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netalさんの発言一覧(評価・コメント) 351-400
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KEEP OF KALESSIN-Armada-Armada ★★★ (2013-04-30 21:34:58)
サビのリフの何と悲しく荘厳なことか…
ブラックで一番好きなリフの一つ。
KEEP OF KALESSIN-Armada-Crown of the Kings ★★★ (2013-07-27 14:36:26)
勇壮な高速トレモロリフとブラストが入り混じり、のっけから凄まじいことになっている。
ドラムも疾走感、センスともに素晴らしい。特にリフとシンクロさせたスネア&タムロールが絶妙。
KEEP OF KALESSIN-Armada-Many Are We ★★ (2013-10-18 21:51:26)
スラッシュ顔負けの強烈な刻みが圧倒的。
スラッシャーにも大変ウケが良さそうな名曲。
KEEP OF KALESSIN-Armada-The Wealth of Darkness ★★★ (2013-12-18 17:53:06)
他の曲に比べると、荘厳でダークなリフが主体。
テンションは控え目で、静かな怒り的なものを感じさせる。
ブラストに組み込まれたタム回しが印象的である。
KEEP OF KALESSIN-Armada-Vengeance Rising ★★★ (2013-06-10 18:40:11)
0:26辺りからの、BPM約270のミュートしたトレモロリフがツーバスと合わさって恐るべき迫力を生み出している。
爆撃を彷彿とさせる凄まじい刻みである。
これをきっちり合わせられる演奏陣はやはり尋常じゃない。
KEEP OF KALESSIN-Armada-Winged Watcher ★★ (2013-09-04 20:09:55)
ブラストがなく、疾走パートの少ない曲だが、リフのシャープさは相変わらず。
中盤の大海原を想起させる勇壮なギターフレーズが素晴らしい。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King ★★★ (2013-12-19 22:03:34)
変顔ジャケットのせいで、最初は変態的な音楽だと予想してしまいそうになるが、①以外はそんな事はなく、むしろメロディやムードに重点を置いている。
当時リアルタイムで聴いたならともかく、40年以上経った今では先鋭的な所はない。
しかし、完全な後追いの自分にとっては、(当時としては)先鋭的な音楽性はもとより、メロディやムードの素晴らしさ故にプログレの金字塔として聳え続けているのだと思う。
自分が生まれる20年以上も前の作品、しかも1stとは思えない程洗練されていて良い意味で古さを感じない。
収録曲はたった5曲、だが5曲全てが強烈な個性を持っており、それでいて曲単位で見てもアルバム全体を通して見ても無駄が殆どない。
気に入り度…92/100
おすすめ…Epitaph
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-21st Century Schizoid Man (including Mirrors) ★★ (2014-05-30 17:13:10)
ジャジーで脱力感も漂う変態曲。
中盤の楽器陣のユニゾンが圧巻。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-Epitaph (including March for No Reason and Tomorrow and Tomorrow) ★★★ (2014-03-13 22:42:54)
恐ろしいほどに渋く物悲しいメロトロンとアコギが感動的な神曲。
特に、ヴォリュームが上がりながら迫るメロトロン、それが砕け静寂の中アコギが響くという3:50からの展開はあらゆる音楽の中でも最高の瞬間だと思う。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-I Talk to the Wind ★★ (2014-05-30 17:16:37)
フォーキッシュなメロディが心地良い。
特にフルートの優しげな音色に癒される。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-Moonchild (including The Dream and The Illusion) ★★ (2014-05-30 17:28:03)
長いインプロヴィゼーションが印象的な曲。
2:20辺りまでの叙情的な歌で魅せ、以降約10分に亘る幻想的なインプロが楽しめる。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets) ★★ (2014-05-30 17:28:37)
叙情的なアコギとメロトロンで魅せる曲。
荘厳でシアトリカルな雰囲気が強いように思う。
KRALLICE-Dimensional Bleedthrough ★★ (2014-06-02 23:49:33)
ほぼトレモロ一辺倒により神々が降臨する霊峰の如き凄まじいアトモスフィアを演出してみせた大傑作3rdに比べると、
今作は攻撃性や激情的なメロディ等メタリックな要素が強いのが特徴。
彼らの場合トレモロに外れがある筈がないのだが、このアルバムもその例に漏れず高品質なトレモロが堪能できる。
ただ問題はそれをどこまで曲の中で活かせているかであり、その点については彼らがこれまでにリリースした4枚に関してばらつきがあると思う。
この作品ではリフの繰り返しが少しくどく(あくまで3rdに比べればではあるが)、減点ポイントになってしまっている。
そういうわけで3rdに比較するとどうしても劣ってしまう今作ではあるが、それでもお薦めしたいのは神曲7.の存在故。
この曲の為だけにアルバムを買ってもいいレヴェルである。
また、他の曲も良い曲が多く、トレモロフ
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KRALLICE-Dimensional Bleedthrough-Monolith of Possession ★★★ (2013-10-05 22:23:35)
18:44というかなりの長尺である(もっとも、カスカディアンをはじめ、この手のブラックではそこまで珍しくもない)が、一瞬たりとも退屈な瞬間が存在しない。
特に圧巻なのはエンディング。最後の3分で激情的なリフが舞い、ラスト1分で徐々にテンポとヴォリュームを耳鳴りを引き起こすまでに上げ、その余韻を残して消えていく。
その凄まじさたるや、徐々にせり上がる快感に打ち震えて果てるオーガズムにも似た感触。
KRALLICE-Diotima ★★★ (2013-09-06 01:34:19)
現状、個人的に2010年代最高傑作であり、これからもその地位は揺らがぬであろう大名盤。
ほぼトレモロ一辺倒で情景を紡ぎ出すスタイルで知られるKrallice。
彼らの音楽は、北欧的で純粋なブラックというより、ポストブラック的でブラックの中では異端な、ジャンル分けの難しいものである。
そんな彼らの現状の最高傑作たる今作では、そのセンスが爆発しまくっている。
威厳溢れる霊峰の如き神々しいリフ、華々しく舞う美麗で激しいリフ等、強烈なアトモスフィアを放つトレモロを70分近く絶え間なく堪能でき、トレモロ好きには堪らない作品となっている。
ベースとドラムに関しても、ただリズムをなすだけでなく、要所で主張し曲を更にドラマティックに仕立て上げている。
③などで聴けるリフとシンクロさせたドラム等、曲の威厳を引き立てていて、非常に気に入っている。
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KRALLICE-Diotima-Diotima ★★★ (2013-12-23 01:02:59)
呪縛から解き放たれたような歓喜や恍惚を感じさせるリフが印象的。
良い意味でブラックらしからぬ華麗さである。
KRALLICE-Diotima-Dust and Light ★★★ (2014-03-14 21:51:47)
エコーの掛かったギターの放つアトモスフィアが凄まじい。
物凄い神々しさを帯びて展開する様は、言うなればギターによるオーケストラか。
KRALLICE-Diotima-Inhume ★★★ (2014-05-02 21:47:32)
うねる入り組んだトレモロが印象的。
アグレッション強めな曲で、破滅的な雰囲気である。
KRALLICE-Diotima-The Clearing ★★★ (2013-10-19 21:20:22)
霊峰の頂を彷彿とさせる超アトモスフェリックなトレモロリフがドラマティックに展開していく神曲。
アルバムジャケットのような風景を本当に見ているかのよう。
KRALLICE-Diotima-[untitled] ★★★ (2014-05-02 21:48:13)
神の来訪を告げるが如き神聖なイントロ。
2分強と短い無題のインストだが、アルバムを通して聴く際に飛ばしてはならない名曲。
KRALLICE-Years Past Matter ★★ (2014-10-03 19:46:59)
アメリカのブラックの4th。2012年。
Krallice=トレモロという式は、現状の最新作たる今作でも崩れなかった。
やはりというべきか、他とは一線を画す狂おしい程にメロディックなトレモロがアルバムのほぼ全体を覆っていて、クオリティの面でも一級品である。
前作ではリフをしっかり聞かせるパートとトレモロが複雑に乱舞するパートが割と分かれていたように思うが、今作ではフレーズ自体も繋げ方も複雑な傾向が少し強い。
メロの面では神秘的かつ抽象的なものが多くなった。
トレモロの複雑な絡みは圧巻と言わざるを得ないが、一方でちょっと聴き辛さを覚える所もある。
しかしながら、神秘性や陶酔感を高めてもいて、差し引きでは大きくマイナスではないかと。
尚、なぜかセルフリリースであり、CDはあまり出回っていない模様。
自分もAmazonで買
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KRALLICE-Years Past Matter-IIIIIIIIIIII ★★★ (2014-11-17 22:53:06)
間違いなくKralliceを代表する名曲。
最初からクライマックスレヴェルの極上リフの嵐でどのパートも凄まじいが、ドラムが消えてトレモロだけが虚しくしかしこの上なく美しく響き、天上へ向かうような旋律へと繋ぐ14:55からが格別。
2ndの神曲『Monolith Of Possession』レヴェルと迄はいかないが、Kralliceの醍醐味を存分に味わえる。
KRALLICE-Ygg huur ★ (2015-07-31 20:27:26)
今日とある海外サイトにて突然知らされた5thアルバム。
最長6分41秒の6曲という情報を見た時点で今までとは違うだろう…と思っていたら、その通り、アヴァンギャルドさとテクニカルさが際立つアルバムとなっていた。
一聴、アヴァンギャルドさを強めたCastevetみたいな感じで、彼らの売りであるエピックさを敢えて捨てた大胆な方向転換である。
相変わらず独特のメロディセンスのトレモロは用いているが、これまでの壮大な風景を描かせるような圧倒的美麗さは薄く、その点は残念な印象。
②が全体でずっとそんな感じだったので心配したが、③の後半のトレモロの美麗なうねり等を聴いて、トレモロのセンス自体は衰えていない事は伺え、少し安心した。
今後、このアヴァンギャルドさと美麗なトレモロとの融合が進化させられれば、過去の名盤・良盤達に比肩する作品ができるかもしれない…と、期待は
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KRATER-Urere ★★ (2017-06-04 15:44:41)
Svart Crown辺りのブラッケンドデスにも通ずるブルータリティや無慈悲さ、そしてコールドなトレモロを主体とするブラック。
変な色気を使わず、それら主体となる要素だけでまとめ、かつ総ランタイム45分、1曲最長6分という潔さが好印象。
ほぼ完全なデスメタルに移行する前のBehemothを好む人等には特にお薦め。
気に入り度…8.5/10
おすすめ… Flammen Im Vakuum
KYUSS-Welcome to Sky Valley ★★ (2014-05-03 21:48:10)
素面でも心地良い、酔ってたらもっと心地良い(試した事はないが、多分上の皆様が言うの通りなのだろう)、ストーナー(薬中)とは良く言ったものである。
それはさておき、ストーナーの創始者たるKyussの代表作が今作。それだけに留まらず、ストーナー全体をも代表する作品として名高い。
ファズの掛かった篭った音、うねり弾けるリフとリズムが程良い陶酔感を誘い、ロック/メタルとしての純粋なカッコよさも演出している。
リフに追随するだけでないへヴィなベース、扇情的に刻まれる金物とフィルが印象的なドラムも心地良い。
ちなみに、この作品の本当のタイトルは『Kyuss』(セルフタイトル)であって、『Welcome ~』はあくまで通称、らしい。ちょっと蛇足。
気に入り度…90/100
おすすめ…Whitewater
KYUSS-Welcome to Sky Valley-Whitewater / Lick Doo ★★★ (2014-06-03 17:41:38)
3分過ぎからのエンディングが個人的にアルバムで最も気に入っているパート。
トライバルなタムを交えながらギター、ベースによって演出される叙情と陶酔感が素晴らしい。
夕焼けの砂漠のような乾いた感傷めいたものを感じる。
LAKE OF BLOOD-Omnipotens Tyrannus ★★ (2015-02-25 20:45:01)
USAのアトモスフェリックブラックの2nd。
現在CDでのリリースは無いが、Bandcampにてname your priceで配信。
カスカディアンにも通ずるようなトレモロだけでなく、随所で荒々しい刻み等も見せたりしているのが印象的。
リフレインの多さに加え、エクストリームメタルとしてのダイナミクスも絡めてアトモスフィアを醸成している感じである。
靄の掛かったような雰囲気醸成もしっかりしていながら、適度に尖ったアトモスブラックとして良い音質もあり、
神々しい中にも荒々しさもあって、霊的な静寂世界の中にも確固として存在する有機的な動きの様でもある。
薄らとした音色のシンセによるアレンジも理想的な具合で、神々しさに肉付けしている。
前作では結構アヴァンギャルドな事もやっていたようだが、今作はそういった所は余り無く、強いて言えば所々に
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LASTER-De verste verte is hier ★★ (2015-03-18 17:49:06)
オランダのアトモスフェリックブラックの1st。2014年。
靄の掛かったようなややメロディックなトレモロのリフレイン主体というアトモスブラックの王道。
Kralliceのメロディックさを抑え、更に濃霧を掛けた感じと言えるかもしれない。
王道的な作品ではあるが、全体的な音の暈し方といい、リフの押し引きの仕方といい、アトモスブラックとしての音響の使い方がこの手のブラックの中でも優れていると思う。
取分け、①の儚いギターとドラムで疾走する所を始め、旋律と暈しのバランスが絶妙で、敢えてフレーズやリズムの輪郭を抑えたトレモロの使い方が素晴らしい。
「Obscure dance music」とBandcampにて自らを評するが、踊っているのは濃霧で覆われた、漣の海で不気味に踊るジャケットの如き異形の聖霊であろう。
アトモスブラック好きの方は是非。
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LICH KING ★ (2015-07-02 21:40:28)
『Super Retro Thrash』をBandcampで少し聴いたけど、モロRPGのボス戦ですわww
リフ自体は結構良さげなので、このアルバムを普通のスラッシュで聴きたい…
と思ったら、既発曲の8ビットアレンジだったんですね。
LYKATHEA AFLAME-Elvenefris ★★ (2015-06-06 16:24:14)
チェコのプログレデスの、Appalling Spawn時代から数えて2nd。
一言で言うと、中近東の神秘的なメロディ漂うプログレデス。
デスメタルらしく、不気味でタイトなリフや甲高いスネアが心地良い豪速ドラム、ディープなガテラルを主軸とするが、
同じくエスニックなNileやBehemoth等と比べると、シンセや展開の大仰さ、長めのランタイム等プログレ度合が高めである事を特徴とする。
アルバムの締めに至っては、11分にわたる楽園を彷彿とさせるシンセインストだったりする。
また、手数やブルータリティこそ柔らかな音色のシンセや神秘的なクリーンギターによって緩和されているとはいえ、デスメタルパートも著名なバンドに比べても遜色は無い。
不要な変拍子とか複雑なフレーズはあまり使わず、リフのうねりやアトモスフィアに重点を置いているのも個人的に好印象。
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Land of the Free ★★ (2016-05-04 22:25:15)
自分をパワーメタルに導いた作品。
ヴォーカルの上手さはHelloween等、ど定番すら数曲試聴した程度の身にはよく分からないが、
キャッチーで良いリフやメロディが満載の優れたアルバムである事だけは疑い様が無いと思う。
賛否あるヴォーカルも、個人的には、曲にマッチしているため、何の違和感も無かった。
気に入り度…89/100
おすすめ…Rebellion In Dreamland
Lateralus ★★★ (2013-02-11 18:19:34)
掴み所の難しい複雑怪奇な音と形容し難い不穏な雰囲気が最大の特徴。
普通のメタルのような強烈なリズムやシャープさを伴うのではないミュートの効いたリフの多用、
あるいは音量やスピードを抑え、「隙」を持つフレーズが実に独特である。
タムを効果的に交えてトライバルさを演出したり、繊細さと豪快さを的確に使い分けるテクニカルなドラミングも魅力的。
時にギターと同格に近いリードを魅せながらも複雑なリズムを巧みに演出するベースもグッド
変拍子を始め自由自在に曲を展開するテクニックも凄いが、それ以上に各要素のもたらす陶酔感が素晴らしい。
しかもそういう陶酔感のみならず、キャッチーさ、烈しさ、そして妖しさを併せ持つヴォーカル等によって、躍動感すらも覚える。
先に述べた形容し難い雰囲気と相まって、印象的な人体模型のジャケットの如く、生命の持つ神秘性と活力が有機
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Lateralus-The Grudge ★★★ (2013-04-13 02:49:14)
全編にわたって貫かれるヘヴィネス、妖艶さと激しさを併せ持つヴォーカル、不穏さを演出するギターリフとドラム。いずれも最高。
大名盤のオープニングを飾る名曲。
Lateralus-The Patient ★★ (2013-06-28 23:51:15)
イントロのミュートリフからメタリックなパートへ盛り上げていく展開が素晴らしい。
あと終盤の怪しくもほのかに哀愁漂うメロディがあるが、こういうパートがあるおかげでランタイムの長いこのアルバムを飽きずに聴かせているように思った。
Lateralus-Triad ★★ (2013-09-29 20:30:05)
不穏なリフによるカオティックな雰囲気が印象的なインスト。
個人的な意見だが、⑬を除いてこちらをエンディングにしたほうがよかった気もする。
MASTODON-Crack the Skye ★★ (2016-10-16 15:00:37)
全体を通して掴み所が中々無く、夢と現実の狭間を漂うような形容し難い浮遊感を覚えるアルバム。
コンセプトの意味不明さも相俟って、一聴難解であるが、全体の雰囲気を味わうようにすると楽しめる。
また、浮遊感に終始しているのではなく、攻撃性のあるキャッチーなリフで突き進んだり、叙情的なギターで魅せたりと工夫がなされ、だれる所はあまりない。
唯一無二のサイケデリックプログレメタルである。
気に入り度…87/100
おすすめ…Oblivion
MASTODON-Leviathan ★★ (2017-06-10 12:21:59)
テクニカルでありながらもキャッチーな、独特のリフによる浮遊感が何とも心地良い作品。
アルバムジャケにて躍動する白鯨よろしく、重圧感を放つ異形の存在を想起させる。
既にこの時点でリフも曲展開もユニークであるが、4th等に比べればまだ普遍的なメタルなので、Mastodonはまずこのアルバムから聴くのがよいのかも。
気に入り度…9/10
おすすめ…Blood And Thunder
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas ★★★ (2012-02-19 01:30:13)
どこを取っても闇しかなく、全パートが物凄い恐怖や狂気、陰湿さを放っている。
一方で(ブラックにしては)比較的聴きやすく、耳に残るフレーズも多い。
リフとベースの良い絡みも随所に見られるが、それにしてもこれほどの演奏をした二人が対立、殺害に至るとは皮肉だと言わざるを得ない。
Hellhammerのドラムに関して、速さや手数は今の基準からすれば割と普通であるが、
精神崩壊をそのまま音にしたかのようなタムロールなど絶妙なフィルが満載で、物足りなさなど微塵も感じない。
加えてたまに入る(意図か否かは不明だが)不安定な演奏やリズム変化も狂気を誘う。
スタイルこそブラックメタルの基本から大きく外れてはおらず、唯一今なお独特であるAttilaの呪詛ヴォーカルも個人的にはあまり怖さを感じない(但し、曲に合っているとは思う)。
しかしながら、クオリティは
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MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Buried by Time and Dust ★★ (2013-03-28 17:45:03)
Hellhammerの長時間ブラストが凄まじい。ただひたすら無慈悲である。
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-De Mysteriis Dom Sathanas ★★★ (2012-03-26 17:40:34)
このアルバムはブラックでも屈指の最凶曲揃いだが、その中でも別格に怖いのがこの曲。
悪魔召喚の儀式でもやっているかのような旋律とヴォーカル、いや呪文には本当にぞっとさせられる。
寒々しいリフとベースの不気味な絡みも秀逸。
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Freezing Moon ★★ (2012-06-10 15:27:46)
中盤のスローパートが身震いするほど怖い。月明かりも星の光もない永遠の夜を想起させる。
ギターソロも妖しさ全開で素晴らしい。
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog ★★ (2012-11-17 00:35:46)
陰湿かつ不穏極まりないリフで終始疾走する曲。
イントロのリフを執拗に繰り返す展開に何か怨念のようなものを感じる。
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Life Eternal ★★ (2012-12-23 20:42:32)
ミドルテンポパートのギターと蠢くベースの絡みがなんとも不気味だ。
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Pagan Fears ★★ (2012-04-24 21:23:55)
スラッシュ的な要素も感じる序盤のリフが印象的。
このアルバムでは一番聴きやすい曲では(その後はやはり病んでいるが)。
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss ★★ (2015-02-23 02:33:42)
1stで見せた妖気や陰湿さが減退し、代わりに暴虐性と殺伐とした雰囲気が増強された、ブルータルブラックとして生まれ変わった作品。
タイトにリフを刻むギター、えげつない手数のHellhammerのドラムは演奏力の面で進歩し、作曲面でも1stに負けず劣らずである。
またManiacのスクリームに関して、ブラック史上最凶間違い無し。人間を完全に止めた声である…
新生Mayhem最初の作品というだけでなく、普通に良質なブラックとして聴くべき作品。EPではあるが、購入して損は絶対しない筈。
気に入り度…87/100
おすすめ…I Am Thy Labyrinth
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss-I Am Thy Labyrinth ★★★ (2013-10-05 18:03:34)
Maniacの非人間的極悪スクリーム、Hellhammerの超絶ブラスト、禍々しく邪悪なリフと、全てにおいて素晴らしい。
特にヴォーカル、本当にヤバイ。魔獣の声か。
MEGADETH-Rust in Peace ★★ (2013-03-28 23:37:42)
緻密かつシャープなリフを中心に展開していくスラッシュに、Martyのオリエンタルな叙情的ギターソロが上手く合わさっている。
最初甲高いヴォーカルが好きになれなかったこともあり(今もさほど好きではないが)、良いアルバムだとは思えなかったが、最近聴き直して良さに気づいた。
広くインテレクチュアルとも称されるテクニカルスラッシュの代表的作品。
気に入り度…84/100
おすすめ…Tornado Of Souls
MELECHESH-Emissaries ★★ (2013-05-01 22:05:27)
クサい域に達した濃ゆく印象的なエスニックメロディが随所に聴けるエクストリームメタル。
ブラックとして認識される事が多いバンドではあるが、かなりデスメタル的な要素もあり、両者の中間というのが妥当だろうか。
何かとノリが良く、胡散臭い感じもするが、ブラック的な陰鬱さや寒々しさが殆ど無い御蔭もあり、違和感は無い。
むしろ中近東の神秘的なメロディとマッチしていて、これはこれでありである。
エヌマエリシュとかそんなワードを多発する歌詞といい、標語的に言えばエクストリームメタルによる「新ギルガメシュ叙事詩」みたいな感じか。
BehemothやNileが引き合いに出される事が多いが、個人的には彼らよりも好き。過剰な迄のエスニックさが濃ゆくて堪らない。
Orphaned Land等もそうだが、イスラエルという本場産はやはり空気の濃さが違うww
…続き
MELECHESH-Emissaries-Rebirth of the Nemesis (Enuma Elish Rewritten) ★★ (2013-06-11 15:56:39)
オープニングの荘厳なリフからやられた。
キメのメロディのところで一度疾走を抑えてメロを強調する展開もニクい。
MERCYFUL FATE-Melissa ★★ (2017-06-11 16:12:29)
King Diamondの唯一無二のファルセットと妖しさ漂うリフが独特のおどろおどろしさを生んでおり、ブラックメタルの起源の一つとなったことも納得。
その一方で、そのリフは妖しさだけでなくキャッチーでもあり、メロディックなギターソロと相まって普遍的なへヴィメタルでもある。
ブラックの起源という資料的価値に留まらないアルバム。
気に入り度…8.5/10
おすすめ…Evil
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