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netalさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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DARK ANGEL-Darkness Descends-Merciless Death ★★ (2011-06-16 23:25:12)
We'll give merciless ... DEATH!
ここのドンのヴォーカル…狂いすぎ…
DARK ANGEL-Darkness Descends-Perish in Flames ★★ (2012-10-31 16:44:50)
ラストを飾る曲だが、全くテンションを落とすことなく攻めてくる彼ららしさが存分に発揮された曲。
弦を掻き毟るようなギターソロの後終わるかと見せかけてまた爆走する展開もいい。
DARK ANGEL-Darkness Descends-The Burning of Sodom ★★★ (2011-05-24 14:28:22)
超暴力的。全てのパートが完全に発狂している。bpm284らしく、今の基準でも激速である。
DARK TRANQUILLITY-Damage Done ★ (2013-02-21 21:51:27)
全体を通して攻撃性と叙情性を併せ持ったリフがまあまあ良い。
…けれどもThe Galleryのような慟哭のメロディや攻撃性、激情的なヴォーカルが好きな自分にとっては正直物足りないし、少々面白みに欠ける。
特にリードギターを始め、泣きのメロディや攻撃性をもっと主張して欲しかった。
おすすめ…The Treason Wall
DARK TRANQUILLITY-The Gallery ★★★ (2012-11-04 19:09:22)
リフに重さがあまり無いが故に、美麗な単音メロが浮いた様に聴こえるという意味で、メロデスにしては少し特異なスタイルと言えるかもしれない作品。
複雑な曲展開やリズムが少し見られる事もあり、プログレっぽい趣も僅かに感じられるが、浮いた感じと相まってやや散漫な所もある。
しかしながら、肝心の美メロの出来が散漫な所を補って余りある程に素晴らしい。
慟哭度もかなりあるが、メロデスの確立者で慟哭を武器にするIn FlamesやAt The Gates辺りと比べて、より高貴さとか耽美性みたいなものを感じる。
名シンガーMikal Stanneのデス声もグッド。当時世界一美しいとも言われたそうだが、その名に恥じぬ激情表現の上手さである。
8.の畳み掛けるような慟哭ヴォーカルを聴いてみて下さい。
最後に、全体で聴いても非常に良いのだが、特に①、③、⑧と
…続き
DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Edenspring ★★★ (2013-02-21 00:14:47)
Punish My Heavenと双璧を成すメロデス最高の名曲の一つ。
Punishも凄まじいが、泣き度と美しさに関してこの曲は更に上を行くと思う。
DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Lethe ★★★ (2014-02-18 20:06:43)
PunishとEdenspringだけでなく、この曲も忘れてはならない。
アルバム最高峰の慟哭を味わえる名曲。
DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Punish My Heaven ★★★ (2012-12-14 00:38:55)
悶絶必至の慟哭メロディと暴虐性が恐ろしい程見事に絡み合っている。
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger ★ (2012-05-06 18:28:04)
低音質&起伏の少ない展開というプリミティヴブラックを代表するアルバム。
他の要素を一切排した寒々しい闇が空気を支配する。
また、低音質といっても、一曲ごとの長さもアルバム全体の長さもさほど長くないことが相まり、聞き辛さはない。むしろブラックにしては聴き易い方。
ただ、プリミティヴにこんなこと言うのは野暮かもしれないが、個人的はその単調さは聴き込んでいくと飽きに変わってしまった…
あくまで好みの話なのでこれから聴こうとする人はあまり気にしないで下さい。
ちなみに、後半4曲の作詞はBurzumのカウント。
おすすめ…Transylvanian Hunger
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-As Flittermice as Satans Spys ★ (2012-07-15 20:30:19)
暗さと不気味さはアルバム中随一。
ベースの旋律が良い具合に(?)不気味さを演出している。
歌詞は英語なので少しは聞き取り易い…かも。
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Transilvanian Hunger ★★ (2012-05-25 14:30:12)
アルバム中最も単調で、寒く、荒涼とした曲。
展開がなくとも、リフだけで曲が成り立つことを証明してみせた曲である。
DAWN-Slaughtersun (Crown of the Triarchy) ★★★ (2015-07-14 20:28:25)
スウェーデンのメロディックブラック/デスの2nd。
近年Dan Swanö氏のリマスターで、Century Mediaより再発。
メロディックなスウェディッシュブラックと言えばDissectionであるが、毛色は違えど遜色無い名盤だと思う。
それ程ブラックらしい寒々しさや邪悪さがある訳ではないが、強烈な陽光に照らされた海洋に覆われた世界の開闢の蠢きに直面する様な、荘厳さすら醸すメロディが超一級である。
加えて、単調にトレモロや刻み等一辺倒に終わらず、リフレインの長さと使い分けも的確で、
インストの③を除くと平均10分近くある長尺性も苦にさせず、寧ろメロディを損ねずに陶酔感や退廃を演出している。
この辺の絶妙さといい、急に雪崩込む様なフィルによる切り返しを多用するドラムといい、Weakling辺りに通ずる所があるが、
彼らの様なバン
…続き
DEATH-Human ★ (2013-02-21 23:34:15)
初期の比較的ストレートなオールドスクールデスから後期のテクニカルデスへと移る過渡期のアルバム。
そのためか、テクニカルな面よりもデスメタルらしい攻撃性やグロさが以降の作品と比べると色濃く出ている(勿論この時点で既に十分テクニカルだが)。
Steve DiGiorgioの不気味なベースの音色もそれに拍車をかけている。
一方で、時折挿入される流麗なリードギターや複雑な曲展開は既に違和感なく導入されており、後期路線の基盤も感じた。
おすすめ…Flattening Of Emotions
DEATH-Human-Cosmic Sea ★ (2013-05-30 13:28:58)
神秘的で泣きを多少含んだギターが印象的なインスト。
確かにCynicの要素が感じられ、Deathの曲の中では結構異色な方かも。
DEATH-Human-Flattening of Emotions ★★ (2013-04-19 01:26:36)
血なまぐささも感じるデスメタルリフの素晴らしさもさることながら、ヴァリエーションを巧みに変えてくるドラムが曲に彩りを与えている。
イントロのドラムソロを含め、Sean Reinertのドラミングが光る名曲。
DEATH-Individual Thought Patterns ★★ (2013-04-19 13:44:24)
前作「Human」でみせたような洗練されたテクニカルデスメタル路線はそのままに、本作はよりスラッシュや正統派メタルに近づいた作品となっている。
後期Deathの中では最も疾走感に溢れ、矢継ぎ早に繰り出されるリフの快感に浸れる、ある意味で最も「熱い」アルバム。
まずリズム隊。Geneの怒涛のツーバスが生み出す疾走感と前作以上に主張が強く不気味な音色で魅せるSteveのフレットレスベースが素晴らしい。
そして何より熱いのがChuckとAndy LaRocqueによるツインギターである。テクニカルなリフにメロディックながらも甘すぎないソロとこれまた素晴らしい。
緩急自在の複雑な展開や変拍子を違和感なく聴かせる手腕も流石。
孤高さと冷徹さ、そしてドラマティックさの強い6th、7thの方が好きではあるが、こちらのアグレシッヴさとテクニカルさの絶妙な調和
…続き
DEATH-Individual Thought Patterns-Out of Touch ★★ (2013-07-19 16:39:19)
ストップ&ゴーで聴き手を翻弄しながらも整合性を失わないDeathお得意の手法が光る。
DEATH-Individual Thought Patterns-Overactive Imagination ★★ (2013-05-31 21:47:08)
怒涛のツーバスを絡めた疾走を含むストップ&ゴーで翻弄し、熱いツインギターでトドメ。
Deathの真骨頂が炸裂する名曲。
DEATH-Symbolic ★★ (2011-11-05 21:32:52)
テクデスといえどプログレッシヴスラッシュとでも言おうか、そんな感じを受けた。
⑨以外は全て7分未満とそれ程長尺ではないが、頻繁なテンポチェンジ、複雑なリフと曲展開のおかげで非常に難解にも思える。
切り返しの多さやリフの繋ぎに多少難は残るものの、逆にドラマティックな曲展開でも魅せてくれるようになり、更なる進化が伺える。
勿論、Chuckの十八番、時折切れ込んでくる独特の哀愁あるメロディも相変わらず素晴らしく、
凄腕Gene Hoglanのドラムもアグレッシヴでありながら、それだけでなく金物の使い方やフィルも非常に細かく絶妙である。
⑦のバックで鳴っている、光の乱反射の如き繊細な金物を始めとする巧みさが曲に彩りを添える。
という訳で、Deathの素晴らしさを存分に味わえるアルバムであるが、独自性というか、雰囲気としてはどことなく冷たく、閉鎖的である
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DEATH-Symbolic-1,000 Eyes ★★★ (2012-05-26 15:54:28)
サビの美しくも悲しいリードに「衆目の目に囚われている」哀愁が集約されている。
「We are enslaved now」の叫びとツーバス連打のエンディングもドラマティック。
DEATH-Symbolic-Empty Words ★ (2012-12-14 14:07:21)
哀愁を感じさせながらも重厚なミドルパートから徐々に疾走へ持っていく展開が良い。
DEATH-Symbolic-Symbolic ★★★ (2012-07-15 23:17:01)
スロー~ミドルの重厚なパートと疾走パートを変幻自在に使い分けた展開が見事。
あとこの曲でのGeneのドラムは複雑なリズムワークをしながらも小技が効いていて殊更にテクニカルである。
ところで、何故上の人達の星は消えてるんだろうか?本当はもっとポイント高い曲のはず。
DEATH-Symbolic-Without Judgement ★ (2013-02-23 00:36:41)
独特の哀愁リードでためてからこれまたかっこいい疾走するサビへ移る展開が好き。
DEATH-Symbolic-Zero Tolerance ★★ (2012-11-05 18:22:26)
違和感なく緩急を巧みに使った展開がDeathならでは。
この曲は特にリフの刻みとドラムのセンスあるちょっとしたフレーズが心地良い。
DEATH-The Sound of Perseverance ★★★ (2013-02-23 19:25:02)
Death史上最も攻撃的で悲しい雰囲気を感じさせるアルバムで、それを象徴するかのように、Chuckの金切り声ヴォーカルが攻撃的で悲痛感さえ漂わせている。
そして何より特筆すべきは曲やリフの完成度と複雑さである。
切り返しが多く起伏に富む冷徹なリフ捌きの一方で、感情をすこぶる昂ぶらせるフレーズを随所に挟む展開には一瞬たりとも無駄がなく、テクニカルデスの究極とも言える出来である。
今後同路線でこの作品を超えるものは、Chuck亡き今ではもう出ないだろう。
また今作のメンバーはChuck以外のメンバーは歴代の名手に比べると知名度では劣るが、肝心の演奏は全く問題なく、スプラッシュの使い方とか個人的に気に入っている。
Death史上最高傑作であり、メタルの極致に至った作品の一つだと思う。これを聴くとChuckの死は余りにも惜しいと思わざるを得ない。
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DEATH-The Sound of Perseverance-Painkiller ★★ (2013-07-20 16:06:15)
言わずと知れたJudas Priestのカヴァー。
Chuckの叫びがブラック並かそれ以上にヒステリックで、攻撃性が2割増位になっている。
個人的に原曲より好きである。
DEATH-The Sound of Perseverance-Scavenger of Human Sorrow ★★★ (2013-04-19 22:51:38)
悲哀を撒き散らしながら展開していくギター、恐ろしく複雑なドラムビート。
8分の9拍子による冷徹な刻み等、聴き所満載であり、中後期Deathを特徴づけるこれらの要素が極まった曲。
初めて聴いた時なぜか怖くなった。
DEATH-The Sound of Perseverance-Story to Tell ★★ (2013-08-27 19:13:27)
気高ささえ漂う叙情的なギターが素晴らしい。
全楽器が何度か止めてからまた主題に戻っていくなど展開でも翻弄してくれる。
DEATH-The Sound of Perseverance-Voice of the Soul ★★★ (2013-06-01 19:17:12)
究極のギターインスト。
掻き毟る様な激情のエレキギターとピッキング音まで聞こえる物悲しい迫真のアコギが絡む神曲。
『Voice』というタイトルではあるが、言葉は要らない、Chuckの手から放たれる極限までエモーショナルなギターが何よりも雄弁に凄まじさを物語っている。
DEATHSPELL OMEGA ★★★ (2016-10-01 19:54:22)
DEATHSPELL OMEGA-Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum ★★ (2015-01-24 02:28:27)
三部作の二作目で、アルバムタイトルは「神法―呪われ、永劫なる業火へ」という意。
3rdでは濃密であったブラックらしい寒さや荘厳さは大分減り、
異形の神を讃え、蠢く蟲を呼び出すが如きカルティックさやカオティックさが、これに先立つEP『Kénôse』にも勝る程に際立つようになった。
予測不可能なリズムと奇怪なリフ捌き、そして不条理に変わる曲展開等々を以て聴き手を翻弄し、精神を思索と混乱の狭間へと誘う。
硬質かつ激速なドラムも凄まじく、神の偽りへの糾弾或いは神の無慈悲さを象徴するかのようである。
フレーズの切替が唐突過ぎて悪い意味で違和感を覚えたり、静パートが長過ぎる所も少なくなかったり等、三部作の中では粗が目立つとはいえ、
アヴァンギャルドさとブルータリティを両立したブラックを求める人には堪らない作品。
さて、三部作の二作目という事で
…続き
DEATHSPELL OMEGA-Kénôse ★★★ (2014-12-14 21:27:12)
混沌を表現しているどころか、混沌をそのまま音にしてスピーカーから新たな混沌を生み出し、一方で人間の理性や感情を御しにかかるような自由自在のリフ捌き、
それが本当に驚異的としか言いようがない凄まじさである。
ブラストを軸にしたブルータリティと複雑怪奇なリズムワークのドラムと絡み合い、
トレモロや神秘的なクリーンギター・アルペジオ等々を緻密に組み合わせた神がかったフレーズワークを魅せてくれる。
①6:46からの金物を絡めた極限までに背徳的なリフワークを始め、筆舌に尽くしがたいものがある。
EPではあるが、3曲36分(Yesの『Close To The Edge』より僅かに短いだけ)という実質的にはフルレングスといってよい大作である。
しかしながら、テンポやトーンの落差の付け方あるいはリフの変動など、36分をコントロールしきるテクニック&アイディアも
…続き
DEATHSPELL OMEGA-Mass Grave Aesthetics -Mass Grave Aesthetics ★★★ (2015-01-25 20:34:07)
19:43という大作の中で、DSOの十八番、カオティックと退廃が渦巻くリフが存分に味わえる名曲。
瘴気が人間の理性と感情を黒く染め、狂気に駆られた人々によって世界が荒廃していく様を見ているようである。
DEATHSPELL OMEGA-Paracletus ★★★ (2015-01-24 22:24:33)
三部作の最終作。アルバムタイトルはギリシャ語で「聖霊」の意とのこと。
10曲43分という短さは意外であるが、曲間が繋がっていたり歌詞カードの歌詞が歌っている順になっていなかったりと、
アルバム1枚で一つの作品として聴かせる意図が感じられ、そういう意味では確かに大作志向とも言える。
内容に関しては、4thで見せた予測困難なリズム&リフワークを継承しつつ、『Kénôse』の人の理性を犯すような背徳性と混沌とを上手くミックスしたものとなっていて、
歌詞にもあるが、神格を帯びた存在が破滅の存在に変わっていくような不条理がアルバム全体から迸っている。
曲展開の唐突さが僅かに残ってしまったのは残念であるが、
前作で不満の素であった静パートの多さは改善され、『Kénôse』のような神秘性の発露に回帰したのは個人的に嬉しいところである。
やはりと
…続き
DEATHSPELL OMEGA-Si monvmentvm reqvires, circvmspice ★★★ (2014-12-13 23:01:54)
プリブラ路線を芸術の域まで高め、一方でカオティックさの強い以降の作品にも通ずる不穏なコードワークも聴け、
簡潔に言えば彼らの両面における最高に近い(あるいは真に最高の)パフォーマンスを示したアルバム。
両方の要素において凄まじいレヴェルだが、特に圧倒的なのは宗教音楽を極限まで悪用したような邪悪で荘厳、そして背徳的なリフの数々である。
78分(「拷問」とは人によっては正にそうであろう)という長さ、難解な歌詞等々、リスナーを寄せ付けない作品でありながら、
曲&アルバム全体の展開の素晴らしさも相まって、(ブラックメタラー限定で)全く嫌に思わせないクオリティを誇る。
特に②⑩⑪のリフはブラック史上最高に荘厳で、背徳的で、感動的なリフだと思う。
あと宗教用語満載の難解な歌詞について、神学etcに疎い身ながら簡潔かつ部分的に考察してみると、
おそらく
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DECAPITATED-Nihility ★ (2013-02-26 16:32:22)
前作に引き続き上質なテクデスを披露しているが、よりテクニカルで無機質になった。
疾走パートが少し減り、デスメタルとしての純粋なかっこよさが減り、バスドラの音質が軽いのはやや残念である。
が、楽曲が20歳位で作ったとは思えない程しっかり練られているのでこれはこれで良い。
おすすめ…Nihility (Anti-Human Manifesto)
DECAPITATED-Winds of Creation ★★★ (2013-02-25 20:54:53)
1st、しかも当時メンバーは全員10代でありながら、テクニカルさ、ブルータリティ、そしてかっこよさいずれの面でも高品質のリフ、甲高いスネアが心地良い粒の揃ったブラスト等、
既に極めて完成されたテクデスを見せている。
リフの素晴らしさだけでなく、それを引き立たせる曲展開やアイディアも当時新人だったとは思えない完成度。
個人的にはテクデス史上最高の作品の一つだと思う。
気に入り度…92/100
おすすめ…Winds Of Creation
DECAPITATED-Winds of Creation-Human's Dust ★★ (2013-06-02 15:05:07)
随所に披露される豪速ブラストの粒の揃った甲高いスネアが心地良く、素晴らしい。
デスメタルのブラストかくあるべしと思うのは自分だけだろうか。
DECAPITATED-Winds of Creation-The Eye of Horus ★★ (2013-07-23 14:25:24)
不気味ながらもグルーヴィーなリフのかっこよさは相変わらず。
高速ピッキングのリフをストップ&ゴーをもって巧みに展開していくところがおもしろい。
DECAPITATED-Winds of Creation-Way to Salvation ★★ (2013-08-27 21:00:07)
不気味に蠢くブルータルなリフがかっこいい。
ブラストやスラッシュビートとの絡みも素晴らしい。
DECAPITATED-Winds of Creation-Winds of Creation ★★★ (2013-04-20 14:02:14)
イントロの終わりを告げるスプラッシュ2発からのブルータルな刻みリフが素晴らしすぎる。
今まで聴いたデスメタルのリフで一番好きかもしれない。
DEN SAAKALDTE-All Hail Pessimism ★★★ (2015-07-16 19:55:09)
スウェーデンのブラックの1st。
ShiningのNiklas Kvarforthや1349のSeidemannが参加。
ShiningはⅣとⅤを聴き、個人的にプログレ具合が過剰で物足りなく感じたが、こちらは純度の高い紛う事無き鬱ブラック。
純粋なディプレッシヴブラックまでとはいかないが、
精神を黒く染め上げ別人格に変えてしまうようなトレモロや毒ガスを凝縮したかのような刻み等印象的でありながら確実に精神を蝕むフレーズを味わえる。
また、ブラックにしてはノイジーさの少ない音質であるが、芯の通った重厚な音で、それが妙な迫力と陰鬱さを放っており、この手のブラックとして理想的な音質だと思う。
更には、 ③の感情が消え失せていく苦しみの様な物悲しいギターソロ等、普遍的なメタル要素がありながらも、十分な鬱度や濃い瘴気を放っている点も素晴らしい。
…続き
DESOLATE SHRINE-The Sanctum of Human Darkness ★★ (2017-05-20 18:52:37)
禍々しく蠢くリフが中々に凄絶で、悪夢とか終末の正解とかをそのまま音に封じ込めたかのようなデスメタル。
ブラストはあまり多くなく、ドゥーム程ではないにせよ、ミドルスローを主体とするが、それ故にどす黒さや圧殺感が増している。
時折挿入される不穏なアルペジオ等、宗教色の強いブラック的な要素も良いアクセントに。
Portal等に比べればどす黒さは薄目ながらも、暗黒デスとしてのクオリティは十分。
Ulcerate等が好きな人あたりは聴いてみるとよいかも。
気に入り度…8.5/10
おすすめ…Plane Of Awake: Dreams Over The Angel-Serpent Tower
DESTRUCTION-Release From Agony ★★★ (2015-09-28 22:24:22)
入り組んだリフワークと恐怖を駆り立てる狂気のリード&ギターソロが実に印象的な、テクニカルスラッシュ。
ただ緻密なだけでなく、孤独が転じて極度の人間不信に陥る寸前の様な②のギターソロ等、「精神を病む」スラッシュでもある。
しかも、各フレーズは複雑かつネガティヴな感情を煽るものながら、曲展開も破綻なく、曲もコンパクト(最長6分46秒)で、リフの連打を味わえる最適なものとなっている。
緻密なリフな連打の齎す快感と同時に、滲み出る不穏さや狂気をも味わえるという、大好物な要素が詰まったアルバム。
個人的な好みではあるが、スラッシュの中でも5指に入ってもおかしくないさえ思う。
気に入り度…91/100
おすすめ…Release From Agony
DIMMU BORGIR-Enthrone Darkness Triumphant-Mourning Palace ★★ (2013-06-03 16:57:25)
Enperorとは一味違う厳かさを感じるメロディが素晴らしい。
アルバムを通してこういう曲をやってくれたらもっと良かった。
DIR EN GREY-UROBOROS ★★★ (2015-05-26 19:55:16)
ある意味普通のブラックをも凌駕するカルト性と息詰まる狂気が内包された空気が非常に印象的で、トライバルなメロディやリズム、
過剰な迄の七色ヴォーカル(クリーン、ガテラル、スクリーム、ホイッスル…etc、同種のデス声でもピッチがかなり変わる)がそれらを演出している。
この手の作品では蛇足になりがちなキャッチーな歌メロやリフさえも、後の苦痛への布石かと思わせる位、全体的に密閉された雰囲気である。
『冷血なりせば』の中盤など、DSOの『Fas ~』あたりにも匹敵する、半狂乱の人の手により構築されたカルトじみた具現化された闇を放っていると思う。
加えて、絶妙なタイミングで引き、清浄さと不穏さを併せ持つ美麗なメロディで魅せるなど、曲展開も絶妙。
特に事実上の1曲目でありながらアルバム中最長たる『Vinushka』は、展開含めこのアルバムの美点全てを味わえる名曲で
…続き
DISEMBOWELMENT-Transcendence Into the Peripheral ★★★ (2016-09-23 23:36:30)
フューネラルドゥームの先駆け的な作品。
ヘヴィなパートは全てを泥沼に引きこむが如く凶悪さでありながら、それを一旦忘れさせる様な、時にアンビエント調にもなる神秘性が共存している事が特徴。
それらの対比がへヴィパートの圧迫感を強調し、得体の知れない圧迫感を産み出している。
この点、Evoken辺りを想起させ、暗黒性以外も孕んだフューネラルドゥーム好きには堪らない作品だろう。
耳を適度に刺激する、ジリジリとしたギターの音色も美味。
ただ、このアルバムが他と違うのは、ブラストで疾走さえする等、デスメタル要素を強く残しているところ。
それが違和感無く溶け込み、寧ろ混沌性や暗黒性を強めている所は、
四半世紀近く経ってもこのアルバムが歴史的資料に留まらない名盤であり続ける要因では…などと、個人的に思った次第である。
気に入り度…93/10
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DISILLUSION-Back to Times of Splendor ★★ (2016-03-05 22:37:49)
一言で言うと、エスニックな香り漂うテクニカルリフを主体とするプログレッシヴメロディックデス…だろうか。
リフ&メロディ、そして良い意味で胡散臭いクリーンヴォーカルが印象的で、エジプト神話の世界にでもトリップさせられそう。
曲展開が分かり易くはなく、立て続けにリフを浴びせる感があるが、
④の中間部、ブラスト→SE→トライバルという流れなど、時折気の利いたアクセントが用いられるなど、だれる迄はいっていない。
必殺のフレーズに向けて盛り上げていくよりかは、アルバム全体を流れる世界観を味わうタイプか。
個人的には、モチーフを除けば、音楽的に似たようなタイプである有名株Persefoneに比べても、引けを取らないと思った。
プログレメタラーにもっと知られてもよいのではないだろうか。
気に入り度…90/100
おすすめ…...A
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DISSECTION ★★★ (2012-04-02 20:36:28)
発言が思ったより少ない…クオリティに反して知名度はあまりないのだろうか。
彼らはブラックと言われることも多いが、トレモロリフやブラストの使用、サタニックかつ冷たいメロディ以外はメロデスにも近いものがある。1stのあのライナーノーツでもデスであると紹介されていた。
そんな彼らの最大の特徴はメロディが邪悪で冷たい、かつ実に美麗であること。これらの要素を、ほぼギターのみでここまで上手く表現できているバンドはそうそうない。
DISSECTION-Storm of the Light's Bane ★★★ (2011-09-24 01:54:15)
比較的オーソドクスなメロブラにメロデスにも通ずる流麗なメロディを多く配したもので、個人的な感触としては、メロブラ対メロデス=7:3位かと。
どのフレーズも寒々しく、邪悪で、かつ美しい。これらの要素が奇跡的な融合を果たした実に素晴らしい作品である。
猛吹雪の中で徐々に体温を失い、眠る様に(サタニストとしての)安らかな最期を迎えるといった、Jonの死に様の如しとも言えそうなイメージが喚起される。
実質6曲だが、
・残酷さすら感じるギターの刻みと疾走による烈しさを味わえる②と⑤
・ストレートに寒々しく凍えるブラックメタルである③と⑦
・ミドルによる鬱蒼とした暗黒性とドラマティックさの光る④と⑥
というように曲毎に強烈な個性があり、また各曲においてもテンポの変化やアコギの導入などを巧みに用い、ドラマティックでアルバム全体でも飽きのこない構成にな
…続き
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