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やまねこさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1001-1050
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ASIA-The Very Best of Asia: Heat of the Moment (1982-1990) ★★ (2001-09-05 12:56:00)
ASIA全盛期の1st~3rdを中心にしたBEST盤。
何よりもシングルB面曲のDaylight、Ride Easy、Lying To Yourself収録。
しかも音質が非常にイイ!!
Sole Survivor、Here Comes The Feelingの短縮ヴァージョンもあり、
優れたベスト盤である。
ASIA-Alpha ★★ (2001-09-05 12:51:00)
83年作。
またしても傑作である。
Wetton節が冴えまくり、Palmerのdrumも軽快だし、Downesのkeyboradも大活躍。
ただ、Howeはあまり目立たなくなっており、
ASIAの破綻をきたすキッカケになったアルバムである。残念。
マンネ化、稚拙、商業的過ぎると言う意見を覚悟で、
こんな内容のアルバムをあと2、3枚作ってもらいたいと何人か思っているはず。。。
WettonさんとHoweさんよ、あなたはとんでもないことをしたもんだ。
産業ロックのバイブルにしたいアルバム。
ASIA-Asia ★★ (2001-09-05 12:41:00)
産業ロックの殿堂。
BOSTON-Walk On ★★ (2001-09-05 12:37:00)
現時点でのラスト・アルバム(ベスト盤を除く)。当初は、FOUR REALというタイトルを予定していたらしい。前作THIRD STAGEから8年が経過している。。。寡作家だ!!
内容は以前のままで、相変わらずBOSTONらしいHRナンバーが満載している。ただ、マンネリズムを感じるのは、否定できない。しかしながら、優れた音のダイナニズム、曲の構成を持っており、やはり優れたアルバムであることに異論がない。またBrad Delpから新たにヴォーカリストを迎えているが、特に大きな変化は見受けられない。
前作と比較して全体的にバラードが少なくなっている。新境地として組曲風のWalk On Medleyが収録されており、マンネリズムに陥っている部分を補っている。この曲以外に
本作では、A Man I'll Never Beを受け継ぐバラードのLivin' For You、BOSTON
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BOSTON-Boston ★★ (2001-09-01 13:06:00)
有名なデヴュー・アルバム。邦題は、「幻想飛行」。ナイス・ネーミングである!
1曲目のMore Than A Feelingは、まさに幻想飛行。トリップします(冗談)。
さて、本作はアコギとエレギがうまい具合に混合していることが特徴である。そして、メロディアスなHRアルバムである。Rock And Roll Band、Smokin'といった秀逸なHRナンバー、アコギ、エレギの混合を代表するMore Than A Feeling、Peice Of Minds、Somtheing About Youナンバーと、佳曲揃いなのである。
また、Foreplay/Long Timeでは、プログレの影響も受けていることがうかがえる。
曲構成、音のバランスが優れており、飽きない内容に仕上がっていると思う。
BOSTON-Don't Look Back ★★ (2001-09-01 12:54:00)
本作は、BOSTONのショーケース的な意味合いを持つ作品であると解釈している。
まず、No Computer, No Synthesizerがそれを物語る。
Don't Look Back、It's Easy、Feelin' SatisfiedといったHRナンバーは、いかにもBOSTONらしい爽やかな、すがすがしいHRに仕上がっている。ギミックを多用するThe Journeyは、後のThe Launchで続編が創られたインスト・ナンバーであるし、A Man I'll Never Beは、BOSTONを代表するバラードで、Amandaに継続されていく。
これら優れた楽曲は、奥行きある空間を感じさせる音創りになっている。それが本作の特徴でもある。
70年代後半を代表するアルバムである。
BOSTON-Third Stage ★★ (2001-09-01 12:46:00)
ジャケットが好きです。
ベース・ギター型のBOSTON号がパイプ・オルガン型の宇宙船とランデヴーしているシーン。収録曲のThe Launchをヒントに創ったのかな?アルバムの内容は、ジャケットの奮因気そのままの内容であると思う。
それはさておき、本作には優れたバラードが多い。
前作のA Man I'II Never Beのようなみずみずしいバラード(Amanda、My Destination、To Be A Man、Hollyann)は、本作の要になっている。
これらの曲に挟まれてBOSTON調HRナンバー(We're Ready、Cool The Engines、I Think Like It、Can't Cha Say)が絶妙なバランスで配されている。
過去2作と比較しても遜色ないできに仕上がっている本作は、やはり80年代を代表する作品のひとつであると思
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KING CRIMSON-Vrooom ★★ (2001-08-30 15:00:00)
VROOOMの発売当時は、その衝撃性-誉高きメタリック・クリムゾン-に圧倒された。
しかし、冷静になると本作は、REDの理論と80年KCの融合した音楽である。と思う。
それにしても音のダイナニズムは、きらびやかなメタリックである。
Vrooom、Thrakがそれである。この2曲は、本作の双璧をなす。
とにかく驚異的な音の壁を感じさせる。REDを凌駕している。
ところがCage、One Timeには、80年代に標傍したミニマム・ミュージックの残像が見え隠れしている。されど音のダイナニズムは、そのままに。
メタリック・KCとミニマム・KCの折衷主義により、
新たなKCの方向性を示唆した重要な作品である。
Robert Flippの経歴からすれば、なるべくして生まれた方向性とも言える。
KING CRIMSON-Discipline ★★ (2001-08-30 14:44:00)
80年代KCの幕明けアルバム。御存知、KC3大アルバムのひとつ。
タイトルが暗示するように、何やら細かい音の綴れ織り的な音楽が展開されていく。
クラシック畑のヴォキャブラリーであるミニマム・ミュージック、
東南アジアに起源のあるガムラン、ケチャといった影響を感じさせる音創りになっている。また、ヴォーカルがエレファンティシティーになっているのは、過去のKCからすると最大の違和感にとらわれて仕方なしである。
しかし、本作は何と言われようと名作の部類に値すると思う。
一歩間違えると難解になり勝ちな方向性の音楽を、屈託なくポップに聴かせる。
それを簡単にやってのけているだから。凄い!
聴けば聴くほど味のある内容であると個人的に思うけど、どうでしょうか?
KING CRIMSON-Starless and Bible Black ★★ (2001-08-28 10:31:00)
KC信者以外の10人中8人までが、本作を音楽として認めてくれないかもしれない。
されど、KCの中では最も野心的である。そして、傑作である。
KANSAS-Somewhere to Elsewhere ★★ (2001-08-28 10:21:00)
Icarus II、The Coming Done、Miriad、Bizantium。。。イントロから美しい曲である。
しかし、ただ美しいだけでない。
Icarus IIの中間部、Grand Fun Alley、Not Ona Bigのヘヴィなguitarのリフ、
繊細なviolineのフレーズ、そしてきらびやかなkeyboardの同居する空間にも
KANSASを聴く時の心地よさを感じてしまう。
全曲、Kerry Livgrenである。彼のセンスの良さにはただ頭が下がる。
名作である。
KANSAS-Kansas ★★ (2001-08-28 10:13:00)
偉大なる原石。
KANSASのファースト・アルバムであるが、
すでにKANSASの方向性を確立していることを認めざるを得ない内容である。
プログレと類型のスタイルを標傍しながらも、KANSASの魅力である
violine、2本のguitar、2つのkeyboardという厚みのあるサウンド・アンサブル、
センスの良い楽曲群には目を見張るものがある。
Belexes、Journey From Mariabornn、Death Of Mother Natureは、
まさにKANSASの今後の方向性を示唆した偉大なる原石であると言って言いと思う。
またCan I Tell You、Bringing It Backの泥臭さ、
エモーショナルなバラードLonely Windの美しさも忘れるわけにはいかない。
名作である。
原石は磨かれ
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KING CRIMSON-In the Wake of Poseidon ★★ (2001-08-27 23:20:00)
音を綴る。In The Wake Of Poseidonまで。されど。。。
3つのピース(Piece)、ねこの餌(Cat Food)、新たな解釈(The Devil's Triangle)がある。音の綴りにあらず。。。
前作との比較はするべきで、するべきでない。
素直に音から聴くとどうであろうか?優れた作品と思えるかな。
ちなみにIn The Wake Of Poseidonは、佳曲である。
KING CRIMSON-Islands ★★ (2001-08-27 23:10:00)
ISLANDSは、泣けます。特にラスト。
あぁ、はかない美しさ!
本作の形容である。
しかし、Radies Of The Road、Lettersには醜さもある。歌詞に。
The Sailor's Taleは、エキセントリックな感じだし。
一体、この心地よさは何なのだろう?
KING CRIMSON-Lizard ★★ (2001-08-27 23:05:00)
きっと駄作と思われている作品。なぜかな。
Robert Flippは、十数(あれっ、何回だっけ)回続けて聴けば、打ちのめされる。
と言ったけど、その前に打ちのめされたら、どうするのだろう?
私はそんなに聴かなくてもお気に入りの作品になったのに。。。
Cirkus、Prince Rupert's Awake、Borelo。きっと佳曲であるはず。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King ★★ (2001-08-27 22:58:00)
100年後、音楽の授業の時間では、ロックというジャンルのところで
本作は教材として取り扱われる可能性が高い作品であるはず。。。
教材に載せられたジャケットは、いたずら書きされるかも。。。
KING CRIMSON-Larks' Tongues in Aspic ★★ (2001-08-27 22:53:00)
LARKS' TONGUES IN ASPICがなぜ邦題では、「太陽と戦慄」になるのだろうか?
ジャケットには、太陽と月。タイトルは、このタントラから編み出したものなのかな。
しかし、インパクトのあるタイトルとジャケットである。
過去の作品と比較して、本作はヘヴィな内容に仕上がっている。
その反面、Book Of Saturday、Exilesは穏やかな曲である。
この二元論的な方向性を考えたとき、
本作の意味深(?)なタイトルとジャケがうまくシンクロしていく感じがする。
むむ...手強い作品であると思う。
KING CRIMSON-Red ★★ (2001-08-27 22:42:00)
旧A面のメタル・サイドのRed~One More Red Nightmareという怒涛の展開に圧巻され、Providenceで幽玄して、そしてStarlessで打ちのめされる!!
Starlessの圧倒的なインパクト。まさにレクイエムであると思う。
KCの中でも、良質の作品であると言える。
KANSAS-Song for America ★★ (2001-08-25 21:16:00)
KANSAS初期の名作。全米57位。
この頃のKANSASがプログレッシヴ・ロックに傾倒していたことが明確に表われた作品である。何しろ6分以上の曲が3曲も収録されているのだから。
Lamplight Symphony、ラストの曲(曲名忘れてしまった)は、ダークな内容であるにもかかわらず、聴きやすさ、構成力の高さを示す佳曲である。
大作のSong For Americaは、本作以降のKANSASの標傍するサウンドの基本形とも言える。
泥臭いR.SteinherdtのヴォーカルをフューチャーしたDown The Roadも印象的な曲である。
プログレ・サウンドのKANSASの傑作として位置付けられるアルバムであると思う。
KANSAS-In the Spirit of Things ★★ (2001-08-25 20:59:00)
88年作。再生KANSASの第2弾。
本作は、ミディアム・テンポ~バラード系の曲を主体とした内容である。
落ち着いて聴かなけばならない。
KANSASらしさ度は、非常に低い!前作Powerとも別物の感がある。
パッと聴き、印象の薄い内容である。しかし時間を費やして何回も聴けば、
ちょっとした良さを感じることができるかもしれない。
本作には、優れたバラードが多く含まれている。
One Man, One Heart、Once In A Lifetime、I Counted Of Love、Rainmakerがそれである。この魅力を感じるのは、案外難しいと思う。
KANSASというバンドのアルバム、HRアルバムと考えることなかれ、
という姿勢で聴く必要がある。
KANSAS-Power ★★ (2001-08-25 20:49:00)
86年再生KANSASの第1弾。全米36位。
84年に自然消滅したKANSASがS.Walsh,P.Ehert,R.WIlliamsを中心に、
Steve Morse,Billy Greerを加えて、新たに始動した復活作.
さて、内容だがviolineのないKANSASの第2弾アルバムとなる。。。が!!
S.Morseのguitarを全面に出し、エネギッシュに、パワーみなぎるHRをしている。
KANSASというより全くの別物バンドなのである。しかし、それが本作の魅力である。
本作にかつてのKANSASの幻影を見い出すべきではなく、
新たな局面を暖かく迎えて聴くべきである。
そうすることによって、本作が優れたHRアルバムであることが認識できると思う。
Shilletes In Disgises, Power, Misicutto, Th
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URIAH HEEP-Look at Yourself ★★ (2001-08-24 19:52:00)
HEEPと言えば、LOOK AT YOURSELF。
何しろLook At YourselfとJuly Morningという名曲が双璧をなすのだから。
これらにM.BoxのワウワウとK.HensleyのオルガンがさくれつするLove Machineも収録されているのだから、文句のつけどころがない。
URIAH HEEP-Firefly ★★ (2001-08-24 19:44:00)
名曲Sympathyを収録したおなじみの作品。
HEEP中期の代表作である。
Byron、Wetton脱退→John Lowton、Trebor Holder加入後、初のアルバム。
過去の作品と比較して本作は、Moog Syntheの音が目立たない、Mick Boxのメロディアスなギターが目立つようになり、上品なHRに仕上がっている。HEEP特有のケバケバしたサウンド・テイストではないのだ!これは、前作のHIGH AND MIGHTYにも言えるのだが。。。
本作の魅力は、美しいメロディ!!にある。
The Hanging Treeの終焉、Fireflyの主部、そしてSympathy。
ヴォーカル・ラインの美しさも特筆である。
そういう意味で本作は、HEEPらしさを損いながら、
はかない叫び・悲鳴のような傑作と呼びたい。
名作である!!
URIAH HEEP-Return to Fantasy ★★ (2001-08-24 19:27:00)
76年発表。全英7位、全米85位記録。
bass:Gary Saine脱退→John Wetton加入後、初のアルバム。
かろうじてHEEPの名作かな?と思わせる内容である。
本作は、SWEET FREEDOM、WONDERWORLD同様に、
焦点をアメリカに向けた軽さ、わかりやすさを目指した曲が多数を占める。
一般的に、評判はよろしくない。聴けば納得!。
しかしながら!!、Return To Fantasy, Beatiful Dreams, A Year Or Daysで
聴かれるようにTHE MAGICIAN'S BIRTHDAY, DAMEN & WIZARDの頃を彷彿とさせる
重厚なHRナンバーを忘れるわけにはいかない。
泣けます。HensleyのMoog Sythe、Byronのヴォーカルには。。。
新路線への標望を
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LED ZEPPELIN-Houses of the Holy ★★ (2001-08-23 19:58:00)
キーボード?メロトロン??Zeppが!?
いやいやThe Rain Song, No QuaterでZeppの懐深さがにじみでてます。
ノスタルジック。
LED ZEPPELIN-Physical Graffiti ★★ (2001-08-23 19:53:00)
不可解な殿堂Kasimirと舞曲Troumpled Under Footが双璧をなす名作。
豊富な曲群からなり、落ち着いて楽しめます。
The Rover,House Of The Holy,The Wanton Song。。。
LED ZEPPELIN-Presence ★★ (2001-08-23 19:44:00)
Achilles Last Standにつきる。。。
zepp後期の傑作!
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅲ ★★ (2001-08-23 19:42:00)
残念ながらII、フォーシンボルには全体的に及ばないかも。。。
しかし、Immigrante Song, Celebratuin Day, Since I've been Loving You, Tangerineの曲を忘れることは許されない。名作である。
KANSAS-Drastic Measures ★★ (2001-08-21 23:42:00)
またしても問題作。ViolineのR.stainheart脱退後の作品であるから。
更に全9曲中6曲がJ.Elefante、Dino Elefante作なのだから。
ちなみに本作は83年作である。本作は、83年の時期に合わせたサウンド創りになっている。Elefanteの作品群は、その方向性にある。一方、K.livren作の3曲は、ドラマチックな作風であるが、全体的にElefanteの作品群と似た傾向をもつ。
R.stainheart脱退の痛手は大きい。84年にKANSASは一時的に自然消滅する。
KANSAS-Vinyl Confessions ★★ (2001-08-21 23:24:00)
Jon Elefante加入後の初のアルバム。
82年の作品。全米16位。
80年代のKANSASは、不当な扱いを受けていると思う。
しかし、本作は内容的に非常に優れた作品であると思う。
vo交代。S.Walshのヴォーカルは超人的であったが、J.Elefanteは新しいKANSASの音を披露している。やや声が低めになっているので、アルバム全体がややダークな印象をもつ。
また、ホーンの導入など新生面がちらほら聴かれる。しかしだ。何より嬉しいのは、
サウンド・テイストがMONOLITH、AUDIO VISIONよりも厚みが増しているし、メロディアスHR曲は親しみやすく、トリッキーな曲の展開も健在している。そう感じるのは、Play The Game Tonight、Windows、Play On、CrossfireがKANSASらしさを全面に出ているからで
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KANSAS-Audio-Visions ★★ (2001-08-21 23:06:00)
80年代最初の作品。されど問題作である。
何が問題なのか?
過去の作品と比較して、以下の違いがあるからである。
(1)コンパクトな曲が揃っている。(2)guitar、violineなどの楽器が個別に目立っており、サウンドの厚みが後退している。(3)叙情性が薄れている。
というマイナス点をつけられがちな本作は、やはり優れた内容と個人的に思う。
Rerentless、Loner、Got Rock OnといったHRナンバー、ミディアム・テンポのHold On、トリッキーな曲展開を持つNo One Togetherなど魅力的な曲が収められている。
この頃のKANSASの方向性は、よりシンプルに、よりコンパクトなサウンドを標望しており、結果的に叙情性豊かな曲が少なくなっていく傾向になったと思う。そういう意味でKANSASのねらった部分がうまく表現された内容である
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KANSAS-Leftoverture ★★ (2001-08-21 22:45:00)
76年。Jeff Grixmanのプロデュースによる4枚目。全米5位記録。
KANSASの出世作である。プログレシッブ・ロック的な感覚とHR色が見事に融合した内容である。過去の2枚(SONG FOR AMERICAとMASQUE)の折衷作と言える。
佳曲揃いであるが、特にCarry On Wayward Son、The Wall、Opus Insert、Cheynne Anthem、Magnum Opusといった曲は、この時期の代表曲である。
KANSAS-Monolith ★★ (2001-08-21 18:36:00)
79年発表。全米10位。
本作は、KANSASのターニング・ポイント的なアルバムとして位置付けられる。
まず、若干のサウンド・テイストの違いが明確に聴きとれる。簡単に言ってしまうと、音の厚みが狭くなっているのだ。そのため、guitar、keyboards、violineが個別に目立つような音創りになっている。明らかにLEFTOVERTURE、POINT OF KNOW RETURNの路線と異なる音の質感であり、異和感を感じてしまう。
と言っても、KANSASらしい叙情豊かな曲は、音の質感こそ違えども変わってない。The Other Side、Angel Was Fallen、A Glimpse Of Home、Reason To Beは、その代表と言える。逆に言うと、この叙情性が損なわれてなかったことが、KANSASの変貌振りを隠したとも思える。この微妙な奮因気が本作の
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KANSAS-Two for the Show ★★ (2001-08-21 18:11:00)
異論は承知であるが、個人的に本作がKANSASの最高傑作と思う。ライヴ盤だが、選曲はこの当時のBESTと言える内容である。オープニングのSong For AmericaからとっぷりKANSASワールドに漬かってしまう。更に怒涛のように、Paradox、Point Of Know Returnへの流れは見事だ。この当時のKANSASのライブセットがどのような順であったか知らないが、本作の構成は申し分ないと思う。僕は、本作の中間部にあるS.Walshがエモーショナルに唄うPiano solo~Lonely WindとPortlaitsが好きである。最終曲のMagnum OpusもLEFTOVERTUREと異なる感じのイントロであるが、その変貌振りも見事である。優れたライブ・アルバムである。
KANSAS-Point of Know Return ★★ (2001-08-21 17:56:00)
KANSASの代表作。この頃のKANSASが如何に充実していたかが伺えるアルバムである。
何しろRobby Steinheartのvioline、Kerry Livgren、Steve Walshのkeyboard、Rich WilliamsとKerryのguitar、そしてS.Walshのvocal、全てが不自然でないアンサンブルの応酬で、独特なKANSASワールドを築きあげているのだから。
この手のバンドでは、とかく難解(それはそれでいいけど)になりがちだが、曲のセンスの良さ、コンパクトにしながらトリッキーな構成が非常に魅力的である。また、アルバムA面、B面の流れも絶妙なバランスで配されていて聴きあきない内容になっている。
本作が全米4位に上昇したのは、納得。尚、シングルは、Point Of Know Return(29位)、Dust In The Wind(7位)
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LOVERBOY-Lovin' Every Minute of It-This Could Be the Night ★★ (2001-08-21 17:41:02)
LOVERBOYの中では、Heaven In Your Eyesと並ぶ名バラード。
元々、Ask Any Girlsというタイトルであったらしく、LOVIN' EVERY MINUTE OF IT制作時以前からあたためていた曲。なかなか納得できず、JOURNEYのJ.Cainが新たに再築したという難産の末、完成した曲だそうです。
哀愁漂うイントロ、エモーショナルなM.renoのヴォーカル、わかりやすいメロディをもつサビ、HR系バンド特有のパワーバラードの良いところをかいつまんだような曲と思います。
JOURNEY-Escape-Still They Ride ★★ (2001-08-20 17:57:52)
勇気づけられます。
JOURNEY-Raised on Radio ★★ (2001-08-20 17:54:00)
そして、3人が残った。本作は、80年代最後のアルバムである。
と同時に解散も必然的に迫っていたアルバム。
RAISED ON RADIOは、80年代のメロディアスHRの代表作である。
そして、メロディアスHRのレクイエムとも言える。
MYV戦略用のVTRによるプロモートを一切行わず、Radioのエアプレイにかけたのだから。
そういう意味でタイトルが象徴的である。う~~ん、泣けるね~。
さて、肝心の内容であるが、メロディアスで、シンプル!!なハードロックである。
劇的な展開、重厚な音が後退してしまったのだ!!。
しかしながら、これはこれでイイと感じさせるのが凄い。
Be Good Toyourself、Suzanne、Raised On Radioのハードロック・ナンバー、Girl Can't Help It、I'll Be There
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JOURNEY-Escape ★★ (2001-08-20 17:32:00)
もし、JOURNEYの名作は?と聞かれれば、10人中8人位が、本作を挙げると思う。
本作の実力は、チャート・リアクション(全米1位)でも裏付けされている。
とにかくメロディアス路線に忠実である。王道である。
Don't Stop Believen'、Who's Crying Nowのシングル曲は、その代表作である。
また、Still They Ride、Mother, Father、Open Armsといったバラードも然り。
しかしながら、本作のHR路線を忘れてはいけない。
本作のHR系曲(Stone In Love、Keep On Running、Escape)には、ノリが良くて、ライブ向きである。そして、ドライヴ感、グルーヴな感覚が備わっており、他のアルバムでは味わえない奮因気がある。
この頃のツアーでは、本作中のHR路線の曲が良く演奏された
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WISHBONE ASH-Time Was-Underground ★ (2001-08-19 11:59:15)
80年NUMBER THE BLAVE収録の佳曲。
現在は、CDでTIME WASで聴ける(はず)。
それにしても渋いですね~、この曲は。
ヴォーカル・ラインが凄くイイ。
Wishbone Ashらしく叙情的な曲だ。
TOTO-Isolation ★★ (2001-08-17 19:55:00)
Firgie Fredelicsenが参加した唯一のアルバム。
Firgieがバラード歌えないので、バラードが少ないです。
その分、ハードロック路線が冴えまくっているのが、本作の特徴。
そんな意味でAngel Don't Cry、Isolation、Change Of Heartは、
この時期に創り得た産物に他ならないと思う。
また、Firgieのハイトーン・ヴォーカルには、惚れ惚れする(特に、Endless、Mr.Freindly)。また、Holyanna、Stranger In Townは、David Paichがvo.で、
この時期のTOTOのクラシックでいい曲です。
TOTOの中で本作は、幅狭い路線に収縮しているものの、
ハードロック路線の豊富さがピカ一の内容と言えるでしょう。
TOTO-Isolation-Holyanna ★ (2001-08-17 19:40:35)
ほのぼの。80年代ですな。いまとなっては、ノスタルジックに聴こえてきます。エエ曲ですよ。
REO SPEEDWAGON-Good Trouble ★★ (2001-08-17 19:35:00)
HI INFINITYと並ぶREOの代表作である。
とかくHI INFINITYがREOの中で強調されるがちだが、80年代のREOはGOOD TROUBLEの時期が最も充実していたと思う。その奮因気が本作には、よく伝わってくる。本作は、以外にもバラード系の曲が少なく、ミディアム・テンポ~アップ・テンポのメロディアス・ロックンロール系の曲が多い。また、Kevin Cronin、Gary Richirth、Bruce Hallの嗜好の違いが明確なコントラストを生みだしており、アルバムのバランスが取れていると思う。旧A、B面の3曲目に収められているBruceの2曲(Girl With The Golden Guns、Be-Bop Hop)は、Back On The Road Againと並ぶ佳曲である。Keep The Fire Burnin'、Sweet Time、The Keyは、い
…続き
REO SPEEDWAGON-Life as We Know It ★★ (2001-08-17 19:13:00)
87年作。全米28位最高位。邦題:「人生はロックンロール」。
80年代のREOは、メロディアスなロックンロールを標望して成功を収めたが、本作では若干のサウンド・テイストの変更がみられる。基本路線はメロディアスなロックンロールであるが、ハイテク・サウンド(例えば、In My Dream、Vareity Tonight、Scream and Whisper)、ホーンの大胆な導入(例えば、New Way To Love、Tried of Gettin' Nowhere)が見受けられる。バラード系の音を極力おさえているのも特徴である。そんな意味で本作は問題作であり、80年代の中で異質な作品として捉えられる。皮肉にも、基本路線に忠実に創られているThat Ain't Love、One Too Many Gorlfreinds、数少ないバラードのひとつIn My Dreamsがクラシック・ナン
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FOREIGNER-4-Break It Up ★ (2001-08-17 18:03:39)
Cold As Ice、Blue Morning, Blue Dayの流れを汲む、FOREIGNERらしい哀愁メロディ路線の曲。個人的には、4の中で最も好きな曲です。Lou Grammのvo.も冴えてます。Cold As Ice、Blue Morning, Blue Day、That Was Yesterdayなどが好きなFOREIGNERファンの人にお薦めです。
SURVIVOR-When Seconds Count ★★ (2001-08-17 17:55:00)
前作VITAL SIGHNSと並ぶSURVIVORの代表作。
VITAL SIGHNSのメロディアスHR路線を継承しつつ、より重厚な音に仕上がっている印象を受ける。全体的に哀愁漂う曲(Keep It Right Here、Man Against the World、Oceans、Backstreet Love Affair)が増えいるが、アルバム全体のバランスを取るのに効果的と思う。メロディアスなHow Much Love、Is This Love、Rebel Girlは、この時期を代表する曲。
SURVIVOR ★★ (2001-08-17 17:45:00)
SURVIVORは、正統なアメリカンHRバンドのひとつと思う。バンド名は、70年代に目立たぬ活動をしていたメンバーが80年代に生き残って(survive)、新たなバンドを結成したことに由来する。バンドのスタイルは、シンプルなメロディをもつハードロックを基本姿勢に活動していく。良く指摘されることながら、全体的にはForeignerに類似した音をもつと言えるだろう。
1st~3rdの内容は、シンプルなHRナンバー主体で、取り立ててこれだ!!という印象が少ないアルバムを発表する。この時期の代表曲には、ローカルなロックンロール・バンドが創りそうな曲(例えば、Rebel Girl、Love Is A Reason、Chevy Nights、Eye Of The Tiger)、ポップなHRナンバー(例えば、Somewhere in America、Poor Man's Son、Summer N
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JOURNEY-Dream, After Dream-Little Girl ★★★ (2001-08-17 17:01:28)
<隠れた名曲>
journeyの名バラードは?
Open Arms、Faithfully。あと、もう1曲あるじゃない。
Lightsかな。ちがう~~。口惜しいけど、知名度低いな。
Little Girlsは、あまり知られていないけど、僕はOpen Arms以上に評価してるバラード。そもそもこの曲がDream after Dreamに収録されていること自体、不当であると思う。
ダークな印象があるけど、泣きメロ、哀愁漂う奮因気、steve perryの甘くて美しいヴォーカルライン、全てが素晴しい。J.Cain加入前に、Journeyが優れたバンドであったことを認識させる曲であると思う。
JOURNEY-Frontiers ★★ (2001-08-17 16:28:00)
名作である。ハードな曲(Separeta Ways、Chain Reaction、Edge of the Blade、Rubicon)、ミディアム・バラード系の曲(Send Her My Love、After The Fall、Faithfully、Trouble Child)といった出来の良い曲が絶妙なバランスで配されているのがイイ。また、この時期は充実していて、Only The Young、Ask The Lonelyが生まれたのもうなずける。なぜ、この2曲をTrouble Child、Back Talkに差し替えたか疑問が残る。全12曲ではいけなかったのかな?
JOURNEY-Frontiers-Separate Ways (Worlds Apart) ★★★ (2001-08-17 16:18:05)
産業ロックの殿堂入りにしたい曲。80年代前半の遺産だと思う。
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