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netalさんの発言一覧(評価・コメント) 601-650
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SWALLOW THE SUN-The Morning Never Came-Silence of the Womb ★★ (2012-11-25 00:57:04)
クリーンヴォーカルが入るパートのメロディが何とも切なくて素晴らしい。
キーボードが良い味を出している。
SWALLOW THE SUN-The Morning Never Came-The Morning Never Came ★★ (2013-02-09 23:06:08)
クリーンヴォイスパートが物悲しく、永遠の雪を想起させるメロディが素晴らしい。
それ以外も素晴らしく、アルバム中最長曲だが全くダレない。
SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy ★★★ (2015-11-08 16:16:59)
当初、ネオクラやパワーメタルの分類を見て「進んで聴かんでもいいや」などと思っていたが、それを後悔させた作品。
緻密なだけでなく、適度なへヴィネスをも伴ったリフ、そして淀みの欠片もない美麗なメロディ&ギターソロが満載であり、テクニカルなメタルとして最高峰のクオリティを誇る。
それだけでなく、壮大なコーラスや星の瞬きの如く幻想的なKey等のプログレ的なアレンジが随所に用いられ、ただでさえ美麗なフレーズの数々に彩りを加えている。
①のうねりすら感じるへヴィネス、④の荘厳なチャーチオルガン、⑨の幻想的な泣きメロ…と、魅力的な所を挙げればキリがないが、
こういった多様な要素をふんだんに用いたこのアルバムは、壮大な物語を見ているかのようである。
気に入り度…92/100
おすすめ…The Accolade
SYSTEM OF A DOWN-Toxicity ★★ (2017-01-21 15:47:53)
ヘヴィリフ、オリエンタルな要素、叙情メロなど、色々入り混じった変態性を見せながらも
それぞれが妙にかみ合い、しかもキャッチーなものとなっているというある意味で奇跡的なアルバム。
聴いていて唯々楽しい作品であり、理屈を超えた中毒性がある。
気に入り度…8.5/10
お薦め…Prison Song
Seasons in the Abyss-Seasons in the Abyss ★★ (2012-05-02 14:11:13)
スロー~ミドルテンポで6分超というSlayerの中では異色だが、展開も悪くないし、不穏なムードは健在。
血なまぐさい感じはなく、静かな狂気を感じさせる。
あとはデイヴのドラミングの盛り上げの上手さが光る。
Shrines of Paralysis ★★★ (2017-07-09 17:14:58)
5th。
赤と黒を基調としたジャケットから、勝手に2nd路線への回帰かと思ったが、
実際は難解で混沌を極め、神秘的ですらある雰囲気がより強くめていくという、リリースの度に生じている傾向は変わらず。
その様な要素とブルータリティとの両立の塩梅については、個人的に2nd程好きではないものの、Ulcerateにしかなし得ないリフ捌きの壮絶さについては全く問題無し。
他のアルバムに比してどれ位気に入るかは個人の趣向レヴェルである。
それにしてもこのバンド、アルバムを出す度に総ランタイムが長くなっているが、次は愈々1時間以上の作品を出してきたりするのだろうか…
毎回もの凄いが、そうなればどこまで壮絶なアルバムになるのか楽しみになる。
気に入り度…9.5/10
おすすめ…Shrines Of Paralysis
Si monumentum requires, circumspice ★★★ (2014-12-13 23:01:54)
プリブラ路線を芸術の域まで高め、一方でカオティックさの強い以降の作品にも通ずる不穏なコードワークも聴け、
簡潔に言えば彼らの両面における最高に近い(あるいは真に最高の)パフォーマンスを示したアルバム。
両方の要素において凄まじいレヴェルだが、特に圧倒的なのは宗教音楽を極限まで悪用したような邪悪で荘厳、そして背徳的なリフの数々である。
78分(「拷問」とは人によっては正にそうであろう)という長さ、難解な歌詞等々、リスナーを寄せ付けない作品でありながら、
曲&アルバム全体の展開の素晴らしさも相まって、(ブラックメタラー限定で)全く嫌に思わせないクオリティを誇る。
特に②⑩⑪のリフはブラック史上最高に荘厳で、背徳的で、感動的なリフだと思う。
あと宗教用語満載の難解な歌詞について、神学etcに疎い身ながら簡潔かつ部分的に考察してみると、
おそらく
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Sigur Rós-Ágætis byrjun ★★★ (2014-05-14 18:45:59)
Simon Reynoldsという批評家曰く、ポストロックとは
「using rock instrumentation for non-rock purposes, using guitars as facilitators of timbre and textures rather than riffs and power chords」だそうだ。
本作は正にこの言葉がぴったり当てはまる。
ギターはボウイングにより演奏されていて 、リフや明確なメロディを演奏する事が殆どない。
それよりもストリングスやベース等の方が明確な旋律を担っており、ギターは専らノイジーでアトモスフィアの演出に使われている。
ドラムはビートを刻んでいると言えるパートは少ない。ブラシスティック等を絡めて抑制された演奏が雰囲気を高めている。
ヴォーカルはファルセットを主体とした安らか
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Sigur Rós-Ágætis byrjun-Hjartað hamast (bamm bamm bamm) ★★★ (2014-08-02 00:23:09)
ストリングスを巧みに用いた曲展開が絶妙な曲。
寂しげなヴォーカルとベース、焦燥感を駆り立てる金物が主体のパートから、光溢れる世界に到達したかの如き歓喜を感じるストリングスパートへの展開は圧巻。
外したいというのが嘘みたいな名曲。
Sigur Rós-Ágætis byrjun-Starálfur ★★★ (2014-08-02 00:30:56)
ストリングスのメロディが非常に美しく壮大な曲。
天上の楽園があるのならば、そこに流れているのはこんな感じであろうと言いたくなる程に美しい。
Slaughtersun (Crown of the Triarchy) ★★★ (2015-07-14 20:28:25)
スウェーデンのメロディックブラック/デスの2nd。
近年Dan Swanö氏のリマスターで、Century Mediaより再発。
メロディックなスウェディッシュブラックと言えばDissectionであるが、毛色は違えど遜色無い名盤だと思う。
それ程ブラックらしい寒々しさや邪悪さがある訳ではないが、強烈な陽光に照らされた海洋に覆われた世界の開闢の蠢きに直面する様な、荘厳さすら醸すメロディが超一級である。
加えて、単調にトレモロや刻み等一辺倒に終わらず、リフレインの長さと使い分けも的確で、
インストの③を除くと平均10分近くある長尺性も苦にさせず、寧ろメロディを損ねずに陶酔感や退廃を演出している。
この辺の絶妙さといい、急に雪崩込む様なフィルによる切り返しを多用するドラムといい、Weakling辺りに通ずる所があるが、
彼らの様なバン
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Social Disservices ★★★ (2014-12-06 21:12:38)
カスカディアンと扱われるアーティストの中ではそれなりに有名と思われる、USAの独りブラックの3rd。
音圧よりも、時にサイケデリックさを伴う雰囲気づくりを重視した音像は確かにカスカディアンのそれと言えるかもしれない。
しかし一方で、精神を圧迫し、蝕み、見る影もなく潰すかのような陰鬱さ、或いは瘴気が不規則に凝縮したかのような轟音ギターや暴走するドラム等があり、
それらがカスカディアンらしからぬネガティヴィティを強く醸し出してもいる。
短からぬサンプルが曲の前後にあるとはいえ、4曲50分という長尺性もそれに拍車を掛ける。
また、そうして精神が破壊され、抜け殻となってゆく人物を象徴するかのように美しくも儚いストリングス、後半になると現れる浮遊感のある儚いギターも印象的である。
序盤で精神を崩壊させ、最後には諦観の色を強めていくという、アルバム
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Still Life ★★★ (2012-06-30 16:01:47)
主人公の男と恋人メリンダの宗教に翻弄される悲運の物語。重厚ながらも美しいデスパートと耽美的なクリーンパートの絶妙な対比をもって、その物語が克明に描かれている。
デスパートにおいては、ヘヴィでメタリックなリフが凄まじい完成度をもって展開されている。
宗教への憤り、メリンダと結ばれず、あまつさえ彼女の死に直面するという境遇に対する嘆き…そういった主人公の感情をひしひしと感じる。
一方で、前述のネガテヴィティとは対照的な、メリンダに対する想いが描かれるのがクリーンパート。
温かみさえ感じるほどに甘美なメロディが素晴らしい。
Opethの最高傑作で、神盤たる5thと比べると、曲展開やアルバムの流れ等の面でほんの少し劣るのは事実である。
しかしながら、メロディの質や耽美性は全く負けておらず、時に飛び出す泣きのギターのエモーショナルさは5thさえも上回る
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Still Life ★★★ (2014-12-19 00:46:48)
>>19 ハルディンさん
ハルディンさんがお聴きになったのはオリジナル盤では?
自分の持っている2008年発のリマスタ盤で『The Moor』を聴き直したところ、自分の耳では「音量が不安定な」箇所は見受けられませんでした。
(私の耳の肥え具合、感性の問題だったらすいません)
Still Life ★★★ (2014-12-20 00:30:51)
>>ハルディンさん
聴き直したら確かに一瞬右チャンネルの音が僅かに落ちてました。
ただ、元々リフの中でも音が引いている部分なので違和感はないですね…
オリジナル盤は自分も未聴で、可能性として指摘させて頂いただけです。
寧ろ、3年も聴いてて気が付かなかった箇所を指摘できる程によく聴いてらっしゃる事に感心してる位ですww
Still Life-Benighted ★★ (2013-01-19 15:15:52)
アコギの響きが美しく妖艶で素晴らしい。
途中のブルージーなエレキギターも渋い。
Still Life-Face of Melinda ★★★ (2013-04-08 00:06:39)
ブラシスティックやフレットレスベースを効果的に用い、アコギも絡めたブルージーで叙情的なクリーンパート。
悲劇を予感させる実にダークで悲しいヘヴィパート。
毎回聴く度、この切替に鳥肌が立ってしまう。
Still Life-Godhead's Lament ★★★ (2012-10-14 14:11:13)
不穏なリフと美しいメロディが入り混じる名曲。
特にサビの歌メロを先取りしたギターソロとサビの美しさが素晴らしい。
Still Life-Moonlapse Vertigo ★★★ (2013-03-31 23:07:23)
イントロを始め、精神を暗黒面に叩き落としそうなメロディが素晴らしい名曲。
中盤のブルージーなパートが終わった後からの畳み掛けが凄い。
Still Life-Serenity Painted Death ★★★ (2013-05-09 23:51:14)
獰猛で重厚な暗黒リフと泣きのギターソロが素晴らしい。
メリンダの死に罪を感じ、救いようのない心情に苦しむ主人公の心情を見事に表現している。
Still Life-The Moor ★★★ (2012-04-29 15:31:24)
私がOpethの曲の中で最も好きな曲。
幽玄なギター&ベース→アコギ→へヴィリフというイントロからエンディングに至るまでの曲展開、7分半頃からのクリーンパートを始めとする慟哭に満ちたメロディ…
あらゆる面で実に秀逸である。
Still Life-White Cluster ★★ (2013-06-19 21:17:08)
前6曲と比べると、アグレッションが前に出過ぎて耽美性を欠いている点は個人的に少し不満。
しかし良曲には違いなく、目まぐるしい展開を違和感なく聴かせる手腕は健在。
救われぬ主人公とメリンダの無念をひしひしと感じさせてくれる。
Storm of the Light's Bane ★★★ (2011-09-24 01:54:15)
比較的オーソドクスなメロブラにメロデスにも通ずる流麗なメロディを多く配したもので、個人的な感触としては、メロブラ対メロデス=7:3位かと。
どのフレーズも寒々しく、邪悪で、かつ美しい。これらの要素が奇跡的な融合を果たした実に素晴らしい作品である。
猛吹雪の中で徐々に体温を失い、眠る様に(サタニストとしての)安らかな最期を迎えるといった、Jonの死に様の如しとも言えそうなイメージが喚起される。
実質6曲だが、
・残酷さすら感じるギターの刻みと疾走による烈しさを味わえる②と⑤
・ストレートに寒々しく凍えるブラックメタルである③と⑦
・ミドルによる鬱蒼とした暗黒性とドラマティックさの光る④と⑥
というように曲毎に強烈な個性があり、また各曲においてもテンポの変化やアコギの導入などを巧みに用い、ドラマティックでアルバム全体でも飽きのこない構成にな
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Storm of the Light's Bane-Night's Blood ★★★ (2012-01-17 17:08:16)
Dissectionといえばこの名曲。
とんでもなく美しく邪悪なメロディに疾走感と全てが最高かつ完璧。
中盤の静かなアコギから徐々に盛り上がり、終盤また疾走する展開は鳥肌ものである。
Storm of the Light's Bane-Retribution - Storm of the Light's Bane ★★ (2012-10-12 20:13:03)
アルバム中最も攻撃的な曲だが、それでも寒々しさを失っていないのは流石。
スラッシュにも通ずるような刻むリフが時折出てきて良いアクセントになっている。
Storm of the Light's Bane-Soulreaper ★★★ (2012-06-29 14:50:15)
メロディの暗さ、荘厳さはアルバム中一番。
緩急の付け方も良く、終盤の一度テンポを落としてからまた疾走するパートなど展開も秀逸である。
Storm of the Light's Bane-Thorns of Crimson Death ★★★ (2012-07-16 19:46:38)
勇壮でありながらやはり寒々しいリフが印象的。
展開が非常にドラマティックで、それを演出しているドラムが素晴らしい。
中盤のスクリームからブラストを伴って邪悪さを撒き散らしながら疾走するところが鳥肌もの。
Storm of the Light's Bane-Unhallowed ★★★ (2012-05-28 11:55:07)
このアルバムは良メロディの宝庫だが、この曲は特に良いメロディを持っていると思う。
特にイントロのブリザードリフと中盤の艷やかで悲しいギターソロが素晴らしい。
Storm of the Light's Bane-Where Dead Angels Lie ★★ (2012-05-06 20:04:09)
スローテンポだが、その分綺麗なメロディがより際立っている。
イントロのツーバス連打パートや「Die!!!」という叫びの後のパートのトレモロの使い方が素晴らしい。
Subconscious Dissolution Into the Continuum ★★★ (2014-11-14 22:05:54)
フューネラルドゥームとしては大きく枠を外れた作品ではないが、
美メロと圧倒的へヴィネスを両立するギター、グォンという響きで蠢き空間を埋めるベース、的確に意識を刺激するドラムのいずれのパートも素晴らしい。
フューネラルでありながら、絶望など負の感情に通ずる要素はあまり感じられず、神秘的或いは超越的な存在の荘重さ、深淵に引き摺りこまれる様な感覚みたいなものを感じた。
16分、12分半、17分という、長尺の本編3曲はどの曲も押し並べて素晴らしく、聴き通す時苦にならないが、
敢えて言えばイントロの美メロや後半の刻みリフへの盛り上げ方が見事な②が最も気に入った。
「Subconscious」(無意識)というタイトルの単語、「As times extinguishes us, so we became it」というブックレット裏表紙の文章などから、
死に際
…続き
Subconscious Dissolution Into the Continuum-Arcane Dissolution ★★ (2015-02-23 21:56:46)
②のエンディングから繋がる、深淵の空虚な闇の如きインスト。
Subconscious Dissolution Into the Continuum-Grey Day ★★★ (2015-02-23 21:56:04)
前半は精神の瓦解により生じた空虚さじみたものを感じる霊的な旋律が印象的。
中盤のへヴィパートを経て、引き摺る様なリフで終わる。
Subconscious Dissolution Into the Continuum-Morphia ★★★ (2015-02-23 21:54:54)
突如として精神を別世界に持っていくようなイントロがまず印象的。
中盤からはへヴィリフの中に時々霊的なメロディが漂う。
後半では重力の歪みを生じさせるが如き重量溢れるギターの刻みで魅せてくれる。
Subconscious Dissolution Into the Continuum-The Blood of the Eyes ★★★ (2015-02-23 21:55:30)
深海の様に暗くも神秘を湛えた世界を描くイントロは本作最大のハイライトである。
後半では打って変わって無慈悲にへヴィリフが刻まれ、精神を融解させる。
Symbolic ★★ (2011-11-05 21:32:52)
テクデスといえどプログレッシヴスラッシュとでも言おうか、そんな感じを受けた。
⑨以外は全て7分未満とそれ程長尺ではないが、頻繁なテンポチェンジ、複雑なリフと曲展開のおかげで非常に難解にも思える。
切り返しの多さやリフの繋ぎに多少難は残るものの、逆にドラマティックな曲展開でも魅せてくれるようになり、更なる進化が伺える。
勿論、Chuckの十八番、時折切れ込んでくる独特の哀愁あるメロディも相変わらず素晴らしく、
凄腕Gene Hoglanのドラムもアグレッシヴでありながら、それだけでなく金物の使い方やフィルも非常に細かく絶妙である。
⑦のバックで鳴っている、光の乱反射の如き繊細な金物を始めとする巧みさが曲に彩りを添える。
という訳で、Deathの素晴らしさを存分に味わえるアルバムであるが、独自性というか、雰囲気としてはどことなく冷たく、閉鎖的である
…続き
Symbolic-1,000 Eyes ★★★ (2012-05-26 15:54:28)
サビの美しくも悲しいリードに「衆目の目に囚われている」哀愁が集約されている。
「We are enslaved now」の叫びとツーバス連打のエンディングもドラマティック。
Symbolic-Empty Words ★ (2012-12-14 14:07:21)
哀愁を感じさせながらも重厚なミドルパートから徐々に疾走へ持っていく展開が良い。
Symbolic-Symbolic ★★★ (2012-07-15 23:17:01)
スロー~ミドルの重厚なパートと疾走パートを変幻自在に使い分けた展開が見事。
あとこの曲でのGeneのドラムは複雑なリズムワークをしながらも小技が効いていて殊更にテクニカルである。
ところで、何故上の人達の星は消えてるんだろうか?本当はもっとポイント高い曲のはず。
Symbolic-Without Judgement ★ (2013-02-23 00:36:41)
独特の哀愁リードでためてからこれまたかっこいい疾走するサビへ移る展開が好き。
Symbolic-Zero Tolerance ★★ (2012-11-05 18:22:26)
違和感なく緩急を巧みに使った展開がDeathならでは。
この曲は特にリフの刻みとドラムのセンスあるちょっとしたフレーズが心地良い。
Söngvar Elds Og Óreiðu ★★★ (2015-07-30 22:18:45)
アイスランドのブラックの1st。2015年。
近年、Svartidaudi等優れたカルトブラックを産出し始めたアイスランドだが、今年また新たに素晴らしいバンドが現れた。
陰湿さと背徳感に塗れたトレモロとDSOの『Fas~』にも通ずる理不尽さを醸すようなリフワークを若干シンプルにしたようなものがメインであり、
特筆すべき革新性は余り無いが、カルトブラックとして必要な全てを備えた名盤である。
強いて言えば、⑤辺りで見られる単調に音を刻んでいくミドルテンポのパートがやけに寂寥感を掻き立てたりする所が前述のバンドには無い要素かと思う。
また、フレーズ単体でも素晴らしいが、曲展開やアルバムの流れも良い。
通ずる所が少なからずある『Fas~』は個人的に曲の落差をコントロールしきれていない点が不満だったが、このアルバムはそれよりもコンパクトで、その点
…続き
TAAKE-Nattestid... ★ (2012-10-06 14:48:58)
勇壮でメロディックなリフで攻めまくるスタイルだが、そのメロディが良く、大海原が浮かんでくるようだ。
たまに出てくるノリの良いパートもギリギリのところで曲と合っている。
ただあまり展開に必然性が感じられず、曲としてあまりまとまっていない印象を受ける。
それがなければ恐らく良盤の可能性もあった作品だと思う。
おすすめ…Ⅰ
TERRORIZER-World Downfall ★★ (2013-09-29 00:50:17)
グラインドの礎を築いた伝説的1st。
デス色をそれなりに含む王道のグラインドコアで、絶妙な切り返しや躍動感あるリズムワークを交えながら、爆走をもってイーヴルかつ爽快なリフを只管に炸裂させてくる。
グラインドらしく、どの曲も同じような曲調ではあるが、どの曲も爽快なリズムとリフが満載であり、アルバム全体を通してだれることなく聴け、ヘドバンせずにはいられない。
さて、もう一つのハイライト、ワンバス説でも話題のPeteのワンバスドラミングだが、噂通りの凄まじさである…
爆走感を煽りまくるブラストやスラッシュビートは言うに及ばず、時折入るツーバス並みのワンバス連打はヘドバンも忘れて笑いが込み上げてきた。
本当にワンバスかどうかなどどうでもよくなる素晴らしさ。
色々言ってみたが、結局の所爽快なリフ満載で割と聴き易い作品だと思うので、未聴の人
…続き
TERRORIZER-World Downfall-After World Obliteration ★★ (2013-11-17 21:36:23)
はっちゃけたようなリズムとブラストを上手くミックスし、初っ端から圧倒的な疾走感を堪能できる名曲。
TESTAMENT-The Legacy ★★★ (2016-07-09 23:03:34)
ベイエリアスラッシュの金字塔。
ハイレヴェルなクランチリフと疾走感もさることながら、名手Alex Skolnickによるスラッシュ屈指の流麗さを誇るリード&ギターソロが発表から30年近く経った今も輝き続ける。
超名曲の①の気高ささえ感じるギターソロをはじめ、名フレーズ満載の名盤である。
気に入り度…91/100
おすすめ…Over The Wall
THANTIFAXATH-Sacred White Noise ★★ (2015-06-25 19:42:30)
近年では、KralliceやCult Of Fireなど邪悪でノイジーなだけではないトレモロを巧みに用いたバンドが現れてきているが、
このバンドもリフのアイディアの面で全く負けていない。
①の初っ端から聴けるグロテスクに音程が上下するトレモロ、Kralliceの名曲『Dust And Light』のイントロをより寒々しくした様な荘厳な②のイントロ等、
トレモロのアイディアが多彩。
しかも、トレモロのメロディの輪郭自体ははっきりしていながら、要らぬ叙情性を発生させることなく、
あくまで不安や堕落、神秘性等が蠢く、吐き気を催す様な異常世界を保ち続けている点が素晴らしい。
④のイントロ、漂うようなアルペジオのギターを絡めた抽象的な夢の中にいるようなアンビエント調のパート等、
サイケデリックなパートも随所に絡めて飽きさせない工夫もある一方、
…続き
THE CROWN-Deathrace King ★★★ (2013-04-12 01:30:32)
デスラッシュの爆走感(疾走すら生温い)と攻撃性、そしてロックンロールのノリを見事に融合させた傑作。
⑤と⑨を除き全て爆走曲だが、圧倒的な爆走感とクソかっこいいリフのおかげで全くダレない。
加えて捨て曲もなく、非疾走の2曲も悪くないし、爆走曲に関しては全曲良~名曲クラス。
世界一ヘドバンに相応しいアルバムと言っても過言ではないと思う。理屈は不要、未聴の人はすぐにでも買って全力でヘドバンすべし。
気に入り度…92/100
おすすめ…Deathexplosion
THE CROWN-Deathrace King-Blitzkrieg Witchcraft ★★★ (2014-10-16 10:01:35)
爆走は勿論、シンガロング必至の熱いコーラスとノリが爽快な名曲。
THE CROWN-Deathrace King-Deathexplosion ★★★ (2013-05-16 20:30:17)
クソかっこいい曲揃いのアルバムの中でも最高のかっこよさを誇る曲。
爆走に乗るクソかっこいい刻みリフが実に心地よく、ヘドバンせずにいられない!
THE CROWN-Deathrace King-Rebel Angel ★★★ (2013-06-27 20:16:11)
デスラッシュとロックンロールの融合において、これ以上素晴らしい曲はないだろう。クソかっこよすぎる。
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