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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 151-200
OLIVIA NEWTON JOHN-Xanadu (soundtrack)-Magic
OLIVIA NEWTON JOHN-Xanadu (soundtrack)-Xanadu
OLIVIA NEWTON JOHN-Come On Over-Jolene
OLIVIA NEWTON JOHN-Have You Never Been Mellow-Have You Never Been Mellow
OLIVIA NEWTON JOHN-Grease (soundtrack)-You're the One That I Want
OLIVIA NEWTON JOHN-Totally Hot-Gimme Some Lovin'
RAVEN-The Pack is Back-Gimme Some Lovin'
THUNDER-Back Street Symphony-Gimme Some Lovin'
THE BYRDS
BOB DYLAN-Bringing It All Back Home-Mr. Tambourine Man
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man-Mr. Tambourine Man
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-It Won’t Be Wrong
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season)
THE BYRDS-(Untitled)-Chestnut Mare
THE BYRDS-Byrds-Full Circle
THE BYRDS-Byrds-Things Will Be Better
THE BYRDS-The Notorious Byrd Brothers-Change Is Now
THE BYRDS-Younger Than Yesterday-So You Want to Be a Rock 'n' Roll Star
THE BYRDS-Fifth Dimension-Mr. Spaceman
THE BYRDS-Fifth Dimension-Eight Miles High
THE BYRDS-Ballad of Easy Rider-Ballad of Easy Rider
T-BOLAN-HEART OF STONE-すれ違いの純情
SO BAD-サヨナラから始めよう
T-BOLAN-BABY BLUE-JUST ILLUSION
織田哲郎-Night Waves-ビートに溺れて - Dance the Night Away -
BILLY PRESTON-The Kids & Me-You Are So Beautiful
BILLY PRESTON-The Kids & Me-Nothing From Nothing
BILLY PRESTON-Everybody Likes Some Kind of Music-Space Race
BILLY PRESTON-Music Is My Life-Will It Go Round in Circles
BILLY PRESTON-I Wrote a Simple Song-Outa‐Space
BADFINGER-Airwaves-Sail Away
BADFINGER-Airwaves-The Winner
BADFINGER-Airwaves-Sympathy
BADFINGER-Airwaves-Love Is Gonna Come at Last
BADFINGER-Airwaves-The Dreamer
BADFINGER-Airwaves-Look Out California
BADFINGER-Airwaves-Airwaves
BADFINGER-Airwaves-Come Down Hard
BADFINGER-Airwaves-Lost Inside Your Love
SLADE-The Amazing Kamikaze Syndrome-Run Runaway
SLADE-The Amazing Kamikaze Syndrome-My Oh My
STYX-The Grand Illusion-Fooling Yourself (The Angry Young Man)
SLADE-Sladest-Cum on Feel the Noize
SLADE-Slayed?-Move Over
SLADE-Slayed?-Gudbuy t' Jane
SLADE-Slayed?-Mama Weer All Crazee Now
SLADE-Sladest
BADFINGER-Wish You Were Here-Meanwhile Back at the Ranch / Should I Smoke
BADFINGER-Wish You Were Here-King of the Load(T)
BADFINGER-Wish You Were Here-Love Time
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発言している48曲を連続再生 - Youtube



OLIVIA NEWTON JOHN-Xanadu (soundtrack)-Magic ★★★ (2024-03-29 01:18:03)

ザナドゥのサントラからタイトル曲より少しだけ早くカットされたJOHN FARRAR作の"マジック"です。ELOのキラキラサウンドとは対照的に落ち着いた中にもオリビアの妖艶さが躍動する名曲で全米では4週連続No.1、全英でも32位まで上がる大ヒットになりました。さあ、ここはあまり多くを語らずに、オリビアのマジックで夢の世界に誘われるとしましょう…。

OLIVIA NEWTON JOHN-Xanadu (soundtrack)-Xanadu ★★★ (2024-03-28 01:23:49)

1980年6月、同名アメリカ映画のタイトル曲としてELOのJEFF LYNNE作曲&プロデュースによりELOとの連名でリリース。お聴きの通り内容は桃源郷すなわち理想郷を歌ったもので、ジェフの抜群なメロディとELOの幻想的なサウンドにオリビアの歌声が融合して最高のポップソングが出来上がりました。そんな経緯のためかアメリカ映画にも関らず全米チャートは8位に止まったのに全英では1位というのが当時のELO人気を表してます。さてここから先は余談。蒙古帝国の都が起源というタイトルの"Xanadu:ザナドゥ"なるワード、古くは1968年のデイヴ・ディー・グループによる全英No.1ソング"The Legend of Xanadu"で出てきますが、この時の邦題は"キサナドゥーの伝説"でした。その他にも様々な分野でネーミングされているらしいですね。

OLIVIA NEWTON JOHN-Come On Over-Jolene ★★★ (2024-03-27 03:00:47)

1976年、ジャケットまんまの邦題で笑える"水のなかの妖精"から日本と豪州のみでカットされ、日本の心無い人々からは"ヒゲ剃りの歌"などと笑われた、メジャー通算何と16thシングル。笑っちゃいけません、まず内容はいわゆる女の戦い、しかも"ジョリーン"に対して主人公が不利な状況。もう1つはオリジナルが3年前のDOLLY PARTONであり作曲もドリーだということ。そう、"9 to 5"や"I will Always Love You"で知られる、いや日本ではその位しか知られていない米国カントリーの大御所ドリー・パートンです。当時笑っていた人々は心改めて聴き直しましょう。

OLIVIA NEWTON JOHN-Have You Never Been Mellow-Have You Never Been Mellow ★★★ (2024-03-26 01:30:28)

私にとってもリアタイ初オリビアである恐らく彼女のレパートリーでは最も超お馴染みな曲。作曲・プロデュースは勿論JOHN FARRARが手掛け1975年1月同名アルバムの先行シングルとしてリリース、"愛の告白"に続くNo.1ヒットとなりました。爽やかな曲調に歌声そして邦題ですがここでのbe mellowはrelaxに近い意味で、折しも当時はいわゆる過激な活動家やらモーレツサラリーマンとやらも"slow down"せざるを得ない時代背景。"自分も嘗てはそうだった"とした上で"安らかに穏やかに肩の力を抜いてくつろいだこと無いんじゃない?"と問うています。言わばオリビア自身がcomfortへと"誘惑"する"そよ風"だったという訳ですね。そうそう段々思い出してきた、クラスに1人だけオリビアファンがいたっけなぁ。

OLIVIA NEWTON JOHN-Grease (soundtrack)-You're the One That I Want ★★★ (2024-03-23 01:38:10)

映画"Grease"のために1971年のメジャーデビュー時から15年以上オリビアのプロデューサーを務めたJOHN FARRARが作曲、オリビアとJOHN TRAVOLTAが歌って1978年5月にリリースされアルバム共々全米・全英・全豪などでNo.1ヒットを記録した"(グリース・)愛のデュエット"です。この映画でオリビアは従来の清純イメージからある意味新境地へと脱却、アーティストとして大躍進。斯くして私の1978年におけるオリビア関連の興味は杏里のデビュー曲"オリビアを聴きながら"で幕を閉じたのでありました…ン?

OLIVIA NEWTON JOHN-Totally Hot-Gimme Some Lovin' ★★ (2024-03-22 01:56:53)

さほど熱烈なオリビアファンでもなかった私としては、前作である映画サントラ"Grease"の印象が強くてイマイチ記憶にない1978年11月のアルバム"さよならは一度だけ"、そのまたラスト10曲目にこのカバー曲が収められていたとは知る由もありません。今回表題曲のカバーを検索していた流れで初めて見聞きした訳ですが、コスプレを繰り返すブッ飛んだPVは楽しいものの肝心の曲は、アップテンポのノリが命なのにテンポダウンしたのが要因となりどうかな?微妙だな、という感想です。当時三十路だったオリビアによるエンタテインメントとしては最高なんですけどね。

RAVEN-The Pack is Back-Gimme Some Lovin' ★★★ (2024-03-21 01:59:18)

若き日のSTEVE WINWOODがSPENCER DAVIS GROUPに残したこの名曲を、WINWOODが再度大ブレイクした1986年にGREAT WHITEだけでなくRAVENもカバーしてたんですね。当然ですがGREAT WHITE以上にギターオリエントでメタリック、そしてこの時期のRAVENはグラムメタルとのことでちょいアレンジしてそういう作風に仕上げています。これはこれでアリどころかTHUNDERに負けず劣らず聴いてて楽しいカバーですよ。やはり同じUKのバンド、ツボを心得てますね。

THUNDER-Back Street Symphony-Gimme Some Lovin' ★★★ (2024-03-20 01:30:03)

知った順番はまず1986年頃にSTEVE WINWOODの変態ヴォーカルとハモンドオルガンのオリジナル、次にJACKのヴォーカルとMARKのギターが秀逸なGREAT WHITEによるカバー、そして最後につい最近このTHUNDERです。個人的には間奏までギターに置き換えたGREAT WHITE ver.一択でしたが、THUNDERの方がその点ではオリジナルに忠実とも言えて良いですね! 何よりもプロモの通りノリが最高で音も重厚。これからヘヴィロテになりそうです。

THE BYRDS ★★★ (2024-03-16 01:30:22)

フォークロックのみならず、BEACH BOYSに続いてアメリカンロックバンドの創成期に貢献したとも言えるBYRDS。
なぜ私が今頃になってこのバンドに注目し再評価し始めたのか? なぜバンド名がBIRDSではなくてBYRDSなのか?
今年になって私はミッシェル・ポルナレフ(MICHEL POLNAREFF)のデビュー曲"ノンノン人形(La Poupée Qui Fait Non)"を聴きながら調べていくうちに、この曲を"バーズ"がカバーしているというサムネを発見。えっ?アメリカのバーズがそんなカバーしてたなんて聞いたことないぞ?と思いつつ覗いてみるとJEFF BECK GROUP、FACESを経て1975年以降現在までROLLING STONESのメンバーとなるRONNIE WOODが初期に在籍したイギリスのBIRDSというバンドなのでした。このバンドのデビューは"アメリカのバ
…続き

BOB DYLAN-Bringing It All Back Home-Mr. Tambourine Man ★★★ (2024-03-15 01:45:45)

今の小学生はタンバリンではなくタンブリンと教わるんですね。つまり[bə]をブと読むらしいから、英語のアクセントやrとlの違いはさておきカタカナだけ見ればtumblin'と紛らわしい事態に。そんな発音の問題は文科省に任せまして、BYRDSバージョンのそれもエスティマのCMソングって印象が強い人が多いのは至極当然のこと。元々4番まであるこの曲を2番だけ切り取って超ポップにアレンジし大ヒットしたのがBYRDSであるのに対して、DYLANのオリジナルはヒットどころかシングルにすらなっておらずアルバム収録曲に過ぎませんので。しかし両者とも1965年1月レコーディング、同年3月から4月リリースですから同レーベル同士何かしらの示し合わせがあったかも知れません。さてディランの"フルバージョン"を聴いてこそこの曲の全貌が理解できるかと思ったらさにあらず、聴き手によって色々自由に解釈できる象徴性をもつ抽象的
…続き

THE BYRDS-Mr. Tambourine Man-Mr. Tambourine Man ★★★ (2024-03-14 02:15:19)

お馴染みBYRDS名義での1stシングルです。BOB DYLANのオリジナルは1964年以前には出来ていたようですが、BYRDSは4番まである歌詞のうちmagicやspellが出てくる2番だけを切り取りイントロや歌メロ、テンポも大幅にアレンジしコンパクトに纏めました。特にマッギンが弾く12弦リッケンバッカーのイントロは一度聞いたら忘れられませんね。そうして極上のポップスに仕上がったこの曲が全米No.1ヒットを記録するのは至って当然の成り行きだったと言えるでしょう。私もFM番組のNo.1ヒット特集だかで初めて知って以降さほどBYRDSにハマった訳ではなく、今改めて掘り下げてみてようやく彼らのそしてこの曲の偉大さを再認識しているところです。

THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-It Won’t Be Wrong ★★★ (2024-03-13 01:46:40)

THE BEEFEATERS名義で1964年10月にリリースしたデビューシングル"Please Let Me Love You"のB面曲"Don't Be Long"を改題して2ndアルバムに収録、1966年1月に"Set You Free This Time"のこれまたB面としてシングルカットされUSチャートではA面曲を上回る63位まで上がりました。ROGER MCGUINNとHARVEY GERSTの共作で当時としては独特のコード進行や"Let me love you~"の節における微妙なリズムチェンジが特徴で聴き応えがあります。わざわざ焼き直して再リリースした背景にはきっと拘りやそうした試みを注いだ自信があったのでしょう。

THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season) ★★★ (2024-03-12 01:28:39)

1965年10月リリース、BYRDS名義としては3rdシングルです。歌詞が旧約聖書に基づくこの曲は元々"If I Had a Hammer(天使のハンマー)"や"Where Have All the Flowers Gone?(花はどこへ行った)"の作者PETE SEEGERが1962年に作曲したもの。BYRDS得意の12弦エレキを使用したポップなカバーで見事バンド2曲目のNo.1ヒットになりました。万物流転、諸行無常、戦争と平和などを歌いつつ、上記のフリーダムソングや反戦ソングを作ってきたPETE SEEGARが結局言いたいのは最後のフレーズ"A time for peace, I swear it's not too late!"なんでしょうね。こういう歌はいつの時代にも必要であり、将来に亘って語り継ぎたいものです。

THE BYRDS-(Untitled)-Chestnut Mare ★★★ (2024-03-09 02:42:41)

ライヴ盤とスタジオ盤の2枚組、1970年9月リリースの9th"(タイトルのないアルバム)"から唯一のシングル"栗毛の雌馬"です。ROGER MCGUINNとNYのプロデューサーJACQUES LEVYの共作で、構想するも実現しなかったカントリー・ミュージカルの劇中、野生の馬を捕まえて手懐ける場面で使われる予定でした。デビュー以来同じレーベルのBOB DYLANには散々お世話になっているBYRDSですが、こうした経緯からDYLANがしばしば描くような寓話的内容の歌詞です。オリジナルメンバーがマッギン1人となってしまった後期BYRDSにしてはなかなかの力作ですね。多分…人間の女性に置き換えて解釈してもいいでしょう、そこの所はどうぞご自由に。

THE BYRDS-Byrds-Full Circle ★★★ (2024-03-08 01:52:59)

DAVID CROSBYプロデュースのリユニオンかつラストアルバムのオープニングテューン、そして最初にシングルカットされたGENE CLARKの曲で、彼は復帰する前1972年既にこの曲を書いています。奇しくも"歴史は繰り返す""元の鞘に収まった"みたいな内容が現実のものとなりました。ただ当アルバムは肝心要のROGER MCGUINNが1曲しか書いていないなどやる気のなさが目立ち、3rdシングル"Cowgirl in the Sand"もNEIL YOUNGの曲だったりと寄せ集め感が強い中で独り気を吐いていたようなカントリーソングです。そんなGENEも飛行機恐怖症による?1966年早々のBYRDS脱退を始めとして、後に実質BYRDS再結成となったMCGUINN, CLARK & HILLMANも2年で離脱、1991年には心臓疾患のため46歳でこの世を去っています。悲喜交々ですね。

THE BYRDS-Byrds-Things Will Be Better ★★★ (2024-03-07 02:04:31)

初期メンバー5人が約7年ぶりにリユニオンし、EAGLESやJACKSON BROWNEを擁したこれも創設初期のASYLUMから1973年3月リリースの12thかつラストアルバム"オリジナル・バーズ"の中の1曲です。なぜかUKのみ翌4月にシングルカットされたという、すっかりカントリー化した末期のBYRDSの中では、C. HILLMANとC,S,N&Yなどで活動したドラマーDALLAS TAYLORとの合作なのも納得のロック色が強いナンバーとなっています。デビュー当時の破竹の勢いは望めないにしろ、少しでも良い方向に行けば御の字だったでしょうが、本作を以てBYRDSとしての活動はBEATLESと同じ8年の歴史を終えることになります。

THE BYRDS-The Notorious Byrd Brothers-Change Is Now ★★★ (2024-03-06 02:02:42)

1968年1月リリースの5thアルバム"名うてのバード兄弟"の7曲目-当時はB面1曲目"今が転機"です。シングルとしては前年10月に"Goin' Back"のB面で出ています。やたらとB面尽くしですがC. HILLMANとR. MCGUINNの共作によるオリジナルとしては重要な位置にある曲で、バンド前期のフォークロック~サイケデリックロックから後期のカントリーロックへの文字通り転機とのことであり、確かに双方の要素を併せ持った曲調が感じ取れます。ヒット曲ばかり追いかけているとなかなかこういう傑作には出会えませんね。今までのリスナー人生を反省、反省。そして外的要因で変化を強いられる21世紀だからこそ、こういうシンプルに愛や真実を歌う曲が聴きたいものです。

THE BYRDS-Younger Than Yesterday-So You Want to Be a Rock 'n' Roll Star ★★★ (2024-03-05 01:04:41)

1967年1月、アルバム"昨日より若く"から全米29位まで上がった8thシングル"ロックン・ロール・スター"です。これまたコンパクトなR.MCGUINNとC.HILLMAN作の恐らくBYRDSのオリジナルでは最もキャッチーな部類の曲。"Eight Miles High"がブリティッシュ・インヴェイジョンをモチーフにしたのに対し、"要するにお前はロックンロールスターになりたいんだろ?"で始まるこの曲はデビューしたばかりのMONKEESに触発されたと言われます。尤もMONKEESとて主要メンバーは英国人だったりしますが。スターのなり方と言うか作り方みたいな歌詞ですね、まずは形から入れみたいな。なおTOM PETTYや日本のL⇔Rがライヴでカバーしています。

THE BYRDS-Fifth Dimension-Mr. Spaceman ★★★ (2024-02-28 01:57:12)

ROGER MCGUINN作のややアップテンポでコンパクトなポップチューンです。1966年9月にアルバム"霧の5次元"からシングルカットされました。UFOを目撃して宇宙人に呼びかける内容の歌詞が丁度同年に実行開始したアポロ計画にシンクロしていてタイムリーではありましたが、USチャートではTOP40には入ったものの最高36位と思ったより伸びず。あと3年待ってたら少しは違ったかも…その心は?

THE BYRDS-Fifth Dimension-Eight Miles High ★★★ (2024-02-27 01:30:07)

1966年3月リリース、3rdアルバム"霧の5次元"に収録された5thシングル"霧の8マイル"です。オリジナル曲としては初の大ヒット、そして通算3つ目であり最後のUSチャートTOP20ヒットになりました。ジャズの要素を取り入れたと言われるサイケデリックな曲で、明らかにドラッグ体験を表現した歌詞と曲調が特徴的です。1stシングル、3rdシングルと他人の曲でNo.1ヒットを放ち幸先の良かったBYRDSでしたが、これから勝負という時にこのようなオリジナル曲をリリースし14位に留まったことが、図らずも停滞から後退に向かうターニングポイントだったのでしょう。

THE BYRDS-Ballad of Easy Rider-Ballad of Easy Rider ★★★ (2024-02-24 01:24:00)

1969年の有名な映画音楽"イージー・ライダーのバラード"です。BYRDSはデビュー曲からしてBOB DYLANの曲でしたが、今回もまずディランのメモをヒントにROGER MCGUINNが書き演じたバージョンが衝撃的なエンディングのBGMに使われました。その後BYRDSがバンドとして再録しアルバムまで作ってしまったという流れで、"川は流れ海へ注ぐ、川の流れは俺の行きたい所へ向かうのさ"という歌詞の通りトントン拍子の推移となりました。但し例のエンディングがディランの望み通りではなく、彼の名前が公式にクレジットされない理由とのことです。なお全米チャート最高位は65位でした。

T-BOLAN-HEART OF STONE-すれ違いの純情 ★★★ (2024-02-23 01:03:44)

チャート上位ヒットを連発していた最中1993年3月リリースの8thシングル。前回の森友-オダテツ曲"サヨナラから始めよう"とは打って変わってしっとりとしたバラードになりました。"好きだからウソついた"ってどういうシチュエーションですかね? 二又かけてるのを隠すつもりなら許しませんよ、まさかそんな意味じゃないと思いますが。こちとら野暮天なので分かりません、ジョークですよジョーク。それでもこの曲は名曲だぞっ…織田哲郎作曲にハズレ無し。

SO BAD-サヨナラから始めよう ★★★ (2024-02-22 02:00:17)

"輝きが錆びつくような恋なんて欲しくないから"改めて言われたらハッとしますが、若い時は誰しもそう思うでしょう。私のことではありません、と断って申しますと見回せば齢を重ねてから成就する恋もあります。でもそんな例があるなんて考えもしなかったあの頃。1992年5月リリース、森友作詞・オダテツ作曲によるわかりやすいカッコ良さで快進撃の予兆となった4thシングル。

T-BOLAN-BABY BLUE-JUST ILLUSION ★★★ (2024-02-21 01:27:59)

1992年2月リリースの3rdシングル、ブレイク前でドラマの主題歌だったと言われても全然知らぬ存ぜぬでした。作詞作曲とも森友ではないせいでファンにも人気無いのかな、作曲は良いとして作詞が大人の事情で…。しか~し! そんなご託は曲を聴いてから言えってもんですよ。織田哲郎にしては珍しくイントロから哀愁ギターで始まり全編マイナーメロのドラマティックな構成。いや~温故知新のし甲斐がありますなぁ。

織田哲郎-Night Waves-ビートに溺れて - Dance the Night Away - ★★★ (2024-02-20 00:45:39)

1985年8月リリースの"ナイト・ウェイヴ"2曲目に収録された極上のシティポップ。オダテツ本人が言うように1曲目のBaby Roseだけが陽でこの曲以降は陰が続く中、欲求不満やらモヤモヤ感を吹っ飛ばそうとする勢いをオシャレに表現しています。時あたかもTUBEへの曲提供が始まる前年、しかも夜のアルバムから夜の曲ですがTUBEが演ってもハマりそうですね。惜しくもBaby Rose同様シングルにはならず、本アルバムからのシングルは次の3曲目のみでした。

BILLY PRESTON-The Kids & Me-You Are So Beautiful ★★★ (2024-02-17 01:32:39)

ビリーのオリジナルは1974年の表題アルバムからシングルStruttin'のB面として登場、しかし一般にはほぼ同時期にリリースされ翌'75年に全米5位まで上がるヒットとなったJOE COCKERによるカバーの方が有名でしょう。1977年にはKENNY RANKIN、その後も様々なアーティストにカバーされている、紛うことなき名曲です。ぶっちゃけ私はJOE COCKERを'82年のUp Where We Belongでようやく知って"シンガー専業の割に歌だけ聞いたら本国英国での評価ほど大したシンガーじゃないな"程度の認識ですので、断然オリジナルをイチ押ししておきます。異論は認めますよ。

BILLY PRESTON-The Kids & Me-Nothing From Nothing ★★★ (2024-02-16 01:45:47)

この辺りからようやくリアルタイム記憶の範囲内、そして"Let It Be"の電子オルガンを弾いていた人だと認識した頃です。"無からは何も生まれない"なる諺?のタイトルに何やら新喜劇でも始まりそうなイントロ-実は1962年のMadeleineという曲から拝借-でズッコケるのも束の間、超ポップな楽しさに仄かな哀愁を塗した歌メロに乗せて"俺は貧困と闘う兵士""俺と一緒ならそれ相応でなきゃ"と、かなりマジなプロテスト的フレーズが飛び出すたった2分半だけども大・大名曲。1974年8月リリース、ビリーのオリジナル曲としては2つ目の全米No.1ヒットになりました。同年の類似タイトルNo.1ソング"You Haven't Done Nothin'""You Ain't Seen Nothing Yet"と同様個人的には一生聴き続けたい曲です。

BILLY PRESTON-Everybody Likes Some Kind of Music-Space Race ★★★ (2024-02-15 02:11:48)

タイトルからしてOuta-Spaceの続編らしき同様なインストテューンです。これまたビリーのうねるようにスペイシーなシンセにホーンとストリングスが絡む絶妙のファンク、若しくは同時代に台頭したフュージョンと言えましょうか。例によって当時は全く知りませんでした。1973年9月リリース、全米最高位4位。

BILLY PRESTON-Music Is My Life-Will It Go Round in Circles ★★★ (2024-02-14 01:55:57)

1973年3月リリースの全米No.1シングル"ラウンド・イン・サークルズ"です。ギリギリ洋楽聴き始め直前という頃ですが、仮に当時聞いたことがあったとしても歌詞にあるain't got no melodyな曲だなと感じ好きになれなかったでしょう。数年後FM番組のNo.1ヒット特集で初めて聞いた時も同じ。以来幾星霜、ビリーの他界など事ある毎に思い出して聴き返してようやく噛めばスルメの域まで達しました。こんなことがまさに"繰り返し続く"ものなんでしょうね、名曲発掘とか再評価の過程というのは。

BILLY PRESTON-I Wrote a Simple Song-Outa‐Space ★★★ (2024-02-13 01:11:14)

BEATLESとの共演が主だったアップル時代は"Get Back"の全英・全米共No.1を始めBEATLES及び元メンバー作品のカバーが多かったビリー・プレストン。BEATLES解散後A&Mに移籍してからオリジナリティを発揮、1971年11月リリースの表題アルバムからまずタイトルトラックがシングルカットされました。いかにもシンガーソングライター然としたその"I Wrote A Simple Song"とは対照的に、B面のこの曲はその後ブームになる16ビートディスコの原型?とも言えそうなノリノリのインストゥルメンタル・ファンクで、翌'72年全米2位まで上がる大ヒットになっています。なお当然ながら?ワタクシこの時代の洋楽リアタイでは一切関知してませんのでそれ以上のツッコミはどうかご勘弁を。

BADFINGER-Airwaves-Sail Away ★★★ (2024-02-10 01:47:02)

発表当時のアルバムラストを飾る、トム作のBADFINGERらしい美しいバラード。シングルLove Is Gonna Come at LastのB面でもありました。スタジオver.はトムのヴォーカル、ストリングス、NICKY HOPKINSのピアノのみというシンプルな構成です。ひとまず5年振りのリリースを果たした、この先どうなるかわからないが続けるしかない、そんな期待と不安が入り交じった心境を歌っているように思えます。

BADFINGER-Airwaves-The Winner ★★ (2024-02-09 02:50:36)

本アルバムのみ参加のジョー・タンシンが残した、Sympathyに続く2曲目。スタジオver.ではジョーイがヴォーカル、ジョーがメインギターとサブヴォーカルで現れているようです。タイトル通り上手くいきそうかな?と期待させる曲調で、復活作を後押しするという意味ではこちらが相応しいですね。発表時バッドフィンガーにおけるジョーの作品はこの2曲だけでしたが、CD発売時に彼の作品ばかりがボートラで5曲追加されています。

BADFINGER-Airwaves-Sympathy ★★ (2024-02-08 02:35:48)

1978年からJOEYとセッションを行い本アルバムレコーディング時までのみ参加したアメリカ人シンガーソングライター、JOE TANSIN が2曲書いたうちのまず1曲目。スタジオver.はヴォーカル・ベースがTOM、ギター・ピアノはJOEYでジョーはギターだけですが、彼のブルージーな音楽性が伺えるファンキーなR&B寄りのナンバーとなっています。同年のドゥービーのあの曲とか、ちょっと前のディスコブームとか、時代がそういう時代だったんですね。

BADFINGER-Airwaves-Love Is Gonna Come at Last ★★★ (2024-02-07 02:08:14)

アルバム"ガラスの恋人"からもう1つのシングルA面曲"ガラスの恋人"です…あちゃー、"涙の旅路"で見た悪習の再来ですね。でもそんな邦題のいい加減さに反してジョーイ本来のポップなメロディセンスが発揮され、トムの"Lost inside Your Love"と双璧を成す名曲に仕上がっています。全米チャートでは最高69位と"Baby Blue"以来7年ぶりのtop100入り、当人、ファン共々完全復活への希望の光が見えていたことでしょう。対して本国で掠りもしなかったのは致し方なしですかね。

BADFINGER-Airwaves-The Dreamer ★★★ (2024-02-06 02:45:56)

ジョーイ作にしては珍しくしっとりとした、しかし力強く且つ心温まるバラードです。昔いた若き夢見人とはピートのことでしょうか、そして今は自分たちがそれを受け継いでいると。さりとてあのことを引き摺っているトムではピートを絡めた曲が書けないから、ここはジョーイの出番だったのかも…なんてね、全ては私の想像です。初めての方は何の先入観も無く聴いてくだされば結構です、当時からlong long timeを経て現在唯一生存する"独りバッドフィンガー"のあの時なりの力作を。

BADFINGER-Airwaves-Look Out California ★★ (2024-02-03 02:00:07)

トム作のロックンロールテューン。確かにLAレコーディングでアメリカ人のDAVID MALLOYがプロデュース、レーベルもWarner傘下のElektraとセッティングはすっかりアメリカナイズされております。しかし当人たちはまだまだこなれきっていないかな。そんな本作での鬱憤が次作で弾けまくります、花開くことはなかったですが。

BADFINGER-Airwaves-Airwaves ★★ (2024-02-03 01:48:12)

トムとジョーイの共作によるオープニング・タイトルトラック。レーダーが電波を発信すること約30秒、2人をキャッチ! 新生バッドフィンガーのブルージー?フォーキー?なイントロで次の曲に繋がります。

BADFINGER-Airwaves-Come Down Hard ★★ (2024-02-02 02:00:09)

シングルとしてはLost inside Your LoveのB面としてリリースとなったジョーイ作のパワーポップ、若しくはタイトル通りのハードポップテューン。全盛期のバッドフィンガーを求める向きにはイマイチかもですが、ジョーイらしくギターオリエントで個人的には好みです。さてここで"非難"し"懲らしめ"ている対象は誰でしょう。某悪徳マネージャー? おいおいまだ引き摺ってたとか?

BADFINGER-Airwaves-Lost Inside Your Love ★★★ (2024-02-01 01:48:04)

トム・エヴァンズとジョーイ・モーランドの2人を中心に再スタートを切ったバッドフィンガー。1979年3月リリースの復活アルバム"ガラスの恋人"から同時発売のシングル"美しき愛のゆくえ"です。残念ながらヒットしませんでしたがトムのコンパクトな作品で、邦題の通り美しくも切ないバラードですね。嘗てビートルズの弟分と言われたバンドの底力とセンスは健在ゆえ、メロディの展開が絶妙です。当時の私はというと、レーダー画面に2人の横顔が浮かぶアルバムジャケットを横目で見ながら結局"のめり込んで夢中になる"ことはありませんでした。今思うとあぁ勿体ない!

SLADE-The Amazing Kamikaze Syndrome-Run Runaway ★★★ (2024-01-31 01:44:49)

1984年の1月頃と言えば第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンとやらを程々楽しみながらVAN HALENの"1984"、そしてBON JOVIの"Runaway"などアメリカの方を向いており、SLADEについては深く掘り下げていないから、全英7位、全米でも当バンド最高の20位まで上がったのに当時は全然関知してないです。さてワタクシのそんな失態は置いといて、この曲ではどうやらrunawayを楽勝というポジティヴな意味で使っていますね。日本でも先行逃げ切りとか逃げるが勝ちと言います。確かにただの逃亡者に過ぎないアンチ・ハッピーエンドBON JOVIのとは真逆、英米逆転みたいな。曲調は個人的に前年ヒットした"In A Big Country"を連想しました。何にしても楽しい! 他人にくだらんと言われようが80年代パーティロック好きな身として余生一杯聴き続けることでしょう。

SLADE-The Amazing Kamikaze Syndrome-My Oh My ★★★ (2024-01-30 01:05:20)

完全に後追い! 1983年11月リリースの実に45th?シングルで本国ではこちらの方が久々のヒットになったと。次が"Cum On ..."の再発、そしてその次に同じアルバムから"Run Runaway"がアメリカでヒットという流れは、やはりQUET RIOTが採り上げたことによる再評価でしょうか。さてI believe in womanで始まりまた例のおバカソングかと思ったら、最後はLet's all pull togetherと感動的な大合唱アンセムに展開。えーっ?全米でも37位まで上がったらしいけどリアタイでは全然知りませんでした、こんないい曲。個人的に当時はちょっと荒れていたとはいえ人生半分以上損してますなぁ…。

STYX-The Grand Illusion-Fooling Yourself (The Angry Young Man) ★★★ (2024-01-27 02:09:30)

TOMMY SHAWがSTYXに残した名曲と言えば"Crystal Ball"・"Blue Collar Man (Long Nights)"・"Boat on the River"の3曲が印象深いですが、1978年2月にリリースされたこの曲も忘れてはなりません。全米チャートでも最高29位と健闘しました。非シングル曲の収録アルバムタイトルトラックに擦り寄った曲調に乗せて"怒れる若者"に対するメッセージを発しています。得てして鼻息が荒いのは若造あるあるですからね、"Let's see what you've got, just take your best shot"のくだりはトミーがSTYXの中では新参者の立場であった自身に言い聞かせているのかも。

SLADE-Sladest-Cum on Feel the Noize ★★★ (2024-01-26 01:11:14)

1973年2月リリース、オリジナルアルバム未収録の12thシングル。当時の邦題は"カモン!!"だったって? 本格的に洋楽を聴き始める直前でリアタイでは完全ノーチェック、10年半後QUIET RIOTによるカバーで私の知る所となりました。当時ロンドンにいた織田哲郎は当然オリジナル一択と言いますが、メタリックでチョイ無理矢理感のあるクワライver.も、後追いで聴いた厚みと温かみのあるオリジナルも両方好きですなぁ。これ以上は私ごときが多く語るまでもないでしょう。本当に、有名だから名曲なのではなくて優れた曲だから後世まで残りリバイバルし大ヒットするのだ、という典型例ですね。

SLADE-Slayed?-Move Over ★★★ (2024-01-25 01:26:33)

ワタクシ的に邦題を付けるとしたら"おもろいでっか?"みたいなアルバムにおや、見覚えのあるタイトルが。やっぱりこの曲かと思って聴いたら最初はまともなカバーで安心したのも束の間、後半のアレンジが独自で良い意味で期待を裏切る嬉しい展開になってるじゃありませんか。20年以上後のCINDERELLAによるカバーとは対照的ですね、さすがUKのバンド。他のアーティストの所で何方か仰っていた通り、弄って弄られて絶えず変化していくのが音楽。こんな昔にSLADEはそれを体現していました。パーティバンドが"あっち行ってよ"と歌うのもまたいとおかし。

SLADE-Slayed?-Gudbuy t' Jane ★★★ (2024-01-24 02:34:24)

1972年11月リリースの11thシングル"グッバイ・ジェーン"です。ジェーンというすげーイイ女に出会って羽目を外し、"Hello to Jane"のつもりが"Goodbye to Jane"になっちゃったってオチ? 音節的にはどっちでも良くて、そこはノリと受け狙いを考えての計算ずくなんでしょう。16年後の BRITNY FOX によるカバーもいい出来で個人的には高評価です。ワタクシとしては何れもリアタイで関知しておらずマジで人生半分損してた気分ですワ。

SLADE-Slayed?-Mama Weer All Crazee Now ★★★ (2024-01-23 01:35:35)

1972年8月リリース、これが既に10thシングルですと。QUIET RIOTバージョンの方でも言いましたが、ヴォーカルが高いキーで無理してるカバーよりは断然オリジナルのこちらに軍配を上げます。それにしてもこの時点で邦題が"クレイジー・ママ"だったんですね。違うぜっ! クレイジーなのは俺たちだよっ! もっと言えばmamaって母ちゃんじゃないぞっ! 原題がアレなのはアーティスト側の意図なんでして、日本のレコード会社が売らんかなや受け狙いで安易に適当な邦題付けるのはどうなんでしょう。いくら歌詞が酔っぱらいの脳天気なパーティソングだとしても。

SLADE-Sladest ★★★ (2024-01-21 01:23:49)

1973年9月28日発売。上の方が仰る通りnon-album singlesを網羅するには打って付けです。

1. Cum On Feel the Noize(カモン!!)
2. Look Wot You Dun(恋の赤信号)
3. Gudbuy T'Jane(グッバイ・ジェーン)
4. One Way Hotel
5. Skweeze Me, Pleeze Me
6. Pouk Hill
7. The Shape of Things to Come
8. Take Me Bak 'Ome(恋のバック・ホーム)
9. Coz I Luv You(だから君が好き)
10. Wild Winds Are Blowing
11. Know Who You Are
12. Get Down and Get with I
…続き

BADFINGER-Wish You Were Here-Meanwhile Back at the Ranch / Should I Smoke ★★★ (2024-01-20 01:46:52)

エンディングテューンはピートとジョーイの合作メドレーです。ジョーイより前にピートが脱退しかけて戻って"話を元に戻すと/一服しようぜ"みたいな心境で作ったのでしょう。実際アルバムジャケットの2人は一服してるし、ジョーイはドサクサ紛れにミカ女史といちゃつき、トムは本当に酔い潰れてたらしく、なぜかマイクだけカメラ目線…まさにこの絵の通りまるで最後の打ち上げパーティー。でも決して軽薄ではなく、長尺なことによってむしろ壮大なイメージになり時には鬼気迫るものもあります。このラインナップよる正真正銘ラストテューンということで記憶に留めたい一曲。

BADFINGER-Wish You Were Here-King of the Load(T) ★★★ (2024-01-19 01:34:27)

トム・エヴァンズ作のこれまたジェントルな美メロバラードです。が、何だか終末感が漂います。"重荷を背負った王者"って、本作の後トムは例の件をまだ知らなかったピートにバラして、そして…という流れですね。"But he'll never say die"という歌詞も不屈の、と言うよりピートなら教えても大丈夫だろうみたいな意味に取れたり。でもそんな状況を過去のものとして忘れさせてくれるほど素晴らしい曲なのもまた事実です、(T)が謎のままですが…案外単にTOMのことだったりして。

BADFINGER-Wish You Were Here-Love Time ★★★ (2024-01-18 02:12:48)

こういうコンパクトな曲が入ってると安心しますね。語り系のメジャーコードなのにちょっぴり哀愁ありのジェントルなバラードは、ポール・マッカートニーが作りそうな曲調だけどしっかりギターのジョーイ・モーランド作ですよ。前年に御成婚したトム・エヴァンズを祝福したのかな? 自らはもう脱退寸前だったくせになぁ。何にしてもバンドにとって束の間のlove timeだったとは嗚呼…。


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