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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 401-450
DEEP PURPLE-Who Do We Think We Are
DEEP PURPLE-Made in Japan
DEEP PURPLE-Machine Head
DEEP PURPLE-Fireball
DEEP PURPLE-Scandinavian Nights
DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock
DEEP PURPLE-Deep Purple
DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn
DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple
BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper
BULLET FOR MY VALENTINE-Gravity
LOUDNESS-LOUD'N'RAW-Speed King
LOUDNESS-Engine
LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE
OUTRAGE-Outrage(1987)
STEVE GRIMMETT-Personal Crisis
WHITE WOLF-Standing Alone
SILVER MOUNTAIN-Roses and Champagne
BEAST IN BLACK-Berserker
ANTHEM-ENGRAVED-FAR AWAY
RUNNING WILD-The First Years of Piracy-Fight the Oppression
SAXON-Into the Labyrinth
SAXON-Power & the Glory
ROSENFELD-Pigs of the Empire
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary
ROSE ROSE-99% is Shit
Sonic Agitation-Across All Apprehension
YOUTHQUAKE-YOUTH...MINE AND THE TRUTH
YOUTHQUAKE-APOCALYPSE
BLOOD FARMERS-Permanent Brain Damage
BLACK SABBATH-Master of Reality
BLACK SABBATH-Paranoid
BLACK SABBATH-Black Sabbath
SHOK PARIS-Concrete Killers
HALFORD-Crucible
HALFORD-Crucible-Crucible
BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding
GRAHAM BONNET-Graham Bonnet: Anthology
ARTCH-Another Return
STRYPER-No More Hell to Pay
STRYPER-Murder by Pride
STRYPER-God Damn Evil
ALCATRAZZ-The Ultimate Fortress Rock Set
ALCATRAZZ-Live '83
VELVET VIPER-Respice Finem
VELVET VIPER-Velvet Viper
YNGWIE MALMSTEEN-Trial by Fire: Live in Leningrad
ALCATRAZZ-Live Sentence
STEELER-Steeler
SINNER-Mask of Sanity
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DEEP PURPLE-Who Do We Think We Are ★★ (2018-07-11 19:05:07)

意味深なアルバムタイトルが面白い。そのタイトルが示しように今回のアルバムは、実験的な要素も多くリッチーの関わりが薄いのは明白だと思われる。
その分、ジョン・ロードはメロトロンまで持ち出しバンドをサポート、イアン・ペイスもギランも主役不在の穴を埋めるが如く迫力のあるパフォーマンスでバンドの矜持を保った。
リッチーがいないとロック色が薄まるのは当然の結果だが、ハードロックスタイルとは違う第2期サウンドという新たなる可能性も見せていて、楽曲の出来不出来にバラつきがある割には新鮮に聞けるのが面白い。

リッチーの関わりが薄くなったのは犬猿の仲になったイアン・ギランのせい、その関係性は今作をもって一旦終止符を打つ事になる。ギランとリッチーの関係性は音楽と言う名のもとでは素晴らしいケミストリーがあった。それはIN ROCKやMACHINE HEADを聞けば疑いのない事実だろう
…続き

DEEP PURPLE-Made in Japan ★★★ (2018-07-11 18:54:35)

我々日本人にとっては「LIVE IN JAPAN」の名で浸透している、初来日の模様を録音した当初は日本のみでリリースされたライブアルバム。このライブアルバムを聞けば、いかにバンドが均整のとれた演奏をしている事に驚かされる。ムリ無駄のないプレイ、ライブでも完璧にこなす高い技術、それでありながらも臨場感のある才気に満ちた演奏は、このバンドの真骨頂とも言えるドラマシズムと構成力の高さとアイデアを見事に具現化している。
その完璧な演奏の中にあっても、リッチーは枠をはみ出たプレイで一人狂乱とも言えるパフォーマンスを披露。その崩し方の美学は言葉に尽くせぬほど、才気に溢れていて、そりゃ毎回凄いってわけじゃないけど、このバンドの原動力はリッチーだったことは疑いのない事実だろう。
そして気管支炎になり万全な体調ではない中でもギランのパフォーマンス力はファンを満足させるものだ。
日本限定で
…続き

DEEP PURPLE-Machine Head ★★★ (2018-07-11 18:42:46)

このバンドの代表作と言えば、このアルバムを推す人が多いだろう。前作に続き全英1位を獲得。その人気の勢いは留まるところを知らず世界中でも売れまくった。今もって人気のある一枚だろう。
DEEP PURPLE的様式美の確立。レコーディング環境も整い随分とまとまりのある演奏が聞ける。それに一番の強みは前作の負のイメージを払しょくするほど粒の揃った楽曲が多く、その辺りも世界的にうけた要因だろう。
一部の根強いファンからはIN ROCKのような荒さが消えたと残念がるファンがいるのは事実だが、それを差し引いてもハードロックの完成系とも言えるスタイルをさらに推し進めているのは疑いのない事実であり、やはり代表作と呼ぶに相応しいハイパフォーマンスと曲の良さは特筆すべきであろう。

DEEP PURPLE-Fireball ★★★ (2018-07-11 18:34:22)

前作の爆発的な人気を受け全英1位に輝いた出世作。ただ大規模なツアーの合間に曲作りを行いレコーディングをしたため、前作にあった破壊力や気迫が薄れ、①こそ勢いに満ちているが、それ以降はあっさりとした印象の強いポップな曲も多く、バラエティに富んだ随分と様変わりをした印象を受ける。
特に④のようなカントリー調の曲には、このメンツによるイメージになく初めて聞いたときは驚いたものだ。
しかし、そのイメージの強さが、同時期に活躍したレッドツェペリンとの違いを生み出す結果となったのだろう。多様性を認めてもらえなかったバンドと、アルバムリリースごとに違う音楽性で魅了したバンド。その違いが後世の一般的な知名度と影響度に繋がる事になるとは皮肉なものだ。

DEEP PURPLE-Scandinavian Nights ★★★ (2018-07-11 18:25:57)

1970年にストックホルムで行われたライブ。IN ROCKリリースの後だから、とにかく暴れまくりだ。第1期の曲もギランが上手くアジャスト。この時期のギランは凄い。

DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock ★★★ (2018-07-11 18:17:53)

ジョン・ロードとクラシック路線のアルバムを作った後に、制作されたハードロック路線へと変貌を遂げた第2期メンバーによる最強のアルバム。その魅力は①から炸裂。ブラックモアとジョンによるスリリングな掛け合い、それが最高潮に達したとき、ギランの歌が爆発するという構成はロック史に残るハイパフォーマンだろう。
冴えわたるギランのパフォーマンスは早くも③で頂点を迎えた。そしてブラックモアも③において今もってベストテイクと言える完璧なソロを弾いてる。
ギランとブラックモアのタッグは⑤でも高い相性の良さを見せている。ハードなリズムセクションとヘヴィなギターリフ、そこにギランのシャウトがハードロックのお手本のような迫力を生み、このアルバムに対する意気込みが伝わってくる。

このバンドはハードロックの元祖として祭り上げられているが、けして新しいアイデアを用いたわけではない。
しか
…続き

DEEP PURPLE-Deep Purple ★★ (2018-07-10 20:58:00)

前作ではブラックモアのギターが目立つ内容だったが、今回はデビュー作のようにジョン・ロードのプレイを前面に出した作風に戻った。そして各メンバーがアイデアを寄せあい自己主張を強めたアルバムでもある。
特にアルバムリリース後にクビになる、ロッド・エヴァンスとニック・シンパーの二人が今まで以上に個性を発揮。その各メンバーの個性が噛み合えば良かったが、アイデアが渋滞を引き起こし上手くいったと言えないアルバム。
もしこのままバンドが継続していたら、のちのパープルは存在したのか興味深い。ジョン・ロード主導の制作環境にブラックモアもストレスをため込んだろうにね。

DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn ★★★ (2018-07-10 20:48:59)

バンドとしてまとまりが出たのか前作以上にバラエティに富んだ内容に仕上げているが、とっちらかった印象はない。ブラックモアのギターもハードで個性的なフレーズが増え明らかに前作よりも冴えている。
それに引っ張られるようにジョン・ロードもロックよリのアプローチが増えた。
しかしアイデアと表現力が追いつかない面も多々あり、その辺りの不満がメンバーチェンジ劇へと発展したのだろう。

DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple ★★★ (2018-07-10 20:43:31)

ハードロックの創始者として語られるバンドだけに、60年代後半に流行ったサイケデリックロックは随分とイメージとはかけ離れたものだろう。
ジョン・ロードもクラシカルなフレーズというよりはR&Bやジャズの要素が強いプレイは多い。ブラックモアのアコギを随分と多用している。

このバンドの面白さは、やはり泥臭いブルース臭が薄い。そして覚えやすいメロディが多い。その分かりやすさからくる親しみやすさが人気の秘訣だろう。このポップ性が第2期時代の成功に繋がっている。
やりたい事が明確になっていない分、散漫な印象を強く与えるが、そこが魅力と言えるデビュー作。このメンバーだから④のような曲が生まれイメージ的にピッタリとハマっている。

BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper (2018-07-07 23:22:18)

新世代メタルバンドとしてBURRN!誌でも大絶賛されたバンド。リンキン・パークのプロデューサー、ドン・ギルモアがいるのだからニューメタルからの影響が強いのは当たり前なのだが、それはさほど気にならず、むしろ初期の頃は○○の影響が強い曲も目立ったが、ここにきて個性を確立させてきたことの方が評価出来る。
でも純粋のメタルと呼びには抵抗がある。やはりメタルの影響を受けた別のジャンルの音楽だろう。
BURRN!の後押しは影響も大きく、今ではこれがメタルの基本になるらしい。そのおかげで益々世代間ギャップを生みだしたけどね。
あの雑誌の罪は大きいよ。まさかヨーロッパはもとよりアメリカでも豪華客船を借り切ったベテラン組のショーがうけるとは読めなかったのだろう。
これをメタルと呼ぶと読者は離れる。若者は最初から本は読まない。そもそも若い奴は、このバンドを古臭いメタルバンドと思って欲
…続き

BULLET FOR MY VALENTINE-Gravity (2018-07-07 23:07:11)

これはメタルとは言えないね。単なる流行りもん。コロコロ音楽性も変わる。アメリカで売れたいだけ。
日本でいうところのMAN WITH A MISSIONやONE OK ROCKだな。
これ聞いて喜んでいる奴が何を語っても説得力がなくなる。ようは売れてる音楽が好きなだけでしょ。
メタルってのはこういうのじゃないからね。究極のにわかファンだよ、流行りもんに手を出しまくる奴はね。
昔からのファンは遥か昔にソッポを向いた。でも流行りもんになったから大金を手に入れた。ミュージックビジネスだからそれで良い。今のBURRN!なら手放しで大絶賛されるだろうよ。
みんなこれを聞け!これが目指す未来のメタル像だってか?
これをメタルと言うのなら俺はメタルファンではない。
メタルにEDMのリズムってベビメタだろうよ。これが最高ならアッチも褒めないとね。
あぁでもB
…続き

LOUDNESS-LOUD'N'RAW-Speed King (2018-07-02 22:57:10)

柴田さんのベースはグレン・ヒューズみたいなノリが出ている。
でもこのヴァージョンは最低の部類に入るだろう。
この音楽性ならわざわざカヴァーせんでもね…
今やって欲しいなぁ~

LOUDNESS-Engine ★★ (2018-07-02 22:55:05)

柴田直人に本間、昌樹が一緒に活動していたスーパーグループ。なのに残念な音楽性に終始していた。高崎もおかしな連中と付き合いブッタだの、氣だのおかしな事をいっていたもんね。つくづく惜しまれるスーパーグループによる残念なアルバム。これはラウドネス名義でやるべきじゃないものだったね。
でも演奏の中身は濃いよ!だから聞ける!!そして今聞くとけっこう違和感がない!!!高崎晃は早すぎた!!!!

LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE ★★★ (2018-07-02 22:51:01)

レコーディング中に二井原実を解雇。後任に迎えられたのがマイク・ヴェセーラ。レコーディングは素晴らしかったがライブはイマサンだった。急遽代役とはいえ武道館のステージは全く歌えていなかったぞ、しかも自分の歌をね。
名曲 Soldier of Fortuneはやっぱりオリジナルの方がいいな。

OUTRAGE-Outrage(1987) ★★★ (2018-07-02 22:47:17)

メタリカに影響を受けたバンドと雑誌に書いてあった。その書評通りの音楽性だがクオリティでは負けていない。IT'S PACKED!5曲入りライブ盤にボーナスとして収録されたのは大事件だったろう。
幻の自主製作盤。その仕上がりっぷりに震えあがるぜ!

STEVE GRIMMETT-Personal Crisis ★★★ (2018-06-29 21:41:18)

久しぶりに我々のグリメットが帰ってきたと印象付けたソロアルバム。熱いエナジーをまき散らす情熱的な歌が最高にクール。つまんない曲もあり、このパフォーマンスに釣り合わないが、それでも一級品の感触を残しているのが凄い。本作を聞けばグリメットの魅力がなんなのかを知ることが出来るだろう。

WHITE WOLF-Standing Alone ★★★ (2018-06-29 21:27:08)

BURRN!誌においてジャケットがイマイチだからダメと評されたアルバム。もっと中身を吟味しろよ。論点が…!!
その評価を真に受けたアホが続出して真っ当に認められなかったデビューアルバム。
聞かず嫌いはもったいないよ。欧州的香りが漂う哀愁、疾走感もあるし勇壮感もある。そしてキーボードが程良く絡み分厚い音の塊となり劇的なドラマを生み出している。捨て曲など見当たらない名盤に仕上がった。
これが70点代なら、80点を超える作品なんて年間に10枚くらいになるよ。

SILVER MOUNTAIN-Roses and Champagne ★★★ (2018-06-29 21:20:18)

リリース当時は好意的に受け止められなかったアルバム。北欧のイモ臭さをイイ感じで残しつつ垢ぬけた印象も強い。甘く叙情的なメロディに切れ込むクラシカルフレーバーたっぷりのヨナスのギターが猛烈に泣きを発散することで唯一無二の個性を確立。今となってはこのアルバムがベストに上げるメタラーも多い名盤と言えよう。

BEAST IN BLACK-Berserker ★★★ (2018-06-23 21:55:02)

バトル・ビーストを抜けたA・カバネンの新バンドによる初アルバム。勇壮な曲調から哀愁系の泣きメロまでバトル・ビーストそのものだ。それもカバネンがメインソングライターなんだから当然だろう。男性版バトル・ビーストは本家よりも過激で甘い楽曲が多数収録、その振り幅についていけるかがカギだ。キャッチーなメロディを中心に様々な要素を独自の解釈でミクスチャー系に仕上げたセンスが驚異的な閃きだと思うよ。ダンサンブルなリズムにも必然性を感じられる。

ANTHEM-ENGRAVED-FAR AWAY ★★★ (2018-06-23 21:43:32)

緻密な楽曲構成は比類なき完成度を誇る名曲。
哀愁系だがキャッチーなメロディを忘れてない、この曲の持つ魅力は新生アンセムの旗手となるだろう

RUNNING WILD-The First Years of Piracy-Fight the Oppression ★★★ (2018-06-19 22:06:35)

戦え!!
燃えるぜ!!

SAXON-Into the Labyrinth (2018-06-17 21:49:12)

ややフックに乏しいアルバム。ヘヴィなことに重きを置いたのだろう。聞き通すと肩こるわ。もう少し親しみやすい方が聞きやすいよね。このアルバムからマンネリ化が始まったと言えよう。

SAXON-Power & the Glory ★★★ (2018-06-17 21:37:47)

今でもライブの定番「Power and the Glory」や「The Eagle Has Landed」など名曲が収録された名盤。人気に陰りが見えたNWOBHM路線を捨てコマーシャルな面を強化。ライトな音だがパワフルだ。ノリの良いポップソングもあるし、今聞いての懐かしさと共に新鮮さも運んでいる。当時、名物編集長の酒井が酷評したらしく、その意見に乗っかるドがつくミーハーが真に受け、イマイチな扱いを受けているんだから不思議だ。海外では高い評価をうけているのにだ。やはり日本のメタルシーンは閉鎖的すぎるんだろう。一人二人のDJや編集の人間に流されるんだからね。恐ろしいよ。今は平成30年、そんな奴はいないだろうと思っていたら、サクソンのページは当時の論調を引きずるburrn!信者の多さにドン引きする。

ROSENFELD-Pigs of the Empire ★★★ (2018-06-12 20:08:10)

AIONのHisayoshiが歌うバンドのデビュー作。こいつらもヴィジュアル系ものどきの派手なメイクとファッションが誤解を招いてコアメタラーに完全にバカにされていた。出している音は紛れもないスラッシュなのにヴィジュアル系扱いは不当だったろうね。
AIONにも通ずるスピード感とブルータリティに満ちたスラッシュサウンドはパワーが漲っている。

GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary ★★★ (2018-06-12 20:01:58)

日本のバンドが海外のレーベルと契約を交わしてリリースしたアルバム。千葉にも同名バンドがいるけど、こちらは福井。そしてアメリカにも同名バンドがいたので、むこうの名義にNIPPONが追加された。
サタニカルメタルの代表格。サタニカルといっても70年代のジューダスプリーストの影響も強く、絡みつくギターはマーシフル・フェイトのような魅力があり、竹内稔浩さんのシアトリカルなボーカルパフォーマンスもあり、独特の世界観を強く打ち出せている。

BURRN!で酷評されたのが痛かったな。やっぱり真に受ける奴が多すぎるんだよ。そして一番イタイイタイ病なのは、洋楽の方が上という感覚ね。これに処方箋なしです。

ROSE ROSE-99% is Shit ★★★ (2018-06-12 19:50:17)

1983年から活動しているハードコアスラッシャー。Skull Thrash Zone Volume Iの名を連ねているから知られた存在です。
このアルバムは結成20年を記念する一枚。初期の頃よりもメタル度が高めに設定されているのでメタラーには聞きやすいアルバムになった。そのかいあって真の意味でクロスオーバーたる魅力が詰まっている。殺傷力の高いスピードナンバーと魂の咆哮、こういうの聞いちゃうと北欧メロデスみたいなぬるいの聞いてらんないよね。

Sonic Agitation-Across All Apprehension ★★★ (2018-06-12 19:39:23)

和太鼓も取り入れた国産スラッシャー。大和魂を揺さぶる本気のメタルサウンドに身震する。和楽器なんちゃらみたいな偽物とは違うよ。名古屋はスラッシュが強いね。やはり親分がOutrageだからかな?
刻みまくるリフとエクストリーム寄りのヘヴィグルーブ、その中に和のテイストを巧みに織り交ぜ、日本人のアイデンティティを確立している。和太鼓はSepulturaもやったけど、やっぱり何か違うんだよね。こっちの方がすんなりハマってるよ。

YOUTHQUAKE-YOUTH...MINE AND THE TRUTH ★★★ (2018-06-12 19:24:27)

Akiraとgairryの二人が柱となり曲を提供しているのが強みだ。なんたって両者の感性の違いによってメリハリが際立っている。Tokyo YankeesにもいたHiyoriのドスがきいた咆哮が男臭くて痺れる。イントロに君が代をもってきた「Yamato-Soul」のアイデアも際立っている。本当にヴィジュアル系と思われているのが残念だ。だから売れもしたんだろうけど…アグレッシブな極悪スラッシュ、これがYouthquakeの魅力だ。

YOUTHQUAKE-APOCALYPSE ★★★ (2018-06-12 19:15:16)

メインソングライターのGairryが抜けたあと、しばらくは活動を停止していた。新メンバーを迎え新たなる音楽性は90年代を意識したヘヴィサウンド。北欧メロデスからの影響もあるが、初期の頃に通ずるアグレッションが復活、Gairryの手によって織り込まれたキャッチーさの減少もマイナスには働いていない。肝の据わったホンモノのメタルバンドだったのに、Extasy Records所属のヴィジュアル系扱いを受けコアなメタルファンからバカにされていた。やはり出だしのイメージは重要だよね。

BLOOD FARMERS-Permanent Brain Damage ★★★ (2018-06-12 19:04:21)

血まみれ農夫の侵略なる邦題もついたデモ音源のCD化。世の中にオジー時代のサバスは好きだとか、最強だとか、メタルの元祖だとか、ビックな発言をする奴の多さに辟易する。なぜなら、ビックマウスな奴らに限ってドゥームロックを全然知らない。BURRN!周辺の情報を頼りに生きてるかだろう。見渡せば底の浅い賢人ばかりだよ。
本当に名前で音楽を聞いてるんだよな、ミーハーの極致だよ。

ドロドロの鮮血まみれのホラームービー、まさに陰惨極まるB級映画を見ているような気持ち悪さに圧倒される。ゴワゴワと重く圧し掛かかり、足元に絡みつくようなヘヴィグルーブ。そんな重苦しい間合いに、威嚇するように切れ込むリフの嵐。これがドゥームメタルの醍醐味だ。イチンキ臭いオジー賛歌のサバスフリークじゃないホンモノに強く薦めたい!

BLACK SABBATH-Master of Reality ★★★ (2018-06-09 18:47:50)

殺人的なスケジュールの合間にレコーディングを済ませたアルバム。それでも前2作よりもスケジュールに余裕があったというのだから今じゃ考えられない話だ。
世界的に成功を収めたサバス、このアルバムも予約だけでゴールドディスクを獲得したんだから、爆発的人気だよね。時間を掛けた分、多様なアイデアを具現化することにも成功。特にアイオミはチューニングを一音半下げ、今まで以上に暗く重い音が地中深くまでうずくまっている。
ブルースからの派生に留まらない音楽性の広がりと個性の確立。これぞサバスワールドの開幕とも言える。

BLACK SABBATH-Paranoid ★★★ (2018-06-09 18:40:09)

もしヘヴィメタルの元祖という文言をサバスに当てはめるのならデビュー作じゃなく、このアルバムだろう。
ヘヴィでダークだがカッチリとまとまりのある音に仕上げた為に非常に聞きやすい。特に②などは顕著であろう。
その中でもヘヴィメタルの代名詞となる④や①、そして⑤⑥と濃密なプレイが煮詰まったヘヴィロックのメタルの基礎を見る事が出来る。オカルト主義とロックの融合、このアルバムが一番バランスも取れている。

BLACK SABBATH-Black Sabbath ★★★ (2018-06-09 18:33:31)

今じゃ後追いの理論でヘヴィメタルの元祖と祭り上げられている。
たった二日間、予算は600ポンドで仕上げたアルバムに、そんな重責はないよ。
金を払ってホラー映画を見るな奴がいるのなら、音楽でやってしまえ、そんな安易な着想だが、それが見事に的を得た。
ブルースロック下地に、メンバー全員がハマっていたオカルト主義を表現した。そんなアイデアが、心霊写真のようなジャケットや歌詞にも表れ、飛び出してきた音もオカルトそのもの、そんな中でもカヴァーの⑤は方向性も違い。コチラが想像しているよりも、徹底していなかったりと脇の甘さも実はあるのが、今日の現実的な評価だろう。
たった二日間だから、ジャムセッション的なレコーディングになり、そのおかげでシンプルになった事が逆に、個性を際立たせたのだから皮肉だ。でもこれが全英8位、全米23位と売れた事実に驚愕する。欧米人の完成の鋭さが羨ましい。
…続き

SHOK PARIS-Concrete Killers ★★★ (2018-06-08 19:34:15)

酒井康から58点を献上された3枚目のアルバム。その評価の影響も大きくバンドの人気も失った。一人の偏った評論を真に受ける人間の多さに今もって驚かされる。自分の耳で判断すべきなのに…まぁ他人に全乗っかりする人生は楽なもんだ。

歌メロもバッキングのアレンジもギターのハーモニーも、ありがちなアイデアで単純なものが多い。しかし所々にオッと思わせるアイデアもあり、けして一本調子などと酷評されるアルバムではない。むしろ成熟した旬の音を表現しているといえるだろう。

乾いた音質が重くのしかかる曲調を聞きやすくしているのも良いアイデアだったな。

HALFORD-Crucible ★★★ (2018-06-05 22:55:51)

ヘヴィでモダンなアメリカンメタル。これが2002年の音だったんだろう。徹底的に焦点を絞りこんだ作風には説得力がある。前作とは切り離すべきアルバムだが、ロブが本気を出して歌えば、これくらいのクオリティにはなる。余裕を感じさせるのは無理していない証拠だ。

HALFORD-Crucible-Crucible (2018-06-05 22:52:48)

ペインキラーのグランジヴァージョン。
おふざけは聞きたないよ。

BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding (2018-06-05 22:49:35)

前作が中身の濃い作品だっただけに期待の大きいアルバムだったが、残念ながらブルースは、またグランジ路線を意識した中途半端なものを作ってしまった。曲調がダークだとか、キャッチーじゃないとかが理由ではない。単純に歌メロがツマラナイ。フックもない中途半端なものに終始している。どうせやるなら徹底的に、逆説的に持ち上げるのは無理がある。
この路線にロイZやエイドリアン・スミスのメロディアスなソロは似合わないよ。参加メンバーの力量でなんとか聴けるだけだね。

GRAHAM BONNET-Graham Bonnet: Anthology ★★★ (2018-06-05 22:37:35)

1967~2017とグラハムの歴史を網羅したベストアルバム。ソロ中心と思いきや、話題のGraham Bonnet BandやTaz Taylorも押さえ、メタルサイドの代表作Alcatrazz、Impellitteri、そしてAnthemまでと収録と全ての活動をほぼ網羅の凄いヴォリュームだ。無論Forcefield、Blackthorneもある。その中にひっそりと未発表曲もありの、とにかく中身が濃い。
世界配信だからグラハムファンにAnthemの曲を知ってもらえるのは日本人として誇りに思える。とにかく意味のあるベストアルバムだぞ。3枚目のDVDが熱盛だ!中野サンプラザで行われたAlcatrazzのライブが見れるぞ!!

ARTCH-Another Return ★★★ (2018-06-01 20:50:35)

2015年に発売されたリマスター版のタイトルはオリジナルの『ANOTHER RETURN』戻りましたよ。
ノルウェイが生んだ正統派パワーメタルバンドのデビューアルバム。
いまではWIG WAMベースがいたバンドで名が通るのけど、主役はエリック・ホークの雄々しい歌声に尽きる。
北欧なのにダークで無機質な感じが強く、北欧版METAL CHURCHと言っておこう。そこにピンときたら迷わずゲットですよ。

STRYPER-No More Hell to Pay ★★★ (2018-06-01 20:33:36)

結成30周年を自ら祝う成熟度が増した復帰作。たんなる80年代テイストが増加したんじゃない、モダンさも残しているがイイんです。
無理しない姿勢が音に反映されている。美しいコーラスハーモニーとポップだが叙情的なフレーズが常に耳に残る。そういう音って中々ないんですよ!これなら昔からのファンも納得だろう。THE ONEを聞いてホロっとさせられたね(涙)

STRYPER-Murder by Pride (2018-05-31 18:25:23)

前作が不評だったため、なんとなく昔の音に戻したアルバム。全般的にキレ不足で中途半端な印象を受ける。それでも満足出来るのはマイケル・スウィートの美声によるだろう。叙情性の薄いアメリカンロックが多すぎるな。完全復活するのは2013年まで4年もかかるとは思わなかったよ。

STRYPER-God Damn Evil ★★★ (2018-05-31 18:19:52)

オープニングの『Take It to the Cross』を聞いてロン・キールが歌ったSABER TIGERを思い出した。ヘヴィでアグレッシブだがメロディック、攻撃性の裏で鳴らされる叙情的なメロディもコーラスハーモニーも健在だ。80年代の古臭いメタルをシコシコこするだけの音楽性に興味なし、味が良ければウンコでもいいってわけじゃないんでね。
このヘヴィ路線は十分支持できる。STRYPERは現役だ。マイケル・スウィートも衰えていない。

ALCATRAZZ-The Ultimate Fortress Rock Set ★★★ (2018-05-30 22:02:41)

5CD+DVDがセットになったお得な商品。輸入盤だが定価でも8000円程度のお値打ちなBOXセットだった。3枚のスタジオ盤にライブ盤と既にリリース済みのものなのだが、デモ音源や入手困難なモノなどをボーナストラックが激熱なのが嬉しい。DVDも84年1月中野サンプラザ公演と84年10月東京厚生年金記念館公演に「Rock Palace」放送映像3曲とPV3曲、そして83年日本TV用インタビューときたもんだ。

Live '83買った後なんでお得感は減ったが、それでもファンなら絶対に買った方がいいよ。
Live Sentenceもギタークラッシュや荒城の月をカヴァーした完全盤の方してますぜ!

ALCATRAZZ-Live '83 ★★★ (2018-05-29 19:33:16)

Live Sentenceよりも生々しく、そして中途半端に終わらないのがいい。イングヴェイも荒っぽく弾いていない。ところどころバランスが不安定になるが、それはレコーディング環境のせいだろう。ライブはダメだと陰口を叩かれるグラハム・ボネットのパワーヴォイスに圧倒される。これだけ歌えて文句言われちゃかなわんよ。まだこの頃はイングヴェイも大人しかったんだろうなぁ。まとまりのあるライブだよ。
ラストの All Night Longはジョージ・リンチがゲスト参加したスタジオ録音。

VELVET VIPER-Respice Finem ★★★ (2018-05-28 17:27:31)

1947年生まれのJutta Weinholdが復活だ。もうお婆さんだけど頑張って歌ってるよ。
RAINBOWの曲をACCEPTが演奏している、この表現がピッタシ似合う重厚な様式美メタルサウンドが詰まった名盤だ。
DIOや様式美系のBLACKSABBATHが好きなら買いに走りたくなるよ。

VELVET VIPER-Velvet Viper (2018-05-28 17:18:56)


Jutta Weinholdは1973年にSuzi Quatroの48 Crashをドイツ語でcoverしたのがデビュー作なんですよね。
ANN(HEART)影響下のJUTTA…それは明らかに違うよね…やりすぎたな。ちょっとイキったな(笑)

Jutta Weinholdは70年代に2枚のアルバムを残し、82年にAlex Parche率いるBreslauに参加。早い段階でメタルに触れている。
そのあと85年にZED YAGだからね。HEARTの影響はまずあり得ない。国は違えど同期のデビューだし、年齢も近い、そんな人から歌い方の影響をうける?

1万歩譲ってANNに歌い方が似ているなら、まだイケるけど、これは目つぶれねぇだろうなぁ。
コメントする前に歴史検証した方がイイよ。これは酷過ぎる誤用だろう。

YNGWIE MALMSTEEN-Trial by Fire: Live in Leningrad ★★★ (2018-05-25 21:39:27)

ジョー・リン・ターナーのフェイクが気になる。それを補うほどイングウェイのギターはキレていた。アドリブで曲間やイントロで奏でるクラシックの有名なフレーズなど、遊びも多くライブならではの臨場感がある。バリー・ダナウェイやヨハンソン兄弟もいた。最も商業的にもバンド的にも充実したラインナップだった。

ALCATRAZZ-Live Sentence ★★★ (2018-05-25 21:36:09)

Rainbowのライブでは、とにかくガナリまくっていたグラハム・ボネット。ここでもガナリはあるが、曲にフィットする迫力満点の歌声を聞かせてくれた。そんな大物の横で物おじすることなく弾きまくるイングウェイ。今最も再タッグを組んで欲しいコンビだ。

STEELER-Steeler ★★★ (2018-05-25 21:31:42)

北欧からマイク・ヴァーニーの呼びかけで渡米したイングヴェイ。既に出来上がっていたバンドへの加入だった為に楽曲もあらかじめ用意したものが大半を占め、イングヴェイの滑らかなギタープレイはあまり聞けない。それでも合間をこじ開けるように、流れるクラシカルな速弾きが強烈な魅力を発散している。
傲慢なイングヴェイの態度に腹を立てたロン・キール。彼を追い出したけど、主役不在で解散の道へと辿る運命を歩むとは皮肉なものだ。

SINNER-Mask of Sanity ★★★ (2018-05-22 21:57:07)

THIN LIZZYが絶大な影響を受けているSINNER。それでもオリジナルティが高いと感じさせるのがマット・シナーの凄さ。古めかしい王道メタル、哀愁のメロディがトンコツスープのように濃厚に絡む。味は濃いがのど越しが良い、それがSINNERサウンドの魅力だ。定番の強みを猛烈に感じるね。


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