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ヘヴィメタル/ハードロック
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Nutz
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解説
Hard Nutz (失恋船長)
Nutz Too (失恋船長)
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Hard Nutz
新たにキーボード奏者を正式メンバーに加え5人編成へと生まれかわった1977年リリースの3rd。今まで以上にキーボードにも比重を置く事で音楽性に広がりと深みがましたサウンドは、前作と比べるとアンサンブルの強化はされたが、Hard Nutzというタイトルの割には前作よりも洗練されたポップサウンドを披露。このバンドの強みと言える華麗なコーラスワークも見事に決まり厚みを増したポップロックスタイルへと昇華している。
時代的にニューウェーブなどに押される形となったハードロック勢。このグループの立ち位置は非常に面白い。英国的なニュアンスも強いのに、爽快感やポップセンスにはアメリカンな要素も感じられ、なんとも質の高いプレイとアレンジで楽しませてくれるバンドでした。センスのあるボーカルハーモニーや枯れた味わいのギターなどジンワリと沁み入る旨味もありますよぁ。
有名どころじゃなくとも優れ
失恋船長 ★★★ (2019-03-02 10:20:38)
Nutz Too →YouTubeで試聴
イギリスはリバプール辺りを中心に活動していたブリティシュロックバンドが1975年にリリースした2nd。適度なハードさに負けないくらい甘口のポップなメロディを嫌みなく溶け込ませる事に成功。この何とも言えない相反する融合が実に魅力的であり、まだまだ完熟しきれていない70年代のロックシーンならではのバンドであろう。ZEPがサイケにブルース、DPはクラシックをルーツに持っていたりする中で、このバンドはその両者からも距離を置きつつも、巧みなポップセンスを重厚なアンサンブルと、華麗なコーラスワークで挟みこみ独特のスタンスで聴かせる手腕に終始しており、④曲目の『Change's Coming』などで聴ける哀愁美も絡めたハードサウンドは、このバンドならではの強み。
70年代に主役不在とも言えるバンドスタイルは、ある意味健全なパワーバランスを保持しており、楽曲重視で勝負している姿は好感が持てる。また
失恋船長 ★★★ (2019-02-26 17:08:29)
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