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国内ミュージシャン
な
中島みゆき
夜を往け (1990年)
解説
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1. 夜を往け, 2. ふたつの炎, 3. 3分後に捨ててもいい, 4. あした, 5. 新曾根崎心中, 6. 君の昔を, 7. 遠雷, 8. ふたりは, 9. 北の国の習い, 10. with
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. 夢・マグナム・ナイト ★★ (2004-02-20 21:20:00)
イントロのギターがすべてを語っているだろう。
歌唱、歌詞、サウンド、アレンジ…ここにたどり着くために中島みゆきは歌ってきたのだと、信じたい。楽曲の完成度なんて、ハンパじゃないし……日本で、こんなアルバム他に作ったポップスの人間いるのだろうか?
「親愛なる者へ」、「予感」とターニング・ポイントでは、必ず名盤を発表してきた中島みゆきだが、俺には、この先は見えないし、その後出した作品にもここまでの情熱は感じられないのだ。そして、このアルバムは、日本がバブル経済の中で浮かれ狂っていた`90年の発表ということから考えても奇跡と呼ぶ他はない。そこで歌われる唄は、殆どはこれまで通り恋愛の歌だが、俺には、モチーフが恋愛なだけで、実はいろんな人生や局面や表情を歌っているようにしか聞こえないのだ。
ラストの“With"が導き出す世界を以って、このアルバムはループする。
聴きなさい……
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2. こうじ ★★ (2005-04-16 17:00:00)
非常にアダルトでディープな曲が並ぶ。
迸る情念に圧倒されっぱなし。
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3. チョッパー ★★ (2005-09-22 00:41:00)
前作での奇跡が甦った言葉にならないほど凄いアルバム。
みゆきさんの凄まじいまでの才能のほとばしりを実に冷静に受け止め、
これ以外にないと言う程的確に処理していく瀬尾の2人の天才が極めた頂点。
もはやこの2人以外のコラボ以外考えられない位の出来栄えである。
90年代にビジネス的にも成功して行く2人を暗示させる究極の作品。
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4. Kei-Mad ★★★ (2016-10-17 23:59:26)
濃厚な愛と恋のアルバムに見えるがそれらを通し、あるいはその向こう側に、本当に人間に必要なものを問い、真実を見つめるそんなアルバム、夜を往く覚悟(人間の無意識領域の闇を認めつつそれに呑み込まれず共に在り続けること)を自身に問うやや鬱陶しいアルバムでもある。
「あした」にはバブル崩壊後を見据えたかの如き人間への根源的問いかけが、あのバブルの時代にこんな曲、アルバムを作れた、希有な精神に乾杯。好きな曲はあした、新曽根崎・・、君の昔を、with
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