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Shades of Sorrow (2023年)
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Shades of Sorrow
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解説 - Shades of Sorrow
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コメント・評価

Recent 50 Comments



2. kamiko! ★★★ (2023-12-16 05:34:47)

ブラジル産デスメタル2023年作
ギタリストのSonia Anubisが脱退してしまって、全員ブラジル人女性一色となった。ソニアファンとしては残念。
Cobra Spellの活動に専念するのか、地元オランダでギター講師に専念するのかわからないが、ギタリストがチェンジして
随分と雰囲気に変化がある。教科書通りのスケールで奏でられる青臭さが減り、内省的な翳りが前面に出たという印象。
音響的にも高音域の音質に変化があり、厚みが増し、エンタメ的な華やかさが減少し、真性なダークさが微増している。
80年代風味が失われて、オールドファン好みのサウンドから、新たな境地を志向する作品に変化しているね。
前作Echoes of the Soul(2021年)の初々しく80年代テイストが盛り込まれた奇跡的デスメタル名盤とは別物ではあるものの
新ギタリストのクールな演奏を受け入れられればとても楽しめる作品。
ヴォーカル兼ベースのFernanda LiraとドラマーのLuana Damettoによる重心が決して前ではない特有のタイム感のリズムは健在。
コレが他デスメタルには無い特有の個性として完成しつつある。Sonia Anubis脱退の喪失感は大きいが、充分ポテンシャルを維持してる。
全員女性で若干内省的な翳りが全面に出た、このテイストを受け入れられるかどうか、長く愛聴できるか否かはココがポイントになりそうだ。




3. うにぶ ★★ (2024-01-08 18:16:14)

様々な苦痛や悲しみの色合いがテーマということで、前作に比べるとだいぶ暗く情緒的な作品という印象です。
新ギターのジェシカのソロはけっこう泣き泣き系で、前任のソニアとは別方向の古典メタル的要素を感じます。
Edu Falaschiにも参加しているPablo Gregがキーボードでアルバムのイントロ/アウトロ他を切々と演奏していますが、アルバム全体を通して振幅・強弱が大きく、メロディも増量されています。
期待していたのは1stのように素直なオールドスクール・邪悪デスであったため、思っていたのとは違う路線ですが、聴き込むとこれはこれでありそうでない悲哀デスとして優れた逸品。
メロデス化はせず、それでいて叙情的な音楽を奏でて、感情をうまく音楽で表現しています。



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