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Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
誰かの風の跡 / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
愛撫と殺意の交差点 / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
遠い街角 (The wanderin' street) / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Blue ~こんな夜には踊れない / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Big Blonde Boy / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
ハートに無礼美人 (Get out of my Chevvy) / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Dear Boys / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
路傍の家にて / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
今でも君を愛してる / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
哀しみのプリズナー / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
One Day / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Merry X'mas In Summer / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
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Keisuke Kuwata / 桑田佳祐
バンド形態でない真の1stソロアルバム制作は1987年夏から取り掛かっていたとのこと。まずは同年10月に10.、翌'88年3月に6.とシングルをリリース、更に同年6月サザンの再活動シングル"みんなのうた"をリリース後、ようやく7月に本作リリースと実に1年掛かりです。プロデュースはその後約5年に亘り関わっていく小林武史、そして桑田本人はヴォーカル・コーラスに専念しギターはゲストミュージシャンに一任。あの桑田佳祐がこれだけじっくり作ったアルバムが話題を呼ばない筈はなく、見事オリコン1位の大ヒット。時代はバブルへ向かってイケイケムードでしたが、本作ではそういう傾向はサザン時代から受け継いだシンセサウンドだけに留め、むしろこれもサザン時代から引き続き世相を風刺する曲、また逆にソロアルバムらしく落ち着いて昔を回顧、自己を再確認する曲も適正に配置されました。デビュー10周年、大人になった桑田氏の節目
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-30 02:30:32)

誰かの風の跡 / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
エンディングを飾るに相応しい落ち着きと優しさを備えた、まさしく風のように吹き去っていった彼女との夏の日を回顧するしっとりバラードです。本作では唯一桑田佳祐、小林武史、藤井丈司の3人のみ参加、桑田がヴォーカル専業に徹した故にギターレス。でもそんなことは何ら問題ではなくじっくり聴かせるゆったりした曲展開、特にサビの歌詞が印象的ですね。なぜシングルにしなかった? これも今となってはどうでも良い話でしょう。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-29 08:40:25)

愛撫と殺意の交差点 / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
サイケ風なブルーズに乗せて様々な角度から性と暴力が交錯する現代社会をダイレクトに風刺しつつ"Baby, please don't do what we have done"、"Children, be good after we are gone"と次世代の子供たちに呼びかけています。この曲にも竹内まりや、終盤のシャウトには何とご子息も登場。アルバム通しで聴くなら飛ばしても良いと本人は言いますが、いやいやなかなかのもんですよ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-28 02:18:50)

遠い街角 (The wanderin' street) / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
CARPENTERSの"Close to You"を彷彿させるピアノが主体の仄かな哀愁が懐かしい感覚で心地良いバラード。歌詞は時代の流れで変わりゆく街並を憂い哀しみを表現したものです。自身出演のフジフイルムのCMソングに起用されました。コーラスには竹内まりやが参加しています。"誰かの風の跡"と同様シングルにしても良かったと思える曲。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-27 08:40:46)

Blue ~こんな夜には踊れない / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
"ひと目逢って踊れば愛せるまでに"踊りたくなる軽快なリズムと"熱い気心が触れ合う大人達の夜明け前"を思わせるアダルトコンテンポラリーな曲調と歌詞。どうせサザンでも演れる音楽だったら大人のディスコテューン、こういうの待ってたんですよ。翌年"ラッフルズホテル"という村上龍監督映画の主題歌になったらしいですが、映画自体が不評でこの曲も知られざる存在に。せめてここでスポットライトを当てましょう。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-26 02:17:23)

Big Blonde Boy / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
NYでHALL & OATESに会った時の印象を歌う曲。タイトルがDARYL HALLで"相棒だっていい野郎で…Oats(オツ)な和音"がスペル違いだけどJOHN OATESですか。後の歌詞はハッキリ言って適当。曲調も彼らの音楽に似せたようですがそこは桑田、何せアクが強いこと。私的には翌年の"フリフリ'65"に通じるノリを感じますが如何でしょう。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-12-25 02:00:32)

ハートに無礼美人 (Get out of my Chevvy) / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
"その気にさせといて何もかも拒む無礼美人"に"俺のシボレーから降りろ"と歌う曲です。"愛倫行動"とどっかで見たよな聞いたよな造語も登場して、韻を踏む都会的な男女の駆け引きを描いた歌詞は本人も拘ったそうな。ブラス主体のジャジーなサウンドがお洒落な演出の歌謡曲とは言いますが、これってサザンでも出来ることですよね? ソロで聴くと煩雑で忙しないイメージ、あくまで個人的な印象ですが。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-12-24 01:31:46)

Dear Boys / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
自らの息子について歌う発想はJOHN LENNONの"Beautiful Boy (Darling Boy)"から、音像はPAUL MCCARTNEYの"Ram On"と"Dear Boy"からの換骨奪胎らしいです。サザンではできないことをソロでやった、その典型とも言える曲。ただPAULの2曲をオマージュしたことからマイナー調になってしまったのが個人的にイマイチ。JOHN生前最後の音楽を避けたのは何故? モヤッとしますね。

https://www.youtube.com/watch?v=O9XxLHi0gBA
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-12-23 01:38:56)

路傍の家にて / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
キラキラサウンドのアカルいポップな音像に社会派な歌詞というギャップが堪らない曲です。地上げをテーマにした歌詞で始まり"やがては恋路まで対象に…加えて間接直接の愚例"とは法案に上がっていた消費税のこと。地価高騰などバブル景気の世にあっての風刺がピリリと効いたプロテストソング、大好きですねー。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-21 02:48:54)

今でも君を愛してる / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
お得意のパターン、別れた彼女への想いを未練たっぷりに呟く歌です。BEACH BOYS風の心地良いイントロは恐らく一人コーラス、その後の展開もさり気なく多彩で桑田本人のみならずプロデュースに加わった小林武史のセンスも影響しているのでは。職人芸をちりばめただけに本人お気に入りらしく玄人受けする曲と言えますね。
MK-OVERDRIVE ★★ (2024-12-20 02:10:40)

哀しみのプリズナー / Keisuke Kuwata / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
ソロ1stアルバムのオープニング。タイトルだけならLINDA ROSTADTの"Prisoner in Disguise"を連想しますが、むしろDAWNの"幸せの黄色いリボン"がハッピーエンドになる前のように悲痛な内容です。つまり主人公はリアル囚人の男で、英語のリフレインと最後の日本語歌詞に込められた心情をクールでお洒落な曲調に乗せて表現しています。非シングル曲ながらファン人気は高いようで。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-19 02:40:02)

One Day / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
1986年11月、KUWATA BANDラストシングルとなる4th。前作に引き続きオリコン1位獲得と"1年限定"効果は止まるところを知らず。曲自体は以前から出来ていたらしく、KUWATA BANDでは唯一となるこの思い切り寂しいバラードをフェアウェルソングとして持ってきた感ありですね。ELTON JOHNやBILLY JOELを思わせるピアノ主体の叙情的なバラード。C/WはC.C.R.の"Have You Ever Seen the Rain"をカバーしています…おっ、趣味が合いました。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-18 01:45:17)

スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
助平な私がこの曲にコメントしていないとは不覚でした。1986年7月"MERRY X'MAS IN SUMMER"と同時発売のKUWATA BAND3rdシングル。当初はデビュー曲になる筈だったのが大人の事情で後回し、そしたらサザン時代を通じて初のオリコン1位と結果オーライ。JOHN LENNONやJIMI HENDRIXへのリスペクトを思わる部分もありますが、大部分はアレの描写にモザイクをかけたような歌詞です。して音楽は文字通り松田弘の"ビート"が響く黒っぽいロック、迷曲でありながら名曲ですよ、受け狙いでカラオケの持ち歌に是非どうぞ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-17 02:41:53)

Merry X'mas In Summer / フロム イエスタデイ / 桑田佳祐  →YouTubeで試聴
1986年7月"SKIPPED BEAT"と同時発売のKUWATA BAND2ndシングル。レゲエ調のリズムに乗せて南半球のクリスマスを歌う、クリスマスソングだけどサマーソング、そして失恋ソング。南半球ではクリスマスは夏…確かにそうなんだけど実際に曲にしてしまうとは何たるセンスでしょう。見方を変えればグローバルとも言えますね。やはり桑田、只者ではありませんよ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-16 01:48:30)

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