元祖POWER METAL BAND・RAVENの83年発表の3rdアルバム。 本当に[パワーの塊]のようなアルバムです。この魅力はMANOWARの「LOUDER THAN HELL」にも通じます。タイトでヘヴィーなリズム隊(何とドラマーはアイスホッケーのメットを被っている!!やるね!)、エッジの利いた激カッコイイギター、ヴォーカルの狂気的なスクリーム。...いやはや噂には聞いていましたが、これほどまでに凄いバンドだとは夢にも思ってませんでした。ALL FOR ONE、RAVEN3銃士恐るべし。 前2作で「速いだけ」という酷評を受けたらしく、それで意識的にミッドテンポの楽曲を収録した、とのことらしいです。そのミッドテンポの楽曲ですが、ACCEPTを彷彿させる戦車の如き重量感を持ち、やたらカッコイイのです。勿論スピードナンバーも必殺の出来映え。ボーナストラックに収録されているACCEPTのウドがゲスト参加した「BORN TO BE WILD」も聴きモノ。 捨て曲なし、それどころか名曲尽くしの名作。必聴!!やばいよ~