納得の上手いVoと、個性的なリフ・ワークだけでなく「聴かせる」ソロも冴え渡るGを基軸に展開されていく楽曲は、一聴しただけで駆け出し時代のMETALLICAが如何に多くのアイデアを頂戴したか理解できる名曲⑦を筆頭に、のっけから重厚&メロディアスな①、“世界人民に明かりを”なる邦題もイカしていた前作表題曲④、中世的な雰囲気も漂わせたアルバムのタイトル・トラック⑤等、捨て曲なしの充実っぷり。
もしかするとこのバンドの入門盤には、デビュー作よりも相応しい1枚かもしれません。



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