この曲を聴け!
やまねこさんのページ
やまねこさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 751-800
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21
STYX-Brave New World-Brave New World ★★ (2002-08-17 23:55:10)
いかにもT.Showらしいムーディな曲。
印象的なオリエンタルな旋律をもつメロディアスな曲。
STYX-Brave New World-I Will Be Your Witness ★★ (2002-08-17 23:47:19)
どことなくムーディなゆったりとしたギターの刻みが印象的な曲。
STYXには珍しいオープニング曲だけど、いい曲と思う。
STYX-Kilroy Was Here-Just Get Through This Night ★★ (2002-08-17 23:42:28)
T.Show作の印象的なバラード。
侘びしい琴の音色が印象的なイントロがイイです。
STYX-Kilroy Was Here-Don't Let It End ★★ (2002-08-17 23:04:04)
De Youngのバラードは、やっぱり最高。感動的な1曲。
STYX-Kilroy Was Here-Mr. Roboto ★★ (2002-08-17 23:01:26)
「ドウモアリガト、Mr.ロボット」の印象的なフレーズが有名な曲。
テクノ・ポップス風メロディアス曲。日本語の歌詞と伴に、耳に残り易い曲。
案外、変な感じで好きだったりする。
STYX-Equinox ★★ (2002-08-17 22:55:00)
STYX通算5作目。Tommy Show加入前では最後のアルバムとなる。
ブレイクした後のようなポップスな面を前面に出すことなく、
本作ではメロディアスであるがコマーシャル性の低いプログレHRがいまだ前面にでている音創りである。
Light Up、Mother Dear、Lonely Childのようにシンセがバリバリに活躍する劇的な開始は、当時の象徴的なプログレHR的作品と言えよう。
繊細で美しいアコギ前奏曲Prelude 12とその余韻から開始されるSuite Madame Blueの流れは、劇的かつ美しく本作のハイライトと言える。
繊細さな美しさとヘヴィネスが同居するSuite Madame Blueは、プログレ・バラードの傑作で、
個人的にSTYXの中でも好きな曲のひとつである。
本作と次作でSTYXのサウンドは、プログレHR系曲の成熟度
…続き
STYX-The Grand Illusion ★★ (2002-08-17 22:32:00)
STYXがブレイクのきっかけを掴んだ名作。
適度なプログレ感覚を帯びたメロディアスHRの代表作と言える。
本作からは、劇的なタイトル曲、オリエンタルなメロディが印象的なFooling Yourself、
ライヴ映えするダイナミックなプログレHR曲Miss America、感動的なプログレ・バラードCome Sail Awayと4曲のクラシックスを生んだ。
前作CRYSTAL BALLまでのプログレ感覚を残しつつも聴き易さを念頭にした音創りが目立ち、
心地よいプログレHRに仕上がっているのが印象的である。また、それが成功につながったと言える。
本作発表後のSTYXはブレイクを果たし、本作を含めて3枚のプログレHR系のアルバムを輩出し、プログレHRの雄となる。
本作は、STYXにとって記念碑的な作品と言えよう。
STYX-Pieces of Eight ★★ (2002-08-17 22:18:00)
いかにもJ.Youngらしい曲(Miss Americaを彷佛とさせる)で幕を開ける本作は、
どことなく前半が快活な曲群で、後半が叙情性な曲群で構成されているようなコントラストを帯びている。
全体的には、聴き易さと適度なプログレHR感覚があって、爽快かつ心地よい印象が後に残る。
前半のGreat White Hope、I'm Okay、Lord Of The Ringなどは快活なプログレHR曲で、前作の成功の余韻を受けている。
後半のT.ShowのキャッチーHR曲群Blue Collor ManとRenegadeは、本作のハイライト。
本作は、前作GRAND ILLUSIONの成功の影が随所に聴き取られる。
そんな意味合いを含めて本作は、前作と並び称されるプログレHRの傑作として位置付られると言えよう。
STYX-Cornerstone ★★ (2002-08-17 21:52:00)
GRAND ILLUSIONあたりで手ごたえを掴んだSTYXの到達点は、本作のように
プログレ感覚をやや後退させたコンパクトで洗練された音創りに集約・象徴される。
そんなわけでSTYXの音楽性の収束的な意味合いが、本作には内包されていると言えよう。
アルバムのハイライトは、STYX最大のヒット曲Babe、アコギ民謡舞曲とでも形容したくなるBoat On The River、De Youngらしいコミカルなメロディアス曲Why Meあたり。
個人的には本作は過去2作と比較して薄っぺらな印象があり、あまり好きではない。
しかしながら、STYXの歌謡性を知る上で本作は、重要な作品であると思う。
STYX-Paradise Theatre ★★ (2002-08-17 21:39:00)
STYXの理想的時代は、このPARADISE THEATERの発表前後あたりかと思います。
本作は、バンドの音が成熟、洗練された時期に出来上がったコンセプト・アルバムで、STYXの最高傑作に挙げる方も多い。
ただ、本作のその音だが歌謡曲に近い曲群が多く、HR然してはいなのだが・・・。
本作の売りはクリスタルな響きを帯びる名バラードThe Best Of Timesで、
この曲のヴァースのメロディがオープニングとエンディング付近で挿入されていて、
アルバムの統一性を持たせるのに成功している。
オープニングのA.D.1928~Rockin' The Paradise~Too Much Time On My Handsまでの
流れは素晴らしく、一気に聴きいってしまった方も多いかと思う。これらは、
De YoungとT.Showとのコンビがひときわ
…続き
STYX-Kilroy Was Here ★★ (2002-08-17 21:12:00)
83年作。前作PARADISE THEATER同様のコンセプト・アルバムであるが、
発想自体は物凄くアメリカ的で、稚拙な気がする。
そんな意味で本作は、当時の時代性が表れた作品とも言えよう。
肝心の音の方は、このバンドらしいメロディアスな曲群で構成されていて、
耳に残りやすい印象を受ける。HR度は、前作や前々作同様にやや低い。
音に関しては、好き嫌いはあるかもしれないが、
個人的にはSTYXのアルバムでも好きなアルバムのひとつです。
De Young作のMr.Robot、Don't Let It Endは、本作から生まれたヒット曲で、
ともにキャッチーでHRよりもポップス曲と言えるメロディアス曲。
Tommy Showの琴がちらっと聴ける劇的バラードJust Get Through This Night、
きらびやかなハモりバラ
…続き
FOREIGNER-Unusual Heat-Safe in My Heart ★★ (2002-07-30 11:05:07)
やはりFOREIGNERには、この曲のような気品溢れる
哀メロ曲が一番。どの時代も例外ではない。
L.Grammの残像に捕らわれず、
vo.のJ.Edwardsの良さを実感できる秀作でもある。
FOREIGNER-Unusual Heat-I'll Fight for You ★★ (2002-07-30 11:00:51)
vo.がJonny EdwardsになったFOREIGNERの名バラード。
L. Gramm時代のバラード群と比較しても遜色ない出来で、
さらに若さとパワーが加わった感じの曲だと思う。
好リアクションを果たせなかったのは残念だ。
FOREIGNER-4-Urgent ★★★ (2002-07-30 10:56:50)
小刻みなギターリフが印象的な硬質ロマンチッカ・ロック。
サキスフォーンがカッコイイ。
FOREIGNER-Foreigner-I Need You ★★ (2002-07-30 10:50:32)
ライヴ映えするスケールの大きいプログレHR曲。
初期のFOREIGNERらしいプログレ感覚と
緊張感あるHR曲なので文句なくかっこいい。
6人編成時代の象徴的曲と言える。
FOREIGNER-Foreigner-Long, Long Way From Home ★★ (2002-07-30 10:46:01)
Ian MacDonaldがらみの曲だけど、いたってシンプルな曲
(ホーン・セクションの挿入でらしさはある)。
FOREIGNERらしいソリッドHRナンバーの原型曲とも言える。
言うまでもLou Grammのvo.もかっこいい。
FOREIGNER-Foreigner-The Damage Is Done ★★ (2002-07-30 10:41:29)
カッコイイ。ライヴ映えする曲と思う。
落ち着いた気品の中に、シャープな感覚が備わっている
ような曲。
FOREIGNER-Head Games-Rev on the Red Line ★★ (2002-07-30 10:36:12)
スケールの大きいメロディアスHR曲。
Carsっぽい奮因気を帯びた曲で、
プロデューサーの影響を感じさせる部分もある。
FOREIGNER-Head Games-Blinded by Science ★★ (2002-07-30 10:29:52)
初期の名バラード。個人的にアルバム中最も好きな曲。
シンセが目立つ音創りになっており、
この頃のサウンド・テイストを象徴する曲と思う。
Lou Grammのvo.も堪能できる。
FOREIGNER-Head Games-Head Games ★★ (2002-07-30 10:25:52)
FOREIGNERらしいメロディアスHR曲。
当然ながら、サビはキャッチーだ。
シングルカット曲でもある(全米14位)。
FOREIGNER-Head Games-Love on the Telephone ★★ (2002-07-30 10:21:24)
M.Jones必殺の哀メロ・ナンバー。
この曲も例外なく、はっとさせられるものがある。
FOREIGNER-Double Vision-You're All I Am ★ (2002-07-30 10:17:50)
落ち着いた感じがいい。初期の名バラードのひとつ。
Lou Grammのvo.も特筆。
FOREIGNER-Agent Provocateur-Growing Up the Hard Way ★ (2002-07-30 10:14:28)
ロマンチック・ポップ風のイントロがイイです。
Duran,DuranをプロデュースしたAlex Sadkinsの影響を
感じさせる音創りも、FOREIGNERにはよく合っていると思う。
FOREIGNER-Agent Provocateur-That Was Yesterday ★★ (2002-07-30 10:10:40)
哀メロ系の傑作曲。もはやAOR調のポップスとも言える。
気品あふれるユーロピアン・テイストのイントロを
聴いて、はっとさせられるはず。
FOREIGNER-Head Games-Dirty White Boy ★★★ (2002-07-29 23:11:28)
FOREIGNERがRoy Thomas Bakerをプロデュースに迎えた3作目の
冒頭曲。いきなりQueenもどきの重低音の効いたバッキングで疾走
するアップテンポなロックナンバー。アグレッシヴな部分が前面にでているのもいいものだ。
FOREIGNER-Foreigner-Starrider ★★ (2002-07-29 23:06:29)
プログレ感覚を帯びた初期の名バラード。
気品と哀愁、静と動の対比も素晴らしい。
Al Greenwoodらしいセンスのよい曲だと思う。
FOREIGNER-Foreigner-Cold as Ice ★★★ (2002-07-29 23:02:58)
終止支配される哀愁漂うピアノ連弾音が忘れられない
キャッチーな曲。Foreignerの哀メロ系曲の基本曲とも言える。
FOREIGNER-Inside Information-A Night to Remember ★ (2002-07-29 22:59:30)
前作のSHe's Toughを彷佛とさせるホットな
テンポのいいロックナンバー。
文句なくかっこよく、キャッチーな曲です。
FOREIGNER-Inside Information-Inside Information ★ (2002-07-29 22:51:37)
テンポのイイ、drumのカウンティングと3連符のkeyboradsの
メロディが印象的な曲。サビのキャッチーさも手伝って、
かっこよさが浮き出てくる曲。
FOREIGNER-Inside Information-Face to Face ★★ (2002-07-29 22:45:48)
個人的にFOREIGNERの中で最も好きな曲です。
イントロからセンスのいい哀メロがこれでもかと
つきささる心地よさがたまらないですね。
FOREIGNER-Double Vision-Tramontane ★★ (2002-07-29 22:42:34)
アコ・メロとシンセの対比の素晴らしいインスト曲。
このバンドの初期は、Al Greenwoodのセンスも
また素晴らしかったのだ。前作のStarriderと並ぶ
プログレ感覚の備わった秀作。
FOREIGNER-Double Vision-Back Where You Belong ★ (2002-07-29 22:39:15)
初期のFOREIGNERには、この曲のような落ち着いた哀メロ
ナンバーが同居していた部分も魅力だと思う。
アコースティック調の開始から、メロディアスなkeyboardsの
挿入という流れが心地よく聴こえます。
FOREIGNER-Agent Provocateur-A Love in Vain ★★ (2002-07-29 22:35:04)
カウベル風のkeyboardのフレーズがかっこいいです。
サビもユーロピアンな哀愁が漂っていて、キャッチーで
M.Jonesのセンスが伺える秀作。
FOREIGNER-4-Night Life ★ (2002-07-29 22:26:25)
この曲のような乗りのいいHRナンバーもFOREIGNERの魅力の
ひとつではないでしょうか? キャッチーです。
FOREIGNER-Mr. Moonlight-I Keep Hoping ★★ (2002-07-29 22:11:51)
上の方と同感です。FOREIGNERの中でも傑出したバラードです。
FOREIGNER-Mr. Moonlight-Crash and Burn ★★ (2002-07-29 22:08:49)
83~86年頃のZZ Topを彷佛とさせるFOREIGNERらしからぬ曲。
ところがクール&シャープなHR曲と形容したくなる秀作!!
Mick Jonesのセンスの良さは変わらないことを再確認。
KING CRIMSON-Islands-Sailor's Tale ★★★ (2002-06-11 13:21:18)
ISLANDSでは白眉のインスト曲。
ジャケの三裂星雲を彷佛とさせる奮因気が特筆。
曲は3部構成からなり、
自由奔放な不協和音のサックスの印象的なパート、
Frippのエキセントリックなフレージングと早弾きのパート、
緊張感みなぎるメロトロンに乗せられ疾走するパート、
でそれぞれ後の即興主義的な方法論を実験している
KC史上でも重要な1曲。
後半のメロトロンは、異次元空間へ吸い込まれるような
焦燥感と緊張感とを醸し出しており、
鳥肌ものの名演だと思います。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets) ★★★ (2002-06-11 13:06:59)
メロトロンがきれい!澄みきった音色を出しています。
Epitaph、In The Wake Of The Poseidonと並ぶ
KCの三大メロトロン賛歌!!
Frippのアコギとマーチのリズムを刻むGileesが印象的なパート、
荘厳なコーラスとシンフォニックなメロトロンのパートとの
対比が劇的で素晴らしいです。
個人的には、中間の遊戯的なフルートの挿入が
アクセントとなって、シンフォニックなメロトロン
のコーダへと続く部分が夢心地、幻想的で好きです。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-I Talk to the Wind ★★ (2002-06-11 12:57:32)
夢心地な浮揚感がイイですね。
フルートの優しい音色のなせる業ですね。
つぶやくようなレイクの声もこの曲にマッチしてますね。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-21st Century Schizoid Man (including Mirrors) ★★★ (2002-06-11 12:53:57)
ゴージャスで、アナーキーな音楽。
特にギターとサックスの不協和音的な鳴り響き、
レイクのイコライジングされた耳をつんざく声は、
それを象徴してますね。
中間部は、緻密な創りになっているけど、
バッキングはあくまでも正確に刻まれるし、
サックスとギターはますます不協和になる。
この疾走感がたまらなく好きです。
疾走するGillesのドラムは特筆に値すると思います。
KING CRIMSON-In the Court of the Crimson King-Epitaph (including March for No Reason and Tomorrow and Tomorrow) ★★★ (2002-06-11 10:32:05)
エピタフいいですね~~。
葬送行進曲!?演歌!?
でも渋い! ちょーー暗い!! が、カッコイイ!!!
アコギのジャラーーンも、メロトロンの澄んだ音も、
Gillesのティンパニ&トコトコ・ドラムも、
レイクの渋みのある声も全ーー部、好きです。
プログレ演歌っというジャンルですな。
KING CRIMSON-Red-One More Red Nightmare ★★ (2002-06-10 23:37:53)
ブラッフォードのタムタムが印象的。
KING CRIMSON-Starless and Bible Black-Fracture ★★★ (2002-06-10 23:34:24)
KCが打ち立てた金字塔とも言える超絶技巧練習曲。
Larksの第2部がクインテットであったのが、この曲では
クァルテットによる練習曲。プログレ史上の傑作曲。
主調のはっきりしない開始から主題が断片的に提示されては、
休止、寸断するという袋小路的な曲の展開により
次第に緊張感を増加させる構成は見事。
重厚なバッキングと強烈に炸裂するギターリフは、
次第に加速して、ヴォルテージがクライマックス
を迎えるまで超人的に登り詰めていく。
しかし、最後の最後に下降音を存在させることによって、
悲劇的なクライマックスへと一変したように思わせるられる。
劇的な終結である。
当時だと、こんな曲はKCしか創れないと思う。まさに圧巻です。
KING CRIMSON-Three of a Perfect Pair-Larks’ Tongues in Aspic, Part III ★ (2002-06-10 23:18:35)
KCファンにとっては、まさかのLarksの第3変奏曲。
早弾きのリフは、80年代KCの象徴的な開始。
続く、ギターシンセによるLarksの主題と変奏は、
electric drumと共に疾走するスピーディな展開が楽しめる秀作。
わずか2分たらずの主題と変奏に対して、残り2/3は
drumのカウントにフレージングのギターがかぶさるコーダ。
このコーダは、後のvrooom、vrooom vrooom、Larksの第4部へと
踏襲されていくコーダである。
それはともかくミニマリズム、インダストリー
といったヴォキャブラリーを駆使した80年代KCの
締めくくりにふさわしい曲ではないでしょうか。
KING CRIMSON-Larks' Tongues in Aspic-Larks’ Tongues in Aspic, Part Two ★★★ (2002-06-10 23:02:06)
ヘヴィなリフが印象的なLarksの第2部。
攻撃的なギターリフ、重厚なバッキングというトリオと
強烈なパーカッションとヴァイオインの不協和音とが
次第に競り上がっていき、莫大なエネルギーを放出して
クライマックスへと到達するKCの超絶技巧練習曲。
もう1つの練習曲Fractureと並んでKCの一大傑作である。
KING CRIMSON-Larks' Tongues in Aspic-Larks’ Tongues in Aspic, Part One ★★★ (2002-06-10 22:50:08)
混沌とした音楽。
主題と即興演奏から組み上げて完成した6部からなる組曲。
複雑な曲構成、変拍子、オリエンタルな旋律と打音、
バッキングの重低音、リフの細かい刻み...
万華鏡のようにめまぐるしく曲想が変化していき、
聴く者を圧倒させる魔力を秘めている傑作。
どことなくドライな感じもする。
変人ミューアのパーカシッヴのパートは、特に
前面にでており、カリンバ、タムタムといった
多国籍的かつ変幻自在な印象を受ける。
コーダは、凄まじい緊張感とエネルギーを放出しており、
とどめを喰らう仕組みになっている。
プログレ史上、屈指の名曲。
KING CRIMSON-Islands-Islands ★★ (2002-06-10 21:22:05)
癒しの音楽だけど、何か切ない音楽でもある曲。
実は、個人的にKCの中のフェイバリットのひとつ。
Bozのvo.は、この曲に不思議な生命を与えている。
ピアノとヴォイスだけのパートは、
余りにもはかない印象を与えている。
後半は、葬送行進曲のように
荘重なオルガンと断片的な不協和音を鳴らす
サックスが流れて、ストリングスも加わって
厳かなクライマックスへと導かれる。
何か空しさが込み上げてきます(しみじみ...)。
KING CRIMSON-Red-Fallen Angel ★★ (2002-06-10 21:11:36)
歪みまくるヘヴィなギターでブレイクしたかと思いきや
いきなり哀愁漂う曲になってしまうKC流バラード。
この落差がこの曲、全編に漂っており、
非常に効果的かつ劇的な印象を与える。
どうしようもないくらいにWettonのvo.は、
この曲に虚無感、諦めに似た心情を生んでいますね。
既に頭がKCから離れたFrippの心情を表したかのような曲で、
不協和に鳴り響くギターリフも、サックスも、
マイルドな声も虚空に向かって泣いているように聴こえます。
これはKC史上に名を残すバラードではないでしょうか?
DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn-Anthem ★★ (2002-06-10 16:34:54)
うん!この曲はクラシカルだね!
Rod Evansのvo.も渋みがきいていて素晴らしい。
Bach?そういわれると間奏の部分が
Bachのフーガにあり気ですね。
DP Mark Iも捨てがたいですね。
同時期のUriah HeepのJuly Morningに似た感じの曲。
YES-Talk-Endless Dream ★★★ (2002-06-10 16:10:47)
90125バンド史上、最大の傑作。
MACで初めてレコーディングしたアルバムからのハイライト曲。
レーベルのVICTORYは、Close To The Edgeの続編とプロモート
したが、どちらかと言えばAwakenの類型曲と思う。
YESらしいメロディアスな旋律と複雑な曲展開を兼ね備えた
起承転結の明確な曲で、音のダイナミズムも非常に素晴らしい。
Brucknerのようなパートの寸断や拍子の休止があって、
どこか行き先のすっきりしない展開が続くものの、
最終的にAndersonの声高々と歌い上げるパートと
T. Rabinのギターソロに至る時には、
曲中にあった悶々は全てが浄化され恍惚とした
気分にさせてくれます(まさにAwakenそっくり)。
この曲は、YESのクラシックスにふさわしい名曲と思います。
MyPage