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80年代 | 90年代 | | その他(数字、漢字、記号など) | テクニカル | ドラマティック | プログレッシヴ | ポップ/キャッチー | メロディック | 叙情/哀愁 | 正統派 | 日本 | 有名バンド | 様式美
聖飢魔II
LIVING LEGEND (1999年)
1. HEAVY METAL IS DEAD (224)
2. SILENCE OR VIOLENCE? (76)
3. GLORIA GLORIA (43)
4. 戦慄のドナドナ (57)
5. 20世紀狂詩曲 (79)
6. THIS WORLD IS HELL (35)
7. LOVE ≒defence of your complex (19)
8. 死の協奏曲 (19)
9. FROM HERE TO ETERNITY (93)
10. CENTURY OF THE RAISING ARMS (94)
11. ROCK'N RENAISSANCE (45)
12. REVOLUTION HAS COME (79)
13. GO AHEAD! (77)
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解説
魔暦1年(1999年)10月21日、Ariolaより発布された第十七大教典で、最終作となる大教典。(12th Album)
1999年、その年に解散することを改めて発表した聖飢魔IIは『1999 BLACK LIST』と『1999 BLOOD LIST』の2枚の極悪集大成盤というそれまでの活動の総括的な教典発布を一段落させた後、9月22日に最終最大小教典「20世紀狂詩曲」を発布、次いで10月21日にオリジナル大教典としては最終作となる本作を発布した。
本作はオリジナル盤では最長で、69分を超える内容が収録されているが、当初から「こぢんまりとまとまったのを出すのは絶対にやめよう」という話が出ていた。その結果、「最後の作品」ではあるが保守的になることなく、実験的な楽曲も収録されている。
本作の制作にあたり、事務所やメーカー含めてのミーティングにて「最後だから、聖飢魔Ⅱの使命を全うしよう。ヘヴィメタをやれ!」と言われ、バンド側は“ウルセー!”“何がヘヴィメタだ!”と反感を覚えていたという。当初は“そういう曲は数曲作って小教典で出せばいいんじゃないの?”という感じで、“ベスト盤を先に出すのか、オリジナル盤を先に出すのか?”といった点でも揉めに揉めた結果、ベスト盤(『1999 BLACK LIST』『1999 BLOOD LIST』)を先に出そうということになった。この際に、聖飢魔Ⅱの代表曲をリメイクした経験を挟んだ結果、大教典の曲作りを再開する頃には、もう当初の反感は薄らいでおり、最終的に“聖飢魔Ⅱってそういうバンドだよな”と納得していたという。ゼノン石川は「本当に、結果オーライ。大教典が後ろで良かったなと思います」と振り返っていた。
アルバムタイトルはデーモン閣下の発案で、数か月前に“聖飢魔Ⅱの在り方”について「世間一般的な取り扱われ方としては、聖飢魔Ⅱっていうのは、ドラえもんやドラゴンボールの主人公たちとそんなに違わないんじゃないか?と思ったんだ。そんなことを考えた時に“生きている伝説”っていうのはカッコいいな」と思ったことから名付けられた。ちなみにタイトル候補は他にも、『悪魔去りてヘヴィ・メタル・イズ・デッド』などがあったらしい。
ブックレットの最後に記されている言葉は「地獄で逢おう」である。


録音:魔暦1年(1999年)
プロデュース:聖飢魔II

チャート最高順位
週間最高順位14位(オリコン)

外部リンク
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1. HEAVY METAL IS DEAD, 1. SILENCE OR VIOLENCE?, 1. GLORIA GLORIA, 1. 戦慄のドナドナ, 1. 20世紀狂詩曲, 1. THIS WORLD IS HELL, 1. LOVE ≒defence of your complex, 1. 死の協奏曲, 1. FROM HERE TO ETERNITY, 1. CENTURY OF THE RAISING ARMS, 1. ROCK'N RENAISSANCE, 1. REVOLUTION HAS COME, 1. GO AHEAD!


コメント・評価

Selected Comments
2. IMOGAN ★★ (2000-06-08 00:05:00)
1999年発表、第17大教典にして、最終オリジナル大教典で全13曲。
オリジナル教典で全13曲はこの作品と"PONK!!"のみ。
ちなみにライヴ盤やワースト盤を除くオリジナル大教典は全部で12枚。
曲作りの担当はルークが6曲、エース4曲、デーモン2曲で、デーモン+ルークで1曲。
ホントにのっけからぶっ飛ばす疾走曲1.は、デーモンによる曲・詩で聖飢魔II最強のオープニングナンバー。わたしも倒れました、これは。前作"MOVE"との対比をかなり意識してると想ふ。
デーモンが持ち寄ったもう1曲の6.は、逆にヘヴィだけれどもデーモンらしいキャッチ-さは健在。Aメロ中間部(?)は、井上陽水を意識してるらしい。
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10. あお ★★ (2003-05-08 02:21:00)
最終教典(アルバム)なんですが、初期の頃とはまったくちがいますね。
初期のころとは、やはり作詞作曲の構成員も違ってますし・・・。
歌詞の内容も世の中を皮肉ったもの、そこがまた彼ららしくて良いですよね。
そして演奏のクオリティの高さ。
勿論、デーモン小暮閣下のボーカルも文句なしの一言!
さすが最後の教典だけあります。
この教典のタイトルに負けないだけの実力が伴ってます。
是非一度、外見だけにとらわれずに、このアルバムを手にとってみてはいかがですか?
今後、これほどまでに個性的なバンドは出没しないのでは・・・?
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12. ATOSS ★★ (2003-10-19 17:41:00)
まさしく伝説の名盤。
聖飢魔Ⅱが聖飢魔Ⅱたるその根底にあるものを力強く表したこの大教典は、
とてもラストとは思えない、悪魔だが神懸った教典。
NEWSあたりでは良質のメロディアスなハードロックを聴かせてくれたが
やはり彼らはメタルバンドであった。
曲はもちろん演奏面等どこを見ても高品質でありながら、
歌詞は日本語にこだわり、かつ現代社会風刺が載るという独特のスタイルは
聖飢魔Ⅱ印のどこにもない完成された悪魔の芸術。
HeavyMetal is deadという教えに始まりGo ahead!と締めくくる。
これぞ混迷の時代に光り輝く教典となりうるだろう。
悪魔の助けのない地獄のこの世に腕を上げ、迷わず進むが良い。
聖飢魔Ⅱはアルバム中の曲のタイトルだけでも、ちゃんと流れがありますね。
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13. 中曽根栄作 ★★ (2004-03-26 12:48:00)
このアルバムに巡り会えた事に感謝。
つーかcentury of the raising armsにもっと点数入れろや。
いくらなんでも低評価すぎる!
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16. Usher-to-the-ETHER ★★ (2004-05-20 16:43:00)
どうも色物だと思っていて…このバンドは素通りしてしまってました。
…それを後悔させるようなアルバムだと思いました。特にデーモン小暮閣下は声に威厳があって、しかも上手いという凄いボーカリストだと思います。最近、このような威厳のある声質を持ったボーカリストはJ-POP界から駆逐されてしまっているようなのが残念ですが…(声にドスを効かす事すら出来てないボーカリストが多いと思う)
楽曲では①が滅茶苦茶素晴らしいです。これはメロディもキャッチーだし、誰が聴いてもかっこいいと思える楽曲なのではないでしょうか。
ところで、ファンの方はもしかしたら気分を害されるかもしれませんが、「上手い演奏・HM/HR・白塗り・ギミックの中に隠したアイロニー」と、どうしても犬神サーカス団を連想してしまうんですが犬神のメンバーもこのバンドのファンだったんでしょうか?気になります。
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18. フライングV ★★ (2004-06-24 15:18:00)
最後にやってくれた超重低音ヘヴィーロックの最高傑作『名盤』!。
全曲素晴らしくてコメント難しいね(笑)もうこれはベスト盤ですね。
発狂のスピードチューン『HEAVY METAL IS DEAD』、メロディアスでツインギターが
かっこいい『SILENCE OR VIOLENCE? 』で幕を開ける。
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19. fk ★★ (2004-07-18 10:09:00)
これを聞いて久しぶりに聖飢魔Ⅱにはまった。
1曲目から2曲目への流れが最高です。
その後、ミドルテンポ有り、哀愁有り、英詩曲も有りとバラエティ有ります。
ハードロックに哀愁感漂う曲って合いますよね。清水氏作曲のやつとか。
解散するに当たって、最後にこのクオリティ出してきたのが良かった。好印象で終わったというか。
他人に勧めたくなる1枚。(聖飢魔Ⅱ知名度あるし)
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21. すなお ★★ (2004-08-16 00:56:00)
捨て曲がない!!!
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Recent 20 Comments

22. rhapsody ★★ (2004-10-30 20:12:00)
I am super SEIKIMA-II fan from Shanghai. Living Legend is the best heavy metal album in Japan! I like it forever!!!


23. 中曽根栄作 ★★ (2004-12-23 19:34:00)
わざわざ遠いところからご苦労さんです

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24. キタ・千里 ★★ (2005-04-07 23:44:00)
上海からも聖飢魔Ⅱ好きが書き込んでいるのですね!
素晴らしい!
買ってしまうのがもったいなくてずっと買っていなかったのですが
やはり買ってしまいました・・・。
おじいちゃんになってからの楽しみに取っておこうと思っていたのになぁ。
だって、もう新しい曲は聴けないんですよ、コレ聴いちゃったら。
で、やっぱ最高のものを最後に作ってくれてたんですね、閣下!!
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25. しゅんぺ~ ★★ (2005-06-23 02:35:00)
"HEAVY METAL IS DEAD"のためだけにでも買いましょう!!

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26. anthem ★★ (2005-07-05 09:33:00)
そう、一曲目↑はホントに凄いよね。メイデンの“BE QUICK OR BE DEAD"を更に激烈にしてヴォーカルもパワー・アップさせたような超名曲!この曲での閣下の歌いっぷり(特にハイトーン・シャウト)はブルース・ディッキンソンも真っ青です!他にもイイ曲たっぷり。本作と『メフィスト~』がオススメ!レンタルでもいいから聴くべし!

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27. 高見沢俊子 ★★ (2005-07-05 12:13:00)
このアルバムを忘れてました!
悪魔っぽい曲から、シリアスなメッセージソングまで、
構成もバラエティーの富んでます。
1~13の流れも最高です!


28. バセロンコンスタンタン ★★ (2005-09-09 00:42:00)
最終にして最高のアルバム。


29. ドゴスギア ★★ (2005-09-10 10:33:00)
ツボを押さえたライデン湯沢のドラムプレイが冴える。
もちろんゼノンのベースも安定感抜群。
LIVEでCDよりもどうしてもテンポが速くなるHMバンドはリズム隊がどれくらい踏ん張れるかが勝負。
聖飢魔IIはその点何の心配もない。
曲のクオリティも解散寸前だというのにウルトラクオリティ!!

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30. 氏神一番 ★★ (2005-10-25 21:30:00)
好きな曲はそんなにないのですが
数少ないすきな曲のクオリティーが高いため皆さんに聞いてほしいアルバムです


31. トロピカル ★★ (2005-11-09 22:22:00)
サイコー!閣下歌うめー!!!
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32. 上野田吾作 ★★ (2005-11-16 21:32:00)
いいです

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33. N男 ★★★ (2005-11-21 17:57:00)
1999年発表の12th Album。
「解散するっていうのにまだ新曲作るんだぜ」
有終の美とも言うべき最終大教典は、これまでの歴代大教典をさらに凌ぐようなくクオリティの高い曲ばかり!
これで布教活動停止とは思えない様な勢いで冒頭から突っ走ります。
曲も硬派なHEAVY METALからプログレまで実験的かつ前進的な曲もありますが、ホントに捨て曲はなく、13曲69分の長さを気にせずに最初から最後まで一気に聴けます。
オススメは①、②、⑤、⑨、⑩、⑫、⑬です!
中でも①はこの曲を聴け!を見れば分かるように、聖飢魔Ⅱ史上最高の疾走曲です。

以下の閣下の解説、これほどこのアルバムを的確に言い表した言葉を私は知らない。

デーモン小暮閣下「この大教典は、“いびつなアルバム"だと思う。ピカピカに磨きあげられて完璧な仕上がりにはなっていなく

…続き

34. K/10 ★★ (2006-04-09 01:06:00)
集大成的な聖飢魔Ⅱ流王道HMです。凄いです。
疾走ナンバーあり、メロディアスハードあり、プログレ的テクニカルありで。
皮肉な歌詞も良い!

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35. 松戸帆船 ★★ (2007-05-24 20:48:00)
最終大教典。聖飢魔IIの最後を飾るべく、壮大な曲が多数用意されています。
多少銅版に収録されている曲もありますが、この経典を聴かない理由にはなりませんね。

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36. 失恋船長 ★★ (2007-07-24 06:24:00)
非常にメタルなアルバムである
硬質なナンバーはルークが甘い旋律はエースが手がける
芸能界的な成功などがあり紆余曲折を経て
たどり着いた今作こそ名盤と呼ぶにふさわしい
この音質は彼らの特色でありカラーだ
聴きやすい事はけして悪いことではないと思うが…

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37. メタル伝道師 ★★ (2007-07-27 00:26:00)
聖飢魔Ⅱの最終大教典。
アルバムごとに色々な音楽性を追求してきた聖飢魔Ⅱが最後に出した本作は原点回帰かあるいは自分達に対するケジメかはわからないが、正真正銘のメタルアルバムとなった。
最終大教典ということでかなり気合が入ったメタルを演っていて楽曲の充実度はこれまででもトップクラスの出来、リズム隊の演奏も相変わらず高レベルで聖飢魔Ⅱというバンド
のポテンシャルの高さを見事に証明してみせた傑作。

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38. アバン先生は2度死ぬ ★★ (2007-08-01 07:12:00)
最初の1曲目で3000円の価値はある
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39. おとな ★★ (2007-12-21 10:01:00)
HEAVY METAL IS DEAD in JAPAN!
まさにそーだよな。そーだよ。
全国津々浦々に届いたのは,お前たちだけだった。
「信者」以外にもリスナーが多かったな。
しかし,デビュー当時から比べると,変化進化が大きい。
レベルが高い悩みか? 模索&模索の連続。
しかし,失礼だけどプロデューサーに恵まれなかった。
知れてるわりに経典&ミサのセールスがよくないんだ。
歴代構成員&スタッフに拍手♪


40. GALA ★★ (2009-04-16 00:37:00)
LOVE≒defence of your complexが一番好き。
この曲を聴いて、改めて閣下は凄いと思った。
閣下以外にこの曲を歌える人がいるだろうか(いやいない)。
他、GLORIA GLORIAも重々しくて大好きだし、HEAVY METAL IS DEADも痺れるし、
本当に捨て曲がない。
白い奇蹟あたりで聖飢魔IIから離れてしまった人いるよね?(私のことだけど)
そういう人に是非聴いてもらいたい。


41. 名無し ★★★ (2019-03-03 00:24:27)
最初から最後まで本当にカッコいい!!
でも欲を言うなら、中間部の曲を複数削っても良かったのかも。三曲ぐらい削っても曲数は十分にあるし。アルバム

まあ、あのゴツゴツしたイビツさがまた魅力なのかも!

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