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人間そっくりさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 51-100
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-You're Not the One (I Was Looking For)
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-I Am the Storm
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-The Vigil
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Moon Crazy
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Mirrors
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-In Thee
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-The Great Sun Jester
BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Dr. Music
BLUE OYSTER CULT-Spectres
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Nosferatu
BLUE OYSTER CULT-Spectres-I Love the Night
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Goin' Through the Motions
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Celestial the Queen
BLUE OYSTER CULT-Spectres-R. U. Ready 2 Rock
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Fireworks
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Searchin' for Celine
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Death Valley Nights
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Golden Age of Leather
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Godzilla
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Debbie Denise
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tenderloin
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Morning Final
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tattoo Vampire
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Sinful Love
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-The Revenge of Vera Gemini
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-E.T.I. (Extra Terrestrial Intelligence)
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-True Confessions
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-This Ain't the Summer of Love
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Mistress of the Salmon Salt (quicklime Girl)
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Teen Archer
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Wings Wetted Down
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Baby Ice Dog
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-7 Screaming Diz-Busters
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Hot Rails to Hell
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-O.D.’d on Life Itself
BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-The Red & the Black
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Redeemed
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Workshop of the Telescopes
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Cities on Flame With Rock and Roll
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-She's as Beautiful as a Foot
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Screams
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Stairway to the Stars
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Transmaniacon MC
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-I'm on the Lamb but I Ain't No Sheep
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-ME 262
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BLUE OYSTER CULT-Mirrors-You're Not the One (I Was Looking For) ★★★ (2014-07-18 16:18:24)

ミドルテンポのメチャ可愛いラブソング。
アルバートとC.ブーチャード共作。彼の身内なんでしょうね。
あんまり可愛らしい曲なのでふと気付くと口ずさんでしまってたり。
アルバートのリードVoで他メンバーがコーラスなのだが、サビ辺りでついついエリックが前に出てきてしまう部分はご愛嬌。
シンプルな構成なのに、リズムの裏表を入れ換えるトリックを組み込んだりしてて飽きさせない。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-I Am the Storm ★★★ (2014-07-18 16:02:46)

カッコいいイントロでまずノッてしまうジョーブーチャードの曲。
Voはエリックで彼の魅力全開の太い歌声を聴かせている。
本アルバムから顕著な4ビート気味のベースが力強くボトムを支え、アランのR&Rピアノが弾けまくり。
一転繊細なピアノアルペジオが場を静めたと思えばラストは激しいギターソロでキメ!

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-The Vigil ★★ (2014-07-18 15:47:50)

ドナルドと彼のソロアルバムでも歌っていたサンディローザーの共作。奥さんなのかな?
目まぐるしく移り変わる展開がプログレっぽく、同時期のフロイドみたいなフレーズもチラリ。
2002年のライブDVD収録のリハ映像でも演っていた。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Moon Crazy ★★★ (2014-07-18 15:36:16)

ジョーの単独作。リードVoも基本彼ながら、アルバートが絡んだりドナルドと掛け合いをしたりと楽しく聴かせる。
イントロからドナルドの枯れたギターがたまらないのだが、中間部ではいつもの艶やかな音色で響き、エンディングではテンポアップして盛り上げてくれる。
ベンチャーズの「キャラバン」のフレーズがはいるお遊びも。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Mirrors (2014-07-18 15:17:10)

個人的には何故かこのアルバムにおけるドナルド作の2曲は印象が薄い。
歌もサビの女性コーラスが一番耳に残る。
ついブーチャード兄弟のリズム隊ばかり追い掛けて聴いてしまうのだった。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-In Thee ★★★ (2014-07-18 15:03:08)

旅のお供にぜひオススメしたい名曲。
車でも自転車でも電車でもいいのだが、
広く開けた風景の中を進みながら聴くのが最高に気持ちいい。
アランレイニアの単独作で、アコギを掻き鳴らしながらつくったに違いない。
ドナルドの歌声が切なくてハマり過ぎ。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-The Great Sun Jester ★★★ (2014-07-18 14:49:21)

これまた暗さを全く感じさせないエリック作の爽やかな佳曲。
アランのピアノアルペジオとKeyが素晴らしい。
深そうな歌詞は作家マイケルムアコック。
このコンビ作は次作・次次作にも1曲づつあり、それぞれがまた名曲であった。
夜明けに何か聴きたい時に選ぶ率No.1。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors-Dr. Music ★★★ (2014-07-18 14:31:03)

まずは一聴逞しくなったサウンドに驚いた。
プロデューサーが変わるってスゴい。
引き摺るようなノリは相変わらずなのだけれども、ゲストミュージシャンによるハーモニカや女性コーラスも相俟ってなんともゴキゲンなR&Rに仕上がっている。大好きです。
Voはエリックだが曲はジョーとドナルドによるもの。
「E.T.L.」収録のライブバージョンもオススメ。

BLUE OYSTER CULT-Spectres ★★★ (2014-07-16 23:34:34)

前作からのメロディアス路線は更に極まり、HRナンバーもあるものの曲によってはA.O.R.的な響きを聴かせる77年度ニューヨーク録音作品。
それまでのように「深夜」ではなく「夜」を想起させる音像は、微妙にその色合いを変えてきたと言えるだろう。
作曲者ごとに個性の光る各曲は聴き所はあるものの、以前と違いフェードアウト収録が多い為物足りなさを感じさせる点はやや残念だ。
しかし所謂「歌もの」としてみれば叙情性のあるポップバンドとしての新しい姿を確立したアルバムと評価したい。
サンディパールマンのプロデュースは翌年のライブアルバムで終了し、79年度作「ミラーズ」からまた新しい時代が始まる。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Nosferatu ★★★ (2014-07-16 22:55:15)

ジョーブーチャード作曲&Vo。
モトネタは1920年代初頭のドイツのサイレント映画「ノスフェラトゥ」。
この映像を使ったVクリップもYou Tubuで観られるのでオススメ。
夜にしか生きられない不死者とその呪いを打ち破ることの出来るヒロインの物語。
ジョーのヴォーカルだけでなく、ピアノ・ギター・ベース・ドラムの各楽器もドラマを壮大に盛り上げ悲壮感を高める。
アルバムを締め括るに相応しい屈指の名曲。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-I Love the Night ★★★ (2014-07-16 22:36:51)

ドナルド単独作の名曲。夜を愛する全ての人に聴いていただきたい。
月夜に散歩しながらコレを聴くと、ほんとに違う世界に行ってしまうかも知れませんよ?
ドナルドのVo・Gが優しく語りかける本曲は単体としても素晴らしいが、続くラストの吸血鬼を歌った曲への導入曲としての役割も持っている。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Goin' Through the Motions ★★ (2014-07-16 22:21:01)

モットザフープルのイアンハンターとエリックの共作。
夢見るようなヴォーカルライン、終盤の転調など大好きなのだがこれはBOCか?とも聴いた当時は思った。
やがて現行CD収録のボーナストラックでアウトテイクとして、かのロネッツの「Be my baby」をレコーディングしていたのを知り納得したのだけれど。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Celestial the Queen ★★ (2014-07-16 22:02:12)

ジョーブーチャード作曲&Vo。
次曲のイアンハンター参加からも判るように、本アルバムはグラムロックへの接近が顕著。
スイート辺りをも思わせ、シンセサイザーによるソロもそれを匂わせている。
ただ借り物というわけではなく、ジョーらしいメロディを伸びやかに聴かせるのに役立っているアレンジだと思う。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-R. U. Ready 2 Rock ★★★ (2014-07-16 21:53:23)

タイトルからはグラムロックの影響を感じさせるが、グランドファンクばりの太いアメリカンロック。
作曲者アルバートの重いドラムがカッコいい。
これは本アルバム唯一のサンディパールマン作詩なのだが、ストレートなR&Rで次作ライブ盤で1曲目を飾ったのも納得。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Fireworks ★★★ (2014-07-16 21:45:44)

アルバート単独作の佳曲。
彼がリードVoをとる本曲は実に70年代らしい切なさで、まさに儚い花火の淡い輝きのように聴く者の胸を優しく焦がす。
その後ろで弾きまくるドナルドのギターソロも甘い音色で胸を打つのだ。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Searchin' for Celine (2014-07-16 21:39:28)

アランの単独作ながらリードVoはエリック。
ピアノをフィーチャーしながらもブーチャード兄弟のリズム隊が硬質にまとめている。
エンディングの伸びやかな展開はハッとさせるがすぐにフェードアウト。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Death Valley Nights ★★ (2014-07-16 21:31:55)

リチャードメルツァー作詩・アルバート作曲。
アルバートの切ない歌声をアランのピアノがサポートするロッカバラード。
枯れたドナルドのギターはエンディング近くで曲を盛り上げるが、曲自体がフェードアウトして終わるのが残念。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Golden Age of Leather ★★ (2014-07-16 21:25:03)

ゴジラのみで語られることの多い本アルバムだが、ハイライトナンバーのひとつとして評価される佳曲。
目まぐるしく変わる構成と、ドナルドをメインとしながらも各メンバーが絡み合うヴォーカルワークが緊張感を持続させる。
ライブでのカッコ良さは現行次作ライブ盤に付属のDVDで堪能いただきたい。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Godzilla ★★★ (2014-07-16 21:11:13)

BOCもう一つの有名曲でドナルドの単独作。
Voはドナルドとエリックのツインだが、我々日本人には中間部のエリックによる日本語アナウンスが馴染み深い。
「ゴジラが銀座方面に向かっています。大至急避難してクダサイ。」
60年代の東宝ゴジラ映画は輸出され、当時のアメリカンキッズにも人気だったようだと聞く。
余談だがYou Tubeでは、ドナルドの「Gamera is missing 」というインスト曲も手軽に聴けるのでファンは要チェック。
さらに余談だが、ニルヴァーナのあのヒット曲を聴いた時に本曲を思い出したBOCファンは何人くらい居たのだろうか?
ゴジラがハリウッドで再びリメイクされた今、この曲からBOCを知る若い世代が出ることを望む。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Debbie Denise ★★ (2014-07-16 20:29:38)

5曲目と同じくパティスミス作詩・アルバート作曲&Voのナンバーでアルバムは幕を閉じる。
バンドのツアーに出ている自分を待つ悲しい彼女の歌?
英語力不足なので何かまだあるような気がするのだが。
サウンド的には次作「スペクターズ」に直結するもの。
本アルバムの締めとしても安心させる出来。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tenderloin ★★ (2014-07-16 20:16:54)

アランの単独作ながらVoはエリック。
16分でまとめたバックがクールでサビの後ろのベースフレーズがカッコいい。
エンディング近くのアレンジはイエスの初期作をを思わせる。(?)

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Morning Final ★★★ (2014-07-16 20:09:49)

ジョーブーチャードの単独作でVoも彼。
いかにもジョーらしいメロディライン。
アランのオルガンとピアノがうまく叙情性を演出しながらサビではVoが熱く盛り上げ、大サビからサビできれいにまとめている。
エンディング部のトーキングVoはエリックか。
ドラマティックに曲をしめくくる。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tattoo Vampire ★★ (2014-07-16 19:58:51)

アルバム中随一の疾走ナンバー。
エリックのVoに痺れるが、作曲はやはりアルバート。
初期作のイメージに最も近いBOC流HRだが、前曲同様盛り上がりには欠ける感あり。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Sinful Love ★★ (2014-07-16 19:52:27)

ここからB面。いかにもアルバート作らしい70年代歌謡曲的(?)ナンバー。
彼のVoは決して上手くはないのだがハマるとその味わいの虜になる。
ブリッジ部のドナルドのギターカッティングが初期作のイメージを残しているものの、通低するリズムはやはり新機軸。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune ★★ (2014-07-16 18:53:02)

初期三作に熱狂した文字通りカルトなファン達を混乱させた76年4th。
だが皮肉にもこのアルバムからはBOC最大のヒット曲「死神」が誕生し、以後のスタイルを確立することとなる。
特にA④「E.T.I.」は彼らの21世紀作品までの雛型となった秀作。
依然プロデュースはサンディパールマンではあるが、彼の作詩はわずか1曲(「E. T .I.」)に留まり、足枷がとれたように楽曲面でも多様性が目立つ。
共作より単独作が増えたのは、曲作りがバンドのジャム主体から各個人が自宅でまとめたデモ中心に移った結果だろう。
それは現行リマスター盤収録のボーナストラックからも見てとれる。
(2014年9月に国内盤再発とのことです。)
個人的には次作「スペクターズ」にてこの方向性が完成した感があるので星二つとしたが、世間的には彼らの代表作として認知されており国内再販数も最も多
…続き

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-The Revenge of Vera Gemini ★★ (2014-07-16 16:48:54)

パティスミスが作詩とコーラスで参加。
イントロでの彼女の声にゾクリとする。
パティ自身も前年にはデビュー作「Horses」を発表しており、「No more horses」などと遊びのフレーズを入れている。
アルバートとのコンビ作は多いがデュエットしたのはこの曲だけだろうか。
妖しい雰囲気と歯切れの良いギターが良い。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-E.T.I. (Extra Terrestrial Intelligence) ★★★ (2014-07-16 16:33:34)

このアルバムでは唯一のサンディパールマン作詩。
ドナルドが作曲し、エリックが歌い上げる。
「地球外の知性」とはさすがサンディ。映画「E.T.」より数年早い。
おまけにチェンバースの「黄衣の王 King in Yellow」への言及もあり、またもやクトゥルー神話好きをアピールしている。
アメリカンな骨太リフがカッコよく、サビはメロディアスに盛り上がる。実にドナルドらしい佳曲。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper ★★ (2014-07-16 16:13:20)

最も知られたBOC曲である。
1~3rdを聴き込んだ当時のファンが最初にどう受け止めたのか興味深いが、ともあれ切ないイメージが胸をかきむしる名曲に違いはない。
ジョンカーペンターの映画「ハロウィン」でも効果的に使われていた。
スティーブンキングの「ザ スタンド」もあるし米ホラークリエイター達の評価は高いようだ。
壮絶なギターソロがたまらない各ライブバージョンの方がオススメなので、スタジオ版の評価はあえて星二つで。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-True Confessions ★★ (2014-07-16 15:48:31)

キーボード担当アランレイニア単独作。
本アルバムからは各個人でつくったデモを持ち寄るスタイルが増え、楽曲のバリエーションが豊かになっていくのが大きな変化だった。
アラン本人の危なっかしいVoも楽しく、なんとホーンが彩りを添える。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-This Ain't the Summer of Love ★★★ (2014-07-16 15:31:55)

「愛の夏」を謳歌したヒッピーカルチャーの終焉を歌った歌詞はTHE IMPERIAL DOGSのドンウォラー作。
それにアルバートが全く違う曲を付けて収録した。
1stアルバムに近い意図的に過剰なリバーブがサイケなイメージを演出していて面白い。
皮肉の効いた歌詞を明るく歌う様はまるで竹中直人が笑いながら怒るみたいに、おかしいのにゾクッとする怖さも孕んでいる。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation ★★ (2014-07-16 08:04:38)

1stと同じGawlikによるヤバめのジャケット(特に裏ジャケは異界感がスゴい。)が目を引く2nd。ただしソリッドで逞しくなったサウンドはバンドの変異を物語っている。
サイケからの脱却に成功し、HRとしてブレの無いスタンスを獲得した好盤。
A面とB面を黒と赤に見立てたのは、サウンド傾向で分けただけなのか。
1曲目がそのアイディアの元ならA面が赤なのでは?
アルバムにおける黒と赤のモチーフは何?トランプ?スタンダール?ジャケからはチェスも連想するがあれは黒と白だしな。
不勉強でこの辺りの事がまだ解っていないのがまだまだ。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Mistress of the Salmon Salt (quicklime Girl) ★★★ (2014-07-16 07:25:19)

頭のリフはパープルが前年発表した「スペーストラッキン」を思い出させるがこれは穿ち過ぎか。
アルバート作の本曲はシンプルなようでいて随所にキメを潜ませた良アレンジ。
エリックメインのヴォーカルワークも70年代らしい切なさを感じさせる。
サビのタイトルコールは意味不明で、オルガンの音色共々変態的だ(褒めてます)。
少し残念なのは、1st・3rdにあったラストナンバー終了後の身動きさせない程の余韻に欠けるところ。欲張りすぎ?

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Teen Archer ★★ (2014-07-16 06:59:07)

前曲を締め括る水洗トイレみたいな(失礼!)SEに続いて入るイントロに、重めのドラムが重なり本曲はスタート。
煮え切らない印象を受けるもソロの後からそれはガラリと変わる。
アップテンポになりドナルドのVoもその表情をやや攻撃的に変化させたのだ。
クライマックスはギターでキメ、間髪入れずラストナンバーへなだれ込む。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Wings Wetted Down ★★★ (2014-07-16 06:39:18)

ブーチャード兄弟作詩作曲の名バラード。その儚げな悲壮感たるや。
ジョーのVoが見事にハマった好例であった。(スペクターズの「ノスフェラトゥ」なんかもそう。)
サビで聴こえるエリックのVoも良し。
特筆すべきはエフェクトを掛けたギターソロ。
この泣きメロは少ない音数で最大の効果をあげている。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Baby Ice Dog ★★ (2014-07-16 06:18:32)

ここからThe Red(B面)で、この曲の作詩でパティスミスが初参加。
アランとの縁からだったろうが、以降の数年彼女はBOCにとって重要な存在となる。
アルバートとエリックによる楽曲はクールなロックで、昔よく自作した初期BOCのベストカセットテープではいつも1曲目だった。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-7 Screaming Diz-Busters ★★★ (2014-07-16 05:53:16)

見事な構成を持つ壮大なHRで、ブーチャード兄弟とドナルドの共作曲。
そこにエリックが演劇的なVo、アランがピアノやオルガンで邪悪な華を添える。
アルバムタイトル邦題の「暴虐」とはこの曲のギターのことに違いない。
当時のライブじゃきっとエリックは、例の魔太郎マントをひるがえして歌ってたんだろうなぁ。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-Hot Rails to Hell ★★★ (2014-07-16 05:30:27)

ジョーブーチャードの単独作。聴けば何故か元気が出ること請け合い。
Vo(ジョー)とリズム隊はブーチャード兄弟なので、必然的にドナルド・エリック・アランのトリプルギターが炸裂。
多重リフに3声のハモりと最後まで贅沢。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-O.D.’d on Life Itself ★★ (2014-07-16 05:21:51)

ファストナンバーが目立つThe Black(A面)で唯一のミドルテンポ。
気だるい雰囲気がクセになる気持ち良さ。
面白そうな歌詞だが英語力無く未だ訳せず。「OD'd」はオーバードーズを意味するとも聞いたが…。

BLUE OYSTER CULT-Tyranny and Mutation-The Red & the Black ★★ (2014-07-16 04:34:08)

本アルバムが1stと全く違うことを知らしめる意味を持つハイスピードブギー。
曲自体は1st 2曲目で披露済みだが、この大胆なリメイクは以後のスタンダードバージョンとなりライブを盛り上げた。
「赤と黒」は歌詞中で皮肉られるカナダ警官の制服の色らしく、スタンダールは無関係。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult ★★★ (2014-07-16 03:53:46)

カントリーやソフトブギーを演っていた69年~70年の音源を聴くと、71年録音の本作とのギャップに驚く。
その始まりが評論家によって「作られた」バンドだったことを考えればおかしくはないのかも知れないが、短期間にこれだけのスタイルを構築できたのはバンドに十分な力量が備わっていたからに他ならないだろう。
彼らは後々ライブでドアーズ・ステッペンウルフ・アニマルズ・MC5等のカヴァーを披露したが、各バンドからの影響は本作からもはっきり読み取ることが出来る。
また幾分ごった煮感の有るところも楽しいし飽きさせない。
それをGawlikによる謎めいたジャケットとそこに浮かぶシンボルマークが一つにまとめて、この良質なデビューアルバムは完成したのだ。
余談だが本作「狂気への誘い」は各曲の邦題もハマっていて、70年代当時の洋楽ロック担当ディレクターは邦題名人が多かったなぁと思わせ
…続き

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Redeemed ★★★ (2014-07-16 03:09:09)

このアルバムの米国2001年リマスター盤以降に収録の69年デモ録音や「Stalk-Forrest Group」の収録曲では普通に歌っていたエリックは、71年録音の本アルバムでは意識的に声を潰して歌っている。
しかしこの曲だけはカントリーソングとして普通に歌っており、歌詞と曲調のアンバランスさを上手く際立たせているようだ。
不穏なエンディングの逆回転エフェクトや残響音が深い余韻を残してアルバムは終わる。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Workshop of the Telescopes ★★ (2014-07-16 02:57:46)

メンバー全員の共作曲。サイケなストゥージズといった趣で非常にいかがわしくて素敵。
リバーブのせいで遅れて聴こえるバスドラの連打が逆に心地好い。妖しげなGソロも良し。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Cities on Flame With Rock and Roll ★★★ (2014-07-16 02:28:03)

初期BOCの代名詞として、よくコンピレーション等に取りあげられていた有名曲。
「3000本のギター」なんてフレーズがもう千両である。
この名Gリフはサバスの「アイアンマン」を参考にしたとドナルドがバラしていた気がする。
だが本曲の肝は、歌メロは彼がつくったと思われるアルバートのVoに尽きる。
このヨレ具合はそうそう出来るものではない。
彼の作曲センスは素晴らしいし歌声も普通に大好きなのだが、この曲だけは安心して聴けない魅力に満ちている(褒めてます)。
ライブにおいてエリックやドナルドが歌っても、この良さは再現されていなかった。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-She's as Beautiful as a Foot ★★★ (2014-07-16 01:57:42)

当時の国内LP記載の訳詩は唄い出しが、
「彼女は汚れた足のように美しい」
だったと記憶している。フェティシズムかな。
それにしてもこれはまるでDOORS!
中近東風ギターにこのリズム。キーボード。
Voのエリックはジムモリソンに影響を受けたというし、BOCのDOORS好きは周知の事実。
しかしこのひねくれた味わいは本家には無く、すっかり自家薬籠中の物にしていて最高。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Screams ★★ (2014-07-16 01:35:55)

さてここからB面。ベース担当ジョーの作詩作曲&リードVo。
深いリバーブとキーボードの効果で夢見心地になってしまう。
やがてテンポアップとベーシストらしいリフが、その夢を悪夢へと変えてしまい次曲へ…。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Stairway to the Stars ★★ (2014-07-16 01:01:46)

今でもライブのオープニングとして演奏されることがある人気のナンバー。
唄い出しは可愛い言葉が続くのだが、突然不穏な単語が出てきてイメージを一変させる辺りはさすが。
そのあと「Kill them all, if you wish.」ですよ。
ジャケットを観ながら聴くとなお良し。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-Transmaniacon MC ★★★ (2014-07-16 00:02:40)

その昔3rdに惚れて、次に聴いたのがこのアルバムだったのだがこの1曲目にはノックアウトされた。
イカれたヘルスエンジェルスが爆走しているイメージが浮かんだのを覚えている。
そのくせ粗野で暴力的なサウンドの中でピアノの和音がクールに主張してくるのだ。
「NYの冷めた(覚めた?)狂気」というキャッチに納得。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult-I'm on the Lamb but I Ain't No Sheep ★★ (2014-07-15 23:44:17)

妙に心地好いノリを持ったミドルテンポ曲。
後年発掘された前身バンド「Stalk-Forrest Group」のリイシューCDでもすでに近い雰囲気で演奏されているのが聴ける。
歌詞はカナダの警官を皮肉ったもの。
2ndでは更にハイスピードブギーにアレンジされアルバムトップを飾ることに。

BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties ★★★ (2014-07-15 22:00:12)

やはりこれは棺桶アルバム。
HM好きの自分のベストバンドは所謂HMではないBOCなのだけど、根底には本作がある様だ。
サンディパールマンによるクトゥルー神話を匂わせた半コンセプト作品。
リチャードメルツァーやパティスミス作詩による3曲もトータルイメージは損なっていない。
練られた曲順、SE等により曲間の空白を無くした点は完璧という言葉を使いたくなる。
音楽的にもデビュー時の暴力的なサイケ感を払拭し次作以降に通じる叙情性を大きく打ち出し始めている。
この時期に最もサンディからの干渉が強まった(メンバーは不満だったようだが)結果、BOCの長い流れの中で最高作と称賛される作品が産まれた。
奇跡的なバランスだったのだろうか。
発表当時としてもおよそ最高とは言えない録音音質ではあるので、近年メタリカのカヴァー辺りから遡って聴いた方には軽く聴こえるかも
…続き

BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-ME 262 ★★ (2014-07-15 21:15:40)

アルバムジャケにも描かれている戦闘機がそのタイトル。
ノリの良いR&Rナンバーのようで実のところ中々ひねくれた展開が聴き飽きさせない。
サンディパールマンの歌詞先行の賜物か。
以降ライブでも人気のナンバー。


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