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人間そっくりさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
BLUE OYSTER CULT-The Symbol Remains-The Alchemist
BLUE OYSTER CULT-The Symbol Remains-Florida Man
BLUE OYSTER CULT
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-In the Presence of Another World
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Del Rio's Song
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Les Invisibles
BLUE OYSTER CULT-Imaginos-I Am the One You Warned Me Of
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Madness to the Method
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Shadow Warrior
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-When the War Comes
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Beat 'Em Up
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Spy in the House of the Night
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Perfect Water
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Make Rock Not War
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Dancin' in the Ruins
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-White Flags
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Light Years of Love
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Dragon Lady
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Let Go
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Feel the Thunder
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Shadow of California
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Veins
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Shooting Shark
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Eyes on Fire
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Take Me Away
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Don't Turn Your Back
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Joan Crawford
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-After Dark
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Vengeance (The Pact)
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Heavy Metal: The Black and Silver
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Sole Survivor
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Veteran of the Psychic Wars
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Fire of Unknown Origin
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Then Came the Last Days of May
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Unknown Tongue
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Lips in the Hills
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Fallen Angel
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Hungry Boys
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-The Marshall Plan
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Deadline
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Divine Wind
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Monsters
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Black Blade
BLUE OYSTER CULT-Mirrors
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Lonely Teardrops
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BLUE OYSTER CULT-The Symbol Remains-The Alchemist ★★★ (2021-03-29 02:07:29)

お恥ずかしながら…これのPVに気付くまでBOCの新譜発売を知りませんでした!
一聴、名曲「地獄の炎(Flaming Telepaths)」を彷彿とさせるピアノはゲストによるものですが、今は亡きアラン レイニアの如き素晴らしさで興奮いたしました。
エリックも堂々と歌い上げていましたし、こりゃ買わねばなと思わせてくれた曲ですね!
中間部のGハモ辺りも(安い?)アイアンメイデンぽくてなんか好きです(笑)

BLUE OYSTER CULT-The Symbol Remains-Florida Man ★★★ (2021-03-29 01:38:11)

これは哀愁ありますねぇ~!良い曲です。
もちろんバックダーマ(ドナルド)のVoです!「死神」と同じくです。
冒頭98年の[Harvest Moon]みたいにやや落ち着いた曲かと思えば、サビ・大サビの力強さに嬉しくなってしまいました。
それにしても彼は、いつまでも声が衰えず素晴らしい!ギターソロにもニンマリ…!

BLUE OYSTER CULT (2016-08-25 10:51:56)

はじめまして、メタルけいしょうさん。
久々に来てみたら難しいご質問頂いてました。
KISS や THREE DOG NIGHT みたいな複数リードヴォーカルが楽しめるグループって豪華で好きなんですよ。
でも、大好きな初期 URIAH HEEP でもバイロンだと思ってたのに実はケンヘンズレーがリードで歌ってたなんてこともあるので、そう感心して頂けるほどのものでは…。
JUDAS PRIEST を初めて聴かされた時には「このバンドにはヴォーカルが二人居るに違いない!」と確信した過去もありますし。
わりと BOC は皆判りやすい声質してると思いますよ。

BLUE OYSTER CULT-Imaginos-In the Presence of Another World ★★★ (2014-07-31 16:07:52)

↑凡ミス訂正します。
作曲は弟さん、ジョーブーチャードでした。
81年から84年にアルバートのソロとして制作されていた時期、ジョー・ドナルド&アランの三人は曲作りや録音で協力していたのでした。

BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Del Rio's Song ★★★ (2014-07-31 14:47:48)

アルバート作曲の一聴ほのぼのと聴こえる曲。イイよねえ。
エリックのVoで、中間部の語りはアルバートによる。
イマジノスサーガの一挿話といった趣で、らしくない明るさがエンディングの不穏なGリフにより不安を煽るのが良し。

BLUE OYSTER CULT-Imaginos-Les Invisibles (2014-07-24 18:59:46)

アルバート作。ドナルドのリードVo。
印象的な低音ボイスが不可視の存在に対する恐れを表しているように聴こえる。
デモに比べシンセやS.E.を多用して妖しさが増しているのも興味深い。

BLUE OYSTER CULT-Imaginos-I Am the One You Warned Me Of ★★★ (2014-07-24 18:44:16)

ドナルドとアルバートの共作曲。
歌詞については全てサンディパールマンのコンセプト作の為、以下記載しない。
この不穏な世界への導入部として重く沈みこむ本曲は最大の効果をあげている。
エリックのVoがハマっていることもあり辺りの空気は一挙に異界へと変わる。
オルガンが目立ったデモに比べ、ギターをオーバーダブして硬質なイメージにまとめたのも良いアレンジだ。
中間部でエリックに絡むVoは誰か不明。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja ★★ (2014-07-24 18:01:58)

アルバートの穴を埋めた(またしても)ヒゲが似合うリックダウニーに続き、最もNYパンクな存在だったアランレイニアまでもその方向性の違いから脱退してしまったBOC。
一時的にアルバートの復帰があったものの再び脱退。
後が無いとばかりサンディパールマンがプロデュースに復帰し、新メンバーを補充し発表した85年録音作。
5人の個性をぶつけ合っていた全盛期の面影はすでに無く、ジョーの影も薄い。
成り立ちが特殊な次作「イマジノス」は別として、以後BOCは実質エリックとドナルドを二枚看板としたバンドとなる。
本作は元アルドノヴァ~P.I.L.のトミーズヴォンチェック(Key)の起用に救われた感があるが主だったリズム隊の録音はゲストによるものであり、バンド作品としてのマジックはあまり感じられない。
しかし。
当時は輸入盤店で狂喜して購入しただけにガッカリしたのも事
…続き

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Madness to the Method ★★★ (2014-07-24 17:13:57)

ドナルドが歌う大曲でアルバムは幕を閉じる。
共作者は彼の盟友Dick Trismenで、このコンビの作品は2001年作「Curse of the Hidden Mirror」でも再び聴ける。
全編で新Keyトミーズヴォンチェックのピアノが曲に広がりを持たせており、終盤のソロは脱退したアランレイニアの穴を見事に埋めてみせた。
全く違うプレイながら、あぁBOCのアルバムを聴いたとの満足感を与えてくれるものだったと思う。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Shadow Warrior (2014-07-24 16:51:30)

エリックとドナルドの共作で、作詩は作家エリックヴァンラストベイダー。
彼の作品「The Ninja」に興味を持ったエリックブルームがコンタクトをとった。
↑火薬バカ一代さんのおっしゃる通り、この曲がアルバムタイトルの源泉なのだろう。Voはエリックとドナルドのツイン。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-When the War Comes ★★ (2014-07-24 16:39:45)

本アルバム唯一、プロデューサーに復帰したサンディパールマンの作詩。ジョーブーチャードが作曲している。
イントロで語りを披露するのは、破天荒なDJとして注目されていたあのハワードスターンだ。
地味目な仕上がりながら、印象的なGリフがいつまでも頭に残る。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Beat 'Em Up (2014-07-24 16:30:04)

これも③同様B.Halligan Jr.による曲。
自身のバンドとは異なる熱いノリの楽曲を提供し、この時期ジューダス・アイコン・へリックス等HM系のアルバムでよく彼のクレジットを目にした記憶がある。
毛色の違うギターソロはゲストのPhil Grandeによるものだろう。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Spy in the House of the Night (2014-07-24 16:14:35)

リチャードメルツァー作詩・ドナルド作曲&リードVoのハードポップナンバー。
おどけた感じの展開部から哀愁に富んだサビへの流れが彼らしく上手い。
サビバックの枯れたアルペジオはアルバム「Spectres」の頃を想わせる響き。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Perfect Water ★★★ (2014-07-24 16:04:18)

アルバムも4曲目にしてやっとメンバー作曲によるナンバーが登場。
ドナルドのVoが冴えるこの曲は彼とジムキャロルによるもの。
作詩を担当したキャロルについては、ディカプリオ主演で映画化された「バスケットボールダイアリーズ」の原作者としての顔が有名か。
詩人にして、自身のバンドを率いてミュージシャンとしても活動していた人物である。
美しく響くコードワークが素晴らしいこの曲は長く定番となり、2002年のライブDVDでも観客に受けていた。
エンディングのギターソロがまた心に残る。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Make Rock Not War ★★ (2014-07-24 07:43:18)

Bob Halligan Jr.による曲で、彼は⑥(B①)も本アルバムに提供している。Voは共にエリック。
この2年前にはジューダスの「背徳の掟」に名曲「Some Heads Are Gonna Roll」を書き注目されていたソングライターだ。
いかにもハリガンJr.!な(拳を振り上げて)一緒に歌ってしまうサビが各曲の共通点かな。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Dancin' in the Ruins ★★★ (2014-07-24 07:18:44)

ドナルドの甘い歌声が切ない先行シングル曲。
カントリー系の作品が多いLarry GottliebとJason Scanlonが提供した曲である。
だがクレジットを見るまで外部ライターによるものとは気付かずに、
「やっぱドナルドらしいメロディやのう。」などと言ってうっとりしていたのは内緒だ。
控えめに歪んだバッキングギターと目立つシンセのバランスが絶妙で良ミックスだと思う。

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-White Flags ★★ (2014-07-24 06:45:46)

カナダのLeggat Brothersの81年録音曲をほぼ完コピで素直にカヴァー。
されどさすがはエリック、彼のVoが妖しい凄みを放っている。
原曲にあったジャジーなソロをすっぱりとカットして、コンパクトにまとめているのも良い。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night ★★★ (2014-07-23 20:16:44)

アルバート脱退からの再起を賭け、更なるヒットを目論んだ83年の正に意欲作。
誰の意図かは不明ながら、当時ラヴァーボーイくらいしか目立った仕事の無かったブルースフェアバーンをプロデュースに迎えたのは慧眼といえる。
フェアバーンが広く知られるのはこの後の話だが、持論として名プロデューサーはドラムの音作りに長けておりかつ個性的と思っており彼もまたその一人である。(他にバーチ・マットラングにトムアロム、ロンネヴィソン等キリがないが。)
ドラムといえばシンセドラムの多用が目立つがこれは時代によるもので、アメリカで売れたいと願うバンドの83~84年作にはよくみられた音であった記憶がある。(新メンバーとなったHEART。元メイデン組のLIONHEART・STRATUS。カナダのSAGA。RUSHは…もう売れてたか。)
グレッグスコットのジャケットも良く、曲もいいとなれば売れる要
…続き

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Light Years of Love ★★★ (2014-07-23 19:22:01)

ジョーブーチャードによる夢見るような曲でVoも彼によるもの。ソロのA.ギターも彼。
5th以来ジョーの歌声がアルバムを締め括るのは二度目となった。
共作者はヘレンウィールズ。7th⑦「Fallen Angel」でも書いたパンク姉ちゃんだが2000年にわずか50歳で鬼籍に入っている。
(前述の5thラストナンバー「Nosferatu」もこのコンビであり、これがまた名曲であった。)
本曲を聴きながら冥福を祈りたい。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Dragon Lady ★★ (2014-07-23 19:04:09)

ドナルドによるスリリングな佳曲でVoも彼。
シングルとしてA③がヒットしたのだが、ラジオではカップリングされたこの曲がオンエアされることのほうが多かったという。
曲そのものは最高にカッコいいのだが、エンディングでGソロが入る辺りでF.O.してしまうのがもどかしい。
共作者はB.Blotto。レーベルメイトとして彼のバンド「BLOTTO」の曲「Metalhead」にギターソロで参加したことからの縁らしい。
82年に早くもHMを茶化したこの曲のPVは傑作で、ドナルドも一瞬その姿を見せる。
やはりYou Tubeで観られるので是非!

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Let Go ★★★ (2014-07-23 18:28:24)

エリック&ドナルド、モットザフープルのイアンハンター三人の共作曲。
ご機嫌なロックンロールであり、夜のイメージが支配する本アルバム中唯一、陽光に照らされた海岸なんかで聴いても違和感がないノリノリの曲である。
コール&レスポンスを意識した掛け合いがあるが、ライブで演奏されたかは寡聞にして知らない。(でも一緒に、B!O!C!)

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Feel the Thunder (2014-07-23 18:13:50)

エリックブルーム単独作。Voも彼。
前曲の妖しいイメージを受けながらのアップテンポナンバー。
イントロや展開部の妖しい雰囲気はさすがBOCの表の顔たる存在感を感じさせる。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Shadow of California ★★★ (2014-07-23 17:59:08)

ジョーブーチャードと元アリスクーパーのニールスミスによる曲。
これもエリックのVoがハマっていてめちゃカッコいい。
またG.Soloはゲストのアルドノヴァの様に聴こえる。
アルバート脱退もあり、もはやバンド全員での演奏にこだわりは無いのかも知れない。
本アルバム唯一のサンディパールマン作詩とあって、タイトルは作家ラブクラフトの「The Shadow Over Innsmouth」(3rd収録「Subhuman」のモトネタ)を連想してしまう。
劇的なイントロに始まり不穏なイメージで進む曲はサビで一瞬明るい光明を見せるものの、再びタイトルコールで淀んだカリフォルニアを浮かび上がらせる。
ヴォコーダーはジョーによるもの。
THE REVOLUTION BY NIGHT…。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Veins (2014-07-23 17:22:27)

ドナルドローザー作曲&Vo。作詩はリチャードメルツァー。(書き漏らしたが前曲「Shooting Shark」はパティスミスの作詩であった。)
聴くところおそらく3人だけの演奏(Keyもドナルドだろう)で、アランとエリックの関与は無いと思われるのだが。
正直A面後半のドナルド作2曲は彼のソロの延長という感じでバンドの勢いを感じられず聴き流してしまう。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Shooting Shark (2014-07-23 17:01:17)

イメージを変えてドナルド作曲&Voのナンバー、セカンドシングルとしてヒットした。
音的にはアルバム中最も異質であり、ゲストミュージシャンであるマークバウムのサックスソロが挿入される。
ベースもゲストのランディジャクソン。チョッパー奏法を効かせて耳に残る。
シンセもドナルドによるものだろう。
故にソロ作品ぽくて個人的にはイマイチかなと。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Eyes on Fire ★★★ (2014-07-23 16:49:50)

アランレイニアのリリカルなピアノにリードされて始まる佳曲。エリックVo。
アルバムジャケットのイメージもあり、深夜のハイウェイで聴くのがぴったり。
BOC初の外部ソングライターによるものであり、作曲者のグレッグウィンターはバックコーラスでも参加している。
後に彼がプロデュースしたTREATのアルバムでも再録されているので、そちらで御存じの方も多いと思う。
このアルバムで多用されるシンセドラムも曲想にマッチしており、Good!!

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night-Take Me Away ★★★ (2014-07-23 16:29:20)

ファーストシングルともなった、個人的には本アルバムのベストチューン。
エリックのヴォーカルがたまらない。
30年聴き続けているのだが、いまだにサビを一緒に歌いながら涙が(比喩でなく)こぼれる。
天を仰ぎ「この地球の外へ連れ去ってくれ」と叫ぶこの曲はエリックブルームとアルドノヴァの共作。
前年華々しくデビューしたこのマルチプレイヤーはおそらく同じカナダ人であるプロデューサーのブルースフェアバーンとレーベル側からの招聘によるものと思われ、ギターソロもノヴァが弾いている。
ボンジョヴィとの親交やシンディローパーのサポート、またセリーヌディオンのプロデュース・楽曲提供などで御存じかも知れない。
中間部の隙間やS.E.等からも曲全体のアレンジは彼がまとめたようで、バンドの新生を強く印象付けているのだ。
M.I.B.の描写や過去作へのオマージュに満ちたPVも
…続き

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin ★★ (2014-07-23 13:34:57)

前作に続いてマーティンバーチのプロデュースにより、バンドの代表作とされる作品。
ユーモアを感じさせバラエティーに富んだ前作と比べると、統一感やオカルトな雰囲気はこちらが勝る。
本作からしばらく続くグレッグスコットによるジャケットアートも静かな狂気を感じさせて素晴らしい。
しかしコンプレッサー処理が過剰な音像処理や個人的にBOCの魅力と感じる多彩なイメージにやや欠ける面から、前作や次作に比べてアルバムとして聴くことは少ない。
タイトルナンバーこそ繰返し聴きまくるのだが、珠玉作であるCD②③⑧はライブ「E. T.L.」で、となってしまうのがいつものパターンなのですね。

またある意味BOCの最重要人物であったアルバートは、本作を最後のアルバム録音として脱退する。
この時期曲を書いても歌わせて貰えなかった不満もあったろうし、興味は(後にはイマジノスとな
…続き

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Don't Turn Your Back (2014-07-22 04:42:27)

前曲の不気味な空気を払拭するスペーシーな広がりが気持ちいい。
アラン・ドナルド・アルバートの共作。
曲調とクレジットから察するにジャムで出来た
ものだと思われる。
ジョーの意外と目立つベースもいい。
しかし本アルバムでドナルドが歌った2曲の録音には、エリックは全く参加していないのではないかな?

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Joan Crawford ★★★ (2014-07-22 04:25:46)

さていよいよB面のハイライトナンバー。
アルバートブーチャード&フレンズの曲で、共作者の片割れJack Riggはアルバム「イマジノス」に参加しているギタリストの一人として御存じの名前かも知れない。
アランレイニアのクラシカルなピアノソロに続いて劇的に始まるこの名曲の美味しさは、「聴けば判る」ものなので説明不要。
ここでは若い世代には馴染みの無いであろうタイトルについて。

ジョーンクロフォードとは米国の実在の映画女優。作中では清純なイメージで人気があった。
1945年にはアカデミー賞まで獲得したが、幾度もの離婚や養子・養女達とのあまりな不仲などスキャンダラスな話題でも知られるように。
1977年にひっそりと死去したその翌年に、養女クリスティーナ(そう、本曲の中間部で恐ろしげに名前を呼ばれるのがこのヒト)がジョーンからの長年に渡る虐待の数々を含む
…続き

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-After Dark ★★ (2014-07-22 03:27:06)

4曲目「Sole Survivor」と同じエリック&フレンズによる曲。好きです。
だけどなんだかブリティッシュな感じを受けると思ったら、曲そのものではなくアレンジ・音作りのせいだった。
スネアメインのドラムの打ち方や可愛らしいキーボードの音が同時代のニューウェーブバンドのそれだ。
UltravoxやXTCを思い出してしまったのだ。
異論は有りまくりだろうが、マーティンバーチがそうさせたんじゃないかと思っている。
だがしかし。エンディングは思いきりアメリカンHRで終わるのが大好きポイントの一つ。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Vengeance (The Pact) ★★ (2014-07-22 03:05:25)

アナログB面トップはアルバートとジョーのブーチャード兄弟作品。
リードVoはジョーで熱く聴かせてくれる。
途中ギターソロからの展開部は夢見るような伸びやかさで耳を引き、その後テンポアップ。
のっぺりした印象のA面ラスト曲との対比が効果的な配置で面白い。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Heavy Metal: The Black and Silver (2014-07-22 02:36:03)

アルバートとエリックの作曲。
いかにもアルバートらしいメロディなのに、リードVoはまたもやエリックブルーム。
(エリック御大、この曲では何故かベースまで弾いています。)
ギターはハウリングしまくりで非常にヘヴィな音像でまとめている。
このアルバム唯一のサンディパールマン作詩。
彼は作家W.バロウズが作中で使ったHeavy Metalという言葉をBOCのキャッチコピーにしていたのは御存じの通り。
しかし本曲においてのこれは(プロデューサーがバーチであることからも)、この頃勢いを見せていたN.W.O.B.H.M.に色目を使ったかのような印象を受けてしまうのだった。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Sole Survivor ★★ (2014-07-22 01:57:18)

エリック作&Vo。共作者のJ.Triversは前作の「Black Blade」でも書いたが60年代のエリックのバンドのベーシストであり、もう一人の共作者L.Myersはその奥方。
この夫婦ユニットはTVサントラ等での受賞歴も多々あるとか。
妖しい雰囲気が良く、アルバートのシンプルな後ノリドラムもハマっているのだが、後半盛り上がらずF.O.してしまうのが惜しい。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Veteran of the Psychic Wars ★★★ (2014-07-22 01:29:25)

SF作家マイケルムアコックの作詩&エリック作曲の三作目。
直訳すれば「精神戦争の老兵(古参兵)」かな。
いやぁ…溜め息が出るほど素晴らしいエリックのヴォーカルがもう、いやぁなんとも、ほんとに。
パーカッションやストリングスにゲストミュージシャンを加えて意外と豪華な録音で厚みをだしている。
ディレイを生かしたドナルドのGソロも落ち着いた彼ならではのメロディでイイけれど、熱く弾きまくるライブバージョンもオススメ。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You ★★ (2014-07-22 01:09:17)

リチャードメルツァー作詩・ドナルドローザー作曲&Voによる、なんともセンチメンタルな佳曲。
元々は翌年ドナルドが発表したBuck Dharma 名義のソロアルバム「Flat Out」用の曲であり、BOCとして演奏する気はなかったのだとか。
結果シングルカットされ、バンドにとってもスマッシュヒットとなった。
人気曲ですよね。ここの書き込みも多いし。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Fire of Unknown Origin ★★★ (2014-07-22 00:45:16)

本アルバムのタイトルナンバーにしてベストトラック。以下ベタ褒め。
淡々と妖しく歌うエリックのVoも良いし、あえて派手さを押さえたバックが何度聴いても飽きさせない。
そして最も耳に残るのがアランの美しいキーボードか。
また秀逸なアルバムジャケットのイメージが直結して、このミステリアスな曲を更に特別なものにしているかと思う。
(あと短くまとめたギターソロも格別なのよ。)

作詩はパティスミス。彼女の79年作「ウェイブ」現行CDのボーナストラックにてパティバージョンも聴けるので、ご興味ある方はぜひ。
また「タロットの呪い Agents of Fortune」現行CDのボーナストラックには、作曲の違うデモバージョンが収録されているので聴き比べも一興。
作曲チームは共にアラン以外の4人。
(デモはアルバート主導だったようだが)クレジットの順列変
…続き

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Then Came the Last Days of May ★★★ (2014-07-20 21:56:40)

↑上記最後の一文について。
久し振りに件のDVDを見返してみたところ、
そのような合唱シーンはありませんでした。
ボーナス収録のファンインタビューでイカした兄ちゃんがこの曲を熱唱していたのが、妄想シーンを産んだようです。
訂正とお詫びを。思い込みって怖いですね。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus ★★★ (2014-07-19 01:51:16)

問題作と代表作と世間ではいわれる二枚に挟まれて、日本ではいまいち知名度の低い本作。
前作「ミラーズ」に劣らない良曲ぞろいの好盤としてどちらもオススメしたい。
今回パールマンが画策したのは、この頃米国でのマネジメントを受け持っていたBlack Sabbathのサウンド面を蘇らせた男、「マーティンバーチ」をBOCの新たなプロデューサーとして迎えることだった。
第三期以降のパープルや初期ホワイトスネイク・レインボーのプロデュースで名が知られていたが、ロニーサバスやBOC の後はアイアンメイデンとの仕事で語られることが多い人物だ。
(更にパールマンはサバスとBOCで「ブラック&ブルー」ツアーなどと銘打った興行を行う。)
イギリス人プロデューサーとのタッグはうまく機能し、ヘヴィさを取り戻しながらもユーモアが随所に感じられる点は↑の皆様御指摘の通りだ。
余談:BO
…続き

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Unknown Tongue ★★★ (2014-07-19 01:00:44)

さて個人的にこのアルバム一番のお気に入りはアルバートとドナルドの共作ナンバーであるこれ。
(歌詞をまとめたのがどちらかは判らないが)「Unknown」というワードをエリックが妖しく歌う、というところからも次作タイトルナンバーとの関連を考えるべきであろう。
現行の「タロットの呪い」のCDにボーナス収録のデモにて作曲違いの75~76年版「Fire of Unknown Origin」を聴くことができる。
当時は上手くまとまらず棚上げになっていたようだが、本曲の出来の良さからこのアレンジ法でパティスミスの歌詞に再度違う曲を付けたのが次作でタイトルとまでなったあの名曲である、ということではないか。
シンセの奏法・ドラムのアクセントにも共通点があることからもそう思えるのだが。
余談:今回2012年発売BOXセットの最新リマスターで聴いてみて、初めてエンディング部の蜂の
…続き

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Lips in the Hills ★★ (2014-07-18 23:53:36)

R.メルツァー作詩にドナルドとエリックが作曲と懐かしい布陣。
幾分ストレートではあるが、2nd~4th辺りの初期作に収録されていてもおかしくないゴリゴリHRでカッコいい。
とはいえエリックのVoはじめ各楽器も円熟してからの録音故にカッチリまとまり過ぎた感は否めず、何か足りないと思うのは無い物ねだりか。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Fallen Angel ★★ (2014-07-18 23:40:26)

ジョー作の軽快なロックナンバーでVoも彼。
共作者のH.RobbinsとはNYのマッチョ女性シンガー、Helen Wheelsの本名。
ブーチャード兄弟とは60年代からの知り合いで、ジョーと彼女はBOCの83年作でも共作している。
ポップで力強い良曲だが、いつになく野太いジョーの歌い方に彼ら二人のパンク魂を感じずにはいられない。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Hungry Boys ★★★ (2014-07-18 22:50:31)

アルバート作、当時流行っていたニューロマンティックや所謂テクノポップ的なノリが気持ちいい8ビートロック。
(個人的にはVoの雰囲気に同年のD.Bowie [Ashes To Ashes] を想ってみたり…。)
そして夢想家・Iさんが書かれている通り、合いの手のように入るギターがメチャ可愛い。
前作の「Dr.Music」同様シンセドラムが使われるのもそれを助長する。
しかしやはりHRであり、中間部・エンディングの弾きまくるギターソロがカッコいい。
リードVoはジョーがメイン?。サビは皆で。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-The Marshall Plan ★★ (2014-07-18 22:21:12)

曲のクレジットはバンド名義。
ジョニーがロックコンサートに誘ったスージーは、バンドに声を掛けられそのままリムジンで去ってしまう。
振られた彼は、俺もロックスターになって彼女を見返してやるぜとギターを手に取った。
こんな感じで始まる曲をおどけた調子でエリックが歌う。
この後ホントにスターになっちゃったジョニーはナントあのドンカーシュナーのアナウンスと共にステージに現れて喝采を浴び、そしてそのオチは…。
面白いのはジョニーがギターの練習でたどたどしく「あの名曲のギターリフ」を弾くところ。
第二期ディープパープルのエンジニアだったバーチがプロデューサーだからこそのお遊び。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Deadline ★★★ (2014-07-18 21:46:25)

こちらは作詩作曲のドナルドがヴォーカル、おまけに甘く哀愁のあるギターソロまで聴かせる隠れた名曲。
では彼の一人舞台か、というとさにあらず。
全体を包むシンセの響きはもう一人の主役。
意外と目立つベースラインは高音部に偏り気味なバッキングをまとめる役割。
あえてベースとのシンクロ重視で丁寧に叩かれたドラム。
あれ?エリックは?
(不明ながら)曲の要のアコギは彼の演奏ということで(!?)。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Divine Wind ★★★ (2014-07-18 21:24:45)

A面後半の二曲は共にドナルドの単独作ながら、本曲でのリードVoはまたしてもエリック。
同時期のホワイトスネイクに通じるブルージーなHRで、いや~カッコいいこと!
いつもとは一味違うドナルドのGソロも雰囲気たっぷり。
このドラムはいかにもマーティンバーチ製作盤の音らしい響きで、それがまたこの曲にぴったり合っている。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Monsters ★★★ (2014-07-18 21:04:06)

アルバート作曲の摩訶不思議作でリードVoはエリック。
重厚なHRが唐突にジャズへ変わり、サックスソロからまたリフへ。
リリカルなピアノが荘厳に響いたその先は…。
何を言っているのか判らないと思うが聴けば納得、目まぐるしい展開に違和感は無く後には疾走感の余韻だけが気持ちよく残る佳曲。

BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus-Black Blade ★★ (2014-07-18 20:36:41)

エリックブルーム&SF作家マイケルムアコックとの共作三部作の二曲目にあたる。(他は前作の「サンジェスター」と次作の「サイキックウォーズ」。)
また共同作曲者はベーシストとしてティナターナーとの共演が知られるJohn Trivers。
エリックとは60年代のバンド仲間で、BOCの2001年作まで何度か共作している。
正直オープニング曲としては地味目なのだが、なにかと左右のチャンネルに仕掛けられたトリックや特に終盤の疾走部で目立つドラムとベースの絡み合いなど聴く度に気付く魅力があるスルメ曲。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors ★★★ (2014-07-18 17:12:33)

サンディパールマンがマネジメントのみに退き、初めて外部からプロデューサーを迎えた79年発表の問題作。
(ですが初期3作に負けず劣らず大好きなアルバムです!)
流石はトムワーマン、本作はBOCのアルバム中随一の音質の良さ。
軽かったリズム隊は重くなり、各楽器の艶やかさは増した。
メンバー共作はほぼ無いものの、スタジオで加えたであろう各人のアレンジがまた素晴らしい。
ただヘヴィさには欠けた為か結果的にセールスはふるわず、パールマンはその人脈から「あの」プロデューサーを次作に招聘することとなるのだが。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Lonely Teardrops ★★ (2014-07-18 16:29:32)

アランの単独作で、彼のクラヴィが曲をリードする。
Voはドナルド。ギターソロに於いても丸く太いトーンが素晴らしい。
エンディングはゲストVo、ウェンディウエッブのリフレインが余韻を残してアルバムを締め括る。


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