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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ジャンル
NWOBHM
|
S
SAMSON
SURVIVORS
(1979年)
1.
It's Not as Easy as It Seems
(2)
2.
I Wish I Was the Saddle of a School Girl's Bike
(3)
3.
Big Brother
(1)
4.
Tomorrow or Yesterday
(6)
5.
Koz
(0)
6.
Six Foot Under
(0)
7.
Inside Out
(0)
8.
Wrong Side of Time
(2)
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コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
せーら
★★
(2004-01-09 22:26:00)
79年発表の1stアルバム。
SAMSONはブルース・ディッキンソンが在籍していたバンドとしてNWOBHM勢の中では結構知名度はある方ですが、サウンド自体はNWOBHMの中で最も地味。IRON MAIDENみたいな激烈さとは対極にあるもので、MAIDENファンがSAMSONのアルバム聴いても「ナニコレ?」としか感じないかも。ホントに地味。メロディーは弱いし構成も平凡。味も素っ気もない。ようするに極端な言い方をしてしまうと「ブルースが歌っている、それだけ」というバンドなのです。う~む・・・(^_^;)
SAMSONはギターのポール・サムソンから取ったバンド名。そうすると当然人はギターがさぞかし凄いんだろうなぁ~、と思う。しかしこれがビックリするくらい平凡(笑)同じNWOBHMのバンドで、ポール・ガスキン(ギター&ヴォーカル)が結成したGASKINというバンドがいますが、こちらは歌も上手いしギターも良い。人の名前をバンド名にするくらいなのだから、最低そやつだけでも普通以上に良くなくちゃいけないだろうに。う~む・・・(^_^;)
まあ本作の良さを言うとするならば、名バラード「TOMORROW OR YESTERDAY」が収録されていることでしょう。この曲だけ妙に素晴らしい。
それと曲は平凡ですが、ブルースの歌は良いです。(本作ではサムソンがヴォーカルを兼任していますが、ブルースの歌い直しバージョンも数曲収録されています)
ということで、ブルースファン並びに名曲「TOMORROW OR YESTERDAY」に興味を持った人のみにお勧め致します。
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2.
火薬バカ一代
★★★
(2018-07-09 01:01:31)
NWOBHM勢の中ではいち早くデビューを飾ったSAMSONが、シングル『TELEPHON/LEAVING YOU』(’78年)に続いて’79年に発表した1stアルバム。
散々言われている通り、本作に関してはNWOBHMそのものな音を期待すると間違いなくスカされますんで要注意。邦題からジャケット・デザイン、サンダースティックのドラミング、そして楽曲に至るまで、ブルース・ディッキンソンが加入して飛躍的なパワーアップを遂げる次作『魔人襲来』(’80年)に比べると、ブルーズ、ブギー、ロックンロールのエッセンスと、70年代HRのノリを色濃く宿したサウンドは、イマイチ華に乏しいポール・サムソンのVoと相俟って、地味な印象が拭いきれないのは間違いありません。
但し、そうした諸々の注意点を飲み込んだ上で改めて聴き直せば、地味さは「味わい深さ」に早変わり。収録曲の粒は必要にして十分揃っていることにも気付かされます。リフ主導でドライヴするOPナンバー①(邦題“言うは易く行うは難し”…って何ちゅう邦題だ)からはNWOBHMの萌芽を感じ取ることだって出来ますし、軽快に弾むピアノをフィーチュアして疾走する⑥、英国産らしい煮え切らない哀愁が纏わりつくバラード⑧…。中でもNWOBHMの発火点となったオムニバス・アルバムの名作『へヴィ・メタルへの招待』に提供され、SAMSONの知名度を上げることに大きく貢献したドラマティックな④は、プログレッシブ・ロック風味をも飲み込んだ名曲として存在感を放っています。
SAMSON作品の中では日陰者の地位に甘んじている本作ですが、CDにはブルース加入後に録られた歌い直しVerもボートラックとして収録。スルーは勿体なさ過ぎる1枚かと。
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