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ちょっとキャッチーなナンバーです。悪評が流布していくようなギターが面白い。

のっけから有無を言わさぬ疾走曲! 根は正統メタルに近いとみましたが…。

女性Vo.のメロパワ元祖的なWARLOCKというバンドがいたということは以前から知っていましたが、コンピもので少～し聴いただけでした。今回注目するに当たっては、やはり最もメタルらしいタイトルの本作を選ぶことにしました。結果的にこの選択は大正解! 期待通りのジャーマンパワーメタルです。それにしてもドロ・ペッシって誰かに似てるんだよな…。

key.の音が80年代的で宜しい。その分G.は普通ですね。

タイトル通り、何かヤケクソっぽいVo.がまた魅力です。

ドロのエモーショナルな歌声に、しばし癒される瞬間です。

これまたドロのテーマ曲みたいな、こちらはちょっとポップなナンバーです。

タイトルテューンは完全にメジャー級です。Vo.とコーラスの発するパワーが堪りません。STAY HARD!

逃亡者を捕えろ! ギターソロは短めに全編疾走です。

どこがCHINAなの?ってぐらい、正統ジャーマンのシャッフル調ナンバーです。

硬質な音とドロのVo.が絡み合って疾走! これはカッコいいです。

紅一点のドロ、自分のことなんでしょうかね?

普通にキャッチーなHRなんですが、彼等ならロックのために闘っても良い。ハマってる、だから名曲です。

ダークに始まり一転疾走キラーテューン! NO MERCY! カッコいいよ～。

1988年リリースの1st。スイスのHRバンドが西ドイツでレコーディングした作品ですが、このバンド名のために当時自分にとっては国籍不明でしたなぁ。辛うじてHot Lovin' Nightをコンピもので聴きバンドの詳細を知ったのはいいが、それから幾星霜…。ようやくゲットしイミフに"君炎"と書かれたジャパメタみたいなジャケを横目で見ながら聴いてみたら、マジ跳び上がりましたよ。ほとんどアメリカンメタルオンリーで聴いてきた自分の耳にも非常に聴き易い、極めて良質のハードポップではないですか。流石にDANGER DANGERほど乾いてはおらず、かと言って北欧メタルよりはFAIR WARNING辺りに近い音ですかね。演奏も一定レベル高い。80sフリークにとって、これは実に美味しいバンドでありアルバムであります。ちなみに日本盤はメンバーショットのジャケで、超プレミア物だとか…。
追記：本国スイスの
…続き

全編G.が鳴りっ放しですね。DON'T LOOK BACK と歌う所がもっと盛り上がるメロディだったら完璧なのですが。

バラードに近いか? 厚めの音に乗る爽快なコーラス、キャッチーなメロ。よくできたハードポップの形の1つですね。

ノリノリですねぇ。シンセも入って煌びやかな疾走ぶりです。

あぁいけない、こういうマイナー調で始まってメジャー調に転じるバラードには滅法弱い。希望の炎を感じてしまいます。

軟弱っぽいタイトルに反して、コレはかなり正統メタルに近いですね。シャッフル調にG.が前面に出ていい感じ。

スローテンポのR&R。盛り上がり狙いではなく、じっくり聴かせる曲です。

これこれ。よくあるタイトルだけど、初期の NIGHT RANGER 辺りを彷彿させるエッジのの効いたR&Rです。

爽やかですね～。当然真夏にも合いますよ。ふぅ、涼しい…。

ひょっとして THE FIGHT IS ON が正解ですか? 本来ならアメリカのバンドがこういう曲どんどん演って欲しかった、という感じですね。

お次は実に明るく更にポップな曲。もうコレでノックアウトだわぁ。

えっ? チャイニーズなイントロは別の曲じゃないのか? ま、それはともかくこのポップさはモロ、ツボである。

最後はロックアンセム的なナンバーで締めてくれました。危篤状態から回復したようですね。

悪かないんだけど、終盤でこういう曲は、何を今さらって感じ。

コレも実はごく真っ当なR&Rです。但し、こういう曲はガナり系で歌ってほしいな。

シンプルな疾走テューン。ロックの基本ダネ。歌メロはどっかで聞いたこと有るよな無さそな…。

前作同様、タイトルトラックは超スローなR&R。うん、ここまでスピードダウンするとは、やはり重傷だ。

コイツ等自分達のことを歌ってら!って考えなければ、普通にスポーツの優勝記念式典にでも使えるんじゃありません?

俺達が時代の証しだ! 前作のタイトル曲をちょっとアップにそしてポップにしたような曲。HEY,HEY,HEY!

ふう、久々にブッ通しで聴いた。当時はランディ・ローズに捧ぐというPRで大好評を以て迎えられ全米チャート№1になった作品。だけど自分はあくまでも Cum On …だけが目当てだったのね。こんなタイトルだから、以来当分の間はこういうのをメタルと言うんだと思い込まされたっけ。時期的にDOKKENやMOTREYも80年代初めからいたけど、先輩格とは言え初めはアイドルバンドだったQUET RIOT がHM/HR色を強めて売れたから、結果こいつ等がLAメタルの先鋒ということになった。いわゆる深みや味わいには乏しいけど、シンプルに80年代HRを楽しみたいという向きは必聴だよ。個人的には転機だった83年の春を彩った作品だ。

今ごろランディとケヴィンはあの世で何を語り合っているのだろう…。雷鳥のそれぞれ冬姿と夏姿になって?

1分半ちょっとのギターインストはカバゾー君のオンステージ。ついに斧まで持って襲いかかるQR(まだ言うか!)。

オリジナルでは一番まっとうなHM/HRナンバーでなかなかにカッコいいよ。QUIET RIOTの襲撃だァ～それ逃げろ!

走り過ぎて息切れしてブッ倒れたか?ってほどの疾走曲ではないが、適度にキャッチーかと。アナログ時代はB面1曲目だったなぁ…。

バラードに近いスロー哀愁ナンバーが良い箸休めになる。ケヴィンも外さずに歌えてるんだけど、相変わらずのシャウトだもんね。

本作で不動の人気を得たQRがファンを逃がさないゾ!とばかりにチャッチーかつドライな音のマイナーバラードでアピール。前2曲とのギャップが大きいのはマイナス。

第一印象は前後の2作に比べて大人しいかな?というものでしたが、聴き込んでいくとそうでもありません。楽曲も他の2作に決して引けを取らない。若干ポップにもなり、むしろバラエティに富んでいる。そして、決してダークではない! コレはという突出した曲が不在なので的が絞れない反面、まとまりはあると思います。噛めば噛むほどというヤツでしょうか。

前作同様、ラストは疾走曲で締め! しかし今回は急ブレーキではなくてマトモにカッコよくTHE END。

地味なように聞こえて、実はかなりキャッチーな曲です。誰にウソつかれたんでしょうね。

キャッチーでヘヴィなバラード。疲れ切った? 飽きた? ドンとジョージの関係を見ているようで。

2000年代になって新作アルバムタイトルに採り上げられ再び脚光を浴びている曲です。カミソリギターにしてこの曲あり!ですね。

本作中一番アカルい曲が、よりによって一番大人しいバラードとは! しかし、いかにもアメリカンで一番好きなのです。

ヘヴィでリズミカルなバラード? 何じゃそりゃ。確かにサビメロはInto the Fireの中で聴けたのと同系で曲調はAlone Againみたいだ。

1曲目から哀愁イントロで始まるちょっとヘヴィなナンバー。NEVER UNCHAIN THE NIGHT と歌ってますね。夜はトモダチ。

ドンらしいと言えばらしい、淋しい、悲しいバラード。確かに有名なのだろう、カラオケではコレとタイトル曲しか見たことないから。ネクラ嫌いなMKは個人的に☆2.4個。

スローテンポが地味に聞こえる一因ですねぇ…。でもヘヴィなリズム隊、途中でちょっと入る哀愁メロ、コレもまたしっかりLAメタルです!