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netalさんの発言一覧(評価・コメント) 501-550
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OPETH-Still Life-White Cluster ★★ (2013-06-19 21:17:08)
前6曲と比べると、アグレッションが前に出過ぎて耽美性を欠いている点は個人的に少し不満。
しかし良曲には違いなく、目まぐるしい展開を違和感なく聴かせる手腕は健在。
救われぬ主人公とメリンダの無念をひしひしと感じさせてくれる。
OPETH-Watershed ★ (2013-01-22 22:38:08)
今作は女声等今まで無かった要素をいくつか採用しているが、最も大きく変わったのがキーボード及びメロトロンの使い方である。
妖しさの演出だけでなく、時にリードを取ったりリフのメロディを先取りしたりとより多彩になっていると感じた。
相変わらず暗黒性と叙情性が渦巻く世界観は相変わらず素晴らしいのだが、曲展開の良さやそそられるフレーズは以前と比べれば減ってしまったと思う。
雰囲気を作るのに注力しすぎて聴き手を引き込む力が少し足りない気がする。
…と不満も少しあるが、高品質で芸術的な音楽であることは事実なので、普通におすすめできる作品ではある。
おすすめ…The Lotus Eater
OPETH-Watershed-Heir Apparent ★ (2013-04-02 22:06:07)
引きずるような重いリフが良い。
ダークなデスメタルパートからダークさを残しつつも仄かに叙情的なメロディを聴かせる展開が何となく3rdのApril Etherealを彷彿とさせる。
OPETH-Watershed-The Lotus Eater ★★ (2013-05-11 14:27:39)
ブラストの導入が意外だったが、中々に効果的だと思う。
またリフとユニゾンするキーボードが素晴らしい。
ORPHANED LAND-Mabool: The Story of the Three Sons of Seven ★★★ (2014-05-09 19:26:45)
旧約聖書の『創世記』、特に「ノアの方舟」をモチーフにした、実に壮大なオリエンタル・プログレッシヴメタル。
民族楽器、アコギ、女声、クワイアetcを用いた豊富なアレンジと泣き度満点のギターによる展開は実にドラマティックで、「映画を観るよう」という意見も納得である。
アルバム前半はへヴィなリフとオリエンタル/泣きのギターを主体としたプログレ。
この時点で既に高品質なのだが、更に凄いのが後半。ギターの情感、そしてドラマティックさが更に高まっている。
特に⑩からの、洪水が世界を破壊していくシーンから再生の象徴たる虹が掛かるシーンに至る所は、メタル史上屈指のドラマティックさだと思う。
気に入り度…96/100
おすすめ…The Storm Still Rages Inside
Out of Myself ★★★ (2015-11-03 22:19:37)
のバンド、Opethと似ていると見る向きもあるようだが、個人的にはPain Of Salvationの方が近いと感じた。
というのも、Opethの様などこか他者を寄せ付けないような雰囲気と比べるとというよりかは、苦悩や諦観等、人間の感情の歪みに寄り添った感じを受けたからである。
この点、POSの名盤3rdにも通ずるものがあり、それをよりコンパクトにし、シンプルな曲展開にした印象。
また、ここぞで繰り出される泣きのギターメロの秀逸性等も共通するところだが、この作品のヴォーカルやエモーショナルなギターはより湿り気がある。
湿り気をストレートに感じさせることでダークさをそれ程前面に出しておらず、曲のテンションもあまり大きく変動させないことで、
全体として聴き易いアルバムに仕上げており、しかもクオリティの面でも見劣りしていない。
コンセプトは、
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PAIN OF SALVATION-Remedy Lane ★★ (2014-05-12 20:32:55)
「主人公は幼少期の想い人と結ばれなかった。
時は経ち、新たな想い人と結ばれるも、その妻が中絶、自殺未遂をする。
癒しを得ようとブダペストに旅立ち、二人は愛し合うも、満たされぬ思いは残ったままである。」
こんなシチュエーションのもと繰り広げられる、過ぎた愛や欲望の結果生まれる悲劇の物語(と思われる)。
比較的オーソドクスなプログレメタル(2、4、7、11)、愛にまつわる絶望を感じさせるダークさ(3、6、8、13)、
癒しを求めるような叙情的なメロディ(5、9、12)がバランスよく配置されている。
雰囲気は全体的に暗めで、閉塞感が漂う。4.はリーダーのDanielの妻が流産したという実体験に基づいた曲だそうだが、そのせいかどこか生々しいダークさである。
超絶技巧やキャッチーなメロディ等、Dream Theaterのような分かり易さはや
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PAIN OF SALVATION-The Perfect Element, Part I ★★★ (2015-10-31 22:56:26)
音楽的には、難解さや奇抜さに頼らず、緻密なリフやリズム、コーラス等の構築、ここぞで繰り出されるダークな雰囲気を纏った泣きメロによる、
プログレというだけでなく、純粋にロック/メタルとしても非常に優れた作品であるというのが第一印象。
カオティック或いはインプロ然としたフレーズではなく、緻密なフレーズの巧みな切り替えによる場面転換の手法が個人的に好印象で、
曲最初の雰囲気からは想像もつかない場面転換を難なくやってのけている。
これらの要素が、暴力や虐待の連鎖の中にある者達の嘆き、諦観、怒り…という感情を雄弁に語りかける。
更には、親から虐待を受け育った男とその男から性的虐待を受ける女性という、単なる虐待・被虐待の関係を悲劇的に描くに留まらず、
節々に感じる、虐待を受けたが故の喪失感を埋める為に女へ過剰に依存するといった、二人の微妙な関係性が何とも考
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PANOPTICON-Social Disservices ★★★ (2014-12-06 21:12:38)
カスカディアンと扱われるアーティストの中ではそれなりに有名と思われる、USAの独りブラックの3rd。
音圧よりも、時にサイケデリックさを伴う雰囲気づくりを重視した音像は確かにカスカディアンのそれと言えるかもしれない。
しかし一方で、精神を圧迫し、蝕み、見る影もなく潰すかのような陰鬱さ、或いは瘴気が不規則に凝縮したかのような轟音ギターや暴走するドラム等があり、
それらがカスカディアンらしからぬネガティヴィティを強く醸し出してもいる。
短からぬサンプルが曲の前後にあるとはいえ、4曲50分という長尺性もそれに拍車を掛ける。
また、そうして精神が破壊され、抜け殻となってゆく人物を象徴するかのように美しくも儚いストリングス、後半になると現れる浮遊感のある儚いギターも印象的である。
序盤で精神を崩壊させ、最後には諦観の色を強めていくという、アルバム
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PANTERA-Vulgar Display of Power ★★★ (2017-06-19 22:22:20)
「へヴィメタル」(=重金属)を文字通り具現化したか様なアルバム。
鉛の様なぎらつきを放つ強烈にヘヴィなギターとリズム隊、時にクリーンも交えて叙情性を見せながらも怒りをぶつけまくるヴォーカルが一部の隙も無く攻め立てる。
演者もリスナーも猛烈なテンションの坩堝に落とす至高の作品。
気に入り度…10/10
おすすめ…Mouth For War
PARAMNESIA-Paramnesia ★★ (2015-07-03 22:37:25)
フランスのアトモスフェリックブラックの1st。
曲名は1stEPからの通し番号。
フランスのバンドだが、フレンチブラック的な病度やカルトさは控えめで、
自分が見たサイトではAsh BorerやFell Voicesに似ているとも評されていたが、確かにその通りだと思う。
①の5分過ぎの美麗な激流を思わせるメロディックトレモロなどを巧みに交えた本格派カスカディアンブラックで、靄に覆われたかのような音質までも本場に負けず劣らず。
20分強が2曲とこれまたカスカディアンらしいが、フレーズの良さと適度なリフレインの長さでしっかりまとまっており、曲展開の面でも適度な陶酔感を醸す点も好印象である。
一方で、②のアルペジオを交えた不穏なイントロから瘴気的なリフに雪崩込むパート等病んだフレーズも良く、
そういったフレーズとカスカディアンの融合の上手
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PORTAL-Vexovoid ★★★ (2017-06-24 12:20:53)
重低音重視でうねるギターとリズム隊が混然となって進むデスメタル。
そのうねりが異常で、異形の生物を想起させるというよりかは、音自体がグロテスクという悍ましさ。
一応ブラストによる疾走とスローの使い分け等、緩急はあるものの、えげつないまでの暗黒性に一部の隙も無く、
良い意味で「単調」であり、それ故に全編に亘って脳を腐食してくる様な感触である。
個人的には、メタル史上最も悍ましいアルバムの一つだと思う。
気に入り度…9.5/10
おすすめ…Kilter
Paracletus ★★★ (2015-01-24 22:24:33)
三部作の最終作。アルバムタイトルはギリシャ語で「聖霊」の意とのこと。
10曲43分という短さは意外であるが、曲間が繋がっていたり歌詞カードの歌詞が歌っている順になっていなかったりと、
アルバム1枚で一つの作品として聴かせる意図が感じられ、そういう意味では確かに大作志向とも言える。
内容に関しては、4thで見せた予測困難なリズム&リフワークを継承しつつ、『Kénôse』の人の理性を犯すような背徳性と混沌とを上手くミックスしたものとなっていて、
歌詞にもあるが、神格を帯びた存在が破滅の存在に変わっていくような不条理がアルバム全体から迸っている。
曲展開の唐突さが僅かに残ってしまったのは残念であるが、
前作で不満の素であった静パートの多さは改善され、『Kénôse』のような神秘性の発露に回帰したのは個人的に嬉しいところである。
やはりと
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Paragon of Dissonance ★★★ (2017-05-26 22:43:01)
聴くのは4th以来.
相変わらず2枚組計約90分と長大であり、抽象的かつ神秘的な世界観が存分に堪能できるフューネラルドゥームであるが、暗黒性やへヴィネスはやや減退。
代わりにアンビエンスや美メロが増えた事により、更に精神的トリップ作用が増強したアルバムである。
聴いているとふと意識がどこかに飛んでいたことに気付く瞬間がしばしばあるほど。
気に入り度…9.5/10
おすすめ…Abandonment
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★★ (2012-06-07 21:51:23)
全ブラックメタルの頂点に君臨するEmperor。そんな彼らの現状の最高傑作にして最終作がこのアルバムである。
2nd以降、純粋なブラックからの脱却を模索し始めた彼らの叡智の結晶という事もあり、サタニックな邪悪さ等を伴うものではない。
プログレッシヴシンフォニックブラックとでも言おうか。
何が印象的かというと、どれか一つに絞って挙げるのが難しいほど聴き所満載であるが、敢えて言えば、ギターハーモニクス入りのリフだろうか。
あまりにも巧みにリフに埋め込まれたハーモニクスが独特の激しさと響きを加えている。
更にそれが刻みリフ等と共に実に緻密で複雑なフレーズを形成し、しかもそれに全く違和感がないというのも凄まじい。
シンセやオーケストレーションも上手く多用されており、凄まじい荘厳さ、不安感を煽りまくる。
この点は彼らが1stから徹底している点であり
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Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Depraved ★★★ (2013-10-17 19:32:40)
不気味なリフが印象的な一曲。
後半部分の舞うようなリードギターの入れ方が面白い。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Empty ★★★ (2014-03-04 17:53:52)
シンセとハーモニクスが何重にもわたって聴き手の感情を煽る名曲。
アルバムの中では明るい方のメロディもフィーチャーしているが、全然違和感がない。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Grey ★★★ (2013-12-15 15:02:08)
イントロを初め、随所で見せる入り組んだフレージングが光る。
苦悩を感じさせるシンセの音色も相変わらず素晴らしい。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-He Who Sought the Fire ★★★ (2013-06-07 19:08:35)
激しく展開していく中、何度か切れ込んでくるギターソロのメロディが儚くも美しく素晴らしい。
ブラストも多く、アルバム中一番ブラックらしい曲。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-In the Wordless Chamber ★★★ (2012-12-19 18:41:31)
神聖や荘厳という言葉すら生温い位に余りにも壮大な曲。
中間のシンセのみになってからオーケストラを挟んでメタルパートに戻る展開など何もかもが異次元である。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Eruption ★★★ (2012-07-22 21:08:08)
イントロのドラマティックさは間違いなくメタル史上最高レヴェル(もちろん本編も)。
ここまで高次元かつ荘厳なストリングスアレンジはそうそうないだろう。
この曲は本質的な意味での「シンフォニック」を体現している曲だと思う。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Prophet ★★★ (2013-09-04 18:06:37)
不吉なイントロから一転、荘厳なシンセとクリーンヴォイスが合わさり慟哭と気高さを演出するパートが素晴らしい。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Tongue of Fire ★★★ (2013-04-24 21:35:15)
単独でさえ素晴らしい刻みリフと高音メロディが複雑に絡み合って形成されるリフが凄まじい。
このリフのアイディアだけでも、Ihsahnの天才ぶりを思い知らされる。
Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Thorns on My Grave ★★★ (2013-07-25 18:46:28)
皇帝のオリジナル曲ではラストとなる名曲。
暴虐的なリフと大迫力のブラストが入り混じって疾走していくパートの貫禄が凄まじい…
Punish My Heaven ★★★ (2012-12-14 00:38:55)
悶絶必至の慟哭メロディと暴虐性が恐ろしい程見事に絡み合っている。
Pure Holocaust ★★★ (2015-07-22 19:55:42)
これを聴く以前、自分は5th『At The Heart Of Winter』しか聴いておらず、
ブラックとメロデスに近い要素を取り入れたリフの質は高いものの、冗長な部分が多い印象を持っていた。
一方で、こちらは1曲最長5分半とコンパクトであり、かつ迸る寒気はその比で無い純然たるブリザードブラックであった。
DissectionやThe Legion等に比べるとストレートな寒さは劣るが、
このアルバムの場合は、恐怖により精神全体を暗黒に叩き音とすような邪悪さを加味しており、全体的な精神の侵食度は何ら遜色は無い。
リフが全体的に素晴らしいのは言うまでも無く、
真性ブラックにマッチした雪崩込む様なドラム、邪悪なメロディとの相乗効果により恐怖を煽る粘度の高いAbbathのヴォーカル等、他の要素も良い。
取分け素晴らしいのが、①等に現れる、リフ以上
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QUO VADIS-Day Into Night ★★ (2014-12-08 18:41:02)
デスメタルの名産地、カナダはケベックのメロデス/テクデス。2nd。
メロデス時代のCarcassからおどろおどろしさを抜き、よりシャープにした印象のアルバム。
リフやリードはメロディックではあるが、メロデスらしい哀愁や泣きの込められたものは少なく、
それよりはどちらかというとスラッシュや正統派メタル的な勇壮で高揚感を煽る感じである。
また、どの楽器陣も中々の力量だが、特にドラムが素晴らしい。
細かな金物使い、緻密に刻まれるリフにユニゾンしたバスドラ連打など、曲の高揚感の底上げに多大な貢献をしている。
ケベック産デスメタルと言えば、CryptopsyやGorguts等変態・バカテクなバンドも多いが、このアルバムではテクニックが純粋に疾走感やシャープさに向いている印象である。
とまあ、こういった意味で、メロデス然とした泣きを求
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REGARDE LES HOMMES TOMBER-Exile ★★ (2016-01-30 01:29:01)
…何となく示唆的で、赤い色彩が目を惹く、良いジャケットです。
1stとジャケットの構図がほぼ似ているあたり、第二章となるアルバムだったりするのかもしれない。
音楽的には、簡潔に言うと、宗教色を強め、コンパクトになったAltar Of Plaguesか。
ポストハードコア的な攻撃性は血腥さを、ブラックらしいトレモロは魔的な雰囲気を醸し、
神界より天罰を課され、生き地獄となった世界を逃げ惑う地上の民、みたいな聖典の一場面を克明に描いているかのようである。
加えて、DSOの3rdで使われてもおかしくない5.の荒涼たるリフ等、フレンチブラックの病んだ雰囲気も持っている。
アルバムの後半はオーソドクスなスラッジパートがそれなりにあるが、その内非現実感が薄れて重さが先行する所は、個人的にだれるところではあった。
しかしながら、スローなスラッ
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RIVERSIDE ★★ (2016-02-23 21:28:27)
ギターPiotr Grudziński氏が死去とのこと…
名盤『Out Of Myself』でのエモーショナルな彼のギターは忘れえない名演である。
RIP
RIVERSIDE-Out of Myself ★★★ (2015-11-03 22:19:37)
のバンド、Opethと似ていると見る向きもあるようだが、個人的にはPain Of Salvationの方が近いと感じた。
というのも、Opethの様などこか他者を寄せ付けないような雰囲気と比べるとというよりかは、苦悩や諦観等、人間の感情の歪みに寄り添った感じを受けたからである。
この点、POSの名盤3rdにも通ずるものがあり、それをよりコンパクトにし、シンプルな曲展開にした印象。
また、ここぞで繰り出される泣きのギターメロの秀逸性等も共通するところだが、この作品のヴォーカルやエモーショナルなギターはより湿り気がある。
湿り気をストレートに感じさせることでダークさをそれ程前面に出しておらず、曲のテンションもあまり大きく変動させないことで、
全体として聴き易いアルバムに仕上げており、しかもクオリティの面でも見劣りしていない。
コンセプトは、
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Reign in Blood ★★★ (2011-03-23 18:07:47)
猟奇的なリフ、カオスなギターソロ、徹底的に無駄を削ぎ落としスピードとアグレッションにこだわった作風、Tomの狂気じみた早口ヴォーカル&シャウト、Daveのスリリングなドラミング…
あらゆる面で至高のスラッシュである。
自分が最初に手にしたメタルアルバムであり、非常に思い入れが深い。
これを上回るアルバムに今後出会えるだろうか…と初めて聴いたメタルにも関わらずその時は思ってしまった。
エクストリームメタルを聴く者は必ず聴いておくべきアルバムであり、歴史的な30分である。
気に入り度…94/100
おすすめ…Raining Blood
Reign in Blood-Altar of Sacrifice ★★ (2012-06-22 16:08:27)
冒涜的な高めの音程のリフが印象的。
Jesus Savesとセットで聴くべし。
Reign in Blood-Angel of Death ★★★ (2011-09-09 01:06:49)
文句のつけようが全くない伝説的スラッシュ。
グロテスクかつ残虐なリフと狂気に満ちたギターソロに身を任せましょう。
Reign in Blood-Criminally Insane ★★ (2012-11-24 18:02:10)
静かな狂気を感じる曲。
あとこの曲の星の少なさには同感。もっと評価されるべき。
Reign in Blood-Epidemic ★★ (2013-06-27 19:23:22)
リフのカッコよさと疾走感は勿論、Daveの絶妙なスネアフィルが映える曲。
Reign in Blood-Jesus Saves ★★★ (2012-05-12 14:19:23)
何よりヴォーカルが滅茶苦茶速い。機関銃ヴォーカルとでも言うべきか。
この曲のテンションと早口はなかなか真似できないだろう。
徐々に疾走感を増していく展開も冴えている。
Reign in Blood-Necrophobic ★★★ (2012-03-29 01:38:33)
名実ともにSlayer最速曲(bpm248らしい)。
1分40秒とかなり短いが、効果的なテンポチェンジもあり、内容は非常に濃い。
Reign in Blood-Piece by Piece ★★ (2012-10-04 16:48:20)
前後の2曲のインパクトの強さのために軽視されがちだが、良い曲だ。
徐々に疾走感が増していく展開は流石。
Reign in Blood-Postmortem ★★ (2012-07-03 20:41:58)
Raining Bloodへの繋ぎとか関係なく良い曲だと思う。
前半はミドルテンポだが、その分グロい旋律が際立っている。
アルバムを聴くときは、Raining Bloodとセットで聴きましょう。
Reign in Blood-Raining Blood ★★★ (2012-05-01 23:50:57)
Angel Of Deathと並ぶスラッシュクラシック。
リフがまるでナイフのように切れ味が鋭く、かっこいい。本当に血が降ってきそう。
最後のノイズパート(ソロではない)はまさに暴走という言葉がピッタリだろう。何をやっているかわからないほどカオティック。
Reign in Blood-Reborn ★★ (2013-04-11 13:08:28)
ヴォーカルの早口が凄まじい。
リフもグロいのにかっこよく、アルバムの中では地味な方だが十分に良曲。
Release From Agony ★★★ (2015-09-28 22:24:22)
入り組んだリフワークと恐怖を駆り立てる狂気のリード&ギターソロが実に印象的な、テクニカルスラッシュ。
ただ緻密なだけでなく、孤独が転じて極度の人間不信に陥る寸前の様な②のギターソロ等、「精神を病む」スラッシュでもある。
しかも、各フレーズは複雑かつネガティヴな感情を煽るものながら、曲展開も破綻なく、曲もコンパクト(最長6分46秒)で、リフの連打を味わえる最適なものとなっている。
緻密なリフな連打の齎す快感と同時に、滲み出る不穏さや狂気をも味わえるという、大好物な要素が詰まったアルバム。
個人的な好みではあるが、スラッシュの中でも5指に入ってもおかしくないさえ思う。
気に入り度…91/100
おすすめ…Release From Agony
Rust in Peace ★★ (2013-03-28 23:37:42)
緻密かつシャープなリフを中心に展開していくスラッシュに、Martyのオリエンタルな叙情的ギターソロが上手く合わさっている。
最初甲高いヴォーカルが好きになれなかったこともあり(今もさほど好きではないが)、良いアルバムだとは思えなかったが、最近聴き直して良さに気づいた。
広くインテレクチュアルとも称されるテクニカルスラッシュの代表的作品。
気に入り度…84/100
おすすめ…Tornado Of Souls
S.V.E.S.T.-Urfaust ★★★ (2015-03-01 00:51:34)
まず音質に関して、ノイジーさは中々、荒目で音量のバランスが多少悪い気もするが、ブラックとして普通に許容範囲である。
曲展開を追うのに若干支障をきたすものの、逆にそれが最大の特徴であるカオティックさを蔓延らせていて、このアルバムにとってある意味で理想的な音質。
そのカオスはかなりのもので、凄まじすぎて最早善悪を超越したような、時に神々しくもある存在にまで昇華しているように思える程。
また荒い音質とカオスの後ろから微かに聴こえるフレーズも素晴らしく、
ブラックらしい荒涼としたリフ、この世全ての概念から乖離したかのような浮いたシンセ的音色のメロディ等、印象的なフレーズが随所に聴ける。
曲者揃いのフレンチブラックの中でもアングラチックでかつ癖の強い作品ではあるが、個人的にはフレンチブラックの金字塔の一つではないかと思える程気に入った。
DSOの『SMR
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SACRAMENTUM-Far Away From the Sun ★ (2013-04-10 22:55:24)
スウェーデンのブラック/デスメタルバンドの1st。1996年。
寒々しく邪悪なブラック/デスといえば、Dissectionが有名だが、このアルバムは彼らに引けを取らないクオリティを持っていると思う。
Dissectionは吹雪を彷彿とさせる破滅的で官能的な寒々しさを特徴とするブラック/デスだとすれば、
こちらはよりブラックらしい邪悪さが強く、時に勇壮なメロディも見せてくるよりストレートにブラックらしい音楽性である。
あまりドラマティックな展開を見せたり、印象的なギターメロディを挟んだりはせずに、小細工無くリフをつなげているところもブラックらしい。
ただ、リフの変化のみに展開を頼る、強引な曲展開が多くなっているがゆえに、曲全体やアルバム全体としてややダレる点は少し気になった。
とはいえ、オールドスクールな北欧ブラック/デス好き、Dissectio
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SATYRICON ★★ (2015-10-06 22:58:38)
SATYRICON-Nemesis Divina ★★ (2012-06-19 20:06:45)
冷たく荘厳さに満ち、時に神々しささえ感じるリフ&旋律が素晴らしく、シンセやピアノの効果的なアレンジもそれに拍車をかける。
ラテン語のタイトルに冠せられた「神の宿敵」の名の通り、アルバム全体にわたって世界の終末、そして新たな秩序が構築されていく世界に流れていそうな旋律が支配する。
また、名手Frostのドラムは言わずもがな。曲展開上、1349でのような全開ドラムではないが、ブラストを始め、流石の演奏である。音が引っ込んでいるのが勿体無いけれども。
ここまで書くとややメロディックな普通のブラックで、事実今の基準で聴けばその通りだが、個人的にこの作品に関して面白いと思う点はリフの繋げ方である。
トレモロや刻みの単純なリフレインだけでなく、拍子や譜割を巧みに変えながら展開していく所がフレーズの多彩さ・面白さに貢献している。
…まあ、そこが面白いと言
…続き
SATYRICON-Nemesis Divina-Du som hater Gud ★★ (2012-11-23 14:31:20)
アルバムの中では割とシンプルな曲だが、邪悪かつ荘厳なリフが素晴らしい。
ラストのピアノもいい味を出している。
ミドルパートでは前作のような妖しさも感じる。
SATYRICON-Nemesis Divina-Mother North ★★ (2012-04-30 15:31:53)
神聖という言葉が正にぴったり。
荘厳極まりないリフはいつ聴いても鳥肌もの。
SATYRICON-Nemesis Divina-Nemesis Divina ★★ (2012-09-29 22:30:44)
「神の宿敵」の名の通り、邪悪極まりない笑い声が聴きどころ。
そこから冒涜的なメロディで疾走するパートも素晴らしい。
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