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Jealousy
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Jealousy

解説 - Jealousy

1991年9月11日、Sony Recordsよりリリースされた3rd Album。
オリコンの売り上げとしてはX JAPAN名義も含めて初動売上でバンド最高の60万枚以上を売り上げ、『BLUE BLOOD』に次ぐチャートイン50週を記録し、ミリオンセラーとなった。
当初は「ART OF LIFE」、「Standing Sex」、「Sadistic Desire」を含む2枚組としてリリースする予定だったが、YOSHIKIの体調不良などでレコーディングが間に合わず、2枚組とはならなかった。 予定の全曲を入れようとした場合、リリースがもう少し先に延びることになっていたが、ソニーの5ヵ年決算・上場を理由に、ソニーから1枚のみでのリリースを要請された。YOSHIKIは予定通り2枚組でリリースしようと譲らなかったが、レコード会社の重役がYOSHIKIを説得しにロサンゼルスまで来たため、YOSHIKIが折れる形で1枚物でのリリースとなった。予定の全曲を収録した場合のジャケット・カバーも別に用意されていた。
エンジニアのRich Breenは、TAIJIが持っていたMANOWARのCDを手がけたことがきっかけで依頼した。また、ドラム・テクニシャンを務めたVincent GutmanはRich Breenの紹介である。
スクリーミング・マッド・ジョージがアートワークを担当。両手首を鎖に縛られ、背後から伸びた4本の腕が体に絡みついた裸のYOSHIKIがアルバム・ジャケットになっている。1991年11月4日にYOSHIKIによる「『Jealousy』ジャケット再現パフォーマンス」を原宿の歩行者天国で予定していたが、当日は5,000人以上のファンが集まったため中止となった。

Recording:1990年12月 - 1991年6月
Complex Studio、Sound Castle Studio、Studio City、Alpha Studio、Mad Hatter Studio
Produce:X、津田直士


チャート最高順位
1位(オリコン)
15位(SPECIAL EDITION・オリコン)
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コメント・評価



101. S&A ★★ (2013-11-06 00:49:47)

BLUE BLOODと双璧を成すXの名盤と名高い本作
Silent Jealousyは確かに素晴らしい、Voiceless Screaming、Say Anythingも確かに素晴らしい

しかしBLUE BLOODより捨て曲が多いのは否めないし、Stab Me In The Backは曲自体はすごくいいのだが他の曲と違い完璧に計算されたメロディ感があまり感じられずXらしくない気がする
Say Anythingはリリースが間に合わなくなるため、YOSHIKIが完璧でないと思っていない段階でレコーディングが終了してしまった曲のため、YOSHIKI自身は未完成な曲だと思っている
とどこかで見聞したことがある
この曲は普通に素晴らしいと思うのだが…

あとアルバムに一貫性がないように感じられるところかな…
BLUE BLOODでもそうだったが曲自体はいい出来だがどうしてもhideの曲が浮いてしまっているように感じる

そういう意味で個人的に世間の評価ほどアルバムとしては完璧とは思えないかな



102. NEELS ★★★ (2014-08-13 22:18:18)

X中期の名盤。

様式美化になってスラッシュメタルから突然クラシカルメタルに方向転換した名盤。

『SilentJealousy』の悲壮感漂う歌詞と日本一と言われる最高にカッコいギターソロ等聴き処はたくさん。

このアルバムで初めて全員が作詞作曲に参加したアルバムでもある。

TAIJIとToshlの共作した『Desparate Angel』、『Voiceles Screaming』のアメリカンロックとトラッドフォークのギャップが凄まじく特に後者はToshlとTAIJIの魅力が踏んだに盛り込まれている。

PATA作曲の短いアコースティックナンバーの『Pata`s Nap』も短いながらもあまりの美しさに癒されます。

「YOSHIKI殺し」はマジでドラムプレイが速いし激しい。俺もこれバンドのリハーサルで首振りながら叩いたら慢性のヘルニアに・・・・。

乃坂さん、

全体的にこのアルバムは様式美になってしまいましたが、本来このアルバムに収録予定だった「スタンディングセックス」と「サダスティックデザイア」を入れればもっと評価されていたといわれていますね!!!!

僕がこの二曲を入れるとするならば・・・・『SilentJealousy』の後に「サダスティック~」を入れて、「スタッブミーインザバック」の前に「スタンディングセックス」を入れたいですね。

それ考えると滅茶苦茶激しいアルバムに化けると思います。

ソニーにアルバム収録予定だった二曲入れて欲しい位ですよ・・・orz



103. shina ★★ (2014-09-18 10:46:08)

当初の予定通り
Disc1
1.Es Durのピアノ線
2.Silent Jealousy
3.Sadistic Desire
4.Miscast
5.Desperate Angel
6.White Wind From Mr. Martin ~Pata's Nap~
7.Voiceless Screaming
8.Standing Sex
9.Love Replica
10.Joker
11.Stab Me In The Back
12.Say Anything

Disc2.Art Of Life

この形で発表されていれば更に評価が高かったであろう惜しまれる幻の名盤。

Art Of Lifeの予定があったからこそDisc1ではYoshiki作曲の曲を減らし、
各メンバーにも作曲をさせ音楽性のバリエーションを広げた事の価値が、
更に感じられる事になったであろうと思う。



104. TechMetal ★★ (2019-08-13 15:17:58)

名盤と呼ぶにはパンチに欠ける微妙なアルバムです。
Silent Jealousyという最強のキラーチューンがありますが、
あとはVoiceless Screamingくらいしか聞きたい曲がないです。



105. sunrise ★★★ (2023-05-20 20:50:50)

ブルーブラッドと比べると、だいぶ穏やかになっているように感じる。
オススメは②と⑥。
特に、⑥はTAIJI氏のハイレベルなギタープレイが聴けるため、オススメ。
ただ、他のユーザーも仰る通り、捨て曲がブルーブラッドより多いように感じる。



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