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THE PLAGUE (1983年)
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THE PLAGUE
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解説 - THE PLAGUE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2001-10-19 00:22:00)

バンド名がこれで「悪魔主義」なんて邦題をつけられると、絶対ブラックメタルと思うでしょ?
が、意外な事に聴き易いちょっと暗めのハードポップ。
アクのないVOIVOD,小型ブルーオイスターカルトって感じで、その手が好きな人にお勧めします。
今日何となくデーモンの事夕方思い出したら、バンド追加されててビックリ。
正に「THE PLAGUE」ですな!タイムリーと言えばタイムリーなタイトルだなあ~




2. たけぴー ★★ (2003-10-28 23:14:00)

前回のHIGASHIさん↑の書き込みから2年間も書き込みナシ××
ボーナストラック付きでDEMONのアルバム再発されていて感動!!
このアルバム3回目の購入(レコード1回CD2回)になりました。
初期のジャケットワークはドロドロした感じもしますが、
曲は音作りも厚く聴きやすい仕上がりです。
THE WRITINGS ON THE WALLはお薦めです。



3. はっちゃん ★★ (2009-09-05 03:57:00)

前回のたけぴーさん↑の書き込みから6年間も書き込みナシ××
確かに邦題の「悪魔主義」に惑わされるかも。中身はキレイめのハードポップ。
NWOBHMムーヴメントの中から出てきたバンドですが、あまりというか
ほとんど人気がありませんでした。
が、本作は美しいコーラスが印象的なタイトル・チューンを筆頭に、悪魔とは無縁な
爽やかなハード・ポップが堪能できます。
レコード会社の担当は、如何なる理由で邦題を考えたのか理解に苦しみますが
タイトルがセールスに影響したのだとすれば、とんでもなく無能な会社員でしょう。




4. oze ★★ (2009-09-08 00:52:00)

哀愁漂う、ドラマティック・ハードポップの名盤。
映画のような場面展開で、グイグイと引き込まれる。
当時、確かメイデンのパワー・スレイブと同時期に発売だったと記憶しているが、
レンタル・レコードのオヤジに「デーモンの方が良かった」と
言ったのを記憶している。
マイナーな存在だったし、当時はLAメタル全盛で、
悲しいかな、ほとんど話題にならなかったが、
マニアなら記憶に残っているはず。
これは名盤だと!



5. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-03-26 23:13:27)

NWOBHM然としたツインG主導のHR/HMスタイルから、Keyの存在がカギをプログレ・ハード路線へと、DEMONサウンドがドラスティックな変貌を遂げた'83年発表の3rdアルバム。
邦題こそ『悪魔主義』と恐ろしげですが、時にポップに響く叙情メロディ、Key主体の凝ったアレンジ、トレヴァー・ホーン人脈に連なるエンジニア勢が手掛けた風格漂う音作り、そしてこれまでより一回りも二回りもスケールアップした曲展開を伴うアルバム表題曲①に代表されるように、本作はASIAやMAGNUMといったバンドの名前を思い出すプログレ・ハードの領域へとかなり大胆に踏み込んでいる。
従来のマイナー調のハードネスやロックンロール・テイストが一掃された分、ドラマティックな大作主義が前面に押し出された作風は賛否両論分かれる内容ではあるものの、(上品なジョン・ウェットンやボブ・カトレイの歌唱の真逆を行く)デイヴ・ヒルのソウルフルなオヤジ声は相変わらずの存在感を誇示し、また泣きの入ったフレーズを紡ぐレス・ハントの情感豊かなGプレイも健在だしで、よくよく聴けばDEMONサウンドの「核」たる部分には実は大きな変化はない。
インスト・パートと歌入りパートの2段構えが取られた7分以上に及ぶ哀愁の大作ナンバー③、2部構成で組み立てられた④⑤の流れ、シアトリカルな雰囲気も漂うバラード⑦辺りは、従来の「DEMONらしさ」と新たに導入されたプログレ・テイストとが巧みに溶け合わされた名曲と言えましょう。
NWOBHMマニアはもとより、プログレ愛好家の方にも是非お試し頂きたい1枚。




6. 失恋船長 ★★★ (2014-09-06 18:13:14)

バンド名のイメージやNWOBHMと言う範疇で語られると1stが一番イメージに合っているのでしょうが、後の活動や音楽性を考えるとこちらのサウンドがシックリきますね。1983年リリースの3rdなんですが見事に化けました。この張りつめた独特の空気感はまさに大英帝国出身、パッと聴きの感触こそハードポップなんて言葉で括られそうですが、ヘヴィな音像とは違うシリアスな重さに軽薄なノリは皆無、安直なポップと言う表現は当てはまらない職人技が冴える品と格を兼ね備えた本気の一品を前に唸りますね。間口も広く奥行きも深い実に高尚な音ながら親しみやすく手に取りやすい、こういうサウンドは一発勝負の大技や分かりやすいギャグでご機嫌を伺うわけではないので即効性は薄いのですが多種多様な曲作りが出来る才を活かした味わい深い一枚です。


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