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IMMORTAL (2008年)
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IMMORTAL
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解説 - IMMORTAL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ジョージベラス ★★★ (2011-06-17 11:50:38)

これまではTEN組にサポートされてきたが、今度のプロデュースは
デニスワードになり、とても音質も良く、ボブおじさんとの相性も
マッチしている。いつも通りなのだが、初期2枚の頃を彷彿させられる。
今回はギターがマグナス・カールソンになり、テクニシャンという事も
あってハードで、お勧めの1枚。




2. 失恋船長 ★★★ (2016-02-16 13:35:14)

歌モノロックの総本山とも言われるイタリアは『Frontiers Records』謹製の一品。歌うはブリティッシュロック界のレジェンドとも言われるボブ・カトレイの2008年リリースのソロ。デニス・ワードがプロデュースを担当、作曲はマグナス・カールソンという盤石の態勢を整えガッチリとサポート。旬の二人が組み良質なメロディックロックを作り上げ、レジェンドに歌わせるのだから内容は歌モノロック好きには間違いない一品。湿り気を帯びたメロ、無駄に甘くならずハードなロックテイストをふんだんに盛り込み軟弱な要素などは皆無、何を聞かせたいかを明確に定め、奏でるは一代叙情詩。高揚感のあるメロディを巧みに生かしドラマ性を配した楽曲はどれも魅力的で良質なメロディを嫌みなく聴かせてくれます。主役をはるボブさんも60歳を過ぎ枯れつつある歌声も、まだまだ色艶を失うことなく深みと供に味わえる濃密な余韻に改めて酔いしれましたね。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-10-18 00:03:45)

英国の至宝MAGNUMのフロントマンであるボブ・カトレイが、'08年にFRONTIERS RECORDSから発表した個人名義では6枚目となるアルバム。このあと再結成MAGNUMでの活動が軌道に乗って忙しくなってしまったせいか、今のところこれが最後のソロ・アルバムとなっています。
発売当時、音楽雑誌のレビューで「可もなく不可もなく」な点数を食らって売り上げが伸び悩み(?)、ちゃんとキングから日本盤が発売されたにも関わらず、ショップにいっても中古盤すら殆ど見かけることがないという不憫かつ影の薄い本作ですが、アートワークはMAGNUM作品でもお馴染みのロドニー・マシューズが担当。制作に当たってはプロデュースをデニス・ワード、作曲はマグナス・カールソンが一手に担うという隙のない布陣によるバックアップ体制を敷いているのですから、そりゃクオリティが低い物が出来上がるわきゃないでしょう?と。
Gを前面に押し出しヘヴィ・メタリックなアグレッションの増強が図られていた前作『SPIRIT OF MAN』(あれはあれで良き)に比べると、今作は開幕早々から明らかな通りKeyやシンフォニックなアレンジによる優美な味付けが回復傾向を示していて、華麗かつキャッチーに駆け抜けていく④や⑥、重厚で憂いに満ちた曲調にボブの威厳と暖かみを併せ持った説得力溢れる歌声が絡む②⑤⑪、ポップ・センスも活かされた⑧といった劇的な楽曲群は、思わず「よっ、待ってました!」と声を掛けたくなる名曲に仕上がっています。
是非とも再評価をお願いしたい一作。中古盤を見かけたら要レスキューですよ。



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