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CLOVEN HOOF (1984年)
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CLOVEN HOOF
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解説 - CLOVEN HOOF
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2005-11-23 16:33:00)

84年発表の1st。
1曲目のバンドのテーマソング「CLOVEN HOOF」は、かなりの曲者。
ミドルテンポが1分30秒ほど続いた後、急に静かになる。大抵の人がここで気を抜くと思うが要注意。そこから徐々に盛り返しを見せ、リスナーの気を再び引き付けた矢先、スピーカーから飛び出す狂気の咆哮
「エコエコゥ♪アザラク!」
思わず飲んでた茶を吹いてしまうほどのインパクトなのである 笑
収録曲は、前に発表したミニと同じくNWOBHM印のホンモノメタルですが、ツインリードのメロが強化され、更に輝きを増しています。
「LAYING DOWN THE LAW」「RETURN OF THE PASSOVER」等、どれを取ってもガッツポーズもののカッコ良さだ!
エコエコゥ!




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-14 00:49:08)

CLOVEN HOOFつったら、大英帝国印の正統派HMサウンドが詰め込まれた2nd『DOMINATOR』が愛聴盤でして。ゆえに初めて’84年発表のこの1stを聴いた時は「え。こんなに演ってる音楽性が違ってたの?」と結構驚いたという。まぁ本作と次のアルバムとの間にメンバーの大半が入れ替わっているので、それも道理なわけなのですが。
とは言うものの、シケシケな音質が如何にもNWOBHMな地下室臭を醸し出す中、テクよりも芝居がかった「味」で勝負するVo(後にフランスのメタル・バンド、H-BOMBに参加)や、英国然とした湿気まみれのリフとメロディを紡ぐG等、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る4人のメンバー(後で「雲」とか「山」とかも加わると思ったんだがなぁ←それ違う作品)によって奏でられるサウンドは、全編がダークな色彩と大仰な大作主義に貫かれていて、確かにこっちの音の方が「悪魔の蹄」を意味するバンド名には相応しい…かも。
特にバンドのテーマ・ソング①は、荘厳なコーラスをフィーチュアしたシアトリカルな曲展開といい、「エコエコアザラク」なんて古賀新一先生ばりの歌詞まで登場するオカルティックなノリといい、本作の旨みが全て詰まっている名曲っぷり。また重厚なインスト曲③から繋がる、『運命の翼』の頃のJUDAS PRIESTに暗黒色を加味したような④、静と動を飲み込んで10分近い長尺がドラマティックに紡がれる⑦等も、このバンド独自の音世界がガッチリと構築されています。シンプルなGリフで押していくQUARTZ風の⑥もカッコイイなぁ。
ANGEL WITCHやMERCYFUL FATEがイケる諸兄には猛烈にお薦めする1枚。つか、本作を一言で表す表現で最も腑に落ちたのは「英国のWARLORD」という例えなんですが。



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