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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
竹内まりや-Impressions-駅
竹内まりや-Variety-プラスティック・ラヴ
竹内まりや-Variety-マージービートで唄わせて
竹内まりや-Miss M-二人のバカンス
竹内まりや-Love Songs-不思議なピーチパイ
竹内まりや-University Street-ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜
竹内まりや-BEGINNING-戻っておいで私の時間
竹内まりや-REQUEST-色・ホワイトブレンド
原由子-MOTHER-あじさいのうた
原由子-Miss YOKOHAMADULT-恋は、ご多忙申し上げます
原由子-はらゆうこが語るひととき-I Love You はひとりごと
SOUTHERN ALL STARS-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-ごめんねチャーリー
SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-シャ・ラ・ラ
SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-わすれじのレイド・バック
SOUTHERN ALL STARS-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-ジャズマン (JAZZ MAN)
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-働けロック・バンド (Workin' for T.V.)
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-Tiny Bubbles (type-B)
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-松田の子守唄
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-恋するマンスリーデイ
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-TO YOU
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-涙のアベニュー
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-私はピアノ
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-Hey! Ryudo!(ヘイ!リュード!)
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-ふたりだけのパーティ〜Tiny Bubbles (type-A)
10CC-Bloody Tourists-Tokyo
10CC-Ten out of 10 (us Version)-Run Away
10CC-How Dare You!-I'm Mandy Fly Me
10CC-How Dare You!-Art for Arts Sake
10CC-Bloody Tourists-Dreadlock Holiday
10CC-Deceptive Bends-The Things We Do for Love
10CC-10cc-Donna
SOUTHERN ALL STARS-10ナンバーズ・からっと
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-ブルースへようこそ
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-Let It Boogie
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-アブダ・カ・ダブラ(TYPE.2)
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-アブダ・カ・ダブラ(TYPE.1)
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-ラチエン通りのシスター
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-奥歯を食いしばれ
サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-お願いD.J.
10CC-The Original Soundtrack-I'm Not in Love
SOUTHERN ALL STARS
サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ
サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-今宵あなたに
SOUTHERN ALL STARS-熱い胸さわぎ-いとしのフィート
SOUTHERN ALL STARS-熱い胸さわぎ-レゲエに首ったけ
サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-瞳の中にレインボウ
サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-茅ヶ崎に背を向けて
サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-恋はお熱く
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発言している45曲を連続再生 - Youtube



竹内まりや-Impressions-駅 (2024-09-17 02:48:49)

オリジナルは中森明菜に提供し1986年12月にアルバム"CRIMSON"収録曲として世に出た曲。その明菜ヴァージョンに旦那が憤慨し翌'87年セルフカバーをレコーディング、8月リリースの"REQUEST"に収録し11月に"AFTER YEARS"との両A面でシングルカットされました。旦那が関与していることが重要で、これが原因で両ヴァージョンを巡り議論が起こっています。"まりやヴァージョンには深さやムードが無く心ここにあらずといった軽さが感じられる"のは旦那が"つまらないと思って歌ってくれ"と注文したからに過ぎません。むしろ最初の明菜スタジオヴァージョンがせめてオケ特にシンセを控え逆にヴォーカルの音量を上げてレコーディングしていれば良かったのでしょう。
↑アウトロのラララが長いかな?とは思いながら個人的に☆☆☆ですが↓こうした物議を醸している以上、今回は初めて評価を保留、先送りにいたし
…続き

竹内まりや-Variety-プラスティック・ラヴ ★★★ (2024-09-14 02:22:48)

まず1984年4月に本アルバムの収録曲として発表、翌'85年3月シングルバージョンとEXTENDED CLUB MIXのカップリングでシングル化。歳月は流れ2021年11月に至ってアルバムヴァージョンに差し替えたシングルを再発したら、何とオリコン最高5位まで上昇する復活ヒットになったほど絶大な根強い人気を誇る曲です。内容は都会暮らしのcoolな女性による恋のgameといったところですか。タイトルからして人工的?でチープな愛を連想してしまいますが、それがお洒落と感じる又は思い込む層も一定数いるのでしょう。さり気に"流行りのdisco"のリズムでキメたシティポップ、そりゃ人気になりますわな。

竹内まりや-Variety-マージービートで唄わせて ★★★ (2024-09-13 02:05:48)

1984年8月、活動再開・全曲自作曲・山達全面プロデュース第一弾の6thアルバム"VARIETY"から2枚目となる11thシングルです。周知のようにBEATLES賛歌でありまして短いイントロは"Drive My Car"風? "襟なしスーツ"は彼らのスタイル、オールディーズにありがちなオルガンソロは本人、コーラスは同様にBEATLES好きな杉真理・伊藤銀次・村田和人という徹底ぶり。こういう曲はヒットの如何に関係なく超名曲指定してしまうワタクシです。

竹内まりや-Miss M-二人のバカンス ★★ (2024-09-12 02:46:15)

1980年7月にリリースされた5thシングルにして、作詞だけとはいえ初の自作A面曲となったサマーソングです。ちなみに作曲は"SEPTEMBER"など多くのレパートリーを手掛けてきた林哲司。ぶっちゃけここから一時休業まで5枚のシングル、あまりヒットしなかったのでミーハーの私としてはほぼ記憶にございません。この曲もサマーソング好きの私が覚えてないぐらいですからねぇ、お洒落かもしれませんがインパクト不足だったのかも。あっ!時期的にのちの旦那の"RIDE ON TIME"や某アイドルの"青い珊瑚礁"と被ってた!

竹内まりや-Love Songs-不思議なピーチパイ ★★★ (2024-09-11 02:01:54)

安井かずみ作詞、加藤和彦作曲により1980年2月リリースされた4thシングル。資生堂が春のキャンペーン用に用意しマリアンが出るCMに使った"ピーチパイ"なるワードに糸井重里が"不思議な"を冠したタイトルらしいです。レコ大新人賞受賞曲ながら失恋ソングであった前作"SEPTEMBER"から一転、春の日差しみたいに柔和で明朗なミディアムテンポのシャッフルで穏やかな雰囲気を放っています。結果全てがトントン拍子に行き、オリコン3位まで上がった初期のそしてアイドル時代最後の大ヒットとなりました。

竹内まりや-University Street-ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜 ★★★ (2024-09-10 02:16:33)

竜真知子作詞、加藤和彦作曲による1979年2月リリースの2ndシングル。これまたキリンレモンのCMソングでお馴染みでした。ちょいと大人なキャンパスギャルがテニスの後に飲むイメージで売り出してた気がします。アルバムヴァージョンは後の旦那・ヤマタツアレンジ、カップリングの"すてきなヒット・ソング"は自作曲。当時は半分アイドルみたいな扱いでしたが、やがてシティポップの大御所になる片鱗が見えてきて私の周りにもファンを名乗る輩が現れ始めたあの頃。

竹内まりや-BEGINNING-戻っておいで私の時間 ★★ (2024-09-09 01:44:22)

1978年11月リリースのデビュー曲。当時で言うとニューミュージックになるのかな? 安井かずみ作詞、加藤和彦作曲の軽快なポップソングで早速得意の英語詞が入っています。タイトルが伊勢丹のキャッチコピーに、曲が同じくCMソングに採用されそこそこヒットした覚えがあります。'78年晩秋かぁ…杏里や堀川まゆみとほぼ同時期デビューだったんですね。

竹内まりや-REQUEST-色・ホワイトブレンド ★★★ (2024-09-07 01:17:42)

1986年2月、当時16才直前のミポリンこと中山美穂に提供し彼女の4thシングルとしてリリース、資生堂'86春キャンペーンのCMソングに採用されたこともありオリコン5位の大ヒットとなった曲を、前作から3年ぶりとなる'87年8月リリースの本作でセルフカバーしたものです。春に限らずいついかなる時でも白:どんな色にも染まっていないまっさらな状態というのを大切にしたいですね。有難くないwhite nightやwhite lieも含め様々なwhiteがまったりテンポに乗ってストーリーが進行する、今思い出すと途轍もない名曲だったんだなと。

原由子-MOTHER-あじさいのうた ★★★ (2024-09-06 02:01:18)

1987年8月リリース、母親となって復帰後初のソロ6thシングル。当時は映画、TV番組、CMに引っ張りだこの人気ぶりでしたよ。ソロデビュー当初から自作曲はアルバム収録曲そしてシングルでも前作"誕生日の夜"がありましたが、広く知られるヒットになったのはこれが初めて。4年後、3rdアルバムその名も"MOTHER"に収録されます。楽曲の醸し出す郷愁に合わせてか、PVは会津若松の小学校がロケに使われています。内容は恐らく片想いの歌なんでしょうが季節感が溢れてほっこりしますね、このまったりテンポがいいんですよ。

原由子-Miss YOKOHAMADULT-恋は、ご多忙申し上げます ★★★ (2024-09-05 02:30:19)

1983年8月リリース、原坊ソロ4thシングルにして初のそして最大のヒットとなりました。前年から旦那になった人の作詞作曲でアイドルっぽいポップな曲に仕上がり、発売直後に資生堂・秋のキャンペーンソングに起用されたのもラッキーでしたね。CMのコピーがまた"公私ご多忙用~"と奮ってます。終わった夏の恋をSUPREMESみたいなめっちゃ明るく軽快なR&Bに乗せて歌い始め、最後は"公私共に life is busy"となるので新たな進展に向けて進行中ということでしょう。ハッピーエンドを目指す人にとっては励みになる曲と思います。

原由子-はらゆうこが語るひととき-I Love You はひとりごと ★★★ (2024-09-04 01:38:37)

1981年4月リリース、今となっては原坊の"知られざる"ソロデビュー曲です。その理由はぶっちゃけAランクの放送禁止曲だから。なぜ? お聴きいただけばわかります。舞台は渋谷区円山町ということで察してください。途中で入るオカマもといニューハーフ-この曲の大阪版を歌ったベティ又は桑田?-の台詞も一因でしょう。私は"あっ!なにすんのよゆうこちゃん!あんたってそんな人じゃないでしょ、やめてよ"で吹きましたが。民放連がこういうギャグをわからないから桑田たちが女装して抗議デモを起こすに至ったったんですね…見たかったなと思ってたら記録動画があるらしいです。

SOUTHERN ALL STARS-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-ごめんねチャーリー ★★★ (2024-09-03 01:58:25)

"シャ・ラ・ラ"と両A面シングル。チャーリーとは御大RAY CHARLESのことでブルージーなR&Bテューンでありレイに敬意を表した日本人によるブラックミュージックです。それも得意のエロい表現とモンタさん、竜童さんまで登場させてリスペクトを表すという念の入れよう。関西弁で"女が恋しいねん~"などと言ったかと思えばハマ言葉で"真っ赤に燃えてんじゃん~"、最後は再び"いきり立つものもなえちゃう"ってもうカオス状態。昭和歌謡的でもあるしこれは個人的にはSTORIESの"Brother Louie"などを連想するメロディです。RAY CHARLESとムード歌謡をコラボさせるアーティストなんて唯一無二の存在ですね。

SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-シャ・ラ・ラ ★★★ (2024-09-02 01:37:06)

1980年11月に"ごめんねチャーリー"と"初の"両A面・11thシングルとして発売。"FIVE ROCK SHOW"の後も時々見られるオリジナルアルバム未収録シングルです。制作中に原坊のパートが段々増えていって結局"初の"デュエットになったとは有名な話。クリスマスソングでもあります。そうそうこのサビも十分に聞き覚えありますワ、耳に残るサビですよね。"Let me try to be back to this place anyday"って完全に浮気性の台詞ですな。当時のオリコン最高位は両A面合わせて29位ながら、2年半後"ふぞろいの林檎たち"の挿入歌として使われ再評価を得ます。サザンでは五指に入る名曲と言う人がいるのも納得。

SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-わすれじのレイド・バック ★★★ (2024-09-01 02:00:12)

1980年7月リリースの10thシングルにして"FIVE ROCK SHOW"のラスト。地味な印象なのはlaid-back:'70年代ロックの一面を形容した言葉の通りで、サザンロックのみならずEAGLES、DOOBIE BROTHERSやERIC CLAPTONなどにも一時期みられた傾向。この曲はまさにその活動を休止していたクラプトンに捧げたのだという説もあります。または'76年に解散したTHE BANDとも。曲調は爽やか&郷愁カントリーロックなのに歌詞はもろアノ場面を描写してますね。オリコン最高位は41位。

SOUTHERN ALL STARS-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-ジャズマン (JAZZ MAN) ★★★ (2024-08-31 01:47:18)

1980年6月リリース、"FIVE ROCK SHOW"の4枚目、モロにスウィング・ジャズです。歌詞は例の如くエロエロでして"女のアンタに何言われたってOK!"はOKじゃなくて○茎なのは有名な話。かと思えば間奏でLOUIS ARMSTRONG風のスキャットにサビはフランス語と何でもアリな様相です。実際ポップすぎてどこがジャズ? 大学時代ジャズ好きが先輩と同輩-互いに面識なし-2人いてそれぞれの下宿先でジャズをBGMに飲んだら必ず深酒になって二日酔いしてたり、その後出会った嫌な奴がこれまたジャズ好きだったりトラウマなんですが、サザンのこの曲は全然気になりませんね。しかしこれほどの力作にも係わらずオリコン32位、マニアックに走ったから当然の結果ですな。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス ★★★ (2024-08-30 02:05:22)

2015年の"葡萄"まで続く連続オリコン1位記録のスタートとなった1980年3月リリースの3rdです。サザンが初めて発表した本格的なトータルアルバムとの評価もある本作。シングルは先行発売の9.5.に続いて7.が同時発売の計3曲。11.のコメントで触れた通りレコーディングに集中するためTVなどメディア露出を控えることに。"FIVE ROCK SHOW"と銘打って5箇月連続でシングルをリリース、それが本作収録の5.7.と"いなせなロコモーション"、"ジャズマン (JAZZ MAN)"、"わすれじのレイド・バック"で後半3曲はシングルのみの発売でした。しかも5枚のシングルは"洋楽的要素が強すぎ自己満足の域を出てなかった"ためセールス的に失敗したと言われます。その一方でアルバムは狙い的中の充実した内容となり前述のように晴れてNo.1を獲得。シングル曲以外でも、大人の事情かサザンではシングルになら
…続き

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-働けロック・バンド (Workin' for T.V.) ★★★ (2024-08-29 01:52:35)

↑↑いやいや、TV番組での扱いを自虐的に嘆いてみせるなんてのはサザンでなきゃできなかったですよ。TV出演に忙殺されていた際の嘆きや怒りを歌っているサザン版"A Hard Day's Night"であり"Goodbye Yellow Brick Road"=サヨナラ成金街道です。ブルジョワになったのは事実ですが肝心なのはスピリット。TV番組ひいてはマスメディア決別宣言、アルバムを生命線として自分らしい音楽を追求する骨太ロックバンドになろうとの決意。"その気もないのに笑うことばかりじゃ愛されるならいいね"…たとえ作り笑顔でもそれで大衆に愛されるんだったらいいね:楽しくもないのに作り笑いが難なくできる人形のような芸能人を皮肉ったのも、私の周りに生意気だと言う人がいたような桑田ならでは。表面だけ見ていてはいけません、転換期だからこそ出来た傑作だと思います。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-Tiny Bubbles (type-B) ★★ (2024-08-28 01:49:39)

今にして思うとKUWATA BANDの先駆けになったのではと思える、単独曲としてはサザンで初めて全編英語の歌詞となった曲です。と言っても1.から"type-A"だけ取り出して"Once I had a little girl~"のくだりが加わっただけですが。曲調はどうやら桑田がヴォーカリストとして最も尊敬するLEON RUSSELに寄せたブルージーなバラードにしたようです。ただ歌詞がね…vocabulary豊富な桑田も当時は英語についてはまだまだ? silly、idiot、stupidなど色々ありますよ…。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-松田の子守唄 ★★★ (2024-08-27 01:46:50)

ドラマー松田弘がリードヴォーカルを執るバラード。これまた桑田が歌っちゃいけません、松田の声を最大限に生かせるよう作られていますし彼の説得力ある歌い方が素晴らしいです。"すべからく恋はいいもの""誰かと恋に落ちながらあまり言葉もなく""思い出すのはあの人だけ"、本当に刺さるワードのオンパレードですね。実際に卒業式で歌う学校もあったとか。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-恋するマンスリーデイ ★★★ (2024-08-27 01:17:16)

ユウコさんという名前の女性が登場する、本アルバムと同時発売の今となってはコンプラ的にヤバい歌詞のレゲエ調7thシングルで最高位は23位。前年の半年休業宣言そして最後のライヴ後、LAへ飛ぶ途中ハワイの税関で原坊がいきなり腹痛を訴えた時に女性職員が発したこのワードが切っ掛けだそう。あとはスムーズに詞ができたと言いますからね、そもそもこういうテーマですんなり曲を作ってしまうのがさっすが~!桑田ですよ。しかも原坊自身がこの曲に込められた桑田の優しさに感動したと言います。但し御注意、同じことを素人の私達が女の子に言ったら…まぁ普通ドン引きされるか最悪訴えられますわな。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-TO YOU ★★★ (2024-08-25 01:40:22)

MONKEES辺りで聞いたようなイントロからしてめちゃポップ、"愛の花咲くとき"を連想させるメロディ、意外にロックしているギター、と聴き直せば良い所だらけのアルバムB面1曲目でした。"思い出をGive it to you. 心にamuse"と自身の所属事務所をさり気に登場させたり、"恋はからだごとがいい""とどのつまりはto you""恋は異なものすべからく"って、もうね、こんな歌詞がスラスラ出てくるあなたの方が異なものですよ桑田さん。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-涙のアベニュー ★★★ (2024-08-24 01:43:12)

(日本で言う)AORな6thシングルながら16位とTOP10入りを逃すどころか以後この曲を含め8枚連続でTOP10外という。レコーディングに専念する代わりにTV出演を控えたためですが、その結果としてビックヒットは2年後の"チャコ海"まで待たねばなりませんでした。しかしヒットしなくなったというだけで曲のクオリティは逆に上がっていきます。この曲も原坊の出身地・横浜のご当地ソングに留まらず、'89年に"エリー"をカバーすることになるRAY CHARLESをオマージュしたゴスペル色の強いソウルバラードで、前2作に比べれば聴き取り易くなった桑田の歌唱と原坊のピアノが実にブルージーな雰囲気を醸し出す隠れ名曲ですね。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-私はピアノ ★★★ (2024-08-23 01:31:15)

お馴染み、本アルバム4曲目にして原坊のメインヴォーカリストデビュー曲。↑最初から原坊に歌わせるつもりで作った曲だから桑田が歌っちゃいけないんですよ。スタジオ版ではヴォーカルが2回歌った音源を重ねた二重録音の斉唱になっています。サザンとしてはシングル化されず同'80年7月にリリースの高田みづえによるカバーが彼女最大のヒットに。歌い出しの歌詞で勝負は決まった感じですね。LARRY CARLTONやBILLY JOELは原坊が敬愛するアーティストです。途中の関西弁風な掛け合いは当然サザン版のみで高田みづえ版にはありません。という訳で、とっくにコメントしてたと思ったら今回がまさかの初コメントになりました。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-Hey! Ryudo!(ヘイ!リュード!) ★★★ (2024-08-22 02:01:57)

↑そうです。そしてアルバム/シングル別バージョンのこの曲は当時ソングライター専業状態の宇崎竜童に対して"唄いなさい"と言う照れ隠し混じりのリスペクトソングですと。曲調は完全にビッグバンドによるスイングジャズですね。その他全体には誰かに対して-多分原坊-難解な女心をユーモラスに歌っているようで、歌詞の"あいすいません"もJOHN LENNONの"Aisumasen (I'm Sorry)"-こちらはオノ・ヨーコ-からかな?とか、雰囲気が翌年のSTARDUST REVUE"シュガーはお年頃"に通じてるかな?とか、聞き直したら色々想像が膨らんでそりゃ大変です。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-タバコ・ロードにセクシーばあちゃん ★★★ (2024-08-21 01:36:35)

見事なブルーズロックでありR&Bですね。タイトルはJOHNNY/EDGAR WINTERなどの"Tobacco Road"から、曲調はSTORIESの"Brother Louie"に倣ったとのことで、どちらもバリバリ・アメリカン-細かいことを言うと後者は英ファンクのカバーだが内容がね…-それもディープサウス。桑田氏自身が"セクシーばあちゃんは老女の恋が真の恋だと思っているが気持ちがあっても身体がついていかない"と語っていて、She's gonna move"ってそういう意味かと即座に納得。一方で伴侶が既にいない状況とも取れるし、そこは多様な解釈があっていいでしょう。

サザンオールスターズ-タイニイ・バブルス-ふたりだけのパーティ〜Tiny Bubbles (type-A) ★★ (2024-08-20 01:23:51)

桑田氏のスライドギターで始まり"ナビスコチップスター"のCMソングになった3分半の"ふたりだけのパーティ"と1分半の"Tiny Bubbles (type-A)"をメドレーにしたつもりが纏まりきってませんね。"ふたりだけの~"の方は歌詞にdoo-wopと出てくる通りサザン流R&Bの様相で、MAXINE NIGHTINGALEの"Right Back Where We Started From (愛とは強いもの)"に似たメロディも登場しますがナイスOPテューン。ところが"Tiny~"は何と言うかそのディスりソングですか…後年のバブルを予言してた訳でもなかろうに。平均すると普通の評価になっちゃいます。

10CC-Bloody Tourists-Tokyo ★★ (2024-08-17 01:47:22)

10CCが分裂して2作目となる"ブラディ・ツーリスト"を"トロピカル・ラヴ"から聴き進めてB面に行くと3曲目に気になるタイトルが。ERIC STEWARTの単独作で曲調こそ全然日本的ではないものの、歌詞は日本てんこ盛りで微笑ましいと言うか典型的なガイジンさんの日本に対するイメージの羅列ですね。また大人しい中にもどことなくエリックが来日時に感じたであろう東京のパワーみたいなものが聴き取れます。シングルとしてはB面にすらカットされずアルバム収録曲に留まりました。"こういうのもありますよ"程度に考えて頂けば。

10CC-Ten out of 10 (us Version)-Run Away ★★★ (2024-08-16 02:06:46)

8thアルバム"ミステリー・ホテル"はまず1981年に英国でのみリリース、翌'82年に4曲も差し替えて米国でリリースされました。その差し替え曲のうちANDREW GOLDと共作した"The Power of Love"、この曲、"We've Heard It All Before"の3曲がシングルです。折しも10CCデビュー10周年、当初の偏屈ポップバンドと言われた作風はすっかり影を潜め(日本で言う)AORに変貌を遂ましたが、結果は全英でも50位止まり。時代にそぐわなかったからという評もありますがそんな筈はなく当時はAOR全盛、むしろAOR路線を行く10CCなんて"らしくない"からというのが多分的確な原因でしょう。イントロで"I'm Not in Love"を彷彿させるコーラスも入り、バンド名を伏せて聴いてみれば極上のラヴソングですよ。そして当時は英米両ヴァージョンが存在した本アルバム、
…続き

10CC-How Dare You!-I'm Mandy Fly Me ★★★ (2024-08-15 01:57:31)

1976年3月リリースの12thシングルでERIC、GRAHAM、KEVIN・3人の共作です。いきなり2nd"Sheet Music"収録の"Clockwork Creep"がイントロ代わりに流れるところからして一筋縄ではいかない予感。案の定飛行機に乗ってからは完全に空想の世界が展開します。どうやらERICが実際飛行機に乗る時に見た"Cyndi Fly Me"というポスターがヒントになってこんなにドラマティックな曲が出来たとか。さて本作を最後にKEVINはLOLと共にバンドを去るため4人体制では最後のヒット曲となります。まぁヒットと言っても複雑な曲はアメリカ受けが悪いのか全英6位に対し全米では60位止まりでした。

10CC-How Dare You!-Art for Arts Sake ★★★ (2024-08-14 01:19:21)

4人体制で最後となる1976年1月の4thアルバム"びっくり電話"に先立つシングルとして'75年11月にリリースされた"芸術こそ我が命"です。"I'm Not in Love"と同じくERIC STEWARTとGRAHAM GOULDMANの共作ですが、全体にプログレ色が一層濃厚でミステリアスなイントロからハードポップ、更にドラマティックな展開に至る構成はまさに芸術。対して歌詞はカネと女の亡者が主人公という現実的な生々しいものとなっています。全英5位、全米では83位という結果も納得ですね。

10CC-Bloody Tourists-Dreadlock Holiday ★★★ (2024-08-13 00:44:39)

そうそうカリビアン調のゴキゲンなこの曲も聞き覚えありました。1978年7月リリースの10CC流レゲエナンバー"トロピカル・ラヴ"です。歌詞は"嫌よ嫌よも好きのうち"みたいなもんでしょうか。反動形成ってやつですね、どこまで捻くれりゃ気が済むんでしょう。正式メンバー2人だけになりながらサポートメンバーでやり繰りしていたERICとGRAHAMの共作。結果は全英1位、全米44位と事実上10CC最後の大ヒットでした。相変わらずの酷暑に見舞われる中、思い出してしまった以上ゆく夏を惜しむBGMはコレで決まりですね。

10CC-Deceptive Bends-The Things We Do for Love ★★★ (2024-08-12 01:43:07)

恐らく私の中では初めてそして唯一リアルタイムで記憶にある10CCの曲がコレ。適度にポップなのがお気に入りで10CC一番の名曲と思います。1977年5月リリースの5thアルバム"愛ゆえに"に先行して'76年12月にリリースされ全英6位、全米5位まで上がる大ヒットを記録した13thシングル"愛ゆえに"と邦題に関してはジョークと言うより適当。本作から正式メンバーはかの"I'm Not in Love"を作曲したERIC STEWARTとGRAHAM GOULDMANの2人だけになり、人気は維持しながらもヒットという点では失速へ向かう中で最後の快挙でした。アルバムの原題は"トリッキーに曲がった人を欺く道"とでも言いましょうか、その先行シングルもどこか引っ掛かりと一捻りある内容となっています。好きな人、好きな物事のためには無駄なことまでしてそれでも満足、実際あるあるですね。

10CC-10cc-Donna ★★★ (2024-08-11 01:55:09)

1972年9月リリースの10CC・1stシングルです。いきなり"Oh! Darling"をファルセットで始めたかのようなジョーク炸裂。パクリじゃなくてパロディ、ここが重要ですから間違えないで。ファルセットからしてテープを早回ししただけのフェイクですと。じゃぁこのスタジオライヴ風PVは何なんじゃ? 4人全員が"優れた"ソングライターである10CCのこと、この曲もギター・LOL CREMEとドラムス・KEVIN GODLEYの共作で全英では2位まで上がる大ヒットとなりました。

SOUTHERN ALL STARS-10ナンバーズ・からっと ★★★ (2024-08-10 02:11:04)

1979年4月5日発表。ライヴにTVと超多忙でヘトヘトだった中で桑田が全霊を込めた原坊への"ごめんねソング"10.が3rdシングルに決定しヒット、サザンはコミックソングだけじゃないんだと世間が一目置くように風向きが変わってきた所でリリースされた2ndです。デビュー曲からして意味不明・聴き取り困難が一種のキャラとして定着していたサザン、本作ではプレスに間に合わず歌詞が☆◎♂等の記号で埋められ解読不能な曲が3曲収録されています。その実は当時の放送コードに抵触する"意味明瞭・聴き取り困難"な下ネタだからなんですが。確かに当時は急造の感が否めず完成度と言うより1stのイケイケ勢い任せ一本な整合感が後退したイメージがありますが、じっくり聴き直せば大学音研サークルの原点から脱却し人気に相応しい実力を確実につけていく過程がバラエティに富んだ楽曲群から聴いて取れます。シングルA面曲がこれまた3曲、それだ
…続き

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-ブルースへようこそ ★★★ (2024-08-09 01:23:42)

シングル"思い過ごしも恋のうち"のB面曲かつ即刻放送禁止案件です。歌詞カードや公式では公開されていない、それもその筈ゲイを示唆するてかズバリそのものの歌詞ですから公開できませんて。聴いたら当分味噌が食べられなくなるのがミソ? 曲調はERIC CLAPTONのブルーズに倣っていると専ら評されています。確かに前半こそ個人的に"たどりついたらいつも雨ふり"や"知らず知らずのうちに""夕陽を追いかけて"を連想、突然"Auld Lang Syne"まで登場し驚きましたがエンディングの展開はかなり本格的。この闇鍋感に意識混濁しながらラストの名バラードに繋がる曲順が絶妙です。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-Let It Boogie ★★★ (2024-08-08 01:26:55)

"女呼んでブギ"の続編? "そんな淫らな女それが好きなのあたしゃ"まで聞いた所であたしゃこれだよこれと喜び勇んだ典型的な桑田ワールド、まさに"言いたい放題やり放題"な曲。ロックンロールでありブギ・ウギであり歌詞に出てくる通りひたすらアカるいジルバでもあります。歌詞を変えて"ザクトライオン"のCMに使われたり1984年にはオカマタレントのKINYAがカバーしたりと密かに人気を誇るニッチな曲。そして次曲が更に凄いという流れがもう堪りませんなぁ。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-アブダ・カ・ダブラ(TYPE.2) ★★ (2024-08-07 02:22:27)

当時で言うLPのB面1曲目。レコードをひっくり返して針を落とすと今度は飛行機の効果音から始まりTYPE.1と異なる歌詞で短くまとまっています。その歌詞には、ほら出てきました"なつかしいこんなシュールなディキシーランド"とあります。急造アルバムゆえかタイトルの"10ナンバーズ"にネタが足りず二分割になったというのが有力な説です。そのためこちらは付け足し感が否めません。さて更にこの曲、1~3に加えて"日清焼そばU.F.O."のCMにも使われ実質計4ヴァージョンがあるとのことなので、ここまで来たら全部聴いてみたいですね。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-アブダ・カ・ダブラ(TYPE.1) ★★★ (2024-08-06 02:17:01)

シングル"いとしのエリー"のB面として最初に発表されたTYPE.3を含めTYPE.1~3が存在するうちのTYPE.1。当時のアナログLP盤で言うとA面ラストの5曲目に収録、エンディングでBEATLESの"Back in the U.S.S.R."に倣ったと思われる飛行機の効果音が入ります。ジャンルとしてはその方面の第一人者をゲストに招いてブラスを多用したディキシーランドジャズとのこと。昔出会った嫌な奴らが聴いてたジャズとクラシックを普段は避けている私でも、サザンが演るならまぁいいかと思って聴き直してみたら楽しいことこの上なし、これぞ桑田マジックの呪文の効果というものでしょう。なおTYPE.3は歌詞が同じで飛行機の音は無しというヴァージョンです。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-ラチエン通りのシスター ★★★ (2024-08-03 02:06:42)

"栞のテーマ"と同様三連符シャッフルの名バラードですね。よくわからんタイトルのせいで皆さん減点してるとしたら残念なので補足しましょう。茅ヶ崎市に実在する、菱沼海岸から烏帽子岩が正面に見える道路で、かつて在住したドイツ人のルドルフ・ラチエンさんに因んだ愛称が付いたそうです。シスターとはそこに住んでいた桑田氏の初恋の人-小中学校の同級生-で結婚まで考えていたとのこと。もしもこの女性と結婚していたら果たしてサザンは存在しただろか、歴史にもしもはタブーということで一件落着。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-奥歯を食いしばれ ★★★ (2024-08-02 01:42:47)

2ndアルバム2曲目。前曲と同様印象的なピアノのイントロで始まりますが本編は打って変わって何と本格的な桑田流ブルーズロック! ジャズっぽくもありR&Bでもありレゲエ要素もありでしっかりサザンの曲に昇華している点が流石です。当時はアルバム制作が慌ただしく歌詞カードが間に合わず記号で埋め尽くされていたとのこと。その歌詞もタイトルに関連したワードは"奥歯食いしばる程~"1回だけ、全体にお得意の失恋ソングとなっています。ここはやっぱり"夜が耐えられない"から"人それぞれやる酒"で一杯やりながら聴きましょう。

サザンオールスターズ-10ナンバーズ・からっと-お願いD.J. ★★★ (2024-08-01 01:11:08)

1979年4月リリースの2ndアルバム・オープニングテューン。イントロのピアノが期待感を掻き立て、WOLFMAN JACK風の小林克也の語りをリスペクトしつつ真似た桑田氏のD.J.などもう桑田氏と同じラジオ少年だった身には堪らない演出です。"Don't let me down"はお馴染みBEATLESまんま、"いっさいがっさいあなたに見とれて"はBEACH BOYSの"Surfin' U.S.A"中~inside outside U.S.Aをパロった歌詞ですね。"今宵5時まで~"の通り心地よいメロディは本当に早朝5時まで聴き続けられそうです。

10CC-The Original Soundtrack-I'm Not in Love ★★★ (2024-07-31 01:57:18)

1975年5月リリース、本国全英1位、全米でも2位を記録した10thシングル。パッと聞き爽やかな印象あれどよくよく聴き進めれば624人分に増幅されたというコーラスの合間に語りと言うか呟きが入るなどかなり不気味な曲です。そっちの効果で涼しくなれるという意味では夏向きですかね? ヒネクレか反語もしくは反動形成とも取れるタイトルや歌詞は、変人と言われることもあるらしい作曲者のERIC STEWARTが自分の妻に"愛してると繰り返し言ったって何の意味もない"と言ったことが発端だとか。洋楽でもブリティッシュは後回しだった私のこと、リアルタイムで聞いたかもしれませんが認識したのはかなり後でした。

SOUTHERN ALL STARS ★★ (2024-07-31 00:57:31)

↑私のではありませんが前回のコメントがあの出来事のほぼ直前だったとは…あれ以来"TSUNAMI"がライヴで封印されて久しい…中曽根さんがレスしている2006年頃この曲にはサザンらしいアクが無いのどうたらコメントしたのは実は私です。言い換えると整合性があり過ぎるんですね。
大体ロック、特にサザンの音楽に整合性を求めてはいけないんだなと。整合性とは礼儀やお行儀良さとも言えるでしょう。
サザンがデビューした1978年頃"桑田佳祐と松山千春は生意気だ"と言う先輩がいましてよくよく聞いてみたら歌番などで年上の司会者などにタメ口で話す、礼儀知らずだからとのこと。彼が聴く音楽はクラシック一筋で細かく連打するような雷が鳴ると"素晴らしいティンパニだ!"なんてジョークをかますような人。クラシックなんて整合性の音楽そのものですよね。恐らく彼はサザンばかりかクラシック以外の音楽に耳を閉ざしたまま一
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サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ ★★★ (2024-07-30 00:55:05)

1978年デビューの衝撃的なアーティストと言ったら洋楽では1月のVAN HALEN、邦楽ではこのサザンでしょう。6月25日リリースのデビューシングル1.が当時ではオリコン3位まで上がるヒット、丁度2箇月後の8月25日絶妙なタイミングでリリースの本アルバムが16位と新人としては絶好調なスタート。日本ロック史上初のサザンロックを基調としブルースロック、ラテン、ボサノヴァ、レゲエ等当時で言うクロスオーバージャンル、そこに昭和歌謡をふりかけたアルバムというのが大方の評価です。テクは発展途上でしょうが当時まだ21か22そこらのメンバーが心から楽しんで演奏しています。荒削りな迫力に音楽への情熱ゆえの魅力に溢れたデビュー作、リアルタイマーから言わせてもらいますがまさに↑当時では考えられなかった作品でした。

サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-今宵あなたに ★★★ (2024-07-28 01:47:59)

夏バンドSAS衝撃の1stアルバムですがエンディングは冬の歌です。↑原坊の実家のことですね。桑田自身天ぷらが嫌いなのに原坊と結婚したら天ぷら屋へ婿入りしきゃならないと心配した一言だとか。そのため"原由子讃歌"と言われるそうです。他にも"素肌負けないで"は1976年資生堂のCMコピーだったり、思ったこと耳にした言葉をすぐ歌にできる才能。何よりこの時点で確立されている若さゆえの咆哮みたいなシャウト、これこそ桑田流ブルーズロックと言えるでしょう。

SOUTHERN ALL STARS-熱い胸さわぎ-いとしのフィート ★★★ (2024-07-27 01:22:46)

USルーツロックバンド・LITTLE FEATの曲、特にリズムパターンをふんだんに流用して、年末から年始にかけてを歌った歌詞を乗せた曲だそうです。そのため年越しライヴなど冬にしか演らなかったとのことですが近年は夏も解禁ですと。取り敢えずラーメン好きには共感できる歌詞ですね。1channelとはNHKだからこれはパス。"雨風しのげりゃこれからの女は胸が~"のくだりは一番イミフだし個人的に反対だけどそれでも名曲決定!

SOUTHERN ALL STARS-熱い胸さわぎ-レゲエに首ったけ ★★ (2024-07-26 02:00:50)

夏そして南の国の音楽と言えばレゲエですね。それをERIC CLAPTON流に解釈したのがかの"461 Ocean Boulevard"だとすればこの曲は桑田流解釈と言えるでしょう。最初だけあって試行錯誤的の超スローテンポで気怠げなレゲエ。レゲエ愛を語る言葉数は多いけどまだまだこなれてないかな、"時々むなしい気がするの"。

サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-瞳の中にレインボウ ★★ (2024-07-25 03:10:01)

LEON RUSSELLと1976年当時の妻MARYによるハッピーソング"Rainbow in Your Eyes"を和訳したタイトルです。R&B的な要素もあったこのUSシンガー&ソングライターに対するリスペクトが表れたブルージー、またはジャジーな曲調で構成されていますが、歌詞までオリジナルに反してややネガティヴになってしまってます。確かに好きな人は好きでしょうね。

サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-茅ヶ崎に背を向けて ★★★ (2024-07-24 02:05:16)

いやいや、桑田にしてみれば自分を育ててくれた茅ヶ崎を讃えている曲ですよ。今やネット、ウェブに常識、敬意、親切、感謝を期待するなというのが"常識"らしいですが、せめて音楽の評価ぐらい公正、正当にいきましょうや。ん? 当時のサザンの音楽自体が常識外れ? 事実ですがそれを言っちゃぁおしめぇよ。2ndシングル"気分しだいで責めないで"のB面になりました。イントロ、リフがNILSSONの"Everybody's Talkin'"またはGLEN CAMPBELLの"Gentle on My Mind"ですねぇ。

サザンオールスターズ-熱い胸さわぎ-恋はお熱く ★★★ (2024-07-23 01:00:14)

このスローシャッフルは"栞のテーマ"の原型ですね。サビの終わりがあおい輝彦の"二人の世界"だったりしますが、桑田のルーツは昭和歌謡。デビュー曲のタイトルからしてそうでしょ? あれに比べりゃ可愛いもんです。イントロの波の音は葉山ですね、ニッチですね~。


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