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KING CRIMSON
解説
1968年、イングランドのロンドンにて結成されたロックバンド。
バンド名はIan McDonaldとPeter Sinfieldが共作した曲名からで、Sinfieldがメンバーの反対を押し切って付けた。メンバーが揃うと、1969年初頭からリハーサルと曲作りが行われ、公開リハーサルの後、ライブ活動とアルバム制作が行われていった。
1969年、1stアルバム『In the Court of the Crimson King』でデビュー、「The Beatlesの『Abbey Road』を1位から転落させた」と紹介されたが実際は全英5位だった(全米28位)。King Crimsonでは、一貫してRobert Frippがリーダーシップを握っているものの、この当時は作曲やアレンジを含めた音楽面では、Ian McDonaldが優勢であったとされる。特に、キーボード(メロトロン)、サックス、フルートを導入し、新たな音楽を創造した功績は大きいとされている。2ndアルバム『In the Wake of Poseidon』では、後任ドラマーであるアンディ・マカロックのスケジュールが合わなかった為マイケル・ジャイルズが客演、譜面が読める事でリハーサルに時間を取らない事を理由にPeter Gilesが参加したが、アルバムの後のツアーがキャンセルされた為ライブ演奏は残してない。Greg Lakeは4月になるとレコーディングに来なくなり、その後結成したEmerson, Lake & Palmerで成功することになる。3rdアルバム『Lizard』、4thアルバム『Islands』、5thアルバム『Larks' Tongues in Aspic』に至るまで、一時はFripp以外全員が脱退するなどバンドはメンバー・チェンジを繰り返した。6thアルバム『Starless and Bible Black』の頃にはライヴ・ツアーも精力的にこなすなどしていたが、7thアルバム『Red』リリース後Frippは突然解散宣言を出す。
1981年には、Bill Brufordに加え、Tony Levin、Adrian Belewが参加したDiscipleがKing Crimsonと名乗るようになる。一部から批判が出る中、8thアルバム『Discipline』リリース後、1981年12月に初来日。9thアルバム『Beat』、10thアルバム『Three of a Perfect Pair』の2枚のアルバムとライヴ・ビデオ2作品をリリースし、1980年代半ばに再び解散。
しかし、1994年に再び結成。1980年代のメンバーにさらにメンバーを追加し、6人編成に。以後も断続的に活動している。2011年にはFrippの引退声明も出たが、2013年に撤回している。
Current members (リーダーはRobert Fripp)
Robert Fripp – guitars, "Soundscapes", keyboards (1968–74, 1981–84, 1994–present)
Mel Collins – saxophone, flute (1970–72, 2013–present)
Tony Levin – bass guitars, NS upright bass, Chapman Stick, funk fingers, synthesisers, backing vocals (1981–84, 1994–98, 2003–present)
Pat Mastelotto – acoustic and electronic drums, percussion (1994–present)
Gavin Harrison – drums (2007–present)
Jakko Jakszyk – guitars, lead vocals, flute (2013–present)
Jeremy Stacey – drums, keyboards, backing vocals (2016–present)
外部リンク
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コメント・評価
Recent 20 Comments
51. 夢想家・I (2017-02-02 22:35:12)
ジョン・ウェットン氏死去、
享年67
グレッグ・レイクの死去から間を置かずの事で、ちょっとショックでした。
"Epitaph" と "Starless"
どちらも、両名のあの歌声あってこその名曲であると思います。
故人の冥福をお祈りいたします。
→同意(0)
54. 悪い悪魔 ★★★ (2021-11-18 14:51:33)
今になってクリムゾンにハマり中。
まだ数回しか聴いていないアルバムもありますが、80年代の3作以外を全て聴いてみました。
そしてそれら全てが良かったのでびっくりしています。
一般的に宮殿、太陽と戦慄、レッドが名盤とされていますが、それ以外のアルバムも僕はすごく楽しめました。
例えば宮殿の二番煎じだとされますが、冷静に聴いてみれば文句の付け所がない「ポセイドンのめざめ」。
妙な雰囲気で馴染むのに時間がかかるとはいえ、ハマってしまえばこの音世界から抜け出せなくなる「リザード」。
これまた異色の作風ですが、とてつもない美しさに心奪われる「アイランズ」。
即興曲が多く収録され一回聴いただけでは消化しきれないけれど、バラエティ豊かでスリリングな演奏を聴かせる「暗黒の世界」など。
これらの評判の良くない作品もそれぞれ個性があり、クオリティは一定以上で僕
…続き
56. 名無し ★★★ (2021-12-29 09:20:50)
素晴らしいバンドですね。
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